モバP「はい、次の人どうぞー」(113)
P「ちひろさん、あけましておめでとうございます」
ちひろ「プロデューサーさん! おめでとうございます!」
P「いやー、プロダクションを設立して2回めの新年か……感慨深いものがありますね」
ちひろ「そうですね~ 実質は一年くらいですけど、凄い昔に感じますね……」
P「設立した当初を思い出しますね」
ーーーーー
ーーー
ー
(一年とちょっと前)
P「よし! 765プロダクションのアイドルたちに
憧れたのがきっかけでこの業界を志してからどれくらい経ったのだろう」
P「大手プロダクションでプロデュース技術を磨くこと数年。いよいよ独立の時だ!」
P「事務所も借りた!」デーン
P「事務員さんも雇った!」カキーン
P「あとはアイドルだけだな」ガラーン
P「……アイドルが誰もいない事務所は寂しいな」
P「……スカウトして集まった女の子達との面談をして早くプロデュースを開始しないとな」
P「よし、とりあえずプロデュースの大まかな方針を決めるために 3つの属性
女性らしさが魅力のCute!
文字通りのかっこ良さとそれと好対照を成す可愛らしさのギャップが素敵なCool!
に分けてみよう」
ちひろ「プロデューサーさん。面談を受ける女の子たちはもう全員待機してますよ」
P「ありがとうございます、じゃ 」ゴホンゴホン
P「まず最初の方>>10どうぞ~」
>>12
モバマスアイドル(765を除く)を書いてほちい
諸星きらり
P「諸星きらりさーんどーぞ」
きらり「はーい☆!」
P ちひろ(デケェ!!!!)
きらり「にゃっほーい! きらりだよ☆」
P ちひろ 「……」ポカーン
………
……
…
P「あのー ちひろさん」コショコショ
ちひろ「なんですか プロデューサーさん」コショコショ
P「もうパッションでいいんじゃないですかね」コショコショ
ちひろ「そんな! 適当すぎます! 確かにパッション以外ありえないですけども! コショコショ
ちひろ「ちゃんと面談してください!」コショコショ
きらり「お疲れなんだねぇ? それじゃきらりんのきゅんきゅんぱわーで心も体もスッキリさせちゃうよ! せーの、きらりん☆」
P(か、かわいい…… でもデケエ)
P「も、諸星きらりさんですね! じゃーそこの椅子にお掛け下さい」
きらり「はーい☆」ガタガタ
P「プロフィールはっと、これか・・・・」ゴソゴソ
諸星きらり(もろぼしきらり)
17歳
身長182cm体重60kg
B-W-H91-64-86
誕生日9月1日星座乙女座
血液型O型利き手右
出身地東京
趣味かわいい物集め
P「ひゃッ!? 182センチィイイ!?」
きらり「そーだよーミ☆」
ちひろ(プロデューサーさん、身長に気を取られて口調には一切突っ込んでないわね……)
P「ち、ちひろさん! 女子の成長期って何歳から何歳まででしたっけ!?」
ちひろ「最長で22歳くらいまでは伸びる人もいるみたいですね……」パソコンカチャカチャ
P「も、諸星さん!」
きらり「なぁにぃー?☆」
P「ここ一年で身長はどれ位伸びました?」
きらり「うーん……っと、2cmくらいかにぃ?」
P「まだ成長期なのか……! これはモデルの仕事もいけるな……」ブツブツ
きらり「モデルさんのお仕事!? うきゃーミ☆! それ楽しそうだにー!!」
P「きらりさん自身は何かやりたい仕事などはありますか?」
きらり「しょーだねぇミ☆ んーっと……、みんなをきゅんきゅんさせられればなんでもいいかも! いろんなコトがしたぁい!☆!★」
P「みんなをきゅんきゅん……か……」ボソッ
P(さっきはあんなに投げやりにパッションと言っていたが
やっぱり俺の判断は間違ってなかったみたいだな……)
P「わかりました 諸星さん……」
P「あなたのように周りの人間を自然と笑顔にする女の子は
パッションがぴったりだと思います!」
きらり「パッション……?☆」
P「まああなたをプロデュースする方針みたいなものですよ」
きらり「え? ミ☆ それじゃおにーちゃんが?」
P「はい! これからあなたのプロデューサーを務めるPです! よろしく!」
きらり「Pちゃん! よろしくおにゃーしゃー☆」 ブン ペコ
ちひろ(おじぎで風を感じるわ……)
P「おう! これからはきらりって呼んでもいいかな?」
きらり「うん! いーよ! ミ☆ きらり、きらりって呼ばれる方がなんか楽だすぃ!!☆」
P「そっか じゃ きらりって呼ぶな」
P(よし、なんでかしらないけど、さん付けって年下にはしにくいんだよなぁ)
……… …… …
きらり「ん? これでおしまいなの?☆」
P「すまん……何しろ人数が多いからさ……」
きらり「そっかー! 女の子いっぱいじゃしょうがないにぃ! ともだちもいっぱいできるといいな~☆」
ちひろ「すいませんね、また後日書類を送ります。こちらのドアからどうぞお帰りください」
きらり「ありがとー! Pちゃん! ちーちゃんばいばーいミ☆」ブンブン
P「おう! またなー!」 フンフン
ちひろ(なんで私の名を!? あ、名札か……、というか結局口調への言及はなしなのね)
ガチャ バタン
ちひろ「えらく元気な女の子でしたね」
P「ええ、ですがあの女の子は逸材ですよ。
あの身長を持ちながらあの可愛らしさ。大人の女性も素敵な少女の仕事も任せることができます」
ちひろ「ですね 楽しみです」
P「それに去り際のあの物分かりの良さ。ちひろさんの名前も名札から読み取る機転の効き具合」
P「生放送とかでもうまくやっていけそうです」
ちひろ(あの一瞬でそこまで魅力を……)
P「それにしてもいい意味でわかりやすい女の子で助かりました……」
ちひろ「すごい人数ですもんね……」
P「はい、えらく手短になりますけどこの人数だとしょうがないです」
P「それでは次の方>>52 どうぞー」
次の方
>>52(765 きらり以外でよろよろ)
智絵里
P「それでは次の方 どうぞー」
智絵里「は、はい……緒方…緒方智絵里……です」チマチマ
P(またさっきのきらりとはえらく対照的だな……)
P(ちいさくて 大人しそうな女の子だ……)
P「はい よろしくお願いします どうぞそこの椅子にお掛けください」
智絵里「は、はい……」コトコト
P「もう一度自己紹介と簡単な自己アピールをお願いします」
P(こういう大人しげな女の子は二種類居るんだ)
P(本当に中身まで大人しい女の子と
自分に自信を持てないだけで、しっかりした強さを持つ女の子の二種類)
P(そのどちらかをこのぶっつけ本番の自己アピールで判断してみよう)
P(申し訳ないが前者ならあまりアイドル向きではないが……)
智絵里「は、はい…… 緒方智絵里です! ……趣味は……四葉のクローバー集め……です」
P(おっと趣味で思い出したぞ。プロフィールを見ないと)
緒方智絵里(おがたちえり)
16歳
身長153cm体重42kg
B-W-H79-57-80
誕生日6月11日星座双子座
血液型A型利き手右
出身地三重
趣味四葉のクローバー集め
智絵里「それで……え、えーっとっ……」
P(ふんふん 三重出身なのか……)パラッ パラッ
智絵里(あ……! わたしを見ないで書類を見てる…… ダメなんだ……わたしをスカウトしたこと……後悔してるのかも……)ジワァ
P(ファッ!? あれちょっと目を話していたら涙目に!?)
智絵里(な、泣いちゃ…ダメ…。せっかく……わたしを変えるためにアイドルになるって決意したのに……!)
智絵里「「え、えっと!」」
P(うお! いきなりの大きな声に少し驚いてしまった)
P(だがしかし腹から出したしっかりとした声だな。それに俺の目をしっかりと見据えている これは後者だな)
智絵里(あ、びっくりしてる…… わたしがいきなりおっきなな声出すからだ……)
>>70
?話して
?離して
智絵里「えぇと…が、がんばります……ので……見捨てないでくれると……その……うれしい……です」
P(あらら、綺麗なデクレシェンドだ…… まだ続ける勢いはなかったか……)
P(しかし度胸としては十分だな 大の大人に対して「私から目を逸らすな!」って大きな声を出すなんてなかなか出来るわけじゃない)
P(だけどその度胸がメインの魅力って訳じゃない、その度胸がバックにあるからこそ普段の女性らしいおだやかな一面が映えるんだ)
P(これは……キュートだな……)
>>70
誤 話して
正 離して
何回もミスして恥ずかしい
智絵里(前の男の人急に目を閉じて黙っちゃった…… わたし……やっぱり……ダメだったのかな)ジワァ
P「よし! 智絵里ちゃん! これから智絵里ちゃんのプロデュースをさせて頂きます Pです よろしく!」
智絵里「え……? ス、スカウトしてくれたお兄さんがプロデューサー……?」
智絵里「で、でももわたしはもうダメなんじゃ!?」
P「そ、そんなことないぞ! 智絵里はしっかりしてるしかわいいしトップアイドルになれる可能性を秘めるシンデレラだ!」
智絵里「し、シンデレラ?」ポッ
P「おう! さしずめ俺はお前らを舞台へ運ぶ馬車兼魔法使いってとこだな」
P(馬車馬のように働かされてるしな……)
ちひろ(いくら私が空気だからってアイドルにそんなこと言わないで下さい!)
P(こ、こいつ直接脳内に!?)
智絵里「わたし、なれるかな…アイドルに……」
P「なれるさ! なんてったって智絵里は可愛いからな! もう早速俺はファンになっちゃったよ!」
智絵里「そ、そんな? 言い過ぎです!」
P「んなことない! 可愛い! 可愛い! 可愛い! 可愛い! 可愛い!」
智絵里(うわわ! どうしよ……何回も言われて恥ずかしいよぉ……) カワイイカワイイカワイイカワイイカワイイカワイイ
智絵里「Pさん、あ、あの、」カワイイカワイイカワイイカワイイカワイイカワイイカワイイ
P「愛い可愛い可愛い可愛い ん? どうした?」
智絵里「褒めすぎですよ...チ...チ...チョ...チョ...チョップ、です。えい」
P「 」
ちひろ(あ、失神したな)
智絵里(し、白目向いて気を失っちゃってる!)
ちひろ「あ、智絵里ちゃん この男の人はもういいですから 面談もバッチリです」
智絵里「は、はい」
ちひろ「また後日書類を送ります。こちらのドアからどうぞお帰りください」
智絵里「は、はい」(プロデューサーさん……大丈夫なのかな……)
ガチャ
パタン
本当はチョコの流れでチョップさせたかったんですけど
無理でした ちえりすと ごめん ケツだけは勘弁
ちひろ「さてと……」
スタドリ パシュ
ちひろ「口を開いて、っと」
ダバー ゴクッゴクッ テッテレー
P「……ファッ!? お、俺は何を!? 智絵里は何処だ!? もっとチョップしてくれ!
具体的には下半身を重点的にチョップ、いやコブラツイストしてくれぇー!」
ちひろ「副作用で混乱してるわね…… まぁいいや 次の方>>95どうぞー」
次の方
>>95
星輝子
バーン
P 「お、俺は何を!?」ビクッ
ちひろ(あ、音に反応して正気に戻った。それにしてもドアを蹴って開けた!?)
輝子「出てきていきなりゴートゥヘーーールッ!!」
全然書き込めないよ~
ふぇ~
P ちひろ
ポカーン
輝子「これだよ……これだよ!これ!こういうの!そう!も、求めてた!私!」
P ちひろ
ポポカンカーン
輝子「やっぱ! 出てくる直前に! キノコの! 力! 借りて! 良かった! すごい! テンション! マーーーーーーックスッ!」
P ちひろ
ポポポカンカーン
輝子「フヒヒヒヒフハハッアッハッハ! アッハッハッハ!」
輝子「フハハ! アッハ! アッハ 、あっはい すいません」
P「ちひろさん……」
ちひろ「Pさん……」
P ちひろ「「パッション確定じゃねーかっ!」」
輝子「わ、すいません、はい、いや、キノコが悪いんです」ビクッ
輝子「あ、ででも友達のこと悪くいうのはだめだし……え、えっと」
P(っていうかあれ? 俺こんな娘スカウトしてきたかな……)
輝子「と、とりあえずちょっと、すいません、はい」
P(え? 出ていったよ!? さっきからどゆこと!?)
9分後……
ちひろ「あの輝子ちゃん……、出ていったきり全然帰ってこないですね」
P「ですね、もうスタミナが3も回復しちゃいましたよ」
ちひろ「プロデューサーさん。 あの娘、どこでスカウトしてきたんですか……?」
スゥー
P(深く息を吸い出したぞ……)
ちひろ「ってか! どうやって! どんなところに ティンと!? きた! なぜ! スカウト! した!?」
P「ひぃ! 落ち着いて! つられてキノコ決めたみたいになってますよ!」
P(その為の酸素かよ!? ちくしょう!)
ちひろ「ハァ…… ハァ…… これ疲れますね… ハァ…」
P「えーっと、とりあえず星ちゃんのプロフィールを見ましょう」ガサゴソ
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