佐天「ダイエット向けの能力だよねこれ？他の使い道ってあるのかな？まあいいや初春や御坂さんに相談してみよっと」


　喫茶店

美琴「佐天さん能力者になったんだって？おめでとう！」

黒子「佐天さんの日頃の努力が報われましたの」

佐天「ありがとうございます」

初春「それでどんな能力なんですか？」

佐天「えっとね、料理のカロリーを増減させる能力だって」

美琴「料理のカロリー？つまり太りにくくなるとかそういう事？」

初春「ということは、このジャンボパフェのカロリーも？」

佐天「増減できるよ、ただまだ10％位しかできないけど」

黒子「料理のと言う事は、食べ物全般を増減できるんですの？」

佐天「えっとですね、それにも制限がありまして、まず私が料理と認識してないとダメみたいなんです、調味料とかただの食材は効果が無いみたいで」

美琴「つまり佐天さんが、食べられると思わない物には効かないって事ね」

佐天「ですね、スライスチーズはできましたけど、粉チーズは無理だったんで、多分生野菜もいけると思います」

初春「その能力って、一つの料理に何度も使えるんですか？」

佐天「ううん、一回きりで解除もできないみたい、それにカロリー以外の栄養素なんかははそのままだから、……まあそんな感じですね、私の能力については」

美琴「ダイエットに便利そうね、ん？増減って事は増やす事もできるのよね？」

佐天「できますよ、例えばこうやって」ｽｯ

佐天「手をかざすと使えるんですけど、……うんこれでパフェのカロリーが増えたかな」

初春「佐天さん!?」

佐天「冗談だって、増やしてないよ」

初春「びっくりさせないで下さい」

黒子「その能力なら、やはりダイエットに利用するというのが、一番に思いつきますの」

佐天「ですよね？私も他の使い道が思いつかなくて」

初春「それでも十分な気もしますけどね、日常的に使える能力ですし」

佐天「うーんまあまだレベル１だし、仕方ないのかな？」

美琴「レベルが上がれば、そのうちカロリー半分とかにできそうね」

初春「じゃあジャンボパフェを２つ食べても、カロリーは１つ分に？」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

佐天「でも糖分やなんかはそのままだよ」

初春「そうでしたね」

黒子「まあまずは色々と試してみますの、そのうちに他の使い道も思いつくかもしれませんの」

佐天「ですね、御坂さんも白井さんも、今日はありがとうございました」

美琴「いいのよ、私達が力になれる事があったらまた言ってね」

初春「……砂糖控えめのパフェとかなら何とか」ﾓｸﾞﾓｸﾞ


　公園

佐天「他の使い道かぁ、……喉渇いたしジュースでも飲もうかな」

ﾌｺｳﾀﾞｱｧｧｧ!?

佐天「ん？今の声って確か」

上条「ちくしょう……、五百円玉がのまれた」

佐天「やっぱり上条さん」

上条「ん？ああ確かビリビリの友達の、えっと佐天さんだったか？」

佐天「はいお久しぶりです」

上条「こんな所でどうしたんだ？」

佐天「あー実は、能力の事で悩んでて」

上条「能力の事？うーん生憎上条さんは無能力者ですが、相談に乗る位はできるぜ？」

佐天「そうですね、じゃあお願いしてもいいですか？実は－－」


上条「カロリーを増減か……、上条さんにはあまり縁の無い能力だなぁ」

佐天「上条さんはダイエット何て必要なさそうですね」

上条「摂取カロリーを減らす位なら、むしろ増やして……ん？増減って事は増やせるんだよな？」

佐天「え？まあそうですけど」

上条「……！佐天さん！ちょっと頼みがあるんだ！」

佐天「へ？」

　学生寮

インデックス「お腹がすいたんだよ、とうまはまだなのかな？」

スフィンクス「にゃーご」ｽﾘｽﾘ

ドア「ガチャ」

上条「ただいま！」

インデックス「おかえりとう……ま？」

佐天「えっと、お邪魔します」

インデックス「とうまがまた女の子を連れ込んでるんだよ！許せないんだよ！」ｶﾞﾁﾝｶﾞﾁﾝ

上条「ま！待てインデックス！佐天さんは我が家の救世主かもしれないんだぞ!?」

インデックス「？救世主？……でもやっぱり噛み砕く！」ｶﾞﾌﾞﾘ

上条「ぎゃー！」

佐天「……？」


インデックス「つまり……、どういう事なのかな？」

上条「つまりだな、佐天さんの能力で料理のカロリーを増やす、すると腹持ちが良くなるかもしれない、うまくいけば食費が減らせるかもしれないというわけだ」

インデックス「うーんよく分からないけど、すごいんだよ！」

上条「だろ！」

佐天「そっかぁ、ちょっとご飯が足りない時とかに、カロリー増やせばいいのか」

上条「という訳で早速実験してみよう」

インデックス「楽しみなんだよ！」

すいません、ちょっと用事ができたので今はここまでにしときます。
時間が取れればまた夜に来ます、ではまた。

１です。
あまり時間がとれないです、大体の話しは出来てるんですが、書く時間がなかなか。
またタイミングを見計らって来ます。

どうも１です。
生存報告です、家がゴタゴタしてて書けてないです、何とか時間を作って書いてきます。