白望「クリスマスかぁ……」(167)

ID:M9AuRFFv0の代行でー!

さんきゅーっす!


黒髪モブ子さん×シロ寄りのシロハー?みたいな感じです
黒髪モブ子さんが主役級の扱いで登場します。ご了承ください
なんとかクリスマスに投稿しようとした結果、途中までしか書き溜めできてません。寝落ちしたらごめんなさい

ピピピッピピピッピッ


白望「んん……」ムクリ

白望「目覚まし消し忘れてた……。休みなのにダルい……」

白望「二度寝しよう……」

白望「おやすみなさい……」

白望「…………」

白望「……眠れない」ゴロンゴロン

白望 グクゥゥ~

白望「……ご飯食べよ」


白望ママ「おっはー白望ー」

白望「おっはー……」

白望ママ「なあになあにお休みなのに随分早起きじゃない? まさかクリスマスデート? デートなの?」

白望「……ああ、今日ってクリスマスなんだ……」

白望ママ「忘れてたの!?」

白望「予定とかなかったし」

白望ママ「我が娘ながらこれは……もう高校3年生なんだし、そういう話のひとつやふたつあってもいいと思うんだけどなぁ」

白望「だる……」

白望ママ「ちなみにお母さんは60までには孫の顔が見たいわー」

白望「……そうすか」




白望「クリスマスかぁ……」

白望「去年は……塞の家でクリスマスパーティしたっけ」

白望「今年は誘われなかったけど、やらないのかなぁ」

白望「もしかして私だけ誘われなかったのかも……」

白望「まあ、好き好んでこんなノリ悪いの誘いたくないか……」

白望「今年はエイスリンとトヨネもいるし、人数には困らないだろうし……」

白望「考えてたらダルくなってきた……」

白望「寝たい……」


ピロリン♪


白望「……メール?」


From:食堂娘

件名:小瀬川さんへ

本文:
大事な大事な年に一度のクリスマスだね!
好きなことばかりしてるのも、受験生としてどうなのかと思うかもしれないけど
きっと、今日くらいは神様も許してくれると思うよ!
で、もし都合がよければ、一緒に遊びにいかない?
すぐお返事くれると嬉しいな。待ってます


白望「……」

To:食堂娘

件名:Re:小瀬川さんへ

本文:
いいよ


白望「送信……」

ピンポーン

白望ママ「白望ー、お友達が来たわよー」

白望「早っ……!?」

登録名ェ……

黒髪モブ子さん「小瀬川さんおっはよー!」

白望「おはよう……早かったね」

白望(というか返信してから10秒もたってなかったんだけど……)

黒髪「実は小瀬川さんのおうちの前でスタンバってました!」

白望「……寒くなかった?」

黒髪「今日のために練習してたから大丈夫だよ」

白望(何の練習……?)

黒髪「ってことで街のほういこうよ!」

白望「ん……」





\ワイワイガヤガヤ/\ハッヤリーン!/\コエガチイサーイ!/\ハッヤリー-ン!!!/


黒髪「うわ、人多い……」

白望「おかしい……岩手の人口密度じゃない……」

黒髪「あ、これのせいかも」

白望「……」

                    .. ------ ..

                  ...::´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:`::..、.  -――┐
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            /} /:/:.:.:. ∧:.:.:.:∧:.:.\:.:.:.:.:.: \___ノ   }:.\
              /└/:/:.:.:. / ∨:.:.:∧:.:.:.:.\:.:.:.:.: l:\ ┌┬':i:.:.:.:.
           //:./l:l:|:.:.:|:.l´ ̄ ∨:.:.:.:\ :.:. l\:.:.リ:.:.:「¨:.:.:|∨:.:.:.:.:.
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         //:.: : ∧ l:}八芹芋ミ  \ァ芋苧ミ |:.:|:.:.:|:.:..:. ||.:.:.:.:.:.|
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        { {:.:.:.:.:.:.:.| l:.:.:.| 乂_ツ      乂__ツ !:.:!ノノ:.: : :||:.:.:.:.:.:|
        { ∨:.:.:.:.:.| l.:.:.:l:. ,,,,   ' _  ,,,  |:.リイ|:.:.:.:.:||:.:.:.:. リ
        {  ∨:.: : :| {\{:.:.、   V  }   ...イ/:l:.|:|:.:.:.:.:||:.:.:.:/
        \ ∨:.:.:.| |:.:.:.|.:.个::.... _  ̄ _   {-/ 、:l:.|:|:.:.:.:.:||.:.:/
.            ∨:.リリ:.:.:リ:.:.:|:./⌒ヾく{___/ /⌒'i:.|:|:.:.:.:.:|八:.:{
.             |:.//----、:.l∧‘,‘,: : : {  {   } -=ニ二乙':.{
           |//にニ=- / ∧_}  } : : -{  {   / }__{乙)':.
.             //ノ^ソ ,ノ/ /: : `ー': : : : :`ー`イ  {   {‐┴、) \        /i
.  \------=彡'//: : にソ 乂: : : : : } : : :__  ‐┘ ̄{\,ノ: : : :.   \____彡'
     ̄ ̄ ̄  /:{: 、/´      \: :./⌒´       \ノ: : : : /    ---- ´

            HAYARIN☆LIVE 20XX IN IWATE


白望「……なんで岩手で……」

黒髪「さぁ……」

白望「……人多いのだるいなぁ」

黒髪「ほんと、ちょっと油断したらはぐれちゃいそ……きゃっ」ドンッ

白望「っと、大丈夫?」ダキッ

黒髪「はわわ、だ、大丈夫ですう……」

通りすがり「あっすみませーん!」

黒髪「いえ、こちらこそー」

黒髪(通りすがりさんグッジョブ!マジグッジョブ!)

白望「……手繋ごうか」

黒髪「ふぇっ!?」

白望「はぐれたらダルいし……。嫌なら別にいいけど……」

黒髪「嫌じゃない嫌じゃない!繋ごう手!」

白望「ん……」ギュッ

黒髪「えへへ……」ギューッ!

白望「ちょいタンマ……力入れすぎ」

黒髪「はぐれると困るから、これくらいがいいと思うな」

白望「そうかなぁ……」

黒髪「そうだよ!」

黒髪(通りすがりさん超グッジョブ!!!)


???「ギリッ」




豊音「みんなでシロのおうちに遊びにいくよー!」

エイスリン「サプライズパーティ!」

胡桃「私たちが誘わなかったから、今頃ひとりで不貞寝してるかもね!」

塞「こたつでぐーたらしてるんじゃないかなぁ……」


白望ママ「白望? さっきお友達と一緒に出かけたわよ」

胡桃「」

エイスリン「」

塞「」

豊音「」

胡桃「……どうする?」

塞「どうしよう……」

エイスリン ジワッ

エイスリン「サイゴノクリスマス、シロトイラレナイ……?」ウルウル

胡桃「ちょ!? エイちゃん泣かないで!」

塞「わわわ、マジでどうしよう!?」

胡桃「塞がどうせならサプライズパーティにしようなんて言うから!」

塞「胡桃だって自信満々にシロに予定なんてあるわけないよ!って言ってたじゃん!」

胡桃「ぐぬぬ……」

塞「うぬぬ……」

エイスリン カキカキ

塞「あー、ケータイに連絡つかないって?」

胡桃「ポケットに入れておけばいいのに、マナーモードで鞄にぶち込むからなぁシロは……」

エイスリン ショボン…

豊音「……じゃあさ、今日は皆でシロ探ししようよー」

塞「シロ探し?」

豊音「皆でシロのこと探してー」

豊音「見つかったら、シロのお友達も仲間に入れて皆でパーティする!」

エイスリン「!」

エイスリン カキカキ

エイスリン バッ!

胡桃「万歳してる絵……。大賛成ってこと?」

エイスリン コクコク

豊音「じゃあさっそく始めよー!」

塞「といっても、どこにいったのか検討もつかないなぁ……」

豊音「私にお任せあれー!」

胡桃「お? 自信満々だねトヨネ! 何かあてあるの?」

豊音「ないよー?」

エイスリン ガクッ

豊音「でもでもー、追っかけには自信あるよー?」

豊音「村では背向のトヨネって呼ばれてたくらいだからねー!」ドヤァ

塞「……街のほういこうか」

胡桃「遊べる場所ってあそこくらいしかないからね」

豊音「あ、あれー? 私の活躍はー?」

エイスリン「トヨネモイコ!」

豊音「う、うん、追っかけるよー。ぼっちじゃないよー」




\ハッヤリーン!!/\セカイイチカワイイヨ-!/\ハッヤリーンリーン!!/


塞「うげ、クリスマスだからって人多すぎでしょ……」

胡桃「なんか変な集団までいるし!」

豊音「今日ははやりんのライブがあるからねー」

塞「牌のお姉さん? なんでわざわざ岩手で……」

豊音「日本縦断ツアーの予定だったけど予算が足りなくて、結局岩手でだけやることになったんだってー」

塞「世知辛いなぁ……」

塞「こんなに人が多いところにシロがいられるのか……」

胡桃「いたとしたら今頃ダルすぎて動けなくなってるよ!」

豊音「あはは……」


白望「くしゅん!」

黒髪「大丈夫? 寒いの?」

白望「さむだるい……」

黒髪「もう、動かないから寒くなるんだよー」

白望「人多すぎて動きたくない……」

黒髪「もー」

黒髪「そういえば、小瀬川さんってマフラーしないよね」

白望「マフラー持ってない……」

黒髪「へー……あ、そうだ」

黒髪「じゃあ、こうしない?」


シュルッ


白望「んっ……」

黒髪「恋人巻き!」

白望「……あったかい」

黒髪「マフラー結構いいでしょ?」

白望「そうだね……」

黒髪「今度マフラー編んできてあげようか?」

白望「いいの?」

黒髪「うん。その代わり、今度一緒にお昼ごはん食べてくれると嬉しいな」

白望「それくらいなら……」

黒髪(よっしゃああああああーッ!! 手編みマフラー渡す口実と、お昼ご飯権一度にゲットォォォーッ!!)

黒髪(くふふ、私ひょっとして天才? 天才じゃね?)


???「ぎぎぎー」ハンカチカミカミ

書き溜め切れたので再度溜めつつちょい休憩

保守thxですー
シャワー浴びたら再開します
10分ほどで戻りまーす

エイスリン「アレ……」

胡桃「どったのエイちゃん?」

エイスリン「ハンカチカワイソウ……」

豊音「悲しい恋をしてるのかなー?」

塞「わ、リアルでハンカチ噛み締めてる人初めて見た……ってあれ」

胡桃「あ、あの子って、いつもシロを食堂に誘ってはフられてる二人組の片割れ!」

豊音「あ、そういえば私あの子と同じクラスだよー」

塞「へー、そうだったんだ。それは知らなかった」

豊音「ちょっと話しかけてくるね」

胡桃「うぇえ!?」


豊音「どうしたの? ハンカチが可哀想だよ」

着崩しモブ子さん「ひぃっ!? 八尺様!? 私ショタじゃな……なんだ姉帯さんか、脅かさないで」

豊音「ご、ごめんなさいー?」

豊音「ハンカチ破れかけてるよ?本当にどうしたの?」

着崩し「あれ……」


白望&黒髪(おててつなぎ&恋人巻き)


豊音「え……」

着崩し「覚悟はしてたけど……こんなに早く小瀬川さんに寝取られるなんて……っ」サメザメ

豊音(寝取られ……?)

豊音(ど、どうしよう、すごく声かけ辛いよー……)

塞「そ、そんな、シロが……」

胡桃「つぶす……!」

エイスリン オロオロ

豊音「あ、みんな……」

胡桃「ばっかみたい!ほんとばっかみたい!」

塞「どうにかして塞げないかな……」

豊音「ちょっと、騒いだらバレちゃうよー……」

白望(……あれ、塞、胡桃、エイスリン、トヨネまでいる……)

白望(なんで皆してこそこそ隠れてるんだろ……)

白望(やっぱはぶられてたのかなぁ……)

白望(だる……)

白望「あー、そろそろご飯食べに行かない?」

黒髪「あ、もうお昼かー。小瀬川さんは何食べたい?」

白望「なんでも……とりあえず歩きながら探そう」

黒髪「はーい」

塞「あ、動き出したよ!」

胡桃「追いかけないと!」

着崩し「どうにかして寝取り返しを……」ブツブツ


白望(なんで着いてきてるんだろ……)

黒髪「小瀬川さん、どうかした?」

白望「なんでもない……」

黒髪「あ、ここでご飯にしない?」

白望「ん」

-なんかおしゃれなキャッフェ-


白望「うわ、なんかメニューがすごい」

黒髪「小瀬川さん小瀬川さん! クリスマス限定カップルパフェっていうのあるよ! 頼もう!」

白望「んー……3000円はさすがに高すぎ……」

黒髪「店長さんの前で食べさせあいっこして完食すれば無料って書いてあるよ!」

白望「じゃあそれにしよっか。足りなかったら追加注文で」

黒髪「はーい。店員さーん」




店長「お待たせしました。クリスマス限定カップルパフェでございます」

白望「大きいけど……二人で食べ切れない量でもないね」

店長「それでは存分に食べさせあってください。見てますから」

店員A「私も見てます」店員B「私もです」店員C「右に同じ」客A「はよ」客B「はよ」客C「はよ」客D「はよ」

白望「」

黒髪「」




白望「酷い羞恥プレイだった……」

黒髪「まあ、食費浮いたし……」


白望(……まだいるなぁ……正直ダルくて仕方ない)

白望「ちょっと待ってて……」

黒髪「?」


塞「」

胡桃「」

エイスリン「」

着崩し「」

豊音「み、みんなの目が虚ろになっちゃってるよー……」オロオロ

白望「ねえ」

豊音「え? シロ!?」

白望「尾行されると流石に気になるんだけど……」

豊音「ご、ごめんなさい……。気づいてたんだ」

白望「うん」

胡桃「ちょっとシロ! どういうことか説明してよ!」

白望「え?」

塞「いつの間に恋人なんて作ってたのよ!」

白望「恋人……?」

白望「それより、どうして皆揃って尾行なんて……」

豊音「あー、それは……」

エイスリン カキカキ

白望「私をびっくりさせようとサプライズパーティを企画してた」

エイスリン カキカキ

白望「でも、家に行ったらすでに私は出かけた後で、なんとか探し出したけど声をかけにくい雰囲気だった」

エイスリン カキカキ

白望「で、仕方なく尾行してた……と」

エイスリン コクコク

白望(はぶられてたわけじゃなかったんだ……)ホッ

黒髪「ほほう、あんたたちはつまり私と小瀬川さんのデートを覗き見してやがったってわけね」

白望「……来たんだ」

黒髪「てへ、来ちゃった」

塞「…………デート(笑)」

黒髪「ん? 何か言った?」

胡桃「一方通行はデートとは言わないと思うよ」

黒髪「はあ?」

白望(だる……)

豊音「それよりも、皆揃ったんだし、皆でクリスマスパーティしようよ!」

塞「そうだね、当初の目的だったわけだし」

胡桃「シロもいいよね?」

白望「うん」

黒髪「え!? ちょっと小瀬川さん! 私とのデートは!?」

着崩し「まあまあ、皆でパーティするのもきっと楽しいよ」

黒髪「む……まああなたがそう言うなら」

豊音「じゃあシロのおうちにいこー!」

白望「私の家でやるの……?」

塞「もともとそういう予定だったのよ」

白望「まあいいけど」





白望「ただいま」

白望ママ「あら早かったわねおかえr」

黒・塞・胡・エ・豊・着「おじゃましまーす!」

白望ママ「……」

白望ママ(白望は女の子にモテるタイプだったのかしら)

パーチーの内容を考えつつ休憩

ちょっとコンビニ行ってきます
その間にパーチーのレクリエーション案でも募集してみる

コンビニのBGMでヴァンガードが嘘じゃないぜしてて不覚にもアドレナリンが爆発してしまった
ハンケチ落とし、ポッキーゲーム、プレゼント交換、王様ゲーム……王道が揃った感じやね
再開します




豊音「宮守女子高校麻雀部+αのクリスマスパーティをはじめるよー!」

エイスリン「ドンドンパフパフ!」

塞「音頭取るのは部長の私の役割じゃないの!?」

胡桃「え?やりたかったの?」

塞「べ、べつに……」

豊音「最初のレクリエーションはー」

エイスリン「ハンカチオトシー!」

豊音「いえーい!」

着崩し「い、いえーい……」

白望「無理してあの二人のテンションに合わせなくてもいいよ……」

豊音「それじゃあ鬼決めるよー。じゃーんけーんぽん!」


胡桃「だーれーにーしーよーうーかーなー……」

豊音「……あ、ハンカチ……!」スクッ

豊音「おっかけるよー!」ドドドド

胡桃「ちょ、こわい! 想像以上にこわい! ごめん許してトヨネ!」ダダダダ

豊音「待ってー」ドドドドド

白・黒・塞・エ・着(トヨネ(姉帯さん)にはハンカチ落とさないようにしよう……!)


豊音「誰もハンカチ落としてくれないよー」クスン




豊音「次のレクリエーションはー」

エイスリン「ポッキーゲーム!」

豊音「割り箸くじを用意しましたー」

胡桃「白、赤、青が2本ずつと、何も塗ってないやつが1本だね」

豊音「何も塗ってないくじを引いた人はぼっちだよー」


白望「それじゃあ引くよ……白か」

黒・塞・胡・エ「――――ッ!!」

黒・塞・胡・エ(私が白を――!)

白…白望&着崩しモブ子さん

赤…黒髪モブ子さん&胡桃

青…塞&豊音

ぼっち…エイスリン


着崩し「あはは……よろしく」

白望「よろしく……」

胡桃「ちょっとどういうこと!? 納得いかないんだけど!!」

黒髪「こっちの台詞だよ!」

塞「な、なんとも言えない組み合わせになったね……」

豊音「エ、エイスリンさん……」

エイスリン「………………」

白望「…………」ポリポリ

着崩し「…………」ポリポリパキン

着崩し「あっ……」

白望「……結構難しいね」


黒髪(勝敗は単純……!)

胡桃(より多くの部分を食べたほうが勝者……!)

黒・胡「…………ッ!!」ポリポリポリポリポリポリ

チュッ

黒髪「え?」

胡桃「は?」

黒髪「ちょ……ちょっとなにしてんの///」

胡桃「あんたが勢いありすぎるから///」

塞「トヨネ、もうちょっと屈んで……ん、これくらいかな」

豊音「じゃあ食べるよー」

塞「……」ポリポリポリポリ

豊音「……」ポリポリポリポリ

塞「……ストップ」ポリ…

豊音「んー」

塞「キスはお互い大事な人のためにとっておかないとね」

豊音「そうだねー」


エイスリン「コノポッキーショッパイ……」グスン

寝落ちごめんなさーい
ご飯食べにいってくるので、戻ったら再開しますー

再開しまーす

豊音「続きましてー第3のレクリエーションはー」

エイスリン「プレゼントコウカンー!」

白望「プレゼント用意してない……」

黒髪(小瀬川さんに渡す予定だったお揃いのアクセしかない……)

黒髪(うーん……)

黒髪「じゃあ私はこれで」カキカキ つ お弁当券

白望(その手があったか……)

白望「じゃあ……」カキカキ

白望「これで」つ 肩叩き券

塞「えー……」

白望「だめ?」カキカキ

塞「正直不満」

白望「じゃあ……」カキカキ

白望「これで」つ なんでも券

黒髪「さあ始めよう今すぐ交換しよう!」

塞「なんでも券ってなんでもしていいんだよね!? ね!?」

白望「だる……」

白望「だめ?」カキカキのカキカキは消し忘れっすミスっす



豊音「公正なるあみだくじの結果、こうなりましたー」

あげる側       もらう側
白望        →エイスリン
着崩しモブ子さん→胡桃

豊音        →黒髪モブ子さん
エイスリン     →豊音
胡桃        →白望
塞         →着崩しモブ子さん

黒髪モブ子さん →塞


エイスリン「Yeah!!!」

白望「あんまりだるい命令は勘弁してね……」

エイスリン「ゼンショシマス!」


胡桃「ぬいぐるみかー。ありがとね」

着崩し(あの子に渡したかったなぁ……)ガックリ

豊音「私のは村のみんなに貰ったお肉だよー」

黒髪「な、なんの肉……?」

豊音「熊だよー」

黒髪「熊ァ!?」


豊音「エイスリンさんのプレゼントは……絵本? わーいありがとー!」

エイスリン「オススメ!」


胡桃「私のは手袋だよ。これからもっと寒くなるからね」

白望「ありがと……大事にする」

胡桃 ニコニコ

白望「どうしたの?」

胡桃「なんでもないよ!」

塞(お揃いの魔除けブレスレット……がんばって作ってきたのに……)orz

着崩し「う、臼沢さん……あとで小瀬川さんにこっそり渡しておこうか……?」

塞「そういうのは駄目!」

着崩し「ご、ごめん」


黒髪(臼沢さんにあたったか……まぁこれはこれで)

黒髪「臼沢さんは苦手なものとかある?」

塞「別にないけど……あ、辛いのは少し苦手かな」

黒髪「わかったよー」

黒髪(辛味フルコースにしてあげる!)

塞(どうせ入れてくる気なんだろうな……)ハァ

いろいろキンクリ!





豊音「これにて閉会だよー」

白望「おつかれー……」ゴロン

塞「わ、もう外真っ暗だね」

胡桃「そろそろ解散かな?」

エイスリン「……」

エイスリン カキカキ

白望「……泊まりたい? 別にいいけど」

黒髪「いいの!? 小瀬川さん! 私も! 私もお泊りしたい!」

着崩し「じゃあ私も……」

豊音「あ、私もお泊りしたいなー」

塞「わ、私もしたいかも……」

胡桃「じゃあみんなでお泊りだね!」


白望ママ「娘の初夜が乱パと聞いて」

白望「帰れ」

白望ママ「ごめん」

白望「ベッドに入れるのはふたりくらいかな……あとは床に布団敷いて雑魚寝」

塞「誰がベッド使うの?」

白望「お客さんだし6人のうちの誰かが使って。私は床でいいよ」

塞「じゃあ私も床で!」

黒髪「私床で雑魚寝するのにあこがれてたんだ!」

着崩し「じゃ、じゃあ私も……」

胡桃「私も床行くよ!」

エイスリン「ユカ!ユカ!」

豊音「ぼっちはやだし私も床で寝るよー」

まず一部屋に収まる人数ではないだろ

白望「……誰も使わないなら私がベッドに……」

黒髪「でも、ベッドも悪くないよね!」

着崩し「がんばれば3人くらい入れると思わない?」

塞「やっぱり寝るときはベッドだよ!」

胡桃「一番小さいわたしがベッドに行くべきじゃないかな!」

エイスリン「ベッドスキ!」

豊音「あれ、みんなベッドで寝るのー?私もー」

白望「……だる……面倒だからさっきのくじで決めよう……」

>>149
6畳間なら11人寝れます(経験談)




白望「じゃあおやすみ」

豊音「おやすみー」

黒髪「ちょっと待って! 一番大きいふたりがベッドって狭すぎるんじゃないかな!?」

塞「そ、そうだよ!」

胡桃「わ、私なら空いたスペースに入れると思うな!」

エイスリン「トヨネズルイ!」

着崩し「くじで決まったことだし我慢しようね」

黒髪「どうしてあなただけそんな嬉しそうなのよー!」

着崩し「えへへー」

黒髪「ぐぐぐ、そんなに幸せそうな顔されたら文句言えなくなるよ……」

白望「……電気消すよ。おやすみ」

皆「「「「「「おやすみー」」」」」」




黒髪「ちょっと、変なところ触らないで!?」コソコソ

着崩し「ごめん手が滑ったー」サワサワ


塞「寝ぼけたふりしてベッドに入れないかな……」コソコソ

エイスリン「チョットトイレイッテクル」コソコソ

胡桃「エイちゃん抜け駆けする気!?」コソコソ


豊音「えへーみんなだいすきー」スヤスヤギュー

白望「暑……」ダルー

白望(クリスマスかぁ……)

白望(ちょっとダルいこともあったけど……楽しかった……)

白望(来年も、再来年も、みんなで過ごせるといいな……)


白望(……おやすみ……)



おしまい

おまけ


黒髪「臼沢さーん、お弁当作ってきたよー」

塞「あーありがと」

黒髪「はい、臼沢さんの大好きな、辛いもの尽くし!」

塞「うん、いただきます」

黒髪(あ、あれ……?)


塞「ごちそうさま、おいしかったよ」ニヤニヤ

黒髪「う、うん」

黒髪(まさか、騙された!?)

黒髪(……なら臼沢さんの嫌いなものが当たるまで、お弁当を作り続ける!)




黒髪「臼沢さーん」

塞「今日も? ありがと。あーうまいうまい」

黒髪「くっ……」





黒髪「臼沢さーん」

塞「相変わらずおいしいわー」

黒髪「うぐぐ……」


生徒A「最近よく臼沢さんにお弁当持って来るよねあの子」

生徒B「もしかして、あのふたり……」




黒髪「ちょっと!? あんたと私が付き合ってるって噂が流れてるんだけど!?」

塞「はァ!? ……どう考えてもあんたのせいでしょそれ!」

黒髪「なんで!?」

塞「あんたが毎日手作り弁当持ってくるからでしょ!」

黒髪「はっ……そういうことか……!」

黒髪(……! つまり毎日小瀬川さんにお弁当を持っていけば、私と小瀬川さんが付き合っているという噂が……!)




塞「ちょっと! 私があんたに二股かけられた可哀想な子って噂流れてるんだけど!」

黒髪「どうしてそうなるのよー!」



おしまい

保守支援ありがとうございました
今回はシロハーレムだったけど、全国編で黒髪モブ子さんと着崩しモブ子さんの名前が判明したら黒髪モブ子さんハーレムを書くんだ(白目)

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