紗代子「劇場のみんな、すごくかわいいですよね……。私もかわいいって言われるようにならないと」

Ｐ「かわいいよ」ﾋｮｺｯ

紗代子「へ？あ、あの･･･もしかして今の聞いて･･･」

Ｐ「ああ、聞いてた」

紗代子「そ、そうですかっ」（聞かれてた･･･恥ずかしい！）

紗代子「あ、あの、プロデューサー！今のは出来たら忘れて」

Ｐ「紗代子、かわいいよ」

紗代子「ひゃっ！」

Ｐ「アイドルの紗代子も、普段の眼鏡を掛けた紗代子もかわいいよ」

紗代子「え、あ、あう」ｶｵﾏｯｶ

Ｐ「誰よりも熱くて真っ直ぐな紗代子かわいいよ」

紗代子「うぅ･･･」ｶｵﾏｯｶ

Ｐ「タイ焼きが大好きな紗代子かわいいよ」

Ｐ「タイ焼きが誰かに食べられて本気で怒る紗代子かわいいよ」

紗代子「ぇあぁぁぁ･･･」ｶｵﾏｯｶｯｶ

Ｐ「実はとても泣き虫で、アイドルの居ないところでこっそり泣いてる紗代子かわいいよ」

紗代子「ぷ、プロデューサー！」

Ｐ「どうした？」

紗代子「もう、わかりましたからっ。だからもう、かわいいって言うのを止めてください！」

紗代子(嬉しいのと恥ずかしいのがごちゃごちゃになってパンクしそう･･･)///

Ｐ「紗代子は俺にかわいいって言われるの嫌か？」

紗代子「･･･へ？」

Ｐ「嫌か？」

紗代子「いやじゃ･･･ないですけど･･･」///

Ｐ「じゃあ、いいよな」

紗代子「でっでも、私よりも可愛い子が」

Ｐ「紗代子、かわいいよ」ﾎﾞｿｯ

紗代子「」ﾌﾟﾁ

紗代子「も」ﾌﾟﾙﾌﾟﾙ

Ｐ「も？」

紗代子「もう無理ですー！！」ﾀﾞｯ!

Ｐ「さ、紗代子ー！？」

ﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞｯ！

Ｐ「逃げられてしまった･･･」ﾎﾟﾂｰﾝ

Ｐ「自分のかわいさ、魅力をもっと知って欲しかったんだが･･･やり過ぎたか･･･」

Ｐ「はぁ、紗代子には悪いことをしたな･･･。ちゃんと謝らないと」




紗代子「はあっ、はあっ、はあああぁぁぁ･･･」

Ｐ『かわいいよ』

紗代子「うぅ･･･」///

紗代子「プロデューサーのばかぁ･･･」

紗代子「あんなにかわいいって言われたら、もっと好きになっちゃうじゃないですかぁ･･･」///

紗代子「もうっですよ！もうっ！」///


おわれ