P「アイドルは皆>>5になるんですか!?」 (97)

小鳥「はい、厳密には女の子だけですが」

P「じゃあ>>8も」

小鳥「ええ、>>5です」

伊織

小鳥「伊織ちゃんもアイドルになった時に神の一員になったんです」

P「待ってください、それじゃあ沢山神がいるってことになるじゃないですか」

小鳥「大丈夫ですよ、神は神でも八百万の神ですから」

P「そうですか、では伊織は何の神なんですか?」

小鳥「それは直接伊織ちゃんに聞いた方がいいですよ」

P「一体何の神なんだ……デコか?」

伊織「デコじゃないわよ!>>18よ!」

若林直美

P「うおっ!いつの間に!」

伊織「神ならこれくらい普通よ」

P「そ、そうなのか。ところで若林直美ってなんなんだ?」

伊織「さあ?」

P「さあって、それでも神か?」

伊織「だって律子に命令することしかできないんですもの」

P「律子に命令?」

伊織「そうよ、>>26っていうとすぐにやってくれるのよ」

出て来い

伊織「出てこいっていうと、すぐに来てくれるのよ……律子、出てきなさい!」

律子「どうしたの、伊織?」

P「なぁ?!」

律子「あら、プロデューサー殿、どうかしましたか?」

伊織「にひひっ♪これが私がリーダーたる理由なのよ!」

律子「伊織、それで何の用かしら」

伊織「亜美を探して来て頂戴、いつまでも見つからなくて困ってるのよ」

P「亜美……もしかして亜美も?」

伊織「察しがいいわね、亜美は>>31の神なのよ」

山の神

伊織「亜美は山の神なのよ、今頃秘密基地でも作って遊んでるんでしょうね」

P「スケールでかっ!」

伊織「本当よね、どんな神になるのかアイドルになるまで分からないのよ。私もアイドルになった後知ったのだけれども」

P「まあ山って言ってもせいぜい砂山とか小山程度だろ……」

《んっふっふー、兄ちゃん、亜美の事を馬鹿にしたねー?》

P「えっ」

《こうなったら兄ちゃんに亜美の凄さを思い知らせて上げるしかないっしょー!》

P「えっ、ちょっと、俺は馬鹿にした覚えg」



伊織「あら、プロデューサーは?」

小鳥「目、目の前で消えちゃいました……」

律子「なんですって!?」

チュンチュン・・・

P「う、うーん……ここは……どこだ?」

P「……山だ、なんでこんなところに、そうだ、亜美の声が聞こえたかと思ったら意識が途切れて……」

《しばらく兄ちゃんにはそこで暮らしてもらうよ!亜美の凄さを思い知ったら返して上げるかんね!》

P「えっ」

《それじゃあ亜美はお仕事行ってくるからよろよろー!あ、汚くしたら兄ちゃんでも許さないから》

P「は、はい!……ってマジで山の神なのかよ」

P「汚くしたらってこんなでかい山をどうきたなくしろと……ん?」

P「洞穴がある……ははぁ、これが伊織の行ってた秘密基地ってやつだな」

P「看板があるぞ……どれどれ」

亜美の秘密基地、こわーい>>45の神がいるから入っちゃダメだYO!

飯オチなの
誰なのか>>51

ピヨ

P「酒の神?そう言われるとなんかここすごく酒臭いな」

P「この洞窟の奥から漂ってきてるみたいだ、入ってみよう」

――――――
――――
――

P「暗くてよく見えないな……携帯のライトを使って……」カチッ!

P「これは……さ、酒だ!酒瓶がこんなにも沢山!」

P「音無酒……音無さん!?」

P「うちの子が未成年なのに飲酒をしていると心配していたが音無さんだったのか……」キュポン

P「いい匂いだ、流石神だけある。……飲んでみるか?まずは安全か確認するべきだな、音無さんのことだし」

P「どれどれ?主成分、>>57……」

アイドルの聖水

P「主成分、アイドルの聖水?」

P「聖水ってなんだ?神になればそれくらい余裕なのか?」

P「どれどれ、一口頂こう……」グビ

P「うまい!なんてうまさだ!こんなうまい酒は初めてだ!」

小鳥「おしっこですよ」

P「えっ」

小鳥「聖水っておしっこのことですよ」

P「えっ」


P「えっ」

P「なななななんですってぇっ!」

小鳥「危ない!貴重な酒瓶が!」

P「音無さん、あなたは何故そのようなもので作ったんですか!」

小鳥「そのお酒の効果、教えてあげますね」

小鳥「神になったアイドルの聖水で作ったお酒には……>>66の効果があるんですよ!」

アンチエイジング

小鳥「アンチエイジングの効果、文字通り若返りの効果があるんですよ、ふふふ」

P「な、なんだ……急に力が漲って……」

小鳥「効果覿面ですね、プロデューサーさん」

小鳥「なんでそんなもので作ったのか、でしたっけ?」

小鳥「それはですね……アイドルのみんなにプロデューサーさんと幸せに過ごして貰いたかったからです!」

P「え?」

小鳥「アイドルのみんなは神ですから歳を取ることが無いんです、ですから」


小鳥「プロデューサーさん(とついでに私も)を若返らせるために秘密裏にこのお酒を作っていたんですよ!」

P「な、なんだってー!?」

小鳥「アイドルは歳を取らない、プロデューサーさんは聖水から作ったお酒を飲み続けていれば永遠に若返る」

小鳥「これこそが真のプロデューサー、アイドルマスターの生き様なんです!」

P「妄想は終わりましたか?」

小鳥「え?」

P「失礼しました」

小鳥「逃がしませんよプロデューサーさん、そのお酒の秘密を知った以上」

P「い、いつのまに後ろに!」

小鳥「それと、あのお酒にはもう一つ秘密があるんですよ」

小鳥「私以外の人が飲むには……両想いで無いと効果が出ないんです!」

P「何それ!初めて聞いたよ!?」

小鳥「>>79ちゃーん!出番よー!」

両想いでないと→その聖水を出した人と両想いでないと

春香

春香「プロデューサーさん!見つけましたよ!」ガシッ

P「げぇっ!春香!?」

春香「プロデューサーさん、私を選んでくれたんですね……すごく嬉しいです」

P「選ぶって……俺は春香のションベン飲んだ男だぞ!それでもいいのか!?」

春香「すごく嫌ですけど……プロデューサーさんになら……///」

P「」

小鳥「プロデューサーさん、往生際が悪いですよ」

小鳥「それによかったじゃないですか、春香ちゃんは>>88の神なんですから」

P「福の……神……?」

春香「プロデューサーさん、ラックですよ!LUCK!」グイグイ

P「ちょ、ちょっと!今度はどこに連れて行く気だ!」

春香「みんなー!きてくれてありがとー!」

シャンシャンシャンシャン……

P「あ、あれは……」

シャンシャンシャンシャン

P「宝船だー!」

春香「それでは小鳥さん!ありがとうございました!」

小鳥「どういたしまして、春香ちゃん。また来て頂戴」

春香「はいっ!それじゃあ行きますよプロデューサーさん!」

P「わ、まて!俺を宝船に乗せてどこへ行くつもりなんだ!うわああああっ!」

――――――
――――
―― 

小鳥「その後、プロデューサーさんの姿を見たものはいません」

小鳥「春香ちゃんは満面の笑みを浮かべて765プロに来ていますから、きっと二人だけの場所で幸せに過ごしてるでしょう」

小鳥「プロデューサーさん、春香ちゃんとお幸せに……ふふふ」

「どうしました?音無さん、急に大事な話って……」

小鳥「知ってますか?プロデューサーさん、アイドルのみんなは実は……」


おしまい

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