森夏「富樫君は小鳥遊さんとなにするの!?」
勇太「なにって言われても、昨日散らかしてたし掃除かなー」
森夏「違うに決まってんでしょ!!」
勇太「えぇっ、じゃあなにするんだよ?」
森夏「良い? 今みたいに私の部屋、富樫君と私の二人きりでしょ?」
勇太「あ、ああ」
森夏「小鳥遊さんだと考えて……富樫君、どうするの?」
勇太「どうするって……どうするんだ?」
森夏「ああもうじれったいわね! 小鳥遊さん相手にこうするのよっ!」
勇太「うわっ!」
ドンッ、ドサッ
森夏「あんた達もう付き合ってかなり経つのになにもないなんて有り得ないわよ」
勇太「だけどさ……」
森夏「だけどじゃないでしょ! 小鳥遊さんだってこうやって」
むぎゅっ、ぎゅうう
勇太「にににに丹生谷ぃっ!?」
森夏「富樫君に襲われたいってずっと考えてるわよ?」
勇太「そっ、そうなのか?」
森夏「そうよ! そして密着したらこのまま……」
勇太「このまま?」
森夏「あ、えっと、このっ、このまま……」
勇太「?」
森夏「……富樫、くん。目、閉じなさい」
勇太「目?」
森夏「いいから閉じなさい!」
勇太「わ、わかったっ!」
森夏「……ごくっ」
>>1
モリサマが六花を押し倒す妄想をしてニヤニヤしながら読み始めたら違和感に気付いてよく見たら逆だった
森夏「……富樫君」
勇太「に、丹生谷……あ、あの」森夏「うるさい、んっ」
勇太「んむっ! んんっ!」
森夏「んぅぅっ、ふぅ……んっ……はぁっ!」
勇太「ぷはっ!」
森夏「はぁ、はぁ……」
勇太「えっと、に、にぶ、たに?」
森夏「……なによ?」
勇太「い、今の……」
森夏「富樫君、今から私は富樫君と小鳥遊さんの仲が進展するための方法を、実技で教えるから」
勇太「……は?」
森夏「だからこれは、普通のこと、悪いことじゃ……ないのよ、んっ、ちゅっ……」
>>7
書けよ!!!!!!
書いてくれよ!!!!!!
勇太「その、森夏……」
森夏「調子に乗らないでよ富樫君、名前で呼んで良いのは実技の時だけよ」
勇太「えっと、丹生谷」
森夏「……なに?」
勇太「本当に、初めてが俺なんかで良かったのか?」
森夏「お互い様でしょ」
勇太「でも……」
森夏「とにかく、このことは誰にも言っちゃダメだからね」
勇太「……」
森夏「誰にでも絶対あるでしょ? 言えない過去や事情」
森夏「これは人に言ったら本当にまずいんだからね、だから二人だけの秘密ね」
勇太「二人だけの、秘密……」
森夏「そうよ。それじゃあ富樫君、今日はもう帰って」
勇太「あ、ああ……」
森夏「……じゃあね」
森夏「しちゃった」
森夏「富樫君と、友達と。小鳥遊さんの、友達の彼氏と」
森夏「やっちゃった」
森夏「……」
森夏「富樫君、可愛かったなぁ」
森夏「あんなに吸って、赤ちゃんみたいだったし」
森夏「ちょっと触っただけであんなに気持ち良さそうで……」
森夏「最後はあんなに一生懸命腰振って、私の体がそんなに良かったのかしら?」
森夏「小鳥遊さんとこんなこと、出来ないわよね?」
森夏「私だけが知ってる、富樫君の顔」
森夏「……ふふっ」
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