河童娘「お前ぇ、おらの尻ばっかり見てどうしたんじゃ?」(99)

 

男「軽い山登りのはずだった」

男「とっくに道はない」

男「いつの間にか迷ってしまっていたらしく、自分が今どこにいるのかすら分からない」

男「何度もこの場所を通った気がする」

男「日は高い」

男「暗くなる前に帰れると良いのだけれど」

男「お腹も空いてきた」

男「不安だ」

男「とても焦っている」

男「……ご飯にしよう」

???「おい」

男「ぱくぱく、もぐもぐ」

???「おうい」

男「ぱくぱく、もぐもぐ」

???「おういったら」

男「あれ? うわあ!」

???「なあ、おい」

男「は、はいぃ……」

???「旨そうな弁当じゃ。その胡瓜、魚と取っ替えてくれ」

男「水かき、お皿、甲羅、緑色……君は河童?」

河童娘「そうじゃ。だからその胡瓜、取っ替えて」

男「う、うん」

河童娘「そうか、お前ぇは良い奴だな。でかい奴をやろ」

男「ありがとう?」

河童娘「気にすんな気にすんな」

河童娘「じゃあ」

男「あ、うん……ま、待って!」

河童娘「なんじゃ」

男「道に迷って困っているので、助けて欲しい」

河童娘「なんじゃ、道に迷ったのか」

男「道、分かる?」

河童娘「分かるような、分からんような。おらは、この山から出たことがない。外へはよう行かん」

男「街の近くまででも、すごく助かる」

河童娘「そこまで言うなら、案内はしてみる。そうと決まればひとまず飯じゃ」

男「さっきの胡瓜?」

河童娘「これは持って帰って酒と一緒にやる。昼飯は魚じゃ」

男「あ、ライター使う?」

河童娘「? なんじゃそれ、鉄臭いな。近づけるな、あぐ」

男「生で……」

河童娘「むしゃむしゃ、旨い、旨い」

男「田舎は豪快だ」

河童娘「阿呆、おらはここらじゃお洒落さんで通ってる。田舎者とか、言うな」

男「ごめんなさい」

河童娘「いい。むしゃむしゃ、ばりばり」

男「河童は豪快だ」

河童娘「ふう。八分目、八分目。ほら、この服もお洒落じゃ」

男「上はビキニで下は腰蓑……」

河童娘「可愛いじゃろ、くるり」

男「うわあ、見えた!」

河童娘「真っ赤になって、おらはそんなに可愛かったか。嬉しいな」

男「う、うん」

河童娘「案内するか、ついて来い」

男「分かった……河童は、豪快だ」

男「歩く度に腰蓑が揺れて、隙間からチラチラと大事な部分が見え隠れしている」

河童娘「♪」

男「河童は気にしている様子もなくて、小柄に似合わない大きな胸を張って、これまたゆさゆさと揺らしながら機嫌良く歩いている」

河童娘「お前ぇ、おらの尻ばっかり見てどうしたんじゃ?」

男「な、なんでもない」

河童娘「そうか、遅れるな」

男「目に毒だ。いや、目の保養だ」

河童娘「お前ぇ、どこから来た?」

男「え?」

河童娘「麓の村か? ああ、さっき街がどうとか言ってたな。もしかして城って所か?」

男「時代を感じる。僕は麓の街から来た」

河童娘「なんだ、お侍じゃないのか」

男「こだわりが?」

河童娘「おらの婆様はお侍に腕を切られて、取り返すのと引き換えにしこたま働かされたと言ってた。お侍なら仕返しをと思ってな」

男「平民で良かった」

河童娘「おい、さっきから遅れてばかりじゃ。足でも折ったか」

男「足を折ったら歩けない」

河童娘「なら何を屈んでる」

男「まっすぐ立てない訳がある」

河童娘「やっぱり折れとるのか、見せてみろ」

男「あ!」

河童娘「? どこも折れとらん」

男「か細い体なのに全然敵わない、あっという間に脱がされた」

河童娘「しかし、ううむ、これは……話に聞く、刀とかいうやつか? やっぱりお侍?」

男「違う、違う!」

河童娘「すんすん、鉄臭くない。本当に違うのか」

男「ああ、鼻息が当たる……」

河童娘「刀はお侍の魂らしい。へし折ってやろうと思ってたのに、残念じゃ」

男「縮み上がる」

河童娘「しかし、すんすん、この、すんすんすん、すんすん、なんじゃ」

男「おちんちん」

河童娘「おちんちん。すん、何とも妙な……」

男「ああ、だから鼻息が」

河童娘「こう、なんというか、すんすん、腹の奥が疼くというか、股座がざわつくというか」

男「気のせいか、目が潤んでいる」

河童娘「なあ、おい。すんすん、お前ぇ、これは何じゃ、何をした、すん」

男「勃起した、としか」

河童娘「ボッキ……すんすん、すん、心地良い、ような」

男「発情しているのかもしれない」

河童娘「すん、すんすんすん。うう、おかしな、体が熱い」

男「発情しているのかも」

河童娘「うわあ!? も、漏れとる! 小便がだだ漏れじゃ!?」

男「発情している」

河童娘「おい、おい! 治せ! おちんちんの匂いを嗅いでからおらの体変じゃ! 治せ、治せ!」

男「放っておけばその内収まる、と思う」

河童娘「今すぐ、今すぐ何とかせぇ! 切なくて、辛抱出来ん!」

男「それは難しい」

河童娘「おらがこのままじゃ、お前ぇも帰れんぞ!」

男「それはすごく困る」

河童娘「なら何とかせぇ!」

男「わ、分かった……」

河童娘「? おい、なんでおらの服を、こらっ」

男「脱がないと治せない」

河童娘「そ、そうか……おい、なんで、っ、おらの乳を、揉む」

男「揉まないと治せない」

河童娘「そ、そう、か……んぃ!? な、なんで、あぅ! おら、おらの乳を吸うんじゃぁ!?」

男「吸わないと治せない」

河童娘「あ、んぁ! ひぃ、ひ、や、うあぁ!」

男「とても柔らかい、指に吸い付く」

河童娘「はぁ、んんっ、く! ま、まだ治せない、ひん! ……のか、ぁ?」

男「本で読んだのによると、もう少しかかる」

河童娘「早く、うぅ、んぁ、早くぅ」

男「あ」

河童娘「な、なに……?」

男「キス。本には、大事だとあった」

河童娘「き、す? ええい、何でもいいから、早く!」

男「ん」

河童娘「ん!? ん、んん、ぷぁ! い、いきなり何んむ……!」

男「んー」

河童娘「はぁ、んむ、ちゅう、ん……んん、ぁん、ちゅ」

男「ん……よし」

河童娘「っぷはあ……は、は、はぁ、はぁ、はぁ」

男「大丈夫?」

河童娘「はぁ、はぁ、早く、んぐっ、治せぇ……」

男「分かった」

河童娘「え? うぁ、何を」

男「態勢を変えないと治せない」

河童娘「う、うう……この格好、おちんちんが近くて」

男「僕もおまんこが近くて発情している」

河童娘「あ、こら! おらの顔に小便かけようとしとるな! 垂れてるぞ!」

男「違う、おしっこじゃない」

河童娘「違う? ……じゃあおらの股座、ええと」

男「おまんこ」

河童娘「おまんこから出たのも小便とは別口か」

男「そう。はむ」

河童娘「うあぁ!? な、何!? おまんこ食べるなぁ!!」

男「うぐ!」

男「突き飛ばされた」

河童娘「すまん! 大丈夫か?」

男「背中を強くぶつけた」

河童娘「ご、ごめん……でもお前ぇがいきなりおまんこ食べるから悪い」

男「食べてない。お互いに舐めないと治らない」

河童娘「そ、そうなのか……? 悪かった。怪我、ないか」

男「大丈夫」

河童娘「良かった、でも説明なしに舐めようとしたお前ぇも悪い」

男「ごめんなさい」

河童娘「うん。じゃあ……さっきのをもう一回やるんだよな? おらが上になった方が背中の具合がええか?」

男「多分」

河童娘「よ、よし。じゃあやるぞ!」

男「分かった」

河童娘「すんすん、ああ、良い匂いな気がしてきた……ぺろ」

男「はむ、ちゅる、じゅずず」

河童娘「はぁ、ん、ちゅう、ちゅ、ちゅ……」

男「じゅ、ずるる、はぁ、あむ」

河童娘「ん、んんっ! ぁ、あ、ちゅ、ぺろ、れろぉ」

男「どんどん出てくる」

河童娘「甘……ちゅる、ぺろ、れろ、はぷ」

男「ちゅう」

河童娘「んぃ!? そこ、や、あ!?」

男「ちゅ、ちゅうう、ちゅる」

河童娘「ひ、ひぃ、いい……~~っ!」

男「震えている」

河童娘「あ、あ……はぁ、はぁ……」

男「重い」

河童娘「今の、なんじゃぁ、はぁ、はぁ……頭、真っ白で……」

男「気持ち良かった?」

河童娘「ふわふわってして、はぁ、酒より、もっと、はぁ」

男「よし」

河童娘「でも、さっきより、切なくて……早く、続きぃ……」

男「よ、よし。分かった、あむ」

河童娘「ちゅ、んぅ! あ、ぁはあ!」

男「お腹に柔らかい胸と固くなった乳首が当たっている気がする、ちゅ、ずずず」

河童娘「ひん! ……あっあっあっ、い、ひぁ、うあ!」

男「れる、ちゅる、ずず、ちゅうう」

河童娘「あぅ、ん! ん、んんっ、ぁ、ああっ」

男「お互いに舐めないと治らない」

河童娘「ご、ごめん、はむ、ちゅる」

男「ちゅ、ちゅう、ぺろり」

河童娘「ぁん、ぺろ、ん、んん! ちゅ、ちゅ、うあ!?」

河童娘「は、は、は、は、は……」

男「すごく息が荒い、それにぐったりしている」

河童娘「も、むり……は、は、早くぅ……!」

男「さ、最終工程に入る」

河童娘「な、何じゃ……?ぁ……え、えっ? むり、無理じゃ! ぐす、そんなの」

男「入る。本にはそう書いてあった」

河童娘「で、でも」

男「……かわいい」

河童娘「え、ええ!?」

男「うん、かわいい。なんだかそう思う」

河童娘「な、なー!? あぅ、おら、その、うう……なんか、嬉しいな」

男「よかった。じゃあ入れる」

河童娘「え?」

男「んっ」

河童娘「ぁ、かぁっ……ぉ、き」

男「痛そう」

河童娘「動く、な、ふぅーっ、ふぅー、動、くなよ、んん、ぅう、ふぅーっ、ううー……!」

男「ごめんなさい」

河童娘「はぁー、はぁー……こうしないと、治らないなら、仕方な、い……」

男「涙が」

河童娘「大丈夫じゃ、段々、ぅぐ、痛くなくなっ、あう!」

男「……ごめんなさい」

河童娘「はぁ、はぁ……お前ぇまで、泣くな、阿呆……はぁ、おら、大丈夫じゃ、はぁ、はぁ」

男「……」

河童娘「な、なぁ? うく、さっきの、きす? はぁ、はぁ、もういっぺん」

男「分かった、ん」

河童娘「んん、ちゅ、はむ、ぅん……」

男「ぷぁ、痛くなくなった?」

河童娘「まだ痛いから、もういっぺん。むちゅ」

河童娘「あむ、ちゅ、れる……はぁ、ははは、きすというのは気持ちがいい」

男「もう十回以上した」

河童娘「お陰ですごく楽になった。それに、お前ぇも可愛かったぞ」

男「……つ、次はおちんちんを出し入れする」

河童娘「ん、んん……うん、もうほとんど痛くない。出し入れしてええぞ」

男「分かった。ん」

河童娘「く、んっ、あ、はっ」

男「ふっ、ん、ん……痛い?」

河童娘「全然。それより今の、もうちょっと続けろ」

男「分かった。んっ、ふ、く、ん、ん」

河童娘「あ、はぁ、んん、ゃ、あぁん!!」

男「!?」

河童娘「い、今のは勝手に出た声じゃ! 変な顔するな!」

男「本によると上手くいってる証拠。それと、可愛かった」

河童娘「あぅ、お、おう……」

男「ふ、ふ、ん、は、はぁ、はぁ、はっ」

河童娘「あ、あん! はぁ、あっ、んあ! う、んうぅ!」

男「ん、んん」

河童娘「あ、ひぁっ!? はぁ、はぁ、今の、おまんこの、中擦るの、もっぺん」

男「分かった。ん」

河童娘「あ、あぁ、これ、これええ、ええぞ」

男「良かった」

河童娘「んん、んぅ、あぁ、はん、今度、ゆっくり出し入れ、してぇ?」

男「ん」

河童娘「は、ぁ……んぉ、おおぅ……これも、中々」

男「良かった」

河童娘「じゃあ、次は」

男「ん、ん、ふ」

河童娘「や、ぁあ!? んぅ! まだ、言ってな、ぁん!」

男「駄目だった?」

河童娘「……もっと」

男「可愛い」

河童娘「お前ぇもじゃ、はむ」

男「ん、ちゅう、ちゅ、ちゅる……」

河童娘「んぷ、んはぁ、ぁん、ん、んん、はむ」

男「気持ちがいい」

河童娘「うん、気持ちええ」

男「暖かい」

河童娘「おら、なんだか今すごく幸せじゃ」

男「幸せだ」

男「ふ、んん」

河童娘「ぁんっ、あ、あっあっあっあっあっ!」

男「くっ、はっ……」

河童娘「んぅ、あ、あぁ! は、はぁ、あ、ぁは! うあ!」

男「はっはっはっ、は」

河童娘「ん、そ、こぉ! ぉ! んん、ぁ、はぁん!」

男「んん、く」

河童娘「ひゃ、あん! んあ、あ、あぅ、ぁ、いぁ!」

男「あ、ううっ……」

河童娘「うぁ!? あ、また、大き、んん、ひっ、あ! ゃ、跳ねっ」

男「あ、あ、あ、ま……!」

河童娘「おらっ、あ、またぁ、また!頭、真っ白、ん、んん! なん、な、んか、うん、ぃ、あっあっあっあっ……!」

男「もう、くっ……あ」

河童娘「ゃ、あ……! んあ、あぁ……~~っ!!」

男「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ……」

河童娘「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ……」

男「はぁ、はぁ……これで治ったはず」

河童娘「はぁ、今は、はぁ、何も言うな」

男「ご、ごめん」

河童娘「うんっ」

男「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ……」

河童娘「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ……」

河童娘「これも小便とは別口か?」

男「別物。精液」

河童娘「あ、それは知ってるぞ! こっこの材料だと婆様が言ってた!」

男「こっこ」

河童娘「赤ん坊じゃ」

男「赤ん坊。もしかしたら出来ているかもしれない」

河童娘「そうか、そしたらこの山も少し賑やかになるな」

男「……」

河童娘「さて、そろそろまた道案内か?」

男「うん」

河童娘「分かった。よし、そろそろ立てるぞ」

男「肩を」

河童娘「大丈夫じゃ……でも折角だし借りるっ」

男「可愛い」

河童娘「お前ぇもじゃ」

河童娘「村の灯りが見えた。おらはここまでじゃ」

男「ありがとう」

河童娘「うん、気にするな。また来い、今度はご馳走用意する」

男「……」

河童娘「その代わりお前ぇもまた胡瓜持って来い。そんでまたきすとかあの気持ちいい奴とか、沢山しよう」

男「分かった」

河童娘「じゃあな」

男「さようなら」

河童娘「阿呆。こういう時はまたなって言え」

男「ごめんなさい。またな!」

河童娘「おう、またな」

男「ただいま」

老人「帰ったか。洗浄は済ませたな? 山はどうだった」

男「気持ちがよかった」

老人「気持ちがよかった? ふぇっふぇ、面白いこと言うのう。いつからジョークが言えるようになった?」

男「なった?」

老人「ふん、まあええ。生き物はいたか?」

男「木や虫が沢山」

老人「他には?」

男「河童」

老人「はぁ!?」

男「発情していて、気持ちいいことをした」

老人「そりゃあ、一体……いや、うむ。百聞はと言うしな、開けろ」

男「はい」

老人「さてさて、どんなデータが取れたか……ええい、我ながら面倒な接続端子にしたものよ」

老人「お前、すごいものを見つけてきたな……」

男「博士、大発見?」

老人「そんなところだ。まさかこんな進化を遂げておったとは、いや、驚くべきは生き残りがいた事か?」

男「博士」

老人「うぅむ、核の力とはこれほどまでに……言葉を使っておったな、人の延長線と見てまず……言語変化があの程度ということはそれなりの規模の……」

男「博士、僕はまた山に行く」

老人「駄目だ、今はまず今回得られたデータの解析を……いや、他の奴を起動して解析と採集を並行して……」

男「またな、と言った」

老人「さっき見たわい。とにかくこれはたしょうながらも高知生物の生存可能域が、いや現にこうして人間同様の……」

男「博士。博士の言っていた好きという気持ちが分かった」

老人「ええいやかましい! 元々分かるように組んでやったのにちゃんと動かんかったのはお前の勝手じゃ!」

男「博士」

老人「とにかく山には行くな! ああ、言っても聞く保証はないな、そこで待っておれ、すぐに機器に繋いで身動き取れんように」

男「!」

老人「な、あ! 待て! 待たんかー!」

男「軽い山登りだった」

男「振り向けば道はある」

男「GPSもマップデータも正確に動いている」

男「何度も登っては降りている」

男「千回以上、夜明けと日暮れを見た」

男「人間同様に、と付けられた空腹機能はうるさいので切った」

男「……会えない」

男「毎日、新種の虫に出会う」

男「よく見るとかつての名残りが残っている」

男「博士は人の悪意による進化だと言っていた」

男「大気は核で満ちている」

男「戦争と事故と、色んなものが重なって人類は失敗した。そう本で読んだ」

男「ほとんどが死んだとも書いてあった」

男「だから、彼女は多分河童ではない」

男「博士の言葉を借りるなら……」

男「人の延長線」

男「逃げ遅れて、死に損なった人間が悪意によって進化した姿」

男「……今日もまた会えなかった」

男「人工知能を搭載した僕」

男「出来損ないと呼ばれた」

男「博士は貧乏だ、今は大発見をしたからお金持ちかもしれない」

男「貧乏だったから僕を捨てずに直そうとした」

男「直らなくて出来損ないと呼ばれた」

男「外を調査する仕事をもらった」

男「オンボロにはお似合いのヨゴレ仕事と言っていた」

男「ヨゴレ仕事がよく分からないけれど、あの日彼女に会えた。僕は運が良い」

男「……今日もまた会えなかった」

男「各部品の劣化ガ著しい」

男「彼女に会っても気持ちいい事を出来ないかモしれない」

男「そう言えば胡瓜ヲ持って来いと言ワれていた」

男「工場から持って来レバ良かった」

男「今から取リに行っても捕まえられルと思う」

男「怒らレたらどウしヨう」

男「笑ってるカヲも泣いてル顔も可愛かッかッかッた」

男「怒ったカヲカヲヲ可愛も可愛いと思う」

男「……Kyyyyお日モモガッ会エナナなかった」

男「……」

男「会った時ザッ気持ちいヰここことをするtammmえんiこれ異常は動かない方がが言い」

男「……」

男「墓セからギ教ギギわった節約術、部費ンのソンモウ抑、業」

男「……」

男「スリガップモードザザッイコウ」

男「……」

男「……」

男「……」

男「……」

???「おい」

男「……」

???「おうい」

男「……」

???「おら、ずっとお前ぇを待って、でも待ちきれなくてこうやって探しに……なんだ、寝ているのか」

男「……」

???「へへへ」

男「……」

???「……寝顔も可愛い」

男「……」

???「おらも待ってる間に色々勉強したんだ。男は膝枕っていうのをすると喜ぶんだってな。よっと」

男「……」

???「えへ、気持ちいいかー?」

男「……」

???「おらは結構気持ちいい、だから遠慮せずゆっくり寝ろ。起きたらもっと気持ちいいことだ」

???「なー」

男「……」

???「……よし、寝てるな? すぅー、はぁー。すぅー、はぁー」

男「……」

???「す、す、すすすっ……!」

男「……」

???「くぅー、恥ずかしい! 言えるか!」

男「……」

???「ったく、のんきに寝やがって」

男「……」

???「……可愛いなぁ」

男「……」

???「好きじゃ、愛しとる」

終わり

男「僕も好きだ、愛してる」

???「うぎゃあああ!?」

男「おはようございます」

???「お、おめ、お、おおお前ぇ!!」

男「博士はゴキブリを退治する時は死んだふりが有効、こちらが動かなければ奴らは動くのですぐ見つけられると言っていた」

???「おらゴキブリじゃねぇ!!」

男「博士の迫真の演技を僕なりに真似してみた。特に死んで行く寸前の演技」

???「おら、そこは見てないから知らねぇけど」

男「そう……」

???「ションボリした顔も可愛い」

男「君も、ええと」

???「そういえばあの時も名乗ってなかったな、おら河童娘じゃ」

男「僕は男。河童娘も、可愛い。それに好きだ、愛してる」

河童娘「えへへ、もっと言え! 気持ちいいことしながらいーっぱい言え!」

おまけ 終わり

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