果南「やらせクレーマー撃退選手権っ!!」
「いよっ!」「うわああっ!!」
パチパチパチ…
果南「こんにちは!ラブライブチャンネルです」
絵里「こんにちはっ!!」
夏美「おになっつー☆」
彼方「おあざいます~」
花陽「こんにちは…」
絵里「…で、どこよここ」
彼方「見たとこレストランみたいだねぇ」
果南「よくぞ聞いてくれました」
果南「私達ラブライブチャンネル、今まで色んな企画や料理とかの動画投稿してきましたが...」
夏美「チャオチャオってボードゲーム、最高でしたの」
花陽「オリジナルふりかけも作りました」
絵里「激辛を無視したりもしたわね」
果南「でですね、今回の企画は"やらせ" でクレーマーを撃退していくという動画になっております」
絵里「やらせで!?クレーマーを撃退するの?」
彼方「あ、やらせ系だぁ~、いつものだねぇ」
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1669134010
果南「何でそんなことするんですかっていつも言われてますが、何と今回っ!!」
夏美「おお!?」
花陽「なんですかぁっ!?」
果南「広告案件動画となっておりまs」
絵里「うわああああああああっ!!!!お陰様で生きておりますッッッ!!!」90°オジギ
彼方「うるさ過ぎる」
夏美「d(¥▽¥ )b」チャリーン
花陽「ちょやめて下さい夏美ちゃん、はしたないよ」
果南「今回はですね...」ガサゴソ
果南「こちら「ランチパックの袋無限破裂MAX」のPR動画になっています」
絵里「どういう意図の物なの???」
彼方「見た目普通のランチパックだぁ」
果南「これはですね...ふんッ!!」グッ
パァン!!
花陽「ぴゃあっ!?」
シュー...
夏美「つ、潰したパック袋が、元に戻っていきますの!?」
果南「何度でも密封された袋を破裂させられる物なんですねー」
果南「まあ分かりやすく言うと、"ストレス解消" って事ですよ」
彼方「ふむ、なるほど?」
果南「言ってみたら我々が今回やるクレーマー撃退もまあ...」
果南「ストレス発散、みたいなものですよね?」
花陽「それは寧ろクレーマー側の発想です...」
果南「クレームをされたらストレスだけど、それを私達が華麗に切り返せば最っ高にフルハウスじゃないですか?」
夏美「まあ一理ありますの」
彼方「スカ~っとする訳だねぇ」
果南「えーそして今回、そのクレーマー役を務めてくれるのが...」
絵里「え、どこにいるの?」
スッ
「失礼します...」
夏美「うーわ」
彼方「マジモンのスジモンじゃあん」
海未「何て事言うんですか...」スーツサングラス
絵里「あーあー、完全にチンピラね」
海未「何故私はこんな役回りばかりなのですかっ!」
夏美「え?それってクレームですの?」
彼方「夏美ちゃん不可避の速攻過ぎるよぉ~」
果南「あの、いつもラブライブチャンネルだけを見てくれてる人に、誤解して頂きたくないんですが」
果南「海未ちゃんは、普段からこんなん(スーツにサングラス姿)ですから」
海未「ンな訳ありますか(怒)」
夏美「おっははははwwww」パンパン
彼方「グラサン以外私服でしょ?」
海未「そうですが?」
花陽「似合ってますね...」
絵里「その感じだと、クレームも普段から言ってそうね」
海未「つまり、いつも通りやればいいって事ですよね」
夏美「いつも通りと来ましたの」
絵里「怖過ぎるわよ」
果南「では皆さんで見事、このクレーマーを撃退しましょう」
絵里「よっしゃあっ!!」
果南「じゃあ...やるぞっ!!」グッ
花陽「ぴゃあっ」グッ
彼方「おしっ」グッ
夏美「(? ?-? )?」グッ
絵里「ハァッ」グッ
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
https://youtu.be/GjXbp4NKacg
ー1st Challengerー
ー彼方ー
海未「......」
彼方「失礼します、大変、お待たせ致しました」
海未「あっ、ありがとうございます」
コトッ
彼方「ご注文の、コーンスープです」
海未「はい、ありがとうごzえぇッ!?」
「なんですの?」「何か入ってたのかなん」
彼方「ごゆっくり、お楽しみください」
海未「あの、これ...」
海未「虫入ってるんですけど」
「ぴゃあっ!?」「...うえ、ほんとに入ってるわよ」
彼方「お客様」
海未「はい?」
彼方「ごゆっくり、お召し上がりください」
海未「虫だって言ってますよね???」
彼方「......」
海未「虫入っちゃってますよ、食べれませんよこんなの」
彼方「お客様」
彼方「こちら」
彼方「"クルトン"でs」
海未「虫ですよね???」
「クルトンな訳あるか」「ふふっ、彼方のあの話し方何なの?」
海未「虫ですよねって。4匹は入ってますけど」
彼方「ごゆっくり...」
海未「食べれませんて。作り直して下さいよ」
彼方「お客様、こちら、クル、トンです」
海未「違うって言ってますよ???」
海未「だって足生えてますよ!見てくださいこれ!!」
「しっかり生えてますの...」「あれ大丈夫なやつなんですか?」
彼方「お客様、こちら、足の生えた...」
彼方「クルトンです」
海未「足の生えたクルトンって何なんですか!?つまり素揚げした虫って事ですか!?」
彼方「クル、トン、です」
海未「ダメですナシ海未です、こんなの食べれませんよ!」
海未「こんな物だと思って頼んで無いんですから、下げてくださいこれ!」
「さっきからずっと正当な事しか言ってませんの」「理不尽クレーマーの筈なんだけどなぁ」
彼方「こちら...クル、トン、です」
海未「違うでしょって!!虫ですよこれ!!」
「彼方ずっと戦場カメラマンの喋り方じゃない???」「違和感それかぁ」
スッ
チャプッ
海未「え」
彼方「クルトン、ですよ?」アーンシテ
海未「この人マジですか...!!?」
「もうダメだ」「ほんとかもしれませんの」
海未「.....っかぁ....マジですか.........」
スッ
「あっ」「行くんですか?!」
パクッ
海未「......」もぐもぐ
「がっつり行きましたのっ!」「実はほんとにクルトンだったりするのかなん??」
海未「...」もぐ...
ゴクン
海未「...パッッッサパサの虫ですが」
「結局虫じゃないwww」「クルトンでも何でも無いじゃないですか...」
彼方「......?」スッ
スープスクイ
海未「......」
彼方「...」ジーッ
彼方「.........虫ですね」
海未「ほらああぁぁぁぁッッッ!!!」
「っ...wwwっ......wwww」パタパタ「夏美笑い過ぎだよ」
彼方「...」
海未「いやあの、結局虫でしたけど、どうするんですかこれ」
彼方「......」ガサゴソ
海未「...ん?何ですか?何がお詫びの品とかでしょうか?」
ノレcイ´=ω=)つ[虫] スッ
海未「えっ」
ノレcイ´=ω=)⊂パクッ
ノレcイ´=ω=) サクサク
海未「...何食べてるんですか?」
彼方「......クルトンです」
海未「違いますよね???」
「ポケットから直で虫食ってますの」「真顔で食べてるの恐怖でしかないです」
彼方「...」サクサク
海未「...」
彼方「お客様」サクサク
海未「はい」
彼方「...また、お越し下さい」サクサク
海未「二度と来ませんよ???」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ー幕間ー
彼方「やりました~」グッ
絵里「何もやれてないわよ」
果南「何一ついけてないって」
彼方「でも、いけましたね何とか」
夏美「何も出来てないって言ってますの」
花陽「クレーマー側がずっと正しかったです」
彼方「いやいや~、でもよくあるじゃないですか?」
果南「何がですか?」
彼方「ほら「おい!虫入ってるぞ!」的な奴、多いですよね?」
夏美「クレームの定番ですの」
彼方「これはもう...完璧です。これほんと、そう、あの」
彼方「...完璧に論破って奴です」
絵里「ずっと何言ってるの???」
花陽「テンパってるの間違いじゃないですか?」
果南「...え、これ結局なに?」
彼方「これちゃんと食べられるやつです」
(※食用虫)
花陽「ああ、普通に食用なんですね」
果南「うん、動画的には "全面モザイク" なんで」
彼方「何でですかぁ!?」
果南「分かるでしょうがよぉ!!!!!」
夏美「今の所、クレーマーがずっと正しいですの」
海未「もっと無茶なクレームつけさせて貰えませんか?そういう役回りなのですよね?」
絵里「ずーーーっと温厚だったわよ悪質クレーマーにしては」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ー2nd Challengerー
ー絵里ー
海未「...」
ピラッ
『伝票』
海未「...はぁっ!?」
海未「ちょ、あのーっ!!来て貰っていいですかーっ?!」ピンポンピンポンピンポーン!!
「凄い連打するね」「クレーム発生ですっ」
スタスタ
絵里「はいっ」
海未「あの、私チャーハンしか頼んでないんですけど」
海未「それで3万円っておかしくないですか?」
「ブフッ」「どんな米使ってんですの」
絵里「え、3万円ですか?」
海未「書いてありますよ、ほら」スッ
絵里「......ほー......」
絵里「...っふーん............」
海未「何なんですか?」
絵里「...............へー.........................」
「すっごい考えてますね??」「何を長考してんだろね」
海未「そちらの間違いなんですか?」
海未「それともぼったくりですか?どっちですか?」
絵里「......うーーーーーーん............」レシートポケットシマウ
「遂に目つぶって考え出しちゃったよ」「何か言いなよってほんと」
絵里「......はい。えーあの、結論なんですけど.........」
海未「結論...?はい、何ですか?」
絵里「結論...あの......」
・
絵里「いって貰って大丈夫です」
海未「はい???」
「「は???」」
海未「いって...何です?」
絵里「お客様」
海未「はい」
・
絵里「いって貰って構いませんので」
海未「ずっと何言ってます???」
海未「...え、あの......」
「いるって何だろ~」
海未「...いるって何ですか?」
「まんま聞いちゃったですの」
海未「いやあの意味が分からな」
絵里「大丈夫なんで、お客様」スタスタ
海未「えちょ、どこへ行くんですか」
<大丈夫なんで、ほんとに
海未「...」
スタスタ
絵里「......」つ弓矢⊂
コトッ
海未「...」
「え弓?なんで???」「変な玩具の...弓です」「あっ...」
絵里「お客様」
絵里「"射って" 貰って大丈夫ですので」
海未「何が始まるって言うんですか???」ユミヤソウビ
絵里「行きましょうよ!!!!ねぇ!!!!」スタスタ
「うるさいんだって」「急に昂るの何なんですかね...」「どっか行きましたの」
スタスタ
アルパカのマスクを被って両手に玩具の盾を持った絵里 <オキャクサマー...!!!
海未「え?は?何?何なの???」
「化け物になって帰ってきたよ」「海未さんが動揺しまくりですの」「あんな海未ちゃん初めてだねぇ」
シールドアルパカ絵里<ヤリマショウヨ...!!!!ホラ...!!!!
海未「声めちゃめちゃに篭ってるしずっと何してるんですか?????」
「あ、盾にほむまんの画像が貼ってあるよ」「コンビニでコピーしたみたいな画質ですの」「ていうかコピー用紙ですよあれ」
シールドアルパカ絵里<イッテモラッテダイジョウブナンデ...!!!!!!イイデスカラ...!!!!!!!
海未「...射って、良いんですね?」スチャッ
シルパカ絵里<コォイ!!!!!!!!!
海未「分かりました」グググ…
海未「...らぶあろっ」パシンッ
海未「あ、すいません飛びませんでした」
シルパカ絵里(盾を床に)パァン!!!!!!!!
「なんで向こうが怒ってるの?????」「あ、帰っていきましたの」「...え、結局お会計いくらだったの??」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ー幕間ー
アルパカ絵里「トイウコトデ」
果南「取りなよマスク」
絵里「っふぅ」スポン
海未「...え?ずっとどういう事だったんです?」
絵里「だから、射って貰って良いですよって」
彼方「それは謝罪の1種なの???」
絵里「良いですよって...こっちは射って貰って良いですよって事ですよ」
花陽「何の譲歩なんですか???」
夏美「えこれ、弓が盾に当たってたらどうなってたんですの?」
絵里「弓が盾に当たったらそら...」
絵里「そら(笑)」
果南「そらって何だよ」
海未「あ、もしかしてチャーハンが?」
彼方「タダになるって事か!」
絵里「そらもう(笑)」
果南「笑ってるの何???」
花陽「結局また、クレーマーが正当な事しか言ってませんよ...」
果南「ずっと常識的な対応してたよ」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ー3rd Challengerー
ー果南ー
海未「...っはぁ......ちょっとー!!来て貰っていいですかー!!」ピンポンピンポンピンポンピンポーン
スタスタ
果南「はい、どうされました?」
海未「どうされましたじゃないですよ、頼んだハンバーグが全然来ないんですが」
果南「…えーと、お客様すいません」
海未「何ですか?」
果南「声が、少し小さいのでもう少し大きな声でお願い致します」
海未「...っですから!!ハンバーグ全然来ないんですが!!ずっと待ってるんですよ!!」
果南「...すいませんちょっとお声が小さいので...」
「充分でかくないですの???」「だいぶ大きいです」
海未「で・す・か・ら!!!!頼んだハンバーグが来ないんですがずっと待ってるんですけど!!!!!!」
果南「すいませんお声が...」
海未「っ...」スッ
海未「ハンバーグがぁっ!!!!!!!!!」
海未「全っ然出てこないんですが!!!!!!ずっと待ってt」
果南「うるさいよおおぉぉぉぉぉぉっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
海未「」キーン
「っwwwww」「軽く上回ってきたよぉ」
果南「ごちゃごちゃごちゃごちゃさぁ!!!!!!!!!!!!!!!!」
海未「」
果南「ハンバーグだぁ!!!!?!?!?!?!!!?」
果南「あなたが食べたいハンバーグってのは」ウデマクリ
果南「これの事かなぁぁぁぁん!!?!?!?!?!?!?!!!?」ペチペチ
海未「」
「武力に訴えようとしてるわよ」「店員にここまで言われるの怖いよぉ」
果南「喰らわせてあげるよ...」スタスタ
「どっか行っちゃいました」
<喰らわせてあげるからさぁ!!!!!!!
海未「??????」
「戻ってきたわよ」「なんか持ってますの」
果南「...えいっ!!!」カブセ
ロシア帽被らされ海未「」
「何かロシアの帽子被らされたわよ」
果南「...あれ?お客様...」
果南「ロシアのお客様ですか?」
海未「」
果南「ロシアからのお客様ですよね?」
海未「いえ、違います...」フルフル
果南「アッハッハッハッハッハッ!!!!!」パンパン
「怖」「JOKERかて」
果南「アハハハッ!!え、ロシアのお客様ですよね?!?!?」
果南「だってロシアの帽子被ってるじゃんさぁ!!!アッハッハッハッハッ!!!!」ペチペチ
海未「」
「いいでしょ別に」「純粋な恐怖ですの」
果南「アッハッハッハッハッ...!!!」
果南「帰って下さい」スンッ
海未「」
「ぶふぉっwwww」「急すぎるよぉ~」
果南「はい立ってください、ほら」
海未「...え?え?」スクッ
果南「あなたのオペラはもう、終幕だよ」ポンポン
海未「……??????」スタスタ
「温度差が凄すぎますの」「何がオペラよ」
果南「...はぁ......」スッ
ヌチョォ...
「えなになになに?」「ポケットからワカメ取り出しましたの」
果南「...」グルグルグルグル...
「顔に巻きつけ始めたんだけど」
果南「...」グルグル...
「怖い怖い怖いよぉ…!!」
ワカメ果南「.........」ジーッ...!!!
「ワカメの隙間からすごいこっち見てくるよぉっ!?!?」「何なんですか!?怖いです!?!?」
ワカメ果南「......はいっ、終わり」
「はいじゃねぇですの」「終わってるのはそっちよ」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ー幕間ー
絵里「何だったの???」
果南「いやもう、完っ全に撃退ですよね」
夏美「撃退されるべき対象はそっちですの」
花陽「ハンバーグ来ないってまた...」
彼方「またクレーマーが正しい事言ってるよ~」
海未「あの、言いがかりつけさせて欲しいんですよね」
絵里「ほんとよね」
海未「せめて1回くらいは、気持ち良くクレームさせて欲しいんですが」
果南「それをさせないって言うのもまた技術だよね」
夏美「技術ってなんですの???」
彼方「ワカメ巻き付け始めたのも、海未ちゃん帰ってからじゃん」
絵里「もうクレーマーも誰もいない状況で巻き付けてたわよね????」
果南「いやそれはもう、今いる他のお客様に対しての "許さない" って言う」
果南「1種の意思表示ですよね」
彼方「全員逃げ帰ってると思うよぉ」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ー4th Challengerー
ー夏美ー
海未「...じゃあ、デミグラスハンバーグセットで」
果南「かしこまりました」
海未「お早くお願いしますね」
果南「はい、失礼します」
ーーーーーー
ーーーー
ーー
ー
海未「...」
果南「失礼します、お待たせ致しました」
海未「はい、ありがとうございます」
果南「こちら、ワカメの胡麻和えです」
海未「はい?」
「びっくりする程違う奴だぁ」「海藻推し過ぎよ」
果南「ワカメの胡麻和えです」
海未「違いますけど」
果南「え?」
海未「頼んだのはデミグラスハンバーグセットですよ?」
果南「...あれ?ワカメの胡麻和えじゃ...」
海未「違います!」
海未「あ、もういいです、店長呼んでください」
果南「はぁ...」
海未「あなたでは話になりません、呼んできて下さい」
果南「分かりました...店ちょおぉぉっ!!!!!」
「誰がそんな原始的な呼び方しろって言ったのかしら」
トテトテ...
幼児服の夏美「はい~っ☆」
「凄いの来ちゃったわ」
夏美「どうしまちた???」
海未「......て、店長ですか?」
夏美「はいっ☆」
「嘘でしょ...」
海未「いや、注文したのと全然違うのが来たんですよね」
夏美「うゆ...」モジモジ
海未「デミハンバーグセット頼んだんですが、ワカメの胡麻和えが来てるんですよ」
夏美「ぅゆ...」モジモジ
「何よあの動き」「子供感の演出かなぁ」
海未「どういう事なんですか?」トントントン
夏美「...っこ」
海未「こ?」
夏美「怖いこと...うゆ...言わないでっ」モジモジ
海未「何ですかこいつ」
「何よこいつ」
海未「いやでも、注文が違うんですよ」
海未「この店員も何が何だか分からないみたいな顔してますし」ユビサシ
果南「...」
海未「さっきから全然話が通じないんですよ」ユビサシ
夏美「ひとに、ゆびしゃしちゃ、だめなんでしゅのっ☆」モジモジ
「何よこいつ」
海未「...あなた店長ですよね?」
夏美「うゆっ!☆」
「こども店長かなん???」
海未「どうなってるんですか教育は?え?」
海未「こいつですよこいつ、すいませんも言いませんし」
夏美「ひとに、こいつって言っちゃ、だめなんでしゅのっ☆」
「鬱陶しいなぁ」
海未「...じ、じゃあもう分かりましたから注文したやつ持ってきて下さいよ!」
夏美「出されたものは、食べなきゃいけないんですのっ☆」
「ずっとそんなんばっかwww」
海未「デミハンバーグセットって言ったんですもん!!」
「さっきからモジモジモジモジと...」「動いてばっかだよぉ」
夏美「...の」
海未「え?」
夏美「のこしちゃうんですのぉ...???」ウルウル
海未「はい???」
夏美「なつみが、がんばって作ったの...」
夏美「のこしちゃうんですの...?」モジモジ
海未「あ、店長作ったんですかこれ」
海未「でもデミハンバーグセットって言ったので...」
夏美「ヒグッ...グスッ...」
「あ、泣いちゃう」「ヤバいですよ」
夏美「フグッ、ガッ...」
海未「泣く時ってそうなります?ガッとか言ってますけど」
「泣き方可愛くないなぁこの子」
夏美「の、のこしちゃうんですの??」モジモジ
海未「わかっ、た、食べますけど!!」
海未「でもハンバーグセットは持ってきて下さいよ!!」
夏美「だめですの」フリフリ
海未「なぁんでですかぁ!?!?」
海未「いや、ですからハンバ」
夏美「これでいいですの???」
海未「はい?」
夏美「ワカメのごま和えっ」
夏美「これでいいですの?」ウンウン
海未「...」
夏美「これで、いいですのねっ?」ウンウン
海未「......良いですけd」
夏美「アザアァァッッッッッッス!!!!!!!!!!!!!!」タタタッ
海未「」
「はっや」
「逃げましたよ」
「最悪のこども店長だよぉ」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ー幕間ー
夏美「...あいっ」
彼方「あいじゃないよ」
絵里「なんなのよほんと、服装と言い」
夏美「いや、子供相手には流石のクレーマーも強く言えないんじゃないかって思いましたの」
花陽「あぁ...」
海未「まあ、確かにあまりガッといけませんでしたが」
彼方「...…え、子供、なの?」
夏美「誰が何と言おうと子供ですのっ!」
花陽「自分の事子供だと思ってるJKです」
果南「あの動き何???モジモジモジモジと...」
絵里「ずーーっとサスペンダー弄って...」
夏美「落ち着き無い感じを出そうと思ったんですの」
果南「うんまぁただ...今回もクレームじゃ無かったけどね」
夏美「あっはっは!!!」
絵里「笑い事じゃないわよ」
海未「私に正しい事を言わせないで貰えませんかね???」
海未「悪質クレーマーとして、間違った事を言わせて下さいよ!!」
花陽「決して正論じゃないけど正論です」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ー5th Challengerー
ー花陽ー
海未「はぁ...ちょっとちょっともー!!!」ピンポンピンポンピンポーン
タタタッ
花陽「は、はいっ、お客様!?」
海未「あの、このパスタ」
海未「熱すぎるんですが!?」
花陽「は、はぁ...」
海未「常識的に考えて貰えますか!?こんなアッツアツのパスタ食べれませんよ!」
「しかし、この客はパスタを殆ど平らげた後だった!」(ナレーション:黒澤ダイヤ)
海未「これ、熱すぎて口の中火傷してしまったんですが(笑)」
花陽「も、申し訳ありませんっ...」
海未「どうするんですかこれ、火傷ですよ火傷」
花陽「はい...」
海未「これ返金ですよ、ねぇ?返金です」
花陽「そ、それはちょっと...」
花陽「もう殆ど、召し上がっておられますし...」
海未「はい...?じゃあ、代わりのパスタ持ってきて下さいよ!代わりのパスタを!!」
「熱さを言いがかりに、代わりのパスタを要求するこのクレーマー」
「そこで店員が取った行動とは...」
花陽「...大変申し訳ありません」
花陽「只今すぐに、代わりをお持ち致します...!」
タタタッ...!!
ーーーーーーー
ーーーーー
ーーー
ー
「クレーマー女が待つ事、数分...」
海未「...」
タタタッ
花陽「お待たせ致しました!!」
コトッ
「何と店員が持ってきたのは、1本の耳かきであった!!」
海未「...はぁ!?」スッ
海未「何ですかこれ!?パスタじゃなくて耳かきじゃないですか!!!」
花陽「...」
海未「ちょっと!!何とか言ったらどうですかこのアホ店員さんは!!!」
「大激怒するクレーマー、しかしこの後、衝撃の一言が店員から放たれる!!!」
花陽「お客様」
海未「はい?!」
花陽「お客様は少々、耳が詰まっておいでのようですので」
花陽「お客様に必要なのは、パスタではなく」
花陽「耳かきかと」
「パスタではなく、耳かきかと」イチカメ
「耳かきかと」ニカメ
『耳かきかと』サンカメエコー
「これには、クレーマーも思わず」
海未「う、うわああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっっっっっっ!!!!!!!!!!!!!!!!!」
花陽「」ビクッ
「店員はクレーマーの痛いところを突き完全攻略」
「耳かきをしたあと、クレーマーは逃げる様に店を後に」
「後にクレーマーは、和菓子屋穂むらの浴槽で発見されたそうです...」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ー幕間ー
花陽「以上です」
絵里「凄い手がかかって無かった?」
果南「1人だけ違う番組始めてたよね?スカッと何とかみたいな奴だよね?」
花陽「正々堂々とクレーマーに対処してたじゃないですか!寧ろ皆さんが邪道でしたよ!!」
彼方「いやいや...」
花陽「果南さんには言われたくなかったです」
果南「えぇ?なんでぇ?」
海未「正直、1番気持ち良くクレーム言えましたよ」
夏美「趣旨が違いますの」
彼方「そういう事じゃない気がする」
海未「今回で1番理不尽なクレーム言いましたもん」
花陽「ほらぁ!!」
果南「ほらじゃないよ」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ー結果発表ー
果南「という訳で結果発表!!」
絵里「うん!!」
果南「やっぱり撃退された側の、海未ちゃんから」
海未「はい」
果南「誰の撃退が1番良かったか、決めてもらいましょうか」
彼方「皆ちゃんと撃退出来たっていう前提でねぇ~」
海未「出来てましたかね…?ごほん、クレーマーとして1番撃退されたなと思う人を選ぶんですね」
夏美「お願いしますのっ!!」
海未「……分かりました。では、優勝はっ!!」
果南「あたしっ!」
絵里「(合掌)」
花陽「こいっ!!」
海未「............果南さんですっ!!!」
果南「よっしゃああああぁぁぁぁぁぁっ!!!!!!!オラァァァァァァァァァッ!!!!!!!!!!」
彼方「声量声量」
絵里「えぇ...??」
果南「そういう事ですね」
夏美「この人ワカメ巻き付けてましたのよ?」
海未「1番撃退されて気持ちよかったですよ」
彼方「気持ちよかったぁ!?」
海未「でっっっかい声で「出てけぇ!」なんて……やっぱり「何だお前ぇ!!!」とかを言われた方が...」
海未「撃退された感、というのはやっぱりありましたよ」
果南「うんうん、成程ね...」
花陽「理屈が1つも通ってなかったですけどねぇ...」
果南「じゃあこれもね、全国の飲食店の皆様もおんなじことして貰って...」
彼方「ダメだよね」
夏美「また新しいクレームの連鎖ですの」
果南「という訳で、スッキリストレス発散出来たわけですが...」
彼方「おぉ?」
果南「ストレス解消と言ったらさ...」スッ
絵里「あっ、それそれ~!!!!!!」
果南「こちらの「ランチパックの袋無限破裂MAX」じゃないですか」
夏美「そうそう、ありましたの」
果南「やってみる?折角だから海未ちゃん」
海未「私ですか?分かりました」スッ
海未「……フンッ!!」
パァン!!
彼方「おおっ」
花陽「不思議な気持ちになりますね」
海未「すっごい音鳴るこれ...」パァン!!
夏美「口調口調」
絵里「あら海未、笑顔になってるじゃない」
果南「大満足じゃんか」
海未「中々面白いですねこれ...」グッ パァン!!
果南「そちらですね、何と30回に一回、更なる爽快感の為に9つの「レア音」、が鳴るそうですよ」
彼方「機構がハチャメチャ過ぎるよぉ」
夏美「皆さん静かに!もうそろそろなるかもですの!」
海未「...」グッ
パァン!
グッ
パァン!
グッ
「ンエェェェェッ」
花陽「アルパカボイス!!!?!?」
絵里「この袋のどこにそんなオーバーテクノロジーが収納されてるのよ」
海未「...」グッ パァン!
果南「これで遊び続ければ、集中力の持続やリラックス効果が得られるそうですよ」
夏美「化学の力ってスゲーですの」
海未「...」グッ パァン!
果南「全国のコンビニエンスストア、及び音ノ木坂購買部で販売中ですので、是非お買い求め下さい!」
彼方「彼方ちゃんにも触らせてよぉ」グッ パァン!
花陽「私も気になりますっ」グッ パァン!
夏美「夏美も押させてですのっ!」グッ パァン!
海未「...」グッ
「ヴェェェッ」
絵里「今真姫入ってなかった???」
果南「ということで皆さん、ラブライブチャンネルのチャンネル登録と高評価、そしてランチパックの袋無限破裂MAXを宜しくお願い致します」
果南「………ありがとぉー!!!」フリフリ
花陽「チャンネル登録して下さいねー」フリフリ
夏美「高評価もですの!」フリフリ
彼方「クレームは受け付けて無いよぉ」フリフリ
絵里「...」グッ
「ハラショー!!!!!」
果南「いつの間に収録してたの!?」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーCASTー
永田:松浦果南
原宿:絢瀬絵里
加藤:近江彼方
ARuFa:鬼塚夏美
ダ・ヴィンチ・恐山:小泉花陽
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
このSSは頭ゆるゆるインターネット オモコロを応援しています
見るなー!!!!!!!!!!!!!!
https://youtu.be/iPRTHPp32sg
過去作抜粋
絵里「雨の日のコーヒー」
穂乃果「第一次音ノ木坂抗争」
絵里 「ゲームセンターに行きましょう!」 にこ 「拒否」 希 「話を聞こう」
絵里 「真夜中に」 にこ 「愚痴を肴に」 希「姦しく」
花陽「都市伝説!」 絵里「対決よ!」
絵里「ノッキン・オン」 にこ「ヘブンズ・ドア」
海未「ふぁ~あ・・・眠いな・・・」 ことほの「「!?」」
絵里「ただ、ありふれた夜」
聖良「夜も更けて」 ダイヤ「姉会ですわ」
聖良「私達の」 ダイヤ「日常」
絵里「壊れた世界で、ただ1人」
海未「あなたは」 ことり「サマーガール」
希「ライブ?」 真姫「そうよ」
LINEグループ 9人の女神達
ダイヤ「お休みは」 聖良「言わないで」
穂乃果「ここどこ!?」 カイマン「ん?ここは"ホール"だぜ」 ニカイドウ「ギョーザ、食うかい?」
にこ「あなたの目には」絵里「私たちの姿が」
かのん「雨の日のコーヒー」
穂乃果「もう自衛隊入るしかないよ」海未「何を言ってるんですか」
善子「覚えてる?9月の事」梨子「そう、あの夜の事」
恋「ひっぷほっぷを聞きます!」すみれ「良いんじゃない?」
曜「水飛沫が光って」 梨子「月の光が輝いて」
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