モバP「がーるずとーくっ」(439)

P「アイドルたちが可愛いんです」

ちひろ「まぁ、アイドルですからね。どうしたんですか?」

P「いや、俺はアイドルたちとかなり親しくなれたと自分では思ってるんですけれど」

ちひろ「ふふっ、間違ってはいないと思いますよ」

P「でも、こう……自分の目の届かないところでのびのびやってるアイドルたちっていうのも見てみたくて」

ちひろ「なるほどなるほど」

P「そういうお悩みを解決する手段が?」

ちひろ「はい、特殊カメラによって撮影されたビデオがこちらに」

P「さすがちひろさん!」

ちひろ「じゃあ、誰のからみますか?」

P「そうですね……あ、この>>4>>6のやつがいいかな」

藍子ちゃん

楓さん

高森藍子(16)
高垣楓(25)


藍子「おはようございま……」

楓「……」ポー…

藍子(あ、楓さん……? 窓の外見て何してるんだろう……?)

楓「……」

藍子(悩み事でもあるのかな……?)

楓「……ふぅ」

藍子(溜息……? やっぱり、何かあるのかな)

藍子(うーん、やっぱり売れてるし忙しいのかな……?)

楓「……」

藍子(そうだ、えっと……お茶葉……)

 カタンッ

楓「……?」

藍子「あ……」

楓「藍子ちゃん? おはようございます」

藍子「あ、おはようございます……」

楓「……どうか、したの?」

藍子「い、いえ。お茶でも入れようかと思って。考え事してたみたいだし」

楓「考え事? ……あぁ」

藍子「楓さんも、どうかなって」

楓「じゃあ、いただきます」

藍子「はい。ちょっと待っててくださいね」

藍子「はい、お待たせしました」

楓「ありがとう……」

藍子「いえいえ、それで……その」

楓「なんでしょう?」

藍子「何か、お悩みとか……ですか?」

楓「いいえ、そういうわけでもないのだけれど……少し」

藍子「私、まだまだ未熟ですけれど。話してみると楽になることとかもあると思うんです。だから……」

楓「……じゃあ、聞いてもらっても?」

藍子「はい。どうしたんですか?」

楓「……あの空を見ていたら……」

藍子「空……」

藍子(やっぱり画になるなぁ、空を見上げてる楓さん……綺麗……)

楓「……」

藍子「楓さん?」

楓「ほら、あの雲がまるで……」

藍子「雲……? あ、きれいな形……お魚かな?」

楓「ね。ホッケみたいだなぁって」

藍子「ほ、ホッケですか?」

楓「これはほっとけないなぁ……って思っていたら向こうの雲がホットケーキに見えてきて、そっちを先に見つけていたらなぁって……」

藍子「は、はぁ……」

藍子(えーっと、つまり……?)

楓「ふふっ……でも、ホッケで一杯っていうのもいいかしら。志乃さんも誘って……」

藍子(何か深い悩みがあって憂鬱だったんじゃなくて、雲をみてお腹が減ってただけ……?)

楓「藍子ちゃん? 大丈夫……?」

藍子「あっ、はい」

楓「それにしても……お茶、とってもおいしいですよ」

藍子「ありがとうございます……うん。よかったです」

楓「……おっちゃんみたいなことを、お茶を飲みながら考えるのも悪くない……」

藍子「え?」

楓「いいえ、なんでも。そうだ、藍子ちゃん」

藍子「な、なんでしょう?」

楓「今度、一緒に焼き鳥でも食べにいきましょう?」

藍子「焼き鳥ですか……うん。いいですね、いつ頃がいいですか?」

楓「それは……」

藍子「それは?」

楓「アイコンタクトで、教えてあげますよ」

藍子「え、えぇーっ!?」

――――

――

P「楓さん……」

ちひろ「楓さんは美人ですけれど……だいたいプライベートが残念ですね」

P「そこも魅力ですけどね」

ちひろ「ふふっ、そうですね」

P「しかし、藍子と楓さんがやたら見つめあってた時があったのはそれでか……藍子は真面目だなぁ」

ちひろ「そんな藍子ちゃんだからこそ、この前のアニバーサリーライブではまとめ役を任せたんでしょう?」

P「まぁ、そうですね……さてと」

ちひろ「次のビデオですか?」

P「はい、何かオススメは?」

ちひろ「そうですね……あ。>>23ちゃんと>>27ちゃんのとか、いかがでしょう?」

木場さん

わかるわさん

礼子さん

しまったきの子にしとけばよかった

高橋礼子(31)
木場真奈美(25)


 カランカラン…

礼子「……あら?」

真奈美「おや、礼子さん?」

礼子「奇遇ね。真奈美ちゃん?」

真奈美「まったくです。お疲れみたいだが、大丈夫かな?」

礼子「やあね。疲れているからこそ、でしょう?」

真奈美「……まぁ、それもそうだ。ある意味ごまかしみたいなものですがね」

礼子「ふふっ、なんだか若くないセリフね……隣、いい?」

真奈美「あぁ、ぜひ」

シエンタケ

ヒャア!年上組とはたまんねえぜ!

礼子「あなたもよくここへ?」

真奈美「まぁ、たしなむ程度に。喉のこともありますから」

礼子「ふふっ……そうね、酒焼けには気を付けないと」

真奈美「節度をもって付き合えば、とてもいいものですがね。酒は百薬の長……とも言うことだし」

礼子「そうね、節度ね……」

真奈美「……どうしされました?」

礼子「私と同じ年の酒飲みのことを少しね」

真奈美「……志乃さんですか。あの人はあれが常態になってますが」

礼子「例外ってやつね。ワインだったらいくらでも入るらしいわよ」

真奈美「それはそれは……」

礼子「今度一緒に飲みにいってみる?」

真奈美「謹んでご遠慮させていただきますよ」

礼子「……ねぇ真奈美ちゃん?」

真奈美「なんですか?」

礼子「最近はどう?」

真奈美「……まぁ、楽しいですね」

礼子「そう。いいことね」

真奈美「まったく、いいことです。アイドルなんてと思ってたんですがね」

礼子「女はいくつになったって綺麗に、美しくなる権利はあるものよ」

真奈美「フフッ……礼子さんに言われると、納得せざるを得ないな」

礼子「あら、褒め言葉としてとっていいのかしら」

真奈美「もちろんですよ」

礼子「……ん。結構飲んだわね」

真奈美「大丈夫ですか?」

礼子「えぇ、これぐらい平気よ……真奈美ちゃんこそ。どうなの?」

真奈美「あぁ、私はそれほど量は飲んでませんから」

礼子「そう……ねぇ」

真奈美「なんです?」

礼子「よかったら、飲みなおさない? 私の家ででも」

真奈美「おや、思わぬお誘いだ……いいんですか?」

礼子「いいのよ、そのほうがリラックスして話もできるでしょう?」

真奈美「……それもそうかな」

礼子「ここだと……ねぇ?」チラッ

真奈美「あぁ、まったく」チラッ

俺「……ッ!」ドキッ

礼子「それじゃあ、いきましょうか」

真奈美「フフッ、お誘い感謝します」

礼子「真奈美ちゃんとは一度じっくり話し合ってみたかったのよ」

真奈美「私も、礼子さんには前から話してみたいことがありますね」

礼子「あら、ナイショのお話ってやつかしら?」

真奈美「さぁ、どうでしょう」

礼子「……それじゃあ、またね?」

真奈美「ちひろさんがしかけたんだろうが、これ以上のプライベートは秘密だよ」


 ――プツッ――

――――

――

P「バレてる!」

ちひろ「いやぁ、これは正直びっくりしましたよ」

P「というかどうやって撮ったんですか?」

ちひろ「ひみつです♪」

P「ひみつなら仕方ないか……」

ちひろ「ちなみに、特に言及はされませんでした」

P「なお怖いです」

ちひろ「さて、気を取り直して次……>>50ちゃんと>>54ちゃんなんてどうですか?」

グラハム

ゆかり

白坂小梅(13)
キャシー・グラハム(15)


小梅「プロデューサー、さんは……お仕事……」

小梅「涼さんも、オフ、だし……」

小梅「早めにきちゃった、けど……い、今なら……」

小梅「事務所の、大きなテレビで……映画……」

 カチャカチャ…ガチャッ!

キャシー「ハァイ! キャシーデース!」

小梅「わ、わっ……!?」

キャシー「あれ、小梅? どうしたの?」

ゆかりだった、安価読み間違えた

……オッケー! 両方書こう! キャシーのSS見たことないしね!

小梅「び、びっくり……して……」

キャシー「あぁ、ごめんね? 挨拶は元気に! っておばあちゃんも言ってたから」

小梅「だ、大丈夫……です……」

キャシー「それで、何してたの?」

小梅「え、映画……見ようと思って、セット、してたの……」

キャシー「映画? いいねいいね! あたしも見る!」

小梅「だ、大丈夫……かな……」

キャシー「んー? ふっふーん。ハリウッド仕込みのこのキャシーのメガネにかなうか心配?」

小梅「そう、じゃなくて……えっと……」

キャシー「まぁあたし浅草から出たことほとんどないんだけどね!」

小梅「……い、いいのかな……?」

小梅「じゅ、準備……できた……」

キャシー「さーて、どんな……の……?」

 ―― 悪夢の赤いリボン ――

小梅「わぁ……!」

キャシー「い、いぃっ!?」

小梅「やっぱり、綺麗……画面も、おおきいし……」

キャシー「な、なんだかタイトルからしておどろおどろしいよ! 小梅!?」

小梅「だいじょう、ぶ……」

キャシー「ほ、ホント?」

小梅「これ、スプラッタより、ホラーより、だから……たぶん……?」

キャシー「な、なにも大丈夫じゃないよ!? ノー! 絶対にノーだよ!」

 『ひ、ひぃっ!? な、なんだこの音は!?』

 『もうやだよぉ……か、帰りたいよぉ……!』

 『……お、おい、お前! 足!』

 『足? え……なんだこ――』

キャシー「いやぁああああああ!」

小梅「す、すごい……臨場感……!」

キャシー「ノオォォッ! 怖いよ!」

小梅「うん……楽しい……」

キャシー「なんで日本のホラーはこんなにしとしとしてるの!? 火炎放射器でもぶち込んで館ごと焼いちゃえばいいのに!」

 『会話が続いてるうちはお互い無事だよね?』

 『そう、だな……はは、今ドアあけるからさ』

 『うん、わかっ――あっ』

 『……おい? おい、どうしたんだよ……なぁ、返事しろよ、おい!』

キャシー「だ、ダメだよ! ぜったいくるよ、ぜったい、ぜっ……」

 ぴとぉ…

キャシー「ひぃやああああああ!? ノー! なに!? なんなのー!?」

女「……」ヌッ

キャシー「わぁああああ!? なんで!? 誰!?」

女「……ふゎ……ん……」

キャシー「こ、こないでぇ! へるぷみー!」

小梅「……え? あ……」

女「あったかい……」ぎゅぅ

キャシー「わぁぁぁん! あたし呪われちゃったの!? カースドキャシーなの!?」

小梅「ゆかり、さん……?」

水本ゆかり(15)


キャシー「へっ?」

ゆかり「むにゃ……もうすこし……」

小梅「……寝てた、のかな……」

キャシー「……」

ゆかり「……んぅ……」

キャシー「この人、ゆかり?」

小梅「た、ぶん……」

ゆかり「……ふふ……もっとぉ……」

キャシー「ゾンビじゃない?」

小梅「生きてる人、です……ちゃんと、見えてるから……」

キャシー「なぁんだ、よかった……」


キャシー「ん? ちゃんと見えてる?」

キャシー「小梅、どういう意味かな?」

小梅「透けてないから、生きてる人、かなって……」

キャシー「透けてる人なんて今までみたことナイよ……」

小梅「結構……います、よ?」

キャシー「や、やめて! キャシー聞きたくない!」

ゆかり「ここにいるよー……むにゃ……」

キャシー「ゆかりもちゃんと起きて! それ寝言なの!?」

小梅「キャシーさんの、声で……起きたから……くっついてるのかも……」

キャシー「さしもの乙女座のあたしもそんな運命はごめんだよ!」

ゆかり「せんちめんたりずむ……」

小梅「す、ごい……いきぴったり……」

キャシー「ゆかり、起きてよ! もう!」

それでもゆかりんなら・・・ゆかりんならきっと新田さん以上にエロくなってくれる・・・!

キャシー「ゆかりをソファに寝かせなおしたよ……」

小梅「ずっと、くっついてましたね……」

キャシー「はがすのにも一苦労だよ……やんちゃ娘なんだから、もう」

ゆかり「……ん……あ、あれ?」

キャシー「あ、ゆかり。起きたの?」

ゆかり「すみません、ちょっとうたたねしていたみたいで……キャシーちゃん、小梅ちゃんは今来たところですか?」

キャシー「いや、いろいろと……」

ゆかり「なんでしょう?」

小梅「ゆかりさん、キャシーさん、とスキンシップ……」

ゆかり「スキンシップですか? 私、その……米国式というか、触れ合うようなのは苦手で……」

キャシー「えっ」

ゆかり「はい?」

キャシー「覚えてないの?」

ゆかり「何をでしょうか」

キャシー「……あたしに急にくっついて来たりとか」

ゆかり「まさか、それはありえません。ちゃんと許可をもらわないでそんなことはしませんよ」

キャシー「いやいや……ねぇ? 小梅ならわかるよね?」

小梅「たし、かに……くっついてました、けど……」

ゆかり「……そうなんですか?」

キャシー「もう驚き桃の木山椒の木だったよ」

ゆかり「?」

キャシー「あれ? 通じない?」

ゆかり「私、寝相がわるかったのかな……」

キャシー「いや、寝相ってレベルじゃなかったよ。本当に……あれ? 小梅?」

小梅「ゆかり、さんもいっしょに……見る……?」

ゆかり「映画ですか?」

キャシー「ゆ、ゆかり! これね、もうすぐ終わりだからここから見ても仕方ないよ! ほら、レッスンの時間近いんじゃないかな?」

小梅「だいじょう、ぶ……まだ、たくさん……あるから……」

キャシー「ノォーッ!?」

ゆかり「なるほど、興味深いですね。ホラー映画ですか……」

小梅「こ、これとか……すごく、ゾクゾクするから、オススメ……です」

ゆかり「じゃあこれにしましょう。ふふっ、楽しみです」

キャシー「もうやだキャシーレッスン行く! いかせてー!」

小梅「だ、だいじょうぶ……いっしょに、いるから……」

ゆかり「となり失礼しますね」

キャシー「だ、脱出不可能……ミッションインポッシブルだよ……」

――――

――

P「キャシー、苦労してるなぁ」

ちひろ「でも、モテモテですね」

P「普段は攻める側、というか明るく引っ張る側やからかう側ですけど……相手が悪かったな」

ちひろ「寝ぼけてるゆかりちゃんに、ホラー映画装備した小梅ちゃんですからねぇ」

P「……ゆかりは意外とホラーも平気なのか」

ちひろ「何事にもまずは挑戦するって言ってましたしね」

P「そういう仕事もありかな……と」

ちひろ「頑張ってくださいね、プロデューサーさん?」

P「はい。まぁその前に次のビデオ……お。>>92>>96の?」

ありす

南条

南条光(14)
橘ありす(12)



 ドタッ ガタガタ ガチャッ!

光「おはようございます! ……あれ?」

光「なんだ、みんないないのか」

光「まぁ、一番乗りっていうのも悪くないかな! こう……」スッ

光「天の道を往き、総てを司る……みたいな、うん」

光「なーんて……」

ありす「……おはようございます」ペラッ

光「うわぁっ!? び、ビックリした!」

ありす「朝から元気ですね」

光「なんだ、ありすはいたのかー。挨拶は大事なんだぞ?」

ありす「名前で呼ばないでください」

光「そう言われてもなぁ……ありすはありすだし」

ありす「そう言われるのが嫌なんです」

光「うーん……わかった、ごめんな」

ありす「大丈夫です。あと、読書中なので。できれば静かにしてください」

光「う、ごめん」

ありす「いえ、別に構いません」

光「……」

ありす「……」ペラッ

光「……」

ありす「……」ペラッ

http://i.imgur.com/k1uXL.jpg

光「……」ビシッ! スッ…バッ!

ありす「……」ペラッ

光「……」スッ…グッ グッ!

ありす「……」ペラッ

光「……」スッ…ググッ バッ!

ありす「……」ペラッ

光「……」バッ スゥ…バンッ!

ありす「……」ペラッ

光「ぁ…ぁ…ぉーん……」グッ ググッバッ!

ありす「さっきからなんですか」

光「え? ごめん、うるさかった? 静かにしてるつもりだったんだけどなぁ」

ありす「動きがうるさいです」

光「準備運動にいいんだよ、変身ポーズ」

ありす「やめてください」

>>103
4コマ目はあえて「橘さん」と呼んで欲しかった

光「でも、ありす。目の前にいるんだしやっぱり話をしようぜ! アタシたち、あんまり話したことなかっただろ?」

ありす「それがわかっているなら名前で呼ぶのをやめてください」

光「そういわれてもなぁ……やっぱり名前のほうが……」

ありす「苗字でいいじゃないですか。橘で」

光「……よし、ありすがその気ならこっちにも考えがある」

ありす「だから苗字で呼んでくださればそれで十分です」

光「ひとつ。今のまま『ありす』って呼ぶ」

ありす「ありえません」

光「ふたつ。『おやっさん』もしくは『おやじさん』と呼ぶ」

ありす「私、一応南条さんよりも年下で女なんですが」

光「みっつ。『ダディャーナザン!』」

ありす「え?」

光「ダディャーナザン!」

ありす「な、なんですかその不安になる発音は!」

かかったッ!!

ダディャーナザンがありすの兄ちゃんになるお話も前にあったなあ、途中で落ちちまったけど

光「ダディャーナザン! ドゥスルンディス!」

ありす「その妙に早口で舌ったらずな呼び方はやめてください!」

光「タチバナ ドギグ ジョヂバザ バサ ラドロビ ジョダバギ ゾ!」

ありす「な、何語ですか!」

光「さぁ、どうするありす!」

ありす「う……」

光「……」

ありす「……勝手にしてください、もうなんでもいいです」

光「やったぜ、ありす!」

ありす「でもそんなに連呼しないでください、もう……」

光「……アタシはいい名前だと思うけどな。可愛いし」

ありす「……変に目立つし、嬉しくないです。からかわれるし」

光「そんな奴らなんか無視しちゃえばいいんだ! ありすは本当に可愛いし、すごい特技もあるじゃないか」

ありす「パソコンは人並みにはできますけれど、それは別に……」

光「ほら、すごいじゃないか! アタシなんて全戦隊の名乗りと全ライダーの変身ポーズと、どの怪獣がどの作品に出たかの判別ぐらいしかできないんだよ?」

ありす「それはそれですごいと思いますけれど」

光「自分にとっては当たり前でも、他の人からみたらすごいっていうこともよくあるってことさ」

ありす「……話がずらされているような」

光「まぁまぁ、細かいことは気にしない気にしない」

ありす「小さいことは気にしない、ですか?」

光「う……な、なんだか含みがあるけどアタシ、140センチはあるんだからな!」

ありす「私は141センチです」

光「な、なんだって!? ちょ、ちょっと背比べ! 立ってみてくれ!」

ありす「はいはい、わかりました」

光「うぅ……ありすはかなり小柄って聞いてたのに、そっかぁ……いや、まだ伸びしろはある! ……はず!」

ありす「頑張ってくださいね」

3サイズ 79-58-80

身長140でこれはヤバイ

ありす「……南条さん」

光「うん、どうしたんだ?」

ありす「少し、気が楽になりました。ありがとうございます」

光「あはは、いいっていいって! アタシはただ……」スッ

ありす「……?」

光「ありすと友達になりたかったんだ。なってくれないかな?」

ありす「……はぁ。強引なのか控えめなのだかわかりませんね」

光「だ、だめ……かな?」

ありす「別に、かまいませんよ……ただ」

光「うん?」

ありす「読書中は、あまりうるさくしないでくださいね……光さん」

光「あぁ!」

いったん区切り
ご飯を食べようむしゃむしゃ

>>115
今度ちゃんと書く

    1         2           3           4

.     __                       __             _
    ,i,_,i_        ,-,_         ,-i,_,l 、      :.. :. ≡=-i'__l,
    |  `i         /'-' `i         //l   l       iコ==ラ`'i ti
    | lヽi li,   →  | lヽl li   →   l i,,l   l |   →     ./  /l/
    | l-'l |,l       | | // l        `"|iコ=''         /  /
.    'Fヲ|,H      E三l_l_A         | .i .|         /  /
    ,i_| .| |                   | || |         i' /l .l,
     -'‐'                      | || |_       l l .ヽ,ヽ,
                          ‐' ' `‐'       -'-'  -'-'
    脱ぐ       たたむ      コーヒーを     砂糖と塩を
                         つくる      まちがえる。

再開、ありがとう

――――

――

P「『橘という呼び方ならまともに呼ばないぞ』かな」

ちひろ「え?」

P「途中のグロンギ語です。あれ、耳で聞くぶんにはまだわかりやすいんですけどね……はおいといて」

ちひろ「光ちゃん、なんというか……ふふっ、かわいらしいですね」

P「どっちが年上だかわかりませんでしたね」

ちひろ「まぁそこもいいところですよ……さてと、次はどうしましょう?」

P「それじゃあこっちの>>138>>142っていうのが気になります」

みく

前川みく(15)
双葉杏(17)


みく「たっだいまにゃー♪」

みく「うー、さむーい! おこたおこた……」トテトテ

みく「……はふぅー、やっぱりおこたは最強にゃあ……」

 もぞもぞ
 
みく「……む?」

みく「なんだろこれ……なんかやわらかい……?」

 バサァッ!

みく「にゃにゃっ!? なんなのにゃ!?」

杏「なんなのはこっちのセリフだよ!」

みく「にゃっ、杏チャン!」

杏「せっかく気持ちよく寝てたのに、げしげし蹴るから目がさめちゃったよ。もう」

みく「ご、ごめんね? わざとじゃないにゃ……」

杏「ごめんで済んだら警察はいらないんだ、おうおう、だすもんだしてもらおうかー」

みく「にゃ……しくしく。でも何もないにゃあ……こうなったら……」

杏「……」モゾモゾ

みく「あぁ、やっぱりカラダで払うしかないのかにゃ……ゴメンネ、Pチャン……みく……」

杏「なんだ、飴あるじゃん」

みく「……杏チャンは冷たいにゃあ」

杏「茶番に付き合う暇はないのだ」

みく「はぁ……なんで冬は寒いのかにゃあ……」

杏「寒い日は嫌だねー。もう外に出たくなくなるよ」

みく「杏チャン、夏に『暑い日は嫌だー、外に出たくないー』って言ってた気がするにゃあ」

杏「それはそれ、これはこれ」

みく「もー、だらけ虫さんだにゃあ」

杏「ミノムシみたいに暮らしたいなぁ」

みく「この前、動ける寝袋買ってたはずじゃなかったかにゃ?」

杏「うん、あれね……」

みく「うんうん」

杏「脱ぐのがすっごくめんどくさかったから使うのやめた」

みく「なるほどー」

杏「トイレはねー。さすがにオムツってわけにもいかないし」

みく「でも杏チャンはなんだかんだ言いながらもちゃんと事務所には来てるんだにゃあ?」

杏「来ないといろいろめんどくさいからね」

みく「家の前でPチャンが正座してたんだっけ?」

杏「近所づきあいとかめんどくさいけど、なんか勝手によろしくされてたみたいだしおすそ分けとかもらえてお得だよ」

みく「お世話されてうらやましいにゃあ……みくもいっぱいかまって欲しいのにぜんぜんにゃ」

杏「この前プロデューサーが『みくに無視される』って言ってたけど」

みく「その日はそういう気分じゃなかったの!」

杏「……気まぐれだねー」

みく「みくは猫だもーん♪ にゃふん♪」

杏「……猫ねぇ」

みく「にゃにゃ? 杏チャンどーしたのかにゃ?」

杏「いや、気まぐれ猫っていうのも結構よさげだよなーって思って」

みく「そうかにゃ? でも杏チャンのやりたくなーい! っていうのもゴロゴロできて楽しそうだと思うけどにゃあ」

杏「……試す?」

みく「今からここで?」

杏「うん、どうかな」

みく「じゃあ杏チャンは猫ちゃんで、みくは働かない子なのかにゃ?」

杏「そんな感じ、よーい……」

みく「どーん♪」

杏「あんずは猫だにゃあ……」

みく「うあー、だるいにゃー、はたらきたくないにゃー」

杏「……みく、語尾が変わってないにゃあ」

みく「みくは自分を曲げないよ!」

杏「じゃあ意味がないんじゃないかにゃあ……」

みく「はっ、盲点!」

杏「っていうか語尾にいちいちにゃあってつけるのめんどくさい」

みく「えっ、ひどくない?」

杏「私は今のままでいいやー。あー、次の仕事までひとねむりっと……」

みく「じゃあみくもこたつでまるくなるかにゃあ……ふわぁ、おやすみー」

――――

――

P「あぁ、あの日のことか……」

ちひろ「心当たりがあるんですか?」

P「この直後に杏はきらりと、みくは茜とペアの仕事で外に出まして」

ちひろ「うわぁ」

P「みくは寒中水泳、杏はコーディネート対決のきらりにコーディネイトされる役」

ちひろ「うわぁ……」

P「もちろん、ちゃんとやりすぎないようにはしてましたけど……いつにもましてだるそうだったのはこんな幸せそうな時間が終わったからだったんですかね」

ちひろ「こたつでぬくぬくしてたら外で泳げとか、いろいろ着替えさせられるとか、確かに疲れてしまいそうですものね」

P「まぁ、みくはアイドルらしからぬパワーを発揮して3位を記録しましたし、杏も優勝してましたけど」

ちひろ「ふふっ、いいですね……それじゃあ次いきましょうか」

P「お願いします。オススメは?」

ちひろ「そうですねぇ……>>165ちゃんと>>170ちゃんとか、いかがです?」

きのこ

蘭子

神崎蘭子(14)
星輝子(15)


輝子「ふ、ふひ、ひ……」

輝子「しょ、輝子の、てるてるきっちん……」

輝子「きょ、今日の……ゲストは……」

輝子「ゲストは……か、かんじゃ、かんざき、らんこ……さん、だぜ、です」

蘭子「フッ……さぁ、呼べよ誉れ高き我が名を! 我が名は神崎蘭子! 闇の求道者にして、光の偶像!(神崎蘭子です、よろしくお願いします! アイドルやってますっ!)」

輝子「……やばい……わかんない……」

蘭子「如何した? 胞子抱く姫よ(輝子さん、どうしたんですか?)」

輝子「え? う、うん……そうです、ね……?」

輝子「買って来たよ……」

李衣菜「うん、ありがと……」グスン

輝子「全部聞き終わったら、感想……聞かせて貰えたら嬉しいなーって」

李衣菜「がんばる」

輝子「そしたらまた、別のアーティストのアルバム借りて……」

李衣菜「うん」

輝子「頑張って、にわか……脱出しよう……?」

李衣菜「……!うん!」

李衣菜「ありがとね!輝子ちゃん!私頑張るよ!」


P「にわか脱出大作戦ねえ」

P「まあ、アリじゃないか?貴様」

P「と、ここらで一旦メシ休憩だ。保守は任せたよ」

すまん誤爆った

すまん誤爆った

蘭子「ふふっ、共に道を行くものと同じ場所に立つことになろうとは……(同じ事務所の人と一緒に番組をするなんて、ドキドキします!)」

輝子「う、うん……」

蘭子「我が『瞳』は万物を見通す理。ふふっ、血沸き肉躍る……(ショートコーナーだけどいつも見て、応援してたんですよ! えへへ、がんばります!)」

輝子「わかった……」

蘭子「様子がおかしい……? まさか、何者かからの呪いか……!(どうしたんですか? 体調とか、悪いんですか……?)」

輝子「う、うん……もうわかりすぎるぐらい、わかった、から……」

蘭子「そ、そうか? ならばよいのだが……(そうですか? わかりました)」

輝子(ど、どうしよう……何言ってるのかぜんぜんわからない……)

輝子「こ、こうなったら……!」

輝子「キノコ……!」

蘭子「むっ……ククッ、ついに持ち出したか、禁断の火を!(き、きのこ! もう使うんですか!?)」

輝子「ふぅー、はぁ……」

輝子「……」

輝子「ふ、ふひ、ひひ、ヒ、ヒヒ……ヒャッハー!」

輝子「キタキタキター! い、いく、いくぜ! へへ」

 ダダダダダ…

蘭子「彼の者が真なる姿を現すまで……しばしの時を戯れよう(輝子さんが着替え終わるまで、ちょっと待ってくださいね!)」

輝子「アァァールビィーバーックッ! フハハハ! ハハハ、は、はい」

蘭子「ふっ、現れたか……さぁ、真の宴はここからよ!(お帰りなさい、輝子さん! それじゃあがんばりましょうね!)」

輝子「おう! 宴!祭り! カァァアニバァール!」

蘭子「そなたの友のチカラ、素晴らしきかな(キノコとおしゃべりすると元気になるなんて、すごいですよね)」

輝子「うん! と、ともだ、ちだから! え、へっへ、フヒ、ハハハ!」

蘭子「それでは参ろう。今宵の晩餐……新緑の芽吹き、大地の恵みと共に!(それではお料理です! 今日のメニューはインゲン豆とジャガイモの煮物!)」

輝子「しゃ、しゃらくせーぜ! 豆なんて、豆なんて……フフフ、ど、どうしてくれようか! フヒッ」

輝子「刻むぜ、ビート! そしてビーンを!」

蘭子「熱き鼓動が身を震わす……!(あぁ、手が危ないですよ!)」


蘭子「唱えるは真言、我が呼びかけに答えよ……『炎よ』!(ガスの元栓をあけて、火をつけます!)」

輝子「お、おう……」


輝子「あっ……みりん入れるの忘れてた……」

蘭子「なんと……だ、だがこの程度。我が手にかかれば些事よ!(だ、大丈夫です! まだどうにかなりますよ!)」


輝子「はぁ……ムレオオフウセンタケとおしゃべりしたい……」

蘭子「ふむ、そういえばそなたは如何にして禁断の触媒を持ち歩いているのだ?(そういえばどうやってキノコを持ち運んでるんですか?)」

輝子「え? うんと……こう……?」

蘭子「なるほど、一筋縄ではいかぬということか……ククク、愉快だ!(あはは、鉢の持ち方じゃないですよ! 輝子さんって面白いですね)」

輝子「そ、そうかな……へ、へへ」

蘭子「ククク……我が呼びかけに混沌の地は応えた!(やったぁ、完成です!)」

輝子「も、盛る……盛り付け……」

蘭子「さぁ、我らが奏しシンフォニー! 轟き響き渡れ!(2人で協力してきれいに……えへへ、できました!)」

輝子「きのこ風……フヒッ」

蘭子「摩訶不思議……摂理に逆らうか(この部分、重力無視してるような……)」

輝子「あ、あの、その……」

蘭子「む、何用か?(どうかしたんですか?)」

輝子「じょ、上手にできたの……手伝ってくれたからだら、あり、あ、あり、あり……ありがと、ご、ざいま……」

蘭子「フッ、礼を言うべきは私の方よ。美しき時……(こちらこそ、ありがとうございました。すごく楽しかったです!)」

――――

――

P「これ、ボツ回のテープですか?」

ちひろ「はい♪」

P「うぅん、うまく撮れてると思うのにな」

ちひろ「まぁ、普通の人が見たらどういうことなのか理解できなかったんでしょうね……」

P「普段は輝子も料理の最中にテンションがあがって一時的にあっちになるぐらいだしなぁ……」

ちひろ「でももったいなかったのでもらいました」

P「うん、よかったです」

ちひろ「蘭子ちゃんの言語がわからない人にはつらかったんでしょう」

P「もっとみんなにわかってもらえるようにしてあげたいですね」

ちひろ「ですね……というわけで次は>>215ちゃんと>>219ちゃんです」

桐乃あや

森久保

桐野アヤ(19)
森久保乃々(14)


アヤ「次の仕事は……っと。ん? 共演者……もりくぼ……のの?」

乃々「あ、はい……なんですか……?」

アヤ「お。最近事務所はいったヤツだよな?」

乃々「え、は、はい……し、新人ですけど……い、いびりとか、よくないと思いますけど……」

アヤ「あぁ? んなことする気はねーってば。アタシをなんだと思ってんだ」

乃々「え、あ……す、すみ、すみま、せ……はい……ごめんなさい……」

アヤ「……あー。そんなビクビクしなくていいっての」

乃々「別にびびってたりはしませんけど……大丈夫ですけど……」

アヤ「大丈夫じゃねーだろ。こっちみなよ」

乃々「む……むぅーりぃ……」

アヤ「あのねぇ、乃々?」

乃々「えっ……あ。い、いきなり名前呼ばれると……びっくりするんですけど……」

アヤ「あ、悪ぃ……」

乃々「……それで、なんですか……」

アヤ「いや、まぁ……同じ事務所なんだし大丈夫か心配だっただけ」

乃々「そ、そうですか……」

アヤ「まぁ、案の定大丈夫じゃなかったみたいだしな」

乃々「よ、余裕ですけど……ぜ、ぜんぜんへいきですけど……」

アヤ「強がりはいいっての」

乃々「……」

アヤ「アタイだって最初は乗り気じゃなかったけどさ、プロデューサーとのあれこれもあって今じゃ……やる気十分って感じだしよ」

乃々「あ、あたい?」

アヤ「やべっ……アタシ、うん。アタシな、アタシ」

乃々「……だってあたし……聞いてませんでしたけど……不意打ちなんですけど……」

アヤ「プロデューサーはなぁ、しょっぱなにやたらぶち込んでくるんだよ……本人がノリ気じゃない奴ほどな」

乃々「なんなんですか……? いぢめですか……?」

アヤ「アイツなりに考えはあるみたいだけど、まぁそうかもな」

乃々「うぅ……も、もうお腹も痛くなってきたんですけど……ドキドキするんですけど……」

アヤ「でも、よ」ポンッ

乃々「あ、ぅ……なん、ですか……」

アヤ「うちの売れっ子、結構最初に無理やり大き目の無茶ぶりされたやつも多いんだぜ? 拓海とか、杏とか……ある意味幸子もか? あれは売れてからだけどな」

乃々「……あたしができるっていうんですか……」

アヤ「さぁな。出たとこ勝負でバシッと決めるっきゃねぇだろ?」

乃々「そんなの……」

アヤ「無理か?」

乃々「……う……や、やれるだけは、やってみますけど……できなくても、笑わないでほしいんですけど……」

アヤ「だぁーいじょうぶだっての。センパイにまかせな?」

乃々「せんぱいですか……」

アヤ「おうよ。こう、ガツーンとパンチかましてやるぜ?」

乃々「ぼ、暴力沙汰はよくないと思いますけど……」

アヤ「あ? あぁ、たとえ話だって、なんとかならぁ」

乃々「えぇー……」

アヤ「なんだよその目……って、お」

乃々「え、あ、なんですか……た、たたくんですか? い、いぢめはよくないと思うんですけど……」

アヤ「んなことしねーっての。やっとこっち見たな?」

乃々「あ、う……ごめんなさい……」

アヤ「なんで謝んだよ、いいじゃねーの……相手のこと見てなきゃ、あわせらんねーぞ?」

乃々「……は、い」

アヤ「今日はアタイがあんたの勝利の女神様になってやらぁ。仕事、成功させんぞ!」

乃々「よ、よろしく……おねがいします……」

アヤ「おう、いくぜ!」

――

アヤ「ん、まぁまぁかな」

乃々「あ、あの」

アヤ「おう、どうした?」

乃々「あ、あたし、失敗……」

アヤ「あれはアタシの失敗だ。たぶん他のやつも気づいてねーから気にするなって」

乃々「で、でも……」

アヤ「いいから。あぁいうのは慣れればおいしいけど初めてでやらかしたら頭真っ白んなっただろ? 気ぃつけとけよ」

乃々「……は、い……」

アヤ「次、共演するときに返してくれればいいからさ……じゃな」

乃々「え、あの……あ、あっ……」

アヤ「あん?」

乃々「あり、がとう……ございました!」

アヤ「……おぉ、やればできるじゃねぇか。アタシは歩いて帰るよ……またな?」

乃々「ま、また……つ、つぎ。続けますから……」

言う事は言うんだよなあ

――――

――

P「この前のアレか……」

ちひろ「アヤちゃんもなんやかんやでキャリア、長いですからね」

P「そうですね……そろそろまた大きめの仕事がとってやりたいな」

ちひろ「ふふっ、がんばってくださいね」

P「がんばるのはアイドルですよ……乃々も、これで続ける指標もまず1つできてたのか。うん、先が楽しみだな」

ちひろ「はい! それじゃあ、次いきましょうか」

P「そうですね……んー、>>248>>252とかあります?」

瑞樹ちゃん

何気に薄い本が多いベテトレさん

川島瑞樹(28)
ベテラントレーナー(26)



ベテトレ「1,2,3,4,1,2,3,4……はい、オッケーです。いったん休憩しましょう」

瑞樹「あぁー。ふぅ……ん、レッスンは楽じゃないわね」

ベテトレ「お疲れ様です。まぁ、バランスは考えていますがハードなメニューですからね

瑞樹「ふふっ……まだまだ若い子には負けないってことよ」

ベテトレ「川島さんはすごいですね、姉さんと同い年とは思えないぐらいです」

瑞樹「麗さんのこと? あの人もすごいと思うわ……」

ベテトレ「まぁ、コーチ……トレーナーの鬼ですからね」

ベテトレさんは
こっちか

ごめんねちょっと休憩させて。ぷちます見てくる

マストレさん青木 麗っていうのか
初めて知った

瑞樹「でも麗さんも若いわよね……肌のハリはあなどれないわ」

ベテトレ「体調管理の一環でドリンク作っているらしいですけど」

瑞樹「……なるほど?」

ベテトレ「か、川島さんどうしたんですか?」

瑞樹「それ、興味深いわね」

ベテトレ「いや、あの……」

瑞樹「ドリンク、体調管理としてもいいんでしょう?」

ベテトレ「でもたぶん私用のドリンクだと……」

瑞樹「私用だと、何か問題が?」

ベテトレ「……驚くほどまずいです」

瑞樹「なんですって?」

ベテトレ「姉さんも私も得意なジャンルがありますね」

瑞樹「そうね、麗さんはドリンク」

ベテトレ「私はスケジューリング、およびメニュー」

瑞樹「……そうね?」

ベテトレ「他のアイドルにやらせる前に、単純にメニューの負担については考えるだけじゃなく試してるわけです」

瑞樹「それと同じ要領で、ほかのアイドルに飲ませる前に自分で試している、と」

ベテトレ「効果と味、両方が納得できて他の人に飲ませるそうです」

瑞樹「……自分では飲み続けているけど他に流さないのが……」

ベテトレ「つまり、味は推して知るべしっていうことですね」

瑞樹「そう……」

ベテトレ「そんなに落ち込まないでください」

瑞樹「美味しい話はないってことね……残念だわ」

ベテトレ「実際、飲むときにやたら渋い顔していますから」

瑞樹「でも、少々のリスクと味ぐらいなら我慢を!」

ベテトレ「……姉さんは味音痴ですけどね」

早苗さんはアンチエイジングとかそういう次元じゃない

瑞樹「え?」

ベテトレ「姉さんのドリンクがおいしいって聞いたことはありますか?」

瑞樹「……ないわ」

ベテトレ「その姉さんがまずいって言ったものはつまり……」

瑞樹「ありえないほど……まずい……?」

ベテトレ「そういうことです」

瑞樹「……残念ね」

ベテトレ「まぁ、基礎代謝をあげるのはアンチエイジングにも役立ちますし……レッスンをしっかりしていきましょう?」

瑞樹「アンチエイジング……そうね。アンチエイジングに正解はないわ!」

ベテトレ「はい!」

瑞樹「それじゃあ、レッスン再開しましょう! 今ならやれるわ」

ベテトレ「はい、ちょっとだけハードにいきますね!」ニヤッ

瑞樹「ドンときなさい!」

――

瑞樹「ぜぇ……はぁ……」

ベテトレ「はい、息が上がってますよ! もっと長く吸って長く吐きましょう!」

瑞樹「す、少し待って……これは、本当にレッスンなの……?」

ベテトレ「レッスンですよ。柊さんお墨付きのね」

瑞樹「……!」

ベテトレ「10分息を吸って10分息を吐きましょう。目標は大きく!」

瑞樹「やるわ……川島瑞樹、限界を超えてみせる!」

ベテトレ「はい、応援してますよ……その次は1秒間に10回呼吸ですからね」

瑞樹「まかせなさい、小娘には負けられないのよ!」

志乃さんのワインにはそんな意味があったのか

――――

――

P「……このレッスン日……2日後に川島さんが寝込んだやつだ」

ちひろ「レッスンに熱が入りすぎてたとはいいましたけど……」

P「そういえば前は過呼吸寸前になってましたし……」

ちひろ「冗談交じりに吊り上げたらついてきて楽しくなっちゃったっていってましたね」

P「今度ちゃんと話し合う場、作らないとダメですね」

ちひろ「ですねぇ……」

P「さてと、課題も見えたことだし次いきましょうか」

ちひろ「じゃあ>>292とちゃん>>297ちゃんのにしてみましょうか」

佐城雪美ちゃん!

まゆ

これ以上濃い組み合わせがあるだろうか

佐城雪美(10)
佐久間まゆ(16)



まゆ「……」

雪美「……まゆ……」

まゆ「あら? 雪美ちゃん。どうしたんですかぁ?」

雪美「……この前の………お話……続き……聞かせて………?」

まゆ「うふふ……いいですよぉ……どこまでお話したかしら……」

雪美「お姫様………王子様を……見つける………」

まゆ「そうそう、そうでしたね……」

雪美「……気になる……」

まゆ「大丈夫、ゆっくりお話ししてあげますから」

雪美「………うん……」

まゆ「ある時、他の城の王子様をお姫様がみかけました」

まゆ「素敵な王子様。お姫様は、初めての感覚を味わいました」

まゆ「『あの気持ちは何だったのだろう?』 お姫様は、城の人たちに『もう一度王子様に合わせてほしい』といいました」

まゆ「けれど、それは許してもらえませんでした」

雪美「………ひどい……」

まゆ「そう……だから、お姫様は考えます。どうすればいいのだろう?」

まゆ「けれど、これまでお城の他の人たちのことを聞いていただけのお姫様では、いいアイディアは浮かびませんでした」

雪美「……どう………する……?」

まゆ「悩んだお姫様は、少しだけお城を抜け出してしまいます」

まゆ「ふらふらと、歩いていくその先は暗い道。そこには山賊がひそんでいました」

雪美「……たいへん………」

まゆ「お姫様は山賊に襲われるなんて、初めての体験でした……話に、聞いたことしかないぐらいに」

雪美「……どうする……?」

まゆ「山賊たちに、いろいろなものをとられてしまいそうになった時です」

まゆ「『その子は俺に用事があるんだ』……あの時の王子様が現れ、お姫様の手をひきます」

まゆ「山賊たちも、王子様の迫力に恐れおののき、逃げていきました……」

雪美「……よかった………」

まゆ「そして、王子様は声をかけました」

まゆ「『君とは、初めて会った気がしない』……彼も、お姫様のことを覚えていたのです」

雪美「……素敵………?」

まゆ「うふふ……きっと、お姫様はとぉっても嬉しかったんでしょうね……」

まゆ「王子様は、自分のお城の舞踏会へとお姫様を誘いました」

まゆ「お姫様も大喜びでそれについていきます」

まゆ「そこの人たちはとても綺麗で、優しくて……」

まゆ「お姫様は、この人たちの友達になってみたいと思いました」

雪美「……友達………たくさん……」

まゆ「でも、これまでお姫様が住んでいたお城が、一緒にいた人たちがお姫様のことを許してくれません」

雪美「……どうする…の………?」

まゆ「うふふ……どうしたと思う……?」

雪美「……」

まゆ「……」

雪美「……おねがい、する……?」

まゆ「残念、ちょっとだけ違いますねぇ」

雪美「……残念………」

まゆ「うふふ、難しい問題だったからしかたないですよぉ……」ナデナデ

雪美「……うん……」

まゆ「正解は……」

雪美「……どきどき」

まゆ「あら、不思議……」

雪美「……?」

まゆ「ぜんぶぜんぶ、なくなっちゃいました」

雪美「……なくなった………?」

まゆ「そう。お姫様が住んでいたお城は、なくなっちゃったのです……なんにも、していないのに」

まゆ「でも、おかげでお姫様は王子様のところへといくことができるようになりました」

雪美「……たいへん……」

まゆ「うふふ、お姫様は王子様と、素敵なお友達を手に入れました……めでたし、めでたし」

雪美「……まゆ………」

まゆ「なんですかぁ?」

雪美「お城にいた人たちは……?」

まゆ「さぁ、どうしたんでしょう?」

雪美「……そう………」

まゆ「さぁ雪美ちゃん、質問はありますか?」

雪美「……お姫様……」

まゆ「お姫様が、どうしたの?」

雪美「……そのあとのお姫様は……幸せ……?」

まゆ「そうですねぇ……とぉっても、幸せだと思いますよぉ」

雪美「……なら……いい……」

まゆ「お姫様が一番欲しいものは、なかなか手に入らないみたいですけどねぇ……うふふ」

雪美「……?」

まゆ「こっちのお話だから大丈夫ですよ……ねぇ?」

――――

――

ちひろ「ろくがはここでおわっている」

P「へぇ、まゆのやつ語り部っていうのも意外と似合うな」

ちひろ「……それが感想ですか?」

P「雪美の面倒をみてくれるいいお姉さんでもあるんですね。いやぁ、まゆはなんでもできるんだなぁ」

ちひろ「あー、うん、はいはい」

P「なんですか?」

ちひろ「もう余裕です。大丈夫です、次のビデオいきましょう、ね」

P「そうですか……? じゃあ>>348>>352のにします」

智絵里

珠美

緒方智絵里(16)
脇山珠美(16)


珠美「剣士に必要なのは日々の鍛練!」

珠美「というわけでランニングをしようと思ったら」

珠美「お母さんにお使いを頼まれてしまった……」

珠美「あんまり遅くなると困っちゃうだろうなぁ……」

珠美「で、でも今日頑張らないと明日頑張るのはもっと大変だっていうし!」

珠美「でもおつかい……うーん、うーん」

智絵里「あれ……珠美、ちゃん?」

珠美「ひゃあっ!?」

智絵里「わ、ふゎっ!?」

珠美「ち、智絵里殿……ご機嫌麗しゅう」

智絵里「ご、ごめんね? 何か……考え事、してたのかな?」

珠美「いえ、その……ランニングをしようと思っていたのですが」

智絵里「う、うん」

珠美「おかあ……母上にお使いを頼まれてしまったのです」

智絵里「そっか……」

珠美「そうなのです」

智絵里(……お母さん、って普通に言ってもいいと思うのにな……)

智絵里「珠美ちゃんは……どう、したいの?」

珠美「珠美は……ちゃんと鍛えないとだから」

智絵里「鍛える……の……?」

珠美「はい。その……前回のイベントでお恥ずかしいところをいろいろな方々にみせてしまいましたから」

智絵里「……うん」

珠美「どうしたのですか?」

智絵里「わたしは……えっと、自信、とか……あんまりなかったけど……」

珠美「自信がないだなんて、とんでもない……この前のライブだって……」

智絵里「う、うん……自信は、ないけど……信じてくれる人が、いるから……」

珠美「信じてくれる……人、ですか?」

智絵里「……うん」

珠美「それって……」

智絵里「え、えへへ。ひみつ?」

珠美「智絵里殿……そう、ですか」

智絵里「うん。その……一生懸命になるのって、すごくいいこと……だけど……」

智絵里「自分だけだと……すごく、たいへんだから……」

智絵里「おつかいは、ちゃんとしたほうがいい……かなって」

珠美「確かに、その通りですね……千里の道も一歩からといいますし身近なことをないがしろにしては立派にはなれません!」

智絵里「ちょっと、偉そうだったかな?」

珠美「いえ、目が覚める思いです! そうですね……大切なことを忘れるところでした」

智絵里「ううん、わたしも……いっぱい、いっぱい。見てもらって初めてわかったこと……だから……」

智絵里「それじゃあ、いっしょにおつかい、いきましょうか……?」

珠美「よ、よいのですか?」

智絵里「うん、ちょっとお散歩してただけだから……」

珠美「ふふっ、それでは是非おねがいします」

智絵里「何を買うの?」

珠美「そうですね、まず牛乳と……」

珠美「……にぼしと、チーズと……」

智絵里「た、珠美ちゃん?」

珠美「ち、違いますから! 別にその、身長とか、カルシウムとか、そういうのじゃないですから!」

智絵里「う、うん、わかってるから大丈夫……」

珠美「ほんとうですし! 嘘じゃないですしっ!」

智絵里「う、うん。大丈夫……」

――――

――

P「智絵里は強くなったなぁ」

ちひろ「そうですねぇ」

P「もう感涙です」

ちひろ「ふふっ、ずっと一緒にいましたものね」

P「……でも、まだです。俺はまだ大きな舞台を用意してますよ」

ちひろ「へぇ……? そうなんですか?」

P「今回の仁奈の次あたり、大々的に推していくつもりです。すでに水面下に大勢のファンがいる状態なのはわかってますから」

ちひろ「待ち望んだ、ってことですか?」

P「そう、最初期からのファンたちを待たせてましたから……それを智絵里に伝えるのも楽しみですね」

ちひろ「いいですね」

P「いいですよ……さて、と」

ちひろ「そろそろお開きですか? 最後に>>398ちゃんと>>403ちゃんのを見て〆ってことにしましょうか」

春菜

藍子

上条春菜(18)
高森藍子(16)


P「それじゃあライブの成功を祈って――カンパーイ!」

  \かんぱーい!/ \酒が飲めるぞー/ \せんせぇ!/ \ダーリン!/

\これはノンアルコールよ?/ \こ、これは、その、泡がたつジュース……です/

藍子「かんぱーい! ……ふふっ、にぎやかだなぁ」

春菜「あ、藍子ちゃんみっつけた!」

藍子「え? あ、春菜ちゃん……どうしたの?」

春菜「いやいや、今回のライブのメインの1人っていうことで親交を深めに来ました!」

藍子「な、なるほど……?」

春菜「というわけで……眼鏡どうぞ!」

藍子「め、メガネ……かぁ」

春菜「ふふっ、大丈夫。私のメガネに間違いはない……よ?」

藍子「じゃ、じゃあ……えっと……」

春菜「ふふふふ……」

藍子「こ、こう……かな?」

春菜「イエスッ!」

藍子「は、春菜ちゃん!?」

春菜「うん、すごくいい! 流石藍子ちゃん、流石眼鏡!」

藍子「う、うん……ありがとう……?」

春菜「ふふ、やっぱり眼鏡はいいなぁ。癒しだよ」

藍子「ねぇ、春菜ちゃん」

春菜「どうしたの?」

藍子「……もしかして、緊張してる?」

春菜「は、ははは……何を……」

藍子「ふふっ、私は結構緊張しちゃってるよ」

春菜「……先に言うのはズルだよぉ」

藍子「え、えぇ?」

春菜「私だって……うん。緊張、してるよ。してないわけないよ」

藍子「やっぱり」

春菜「もうっ、年長さんとして緊張をほぐしてあげるつもりだったのにな」

藍子「ふふっ、でもメガネのおかげで少し楽になれたよ?」

春菜「本当? ならよかったかな……流石眼鏡!」

藍子「はい、流石です」

春菜「ってまた持ち上げて……藍子ちゃんはすごいなぁ」

藍子「そう、かな?」

春菜「そうだよ。そんな風にはなかなかできないもん」

藍子「でも、私は春菜ちゃんみたいに人の新しい一面を見つけたりっていうのは得意じゃないし……」

春菜「あ、眼鏡は新しい一面だよね!」

藍子「う、うん」

春菜「……」

藍子「春菜ちゃん?」

春菜「正直……ドキドキしてるよ。楽しみだけど、それ以上に不安だもん」

藍子「それは私だって……」

春菜「私が眼鏡を好きな理由……知ってる?」

藍子「ううん。教えて?」

春菜「むかしむかし、世界がなにもかもぼやけて見える女の子がいました」

春菜「しかし、ある時女の子は、不思議なアイテム『めがね』を手に入れたのです」

春菜「それをかけるとあら不思議! 世界が色づいて、くっきりはっきり見えるように!」

春菜「……って、お話なんだけれど」

藍子「な、なるほど……」

春菜「このはっきり見える世界が、全部私のことを見てると思うとドキドキしちゃって……眼鏡をかけてて悩むなんて初めて」

藍子「メガネをかけてて悩むのが初めて……?」

春菜「うん。見えてるっていうのが不安なんて……」

藍子「春菜ちゃん、それ、いけるかもしれないよ!」

春菜「え、えっ?」

藍子「私たち、メガネかけちゃう! ライブの時も!」

春菜「い、いいの?」

藍子「いいんだよ! だって……そのほうが、はっきり見えるんだよね?」

春菜「う、うん」

藍子「いろんな人が喜ぶ顔……ちゃんと見えたら、やる気がもりもりわいちゃうと思わない?」

春菜「……ふふっ、そうだね! 眼鏡をかけたアイドル達に喜ぶファンのみんな! 一石二鳥どころじゃないよ!」

藍子「ねっ? プロデューサーさんにも相談してみよう!」

春菜「じゃあ私は眼鏡の予算をたてようかな」

藍子「えっ、経費で落ちるレベルじゃないの……?」

春菜「眼鏡は一筋縄ではいかないんだよ!」

藍子「それじゃあ……」

春菜「おっと、その前に加蓮ちゃんと歌鈴ちゃんにも眼鏡配ってくるね!」

藍子「え? あっ……」

春菜「眼鏡の素晴らしさをファンだけじゃなくアイドルのみんなにも広めるなんていいアイディアだなぁ、ありがとー!」

藍子「な、なんかズレてるような……?」


――――

――

P「あー、アニバーサリーライブの時の……」

ちひろ「舞台裏ですね」

P「春菜ノリノリでメガネを配ってましたからね」

ちひろ「メガネ費だけですごいことになってました」

P「でしょうね」

ちひろ「そうですとも……まぁ、みんな楽しんでいたからいいんですけれどね」

P「ふふっ、そうですね」

ちひろ「な、なんですか! 笑わないでくださいよ! もうっ」

P「あぁ、すみませんつい」

ちひろ「ふーんだ、いいですよ。私がお金のことをゆるくいうのがそんなにおかしいんですか」

P「いやいや、ちひろさんにはいつも財布のひもを握ってもらって助かってますよ」

ちひろ「どうだか……もう」

P「本音ですってば。だからこそ、ライブが大成功だったなって振り返れるわけですし」

ちひろ「……そうですか」

P「そうです。ね?」

ちひろ「はぁ……まったくもう。明日からのご飯のおかずを1品減らすか悩みましたがやめてあげます」

P「あはは、ありがとうございます」

ちひろ「じゃあ、そろそろ寝ましょうか?」

P「そうですね……おやすみなさい」

ちひろ「はい……あ、あと」

P「なんですか?」

ちひろ「今晩は冷えるらしいですし……無料の湯たんぽ、いかがですか?」


おわり

今回は割と珍しい組み合わせがかけて楽しかった、満足
未完SSは近いうちに完結させる、はず

保守支援ありがとうございました

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