このアニメ面白いの?
森夏「ほんと?じゃあ入れて」
勇太「おらよっ!!」ズブッ
森夏「あひぃっ!?」
森夏「富樫君!? あれ? 小鳥遊さんは?」
勇太「なんか『今日は凸森と【失われし英機の娯楽】の探索に当たる』とか言って先に帰っちまった」
森夏「失われし……何?」
勇太「早い話がレトロゲームだと。どうも隣町で古いゲームのバーゲンがやっているらしい」
森夏「ふうん……。富樫君は行かないの?」
勇太「今日は夢葉のお守りしなくちゃいけないからな。母さんも樟葉も遅くなるし」
「だから早く帰るなら帰ろうぜ。駅まで入れてやるから」
森夏「あ、うん……。じゃあお邪魔しちゃおっかな」
勇太「しっかし丹生谷が忘れ物するなんて意外だなー」
森夏「へ? なんでよ?」
勇太「いや、だって普段俺たちの前以外ではあんなにしっかり者なのに、って思ってさ」
森夏「うるさいわね。私だって物を忘れることくらいあるわよ。
今日はちょっと寝坊しちゃったから天気予報を見逃しちゃっただけ」
勇太「丹生谷が寝坊? 人は見かけによらないんだな」ププッ
森夏「余計なお世話よ!」
勇太「あ、おい丹生谷」グイッ
森夏「ひゃっ!? な、何よ急に!」
勇太「あ、ごめん。ほら、丹生谷の肩濡れてるからさ、もうちょっと中に入らないと。風邪引くぞ?」
森夏「い、いいいいいい良いわよべべべ別に! 富樫君だって濡れたら困るでしょ!?」
勇太「女の子を雨に打たせるよりは困らないさ。良いからもっと中に入れよ、遠慮するなって」
森夏「余計なお世話よバカぁ!」
勇太「何で!?」
森夏(そ、そんないきなり抱き寄せられたらびっくりするじゃない! ちょっとは考えなさいよ!)ドキドキ
勇太「しっかし今日は降水確率30%だったのにな。まさか降るとは」
森夏「そ、そそそうね! 全く困った天気よね!」
勇太「……どうした丹生谷? なんか挙動不審だぞ?」
森夏「ハァ!? だっだだだだだっだ誰がよ! むしろキョドってんのは富樫君の方じゃないの!?」ガクガクブルブル
勇太「落ち着け丹生谷! なんか体の震えが凄い事になってるぞ!?」
森夏(胸が鳴り止まないのよ! ちょっと黙っててよ!)
勇太「なんだよ……そんなに寒いか? やっぱり雨に濡れすぎたんじゃないのか」
森夏「い、いや大丈夫だから! 心配しないで!」
勇太「そ、そうか? 大丈夫なら良いんだけどさ」
森夏(落ち着け私! 落ち着け私! そうだ、こういう時はマビノギオン第三節【精霊は何処に】を思い返して……)
勇太「はぁ……六花も体冷やしてなきゃいいけど……」
森夏「……」ピクッ
勇太「傘は常備してるし大丈夫かな。いや、でも……」
森夏「……ふんっ」ゴッ
勇太「痛ぁ!?」アベシッ
勇太「何すんだよ!?」
森夏「あらごめんなさい。つい地面を思いっきり踏んでしまったみたい」オホホ
勇太「踏んだのは俺の足! お前それが傘に入れてもらってる奴の態度か!」
森夏「だからごめんってば。悪かったわよ」シレッ
勇太「ったく、もう……」
森夏(女の子と相合傘中に他の女のことを考えてる方が悪いのよっ)
森夏「そういえば、富樫君は妹さん達と仲良いのよね?」
勇太「ん? ああ、まあ良い方だとは思うぞ。喧嘩なんて滅多にないし」
森夏「良いなあ、私一人っ子だから。妹とか欲しかったのよねぇ」
勇太「うーん、でも兄妹って色々面倒臭いぞ? 部屋割とか風呂とかテレビのリモコン権とか。
小さないざこざなら日常茶飯事だぞ」
森夏「それはそれで賑やかで良いじゃない」
勇太「まあ、他人の目から見ればそう映るんだろうけど……」
キャラが可愛いだけで話はもともとつまらないんだから、下手なシリアスとかやらなきゃ楽しめたのにな
>>34
ほとんど脚本を一から作ってあの内容なんだから素晴らしい出来だろ
森夏「ところで富樫君が中二病を患ってた時って、妹さん達は富樫君にどう接してたの?」
勇太「ぐっ……それを聞くか普通……」
森夏「気になるんだからしょうがないでしょ。もしかして妹さんもやってたの?
『闇の炎に抱かれて消えろ!』って」
勇太「やるか!!! 樟葉も夢葉も変わらず普通に接してくれてたよ。母さんもな」
森夏「なーんだ、つまんないの」
勇太「どんな返事を期待してたんだお前は……。
あ、でも夢葉は今でもたまに真似してくるな……」
森夏「あら、しっかり調教してるんじゃない」
勇太「してないしてない! まだ幼稚園児だから好奇心が強いだけだ!
あとその言い方何か誤解されそうだからやめてくれ!」
勇太「それにお前だってもし妹なんかいたら大惨事だろ。姉妹揃って『私達は500年生きた精霊魔術師』って」
森夏「きゃぁあああああああ!!!!! それは言うなぁああああああ!!!!」
勇太「耳元で大声を出すな!」キーン
森夏「ふんっ! 私はどこぞのダークフレイムマスターと違って家族に迷惑かけたりしませんよーだ」
勇太「どうだか。高名な精霊魔術師モリサマー様は常人とは感覚が異なっておられるかもしれませんからね」
森夏「私は少なくともいたいけな幼女を洗脳したりはしないわよ!」
勇太「俺だってしてねーよ! まるで事実みたいに言うな!」
支援
{{⌒}}
_,,. ^⌒^⌒ヽ、
/7 / ア
/7 厶イ/|/\|ヽ. ハ
r〈ン| ∨ ⌒ ⌒∨ |
|ハ'| │‐-‐ . ‐-│ |
l 从ト、| '' ,、____ ''厶ィ|
l 小、_ ( ) 从| =3 凸守が待ってるから早く書くDeath
| │ ゝ、 .イ| | やれやれデース
| │ __〕 ーr<,,_│ |
|/⌒{_ `⌒¨¨⌒ }|_│
/ 「¨Tニ ==ニT´∨ \
(\ { | ノー===ーヘ | `、 _,, ‐っ
マニニ ヽ `、 仁\ | | | | ___ノ '´ ニニア
ゝ、_⌒ \ / \〉_ | | | |/--ヘ. / `___,ン
ヽ `く ∧l | | | ト〈 ∨ /
} /| ∨ | | l ∧ /
、 /l | ,ノ \| |/} 丶 ,′
\_,イ. l | (丶 ∧ \__ノ
くぅ~疲れましたw これにて完結です!
実は、ネタレスしたら代行の話を持ちかけられたのが始まりでした
本当は話のネタなかったのですが←
ご厚意を無駄にするわけには行かないので流行りのネタで挑んでみた所存ですw
以下、まどか達のみんなへのメッセジをどぞ
まどか「みんな、見てくれてありがとう
ちょっと腹黒なところも見えちゃったけど・・・気にしないでね!」
さやか「いやーありがと!
私のかわいさは二十分に伝わったかな?」
マミ「見てくれたのは嬉しいけどちょっと恥ずかしいわね・・・」
京子「見てくれありがとな!
正直、作中で言った私の気持ちは本当だよ!」
ほむら「・・・ありがと」ファサ
では、
まどか、さやか、マミ、京子、ほむら、俺「皆さんありがとうございました!」
終
まどか、さやか、マミ、京子、ほむら「って、なんで俺くんが!?
改めまして、ありがとうございました!」
しばらく抜ける
こんな内容でも待っててくれるという方は捕手おねがいしますデス
新・保守時間目安表 (休日用)
00:00-02:00 10分以内
02:00-04:00 20分以内
04:00-09:00 40分以内
09:00-16:00 15分以内
16:00-19:00 10分以内
19:00-00:00 5分以内
新・保守時間の目安 (平日用)
00:00-02:00 15分以内
02:00-04:00 25分以内
04:00-09:00 45分以内
09:00-16:00 25分以内
16:00-19:00 15分以内
19:00-00:00 5分以内
/ --{ \,. --- 、 \
γ⌒> \__ 、 -- ヽ -、
/ ,. ´ `Y´ `ヽ ‘。 〈: : ,
/イ{/ \ \ ゚。 / }: : ′
′ :′ / /j } }ー ´ : / j: :. i
: { { /⌒7八--ヘ、}\}\j | . :l: :. |
| |∨リ ′ ヾ: | . : :ハ: : {
| j | |: : :/ ゚.: : 小
/ | :′ ____,ィ ゝ..,,_____ |│ ハ:./ ‘: : { }
′{ : :ハ - 、 r―‐ |│ ' } ‘.: : い
j| {ゝ: : ハ ィ≡ミ ィ斗==ミ |:./}/ 八_ v: : い
|| | :.「` }{.:.:.:.:.}{ 、:.:.:.:.:.}{:.:.:.:.:.:.}{ j(__ ィ /...\ v: : い
|| :.゙ ハ}{ }{____,. -、 .}{/ ..........ヽ ∨: い 凸守のSSが少なすぎデス…っ
|| /: :{ /{ ~ ::.., }{ー―― ' ,..:: '" / ´  ̄ ̄\∨ い
|/: : {/ 、 `> __. イノ / ´ ........ヽ: い
/: : : { /⌒ヽ_ (__,ノ_/⌒ー 、 / ..........:,: : ぃ
/: :/{:.:{ i ´ ̄ヾ)│ |::| { ̄` }′ ...........}: : .i }
′:.{ {:.:{ | ´ ̄ヾ)┘ |└{ ̄` | .............}: : :| }
>>53
中二病組は台詞が面倒臭いからね、しかたないね
よしよし
森夏「と、そんなやり取りをしてるうちに」
勇太「駅に着いたな」
森夏「どうもありがとうね、富樫君」
勇太「どういたしまして。結局二人ともびしょ濡れだけどな」
森夏「富樫君が暴れるからいけないんでしょ」
勇太「先に足踏んできたのは丹生谷だろ!」
森夏「はーいはい。ほら、私タオル持ってるから拭いてあげるわ。じっとしてて」
勇太「あ、ああ。ありがとう」
森夏「気にしないで、傘のお礼よ」
~電車内~
勇太「そういえば丹生谷は占いとかが好きなんだっけ? くみん先輩から聞いたけど」
森夏「んー、そうね。占いと付くものは大抵やったことあるかな」
勇太「へー、例えば?」
森夏「えーと、まず占星術でしょ、算命学でしょ、それに水晶、タロット、ルーン。風水も少々」
勇太「お、おう。すごいのめり込んでるんだな」
森夏「まあね。マイナーなのも色々やってるけど、多分富樫君は知らないでしょ」
勇太「あー、占い方面に関しては疎いからな、俺。中二病時代も興味なかったし」
森夏「……言っとくけど、占いとか風水は中二病とは直接関係ないからね!」
勇太「ところで、さっき風水って言ってたけど、風水ってあれだろ? なんか方角とかに応じて家具とかを配置するやつ」
森夏「まあ、大雑把に言えばそうね。家具や鉢植え、壁紙、カーテンの色とかを適切な場所、色に設定する事で龍脈からの気の流れをスムーズにして……」
勇太(うわっ、目がちょっと輝いてる! これは長話になりそうだ!)
勇太「あ、あー丹生谷? その話はまた今度な? 素人にはちょっと敷居が高いというか……その」
森夏「えー? これ知ってると結構便利なのに。割と効くのよ? 風水」
勇太「ハハ、まあ何をどう信じるかは人それぞれだしな、うん」
森夏「……富樫君、占い信用してないでしょ」
勇太「えーと、まあ……」
森夏「いいわ、なら今度私の家に来てよ。占いとは何たるかをみっちり教えてあげるわ!」
勇太「は……、ええ!? に、丹生谷の家に!?」
森夏「そうよ。だって本格的な占いの本とかは全部家に置いてあるんだもの。
それに私だって富樫君のお家にお邪魔した事あるし、おあいこでしょ?」
勇太「いや、まあそれはその……ええ~?」
森夏(勢いでとんでもないことを口走ってしまった気がする!)
森夏(え、ちょっとアレでしょ!? 女の子が男の子を部屋にお誘いって、あれ? え、あれ?)
森夏(いやいや落ち着くのよ森夏! そう、これはアレよ! ただお友達を招待しただけよ!
健全な高校生なら極普通に起こり得るイベント! これは私がリア充街道を突っ走っている証拠!)
森夏(私はもうモリサマーじゃない。どこにでもいる普通の可愛い女子高生よ。だからこんなことで一々動揺する必要なんてないわ)
森夏(一度深呼吸ね。脈拍を整えて……よし、大丈夫。落ち着ける落ち着ける……)
森夏「ってこれが落ち着いていられるかぁああああ!!!!」
勇太「丹生谷!? と、とりあえず車内では静かにしろ!」
~ホーム~
森夏「……」
勇太「……」
森夏「……雨、止まないわね」
勇太「むしろ更に酷くなってないかこれ」
森夏「あーん! もうどうやって帰れば良いのよー! いつまで経っても止む気配もないし!」
勇太「うーん……家まで送ってやりたいんだけど、そろそろ帰らないと夢葉のことも心配だし……」
森夏「……良いわよ、私のことなら気にしないで」
勇太「え、でも」
森夏「ホントに良いってば。駅まで傘貸してもらっただけで充分助かったから」
勇太「でも、このままだと丹生谷が帰れないんじゃ」
森夏「適当にどこか喫茶店とかで雨が止むのを待つわよ。それよりほら、夢葉ちゃんが心配なんでしょ? 早く帰ってあげなさい」
勇太「そうか? ……じゃあまた、明日な」
森夏「うん、バイバイ富樫君。今日はありがとね」
勇太「どういたしまして、風邪引くなよ」
まーた夢葉ちゃんがドロドロのおままごとを覚えてしまうのか
勇太「ん、電話だ。……母さんから?」ピリリリリリ
勇太「はい、もしもし」
勇太母『あっ、もしもし勇ちゃん? お母さんだけど』
勇太「どうしたの? 今日は仕事が遅くなるって言ってなかったっけ?」
勇太母『ん~それがねぇ、遅くなるのは明日だったの~』
勇太「はあ!?」
勇太母『お母さん、一日間違えちゃった☆ミ』テヘッ
勇太「テヘッ、じゃねえ! 大人なんだからスケジュールの管理くらいちゃんとしてくれよ……」
勇太母『それでね、お母さんもう家に帰ってきちゃったから、夢葉の面倒は私が見るから大丈夫よ、って言おうと思って』
勇太(俺ももうほとんど近くまで帰ってきちまったけどな)
勇太「ああ、うんわかった。それじゃ母さん、夢葉は頼んだ。じゃあ」ピッ
勇太「と、いうわけで、特に今すぐ家に帰らなきゃいけない用事も無くなったわけだが」
森夏「……」
勇太「その、よかったら家まで送っていくけど……」
森夏「……良いの?」
勇太「むしろ送らせてくれ。このまま返して丹生谷が風邪でも引いたら俺が気に病む」
森夏「……じゃ、お言葉に甘えちゃおっかな♪」
勇太「そうしてくれ」
森夏「ま、この雨とその傘じゃ、どう頑張っても濡れるのは確実だけどね」
勇太「それを言うなよ!」
勇太「……やっぱり、ほとんど傘が無意味だなコレ」
森夏「結局全身ビショビショね」
勇太「風邪引かないうちに早く帰ろう……。丹生谷の家ってこっちの方角?」
森夏「ええ、そっちで合ってるわよ」
勇太「そうか。……クシュン!」
森夏「やだちょっと、富樫君大丈夫?」
勇太「ああうん、これくらい大丈夫だよ。……ヘックシュン!」
森夏「全然大丈夫じゃないじゃない! 家に着いたらシャワーくらい貸してあげるわよ」
勇太「いや、いいよ別に。お邪魔しちゃ悪いし。それにいきなり男を連れ込むなんて、丹生谷の両親だって驚くだろ」
森夏「え、やだ富樫君たら、まさかパパとママに挨拶する気で……?」
勇太「い、いや違う! そんなんじゃない! 誤解だ!」
森夏「冗談よ。ていうかそんな心配しなくていいわ」
勇太「え、何で……」
森夏「だって今、家に誰もいないもの」
勇太「………………へ?」
森夏「うちもパパとママの帰りは遅いのよ。特に今日はね。夜中まで帰ってこないんじゃないかしら」
勇太「……へ、あ、え、そ……それって……」
森夏「だから大丈夫よ。さ、早く帰りましょ。本当に風邪引いちゃうわよ?」
勇太(え、えぇええええぇえええええ!!!? ど、どういうこと!? そういうこと!? そういうことなのか!?)ドキドキドキドキ
森夏(心臓鳴り止めぇえええええ!!!!)ドキドキドキドキ
森夏「ほ、ほら富樫君! 早く!」ガシッ
勇太「わっ、ちょ丹生谷! 何急に抱きついて……!」
森夏「こうしないともっと濡れちゃうでしょ! いいからこのまま帰るわよ!」
勇太「ちょ、丹生谷待って! この体勢は!」
森夏「大丈夫、もう家はすぐそこだから!」
勇太「そういう問題じゃなぁーい!!」
森夏「ふふふ……覚悟してよね」
勇太「な、何を?」
森夏「これから富樫君が家に帰るまでずっと……」
勇太「ず、ずっと……?」
森夏「ずっと、占いについて語り尽くしてあげるんだから!」
森夏「良いわね! 勇太君!」
終わりデェス!
最後ぶん投げやがった!
こんな時間までお付き合いいただき、真にありがとうデス
腐れ一般人は腐れ一般人同士で戯れているがいいデス
初めてSS書いたので駄文、遅筆は多めに見てほしいデス
それではみなさんお休みなさいDEATH!
>>102-104
エロは無いと言ったはずデスよ?
申し訳ないデス
森夏「とりあえず湯沸かし器は入れておいたからちゃんと温まってね…。」
勇太「すまないな…。」
森夏「(これで富樫君のパンツの匂いをかげるわ…。)」
書きたいが占いの知識がない
>>117
適当にwikipediaで調べて細かいところはググればおk
森夏「つ、着いたわよ」 ガチャッ
勇太「あ、ああ……(丹生谷が近すぎてそれどころじゃなかったけど)」
森夏「今日は送ってくれてありがと。それじゃ」 バタン
勇太「ちょ、ええ!?ここにきて門前払いかよ!?」
森夏「冗談よ冗談。私がそんな冷酷な人に見えるの?」
勇太「うん見える」
森夏「……」 バタン
勇太「ああ冗談です!入れてください森様!」
森夏「モリサマーって言うなって言ってるでしょ!」 ガチャッ ガッ
勇太「ごばっ……」
森夏「まったく、富樫君は私のことをなんだと思ってるのよ」
勇太「え……可愛いクラスメイト、ですけど(ドSな猫被りなんて言ってもまずかろうし)」
森夏「か、かわ……ちょ、何言ってるのよ富樫君!」
勇太「え、な、ごめんなさい!」
森夏「そ、それよりずぶ濡れなんだからシャワーでも浴びましょ」
勇太「ああ、うん。それじゃ先入りなよ」
森夏「ここは私の家であなたは客分なんだからあなたが先よ」
勇太「そうはいっても俺だって男なんだから。俺のことを考えるなら手早く入ってくれ」
森夏「わ……わかったわよ。それじゃせめてタオルでも」
勇太「ん、ありがと」
なんか親に急に用事頼まれたのでちょっと抜けます、見てる人いるか知らんが
復帰
一応言っとくとエロ入れるつもりは今のところないんでね
シャアアア
森夏「あああああああどうしよどうしよ……」
森夏「『先にシャワー浴びてこいよ』なんてまんまリア充のセリフじゃないのよ……」
森夏「テンプレ通りなら私は富樫君と……な、何考えてるのよ私!」 ブルンブルン
勇太「よく考えたら事情が事情とはいえ先にシャワー浴びろよって言ったんだよな俺……」
勇太「しかも今は二人っきり……あの丹生谷と」
勇太「あの丹生谷がシャワーを……ぐっ、静まれ俺の煩悩!」
ガチャ
森夏「出たわよ……って、何やってるの富樫君、両手で頭抑えて。もしかして頭痛!?」
勇太「な、なんでもないなんでもない!ちょっと雑念を払ってただけ!」
森夏「そ、そう。大丈夫ならシャワー浴びなさいな。そのまま風邪引かれてもあれだし」
勇太「そうするよ。ありがとう」
シャアアア
勇太「丹生谷の顔上気しててすごく色っぽかったな……」
勇太「これがあいつが使ってたシャンプー……このままじゃだめだ!」
勇太「理性を保つため、今だけ俺はダークフレイムマスターに戻る!俺の体を包め、気高き紅蓮の炎よ!」
コンコン
森夏「富樫君、そろそろ上がった?」
DFM「是非もない。我が精神テンションは極めて高水準だ」
森夏「……?とりあえず、着替えはそこに置いてあるから。お父さんのだからちょっとサイズ合わないかもしれないけど」
DFM「御苦労。貴公の居室に下がっているがいい、魔術師」
森夏「…………えっと。私の部屋、階段上がって突き当たりだから」
DFM「心得た」
森夏「……何なの、あれ」
部屋
コンコン
DFM「私だ」
森夏「はーい。どうぞ」 ガチャッ
DFM「失礼する。……ほう、なかなかどうして」
森夏「勇太君」
DFM「勇太ではない。ダークフレイムマスターと呼ぶがいい魔術師」
森夏「ああ、はいはい。……せいッッ!!」
ゴスッ
勇太「痛ってえええええ!!」
森夏「ごきげんいかが?富樫君」 ニコッ
勇太「お、俺は一体……に、丹生谷」
森夏「意識がすりかわるレベルでなり切れるのね、今でも。ちょっと逆に感動しちゃうわ」
勇太「……面目無いです」
森夏「我に返ったならよろしい」
勇太「マビノギオンで思いっきり脳天殴りつけるなんて、記憶が飛ぶかと思ったよ」
森夏「ショック療法が一番手っ取り早いでしょ。で、一体何があったの?」
勇太「それは……その……」
森夏「……」
勇太「そ、そんなことより占いの話しようぜ!」
森夏「え……あ……うん、そうね。そうだったわね、そうしましょうか」
森夏(そんなじっと見つめられてからはぐらかされたら何も言えないじゃない)
森夏「――それで例えば、風水の他だと陰陽五行なんかが有名ね」
勇太「丸と星型のあれのこと?」
森夏「ええ。火、土、金、水、木の5要素を基にして考えるものよ」
森夏「火は土を、土は金を、金は水を、水は木を、木は火を生かす。逆に火は金に、金は木に、木は土に、土は水に、水は火に剋つ」
勇太「俺は……まあ……火として、丹生谷は?」
森夏「私はやっぱり木かしらね。森だし」
勇太「そんなこと言ったら俺も樫だけど。まあいいや、じゃあ俺は丹生谷に生かされてるんだな」
森夏「な、」
勇太「いや、木と火って意味でさ」
森夏「あ……そ、そうね。あなたは私の掌の上で踊ってるのよ」
勇太「そういう表現されるとちょっと嫌だな」
森夏「そ、それじゃ次よ。四大元素説っていうのがあって、西洋的なファンタジー世界だとこれもポピュラーね」
勇太「火・水・土と……風か雷?」
森夏「一般的には空気ってまとめられてるわね。ゲームなんかだと風と雷で5つになってたり風で通されたりしてるけど」
森夏「火と空気が熱を生み、空気と水が湿気を、水と土が冷気を、土と空気が乾燥を生むって解釈が成されているわ。この辺は五行と通づるものがあるわね」
勇太「丹生谷は?」
森夏「私は全てを操るけど特に空気に秀でる……って設定だったわね……」
勇太「ふーん……」
森夏「何よ、笑いたければ笑えばいいじゃない」
勇太「いや、その辺はお互い様だし。それに……」
森夏「それに?」
勇太「……やっぱなんでもない」
森夏「さっきからどうも煮え切らないわね」
勇太(あんま余計なこと言うとすぐおかしな空気になりそうだからなぁ)
森夏(もしかして……ってのは考えすぎかしら)
森夏「あとはやっぱりタロットが有名かしら。大アルカナと小アルカナの分類が細かくあるけど、基本的な占いなら大アルカナ22枚で行うわね」
勇太「カード占いといえばタロットって感じはするな」
森夏「せっかくだから何か占ってみる?簡単になら私でもできるわよ」
勇太「……じゃあ、お願いしようかな」
森夏「じゃあこの机にシャッフルして置くから、一枚引いてみて」 シャッシャッ バラッ
勇太「マジシャンみたいだな、手品のほうの」
森夏「……昔はよくやってたから」
勇太「そっか。んー……じゃあこれで」 スッ
森夏「向きはそのままで開いて」
勇太「わかった」 ペラッ
勇太「これは……『釣られた男』かな」
森夏「冨樫君から見て足が上だから正位置ね。自己犠牲や忍耐、あと女難って説もあるわ」
勇太「うわ、大当たりじゃないか」
森夏「ちなみに言うと」
勇太「え?」
森夏「『魔術師』との相性はそれほど良くないわね。残念ながら」
勇太「そっか……でも」
勇太「今の丹生谷はもう『魔術師』じゃないんだろ?」
森夏「……!」
勇太「丹生谷も一枚引いてみろよ。内容は任せるから」
森夏「う、うん……わかった」
スッ ペラッ
勇太「……これは」
森夏「『悪魔』の逆位置。意味は……快復、覚醒、目覚め」
勇太「そっか。あのさ……丹生谷」
森夏「何?」
勇太「俺、さ……タロットのことは詳しく分からないけど」
勇太「そのカードが俺のと好相性なら嬉しいなって思う自分がいるんだ」
森夏「えっ……」
勇太「こんな時にこんな事いうのもずるいとわかってるんだけど……」
勇太「俺、丹生谷と一緒にいるときが一番楽しい。自然な俺が出せる気がしてさ。だから」
勇太「俺は丹生谷が好きみたいだ。他の誰よりも」
森夏「……っ!!」
森夏「……小鳥遊さんのことはどうするの?」
勇太「どうもこうもないさ。六花は確かに放っとけないけど……なんていうか妹みたいなもんだよ」
勇太「あいつのことは見守っていってやりたいと思うけど、俺は丹生谷にも一緒にそうしてもらいたいんだ。我ながらずるい言い方だと思うけど」
森夏「……まったくね。でも、冨樫君らしいと思うな」
森夏「いいわ。でも、私意外と嫉妬深いんだから覚悟してよね?」
勇太「丹生谷……ああ、望むところだよ」
森夏「丹生谷じゃないわ。森夏って呼んで、勇太」 ムギュッ
勇太「にb……いや、し、森夏」
森夏「ふふっ。ところで勇太、あのカードの……いや、私たちの相性は今」
森夏「最高よ」
チュッ
おしまい
ggりながらのにわか知識での即興じゃこれが限界だった
エロはきみとアンディにまかせる
本質はオタ気質な娘が無理してリア充ぶってるとこがいいんですし
凸守「最近深夜アニメ見るようになったデース」
モリサマ「どうせくだらないアニメでも見てるんでしょ」
凸守「フフフ、通にしか楽しめないという玄人向けアニメなのデース」
モリサマ「まーた、訳がわからないこと言ってるよこの厨房」
凸守「これがその玄人アニメの主題歌デース」
どしたのわさわさ♪
モリサマ「やめてぇぇぇぇぇ!! そのアニメはやめてぇぇぇ!!」
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