兄「妹物語キャラバン」(2)


妹は今日も可愛い、いや、いつでもその可憐な雰囲気は絶えない

そんな妹を、いつしか俺は記録していきたいと思った

文章力なんて微塵のほども無いが、それでも

妹との日常を書いていこうと思う

妹「兄さーん、これ洗濯しといてー」

兄「おーう」

持つべき物はペンとノート。あとは

妹をしっかりと描いていくことを心がけるメンタルだ

妹「あと、食器洗いとお風呂沸かして」

男「あいよー」

妹「あと、明日のゴミ捨てよろしくー」

男「まかせろー」

今日も妹は......

男「......」

とても可愛い


「兄さん」

ふと、俺の袖を引っ張る可愛い声

振り向いた

俺の胸あたりでぴょこんとアホ毛が揺れている

「どうした?」

そのアホ毛をいじりながら、アホ毛の本体へと問う

「いじるなー」

すると上目で睨まれる

「お腹、お腹空いた」

妹は空腹を訴える

「勝手に作って食べればいいだろ?」

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