ID:tEPkithF0
代行サンクス
ちまちま投下
和「…」カチカチ
和「(この『ハギヨシ』という人…なかなか手強いですね)」カチ
和「(でも…)」カチ
ツモ 300、500
和「ふぅ…(ギリギリ逃げ切れました…)」
和「(さて、そろそろ明日の準備をして寝ましょうか)」
和「(明日の時間割は…)」
エトペン「福路美穂子ちゃんの美乳揉みたい」
和「!?」
エトペン「」
和「…」
和「気のせい、でしょうか…」
和「エ、エトペン?」
エトペン「」
和「…」
和「やはり、気のせいですね」
エトペン「福路美穂子ちゃんの美乳揉みたい」
和「っ!!!」
和「あ、ああ…エトペンが…」
和「エトペンが喋るなんて…そ、そんなオカルト…」
和「ありえません!」
エトペン「福路美穂子ちゃんの美乳揉みたい」
和「ひっ!」ビクッ
和「(やっぱり喋ってる…でも)」
和「ど、どうせこんなの誰かの悪戯に決まってます」
和「そう。これは悪戯です。お、大方、部長あたりがこっそり仕掛けた」
エトペン「美穂子かわいいよ美穂子」
和「ひっ!」ビクッ
和「(さっきとは違う言葉…)」
和「ず、随分と手の込んだ悪戯ですね。部長らしいと言えば部長らしいですが」
和「でも、もう驚きませんよ。そろそろタネ明かしといきましょうか」
和「きっと部活で私の居ない間に…この辺りに…」ゴソゴソ
和「小型の録音再生機でも…」ゴソゴソ
エトペン「和ちゃんのデカパイ揉むね」
和「えっ?」ムニュ
和「ひっ!」
エトペン「」ズズズ
和「う、動いた…!」
和「(おかしいです)」
和「(エトペンを調べても録音再生機のような物は無かった…)」
和「(しかも、エトペンに触った感触がいつも通りでした)」
和「(つまり内部に機械的な細工が施されている訳でもない)」
和「こ、こんなオカルト…」
和「ありえません!」
エトペン「福路美穂子ちゃんの美乳揉みたい」ズズ
エトペン「みほこーみほこー」バッ
和「(跳んだ!?)」
エトペン「美穂子かわいいよ美穂子」ガラッ
和「(ま、窓を)」
エトペン「みほこぉ~」バッ
和「(飛んだ…)」
→
久「ふむ。それで昨日はそのまま放心して、気が付いたら朝になっていたと」
和「はい。夢であって欲しかったんですけど、部屋の何処にもエトペンが見当たらなくて」
和「本当に部長は何も知らないんですか?」
久「残念だけど知らないわ。というか、話を聞く限りだと人為的な現象と思えないわ」
和「でも、そんなオカルト…」
久「ありえるのよ。そうでもなければ説明が付かないでしょう?」
和「う…」
まこ「じゃが困ったのう。そのエトペンとやらが無きゃ、和は本来の実力を出しきれんのじゃろ?」
和「はい…」
久「取り敢えず美穂子に連絡を取ってみましょう」ピッ
久「和の話が本当ならエトペンと対面しているかもしれないわ」プルルル
優希「じぇ?風越の福路さんって機械オンチなんじゃ…」
咲「機械オンチでも流石に携帯くらいは使えるよっ!」
アーリーガートーウーノハルハー マダハヤイーカラー
華菜「キャプテンの携帯に電話だし」
美穂子「ええと、これはどうすれば話せるのかしら」
華菜「ここの応答ってトコを指でタップすれば話せますよ」
美穂子「タップというのは…」
華菜「こう、指で触れることです」ポチ
『もしもし美穂子?今大丈夫ー?』
美穂子「上埜さん!大丈夫です!どうかしましたか?」
『んー…単刀直入に聞くんだけど、丸っこいペンギンのぬいぐるみを知らない?』
美穂子「あぁ、それでしたら…」
エトペン「美穂子ちゃんマジ天使」
美穂子「今朝からずっと私の傍を離れません」
『ぬあーっ!また喋った!何製だコイツ!』
『お、落ち着いて華菜ちゃん!』
『焦りからは負の感情しか生まれぬ。森羅万象、あらゆる現象を受け入れるべし』
『なんかすーみんの様子もおかしい!どうなってんだし!』
『池田先輩、この藤田プロのカードをあげますから落ち着いて…』
『落ち着けるかァ!とにかくそのペンギンはダンボールか何かで封印するべきだし!』
『池田ァァ!電話中くらい静かにしろァ!』
久「どうやらエトペンは美穂子が持ってるみたい」
優希「何のツッコミも無しだじぇ」
和「早くエトペンを迎えに行きましょう!」
まこ「ここから風越まで歩くんはちょいとキツいと思うがのぉ」
久「ならヒマそうな人に迎えに来てもらいましょう」
ブロロロロ…
智美「ワハハー。久は人使いが荒いなー」
久「ごめんごめん。お礼はちゃんとするから」
智美「頼むぞー」
咲「お礼って、何のことですか?」
智美「ジュース一本」
咲「…」
ゆみ「蒲原、今後は久の頼みは無視した方が良いぞ」
久「失敬ね。なら、次からはジュース二本でどう?」
智美「おっ。それは美味しいなー」
ゆみ「蒲原…」
桃子「本人がそれで良いなら、それで良いんすよ…加治木先輩」
智美「と言ってる間にとうちゃーく」ギャリイイィ
久「失礼します」ガチャ
エトペン「美穂子かわいすぎワロタ」
和「エトペン!」ダッ
智美「うお、ペンギンが喋った」
ゆみ「あれはぬいぐるみだ、蒲原」
桃子「ぬいぐるみだとしても変っすよ」
美穂子「みなさんお久し振りです」
まこ「合宿の時以来じゃのぉ」
和「探しましたよエトペン!」
エトペン「みほこーみほこー」
華菜「一周回って喋らないペンギンがおかしく見えてきたし。あははは」
コーチ「池田ァ!しっかりしろァ!」
優希「カオスだじぇ」
久「あー、早速だけどそのペンギンは引き取らせて貰っても良いかしら?」
エトペン「美穂子はかわいいなあ!」
美穂子「良いですよ。元々は原村さんの私物ですから」
和「良かった…エトペン…」
純代「これにて一件落着ッッッ!」
華菜「あはは、めでたしめでたし~」
未春「華菜ちゃんしっかりして!」
優希「何はともあれ、無事にエトペンが戻って良かったじぇ」
まこ「そうじゃのぉ」
咲「いえ、この感じ…」
優希「じぇ?」
咲「何かが…来ます!」
エトペン「美穂子は美穂子、み、みみほほみほ、こみほここ子こ子、子っ子、子子」
智美「何だー?ペンギンの様子がおかしいぞー」
ゆみ「小刻みに振動しているな」
桃子「心なしか、さっきよりデカくなってないっすか?」
智美「ワハハー。そ、そんなわけ…」
ゆみ「いや、どうやら気のせいではないようだ」
桃子「どんどんデカくなるっすね…」
智美「…」
ゆみ「…」
桃子「…」
超エトペン(185cm100kg,C132W90H105)「みほこーみほこー」
優希「エ、エトペンがムキムキになったじょ!」
未春「そしてあの肉体…ケン○ロウがモデルになっている!」
華菜「どうでもいいし!それより早く逃げましょう、キャプテン!みんな!」
超エトペン「福路美穂子ちゃんの美乳揉みたい」
久「あの身体であの台詞はゾッとするわ」
まこ「とんでもないことになったのぉ」
和「エトペン…」
咲「和ちゃん、あれはもうエトペンじゃない!」
和「そんな…」
和「変身出来るのなら、どうしてエトピリカじゃなくてケン○ロウに…」
優希「そこか!」
エトペン「美穂子ちゃんかわいい桃尻ナデナデ」グイッ
美穂子「きゃっ!」
智美「アレは所謂…」
ゆみ「お姫様抱っこだな」
桃子「冷静に解説してる場合じゃないっすよ!今にも連れ去られそうっす!」
エトペン「みほこぉ~」スタスタ
純代「待て」
純代「此処を通りたければ…」ゴゴゴゴ
純代(激)「この私を倒してからにしろッッッ!」
エトペン「美穂子かわいいよ美穂子」バシッ
純代(激)「ぐはァッ」
華菜「ああっ!すーみんデストロイモードがいともたやすく破られたし!」
咲「(すーみんデストロイモード?)」
エトペン「美穂子かわいいよ美穂子」ガラッ
星夏「マズい!窓から逃げますよ!」
華菜「(いたのか文堂!)」
和「待ってエトペン!」
エトペン「みほこぉ~」バッ
智美「おお、羽根が生えて飛んだぞー」
ゆみ「思いっきり目立ってるな」
桃子「先輩!風越のキャプテンさんが連れ去られちゃったっすよ!いいんすか!?」
智美「そんなこと言われてもなー」
ゆみ「あのムキムキはどうにもならん」
桃子「…そう言われるとそうっすね」
久「どうしましょう」
まこ「追うしかないじゃろ。こりゃ歴とした誘拐じゃ」
優希「でもすごいスピードで飛んでいったじょ。何処に居るのかなんて…」
和「私に任せて下さい。何となくですが行き先は分かる気がします」
咲「すごいよ和ちゃん!」
華菜「文堂、お前今まで何処で何してたし」
星夏「ロッカーの中でカードと一緒に隠れてました」
智美「さーて、ここはまた私の出番かなー」
コーチ「テメェら車に乗れ!二組に別れて福路を探すぞァ!」
Aグループ
智美「次はどっちだー?」
和「右です」
智美「ワハハー。了解ー」グイッ
久「ちょっ、と。もう少し安全運転で頼むわ」
智美「緊急事態なんだろー?このくらいは許してくれー」
ゆみ「と言いつつ普段と全く変わらない運転だぞ」
桃子「この揺れにも慣れてきたっすね。慣れは恐ろしいっす」
星夏「(何故風越で私だけAグループ…)」
Bグループ
華菜「コーチ!次は多分左です」
コーチ「左折ァ!」
優希「イケダ!さっきから適当なことばかり言ってるじぇ!」
華菜「華菜ちゃんにはキャプテン・センサーが付いてるし!それから上級生には敬語を使え」
まこ「おんしらは二人で十人分くらいのやかましさじゃのぉ」
咲「池田さんって賑やかで、一緒にいると楽しいですね」
未春「そちらの片岡さんも、見ているだけで元気が出てきますよ」
まこ「おんしらは二人で一人分くらいの静けさじゃのぉ」
和「次は右、まっすぐ、まっすぐ、右、左………」
智美「ワハハ。ラジャー」ギャリンギャリン
久「なんだか変なところに来ちゃったわね」
ゆみ「徐々に人気が無くなってきたな」
桃子「どこまで行くんすかね…」
智美「それは神の味噌汁ってヤツだなー」
星夏「(そんなボケより前を向け!…ん?アレは…)」
星夏「あの車、コーチの車です」
智美「共通の場所を目指してるって訳かー」
和「あ、あの建物からエトペンの気配を感じます!」
久「アレって…」
コーチ「本当にこっちで良いんだろうな池田ァ!」
華菜「はい。段々近づいてますよ!」
咲「外も暗くなってきましたね」
未春「そうですねぇ」
まこ「落ち着きすぎじゃろ」
優希「ムッ!鶴賀の車を左に確認!」
まこ「どうやら目的地は同じようじゃの」
華菜「コーチ!私のキャプテン・センサーがあの建物を指してます!」
コーチ「何だと?あのデケェ建物は…」
バタン!
智美「着いたぞー」
コーチ「そっちも来たか」
久「和、本当に此処で合ってるの?」
和「間違いありません。エトペンはこの中です」
華菜「キャプテン・センサーもここを示してるし」
桃子「ってことは…」
ゆみ「ここが黒幕の本拠地、だな」
咲「部長、ここって…」
久「ええ」
久「龍門渕高校よ」
透華「来ましたわね…原村和!」
一「見たところ鶴賀の先鋒と初心者と、風越の副将は居ないみたいだよ」
衣「咲と遊ぶぞー!」
智紀「…」
純「おいお前ら!」
透華「なんですの?純」
純「なんでそんなに落ち着いてんだよ!コイツどーすんだ!」
超エトペン「福路美穂子ちゃんの美乳揉みたい」
美穂子「困ります…」
透華「原村和に引き取って貰いましょう」
純「だぁー!アイツら絶対オレらのせいだと思ってるって!」
久「失礼しまーす」ガチャ
→
久「ふむ。つまりこの超生物はそちらの仕掛けたものではない、と」
透華「その通りですわ」
純「早くなんとかしてくれ…」
華菜「キャプテン!大丈夫でしたか!?」
美穂子「ええ、特には何も」
華菜「良かったぁ…」
和「エトペン!もとに戻って下さい!」
超エトペン「ころたんのデカリボンはみゅはみゅ」
衣「やめろー!」
智美「モンブチーズが犯人じゃなかったのかー」
ゆみ「そうなると益々不思議だな」
桃子「どうなってるんすかねぇ、アレの中身」
久「さて、和。あのムッキムキのエトペンをどうするの?」
和「持って帰ります。姿形は変わってもエトペンはエトペンです」
久「あのムッキムキのエトペンを持って帰れるの?」
和「う…」
久「仮に持ち帰っても、この間みたいに脱走するかもしれないわよ。ムッキムキだし」
和「ムッキムキでも…ムッキムキでも!」
和「エトペンは私の、家族なんです!」
和「だから…」
優希「じぇー!またエトペンが変身しそうだじょ!」
和「!」
超エトペン「美穂子みほこ子みみみ、み、み子みみ、み子子ほみほ」
和「しっかりして下さい!エトペン!」ダッ
咲「近付くのは危険だよ和ちゃん!」
超エトペン「ほ、ほ、子み子みこほほみ、子っ子こ」
和「エトペン!!目を醒まして!!」
超エトペン「み美こ、ほみみ穂みっみ、子ほ」
和「うぅ…どうすれば…」
美穂子「手伝いましょうか?」
和「!」
美穂子「ほら…」
美穂子「こわくない」
超エトペン「み、み、穂っ、子」
まこ「おお…エトペンが…」
優希「小さくなっていくじょ…」
エトペン「みほこーみほこー」
桃子「元のサイズに戻ったっす」
智美「でもまだ喋ってるぞー」
ゆみ「ここからが問題だな」
透華「私の出番ですわ!ハギヨシ!」パチン
ハギヨシ「はっ」
透華「アレを持ってきなさい」
ハギヨシ「ここに」スッ
まこ「流石じゃのぉ」
久「何?これ」
透華「これはぬいぐるみの思考が読めるハイテクマシーンですわ」
透華「本来は衣の対戦相手用に造られた物ですわ。衣と麻雀を打った後は、何も話せなくなる人が多くて」
透華「そうなってしまった人の為に造られたのですわ。しかし何らかの不具合でぬいぐるみの思考を」
久「もう分かったわ。聞かなかったことにしましょう」
透華「これを使いなさい、原村和」スッ
和「ありがとうございます」
和「(エトペン…)」
和「(貴方は今、何を考えているのですか?)」
ピピッ
華菜「出たし!」
優希「こ、これは…」
エトペン『福路美穂子ちゃんの美乳揉みたい』
智美「思っていたことをそのまま言葉にしていただけだったなー」
ゆみ「気味が悪い事を言いながらも、実は心の中で謝罪を…なんてことはなかったな」
桃子「か、体と口が勝手に…!とかだったら、ここで一件落着だったんすけどねぇ」
純「どうしようもねーゲスペンギンだな」
一「欲望に忠実すぎるよね…」
エトペン「みほたそ~」
和「どうすれば良いのでしょうか…」
久「そうねぇ、いっそここは思い切って…」
久「望み通り、美穂子のおっぱいを揉ませてあげれば良いんじゃないかしら?」
華菜「コラァ!そんなことはこの華菜ちゃんが命に代えてでもさせないし!」
咲「でも、確かに福路さんのおっぱいおっぱいって言ってますよね」
優希「引いてダメなら押してみろ作戦だじぇ!」
まこ「いやいや、許可が降りるわけないじゃろ」
久「美穂子、頼める?」
美穂子「上埜さんの頼みなら仕方ないですね」
華菜「に"ゃ"ーーッ!!!」
コーチ「うるせェぞ池田ァ!ちょっとこっち来いァ!」グイッ
オメェハワタシノチチヲモメァ! ニャーー!! ニゲルナコラァ!
文堂「(骨は拾います)」
エトペン「福路美穂子ちゃんの美乳揉みたい」
和「福路さん…お願いします」
美穂子「ええ。はい、どうぞ」
エトペン「福路美穂子ちゃんの美乳揉みたい」ムニュ
和「エ、エトペン?」
エトペン「」
咲「気配が…」
衣「消えた、か」
久「どうやらエトペンは元通りになったみたいね。流石私」
和「エトペン!うぅぅ、良かった…!」ギュッ
エトペン「」
→
和「ふぅ…」
和「(色々ありましたが無事、我が家にエトペンが戻ってきました)」
和「もう何処にも行かないで下さいよ?エトペン」
エトペン「」
和「ふふっ…さて」
和「そろそろ寝ましょう…」
和「お休みなさい、エトペン…」
エトペン「」
エトペン「カン」
乙ー
終わりです
コンマで引いたエトペン×キャップを書くつもりだったけど無理でした
さよならマジキチ先輩
マジキチはリアル高齢者だから昇天したのかもしれない
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