れんげ「駄菓子屋がプロレスしてるん!」 (100)

れんげ「プロレスをしてみたいのん」

夏海「どうしてまた唐突な……」

れんげ「駄菓子屋がプロレスしてるの見たのん……、あれは全国を狙う眼だったのです……」

夏海「ん?駄菓子屋が?ど、どこでそんな事……」

れんげ「駄菓子屋の家なのん、駄菓子買いに行ったられんげ、見てしまったん、

 マウントポジションで跨り相手を貪っている駄菓子屋を……!」

夏海「む、貪っている……何処でそんな言葉覚えたのか知らないけど、間違いないんだな、れんげ隊員」

れんげ「なっつん、眼がマジなん、本気と書いてマジなん……」

夏海「……よし、その時の状況がよく知りたい、れんげちゃん、詳しく覚えている範囲で話すんだ」

れんげ「なんだか刑事の犯人に自供させるシーンみたいになってきたのん」

夏海「いや、プロレスと言ったら実況が必要なん、詳しく実況するんな!」

れんげ「なっつんが訛りをものともせずに喋ってるん……!

 実況しなければ、そう天命を受けるような気がするのん!」


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あれは昨日の事だったん、


ウチは具に芸を覚えさせた後にいい汗をかいたと満足感に浸っていたんな、


しかし直ぐにその満足感を振り払って具に芸を練習させようとしたのん。


でも人間の三大欲求には勝てなかったのです……、


食欲には勝てずに駄菓子屋に行くことにしたのん。

でも店は開いているのに店番は誰もいなかったん、

不思議に思ったウチは駄菓子屋の店の奥に足を踏み入れたんな。

するとウチは駄菓子屋の妙声を耳にしたん、

あれは間違いなく技を掛けられている最中の声だったのん。

ちょうど都合の良く隠れられるような場所が空いていたのでウチ、そこに隠れたんな。

少ししか見えなかったけど、ウチ、ちゃんと確認したのん、

あれは間違いなくプロレスの衣装だったのん。

誰かが上から乗っかっていて、きっと寝技の最中だったのん、

なんとか脱出しようと駄菓子屋は妙声を上げながらもそのか弱く細い腕で脱出を試みていたん。

でも駄目なのん、所詮は駄菓子屋も女の子だったということなのん。

でも突然上に乗っかっていた誰かがそこから退いてから、

下になって、駄菓子屋にマウントポジションを取らせたん。

夏海「な、なあれんげちゃん、もう一人の方は誰とか、分からなかったのかな」

れんげ「……、うーん、あまり詳細には」

夏海「な、なんか特徴とかさ、眼鏡とかメガネとかめがねとか!」

れんげ「なっつんは眼鏡推しですのん……?

 駄菓子屋と多分同身長くらいの、中肉中背、靴からしてみて、男の人だったのん」

夏海「(駄菓子屋何やってんだ!人の兄ちゃんに色目使ってんじゃねえぞ!)」

夏海「……れんげちゃん、続きと行こうか」

れんげ「なっつんが今までにない新しい『目』をしているのん……

 辛いことがあったら言ってくれれば力になるのん」

そして激しく体を揺すって誰かに攻撃を仕掛けたのん!

それと同時に駄菓子屋の妙声は段々に強くなっていったのん……、

見えていない場所での攻防が繰り広げられていたんな、

脱出方法を駄菓子屋に教えていたと、ウチは見ますん。

『だめぇ、ッめ……』『決まっちゃぅ……ッ!!』

『スッ……んッ』『アッ……メ、決まっちゃッ……!』

何時もの駄菓子屋とは違った一面が見て取れたのん、

余程技の決まりが良かったのか、一際大きな声を出して体をうねらせていたのん!

声に成らなかったのか口をパクパクとまるでカエルの喉鳴らしのように幾度かしてから、

グッタリと倒れこんだのん、少しだけ、

『あー、アー、ッ』

と息を整えては体を反応させて、眠るように倒れ込んでいたのん。

何時もの駄菓子屋とは一味違いましたな、狩るもの、そして狩られるものの眼をしていましたのん……!。

れんげ「それからは何度も同じようなことをしていたのん、たまに知らないような技を掛け合っていて、

 見ているこちらも興奮させるファイトでした……」

夏海「チッ……年増が」ボソ

れんげ「……ウチはやってはならないことをしてしまったような気がするんな、

 解いてはいけない魔王の封印を解いた伝説の勇者の気分なん、

 『あー、これ、俺が倒さなきゃいけないのか』って感じなのん」

夏海「ん~?大丈夫だよ、れんげちゃん悪くないもん

 悪いのは泥棒猫だからさ」

れんげ「お魚咥えているん!?」

夏海「ん、咥えているのはお魚じゃーないかな、うん

 まっ、いつか教えてあげるよ」




夏海「ちょっと用事思い出しちゃったしね」



れんげ「…………」


楓「……なあ、すぐるー」

卓「……」コクリ

楓「私のこと、好きか」

卓「……」コクリ

楓「そっか、……そりゃよかった」

卓「……」ギュ

楓「んっ、甘えん坊め」ギュー

卓「……ん」

楓「卓は好きだなー、キス」





夏海「駄菓子屋ー要るー?」

れんげ「うーん、創作は時として人に危害を加えることがあるんな」

れんげ「もう少しだけ内容を考えてから発表すべきだったのん」

れんげ「しかし、失敗は成功の確率を上げてくれる優しいものなん」

れんげ「……でも、その為に払われた犠牲はどうなってしまうん……」

れんげ「……人の心を動かすのは、マイナス方面に働いても仕方がないのん」

れんげ「今度は全員のんのん出来る物を考えてみるん!」

れんげ「タイトルは、『のんのんびより』」

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     .ゝ'~""""""""゙~く                 <今日はここまで
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つづくのん?

ちゃんと続けてくれよ?

完全短編の予定だったのに……

次のヒロインを選択しますので
>>15が決めて欲しいですな

こマ?ちゃん

了解しました
駄菓子屋って言ってくれる人がいて少し嬉しい
基本的に兄ちゃん主役になるのでそこに理解を置いてくれると助かる

少し立て込んでいるので明後日くらいにまた来ます

ちゃんと全員ヒロインにして書くのんな?
そうなんな?

やったぜ!ちゃんと帰って来いよ!

楓ってことは続きからか?

ゴミ精子脳きっも

卓って誰よ。
あの無口でギターテクヤバイアニキ?

>>21
のんのんびよりだと卓はあの兄貴しかいない

>>21他に誰が居るんだとマジレス

男って、卓と蛍のとーちゃんしか出てないよな。

ただいま戻りました、今から始めます(小声)


窓の硝子を叩く音に目を覚ました私は、虚ろながらも目を擦り、枕元に置いてある眼鏡を手探りに探す。


ようやく手にした眼鏡を掛ける。カーテンをかけているからか、それでもまだ部屋が薄暗いことに気が付いてから、部屋の


電灯をつける。


仄かに明るくなっただけであった。


そろそろ替えなければとは感じていたものの、今ここで寿命が尽きるとは、


もう一頑張りは欲しかったものだが、……仕方あるまい。


――不意に、窓枠ごと揺するような音が部屋に響く。


眼を見遣ると、どうやら強風に煽られているようで、そのついでと言わんばかりに煽られた雨が、


激しく窓を叩いていたらしい事がわかった。


目を糸目の様に細めて見ても、誰一人として目には映らない。


深い溜息を一度だけ行ない、軽くデジタル時計を見てみると、予想通りの日付に、


意外と早く目が覚めたことがわかった。


……楓さんの所に、もう届いているはずの商品を取りに行かねばならないのだが、

この強風では叶いそうにもない……。

明日やれることは明日やるという言葉があるが、余り過剰信頼すべき言葉でもないな。

そうして少しだけ項垂れていると、廊下をバタバタとけたましく走り回る音が聞こえる。

恐らくは夏海の方だろうが、それにしても、随分と元気なことである。


「兄ちゃん!雨スッゲーよ!雨だ!雨雨!」


そこまで大声で叫ぶようなことでもないが、

確かにこの規模での大雨というのは久方振りだったので、あまり責め立てるというほどのものでもない。

無難にひとつ頷いてから、満足そうにした我が妹は、彼女の妹のような姉を起こすために走っていった。

……、たまには妹を見習って、ああいう風に振舞ってみるのもいいのかもしれない。

フッとなんとなくのイメージ、インスピレーションが湧き上がった。


『あー、荷物?届いてるよ、ほれ、んー?二日過ぎてるな、じゃあ利息ってことで元値の20%UPな』


……恐ろしい、恐怖である。

一中学生に集る大人とは、流石にないかもしれないとは思ったが、

スキーでの食材レンタル料の件を思い出し、口元が緩んだ。

食材のレンタル料を決める彼女である、もしかしたら20%UPでは済まないかも知れない。

そうなると厳しいのは私の財布の厚みである、預金がない訳でもないが、

ここは是が非でも駄菓子屋の策略、その進攻から身を呈して守りたいところであった、


背に腹は変えられない。

そうと決まればあとは実行に移すだけだった。

防水性はなかったが、確かその辺に打ちやったリュックサックがあったはずだったが、…………。



意外と探し物というものには時間を盗られるものだった。

既に朝のヒーロータイムは終わってしまったものの、雨脚はさらに激しさを増していた。

一向に終わる気配のない雨を、妹達は縁側で見守るような感じになっていたが、

私が階段を下りてくる音に気付いたようで、不思議そうに近くに寄ってきた。

「……んー?兄ちゃん?」

既に雨合羽を着用していた私を見て、先程まで輝いていた眼に不安が宿っている。

「え?兄ちゃん、どっか行くの?、いや、だって、雨強いよ?」

言いながらも肘の合羽部分を摘んで、結構必死に止めようとしてきていた。

大丈夫だと、頭を撫でてみるも、あまり効果はない。



「私も一緒に行く」


頭を撫でてやりながら首を横に振る、あくまでも優しく。

中学生とは言え女子児童のそれを超えない未熟な体なのだ、

自分を特別視するわけではないが、自分の用事に(しかも内容を知られたらと思うと背筋が凍る)

妹達を付き合わせるわけにはいかないのだ。

再三、大丈夫だと伝えると、恨めしそうに夏海達は頷いた、返事はなかったが、


「いってらっしゃい」


そう言われたので、恐らくは大丈夫だと思いたい。



……、外に出たはいいものの、いい所はそこまでだった。


台風直撃でもしているのではないのか、これは。

そう思わせる程の突風と雷雨の手厚い歓迎を受けた私は、駄菓子屋に着く頃に、

最早雨合羽の意味など無く、駄々濡れであった。

季節も相まって凍えるほど寒い、眼鏡が曇らないのが幸いだったが。

駄菓子屋の戸を叩く、この強風に煽られていて普通に揺すっても余り意味はないのだろう、

程よく、何時もよりも強く叩いてみるが、自身の凍えた感覚では上手く調節が出来ずに、

殆ど全身を使っての呼び出しになっていた。

迷惑そうな不満顔を全く隠そうともせずに楓さんが出てきた。


「チッ……お?どうした兄ちゃん」



ご丁寧に舌打ちまでしてのお出迎えだったが。


「……、お前馬鹿か」


事情を説明した後、最初に言われた言葉だったが、反論の余地もない。


「はぁ~」


随分と長い溜息も付属したセットの攻撃だった。

それなりのダメージ量だった。

お出迎えの後の楓さんの行動は早かった、れんげちゃんの面倒も多少なりとも受け持っていたからか、

そういうことには手馴れしていたのだろう。

雨合羽を脱いでいる間にぶっきらぼうに数枚のタオルを顔面に向けて放り投げて、

ストーブや袢纏などを用意してくれた。



「うわー、冷たっ。冷えすぎだろ、どんだけ外居たの」


呆れられつつもなんだかんだ根は優しく、阿呆の私にも付き合ってくれることには感謝せねばなるまい。


「あー、そうだな、うん、炬燵にでも入ってゆっくり温めとけよ、風邪引かれると、


 その、なんだ、困る」


自分の言葉に嫌気が差したのか、照れ臭そうに「飲み物取ってくる」とだけ言い残して、

ここを出て行ってしまった。


なんだか不思議な一面、とでも言おうか、それはそれでどうにも失礼に値するような気もするが、

兎に角、面倒見の良い人なのだな、と染み染みと実感する。

これでもう少しは守銭奴の方向から離れてみるとそれなりにモテるのだろうに、

勿体無いといえば勿体無い気もするし、それが彼女のいい所でもあるのだろう。


どん、と鈍い音がした。

衝撃の発信源は私の頭の頂辺である。


「……何言ってんだお前」


どうやら分厚い本か何かで叩かれたらしい。

痛みのする部分を摩っていると、目の前にホットコーヒーの入ったコップが置かれる。

礼を言って一口飲む。


「ん、んー」


ビールを片手に、既に頬に少しの朱が入った楓さんは適当に頷く。

豪快にラッパ飲みのように飲み干していく彼女と、

未だ少しの震えがある風邪引き気味の私。

もともと私は寡黙の方だが、それにしても沈黙の時が流れる、流れまくる。


ビール三本、それが彼女の最後に飲んだ本数だった。

生憎成人に至っていない私には多いのか少ないのか見当もつかないが、恐らく彼女は弱い方と言えるだろう。

時刻としてはまだお昼時ではあったが、依然として雨が止む気配はない。

それに、雨が降っているからといって、

炬燵で横になっていてはどんな健康的な女性でも、風邪は引きやすくなるものだろう。

私は彼女を寝室に運ぶことにした。

点いていたお笑い番組を消して、楓さんを揺すって起こそうとする。

炬燵とお酒の所為で紅くなった顔を上げ、唸りながらも私の言わんとすることを察したのか、

右手で頭を摩りながら立ち上がろうとする。

振らつき加減が如何にも危なっかしく、右肩を貸してなんとか寝室に運ぼうとすると。


「だっこ」


先程まで(ある意味)意気揚々と歩いていた彼女らしからぬ上擦った声でそう言い放つ。


「だっこ」


うー、と唸る。彼女はどうやら絡み酒の類だったらしい。

駄々っ子もいいところである、成人女性の言う言葉ではどう考えてもない。

もう半分引き摺っているような体勢になってしまうが、なんとか運ぼうとした、が、限界がついに来た。

木に縋るコアラ、それも木の気分だった。

違う所があるといえば、私に感覚があったという所である。

やわらかせんしゃ。


しかし、困った事になった。

コアラは一日の大半を木の上で暮らすという話があるが、正にそれだった。

ガッシリと両腕両足でホールドされ、全く身動きがとれない、

正直に言って取ったら取ったで違うものを獲りそうで恐ろしく、

それもまた私の行動制限を掛る理由の一つとなっていた。

しかしこのままの状態を続けるわけには行かない。


私の精神上にも何もかもにも良くはない、……欲はあるかもしれないが。

――――――――――――――――――――――――――



―――――――――――――――



―――――――

――


あー、頭が痛い。

眼が開けていられない程に頭が痛い、二日酔いだろうか、重い腰ならぬ重く痛い頭をなんとか上げて、

時計を確認すると、夕方の五時、多分二日は経ってはいないと思うが、どうだろうかな。

それにしても、異様に狭いな。

異質に狭いといったほうがいいか、異質があるから狭いといったほうがいいか。

まあ酔っている頭で考えても仕方のないことだ、とは言っても、異質なものの確認は怠らない私だが。

――あー、頭痛いな、幻覚見てるわ私。

明らかに知らない奴が自身の寝場所に居る。

知らない天井というものを体験したことはないけど、多分それよりも怖いことだろうこれ。



モゾッっと動いた、それに反応して体が反応した――と、同時になんだか鈍い痛みが腹部辺りに――


え、あ?……ぁえ?


血の気が引くとはこのことだろうか、妙な冷や汗が体を伝う。


恐る恐る、戦戦恐恐と、私は掛布団を捲った、多分膜はなかった。


そして下着類も、何も着用していなかった。

        / \ / \          _      _
   rー ム/ ⌒ Y ⌒ ヽ_〉ー┐     {::n:::),,,..,,..,,.(:::n:::)
   \___У⌒ ⌒ヽ_______/     .ゝ'~"""""""""゙~く

   .'∠ / / イ ト 、 \ 〉 ヽ   /            \
   i  jイ/⌒Vjハj⌒V ハ i  i  /              ヽ      <今日はこれまで、また明日とか
   | 从|  ・|・  |   从j !  |_,ノ(●}   (●)\.....,,,ハ|
   | レ |` - c`─ ′   }  │ |.:::::::::::ノ っ   \:::::::::::::::::::::|
  .| | ヽ (____  ,|   |  |:::::::::(        ):::::::::::::: l
   | |  ヽ ___ /j  │  ヽ::::::::\     ノ.:::::::::::::::/
   乂   / |/\/ l ∨j ノ    \.::::::.:::----‐.::::::.::::::.::/
       | |      |  |      l━━(t)━━━━┥

おつなのん

これは………w

>>1乙、次も期待してる
あとわざとかもしれんが、sage進行じゃない方が更新した時分かりやすいから、出来たらそうして欲しい

乙です。公式でも駄菓子屋と兄ちゃんの絡みを見たいもんですな。

プロレスしたから服が破けてお腹が痛くなっちゃったのかな?(無知)

サトリナボイスで「だっこ」とか……クソッ
早く続けるんだ

卓は何をちゅうもんしたんだ?
妹たちに見つかったらやばいものって

…エロ本とかか?

一週間遅れた、だが私は謝らない。

それは『きっとこのスレを見ている人なんていねーだろ、だいじょぶだいじょぶ』とか考えていたからでは断じてない。


すいませんでした


嗚呼、どうして酒なんて飲んでしまったのだろう。

酒は飲んでも飲まれるなとこの間にも教わったばかりだというのに、

自分の不甲斐のなさと酒の弱さに落胆する。

それと、喪失感。

どうしようもなく、この腹部の痛みで実感、してしまう。

鈍い痛みは今もその部位を主張していて、

改めて、私の貞操の喪失を、主張する。


……正直に言えば、『そんなものか』と、

何処か達観している自分というものがいた。

……うら若き華の乙女という年頃でもない、

何時かきっと来たる日というものが、今日だったというだけで、

ただそれだけのこと。

喪失感とか、不甲斐なさ、後悔、そういったものが確かにあったが、

どうしてか、どうしてか悲しくはなかった。

…………。

……痛い、いたい、本当に痛い。

ついさっきコトが終わったかのような痛さだ。

というか、誰だ、コイツはいったい誰なんだ。

なんか眼鏡かけてるし、寝たまんま眼鏡っていうのもどうかとは思うが……。

なんだそれは、それでも私の処女を奪った奴か、

声を出そうにも本当に痛くて声が出ない、声にならない唸り声が出るばかりだ。

いや、待って、マッテ、本当痛いから、

さっきの達観していた自分はどうした、何処行ったんだ。

戻ってきてくれ、ついでにできたら処女も。

私はなんか噴出された怒りやら怨み辛みその他もろもろを押し付けるように、

そいつの背中を叩く。


――ん?


――眼鏡?

眼鏡?メガネってあの眼鏡?

眼鏡掛けてる男――の子。


って言うか、眼鏡掛けてる奴なんて――

あ、いや、私はこの前蛍ちゃんが掛けてるのを見たぞ、うん、見た。

――見たからなんだってんだそれ。


あー後、夏海がこの眼鏡と似たようなの掛けてんの見たな、

度が入ってたから怒られてたんだっけか。

――見たから何なんだよ。



えーと、眼鏡かけた男、男、女の子とかじゃなくて、男、おと、こ。




鬱だ、死のう。





もう駄目だ、御終いだ。


終わったのだ、私の人生は終わった。


もうやだ、生きるのって辛い。

どうしてこうなったのだろうか。

酒の回ったお陰で混乱している頭を、

私は無理に回転させながら思い出そうとした。


流石にこの豪雨では誰も来ないだろうと店を開かずに炬燵で丸くなっていた私は、

一定のリズムで流れる雨音と炬燵の程よい暖かさに船を漕いでいた。

そうしていたら雨音に混じって玄関辺りから叩くような物音が鳴って、

それで――コイツが居て。

ああ、舌打ちまでしてしまったんだっけか。

雨でずぶ濡れだったかられんげの時みたいに妙に世話焼いちゃって、

なんか、妙な雰囲気に当てられて、気恥ずかしさを紛らわすために――酒を飲んだ。


ここからもう記憶が朧げだ。

なんだか赤面ものの小っ恥ずかしい事を幾つも言っていたような気がする。

まともに顔も見られなくなってしまった。

あー、どうしよう、コイツが起きたらなんて言えばいいんだ、

本当に何もなかったかのように過ごしてみるか?

未来永劫そうなってしまうかもしれないのが……。



あ、アレ?

何で私はコイツとの未来を心配せねばならんのだ?


別に良い思いをしたのはコイツなんだから、私が慮ってやる必要性はない……よな?



あ――コイツに好きな娘とかいたら。

悪いこと、した、かも。


そう思うと、不思議と惨めな気分にさせられた。


貞操を守れなかった先ほどよりも悲痛に感じる。


なんか、嫌だなぁ。

複雑な心境だった、言葉にしようとすればするほど難しい。

今は――今だけはそんな事は考えなくても、いい、良くはないけれど、いい。


なんだか随分と自分勝手な気がして、嫌気が刺す。

枕に顔を乗せると、目の前にはコイツが――卓がいて。


そうして、今だ寝ている卓の傍らで添い寝紛いの事をしてみると、

少しだけ、穏やかになれたような気もする。



私達のような女には無い独特の男の子の特有の匂い、


少し襟元で跳ねている髪の毛、


私よりも五つも年下だというのに、ちょっとだけ大きな背中が、



愛しいと――愛しく感じた。


自覚してからは赤面が止まらない。

顔が紅潮しているのが見なくてもわかる。


暑い、冷える気配は降り続ける雨のように、収まる気がしない。

こんな不格好を見られたくがないが故に、故に、

私よりも大きな背に顔を埋める。



逆効果で、更に緋く、紅潮していって、

それでも添い寝もこの格好も止めはしないのだから、手遅れだ。



けど、この手遅れさは――この心地よさは、悪くない。


どうするかなこれ、正直ここで終わってもいいんだけど。
兄ちゃんも良い思いしてるし、この後滅茶苦茶セックスしたとしか……

という訳で安価の力ですね、

>>65よ、この後滅茶苦茶セックスしたいならそうと、別の奴が見たいなら名前をよろしくお願い申し申す

わろた

滅茶苦茶にしてしまえ

卓が気づいてもう一回戦しちゃおうぜ

この後滅茶苦茶セックスしたい

了解しました、この後滅茶苦茶セックスさせます

              ァ=-

                |:〈\::\ -───‐- ._  -=ニ7
               _|::ノ  \:;>¬ァ^⌒ <_/`て::|
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              ∨::::::::::::::: 「\             |:::::::|  具のタルトおまたせしましたー
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           八:| ::::l:::::::|::| 丶、     イ│::::::|

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        /    \|::::\∨ r= ニニ=<ニニ>r〈 / ......    ......    \   <もはやこれまで
          /^⌒\   \:: |\ | \/ |[\丿│ /_,ノ(●}   (●)\...,,,ハ
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      〈       jレ'´ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/
      }/      〃  く__........________________....,,/
      〈      丿    ニニニ /  | l     } ∧__〃 ノ ///丿
      |   ___/    ____彡'´     | |      |  マ^7 _____彡'´
      | _/ 〈    /          | |      [/ 〈/  ∧
.       ノイ   \_xく           o|    八   \__,/ |
.     〔  |      ̄}          |     ,  \    丿
     {  \    _rく.             |│    ∧   `ー=ァ

>>67
クッソ吹いた wwwwww
電車の中なのに!

>>67
何だよそのAAwwwwwwwwwwww

注文したの誰だ

夏海が駄菓子屋を殺しにいく展開かと

>>71
一番最初の奴がそうですね、生き残ったかどうかはご想像にお任せしますが

駄菓子屋かわゆす。乙です。

サロメがヨハネの首を所望したアレかと

更新ktkr

>>1乙!

不覚にも…ふっくらしてきてしまいましてね…。

          ,..-─‐-..、                    _      _
           /.: : : : : : : .ヽ             {::n:::),,,..,,..,,.(:::n:::)
         R: : : :. : pq: :i}                .ゝ'~""""""""゙~く
          |:.i} : : : :_{: :.レ′              / ......    ......    \      <みんなー始ッ おうなんじゃワレやるんかゴラァ
         ノr┴-<」: :j|               /_,ノ(●}   (●)\...,,,ハ,,. -‐=====‐-  
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「……」


近づいてみて、卓の息が随分と荒くなっていることに気付く。

襟元の辺りで深呼吸する、意外と好きな匂いがして、くすぐったがりなのか、身を捩らせる様に反応してくれた。

鎖骨付近に手を伸ばし、……俗に言う、あすなろ抱きなるものを実行に移したり、


「……んっ」


(思えば酷い求愛行動である)耳朶を歯ではなく唇で甘噛みするように挟む。

一つ一つの行動に反応してはくれるものの、今だに寝たふりを続けるところは、頑固な処でもあるが、


恋は盲目とはよく言ったものだ、そういった行動すらも愛らしい愛玩動物のようで、



なんというか、好い、好き。


やっとこっちに顔を向けると、我慢の限界だと言わんばかりの顔をする。

随分と意地の悪い顔をしていたようだったが、音も無く出てきた右手が私の頬にそっと添えられると、

冷めたはずの頬は愚直に紅潮して、眼鏡の奥にある眼差しで真っ直ぐに視られる。

眼を逸らそうにも枕と右手が邪魔をして、必然的に見つめ合う形になる。

華も恥じらう乙女の顔でもしているのだろう、もうそんな年でもないというのに、

けれど、胸の高まりというのは何時の世代にもあって、

近づいてくる唇なんていうのは、もうそういうものを振り払えるほどに強い欲望で、切望で、

年甲斐もなく、まるで初めての中学生(卓はそうだったかもしれないが、いや、そうだったのだろう)のようで、


「……する?」


(恐らくは意識のある内で)初めてのキスをする。

優しく、それでいて必要以上の、有り体に言えばねちっこく、

紳士的とは言い難いものがあるが、愛があったので妥協点と言った処だろうか。


身体を伝う他者の手というのは、思ったよりもくすぐったく、

少し、発情的であった私には少しの要らない快楽をもたらした。

幾度か見た、……そういう雑誌にも書いてあるような感じで、

自分でやるよりも、きもちのいいことで。


「……触り方、……イヤじゃない、……けど、ッ」


そういう処ではない太ももや腰周りでさえ私を欲情させるのには充分で、

そういう処ですら『そう』なのに、『どう』なのだろう。

腹部より少し下の部分、『そこ』が異常にアツイ。

『そういう』気分に浸っているうちにか、いつの間にか私の身体は一糸まとわぬ姿になっていた。

外し方も(多分)知らないはずなのに、一体どうやってブラジャーを外したのだろう、


あれ、してたっけ?


……まあ、どうせ見られるものだ。


私の胸は決して小さい訳ではないが、どんな女性に対しても胸を張れる逸品だとは言い辛い。


それは、自分ではそれなりの大きさに、それなりの形(手入れも怠ってはいない)だと、自負するものではあるが、

どうにも何処ぞの小学生を見ると将来が不安になってしまう。

物珍しそうに眼を見開き私の胸を見てはいるが、一体どうだろうか、


「あ、えっと、……変、?」


卓だって初めてなのに、そこを聞いてもどうしようもないだろうに、

覆い被さるように上に乗った卓はまた、私に求める。


「ん、んッ……!」


応対している間にも弄ぶように左手が乳房を揺らす。

時折、程よい強さでもみくちゃに揉みしだかれると背中に快楽の電流が流れ出るように、

腹部より少し下の部分に、圧力が掛かったかのような感覚に因われる。

突き抜けるように私の性器から物欲しそうに愛蜜が流れ落ちるのがわかる。


卓には気付かれないようだったが、時間の問題にすらならない、


せめて悟られない様に、気を付ける。


意識を下の方に向けていると――瞬間的だったが、達しそうになった、いや、


殆ど達したといってもいいくらいの快感が……。


眼の焦点が合わないような感じになってしまって、瞼を瞑ることで、なんとか、バレずに済んだ、かも。


後で聞いたところによると、乳房を揺らす中で潰すくらいの強い力で乳首を抓んだ、らしい。


もう殆ど確認のしようがないくらいに強いキモチの良さに恐ろしいくらいにに襲われて、


一瞬のことを私はあまり覚えてはいない。


持ち溢れた右手の行方が漸く私の場所に当たると同時にそれまでの責めが止んだ。


不思議に思って身体を起こすと私の愛液が小さく、水溜りにも似たものを作っていた。


はずかしいなんていうものじゃなかった。


卓は興味があるのか少し赤面しながらも『そこ』を掬っては粘っこさを確かめるように、


零したり、手を開閉させて如何にも、と言ったイヤラシイ音を部屋の全体に響かせる。


私はバツが悪そうに顔を見られないように俯いているが、熱は全くと言って良い程止まず、


腹部より少し下の、子宮がどんどん熱を持っているのがよくわかる。


「……なぁ、卓……」


人生で一番恥ずかしいことを、今からする。

今日だけで色々なものを失ったような気さえする、というか、失ったのだろう。

失ったならば、取り戻さねばならない。


「えっと、な。欲しいんだ、……」


チラつくそれを、今だに私は直視できないが、見なくても最大値に達しているのがわかる。


というか、これで最大値になっていないならと思うと、更に子宮の疼きが収まらない。



早く、ほしい。



「……」



意地の悪い笑顔を浮かべているのを見て、私の疼きがさらに高くなる、


認めたくはないが、少しのマゾフィストの気があるようで、


体全体に、ぞくぞくと電流が奔る。


ああ、また愛液がみっともなく、流れ出ている。


見せ付けるように釘付けにできるように、なるべく、厭らしく。


自分で自分のそれを、限界まで拡げて、誘う。



「……私のココに、……ぁ、お、おまんこに、ほしいの、……ほしい、……ちょうだい」



後半は聞こえたのかどうかも怪しい位の声量だったが、


聞こえたのか、察したのか、卓は自分のモノを私の入口に充てがって。



「……もう一回、もう一回私の初めてを、貰って下さい――すぐる」



言い終わるや否や、充てがった逸物を遠慮なく最奥まで――思いっきり突かれた。



「――――ッ!!」



それと同時に、先程とは違うキスを、深く深いキスをする。



私からも、卓からも。


少々どころか完全に爆発した性欲の塊を私の膣に打ち付ける。

息継ぎをする暇もなく酸欠に近い状態で激しく営みを続ける。

完全に降り切った子宮口に亀頭が勢い良くこちらも深くしかしそれ以上に素早くキスを何度も何度も

繰り返し繰り返し行っている。

自分の知らないうちに締め上げていた膣内を亀頭の傘の部分が幾度も幾度も引っ掻き回して

それが更に私を何度も絶頂に導いて。

幾度も繰り返し達していって。




イってイって。


そんなにも激しいセックスが長時間も保てるはずもなく、


ラストパートを駆ける前に酸欠直前のキスを、口を少しだけ離す。



「ハアッー……ッ……ちょうだい、せーしッ……びゅー、って、しきゅう、びゅーびゅー、だして、だしてッ――」



少しの間離れた唇を、また重ねる。


意識が遠くなる程の深いディープキスをどれだけの間かして。


キスと同等に強く抱きしめ抱きしめられて。


意識が無くなる直前に奥の奥に打ち付けられて――。


死んでしまいそうな程の快感に絶頂に達して。


まるで私の子宮が欲望の捌け口になったかのように――精液が大量に射精されて。


再度唇を離した時には、もう半分意識が無く。


唯、先程からずっと残る絶頂と、子宮に残る精液と、



――卓の覆い被さった体の、心地の良い重量感が、現実を知らしめていた。

――――――――――――――――――――――――――


――――――――――――――――



―――――――――




「あー、うん」


スッカリと豪雨は止み、時刻は逢魔ヶ刻を超え7時、

夕日は姿を消し、辺は暗闇に包まれていた。


「……忘れろってのは、無理だよなぁ」


あんなことがあってから、こう言うのも、無理があるだろうと私でも思う。



「……」



「……」


何も言わずともわかっているのか、それっきり私たちは一言も喋らずに、時間だけが過ぎていく。


不安の募る声で私は聞く。声が震えてしまう。少しだが、指先も震えている。


「――えっと、な、卓――好きだ


 だからって訳じゃ、ないんだけど、私をこんなにして、責任、取れ」



言いたいことがしっちゃかめっちゃかで、伝わるものも伝わらないのではないのかとさえ、


そう思ったが、卓は何も言わずに唯何時も通りに頷いてみせた。



「――ん、ッ」



随分と唐突なキスだった。


最初と同じ、優しいキス。


そのまま近づいていって、体全体を預けるようにして、今度は私から押し倒す。



「――あ、じゃあ、今度ご両親に挨拶に行かなきゃな」



そう言うと少しだけ引き攣ったような表情になる。


お構いなしに私の右手と卓の左手を恋人繋ぎにワザとして。


また私からお返しと言わんばかりに軽くキスをする。



「ん、……ふふ、卓はキス、好きだな」



「私は好きだよ、卓との、キス」




もう一度、今度はより深くキスをする。



「卓も、好き、卓の方が、すき」



「――――」



ずっとこうしていたい。



ずっと、二人で居たい。



「……嬉しい」




…… True End

すいません、唐突に終わらせました
ちょっと駆け足気味だったかなと後悔しています、
駄菓子屋、引いては楓さん大好きなんでもっとSSやらAAやら増えないかなと切に願います、

次はなんかまた新しく書きたいと思います
仮面ライダーかはたまた別の何かか……今期にも沢山面白くなりそうなのとか多いですし、
ウィッチクラフトワークス×とある魔術の禁書目録とか、ズヴィズターとか、
桜トリックはちょっとアレですけど……
またどっかで見かけたら支援頂けると嬉しく思います、
それでは、また明日とか

                   ∩゚∀゚)')  おわるよ!
                    )  /
                   (_ノ_ノ

               彡
      .
 _,,..-―'"⌒"~ ̄"~⌒゙゙"'''ョ
゙~,,,....-=-‐√"゙゙T"~ ̄Y"゙=ミ

                                    糸冬
                                ────────



おつ

全員ルート書くんじゃないの?あれ?あれれ?

>>97
中途半端に書いて俺が飽きて放ったらかしにしたくないっていうのがひとつありますね
何分飽きっぽい性格なもので……
またのんのんびよりを書くときはそれはそれで新しくスレを立てたいと思います

まあ、卓無双はなあー


良い〆だった!

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