イギリスBBC「ジャップは尖閣を中国に返せ」 (7)

昨年末の安倍首相の靖国参拝を受け、日中間の緊張が再度高まり始めた。
1月初めには、英デイリー・テレグラフ紙で、劉暁明駐英中国大使が、
日本をヴォルデモート卿(人気小説「ハリー・ポッター」の悪役)に例えて批判。
対して「中国もヴォルデモート卿になりえる」と、林景一駐英日本大使が反撃した。
両者の舌戦はついに英BBCのテレビ番組へ持ち込まれた。

 日中の駐英大使が出演したのは、BBCの「ニュースナイト」という生番組。

 中国の劉大使は、安倍首相の靖国参拝で中国国民は気分を害したと述べ、
日本が尖閣諸島において領土問題の存在を認めようとしないと主張した。
また、イギリスの元首相チャーチルの「歴史から教訓を学ばぬものは、過ちを繰り返して滅びる」
という言葉を引用して、日本を批判した。

 またエクスプレス紙は、番組での両大使の発言を以下のように伝えている。
劉大使は安倍首相の靖国参拝を批判し、それが日本の軍国主義復活のシグナルだと主張した。
尖閣問題に関しては、尖閣は古代から中国のもので、尖閣問題は主権をめぐる道義上の問題であるとし、
紛争には周辺海域の豊富な地下資源が絡むという考えを否定した。

 一方、パックスマン氏は林大使に「尖閣を中国にあげれば?」、
「地域全体、世界全体を危険に陥れるほどの価値が尖閣にあるの?」と難問を浴びせたあと、
「日本が軍国主義を復活させようとしているのか?」と付け加えた。
それに対して林大使は、日本の平和憲法と戦争放棄が核心である信条は変わらないと答えた。

http://newsphere.jp/politics/20140110-8/

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