しんのすけ「わ~いロボ父ちゃんだゾ~」 (37)

しんのすけ「父ちゃんまだ帰ってこないの~?」

みさえ「飲みにでも行ってるのかしら?帰ってきたらガツンと言ってやらなきゃ!」

プルルルルルル

ガチャ

みさえ「もしもし、野原です」

みさえ「・・・・・・・・え」

みさえは電話機を床に落とし、放心状態となった

しんのすけ「どうしたの母ちゃん?もう、母ちゃんってば~!」

しんのすけ「もう、母ちゃんったら!これじゃ電話してる人が困っちゃうゾ」

しんのすけはみさえが落とした電話機を拾った

しんのすけ「もしもし、オラしんのすけだゾ」

警察『君は、野原さん家のお子さんでしょうか?』

しんのすけ「はい、母ちゃんがいきなり電話落としちゃって・・・」

警察『しんのすけくん、心して聞いて欲しい。君のお父さんは・・・』

警察『痴漢で捕まった』

しんのすけ「えええええええっ!?」

警察『釈放までしばらくかかることになるよ。じゃあ、これで』

しんのすけ「と、父ちゃん・・・」

その頃警察署では

目暮「警察!なんでそんな嘘をついたんだ!」

警察「こんなこと・・・子供に言える訳ないじゃないですか・・・」

目暮「野原ヒロシさんは事故死したんだぞ!これでは逆に子供が可哀想だ」

警察「じゃあどうすればいいんだよ!!!!教えてくれよ!!!????」

警察は目暮に掴みかかった

目暮「あの人なら・・・野原さんを生き還らせることが出来るかもしれん・・・・」

阿笠「君が訪ねてくるとは珍しいね、目暮くん」

目暮「阿笠・・・あんたに頼みがある。ある人を、生き返らせてほしい」

阿笠「そんなの無理に決まってるじゃろ」

目暮「頼む、この通りだ!!大人を子供にする薬を作ったアンタにしか・・・頼れる人はいないんだ・・・・・」

目暮は土下座した

阿笠「・・・いくら用意できる?」

目暮「臓器でもなんでも売る」

阿笠「よろしい」

数ヵ月後

しんのすけ「父ちゃんはいつになったら釈放されるの~?」

みさえ「もう少し・・・じゃないかしらね・・・・・」

しんのすけ「少しってどのくらい?いつになったら父ちゃんに会えるの!?」

みさえ「うるっさいわねぇ!!もういい加減にしてよ!!!!!!」

みさえはしんのすけに手を降りかざした

しんのすけ「!」

ガシ

???「おいおい、暴力は良くないぞ、みさえ」

聞きなれた声のロボットが、みさえの手を掴んだ

みさえ「う、嘘・・・・・・」

ロボヒロシ「待たせたな、みんなぁ!」

しんのすけ「と・・・・・父ちゃぁあん!!!」

しんのすけは大泣きしながらヒロシに抱きついた

ロボヒロシ「よしよし。心配かけて悪かったな」

しんのすけ「わ~い!父ちゃんロボ父ちゃんだゾ~」

ミス

しんのすけ「わ~い!ロボ父ちゃんだゾ~」

みさえ「あなた・・・死んはずじゃ・・・・・・・」

ロボヒロシ「お前達を残して死ねるかよ?俺は痴漢で捕まったんだ!」

しんのすけ「所でなんで父ちゃんはロボットなの?」

ロボヒロシ「痴漢をするとな、ロボットに改造されるんだよ」

しんのすけ「ひぇ~怖いゾ!」

ロボヒロシ「だから痴漢なんてすんじゃねーぞ、しんのすけ!」

しんのすけ「分かった!」

みさえ「あなた・・・あなたぁああ!」

みさえも、泣きながらヒロシに抱きついた

ロボヒロシ「みさえ・・・数ヵ月、ありがとな」

しんのすけ「じゃあ、続きは劇場で」

ロボヒロシ「この腐った世の中を変えてやるぜぇええ!」

キチ展開じゃないのか

>>31
しようと思ったけど心痛むんでやめました

レス求ム

レス求むも何も我々はロボットになった後のひろしがなにをするかを期待していたわけでこれはもはやあらすじを書いただけであり感想を言えと言われても特に何も浮かばないのであった

>>35
おっしゃる通りっすわ

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