穂乃果「ことりちゃんの枕を燃やしたら死んだ」 (83)

穂乃果「死因は枕が替わって眠れなくなったことによる衰弱死だったらしい」

穂乃果「ええっ? 火事ぃ!?」

海未「だ、大丈夫だったんですか!?」

ことり「あはは。そんなに大げさなものじゃないよ、二人とも」

穂乃果「そ、そうなの?」

ことり「うん。なんかストーブから火が出ちゃったみたいでね。ことりは混乱しちゃって何も出来なかったんだけど、お母さんがばばって外から消火器を持ってきて、こう、ぶしゅーってね」

穂乃果「へぇ~。ことりちゃんのお母さん、すごいっ!」

海未「学校関係者は防火訓練なんかをよくやっていますものね」

ことり「ほんと、あの時のお母さんの躍動感にはびっくりしちゃったよ。μ’sのダンスにもついてこれるかもって感じだったよ」

海未「学校の理事長がスクールアイドルのメンバー…うふふ、それはそれで面白そうですね」

「「「HAHAHAHA」」」

 授業中

先生「はいここぉ~テストに出るからね~」

海未「……」スラスラ

先生「で、こっちの問題だけど、この問題はこの公式で~」

海未(……あ)ピタッ

ことり「……Zzz」コックリコックリ

海未(……ことり)トントン

ことり(…はえ?)

海未(寝不足ですか? 珍しいですね)

ことり(えっ、ことり寝ちゃってた?)

海未(それはもう存分に寝てましたよ)

ことり(あはは…。実を言うと、火事でことりのベッドがけっこう焼けちゃって…。昨日はソファで横になって寝たんだ)

海未(大したことない火事だったのでは…)

ことり(誰かが怪我したわけでもないし、家も残ってるから…)

先生「そこぉー、ちょっと私語うるさいぞー」

海未「あっ、はい」

ことり「スミマセンッ!」


先生「それでなーこのXにこの式を代入してー」

海未「……」スラスラ

ことり「…Zzzz」コックリコックリ

海未(…また寝てる)

 昼休み

海未「ことり、大丈夫なのですか?」

ことり「全然大丈夫だよ」

穂乃果「なにかあったの?」

海未「ことりが授業中に居眠りしていたんですよ」

穂乃果「…? それで?」

海未「それだけですが」

穂乃果「海未ちゃん…人間ね、お昼のおだやかな日差しを浴びたら、眠たくなっちゃうものなんだよ」

海未「…穂乃果は日差しがあろうが雨が降っていようがいつも寝ていますね」

穂乃果「寝る子はそだーつ!」

海未「ベッドが焼けたということは、今晩も寝る場所がないのですか?」

穂乃果「あぁん!無視しないで!」

ことり「……ふにゃ?」

海未「えっ?」

穂乃果「うん?」

ことり「ご、ごめんっ! 何の話だっけ?」

海未「いえ、だからベッドが焼けてしまったのなら今晩の寝床はどうするのかと…」

ことり「ベッドはたぶん、お母さんが買ってきてくれるらしいから…大丈夫」

海未「ならなんとかなりそうですね、…というかことり、ひょっとして今寝ていたのですか?」

ことり「えへへ、ちょっとボーっとしてただけだよ」

海未「そうですか…」

海未(そのあとの五、六時間目の授業も、ことりは心ここにあらずというか、授業時間のほとんどを寝てすごしていました)



ことり「じゃあまた明日ね、ふたりとも」

穂乃果「ばいばい、ことりちゃん!」

海未「……ことり。大丈夫なのですか?」

ことり「あはは、海未ちゃんったら心配しすぎだよ。大丈夫だから、ね?」

海未「……」

穂乃果「おっはよー!」

ことり「…おはよう…」

海未「おはようござ…ってことり!? だ、大丈夫なんですか!? 昨日より体調悪そうですけど!?」

ことり「……だ、大丈夫……だよ?」

穂乃果「どうしちゃったの、ことりちゃん?」

ことり「えへ…ちょっと寝不足で」

海未「ちょっとというレベルではないですよ!」

ことり「大丈夫。大丈夫だから」

穂乃果「ことりちゃん…」

ことり「さ、がっこう、いこ? 遅れちゃうよ」

海未(本当に、大丈夫なのでしょうか)

 授業中

先生「はいこの問題ちょっと各自でやってみろー」

海未「…」スラスラ

海未「……」チラッ

ことり「……」コックリ、コックリ

海未(大丈夫なのでしょうか?)

ことり「……」コックリ、コックリ

ことり「……」フラッ
海未「……!」

海未「…ことりッ!」

 ガシャーン!!

「きゃあ!」「ビックリした!」「何々?」「南さんが突然倒れそうになって……」

先生「どうしたー。なんでお前ら抱き合ってるんだー」

ことり「…」グッタリ

海未「すみません。南さんがなんだか体調が悪そうだったので」

ことり「…あれ?海未ちゃん」

海未「大丈夫ですか? ことり」

先生「そうかー。そういえば南は昨日から具合悪そうにしてたもんなー。保健室いくかー?」

ことり「あ、先生、わたしは大じょ…」

海未「はい。私が連れて行きます」

ことり「えっ?」

先生「そうかー。じゃあ園田、連れて行ってやれー」

海未「さ、行きますよ、ことり」

ことり「海未ちゃん、ことりはだいじょ…」

海未「そんな力ない声で何が大丈夫なものですか。さあ、肩を貸して」

ことり「……うん」

海未「歩けますか?」

ことり「う、うん…」ヨロヨロ

海未「はぁ、手を借りないと立つことも出来なさそうな状態じゃないですか。どうしてそんな体調で…」

ことり「…ごめんね」

海未「あ、いや、謝られるようなことでは…」

ことり「…」

海未「ことり?」

ことり「」

海未「ことり…立ったまま寝てる…ってまあ、私が肩を貸してるんですが」

ことり「」ヨロッ

海未「おっと」ガシッ

海未「…意識のない人間をこの体勢で運ぶのは無理ですね…」

ことり「……」パチッ

ことり「……ここは?」

海未「目が覚めましたか?」

ことり「ことりなんで…ここどこ?」

海未「保健室ですよ。私がここまで運んできたんです」

ことり「そうだったんだ…」

海未「それにしても、どうしたんですか?今日も寝不足だなんて……。ベッドは新しいものを買ったんじゃなかったんですか?」

ことり「うん……買ったんだけど……」

海未「……だけど?」

ことり「枕がね…」

海未「枕?」

ことり「あのね…ことり、枕が替わると全然眠れないの」

海未「……はぁ」

ことり「…海未ちゃん。今、バカみたい、って思った?」

海未「お、思うわけないじゃないですか!」

ことり「……」

海未「……お、思ってないですよ?」

ことり「……。それで…ベッドはちゃんと買ってあるんだけど…枕がないから全然眠れないの」

海未「そうなんですか」

ことり「うん……」

海未「ということは、つまり。今日家に帰っても、ことりが眠れないことには変わりない、と?」

ことり「……そうなの……」ハァ

海未(……なんだか、思ったより厄介そうですね)

海未「以前まで使っていた枕と同じものが手に入らないとか、そういう問題なのですか?」

ことり「あ、そういう問題じゃないの。ベッドも含めて、買いなおしたものは全部前のと同じもののはずだから」

海未「同じ枕なのに眠れないわけですか」

ことり「そうなの…」

海未「それは…」

海未(さっき思ったよりも、かなり厄介そうな問題みたいですね…)

ことり「……」

海未「……」

ことり「……」

海未(気まずい沈黙)

ことり「……」ウルッ

海未(…涙?)

ことり「海未ちゃん…ことり怖いよ」ウルウル

海未「ことり?」

ことり「ことり、このままずっと一生眠れないのかな?」

海未「そんなこと…」

ことり「怖いの… 夜が怖い…! 夜の静けさが怖い…! この世界にことり一人だけしかいないみたいで…」

海未「ことり」

ことり「一人が…一人でいるのが怖いの!」ギュッ

海未「ちょ、ことり!」

ことり「怖いの…海未ちゃん」ギュウウウ

ことり「うっ…ううっ…海未ぢゃん…ぐすっ…怖いのぉ……うぇええええええええん!」

海未「……ことり」ギュッ

ことり「~~~~~~」シクシク

海未(……結構、精神的に参ってるみたいですね)

海未(夜眠れないって、そんなに恐ろしいことなんでしょうか…)

ことり「怖いよ…ぐすっ…」

海未「怖くないですよ。私がいますから」

ことり「…海未ちゃん…」

海未「大丈夫、大丈夫ですから……」

ことり「…ぐすっ…うぇん…海未ちゃん…」

海未「大丈夫、大丈夫…」

海未「――――――――」



海未(……)

ことり「……」

海未(……)

海未(私の胸の中に顔をうずめたまま黙りこくり、私をきつく抱きしめ続けることり)

ことり「……」

海未(そんなことりを左腕で抱きしめ、優しく頭を撫でている私……)

ことり「……」

海未「……ことり」

ことり「……」

海未「あの、ことり、恥ずかしいですから、そろそろ」

ことり「……」

海未「……」

ことり「……ZZZzzz」スヤァァァァ

海未「って寝てる!?!?」ガガーン!

海未「ちょ、ことり…! 今恥ずかしかったの私だけだったんですか!? 二重の意味で恥ずかしいじゃないですか!」

ことり「……ZZzzz」スヤァ

ことり「…えへへ…海未ちゃん…」

海未「……」

海未「しょうがないですね、ことりは」

ことり「……」

海未「……」

ことり「……ZZZzzz」スヤァァァァ

海未「って寝てる!?!?」ガガーン!

海未「ちょ、ことり…! 今の雰囲気を恥ずかしがってたのって私だけだったんですか!? 二重の意味で恥ずかしいじゃないですか!」

ことり「……ZZzzz」スヤァ

ことり「…えへへ…海未ちゃん…」

海未「……」

海未「しょうがないですね、ことりは」

 ~~~

穂乃果「海未ちゃーん、ことりちゃーん」

ことり「あ、ホノカチャン!」

穂乃果「ことりちゃん!身体はもう大丈夫なの?」

ことり「うん! 海未ちゃんのおかげでね」

穂乃果「そっかぁ。良かったー。あのねー私もねー保健室に追いかけにいこうとしたらどうせお前はサボリだろーって先生がさー」

ことり「そっかー」ニコニコ

海未「…」(なんだかよくわかりませんが、元気になりましたね、ことりは。泣いてスッキリしたということでしょうか)

穂乃果「その時にさー」

ことり「あはは」ニコニコ

海未(これにて一件落着、ですかね?)

帰り道

穂乃果「へぇ~。枕がね」

ことり「そうなの。あの枕、小さい頃からずっと使ってる枕だったから」

海未「……」

穂乃果「でもそれじゃあ今夜も眠れないんじゃないの?」

ことり「ううん。今日は大丈夫」

穂乃果「なんで?」

ことり「あとで海未ちゃんと一緒に枕買いに行くから!」

海未「は?」

穂乃果「そうなんだー」

ことり「うん!」

海未「いや、ことり? 私はそんな話聞いてないですよ?」

ことり「いいからいいから」

海未「?」

ことり「というわけだから、海未ちゃん借りちゃうね?」

穂乃果「まったくぅ、しょうがないなぁ。じゃあ二人とも、また明日ね!」

海未「え、ちょっと……」

ことり「また明日!」

海未「あっはい。また明日」

ことり「……ねえ、海未ちゃん」

海未「あのですね、ことり? 買い物はいいですけど、事前に私の予定」

ことり「ごめん!一生のお願いがあるんだけど!」

海未「はい?」

ことり「あのね。お昼に保健室に行ったじゃない?」

海未「はい」

ことり「それで思ったんだけど、海未ちゃんってすっごく…」

海未「すっごく?」

ことり「ことりの枕と似てるんだよね…」

海未「……は?」

ことり「こう、包容力があるところとか、頭の位置が高すぎず低すぎないベストな厚さなところとか」

海未「それ褒めてるんですか?」

ことり「海未ちゃんの身体って、フフッ、筋肉質で硬いと思ってたけど結構柔らかくて…」

海未「あの、無視しないでください?」

ことり「それにね! 海未ちゃんに抱きしめてもらってるとなんだか凄く安心するの! いい匂いもするし!」

海未「こ、ことり! ここは住宅街なんですから抱きしめたとかいい匂いがしたとかやめてください!」

ことり「だからお願い! 海未ちゃん!」

ことり「今夜はことりと一緒に寝て欲しいの!!」

海未「」

ことり「ただいまー♪」

親鳥「お帰りなさい」

海未「お邪魔します…」

親鳥「あら、いらっしゃい、園田さん」

海未「こ、こんばんは…」

ことり「あのねお母さん! 今日は海未ちゃんに泊まってもらうから」

海未「こ、ことり!!」

親鳥「別に構わないけど…どうしたの?」

ことり「なんでもないよー♪」

海未「な、なんでもないです…」

海未(わ、私は何を意識してしまっているんですか…! お泊りなんて小さい頃から何回もやったことあるでしょうに…)

ことり「あがってあがって」

海未「は、はいぃ…」

ことり「ふんふふーんふーん♪」

海未「……」

親鳥「晩御飯は園田さんも食べるのよね? 2人分作るわよ?」

ことり「あ、うん! おねがーい!」

海未「ことり……」

ことり「ん? なにかな?」

海未「このベッド……」

ことり「んー? 二人で寝るには小さいかな?」

海未「いえ、そうではなく」

親鳥「……」トントントン

海未「な、何故ことりのベッドがことりの部屋ではなくリビングにあるんですか?」

ことり「あ、それはねー。ことりの部屋が火事でけっこう焼けちゃったから」

海未「それはわかりますけど……わかりますけど……」

ことり「?」

海未(この配置……絶対にことりのお母さんに一緒に寝ているところを見られる位置なんですけど……!)

親鳥「そういえばことり。園田さんをどこに寝かせてあげるつもりなの? ベッドは一つしかないでしょう?」

ことり「大丈夫、ふたりで一緒に寝るから」

海未「!!!」

親鳥「あらまぁそれは…」(察し)

海未「」

親鳥「二人とも仲がいいのね~」(満面の笑み)

ことり「えへへ」

海未「」

海未「い、いただきます」

ことり「いただきまーす」

親鳥「どうぞ召し上がれ」

海未「…」モグモグ

親鳥「うふふ、おいしい?」

海未「あ、はい。おいしいです」

親鳥「うちの家庭の味を気に入ってもらえて嬉しいわ~」

海未「…」ゲホッゲホッ

ことり「じゃあ、今度来た時にはことりが料理作ってあげるね?」

海未「…それはどうも…」

 カポーン

海未「……」


海未(……まあ)

海未(さすがにお風呂は別々ですよね……)

海未(いや、期待しているわけではないですけど……)

「海未ちゃーん?」

海未「は、はい!!!」

「湯加減はどうー?」

海未「だだだだ大丈夫ですよ!?」

「そっかぁ。のぼせないように気をつけてね」

「……」

海未「……」

海未「……ちょっとドキっとしました…」

親鳥「じゃあ二人とも。明日も学校なんだから早めに寝るのよ?」

ことり「はーい」

海未「は、はい…」

親鳥「おやすみなさい」パチン


ことり「……」

海未「……」

ことり「……あの」

海未「ん?」

ことり「今日はありがと、海未ちゃん」

海未「…気にしないでください。別に私が何かしてあげたわけではないですから」

ことり「そんなことないよ。たぶんことり、海未ちゃんがいてくれなかったら、きっと死んじゃってたと思う」

海未「……まあ、確かにあの調子だと実際死んでいたかもしれませんが…」

ことり「だから海未ちゃん、ありがとう」

ことり「……ねえ海未ちゃん、腕枕してもらっていい?」

海未「はい、どうぞ」

ことり「ありがとう」

海未「…どうです? 今夜は眠れそうですか?」

ことり「うん。とってもいい気持ち……。柔らかくて、優しくて……海未ちゃんに包まれているみたい……」

海未「そ、そうですか…」

ことり「こうやってお泊りして一緒に寝るの、久しぶりだね」

海未「合宿の時も一緒に雑魚寝したでしょう?」

ことり「そうじゃなくて……なんていうか、なんだろう? なんだか、久しぶりの感触……」

海未「……そうかもしれませんね」

海未「昔は私達3人でいつも一緒に遊んでいましたし…今日みたいに一緒に寝るのもごく普通のことでしたよね」

海未「3人で一緒の布団で寝て……自然な気持ちを、お互いに伝え合って…」

海未「でも私はいつからか……。いつからかなんとなく、気恥ずかしくなって……ことりを、意識してしまって」

ことり「……ことりを…意識?」

海未「……な、なんでもないです…! さ、さぁ、早く寝ましょう。明日も学校なんですから」

ことり「うん…わかった」

海未「……おやすみなさい、ことり」

ことり「……海未ちゃん。寝ちゃった?」

海未「……」

ことり「……本当はね、今夜はたぶん、海未ちゃんがいなくても眠れたと思うの」

海未「……」

ことり「……保健室で海未ちゃんに抱きしめてもらった時、凄く安心できて……だから、その時、もう今日はスッキリ眠れるなって」

海未「……」

ことり「……でも…そうしたら、もっと海未ちゃんと一緒にいたいなぁって思っちゃって……思わずあんな事言っちゃった」

海未「……」

ことり「嘘ついてごめんね」

海未「……」

ことり「おやすみ、海未ちゃん」

海未「……」

海未「……今度また、家に誘ってくださいね」

海未「手料理、楽しみにしていますから」

ことり「……うん!」

 ~~~~~~~~
穂乃果「おはよー!」

ことり「おはよう、穂乃果ちゃん」

海未「おはようございます」

穂乃果「ことりちゃん、昨日はよく眠れた?」

ことり「うん、おかげさまで」

穂乃果「そっか。良かった良かった。なんか二人の仲にも進展があったみたいだし?」

海未「えっ?」

穂乃果「ん?」

海未「ふ、ふふふ二人の仲とは」

穂乃果「いや、ことりちゃんが海未ちゃんのこと好きだってのは結構前から知ってたから」

海未「そうだったんですか!?」

穂乃果「それで恋愛相談なんかにも乗ってあげちゃってたりして」

海未「そ、そうだったんですか!?」

ことり「結構前から相談しちゃってました♪」

海未「」

海未「……まあ、それだけ私が鈍感だったってことですか。というか、それなら私からの気持ちにも気づいて欲しかったんですが」

ことり「海未ちゃん、正直何考えてるかわからないところあるから…」

穂乃果「早速恋人からの駄目だしが入りましたねー」

海未「ぐぬぬ…」

ことり「でも、これからはちゃんと伝えてくれるよね?」

海未「えっ?」

ことり「ことりへの気持ち……ちゃんと言葉にしてくれるよね」

海未「……ええ。もちろんです」

海未「大好きですよ、ことり」

ことり「……うん。ことりも、海未ちゃんのことが大好きです!」

終わり

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2014年11月18日 (火) 03:02:52   ID: 6059ejmu

死んでねぇじゃんw

2 :  SS好きの774さん   2014年12月14日 (日) 15:39:52   ID: JAsvmGnD

タイトルだけ見ると殺人みたいに

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