J( 'ｰ`)し「そんなことより早く救急車を呼ぼう」

('A`)「そうだそうしよう」

('A`)「あ」

J( 'ｰ`)し「どうしたのたかし」

('A`)「携帯が壊れてしまったようだなあ」

J( 'ｰ`)し「それは大変だなあ」

('A`)「じゃあカーチャンの携帯を使ってみたらいいんじゃないか」

J( 'ｰ`)し「たかしは頭がいい」

('A`)「それほどでもないよ」

J( 'ｰ`)し「危ない」ﾄﾞﾝｯ
('A`)「うわあ車に轢かれてしまったぞ」

J( 'ｰ`)し「あ」

('A`)「どうした」

J( 'ｰ`)し「たかしが轢かれたショックで携帯を握り潰してしまったなあ」

('A`)「カーチャンは相変わらずだなあ」

J( 'ｰ`)し「それは褒めているのかな」

('A`)「もちろん馬鹿にしてるんだ」

J( 'ｰ`)し「うわあ馬鹿にされてしまった」

J( 'ｰ`)し「カーチャンは悲しい」

('A`)「泣かないでカーチャン」

J( 'ｰ`)し「分かった泣かない」

J( 'ｰ`)し「では周りの人に助けを求めてみてはどうだろう」

('A`)「カーチャンにしては良い考えだなあ」

J( 'ｰ`)し「また馬鹿にされたなあ」

('A`)「どうして分かったんだ」

J( 'ｰ`)し「カーチャンだって日々成長してるんだ」

('A`)「なるほど」

J( 'ｰ`)し「たかしから一本取ったぞ」

('A`)「うわあ一本取られてしまったなあ」

J( 'ｰ`)し「たかしそれより傷はどうなんだ」

('A`)「ちょっと確認してみよう」

J( 'ｰ`)し「分かった」

('A`)「うわあ」

J( 'ｰ`)し「どうしたんだたかし」

('A`)「思ったよりも傷が深いなあ」

J( 'ｰ`)し「その思ったよりもとはどれくらいを指すのかな」

('A`)「死なない程度かなあ」

J( 'ｰ`)し「ということはこのままだとたかしは死ぬのかな」

('A`)「そうなるなあ」

J( 'ｰ`)し「とっても怖い」

('A`)「大丈夫だよカーチャン」

('A`)「すぐに救急車を呼べば助かるかもしれない」

J( 'ｰ`)し「そうかでは周りの人に呼んでもらおう」

J( 'ｰ`)し「誰かこちらへ来てください」

周りの人「大丈夫ですか」

('A`)「大丈夫ならあなたを呼んでいません」

周りの人「なるほどその通りだなあ」

J( 'ｰ`)し「たかしは本当に頭がいい」

('A`)「そんなに褒められても困るなあ」

J( 'ｰ`)し「どうしてだ」

('A`)「恥ずかしくなってしまうからだ」

周りの人「笑えるなあ」

J( 'ｰ`)し「あはは」

('A`)「あはは」

周りの人「あはは」

周りの人「ところでなぜ私を呼んだのですか」

J( 'ｰ`)し「救急車を呼んで欲しいからです」

('A`)「さっき車に轢かれました」

周りの人「なるほどだから血を流して倒れているのですね」

('A`)「察しがいいですね」

周りの人「よく言われます」

J( 'ｰ`)し「うわあカーチャンがこの中で一番頭が悪いのかなあ」

周りの人「悲観してはいけません」

J( 'ｰ`)し「なぜですか」

周りの人「頭が悪いということは」

周りの人「必ずしも悪いとは言えないからです」

J( 'ｰ`)し「なるほど」

周りの人「分かっていただけましたか」

J( 'ｰ`)し「はい感動しました」

('A`)「いい話だなあ」

周りの人「さて私はどうすればいいですか」

J( 'ｰ`)し「救急車を呼んでください」

('A`)「意識が遠くなってきました」

周りの人「それはとっても大変だなあ」

J( 'ｰ`)し「はい大変です」

周りの人「では救急車を呼びます」

周りの人「ピッポッパ」

周りの人「もしもし救急車をお願いします」

('A`)「どうですか」

周りの人「10分で来るそうです」

J( 'ｰ`)し「良かったなあ」

周りの人「でも10分の内に死んでしまうのではないですか」

('A`)「まったくもってその通りです」

J( 'ｰ`)し「それではたかしの死は確定ですね」

周りの人「そうですね」

周りの人「こんなことなら救急車を呼ばなければ良かった」

('A`)「気持ちだけでも嬉しいですよ」

周りの人「ありがとうございます」