－音ノ木坂幼稚園 職員室－

絵里「……にこ。もう一度言ってくれる？」

にこ「……？ だからさっき上がったとこー」

絵里「……花陽、季節外れの台風が来るわ」

花陽「えぇ……そうですね。まさか、にこ先生が期限内に仕事を終わらせるなんて…」

にこ「……二人がにこのことをどう思ってるのかよぉく分かったにこ」

絵里「……え？本当に終わってるの？」

花陽「冗談ではなく……？」

にこ「むー！いいから絵里ちゃんは校正してよっ！」

絵里「……明日は吹雪ね」

にこ「こらーっ！」

(保育園と勘違いしてごめんなさいね。期待しております)

絵里「む……本当に終わってるじゃない」

にこ「あれだけ言っても信じてないとは…」

花陽「まぁ普段が普段ですし」

にこ「しまいにゃグレるよっ！？」

絵里「所々誤字はあるけど……まぁいいでしょう」

にこ「へっへーんだっ！にこだってやれば出来るんだからっ！」

花陽「じゃあ、後は活動の記録だけですね」

にこ「今月の写真係は絵里ちゃんだよー？」ﾆﾔﾆﾔ

絵里「にこより仕事が遅いだなんて……エリチカ、一生の不覚だわ」

絵里「まぁ、そうは言っても明日の餅つきを撮影する予定だし」

花陽「明日が今月のメインですしね」

にこ「にー♪にこは明日、単純に楽しませてもらうにこっ♪」

絵里「そのためにも今は明日の準備しちゃいなさいよ」

にこ「じゃあ、にこは杵と臼を出してきます！」

花陽「あっ、私も行きますよ。一人じゃ大変だし」

にこ「ありがとー、かよちん」

花陽「いえいえ♪」

絵里「いってらっしゃーい」

－翌日－

穂乃果「おもちっ！」

凛「きなこっ！」

穂乃果「あんこっ！」

凛「さとーしょうゆっ！」

穂乃果「もちつきだぁー！！」

凛「もっちつきにゃー！！」

海未「ふたりとも おちついて…」

ことり「もちつきだっ♪」

希「たのしみやー♪」

真姫「…ー♪」


絵里「さて本日はこのテンションの子ども達が相手です」

花陽「心してかからねばなりませんね」

絵里「頑張りましょう」

絵里「ところでにこは？」

花陽「……あそこに」


穂乃果「にこちゃんせんせー！」

にこ「よぉしっ！みんな準備は出来てるかー！？」

凛「ばっちりにゃー！」

ことり「おー♪」

希「いつでもいけるでー♪」

真姫「…お、おー」

にこ「よしっ！始めるぞー！！」


花陽「こういうことです」

絵里「そういうことですか…」

絵里「にこー。段取りは完璧なのー？」

にこ「にこが楽しむためにもバッチリ！」

絵里「はいはい。そうですかー」

花陽「じゃあ子ども達はにこ先生に任せて」

絵里「私たちは餅米取りに行きますか」

花陽「はい♪」

穂乃果「えりちゃんせんせー！まってるねー！！」

絵里「はいはーい」

凛「かよちんせんせーも いってらっしゃーい！！」

花陽「行ってきまーす♪」

絵里「よしよし。ちゃんと蒸されてるわね」

花陽「どうします？もう始めちゃいますか？」

絵里「そうねー。もうあの子達も待ちきれないだろうし」

花陽「そうですねー」


穂乃果「ほのかはねっ！じゅっこ たべるよっ！」

凛「じゃあじゃあ！りんはにじゅっこ たべるっ！！」

穂乃果「なにをー！？ならほのかは ひゃっこ！」

希「ひゃっこは むりやないかなー？」

ことり「ことりは たくさんたべるー♪」

真姫「…うみちゃんは いくつたべる？」

海未「そうですね。いくつにしましょうか」

絵里「はーい。餅米の到着ですよー」

穂乃果「えりちゃんせんせー！」

絵里「危ないから抱きつきは禁止でー。花陽ー」

花陽「捕獲ー」ﾀﾞｷｯ

穂乃果「やー♪」ｼﾞﾀﾊﾞﾀ

にこ「はっはっはー！皆はにこのためにお餅をつきまくるにこっ！」

凛「なにをー！？」

希「そんなこといっとる にこっちせんせーにあげる おもちはっ！」

ことり「ありませんっ！」

にこ「なっ！？」

真姫「…おあずけ」

にこ「真姫ちゃんまで……！」

始めて見たけど先生と園児姿のメンバーが目に浮かぶ　くっそかわいい
支援

海未「にこせんせー、はやく じゅんびー」

にこ「あっ！はいはい！」

穂乃果「はやくー！」

ことり「おもちー！」

にこ「ちょっと待ってー」


絵里「いいように使われてるわね」

花陽「楽しそうだからいいじゃないですか」

絵里「それもそうね」

凛「かよちんせんせーもいこー！」ｸﾞｲｯｸﾞｲｯ

花陽「はいはーい♪凛ちゃん、あんまり引っ張らないのー」

凛「ほらほらっ！いそがないとなくなっちゃう！」

花陽「まだ大丈夫だよー」

希「なー。えりちせんせー」ｸｲｯｸｲｯ

絵里「あら、希さん。どうしたの？」

希「せんせーはきょう、さつえいがかりなん？」

絵里「あぁ、このカメラね。その通りよー」

希「カメラマンやなー」ｷﾗｷﾗ

絵里「希さんもカメラ使いたい？」

希「ええのー？」

絵里「予備もあるし使いたいなら一個貸してあげるわよ？」

希「つかうー♪」

絵里「じゃあ、ちょっと待っててー」

希「わーいっ♪」

ほ

真姫「……ー♪」ｶﾞｻｺﾞｿ

真姫「…んー♪ふんふーん♪」ｶﾞｻｺﾞｿ


「まーきー…ちゃんっ！」


真姫「っ！？」ﾋﾞｸｯ

穂乃果「なにしてるのー？」

真姫「……そ、その…」

穂乃果「あーっ！よつばだー！！」

真姫「さがしてるの……」

穂乃果「すごーいっ！」

真姫「そ……その」

穂乃果「なにー？」ｺﾃﾝ

真姫「い…いっしょに……さがす？」

穂乃果「さがすさがすー！」

真姫「……♪」ﾎｯ

かわいい
ロリ真姫ちゃんが四つ葉が見つからずに泣きそうなところにパッと四つ葉を差し出してあげたい
ﾊﾟｧｰっとなる真姫ちゃんの顔が見たい

希「カメラマンのぞみやー♪」

絵里「じゃあ今日、希さんは音ノ木幼稚園の広報係ですっ！」

希「まかせてくださいっ！」

絵里「じゃあ頼んだわねー」

希「カメラマンのぞみっ！しゅっぱつやー♪」


絵里「………」

絵里「さて……」

絵里「急にすることがなくなったわね」

絵里「………」

絵里「……私も餅つきに加わりますか」

にこ「あー！穂乃果ちゃん！危ないっ！！」

穂乃果「おーもーいー」ｸﾞｸﾞｯ

絵里「穂乃果さん、それ大人用のじゃない」

穂乃果「えりちゃんせんせー！てつだってー！」

絵里「穂乃果さんは子ども用のを使ってくださーい」

穂乃果「どれー？」ｷｮﾛｷｮﾛ

絵里「これよ、これー」

穂乃果「これかー」

絵里「まぁどっちにしても先生も手伝うけど」

穂乃果「もちつきますっ！」

海未「ほのか！がんばってくださいっ！」

ことり「がんばれー♪」

ﾊﾟｼｬｯ

希「びんわんカメラマンやー♪」

真姫「のぞみちゃん、カッコいいー」

凛「あー！りんもっ！りんも とってー！！」

花陽「凛ちゃん、慌てなくても大丈夫よー」

希「りんちゃん、ピース♪」

凛「あっ！かよちんせんせー、まきちゃん、ピースピース！」

花陽「はーい、ピース♪」

真姫「ぴ、ピース…」

ﾊﾟｼｬｯ

希「えへへー♪」

にこ「よぉし！次は海未ちゃんだ！」

海未「がんばりますっ」ｸﾞｯ

希「にこっちせんせー、ピース♪」

ことり「あっ！カメラマンだ！みんな、ピースピース♪」

穂乃果「いぇーい！」

海未「……ぴ…ピース」

にこ「海未ちゃん、確保ー！」ﾀﾞｷｯ

海未「ひゃっ！？」

にこ「恥ずかしがっちゃダメだよ、海未ちゃん！」

穂乃果「あー！じゃあ ほのかもー！」ﾀﾞｷｯ

海未「ほ、ほのか！」

ことり「あはははー♪」

ﾊﾟｼｬｯ

希「えへー♪」

ほん

絵里「快調ね、希さん」

希「ウチにかかれば かんぺきやでー♪」

絵里「助かるわー」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

希「えっへん♪」


「えりせんせー！」


絵里「おっ？到着かしら」

希「んー？」

雪穂「えりせんせー！」ﾀﾞｷｯ

絵里「ようこそー、雪穂さん」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

雪穂「えへへー♪」

高坂母「こんにちはー、絵里先生」

絵里「穂乃果さんのお母さん。今日はお忙しい中、わざわざありがとうございます」

高坂母「いえいえ、平気ですよー。絵里先生のたっての頼みですし」

雪穂「せんせー、おもちできたー？」

絵里「もう大分できたよー」

雪穂「ゆきほ、ちゃんと きなこもってきたよー」

絵里「ありがとー」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

雪穂「ー♪」

亜里沙「ありさも もってきたよー、おねーちゃん」

絵里「亜里沙もありがとねー♪」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

亜里沙「ー♪」

絵里「お母さん、うちの亜里沙は迷惑かけませんでしたか？」

高坂母「そんな、全然ですよー」

亜里沙「そだよー」

絵里「本当かしら？」

亜里沙「ほんとーですっ」

雪穂「それより、えりせんせー！ゆきほたちの おもちはー？」

絵里「あぁ、それならあっちで」


にこ「そりゃ！海未ちゃんいけっ！」

海未「えいっ！」ﾍﾟﾀﾝｯ

穂乃果「ほのか、おなかへってきたー」

ことり「ほのかちゃん！あとすこしの しんぼーだよっ！」


絵里「元気にやってるわー」

亜里沙「わー♪」ﾜｸﾜｸ

高坂母「じゃあ先生。私はあんこやら準備してきますね」

絵里「お願いします。多分、台所には花陽先生がいるはずなので」

高坂母「はい。じゃあ、雪穂。先生の言うことをよく聞くようにね」

雪穂「うんっ」

亜里沙「ありさも もちつきたーい」

絵里「はいはい。じゃあ、あっちに行きましょうかー」

ゆきあり「「はぁーいっ！」」

ﾊﾟｼｬｯ

希「いいかんじやねー」

絵里「働き者ねー、希さん」

雪穂「いこー！」ｷﾞｭｰ

亜里沙「おねーちゃん、はやくはやくー！」ｷﾞｭｰ

絵里「せっかちねー、二人ともー」

雪穂「せんせー！」ｷﾞｭｯ

亜里沙「おねーちゃーん！」ｷﾞｭｯ

絵里「わかってますよー」

にこ「次はー…真姫ちゃん、やるー？」

真姫「……え…で、できるかな？」

穂乃果「だいじゅーぶだよ、まきちゃん！」

真姫「う、うん。やってみる……！」

にこ「その意気だ、真姫ちゃん！」

亜里沙「ありさも やりたーい♪」

にこ「およっ？新顔だー」

穂乃果「？えりちゃんせんせーのにせもの？」ｷｮﾄﾝ

絵里「偽者って……」

雪穂「おねーちゃん！ありさちゃんだよっ！」

穂乃果「およ……？ゆきほ？」

ことり「ゆきほちゃんだー」

絵里「雪穂ちゃんに亜里沙は後でねー」

亜里沙「うんっ！」ｷﾞｭｯ

雪穂「わかったぁ」ｷﾞｭｯ

穂乃果「あー！？えりちゃんせんせーの てがあいてないっ！」

絵里「穂乃果さんはお姉さんなんだら我慢しなさーい」

穂乃果「むー……」

にこ「よしっ！真姫ちゃん、いってみよー！」

真姫「う、うん……！」

海未「てつだいますよ、まき」

真姫「うみちゃん、ありがとー」

ことり「がんばれー♪」

凛「がんばるにゃー♪」

ほのぼの

ﾊﾟｼｬｯ

希「いい えがとれたー♪」

絵里「そろそろ希さんもお餅つきたいんじゃない？」

希「でもウチ、カメラマンやし」

絵里「なんのために予備がいると思ってるのよー」

希「じゃあ、ウチもついていいん？」

絵里「もちろん！順番は守ってもらうけどねー」

希「やったー♪」

にこ「こんなことなら にこも妹連れてくればよかったかなー？」

絵里「いやいや。にこのとこはまだ生まれたばっかでしょー？」

にこ「うーん……それもそうかー」


「みんなー！食べる準備が出来ましたよー♪」


凛「きなこっ！？」

穂乃果「あー！おかあさーん！！」

絵里「さて、まだまだこれからよ、にこ」

にこ「そだねっ！にこもたくさん食べなきゃ！」

絵里「子ども達の面倒もみてよー？」

にこ「任せなさいっ！」




めでたしめでたし

終わりか
乙

乙！
次回も期待しておりま……

穂乃果「んー？」ｶﾞｻｺﾞｿ

真姫「……あった♪」

穂乃果「えー！？またみつけたのー？」

真姫「……うん。これ」

穂乃果「ほんとだー」

真姫「……けっこうある」

穂乃果「ほのかにはムリー？」

真姫「……わかんない」

穂乃果「ひらめいたっ！！」

真姫「……？」

穂乃果「まきちゃんと てをつないでさがす！」ｷﾞｭｯ

真姫「っ！？」

穂乃果「まきちゃんせんせー！みつけかた おしえてくださいっ」

ほのまきおまけやったぜ

穂乃果「どうすれば みつかるっ？」

真姫「うーん……」

穂乃果「うんうん！」ﾜｸﾜｸ

真姫「…さがしてみる」ｶﾞｻｺﾞｿ

穂乃果「うんっ！」

真姫「……みつかる」

穂乃果「あっ！あった！」

真姫「……それだけ？」

穂乃果「すごいねっ、まきちゃん！」

真姫「そうかな？」

穂乃果「まほうみたいっ！！」

真姫「……えへ♪」

世界が幸せ

凛「まーきーちゃんっ！ほーのーかちゃんっ！」

真姫「……りんちゃん」

穂乃果「あー！りんちゃんっ！」

凛「なにしてるのー？」

真姫「これ」ﾋｮｲ

凛「よつばー？」

穂乃果「そうだよ、りんちゃんっ！まきちゃん すごいの！」

真姫「ほ……ほのかちゃ」

穂乃果「すぐみつけちゃうんだからっ！」

真姫「……///」

凛「わぁー！たくさんあるー！」

穂乃果「でしょー！？」

凛「りんも さがすー！」

全員養ってあげたい
この子たちのためなら俺も働く

凛「りんも まきちゃんのとーなりー♪」ｷﾞｭｯ

真姫「わわっ？」

穂乃果「まきせんせー！どこでしょーか！？」

凛「どこー！？」

真姫「そ……その」

ほのりん「「うんっ♪」」

真姫「……あっちのへん」

穂乃果「りょーかい！」

凛「しましたー！！」

真姫「……ふふっ♪」

穂乃果「それいくぞぉー！」

凛「にゃー！」

∧＿∧
( ´･ω･) みなさん、お茶が入りましたよ・・・・。
( つ旦O
と＿)＿) 旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦

ﾏﾀｰﾘヽ(´ー｀)ノ

穂乃果「うわー！」

凛「たくさん みつかったねぇー！」

真姫「…たいりょー」

穂乃果「まきちゃん、すごいすごいっ！」

凛「こんどはねっ！りん、ひとりで さがしてみるねっ！」

穂乃果「ほのかも！ひとりで がんばってみるっ！！」

真姫「あっ……うん………」

凛「だからねっ、まきちゃん！」

真姫「……？」

穂乃果「こんどは きょーそーだよっ！」

真姫「っ！……うんっ！」

真姫ちゃんが幸せならそれでいい

絵里「今回の恥ずかしがりや克服作戦はいかがでしたか、にこ先生？」

にこ「もう何回目か覚えてないけど、成功でよろしいのではないでしょうか」

絵里「初めは真姫ちゃんから誘ってたしねー」

にこ「次の約束は真姫ちゃんからは出来なかったけど」

絵里「あの二人にかかれば勝手にされるものだしね」

にこ「相変わらずあの二人はパワフルにこー」

希「また、かくれんぼ しとるー」ﾋｮｺｯ

絵里「あなたも相変わらず神出鬼没ね、希さん」

希「なー」

にこ「さてー。そろそろ休み時間も終了かー」

絵里「あら。もうそんな時間？」

希「ほな、あそこのさんにん よんでこよーかー？」

にこ「お願ーい」

希「まかされたっ♪」

希「みんなー。そろそろ もどるでー？」


「はぁーいっ！」

やっぱりのんたんは皆のまとめ役やね

ネタ募集
即興で書けそうなら書く

無理なら銀の匙読んで寝る

三枚目の希ちゃんで死にそうです

海未ちゃんと穂乃果が初めて会った時の詳細を妄想で
厳しかったら却下して

－入園式当日－

にこ「さて！ついに今年もこの日がやってきたにこっ！」

絵里「無駄にやる気満々ね、にこ」

にこ「無駄とは何さ！無駄とはっ！！」

絵里「そのやる気が空回りしなければいいけどねー」

にこ「むむ……」

花陽「で、でも！ど、ドキドキしますね！」

絵里「あっ、そっか。花陽先生は初めての入園式か」

花陽「きっ、緊張してきましたっ！」ﾄﾞｷﾄﾞｷ

絵里「初々しいわね」

アニメでやってた隠れんばしてたら海未が見てて穂乃果が「一緒にやろ？」って場面の詳細だったんだがスレチだったかも　すまん
これも面白そうだし是非続けてくれ

>>80
俺も画像あったしそっちかと思ったけど
どうせだから幼稚園でやろうかなと


思い立った段階で学年分けをあまり意識していなかったことに気付いた
平気で希ちゃん、真姫ちゃん、凛ちゃんが同じクラスだし

絵里「さて…今年の子達はどんな子かしらねー」

にこ「それが毎年楽しみで楽しみで」

花陽「……っ！」ﾄﾞｷﾄﾞｷ

絵里「そんなに緊張しなくても…」

花陽「でっ！でも！！」

にこ「あっ、そろそろ入場してくるから静かにっ」

花陽「はっ、はい……！」

>>82
面白いんだから気にしない
構わず続けて欲しい！

絵里『今年入園する園児の入場です』

絵里『みなさん。拍手でお迎えください』

ﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁ…


穂乃果「ー♪」ﾜｸﾜｸ

ことり「わー♪」ｷｮﾛｷｮﾛ

海未「……」ﾃｸﾃｸ


にこ「絵里ちゃん、なんか癖のありそうな子がいるねー」ﾎﾞｿｯ

絵里「そうねー」ﾎﾞｿｯ

花陽「一番前の子ですかー？」ﾎﾞｿｯ

絵里「あれは常にエンジン全開よ。そんなにおいがする」ﾎﾞｿｯ

にこ「逆に後ろの黒髪の子はおとなしそう。にこと同じにおいがする」ﾎﾞｿｯ

花陽「………同じ？」ﾎﾞｿｯ

絵里「…………スルーしなさい、花陽」ﾎﾞｿｯ

花陽「……はい」ﾎﾞｿｯ

にこ「何さ何さ……っ！」ﾎﾞｿｯ

穂乃果「ーっ！」ﾜｸﾜｸ

ことり「♪」ｷｮﾛｷｮﾛ

海未「……」


花陽「性格って出るものですねー」ﾎﾞｿｯ

にこ「どうせ、にこはおとなしくないですよーだっ」ﾎﾞｿｯ


絵里『園児のみなさんは座ってください』


ことり「♪」ｽｯ

海未「……」ｽｯ

穂乃果「……？」ｷｮﾛｷｮﾛ

支援たそ～

絵里『……えっと、高坂穂乃果さん？』


穂乃果「あっ！はいっ！はいはいはーいっ！！」


絵里『座っていいのよ？』


穂乃果「あっ！？はいっ！」ｽｯ

ことり「あははー♪」


にこ「ありゃ手強そうだ」ﾎﾞｿｯ

花陽「賑やかになりそうですねー♪」ﾎﾞｿｯ

リアルちはやふるだー

なるほど
自然な組み分けだ

前ssなんてスレタイなの？そっち見てからこっち見たい

－入園式後 絢瀬教室－

絵里「さてみなさん！入園おめでとうございます！」

穂乃果「ありがとーございますっ！！」

ことり「ございますっ！！」

絵里「これから一年間。あなたたちの担任の絢瀬絵里と」

穂乃果「えり……えりちゃん！！」

絵里「……せめて先生はつけてちょうだい？」

穂乃果「えりちゃんせんせー！！」

ことり「えりせんせー♪」


絵里（予想以上にパワフルです）

よーしよしよし可愛いねーおじさんがおやつ上げるからねー

－矢澤教室－

にこ「さてっ！今日からみんなの担任の矢澤にこにこー♪」

希「わー♪また、にこっちせんせーやー♪」

にこ「今年もよろしくねー、希ちゃん」

希「にこっちせんせーは、ウチがみとかんとなー」

にこ「どーいうことかな、それはー？」

希「そーいうことやー♪」

海未「……」ﾄﾞｷﾄﾞｷ

にこ「……ん？」

海未「……ー」ﾄﾞｷﾄﾞｷ


にこ「……希ちゃーん」ﾎﾞｿｯ

希「……んー？」ﾎﾞｿｯ

にこ「あの子の名前は園田海未ちゃんです」ﾎﾞｿｯ

希「うみちゃんやなー？」ﾎﾞｿｯ

にこ「緊張しているようなのでにこ達で」ﾎﾞｿｯ

希「きんちょうを ほぐすんやなー？」ﾎﾞｿｯ

にこ「その通り…っ！」ﾎﾞｿｯ


花陽（何をしてるんだか）

学年関係ないクラス分けをするということで

>>93
短いの結構書いた
その分、数が多いから覚えてないの

ほ、ほうま・・・？なんでもない

しえ

にこ「うーみーちゃんっ！」

海未「っ！？」ﾋﾞｸｯ

希「ウチはのぞみー。いちねんかん よろしくなー？」

海未「あ……は、はい」ﾓｼﾞﾓｼﾞ

にこ「気軽に先生を頼ってくれていいからねー？」

海未「……はい」

希「うみちゃん、うみちゃん」ﾄﾝﾄﾝ

海未「……？」

希「にこっちせんせーより、えりちせんせーのが たよりになるからなー」

海未「えり……ち…せんせー？」

希「となりのクラスのせんせーやんっ♪」

にこ「こらっ、そこ！何言ってるにこっ」

ロリ海未ちゃんやっぱかわええ…

希「ウチは、ほんとーのことを おしえてあげてるだけやー♪」

にこ「むむむ……希ちゃんは敵だったか………！」

希「にこっちせんせーは こどもっぽいとこがあるからなー」

にこ「にー……！希ちゃん、覚悟ー！！」

希「なにをーっ！」ﾀﾞｯ

にこ「待て待てー！！」


海未「……わ」

海未「…………」

海未「……ふふっ」

その笑顔を守りたいんやで

花陽「初めまして。園田海未さん♪」

海未「あ……はじめまして」

花陽「小泉花陽です♪」

海未「はなよ…せんせー？」

花陽「そうよー。海未ちゃん、今日は緊張してたねー」

海未「その…ドキドキして」

花陽「先生もドキドキしっぱなしー」

海未「せんせーも……？」

花陽「もちろんっ！先生だってドキドキするの！」

海未「……おそろいです」

花陽「そうねー♪」

俺も海未ちゃん見てるとドキドキするからおそろいだな

海未「……せんせー」

花陽「んー？」

海未「わたしは……うまくやれるでしょうか？」

花陽「……ぷっ♪」

海未「っ！？」

花陽「あはははは♪」

海未「せ…せんせー？」ｵﾛｵﾛ

花陽「あー。ごめんなさい、海未ちゃん」

海未「……はい」

花陽「そんなに心配する必要はありません」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

海未「……そうですか？」

花陽「気付いたら毎日が楽しみになるよー♪」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

穂乃果とことりちゅんは既に仲良くなってそうだな

海未「そういうもの……ですか？」

花陽「そうですっ！」


「あー！！」


海未「っ！？」ﾋﾞｸｯ

花陽「んー？」

にこ「ちょっと、かよちん！海未ちゃんの緊張を解すのはにこの役目ー！」

希「いやいや。ウチのやくめやー」

にこ「希ちゃんではないっ！」

希「なら にこっちせんせーでもないでー」

にこ「このー！」

海未「……」

花陽「心配しなくても大丈夫そうでしょー？」

海未「はい……っ！」

入園式当日前編終了

いや？眠いわけじゃなくてね？
お腹がグルグル鳴ってるからちとトイレにこもろうかなって……

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　>>1さん一旦お茶ですよ…

.　　 ∧__,,∧ 　 旦旦旦旦旦旦旦旦　
　　 ( ´･ω･) 　 旦旦旦旦旦旦旦旦
.　　 /ヽ○==○旦旦旦旦旦旦旦旦
　　/　　||＿　| 旦旦旦旦旦旦旦旦

　　し'￣(_)）￣(_)）￣(_)）￣(_)）￣(_)）

穂乃果「えりちゃんせんせー！！」ﾀﾞｷｯ

ことり「えりせんせー♪」ﾀﾞｷｯ

絵里「あなたたちは人見知りというものをしないのー？」

穂乃果「なにそれー！？」ｷﾞｭｰ

ことり「ひとみしー♪」ｷﾞｭｰ

絵里「はぁ……まぁいいわー。ところであなたたちは自己紹介したのー？」

穂乃果「してないっ！」

ことり「うんっ♪」

絵里「はい。なら今のうちにしちゃいなさーい」

キスマイアスを読んで食生活を改善しようと思った矢先にこれだよ

穂乃果「こーさかほのかですっ！」

ことり「ことりは みなみことりだよー」

穂乃果「あそぶーっ？」

ことり「あそぼー♪」


絵里「こうなってくるとあっちの子が気になるわね」

絵里「海未さん……だったかしら？」

穂乃果「えりちゃんせんせーもあそぼー！」ｸﾞｲｯｸﾞｲｯ

ことり「いこー！」ｸﾞｲｯ

絵里「あー、あまり引っ張らないでよー。伸びちゃうでしょー？」

穂乃果「ほのかねっ！おとなりにも いってみたいっ！」

ことり「さんせー♪」

絵里「そうねー。様子見に行ってみましょうかー」

穂乃果「しゅっぱぁーつ！」

ことり「しゅっぱつー」

にこ「希ちゃん！待てー！！」

希「またんよー♪」


海未「……すごいですね」

花陽「私も初めて見たけど……すごいねー」

海未「にぎやかです」

ｶﾞﾗｯ！

穂乃果「おじゃまー！！」

ことり「おじゃましまーす」

絵里「………」

にこ「つかまえたー！！」ﾀﾞｷｯ

希「あー！ゆだんしてしもーたー！！」ｼﾞﾀﾊﾞﾀ

穂乃果「あー！おにごっこー！？ほのかもー！！」ﾀﾞｯ

絵里「にこ……」

にこ「あれっ！？絵里ちゃんっ！！？」

絵里「一体何をしているのでしょうか？」

にこ「いや！これはねっ！」

希「にこっちせんせーがウチを おいかけてきてむがっ！んー！んー！！」

にこ「希ちゃん、人聞きの悪いことを言わないのー……！」

希「むがっ……！むー……！」

穂乃果「あれー？おにごっこはー？」

絵里「にこ。後で話があります」

にこ「……はい」


海未「はなよせんせー。あれが えりせんせーですか？」

花陽「そうよー」

海未「……たしかに、にこせんせーより しっかりしてます」

穂乃果「……んー？」ｼﾞﾛｼﾞﾛ

海未「……」ｻｯ

花陽「あらあら。どうしたの、海未ちゃん？」

海未「い、いえ…みられて」

穂乃果「にひー♪はじめましてっ！！」

海未「っ！？」

花陽「初めましてー♪」

穂乃果「こーさかほのかですっ！」

花陽「小泉花陽です」

ことり「こいずみはなよせんせー♪はじめまして！」

穂乃果「こーずみ…」

ことり「あなたはっ？」

海未「ひっ！？」


絵里（打ち解けそうでなにより）

海未「あの……その…」

ことり「うんうんっ！」

海未「そのだ……うみ…」

ことり「うみちゃんっ♪」

穂乃果「うみちゃんだねっ！？」

海未「…は、はい」

ことり「ことりは、ことりだよー♪」

希「ウチはのぞみやん♪」ﾋｮｺｯ

穂乃果「のぞみちゃんっ！」

希「ほのかちゃんに ことりちゃんやねー。おぼえたー」

穂乃果「あそぼー！」

希「ほな おそといくー？」

穂乃果「いくっ！！」

ことり「ことりもー」

海未「…あの……」

花陽「ほら早くしないと行っちゃうよー？」

海未「わたしも！」

穂乃果「いくよー、うみちゃん！」ｷﾞｭｯ

ことり「はやくはやくー♪」ｷﾞｭｯ

希「こっちやー♪」


絵里「これは以外と楽でいいかも」

花陽「穂乃果ちゃんはすごいですねー」

にこ「ねぇ。絵里ちゃん、にこはねー」

絵里「言い訳は聞きません」

にこ「……にこー」

にこ「……ぶー」

絵里「ずっと、こんな調子なら今年は…」


「えりちゃんせんせー！はやくはやくー！！」


絵里「…………」

花陽「お呼びですよ？」

にこ「あの子に目を付けられたかー。絵里ちゃん、今年は大変な一年になりそうにこー」

絵里「……あれ？」


「えりちゃんせんせーっ！！」


絵里「………はぁ」

絵里「はいはーい！今行きますよー！！」

入園式当日
後編終了


めでたしめでたし

眠くない件について
かといって咲までまだ時間がある

ネタ募集中

雪が降った時の幼稚園お願いします

今年雪が降らないので雪合戦できなくて辛いんですよ

>>143
それはついこないだのと被ってまう
確かに雪合戦まではしてないけども

フリートークは〆だったのか（驚愕）



穂乃果「凛ちゃんって割りと乙女だよね」真姫「……凛が乙女？」

穂乃果「あー！真姫ちゃん、今『この娘は一体何を言い出したの？』みたいな顔したぁー！」

真姫「うっ……」

穂乃果「ほのかは思ったことを言っただけだもんっ！」

真姫「で、でも凛でしょ？凛と言ったらμ'sで一番活発な…」

穂乃果「それはイメージでしょ！」ﾊﾞﾝｯ

真姫「っ！？」ﾋﾞｸｯ

穂乃果「そんなのは周りからの評価だよっ！ほのかが言いたいのはそんなことじゃないのっ！」

真姫「……いいわ。聞かせてもらおうじゃないの」

穂乃果「聞いてから真姫ちゃんが意見変えたら、ほのかの勝ちだからねっ！」

真姫「……なんで勝ち負けなのよ」

穂乃果「泣きべそかいても知らないんだからっ！！」

真姫「意見を変えたとしても泣きべそはかかないわよ」

穂乃果「凛ちゃんと言えば！！」

真姫「ショートカットね」ﾌﾌﾝｯ

ﾊﾟｼｬｯ！

真姫「っ！？」

穂乃果「はぁーい。真姫ちゃんのドヤ顔頂きましたぁー」

真姫「なっ！？消しなさいっ！」

穂乃果「それは無理な相談ですぅー」

真姫「ちょっと穂乃果！」ｸﾞｸﾞｲｯ

穂乃果「あぁーん♪真姫ちゃんが強引に迫ってくるー♪」

真姫「ふざけてないで携帯貸しなさい！！」ｷﾞｭｰ

穂乃果「きゃー♪真姫ちゃんにお胸を押し付けられるー♪」

真姫「穂乃果っ！！」

穂乃果「真姫ちゃんったら大胆なんだからー♪」

真姫「貸してっ！」

ﾋﾟﾛﾘﾛﾘｰﾝ

穂乃果「完了っ！はい、真姫ちゃん。携帯貸したげるー」

真姫「……一応聞くわ」

穂乃果「なんでも聞いてくれたまえっ！」

真姫「さっきの音は？」

穂乃果「送信完了の音ですっ！！」

真姫「……宛先はもちろん？」

穂乃果「我らがμ'sの公報係で在らせられるにこちゃんですっ！」

真姫「……」

穂乃果「ふっふっふー♪」

真姫「それもうブログ行きじゃないのー……」

穂乃果「残念でしたぁー♪」

真姫「ふ、ふふんっ！まぁこの真姫ちゃんのドヤ顔なんだから」

穂乃果「いやー。でも何度見ても見事なドヤ顔だねぇ」

真姫「……」

穂乃果「そのドヤ顔たるや！惚れ惚れするよっ！！」

真姫「ま、真姫ちゃんだからね！」

穂乃果「さて凛ちゃんの話に戻ろうかー」

真姫「……そうしてちょうだい」

穂乃果「はいはいっ！！」

真姫「はぁ……」

穂乃果「凛ちゃんと言えばショートカットでスポーティーな女の子！」

真姫「ほら。全然乙女じゃないじゃない。むしろ活発な」

穂乃果「もうっ！まだ話は終わってないのっ！」

真姫「ご、ごめんなさい」

穂乃果「よろしー！」

真姫（なんか納得いかない…）

穂乃果「スポーティーな女の子というイメージが非常に強いですっ！」

真姫「えぇ…そうね」

穂乃果「ですが！もしかしたらμ'sで一番中身は女の子かもしれないのですっ！！」

真姫「……かも？」

真姫「穂乃果、今かもって」

穂乃果「あくまでほのかの予測ですっ！」

真姫「あなたも印象で話を」

穂乃果「なぜならば！！」

真姫「……」

真姫（穂乃果とやり合おうというのが愚かだったわ）

穂乃果「凛ちゃん程、女の子になろうとしているメンバーはいないからですっ！！」ﾊﾞﾝｯ

真姫「……そこは断定なのね」