俺「あークソ・・・!」ロックマン「どうしたの和斗くん?」 (68)

俺「なんかパソコンがすげー重いんだよ・・・」カチカチ

ロックマン「1テラもあるエッチなファイルを削除したらいいと思うけど・・・」

俺「は????な、なんで知ってんだよ・・・?」

ロックマン「そ、それは・・・」カアアアア

RRRRRRR!

ロックマン「和斗くん、オート電話だよ・・・えっと、メイルちゃんからだ」

俺「ああ、もしもし・・・?」

メイル「ねえ、和斗・・・今テレビ見た・・・?」

俺「いや見てねーけど」

メイル「ならいいから点けて!早く!」

俺「な、なんなんだよ朝から・・・」ピッ

ズドーン

男「ウワアアアアア助けてええええ!!」

俺「は・・・?」

ケロ「た、大変です!突然現れたナビによって街が爆・・・キャアアア!」

ボンバーマン「ビッチは!リア充は!爆発しろーっ!」ズドーン

俺「な、なんだよこれ・・・!!」

最終話 雄情のフルシンクロ

ストーンマン「潰れろ!潰れてしまえ!」

ド゙ドドド

メイル「和斗も早く避難した方・・・が・・・」ザッ

俺「おいメイル・・・どうした?おい!」

ザザー・・・

俺「え・・・?」

ロックマン「和斗くん、ダメだこの辺一帯の電気が止まってる!」

俺「何が起きてんだよ・・・」

ドンドンドン!

俺「!」

ドンドンドン!

ロックマン「まさか今のナビが・・・?」

俺「う・・・ウソだ・・・ウソだこんなの・・・」

ロックマン「和斗くん、落ち着いて・・・ボクがついてるから」

俺「ロックマン・・・」

サロマ「和斗くん!いるんだろう開けて!」ドンドン

俺「な・・・なんだよ・・・サロマさんか・・・」

サロマ「ふう・・・よかったわ、まだ無事みたいね」

俺「あの、テレビ見ましたけど・・・何なんですかこれ」

サロマ「WWWが本格的に動いたのよ・・・それも今回は和斗くんの命だけじゃなく、世界中の命も狙われている・・・」

俺「・・・」

サロマ「まだ目的はわからないけど・・・とにかくもう大丈夫よ、和斗くんの安全は私たちネットエージェントが守るわ」

みゆき「ここは危険・・・今すぐ私たちと避難する準備を・・・」

俺「ああ”!!?ふざけんなよ!」

ロックマン「か、和斗くん!?」

俺「アンタら俺を守ってくれんだろ?なら別にいいだろ!」

サロマ「な、何言ってるんだ和斗くん・・・ここにいたらキミは危ないんだ」

ロックマン「そうだよ和斗くん!いくら引きこもりだからってこんな時くらいは・・・」

俺「はあああああ!?だってゲームは?パソコンは?フィギュアは???壊されたらとうすんだよ!」

みゆき「あなたは・・・ゲームが自分の命よりも大事だと言うの・・・?」

俺「当たり前だろボケカス!」

サロマ「流石にこの部屋にあるもの全部は運べないよ・・・」

俺「ざけんなよ役立たず!!!」

ロックマン「か、和斗くんゴメン・・・!」トスッ

俺「うッ」

みゆき「ナイスコピーロイド・・・」

ロックマン「それほどでも・・・」

サロマ「ロックマン、今のうちに和斗くんを車に運んで!」

ロックマン「わかった!」

ブロロロロロロ・・・

「くん・・・とくん・・・」

俺「・・・?」

ロックマン「和斗くん!」

俺「うわっ!」

ロックマン「起きた?和斗くん」

俺「あれ・・・ここどこだ?なんで俺・・・」

サロマ「私の車の中だよ、悪いけど強引に連れてきた」

俺「は・・・・・・あああああああ!?てめえ・・・降ろせよ!クソ!クソが!」

ロックマン「和斗くん!暴れちゃダメだよ!」

俺「うるせえ!!降ろせ!」

「窓の外を見ろ・・・光和斗」

俺「は・・・?」

ビーフ「いいから見ろ!」

俺「なんだよ・・・何が・・・!?」

ビーフ「人々の泣き叫ぶ声が聞こえたか?もうこの街はWWWに壊滅させられたも同然だ」

俺「・・・つーかアンタ誰だよ」

ビーフ「私はビーフ指令、我らネットエージェントの指揮をしている」

俺「はあ?」

男「助け・・・助けっ・・・熱い!熱い・・・!」

俺「う・・・」

ロックマン「和斗くん、あまり見ない方が・・・」

俺「クソ・・・」

ビーフ「しかしナビをコピーロイド無しで実体化させるとは・・・」

ロックマン「え、あれはコピーロイドじゃなかったんですか・・・?」

ビーフ「市販されているコピーロイドにあんな力はない、今プラグインしているキミがよくわかっているだろう・・・」

ロックマン「改造されている可能性は?」

ビーフ「それもありうるかもしれないが・・・何よりここら一体にはディメンショナルエリアが存在している」

俺「ディメ・・・何・・・?」

みゆき「ナビやウィルスが実体化できる空間・・・科学省が秘密裏に作り出していたからキミが知らないのは当然」

俺「そんなのがあったのか・・・」チラッ

ロックマン「?」

ビーフ「とにかくこのエリア内から外れた地帯に避難する必要があるが・・・現在のナビの位置情報は?」

みゆき「ポイントG・・・このまま走行すれば・・・戦闘は回避できない・・・」

ビーフ「そうか・・・」

俺「ウソだろ?どうすんだよ・・・なあ、こっちもナビ出せないのかよ?」

サロマ「それは今のところムリだね」

俺「は?じゃあどうやって俺を守るんだよ!所詮ネットエージェントなんて現実世界じゃ何もできねえんだな」

サロマ「いや、対抗する手段はあるよ・・・」

俺「え?」

サロマ「指令、お願い!」

ビーフ「シンクロチップ・・・スロットイン!・・・クロスフュージョン!!」

俺「融合・・・した・・・?」

シャークマン「行くぞ!」

ロックマン「今のって・・・」

サロマ「ディメンショナルエリア内でシンクロチップ・・・これをスロットインすればナビとオペレーターが融合できるのよ」

俺「融合・・・それで戦える・・・のか?」

みゆき「今の所は・・・」

俺「なら俺にも使わせてくれよ!!」

ロックマン「か、和斗くん・・・?」

みゆき「それはダメ・・・これは遊びじゃないわ」

俺「何でだよ!自分の身は自分で守るって・・・」

サロマ「和斗くん、このシンクロチップは誰にでも使えるわけじゃない・・・ナビとオペレーターが心から通じ合ってないと発動しないんだ」

俺「心?俺とロックマンは身体も通じあってるんだぞ!?」

ロックマン「か、和斗くんったら!」

みゆき「サロマ・・・」

サロマ「そのシンクロ率・・・失敗した時傷つくことになるけど、いいのかな?」ヒュッ

俺「そんなのわかってるよ・・・いくぜロックマン!シンクロチップ、スロットイン!」

シーン

みゆき「失敗・・・?」

ロックマン「和斗くん・・・」

俺「あれ・・・?何で、何で・・・?」

サロマ「どうやらキミ達のシンクロ率は・・・」

俺「う・・・あ、く・・・・」

ロックマン「なっ、和斗くん!どうしたの和斗く・・・ぐっ・・・」

みゆき「ロックマンまで・・・一体何が・・・」

サロマ「いや・・・これは・・・逆?シンクロ率が高すぎて和斗くんの身体が耐え切れてないんだ・・・!」

ロックマン「う・・・うう・・・!」

俺「うあああああああ!!」

ロックマン「はあ・・・はあっ・・・・・・」

俺「はあ・・・はあっ・・・・・・」

サロマ「これは・・・」

ロックマン「和斗・・・くん・・・?」

俺「ロックマン・・・?」

ロックマン「和斗くん・・・今ボク・・・」

俺「ああ、ロックマン・・・今・・・俺の中に・・・居るんだよな・・・」

みゆき「成功したというの・・・?」

サロマ「フルシンクロか、まさか成功させるなんてね和斗くん・・・」

俺「これで戦えるんだよな」

ロックマン「うん、行くよ和斗くん!暴れているナビを倒すんだ!」

ボンバーマン「どうした!こんな程度か!」

シャークマン「く・・・2対1では・・・!」

ストーンマン「この岩の下敷きになれ・・・!」

ロックマン「ワイドソード!」

ストーンマン「ぐあああ!!」

俺「大丈夫かオッサン!」

シャークマン「キミは・・・光和斗?」

ボンバーマン「ストーンマンがこんなヤツにデリートされた・・・?よくも!」

ロックマン「凄い・・・ワイドソードでこの威力・・・これがフルシンクロなんだね・・・」

ボンバーマン「キサマらも爆発しろーっ!」

ロックマン「バトルチップ!パラディンソード!」

ボンバーマン「そん・・・な・・・っ・・・WWW最強のこのオレが・・・!」

ロックマン「うおおおおお!!」

ボンバーマン「デリートされるなどーっ!」ドドドド

シャークマン「なんというシンクロ率だ・・・」

ロックマン「これで終わったのかな・・・?」

サロマ「ええ、油断はできないけどね」

みゆき「連絡!オフィシャルがWWW本拠地を発見・・・突入準備に入っている」

サロマ「そう・・・和斗くん、キミは避難所に・・・和斗くん?」

みゆき「居ない・・・まさか本拠地に・・・?」

サロマ「そんなム、ムチャだ・・・」

俺「ロックマン・・・聞いたか・・・?」

ロックマン「うん、オフィシャルのトラックを追えばおそらく・・・」

俺「WWW・・・アイツらのせいでオレ達は・・・!」

ロックマン「あ、あのトラックじゃない?」

俺「ああ、バトルチップ・・・インビジブル!」

ロックマン「これで入れるね・・・」

「マキモドシ!」

俺「な・・・インビジブルが・・・」

ビデオマン「ここから先通すわけにはいかないね」

ロックマン「オマエはビデオマン!どうしてここに!」

ロックマン「逮捕されたハズじゃ!」

ビデオマン「フフ、WWWの手にかかれば脱獄なんて容易いよ・・・」

男「くそ・・・身体が・・・」

俺「動けない・・・クソ、またこれかよ・・・!」

ロックマン「和斗くん・・・しっかりして!」

ビデオマン「ムダだね・・・」

俺「くう・・・」

ビデオマン「この前みたいにするのも面白そうだけど・・・いや、そうだね・・・サイセイ!」

プラントマン「・・・」 

クイックマン「・・・」

ロックマン「デリートされたプラントマンにクイックマン・・・!」

ビデオマン「倒されたナビに襲われるのもいい演出だろう?」

プラントマン「!」ギチギチ

ロックマン「ぐ・・・うううう!!」

クイックマン「クイックゲージ!」

ロックマン「う・・・ふ、ぅう・・・ま、またこれぇ・・・!」ビクッ

俺「ぐ、あ、ふっ・・・なんだ・・・これ・・・きもち・・・いいっ・・・!」

ロックマン「か・・・和斗くんも気持ちよくなってる・・・!ふ、んうう!」ビクビクッ

俺(フルシンクロのせいで感度が二倍・・・!更にクイックゲージで二倍でっ!)

ロックマン「うあああい、ぃっくううう!!」ビクビクビクッ!

ロックマン「あ、ふあぁ・・・あ・・・」

ギチギチ

ロックマン「ダメ・・・なのにい・・・ん、ふ・・・っくう・・・」

ビデオマン「まだまだ・・・といいたいところだがキミの相手をしているヒマはないみたいだ」

ブルース「・・・突入が遅いと思えば・・・またキサマか」

ロックマン「キミ・・・は・・・あの時の・・・」

ブルース「勝手にシンクロチップを使ってこのザマか光和斗・・・」

俺「ん・・・だと・・・」

ブルース「ビデオマン!今度は逃がさん、デリートする!」

ビデオマン「く・・・だが不覚は取らないよ!マキモド・・・」

ウッドマン「ウッディタワー!」

ビデオマン「な、何!?」

ウッドマン「やっぱりここに来ていたのか和斗くん・・・全く・・・」

ロックマン「サロマ・・・さん・・・」

ブルース「ネットエージェントか・・・今は不要だ!フミコミクロス!」

ビデオマン「そん・・・なっ・・・ワイリ・・・さま・・・」

スカルマン「指令、オフィシャルを連れて急いで中に!」

シャークマン「突入!」

ロックマン「和斗くん・・・ボク達も・・・!」

俺「ああ・・・」

ブルース「待て光和斗、キサマは足手まといだ・・・今すぐ帰れ」

俺「あ?なんだよオマエ・・・」

ブルース「フルシンクロとはいってもオペレーティングは未熟・・・そんなキサマに何が出来る?」

俺「・・・」

ウッドマン「伊集院くん、彼は・・・」

「ようこそオフィシャルの諸君」

ブルース「この声は・・・」

「ワシがWWWを結成した・・・Drワイリー」

ブルース「聞こえているのか・・・?キサマらWWWは何が目的だ・・・」

ワイリー「目的?目的なら・・・ただ一つ・・・!エロという文化を一つ残らず潰す為じゃ・・・!」

ウッドマン「・・・」

スカルマン「・・・」

ロックマン「・・・」

俺「・・・・・・は?」

ワイリー「ワシには妻がいた・・・だが息子が出来てから夜の営みが全くなくなった・・・!」

ワイリー「だから憎んだ・・・エロを!セックスを!破壊してやると!」

ブルース「そんな事でこの虐殺を行ったというのか・・・?」

ワイリー「カップルを文字通り爆発させた!妊婦も!AVも全てワシの敵じゃ!」

ウッドマン「な、何て事を・・・」

俺「・・・ワ・・・」

ロックマン「・・・和斗くん?」

俺「ワイリー!!!!!」

ワイリー「キサマは・・・光和斗か」

俺「やっぱり知ってるのか・・・」

ブルース「光、キサマは黙っていろ!」

俺「うっせえよ・・・おいDrヒワイリー・・・」

ロックマン「ちょっ・・・和斗くん!」

俺「セックスできないからって・・・くっだらねーんだよ・・・!」

ワイリー「なん・・・じゃと・・・?キサマに何がわかる!」

俺「知らねーよ!男としかしたことねーからな!!」

ワイリー「!?」

俺「いい加減にしろよ!結婚できただけマシだろうが!」

ワイリー「な、な・・・」

俺「ニホンじゃ同性婚もネットナビ婚も認められてねーんだよ!」

ワイリー「じゃあ海外行けば・・・」

俺「金がねーんだよ!」

ワイリー「働けば・・・」

俺「ムリだろ!」

ブルース「何だコイツら・・・だがスキができたな・・・突入する」

ウッドマン「えっと、私たちも行こう・・・」

ネイル 「 ぼくが sennpuu majinnnn

亜ネイル@「あねったいきこうがーーーあーあーぅーあー。
最強はみししっぴ

ブルース「ワイリー!キサマの野望もここまでだ・・・」

ワイリー「・・・」

ブルース「既にここはオフィシャルが包囲している・・・逃げるのはもはや不可能だ」

ワイリー「・・・フッ」

ブルース「何を笑っている?」

ワイリー「これで終わりだと思ったのか?ここまで何も出なかったことを不審に思わなかったのか?」

ブルース「何だと?」

ワイリー「出でよフォルテ!侵入者を潰すのじゃ!」

フォルテ「黙れオイボレ・・・言われんでも潰す・・・」

ブルース「なんて力だ・・・全員一度退却しろ!」

フォルテ「死ねえっ!」ズドドドド

ブルース「シールドが持たない・・・!」

ウッドマン「ウッディタワー・・・っぐうう!」

フォルテ「フン・・・効かぬわ!」

スカルマン「そんな、あのナビ・・・強すぎるわ・・・」

ワイリー「フハハハ!全員デリートじゃ!」

ロックマン「そこまでだワイリー!」

ブルース「アイツら・・・!」

ウッドマン「ダメだ和斗くん!このナビは和斗くん達じゃ・・・」

俺「うるせえな!おいワイリー、見せてやるよ俺たちのシンクロ率を!愛を!」

フォルテ「くだらん・・・デリートするのみ!」

俺「うおおおおおおおおお!!」ボロン

ワイリー「な、何をして・・・!」

俺「何ってナニだああああっ・・・ん、ふううう!!」シュコシュコ

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