エレン「君…、誰?」 アルミン「っ!?」(171)
書き終えようかなと。
まぁ途中までコピペなんですがね。
エレン「冗談だよ、アルミン。」ハッハッハッ
アルミン「もう!驚かせないでよ!!」プンプン
エレン「ハッハッハッ…、ははっ…。」
アルミン「?」
エレン「何でも無いさ、さ、早く食堂に行こうぜ?」ダッ
アルミン「う、うん。わかったよエレン。」ダッ
アルミン(ん~、何か違和感あるな…。)タッタッタッタッ
エレン「…。」タッタッタッ
---食堂---
エレン「あー、やっぱり空いてないな…。」チェッ
アルミン「探してみようよエレン。」
エレン「そうだな、えー…っと。」キョロキョロ
アルミン「あ、ライナー達の所!」
エレン「お、本当だ。」
アルミン「隣いいかな?」
ライナー「ん?アルミンじゃないか。隣なら別にいいぞ。」モグモグ
アルミン「ありがとうライナー。」ヨイショット
エレン「俺もいいか?」
ライナー「おう、エレンはベルトルトの向かい…。」
ライナー「アニの隣でいいか?」
エレン「あぁ、別に座れりゃいいさ。」
エレン「となり座るぞ。」ガタッ
アニ「うん…。」モグモグ
ベルトルト「しかし良かったのかい?」
エレン「何がだ?」
ベルトルト「ミカサのところに行かなくてさ。」
アニ「…。」モムモム
ベルトルト「ほら、さっきからこっち見てるよ?」
エレン「いいんだよ、アイツとはただの家族なんだから。」モグモグ
アニ(ふっ…。)
ベルトルト「あ、ジャンが声かけた。」
アノサ…、ヨカッタラオレト…
…
ミカサ…?
…
ライナー「ガン無視だな。」モグモグ
アルミン「僕だったら辛すぎて耐えられないね。」モムモム
ライナー「お前はどう思ってるんだよエレン?」ニヤニヤ
エレン「は?」ピクッ
ライナー「ミカサのことだよ、ミカサ。」ニヤニヤ
エレン「だからミカサはただの家族だって言ってるだろ?」モグモグ
ライナー「またまた~、ホントはどう思って…。」ニヤニヤ
エレン「うっせぇよ…、あ゛…?」ギロッ
ライナー「うおっ…!」ビクッ
どのスレの続きなんだ?
エレン「お前ナメてんのか…?」ガタッ
アルミン「え、エレン!!」
エレン「っ!!」ハッ
エレン「ハハッ、ごめんごめん。」ハッハッハッ
エレン「冗談冗談、ゴメンなライナー。」ハッハッハッ
ライナー「お、おう…。」ヒクヒク
ベルトルト(じょ、冗談であんな目ができるもんか…!)
ベルトルト(あ、あれは本気で…。)ブルッ
アニ(い、今の本当に…?!)
>>8、続きじゃないっす。
自分の書いてた未完結のやつっす。
アルミン「ねぇエレン、何かあったの?」
エレン「あ?何かって?」
アルミン「例えば…、嫌なことがあったとかさ…。」
エレン「そんなもんないよ。」
エレン「俺は生まれてこのかた嫌なことなんて一つもないよ。」ハハッ
アルミン「…?」
エレン「俺は今まで生きてて【嫌な事】何か無いって言ったんだよ。」
エレン「わかる?」
アルミン「ね、ねぇエレン…。」
エレン「なんだよアルミン。」
アルミン「ホントに、ホントに嫌なこと一つもないの!?」
エレン「ないよ。」
アルミン「ホント!?今までに一度も!?」
エレン「しつこいな!ないって言ってるじゃないか!」
アルミン「そ、そんなの嘘だよ!絶対に…!」
ライナー「お、落ち着けアルミン…!」
ベルトルト「そ、そうだよ…、少し声を落として…。」
エレン「俺は今まで一度もそんなこと思ったことないんだよ!!」
アルミン「嘘!嘘ばっかり!だって…。」
アルミン「君は…エレンはカルラおばさんの事を…!」
アルミン「5年前の事を…!」
ベルトルト「…。」
ライナー「…くっ。」フイッ
アニ「…。」
エレン「は?なんの事だよアルミン。」
アルミン「なんの事って…。」
エレン「おかしな事いきなり言い出すなよ。」マッタク
アルミン「おかしな事って…、エレンは5年前のこと覚えてないのかい!?」
エレン「5年前に何があったんだよ、壁でも無くなったかぁ?」ハッハッハッ
ライナー「おい…。」
ベルトルト「ぼ、僕に聞かれても…。」
アルミン「5年前に巨人が来たじゃないか!!」
エレン「は?何それ?」
エレン「アルミン頭でも打ったんじゃないのか?」ハハッ
アルミン「おい!ふざけてるのかエレン!!」ガッ
エレン「おい、何怒ってんだよアルミン。」
エレン「離せよ。」
アルミン「君は…、君は5年前に巨人に母親を…。」
エレン「はぁ?さっきからおかしなこと言いすぎだぞ。」
エレン「俺に母親はいないってアルミン知ってるじゃないか。」
アルミン「なっ…!」
エレン「小さい頃、俺の母親は俺を産んで死んじまったんだよ。」
エレン「アルミンにもミカサにも話しただろうが。」
アルミン「そ、そんな事…。」
エレン「いいから離せよ、服伸びるだろ。」バッ
アルミン「あっ…。」
エレン「ったく…、いきなり変なこと言い始めやがって。」
エレン「気分惡ぃ…。」ペッ
ライナー「おい、今の話は本当か?」
アルミン「違うに決まってるだろ!!」
ベルトルト「だよね…。」
アルミン「5年前の事なんて誰も思い出したく無いし話したくもないはず…。」
ライナー「当たり前だ、あんな惨劇…。」
アルミン「特に…、特に目の前で母親を巨人に喰われたエレンなら尚更…。」
アルミン「なのに…、なのに何であんな嘘を…!」
ベルトルト「彼は…、エレンは本当に嘘をついてるのかい?」
アルミン「どうゆう事…?」
ベルトルト「あ、いやね…。」
ベルトルト「エレンの様子を見ると嘘をついてるとは思えなくて…。」
ベルトルト「何かこう…、本当に記憶にないみたいなさ…。」
アルミン「そんな!僕が間違ってるとでも!?」
ベルトルト「いや、そんな訳じゃないよ!」
ライナー「まぁまぁ、この話はもうやめよう。」
アルミン「な、なんでさ!」
ライナー「エレン本人にしか知らない事を外野の俺達が知ってるわけないだろ。」
アルミン「で、でも…。」
ガチャーーーンッ
アルベルライナー「「「っ!!!」」」バッ
ミカサ「え、エレン…?」プルプル
エレン「…?」
アニ「…っ。」ビクビク
ジャン「テメェ!何やってんだよ!!」ガッ
エレン「…は?」
ジャン「は?じゃねぇだろ!ミカサに何やってんだって聞いてんだよ!!」
エレン「見てわかんないか?水掛かっちゃったんだよ。」ハッハッハッ
エレン「頭からな。」ニィッ
ジャン「…わざとか?」
エレン「お?」
ジャン「答えろ!!」
エレン「んー。」
エレン「そうかな。」ニコニコ
ジャン「なっ!?」
エレン「なんとなくさ、【あっ、今コイツに水かけたらどうなるかな?】って思ってさ。」
エレン「それだけ。」ニコッ
エレン「いや~、よく見てるなジャン。」
エレン「流石じゃん?」クスクス
ジャン「っ!!」ビキビキビキ
エレン「お?怒っちゃう感じ?」ハッハッハッ
ジャン「テメェ…。」グッ
ミカサ「ジャン…、エレンを…離して…。」ポタポタ
ジャン「で、でもよコイツは…!」
ミカサ「いいから…離して…。」フルフル
エレン「だとよ、早く離せよ。」バッ
ジャン「ぐっ…。」ビキビキッ
エレン「なんだよその顔は、まだ言いたい事あんの?お?」
ジャン「…無ぇよ、反吐が出る…。」ツカツカ
エレン「あんまカリカリすんなよー?」ハッハッハッ
ミカサ「エレン…?」
エレン「あ?なんだよミカサ。」
ミカサ「ど、どうしてワザと水を…。」
ミカサ「私、エレンに嫌な事した?したなら謝るから…。」プルプル
エレン「…必死だね。」ハッ
ミカサ「え?」
エレン「いきなり頭から水をかけられてさ、よくもそんな事が言えるね。」
ミカサ「え、エレン…?」オドオド
エレン「しかもワザとだ、ワザと。え?」
エレン「そんなに俺に嫌われたくないのかよ、オイ。」
ミカサ「そ、そんなつもりは…。」オロオロ
エレン「ミカサ…。」ズイッ
ミカサ「え、エレンっ!」ビクッ
エレン「俺はお前が大嫌いだ、死ねばいいと思ってる。」ボソボソ
ミカサ「え、エレ…。」
エレン「今までお前と過ごしてきた事帳消しにしたいくらいだ。」ボソボソ
エレン「死ねよ。頼むから死んでくれよ。」ボソボソ
ミカサ「あ…、あぁ…。」ガクガク
アルミン(え、エレンはミカサの耳元で何を…。)
ライナー(ここからじゃ…。)
ベルトルト(何も聞こえないなぁ…。)
エレン「ねぇ?いつ?いつ死んでくれる?」ボソボソ
ミカサ「う、うぁぁ…。」ブルブル
エレン「どう死んでくれるの?ねぇ。」ボソボソ
エレン「薬?飛び降り?首吊り?入水?焼身?餓死?圧死?失血?窒息?」ボソボソ
ミカサ「う、うぅぅ…。」ガクガクガク
エレン「…あとなミカサ。」スッ
ミカサ「うぅ…。」
エレン「俺がお前を助けた時覚えてるか…?」ボソボソ
ミカサ「あぁ…。」プルプル
エレン「俺はあの時…。」
お前を助けなければよかったよ
ミカサ「う、うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」ガクンッ
アルミン「っ!!ミカサ!!」ダッ
アルミン「ミカサ!ミカサッ!!」
ミカサ「う…、うぅぅ…。」ポロポロ
アルミン「エレン!君はミカサに何を…!」キッ
エレン「死ねって言っただけだよ。」
アルミン「なっ…!」
エレン「それだけ、じゃ。」スタスタ
アルミン「おいっ!ちょっと待てよ!!おぉいっ!!!」
ライナー「アルミン、今は…。」
ベルトルト「エレンに構ってる場合じゃない…!」
ミカサ「嫌…嫌っ嫌っ嫌っ!!!嫌ぁぁぁぁぁぁ!!!」
ミカサ「エレンに嫌われるのは嫌…、嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ!」
アルミン「ミカサ!!シッカリしてくれ!!」
ベルトルト「と、とにかく医務室に…!」
アルミン「あ、うん!そうだね!ベルトルトついて来てくれるかい!?」
ベルトルト「勿論だよ!早く行こう!」
アルミン「あぁ!!ミカサ…。」
ミカサ「あぁ…、エレンが、エレンが私のこと…。」プルプル
ライナー「くっ…、おいアニ!エレンは本当にミカサに…。」
アニ「し、知らない…。」フルフル
ライナー「なっ…!」
アニ「あ、アタシはアレを知らない…!アレはエレンじゃない!!」
ライナー「おい!お前までどうしたんだ!」ガッ
アニ「ッ…!ご、ごめん…。」
ライナー「大丈夫か…?」ホッ
アニ「うん…。」
ライナー「ならいい…。」
ライナー「クソッ!エレンの奴…、一体どうしちまったんだ…?」
------
-------------
エレン「…♪」テクテク
コニー(んお、エレンじゃねぇか。)
コニー(どれ、ちょっと驚かして…。)ウシシッ
コニー(そーっと、そーっと…。)ソロソロ
エレン「ん…?」
コニー(ヤバっ!バレたか!?)ガサガサ
エレン「……声?」
コニー(え?俺喋ってた?)モゴッ
エレン「こっちの方か…?」
コニー(おー、俺じゃなかった。)ホッ
コニー(でも誰だ?気になるな…。)
エレン「ここ…か?」
コニー(どれどれ?)ガサガサ
クリスタ「ふっ…!はっ…!」ブンッ ビュッ
エレン「何してるんだクリスタ?」ニヤニヤ
クリスタ「あっ、エレン!あの…、これは…。」モジモジ
コニー(へー、クリスタここで何してたんだろ。)
エレン「自主連、だろ?クリスタ。」
クリスタ「や、やっぱり分かるよね…。」ハハッ
コニー(ほー、自主連だったのか。)
クリスタ「ほら、私って馬術ぐらいしか取り柄ないから…。」
クリスタ「少しでも強くなれるようにって…。」
クリスタ「今のままじゃ皆の足でまといになっちゃうから…。」ハハッ
エレン「確かに足でまといだな、早く死ねば?」ハハッ
コニー(はぁ?今なんて言ったんだエレン?)
クリスタ「…えっ?」
エレン「え?どうかしたのクリスタ?」ニコニコ
クリスタ「い、いや…、何でも無い…よ?」
エレン「そっか、自主連頑張れよ。」ジャアナ
クリスタ「あ…、うん…。」アレー?
コニー(ん?俺の聞き間違いかな?)
コニー(ま、別にいいか。)
コニー(で、俺はなんでココにいるんだ?)アレッ?
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-------------
ミカサ「…うぅ。」
アルミン「ミカサっ!!」
ベルトルト「アルミン。」
アルミン「ご、ごめん…。ミカサ、気分は?」オロオロ
ベルトルト「大丈夫かい?」
ミカサ「う、うん…。」
アルミン「よ、良かった…。」ホッ
ベルトルト「一時はどうなるかと…。」フゥ…
アルミン「あの…、ミカサ…?」
ミカサ「何…?」
アルミン「起きてすぐにで悪いんだけどさ…。」
アルミン「君はエレンに…。」
ミカサ「やめて…、お願い聞かないで…。」フルフル
アルミン「やっぱり本当なんだね…。」
ミカサ「私…、私エレンに酷い事しちゃったのかも…。」グスッ
アルミン「ミカサは何も悪くないよ!!」
ミカサ「で、でも…。」ポロポロ
ベルトルト「う~ん…。」
アルミン「とにかく、ミカサは今日はここで休んでて。」
ミカサ「でも訓練が…。」
ベルトルト「そこは僕たちが。」
アルミン「教官に言い訳しておくよ!」エッヘン
ベルトルト「だからミカサはここで今日一日ゆっくりしなよ。」
ミカサ「…うん、そうする…。」
ミカサ「でも…。」
アルミン「でも?」
ミカサ「エレンがどうして私に…そのっ…。」プルプル
ベルトルト「大丈夫、ちゃんと理由を聞いておくよ。」
アルミン「エレンだってきっと本心じゃないさ!」
ベルトルト「そうだよ、きっと何か理由があるんだよ。」
アルミン「ミカサに対する照れ隠しとかさ!」
ミカサ「そ、そかもね…。」フフッ
ベルトルト「でも照れ隠しで死ねは…。」
アルミン「ふんっ。」ブンッ
ベルトルト「おぼぇっ!!」ドボッ
アルミン「とにかく!ミカサはここで休んでて!いいね?」
ミカサ「わかった…、今日はここでゆっくりさせてもらう…。」
アルミン「分かってくれてありがとう…。」
ベルトルト「じゃ、じゃあ僕たちはもう行くから…。」プルプル
ミカサ「うん…、わかった…。」
アルミン「ほら、行くよベルトルト。」グイッ
ベルトルト「け、結構いいパンチ持ってるね…。」ヨタヨタ
バタン
ミカサ「…。」
ミカサ「たとえ本心じゃなかったとしても…。」スゥ…
ミカサ「エレンにあんなこと言われて…。」ポロポロ
ミカサ「私…、私何か…グスッ、したか…なぁ…うぅ…。」ポロポロポロ
ミカサ「グスッ…、エレン…。」ポロポロポロ
アルミン「…。」グッ
ベルトルト「アルミン…。」
アルミン「分かってるよ…。」クソッ
ベルトルト「しかしなんでエレンはあんな風に…。」ウーン
アルミン「…。」
ベルトルト「とにかく、エレンを探さなきゃ。」
アルミン「いや、探さなくてももう直ぐ訓練が始まる時間だ。」
アルミン「その時聞けばいいよ。」
ベルトルト「そうだね…。」
アルミン「エレン…。」ギリッ
ベルトルト「…。」
---対人訓練---
キース「各自ペアを作って始めよ!!」クワッ
エレン「…。」キョロキョロ
アニ「…。」コソコソ
ライナー「どうしたんだア二?今日はエレンと組まないのか?」
ア二「や、アレはエレンじゃない。」コソソ
ア二「あれはエレンのフリした誰か。」コソッ
ア二「もしくは違う人。」コソソッ
ライナー「?」
エレン「…お。」
エレン「おーいクリスタ。」タッタッタッ
クリスタ「あ、エレン。」
エレン「組む相手がいないんだったらやらないか?」
クリスタ「うん、お願いしようかな。」
ライナー「アイツ…、女神と組みやがって…。」グヌヌ
ア二「…あのさ。」
ライナー「ん?」
ア二「ずっとあのペア見ておいた方が良いよ。」
ライナー「は?なんでだよ。」
ア二「いいから。」フイッ
クリスタ「本気で行くからね!!」フンスッ
エレン「おぉ、来い!」ハッハッハッ
エレン「俺も手加減しねぇよ…。」ボソッ
クリスタ「何か言ったエレン?」
エレン「いや、何でもない。」ザッ
クリスタ「う、うん!やぁっ!!!」ブンッ
エレン「顔は止めといてあげるよ。」ヒョイ
クリスタ「え?」
ア二「ライナー!目離したら…!」
ライナー「あ!?」バッ
エレン「ふんっ…!!」ドリュッゥ
クリスタ「ぐ…、う…?」メキメキメキメキ…
ライナー「なっ…!」
ア二「い、今からでも早く!!」
ライナー「わ、わかってる!!」ダッ
エレン「痛い?なぁ、痛い?」ン?
クリスタ「ぐぅぅっ…!がひっ…!!」ガクッ
エレン「ま、返事なんてできないか。当たり前だよなぁ。」ズッ…
クリスタ「がひゅっ…、おぼぇっ!!」ゲロォッ
エレン「あらゲロ吐いちゃって。あーあー…。」ハッハッハッ
ライナー「オラァッ!!」ブンッ
エレン「おぉっ…と!」ヒョイッ
エレン「いきなり何…。」
ライナー「それはこっちのセリフだエレン。」ギロッ
エレン「は?何が?」ハァ?
ライナー「お前…。」ビキビキビキ
ア二「シっ!!」ビュッ
エレン「何?なんで俺人気者かぁ?」フフンッ
ア二「このっ…!!」ザザッ
エレン「何だ?お前ら俺と対人訓練したいの?」ズズッ…
ア二「…。」ズッ…
ライナー「アニ、クリスタを見てやってくれ…。」
ライナー「エレンは俺がヤる…。」パキパキパキッ
アニ「…うん、わかった。」バッ
エレン「なんだ、面白くないな。」チェッ
アニ「…大丈夫?」スッ
クリスタ「お、落ち着いて…、来たから…げホッ…。」ゲロッ
アニ「む、無理しないで…!」
ライナー「どうして本気でやった…。」ピキピキ
エレン「本気でやらないと自分にも相手にも為にならないだろ?」
ライナー「相手は女子なのにか?」ピキッ
エレン「え?ライナーは戦う相手が女だと手を抜くの?」
エレン「余裕だね~、俺はそんな余裕無いなぁ~。」ハハッ
ライナー「本当の…。」ビキキッ
エレン「あ?」
ライナー「本当の事を言え…、エレン…!」ビキビキッ
エレン「本当の事、ね…。」
ライナー「訓練だなんだは建前だろ…?」
ライナー「言え…。」ズァァァァァッッ
エレン「ん~、分かるもんだね。意外だったよ。」ハッハッ
エレン「分かった分かった言うよ。」フフッ
エレン「本当はな…。」
ライナー「…。」ズズッ…
エレン「何も無い、ただ殴りやすそうだったから。」
エレン「そんくらいかな?スッキリしたよ。」ハッハッハッハッ
ライナー「ぶっ飛ばす!!」ゴッッッ
エレン「それ俺のセリフな?」スィ…
ライナー(なっ…!避け…!!)
エレン「ライナー脇腹柔らかそうだね♡」ニコッ
エレン「シァッ!!」ドリュッッ
ライナー「グッ!!ガァァァァッ!!?」ガクッ
エレン「お、さすが鍛えてる。全然刺さんなかったよ。」ハハッ
ライナー(なんだ?何をされた?)ハァ…ハァ…
アルミン「ライナーッ!!」
ベルトルト「お、遅かった…?」
ライナー「あぁ…、大遅刻だ…。」フゥ…フゥ…
エレン「お、全員集合?」
ベルトルト「あ、アニは…?」キョロキョロ
ライナー「クリスタを医務室に連れていってる…。」グッ…
アルミン「な、なんでクリスタ…!?」
ライナー「そこに突っ立ってる野郎に聞けよ!!」グワッ
エレン「そんな怒んなよ。」ハッハッハッ
アルミン「エレン…。」ギロッ
エレン「ん?どうしたんだアルミン?」
ベルトルト「エレン…、君はクリスタに何をしたんだい?」
エレン「何って、普通に腹パンしただけだよ。」
エレン「こうやって。」シュッシュッ
アルミン「どうして…。」
エレン「どうして?おかしなこと言うなよアルミン。」
エレン「これは『訓練』だ、『対人訓練』。」
エレン「相手を倒すための訓練で相手を倒した。」
エレン「ただそれだけだろ?」
エレン「それとも何か?戦場とかで襲ってきた相手に『こんな争い不毛だ!』」
エレン「『やめるんだ!』とでも言い続けるか?」
アルミン「で、でも相手は女の…。」
エレン「あー…。」ハァ…
エレン「アルミンまでそんなこと言う?」
エレン「相手が女の子とか?」
エレン「甘いね~、甘い甘い。甘すぎる。」
キース「オイ、貴様らさっきから何をしてるんだ。」
キース「あとアッカーマンの姿が見えないようだが…。」
キース「知ってる者は?」
アルミン「あ…、ミカサなら…。」
エレン「ミカサなら医務室で気分が悪いと休んでいます。」
ベルトルト「なっ…!」
キース「そうか、分かった。」
エレン「あと教官、自分も気分が悪いんで医務室に行ってもよろしいですか?」
キース「うーん…、分かった。ついでにアッカーマンの様子も見てきてくれ。」
エレン「ハッ!分かりました。」
エレン「…。」
アルミン「…嘘でしょ?」
エレン「ん?そうだよ。」
アルミン「どうして気分悪いとか嘘つくの?」
エレン「うーん…。」
エレン「さぁ?なんでだろうね。」
エレン「とにかく俺は医務室に行くよ。」
ライナー「オイっ!!ちょっと待てよ!!」
エレン「アディオース。」タッタッタッ
ベルトルト「…行っちゃった。」
ライナー「オイっ!アイツ何なんだよ!!」
ライナー「小さい頃からあんなんだったのか?猫被ってたってのか!?」
アルミン「違う!エレンはあんな風じゃなかった!」
アルミン「あんな風じゃ…。」
ライナー「畜生…、アイツ…。」ギリッ
ベルトルト「エレン一体どうしちゃったんだろ…。」
アルミン「ホントだよ…。」
アルミン「エレン…。」
ネマス
オヤスミンゴ
---医務室---
ガチャッ
ミカサ「っ!!」ピクッ
アニ「み、ミカサ?」
ミカサ「あ、アニ…。」ホッ
アニ「そ、それよりもクリスタ…。」スッ
クリスタ「う、うん…、だいぶ落ち着いてきたから…。」ウゥッ…
ミカサ「何かあったの?」
アニ「…っ。」ギリッ
ミカサ「ね、ねぇ…?」
アニ「…。」クッ
クリスタ「だ、大丈夫だから!私なら大丈夫…。」
アニ「クリスタはエレンに…。」
ミカサ「ッ!!う、嘘…!そんな事…。」
アニ「嘘じゃないよ…、嘘じゃ…。」
ミカサ「エレンがそんなことするはず無い!そんな事有り得ない!!」
エレン「それが有り得ちゃうんだな、これが。」
アニ「ッ!!」バッ
ミカサ「え、エレン…?」
クリスタ「ひぃっ…!」ビクッ
エレン「そんなに怖がんなよ。」ツカツカ
アニ「よ、寄るな!!」スッ
エレン「そんなにか…。」ハァ…
ミカサ「エレン…。」
エレン「何?」
ミカサ「アニから聞いたんだけど…。」
エレン「あー、訓練のこと?」
ミカサ「嘘…だよね?エレンはそんな事…。」
エレン「ホントだよ、ホント。」
ミカサ「そ、そんな事…!」
エレン「あ?なんならココで…。」ツカツカ
クリスタ「や、やだぁッ!!!」ビクッ
アニ「くっ…。」バッ
エレン「邪魔するのか?お?」
アニ「アンタはいつからそんな…。」
エレン「いつだってイイだろ、俺は昔からこうだった。」
アニ「…違うね。」
アニ「最初に見たときアンタは少なくともそんな風じゃなかったね。」フッ
アニ「何がアンタを変え…。」グラッ
アニ「た…?」ッ…
エレン「うっせぇな、お前が俺の何を知ってんだよ。」ケッ
クリスタ「アニっ!!」
ミカサ「っ…!」ガバッ
アニ(何…?なんでアタシ倒れてるの?)
エレン「オラ、見せてやるよミカサ…。」ズズズズズ…
クリスタ「や、やめてっ!近寄らないで!!」ビクビク
エレン「目ん玉かっぽじって見ろよなっ!!」グァッ
ミカサ「エレン!」ガシッ
エレン「ん?」ピタッ
ミカサ「わかったから!わかったからもう非道い事するのやめて!」ポロポロ
ミカサ「お願いだから…!」グスッ
エレン「…はぁ、俺も甘いな…。」
ミカサ「え、エレン…。」ホッ
エレン「なぁ、ミカサは俺の為に何でもできる?」
ミカサ「う、うん!エレンの為なら私…。」
エレン「じゃあクリスタのこと殴れよ。俺の代わりに。」
ミカサ「え…?」
エレン「ほら、早くしろよ。」
ミカサ「で、でもそれは…。」オドオド
エレン「ほら。」ガシッ
クリスタ「嫌っ!!離して!!」バタバタ
エレン「ほら早く殴れよ、俺の代わりに殴れってば。」
クリスタ「ヤダぁぁぁぁぁぁ!!」ウワァァァァン
エレン「うるせぇな…。」チッ
エレン「早く殴れよ、ほら。」
ミカサ「うぅ…。」オロオロ
アニ「アンタみたいな奴をクズって言うんだよ…。」ウゥッ…
エレン「ありがとう、最高の褒め言葉だ。」フッ
エレン「ほら早く殴れよ。」
ミカサ「うぅっ…。」オロオロ
クリスタ「お、お願い!やめてミカサ!お願いだから!!」グスッ
エレン「お前に選択権ねぇよ。」
エレン「だから少し黙れよ…。」ボソッ
クリスタ「ひぅっ…!!」ビクッ
エレン「さ、早く殴れよ、誰か来るかもしれないだろ?」
エレン「俺の為なら何でも出来るんだからこれくらい簡単だよな?」
ミカサ「で、でも…。」
エレン「それとも、この俺に嘘ついたのか?お?」
ミカサ「そ、それは違っ…!!」ビクッ
エレン「あー、俺家族に嘘つかれちゃったよ。」
エレン「信用してたのになぁ…。」ハァ…
ミカサ「う、嘘じゃないから!エレン!!」
エレン「はいはい、わかったわかった。」ヤレヤレ
ミカサ「エレン!!」グスッ
エレン「嘘つく家族なんて、俺は要らないかな。」フッ
ミカサ「ッ!!」
ミカサ「…。」フルフル
エレン「…。」
クリスタ「み、ミカサ…。」プルプル
ミカサ「く、クリスタ…。」
エレン「ん?」
クリスタ「わ、私なら大丈夫だから…ね?」アハハ
アニ「っ!クリスタ…!」
エレン「ほら、こう言ってることだしミカサ。」
エレン「俺の家族でいたいなら早く殴れよ、な?」
ミカサ「…うぅ。」
アニ「こぉんの…!!」グググッ…
エレン「ふっ…、ふふっ…、アッハハハハハ!!」
ユミル「おい。」
エレン「あ?邪魔すん…アギッ!?」バキィッ
アニ「ゆ、ユミル…。」ホッ
ユミル「誰に許可とって私のクリスタ掴みかかってんだ、え?」ペッ
エレン「ぐぅ…!邪魔しやがって…。」チッ
クリスタ「ユミルっ!!」ウワァァァァァン
ユミル「大丈夫か私のクリスタ。」ヨシヨシ
ミカサ「ユミル…。」
ユミル「クリスタが医務室に運ばれたって聞いてな、急いで来たらあんな状況だったからよ。」
ユミル「いきなりぶん殴っちまったが…。」
アニ「何の問題もないよ…。」フッ
ミカサ「…!エレンは!」バッ
クリスタ「そ、そういえば…。」
アニ「い、いなくなってる…。」キョロキョロ
ユミル「けっ、すばしっこい奴だな。」
ミカサ「…。」
アニ「ミカサ…。」
ミカサ「大丈夫…、大丈夫だから…。」グスッ
アニ「…。」
ミカサ「エレンが…ぐすっ、エレンがあんな風になってしまったのは…えぐっ。」ポロポロ
ミカサ「やっぱり…うぅ、私が悪いのかな…うぇぇ…。」ポロポロポロ
クリスタ「ミカサ…。」
ユミル「おい、エレンのやろうなんかしたのか…?」
アニ「実は…。」カクカクシカジカ
コンビニイッテキヤス。
ヤニギレデス。
ウィッス。
これずっとブクマして楽しみにしてたやつだ
期待してる
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ユミル「あのクソ野郎!!!ぶっ殺してやる!!」ブンブン
アニ「お、落ち着いて…。」ガシッ
クリスタ「ゆ、ユミル…!」ヒシッ
ユミル「あの野郎…、私のクリスタに…。」フンスッ
ミカサ「エレンがした事なら私が謝る…。」
ミカサ「ごめんなさい…。」ペコッ
クリスタ「み、ミカサが謝ることじゃないよ…!」ワタワタ
アニ「…。」
ミカサ「でも…、エレンは私の家族…。」
ユミル「けっ。」フイッ
クリスタ「でも、エレンはどうしてあんな風に…?」
アニ「アタシも気になるな…。」ウーン
ユミル「アイツ、最初見たときはそんな事しでかす奴じゃ無いと思ったんだがなぁ。」
ミカサ「わ、私が…。」グスッ
ミカサ「私がエレンに何か酷い事したから…。」ポロポロ
クリスタ「み、ミカサは悪く無いから!ね?」オロオロ
ミカサ「でも…、でもぉ…。」ウゥッ…
ユミル「クソッ…、エレンの野郎…。」
ユミル「今度会ったら容赦しねぇからな…。」ゴゴゴゴゴ
>>71、ソンナイイモンジャニッスヨ。
マジデ。
------
----------
エレン(あー、邪魔が入った。)ツカツカ
エレン(全く、空気読めよな…。)ハァ…
エレン「にしてもいいパンチだったな…。」ズキズキズキ
エレン(…あ、あと少しで飯か。)
エレン(今日は…、どうせ固いパンとスープか。)フッ
エレン(…。)
エレン(でも、ご飯楽しみだなぁ…。)
エレン「早く食堂行ってみよっと!」タッ
ジャニってなんだよ…、ジャネだよ…。
----食堂----
ざわ…
ざわ…
アルミン「いいかい?エレンが来たらまず理由を聞くんだよ?」
ベルトルト「僕はわかってるけど…。」チラッ
ライナー「アイツ絶対ぶっ飛ばす…。」フーッフーッ
アルミン「もう!!」
アニ「全くライナーは…。」ハァ…
ユミル「アイツが来たらまず顔をぐちゃぐちゃに…。」ニヤァ…
クリスタ「ユミル!!」
ユミル「だってよ…。」
ミカサ「エレン…。」
ギィィィィィッ…
一同「「「「「っ!!!!」」」」バッ
ジャン「おいーっす。」ガチャッ
アニ「ふんっ!」ブゥンッ
ジャン「おべぇっ!!」バキィッ
マルコ「うわぁっ!!」ビクッ
ミカサ「空気読んでジャン…。」
ユミル「ぺっ!」
クリスタ「ユミル…。」
アルミン「ジャン…。」
ベルトルト「ジャン…、可哀想な子…。」
ライナー「ふーっ!ふーっ!」
ジャン「…っ!?……??」ズキズキズキ
ジャン「なんで俺殴られたんだ…。」
マルコ「僕に聞かないでよ…。」
ジャン「痛ってぇ…。」シクシク
アルミン「と、とにかく僕らは…。」モクモク
ベルトルト「エレンに理由を聞く。」モグモグ
アニ「それかなんであんな風になったかの原因を突き止める。」モキュモキュ
ライナー「もしくはぶっ飛ばす。」ガツガツ
アルミン「そう、まずは話し合いから…。」
エレン「アルミン、パン食べないんだったらくれよ。」モソモソ
アルミン「…、…っ!!」ガタッ
アニ「…っ!!」ビクッ
ライナー「こいつ…!!!!」グァッ
ベルトルト「ら、ライナー!!」ガシッ
ライナー「離せベルトルト!」バタバタ
アルミン「い、何時から…。」プルプル
エレン「ジャンが殴られたちょっと後。」モグモグ
エレン「で?僕に聞きたい事があるんでしょ?」
アルミン「っ!!」ピクッ
アニ(…あれ?)
エレン「エレン・イェーガーは何でも知ってるよ。」モグモグ
ライナー「ふざけやがって!!」グッ
ベルトルト「ライナー!!抑えて!!」ガシィィッ
アルミン「じゃ、じゃあ聞くよ…?」オソルオソル
エレン「いいよ?イェーガーは何でも答えるよ。」モグモグ
アニ「…。」ゴクッ…
アルミン「え、エレンはどうしてそんな風になったんだい?」
アルミン「何時から?最初から?それとも…。」
エレン「そんな風に?何が?」モグッ
アルミン「何がって…!現にエレンは今おかしい…。」
エレン「やだなぁアルミン、僕は最初からこうだったじゃないか。」モグモグ
エレン「今までもそうだった、そしてこれからもそうなんじゃない?」モグモグ
アルミン「…。」
ベルトルト「…。」エー
アニ「」
ライナー「くそっ…、ふざけやがって…。」フーッフーッ
エレン「…?どうしてライナーは怒ってるんだい?」モグモグ
アルアニベル「「「なっ!!?」」」
ライナー「テメェ!!自分がした事覚えてないってのか!!」グァッ
エレン「…?」モゴモゴ
エレン「何の事?僕は君を怒らせるような事を…。」モグッ
ライナー「」ブチィッ
アニ(あ、本気だ。)
ベルトルト(ヤバッ…!)ガシィッ
アニ「ベルトルト!!」ガタッ
ベルトルト「分かってるよ!」
ライナー「もう…、もう我慢ならねぇ…。」グググッ
ベルトルト(ち、力強っ…!)ギギギッ…
アルミン「だ、駄目だよライナー!!」ガシッ
エレン「…あ!分かった!お腹が空いてるんだねライナー。」モグモグ
エレン「でもこのパンはあげられないよ?ごめんねライナー…。」モゴモゴ
ライナー「この野郎ぉぉぉぉぉぉ!!!」ブンッ
ベルトルト「うわっ!!」ドザッ
アルミン「おわっ!!」ドッ
ライナー「歯ぁ食い縛りやがれ!!!」ガシッ
エレン「うわっ!俺のスープが…!」オワッ
エレン「もう!何すんのライナー!」プンスコ
ライナー「この野郎…。」ビキビキビキ
ユミル「まった、私も混ぜてくれないか?」
ベルトルト「ユミル!!」
アルミン(ゆ、ユミルまで!)
アニ(あ、ヤバっ。)
エレン「あ、ユミル。」モソモソ
ユミル「よう死に急ぎ野郎。クリスタがずいぶん世話になったな。」ビキビキ
エレン「…?」
エレン「…まぁいいや、ユミル。」モグモグ
ユミル「あ゛?」ビキッ
エレン「スープがこぼれてしまったんだ、代わりを持ってきてくれるかい?」ニコニコ
ユミル「」ビキビキビキビキ
ユミル「手前ぇ…、なかなか余裕あるじゃねぇか…。」ビキッ
ライナー「今からクリスタが味わった苦しみを15倍にして返してやる…。」ググッ…
エレン「クリスタ?クリスタはパンをくれる優しい人だよ。」アハッ
ライユミ「「」」ビキッ
アルミン「な、なんか…。」
ベルトルト「いやなんかじゃ無いでしょ…。」
アニ「…?」
アルミン「で、でも今は二人を止めないと!!」バッ
ベルトルト「そ、そうだね!!」バッ
ライナー「お前よくクリスタに…。」ビキビキ
ユミル「あんな事しておいてよ…。」ビキッ
エレン「あんな事ってどんな事だい?」モグモグ
ライユミ「「こういう事だよっ!!」」グァッ
ベルトルト「ライナー!!」ガシッ
アニ「ユミル!!」ヒシッ
ライナー「なっ…!」
ユミル「離せ!離しやがれ!!」
エレン「…。」
エレン「あー、アルミン?」
アルミン「っ!な、なんだいエレン?」
エレン「俺はクリスタに何をしたんだ?」モゴッ
アルミン「エレン!き、君は…。」
エレン「俺が質問してるんだアルミン。」スッ
アルミン「っ!」ビクッ
エレン「俺はクリスタに何をしたんだ?」
アルミン「そ、それは…。」
アルミン「…。」グッ
エレン「…?」
エレン「答えられないのかアルミン?」
アルミン「…。」
エレン「じゃ、クリスタに直接聞いてくる。」クルッ
アルミン「ま、待ってくれ…!」
エレン「俺が待ってもアルミンは答えられないだろ?」
アルミン「そ、それは…。」グッ
エレン「やっぱな。」
エレン「面倒臭ぇ…、聞いてくるか…。」タッタッタッ
アルミン「い、いったい何がどうなって…。」
クリスタ「え、エレンがこっちに…!ひっ…!」ビクッ
ミカサ「…。」スッ
クリスタ「ミカサ…!」
ミカサ「大丈夫…、きっと大丈夫だから…。」フルフル
クリスタ「…う、うん…。大丈夫だよね…。」
エレン「よぉミカサ、クリスタはどこだ?」キョロキョロ
ミカサ「クリスタはここにいる…。」スッ
クリスタ「ひぃ…。」ビクビク
エレン「お、クリスタ、お前に聞きたいことが…。」
ミカサ「まって…。」
エレン「…なんだよミカサ。」
ミカサ「クリスタに質問する前に私の質問に答えて…。」
エレン「なんでだよ…、面倒臭ぇ…。」ハァ…
ミカサ「いいから…。」
エレン「はぁ…、仕方ねぇな…。」ポリポリ
エレン「手短にな。」
ミカサ「…!」パァァ
ミカサ「え、エレンは私の事を…。」
ミカサ「どう…思ってるの…?」
エレン「あ?家族だろ?」
ミカサ「え、エレン…!」ブワッ
クリスタ(なんだろう…、さっきとは何ていうか…。)
エレン「今更んな事聞くなよ…。」
ミカサ「うん…、ごめんね…。」ポロポロ
エレン「何泣いてんだよ、面倒臭ぇな…。」
ミカサ「うん…、ごめん…ごめんね…。」グスッ
エレン「もういいか?」
ミカサ「うん…、もう大丈夫…。」ポロポロ
エレン「そうか、じゃあクリスタ。」
クリスタ「はひっ!」ビクッ
エレン「ライナーとユミルが怒ってるんだけどよ…。」ポリポリ
エレン「なんでか知らねぇか?」
エレン「俺がお前に何かしたらしいんだけどよ…。」
クリスタ「え、エレン…!」ビクッ
エレン「ダメか…?」
クリスタ「お、覚えてないの…?」ビクビク
エレン「分からないからこうして聞きに来てるんだろ。」
クリスタ「そう…だよね…。」
クリスタ「あのね…、今日の対人訓練でエレンは…。」
エレン「おう。」
クリスタ「エレンは…その…、私に…。」
クリスタ「酷い事をしたの。」ギュッ
エレン「酷い事?酷い事って何さ?」
クリスタ「そ、それは…。」オロオロ
エレン「あー、言いたくないなら良い。」
クリスタ「え?」
エレン「別に詳しく知りたい訳じゃないしな。」
エレン「酷い事か…、他にも何かやってそうだな。」ハァ…
エレン「面倒臭ぇ…。」
エレン「分かった…、ライナー達が怒るのも無理はない。」
エレン「クリスタ…。」
クリスタ「な、何エレン…?」ビクビク
エレン「悪ぃ…。」
クリスタ「な、なんで…!?」
エレン「あとミカサ、多分俺はお前にも迷惑かけてるはずだ。」
エレン「すまなかったな…。」
ミカサ「大丈夫…、もうだいじょうぶだからぁ…。」エグッエグッ
エレン「ライナー達にも謝ってくるわ。」
エレン「面倒臭ぇな…。」ツカツカ
------
--------------
ユミル「一体なんなんだよこいつはぁ!!!」
ライナー「いきなり謝りだしやがってよ!!!」
ベルトルト「落ち着いてライナー…。」ドウドウ
アニ「分から無いのはみんな同じだからさ。」
クリスタ「でも…。」
アルミン「エレンに何があったんだろう…。」
ミカサ「良かった…、エレンが戻って本当に良かった…。」エグッエグッ
エレン「…なんだよこの状況。」ハァ
アルミン「それでなんだけどエレン…。」
エレン「あ?」
アルミン「質問していいかな…?」
ベルトルト「アルミン…!」
アルミン「いいから…。」
エレン「あー…?面倒臭ぇな…。」ポリポリ
エレン「…いいよ、仕方ねぇな…。」フゥ…
ユミル「…ちっ。」イライラ
クリスタ「ユミル…!」
ミカサ「…。」オロオロ
アルミン「エレンは年前に何があったか覚えてるかい…?」
エレン「あ?巨人が壁を壊したんだろ?」
ユミル「そんな当たり前のこと聞いてどうするんだよ。」ケッ
クリスタ「ユミル…!」シーッ
ユミル「へいへい…。」
アルミン「で、そのあとエレンは…。」
エレン「母さんと一緒に逃げたよ。」
アルミン「っ!!!」
ミカサ「エレン…!」
ベルトルト「また…。」
ライナー「アルミンと聞いた話と。」
アニ「違うね…。」
ユミクリ「「どういうこと?」」
アニ「実は…。」カクカクシカジカ
エレン「そんな事聞きたかったのか?」
アルミン「くっ…。」ギュッ
ミカサ「エレン…。」グスッ
エレン「あれ?ミカサはどうして泣いてるの?」
ミカサ「な、なんでもない…。」ゴシゴシ
エレン「また泣いてんのかよ…。」
ユミル「はぁ!?エレンの母親は5年前に巨人に喰われて…。」
クリスタ「で、でもエレンは…。」
アニ「アタシに聞かれてもね…。」
ベルトルト「アルミンとミカサに聞いても同じ答えが返ってくるよ。」
ライナー「エレンの母親は喰われたってな。」
ユミル「じゃ、じゃあアイツは何で…!」
ライナー「さぁな…。」
エレン「もういいかアルミン。」
アルミン「あぁ…、もういいよエレン…。」
エレン「そうか、てっきり俺はまだ質問されるかと思ったよ。」ヨッコイセ
エレン「じゃ、風呂にでも入ってくるわ…。」ツカツカ
メンドクセェ…ハァ…
バタンッ
ミカサ「…あ、アルミン…、どういう事…?」オロオロ
アルミン「分からない…、僕にもわからないよ…。」
ライナー「一体どうしたっていうんだ…。」
アニ「なんにしろ早く戻って欲しいもんだね…。」
ユミル「こっちからしたら迷惑な話だけどな。」ケッ
クリスタ「もう!ユミルったら!」
ユミル「だ、だってアイツはクリスタに…!」
ベルトルト「…。」ウーン
---そして----
エレン「…zzZ」スースー
アルミン「…。」
ベルトルト「…。」
ライナー「…zzZ」グゴーグゴー
アルミン(エレンは一体なんであんな風に…。)
アルミン(エレン…。)チラッ
エレン「…せぇ…zzZ」スピー
アルミン(…明日になれば。)
アルミン(明日になれば全部元…どうり…。)コシコシ
アルミン(も…、眠…。)ウトウト
アルミン(…zzZ)スピョー
ベルトルト(…。)
ベルトルト(………あ。)
---次の日---
ベルトルト「ほら、起きてよ三人とも。」
アルミン「ん…、んぅ…?」ムクッ
ライナー「…あ、もう朝か…。」ガバッ
ベルトルト「ほらエレン。」ユサユサ
エレン「…zzZ」スピピー
アルミン「だめだ…。」
ベルトルト「どうする?」
ライナー「先に行くか。」
アルミン「そうだね、すぐに起きると思うし…。」
ベルトルト「じゃ、先に食堂に行ってるからねエレン。」バタン
エレン「…。」
---食堂---
アルミン「今日もパンと…。」
ベルトルト「スープか…。」
ライナー「肉がくいてぇ…。」
アニ「ほら、文句言ってないで食べな。」モクモクモク
ミカサ「…。」ソワソワソワソワソワソワソワ
クリスタ「ミカサ…。」アハハ…
ユミル「少しは落ち着け…。」
ギィィィッッ
一同「「「!!!」」」」バッ
エレン「…。」ツカツカ
アルミン「え…!」
ミカサ「エレン!!」ガタッ
アニ「…。」モグモグ
エレン「腹…、減った…。」ガタッ
アルミン「エレンの分は取っておいたよ。」スッ
エレン「…足りね。」チッ
ベルトルト(あ…。)
エレン「アルミン、お前のパン寄越せよ。な?」ガッ
アルミン「え、エレンの分ならあるじゃないか!!」
エレン「は?この俺様に逆らうってのか?」ガタッ
エレン「いい度胸じゃねぇか。」ガシッ
アルミン「は、離してよ…!」ウゥッ
ライナー「ちっ!」ガタッ
ベルトルト「またかい!?」ガタッ
アニ「仕方ないね。」ガタッ
エレン「な?寄越せっての!オイっ!!」グイッ
アルミン「や、やめてよエレン!!!」バタバタ
ライナー「エレン!!」ガッ
ベルトルト「アルミンを離すんだ。」ガッ
エレン「あ゛?」ギロッ
アニ「…。」スッ
ミカサ「エレン!お願いやめて!!」
クリスタ「エレン!!」
ユミル「全く、世話が焼ける!!」
ミカサ「エレン!お願いだから元に戻って…!」
エレン「…。」パッ
アルミン「あうっ!」ドテッ
ベルトルト「アルミン…!」
ライナー「大丈夫か?」
アルミン「な、何とか…。」アイテテ…
ミカサ「どうして…。」
ミカサ「どうしてアルミンを…。」
エレン「この野郎がパンを俺様に寄越さないからだよ。」
クリスタ「俺様…?」
ユミル「ぷっ。」クスクス
エレン「何がおかしんだよソバカス女…。」ギロッ
エレン「あとよ…。」
エレン「そこの黒髪…。」
ミカサ「…私?」
エレン「そうだよ、お前以外誰がいんだよ。」
エレン「手前ぇ…、誰だ?」
ミカサ「っ!!」ビクッ
エレン「お前…、誰だ?新入りか?」
アルミン「え、エレン!君はミカサの事を…。」
エレン「黙れ、お前に聞いてない。」
アルミン「ぐっ…。」
エレン「で、お前は一体誰だ?」
ミカサ「わ、私は…エレンの…。」フルフル
ミカサ「か、家族…。」
エレン「ハンッ!馬鹿言え、俺様の家族にお前みたいな奴はいねぇ。」
ミカサ「っ!!エレン!!」
エレン「なんだよ、気安く名前を呼ぶんじゃねぇよ。」ケッ
ミカサ「っ…!」フルフル
エレン「なんだよ、まだ言いたい事あんのか?」
ミカサ「………!!」ダッ
アルミン「あぁっ!!」
ベルトルト「ミカサ!!」
クリスタ「お、追わなきゃ!ユミル!!」
ユミル「わ、私もかよ!」
クリスタ「当たり前でしょ!!」タッ
ユミル「全く…、世話が焼けるなぁ…。」ダッ
ライナー「おいっ!一体何の冗談だ!!」ガッ
エレン「ってーなっ、離せよ!」
ライナー「お前…。」
エレン「離せよ、オイ!!」
ベルトルト「え、エレンはもしかしたら…。」
アルミン「え?なんなのベルトルト。」
ベルトルト「もしかしたらだよ?もしかしたらの話。」
アルミン「いいから早く!!」
ベルトルト「エレンは5年前に目の前で巨人に母親を…その…。」
アルミン「うん…、それで?」
ベルトルト「あぁ、その時のショックからさ何かおかしくなかった?」
アルミン「たとえば?」
ベルトルト「何ていうか…、違う人みたいなさ…。」
アルミン「いや、そんな事は無かった…はず。」
アルミン「しいて言えば調査兵団に入る意志が強くなった事くらいかな…。」
ベルトルト「そうか…、じゃあ違うのかなぁ…。」ウーン
アルミン「なんでそんな事を?」
ベルトルト「いやね、もしかしたらその時にショックが強すぎてああなっちゃったのかなぁ…て。」
エレン「離しやがれ!ボケッ!!」ドコッドゴッ
ライナー「ぐえっ!!ぐぅぅっ…!」プルプル
アルミン「うーん…、でもあんな風になるかな?」
アルミン「ましてやエレンとは言い難い性格もあったしさ…。」
ベルトルト「…アルミン。」
アルミン「なんだいベルトルト?」
ベルトルト「君は今エレンの性格と言ったね?」
アルミン「う、うん。」
ベルトルト「アルミン、性格ってなんだ?」
アルミン「えぇっ!?何でそんないきなり…。」
アルミン「うーん…、その人の個性…かな?」
ベルトルト「なるほどね、でも残念ながら性格と個性は違うんだ。」
ベルトルト「話はズレるけど個性ってなんだ?エレンの個性は?」
ベルトルト「君にエレンの個性が分かるのかいアルミン?」
アルミン「それは…。」
ベルトルト「例えばだアルミン、君の個性はなんだい?」
アルミン「えっ!えぇっと…。」
アルミン「あ!頭がいい事かな!」ビシッ
ベルトルト「お、おう…、でもそれは本当に君の個性かい?」
アルミン「うっ…、そう言われると…。」ウーン
ベルトルト「人間は誰しも個性という名の仮面を被っているんだ。」
ベルトルト「でだ、その仮面を脱いだら何が出てくると思う?」
アルミン「ほ、本当の自分…?」
ベルトルト「…」フルフル
ベルトルト「もう一つの仮面さ。」
ベルトルト「その個性という仮面を脱ぎ続けると最後には何も残らない。」
ベルトルト「自分はこういう個性の奴なんだと思っていてもそれが本当に自分の個性かもわからない。」
ベルトルト「それでいて他人に『俺の個性って何?』と聞いてもわからない。」
ベルトルト「他人に自分の事が分かる訳が無いからだ。」
ベルトルト「そこでだアルミン!」
アルミン「っ!!」ビクッ
ベルトルト「君はもう一度自分の個性を問われて同じ返答ができるかな?」
アルミン「そ、それは…。」オロオロ
ベルトルト「…ごめん、ズレすぎたね…。」
ベルトルト「うーん、じゃあエレンは何であんな風になったんだろ?」
ベルトルト「多重人格?」
アルミン「もう!馬鹿なこと言ってないでエレン止めなきゃ!ライナーがもう限界だよ!!」
ベルトルト「そうだねアルミン。」タッ
エレン「オラッ!オラッ!オラァッ!!」ドボッドボッドボォッ
ライナー「うぉぉ…、この野郎…。」ゼェゼェ
アルミン「エレン!」バッ
ベルトルト「ライナーもエレンのこと離して…。」
エレン「ケッ!元はと言えばアイツが俺様の事…。」
アルミン「わかったわかった…、あとで聞くから…。」
ベルトルト「君もだよライナー…。」
ライナー「アイツの態度に昨日からイライラしててよ…。」
ライナー「すまん…。」
ベルトルト「もう…。」
アルミン「エレン、君は本当にミカサの事を…。」
エレン「あ?誰だよミカサって。」
ライナー「コイツっ!!」
ベルトルト「おさえておさえて…。」ドウドウ
アルミン「あの…、黒髪の女の子だよ。」
エレン「あーね、あいつミカサって言うのか。」ハハッ
アルミン「ホントに覚えてないの?」
エレン「だから何をだよ。」
アルミン「ミカサの事だよ!」
エレン「しつこいな、覚えてないって言ってんだろ?」
エレン「つか、アイツと俺様に何の関係があるってんだよ!」
アルミン「…。」
ベルトルト「重症だなぁ…。」
ライナー「…。」イライラ
エレン「なんだよ、やっぱり何も関係ねー…。」
アルミン「君はミカサと家族だったんだよ。」
エレン「………は?」
エレン「俺が?アイツと?家族??」
アルミン「…。」コクコク
エレン「お、俺様が…、あ…、ミカサと…/////」カァァァァァ
アルミン(今更…?)
ライナー(仕方ない。)
ベルトルト(ミカサ可愛いもんね。)
エレン「お…、うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」ダッ
アルミン「あぁっ!!エレンどこ行くの!!」
ライナー「なんだ、意外と…。」
ベルトルト「純情だったね…。」ハハッ
アルミン「馬鹿なこと言ってないでエレン追わなきゃ!!」
ライナー「そうだな。」ダッ
ベルトルト「もう少しで訓練も始まることだしね!!」タッ
ネマス。
オヤスミンゴ。
ウェーイ。
>>123
お前他のSSも荒らしてるな、死ねよ
てか「そうせ」って何?wwバカか?ww
>>124、かまっちゃダメっすよ。
シカト安定っすから。
--------
-------------
ミカサ「うぅ…、ぐすっ…。」ポロポロ
ミカサ「また…、またエレンに…。」グスッ
ミカサ「私の事…うぅ、嫌い…ぐすっ、なのかなぁ…。」ポロポロ
クリスタ「はぁ…はぁ…、見つけた…。」
ユミル「こんなとこに…、居たのか…。」ゼェ…ゼェ…
ミカサ「クリスタ…、それにユミル…。」
アニ「アタシも…!」ヒョイッ
ユミル「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」ビクゥッ
クリスタ「つ、ついて来てたの!?」
アニ「うん…。」
ミカサ「一体何しに来たの…。」プイッ
ユミル「あらら、いじけてやんの。」ニッシッシッ
ミカサ「いじけてなんか…ない。」ムスッ
クリスタ「あちゃー…。」
アニ「まぁ、面と向かってあんな事言われればね…。」
ユミル「ましてやエレンにだしなぁ…。」ハァ…
ミカサ「…うぅ。」グスッ
アニ「ほら、アンタも何時までもいじけてないでさ。」
クリスタ「そうだよ!エレンだってきっと照れ隠しで言っちゃったんだよ!」
ミカサ「そ、そうかな…?」
クリスタ「そうだよ!きっとそうだよ!」
ミカサ「エレン…。」
ユミル「手前ぇ…、誰だ?」ニヤニヤ
ミカサ「はぁぁぁぁ…。」ズーン
クリスタ「ユミル!!」
ユミル「ごめんごめんwwww」クスクス
クリスタ「もう!!」プンスカ
アニ「とにかく、そろそろ訓練が始まるよ…。」
クリスタ「そうだよ!訓練始まっちゃうよ!」
ミカサ「…そう…ね。」スッ
ユミル「お、流石ミカサ。」
ミカサ「何時までも挫けてられない、それに…。」
アニ「それに?」
ミカサ「エレンが元に戻ってるかもしれないから…。」
クリスタ「うん!元に戻ってるといいね!」
ユミル「じゃあ、早く行こうぜ?」
アニ「そうだね、訓練に遅れたら色々面倒だからね…。」
クリスタ「じゃ、行こう!」タッ
ミカサ「…エレン。」タッ
----兵站訓練-----
アルミン「け、結局エレンは…。」ハァ…ハァ…
ベルトルト「見つからなかったね。」ハッ…ハッ…
ライナー「全く…、どこにいるんだか…。」ホッホッホッ
アルミン「そ、それにしてもこの訓練…。」ゼェ…ゼェ…
アルミン「つ、辛…。」ハァ…ハァ…
ベルトルト「ほら頑張ってアルミン!」
ライナー「なんなら俺が持ってやろうか?」
アルミン「だ、大丈夫だよ…。」
ミカサ「……。」タッタッタッタッ
アニ「………っ。」タッタッタッタッ
ユミル「ケッ、よくあんな涼しい顔して走れるぜ。」タッタッタッ
クリスタ「二人とも凄いよね…。」タッタッタッ
ユミル「大丈夫かクリスタ?私が持ってやろうか?」ヘヘッ
クリスタ「それじゃ意味がないから…。」タッタッタッ
ユミル「さすが私のクリスタ、偉い…。」
エレン「流石ですね。」タッタッタッタッタッタッ
クリスタ「…あれ?」キョトン
ユミル「おい…、なんでお前が…。」
エレン「さぁ、あと少しで訓練も終わります。」タッタッタッタッ
エレン「頑張りましょう、皆さん。それでは。」ダッッ
ユミル「あぁ!おい、待ちやがれ!!」タッタッタッタッ
クリスタ「い、行っちゃった…。」タッタッタッ
ユミル「アイツ…、本格的に壊れ始めたのか…?」タッタッタッタッ
ミカサ「……!!」ピクッ
アニ「………?」タッタッタッタッ
ミカサ「来る…。」タッタッタッタッ
アニ「……何が?」タッタッタッタッタッ
エレン「やぁ、アッカーマンさん、レオンハートさん。」タッタッタッタッ
ミカサ「エレン!!」
アニ「え!レオ…、えぇっ!?」
エレン「アッカーマンさんたちも頑張ってください、それでは。」ダッ
アニ「な…、え、エレン…?」
ミカサ「追わなきゃ…。」ダッ
アニ「えぇっ!?…仕方ないね!」タッ
アルミン「はぁ…、はぁ…。」タッタッタッ
ベルトルト「………。」フゥ…フゥ…
ライナー「ほら、あともう少しだ。」タッタッタッ
エレン「やぁ、元気ですか皆さん。」ダッッ
ライナー「うおっ!!」ビクッ
ベルトルト「な、何…!?」
アルミン「え、エレン…?」ゼェ…ゼェ…
エレン「お疲れの様ですね、アルレルトさん。」タッタッタッタッ
ベルトルト「だ、誰…?」
エレン「しかしこれが終わったら食事です。」フッ
エレン「あともう少しの辛抱です、頑張ってください。」
ライナー「と、鳥肌が…。」ゾクゾクッ
アルミン「き、君エレンだよね…?」
エレン「当たり前です。さ、一緒に頑張りましょう。」ギュッ
アルミン「えぇっ!?」ビクッ
エレン「行きますよ、アルレルトさん。」ダッッ
アルミン「ちょ、ま…!」ゴゥッ
エレン「ふっ…!」ダッダッダッダッダッ
アルミン「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
ライナー「…。」
ベルトルト「行っちゃったね…。」
ライナー「あぁ…。」
ミカサ「あぁぁぁっ!!!」ズサァァァッ
ベルトルト「うわぁぁぁぁぁっ!!!」ビクゥッ
ライナー「な、何だ何だ!?ミカサか!?」
ミカサ「い、今ここに…はぁ…!え、エレンが…!」ゼェゼェゼェ
ミカサ「こ、来なかっ…た…?」ハァ…ハァ…
ベルトルト「え、エレンならもう先に…。」
ミカサ「ありがと………!」ダッッッ
ベルトルト「あ!ちょっとま…、行っちゃった…。」
アニ「はぁ…はぁ…。」ヨロヨロ
ライナー「お、アニじゃないか。」
アニ「な、何て体力してるんだい…。」ハァ…ハァ…
ライナー「あいつは特別だから。」
ベルトルト「ねぇ…。」
---そして訓練後の食堂---
エレン「……。」モクモク
アルミン(だ、誰この人…。)
エレン「…アッカーマンさん、顔についてます。」スッ
ミカサ「あ…、ありがとうエレン////」テレテレ
エレン「慌てず、ゆっくり食べてください。」
エレン「ご飯は逃げませんから。」モクモク
アルミン(マジで誰この人。)
ユミル「逆だろ、普通。」モグモグ
クリスタ「ミカサ幸せそうだね。」ウフフ
ベルトルト「もう僕エレンはこのままでいい気がしてきたよ。」モグモグ
ライナー「俺もそう思うが…。」
ベルトルト「不安定なうえに原因も分かってないしね…。」ハァ…
アニ「はぁ…、疲れた…。」ハァ…ハァ…
アルミン「」
ユミル「エレン、悪いが水を取ってきてくれないか?」
ミカサ「それぐらい自分でやって…。」ギロッ
エレン「分かりました、水ですねユミルさん。」ガタッ
ユミル「悪いな。」ニヤニヤ
ユミル「おい、エレンあのままでいいんじゃねぇか?」ニヤニヤ
クリスタ「ユミル!!」プンスコ
ユミル「冗談だよ、冗談。」ニヤニヤ
クリスタ「もう…。」プンスカ
ミカサ「……!」ピコーン
ベルトルト(あ~、悪い顔してるなぁ~…。)
さ、コピペ分が終わりました。
続きは遅くなると思います。
多分。
じゃ、コンビニイッテキヤス。
ソレデハ。
エレン「さ、これでいいですか?」トンッ
ユミル「おう、ご苦労さん。」
エレン「いえ、これくらいお安い御用ですよ。」ニコニコ
ミカサ「エレン…。」
エレン「ん?何ですかアッカーマンさん。」
ミカサ「わ、私にご飯を食べさせて欲しい…!」
アルミン「ブはぁっ!!」ゲホッ
エレン「…まぁ、別に良いですけど。」スッ
アルミン「良いのかよ!!!」
エレン「さ、口を開けてください…。」スッ
ミカサ「あ…、あーん///」アー
ミカサ「んっ…。」パクッ
エレン「美味しいですか?」ニコニコ
ミカサ「んっ、んっ、わらひもうひんでもいい…?」モグモグモグ
ベルトルト「感極まってるね。」
ライナー「だな。」
アニ「…美味し。」ズズッ
===風呂===
ライナー「ふはぁ~~。」ザパッ
ベルトルト「いや~…。」フゥ
アルミン「気持ちい…。」フハァー
ベルトルト「それでさ、エレンの事どう思う?」
ライナー「まーたエレンの話か…。」ハァ…
ベルトルト「心配だからね。」
アルミン「本当にエレンどうしちゃったんだろ…。」
ライナー「知らんよ。」ヘッ
ベルトルト「だよねぇ…。」
ライナー「アルミンもわからないんだろ?」
アルミン「う、うん…。」
アルミン「ごめんよ…。」
ライナー「アルミンが謝る事じゃねぇよ…。」ハッ
ベルトルト「う~ん…。」
アルミン「…あのさ。」
ライナー「あ?」
アルミン「前から気になってたけどエレンは性格によって記憶が曖昧だよね。」
ベルトルト「あー、そう言えばそうだね。」
ライナー「ケッ、だからどうしたんだよ。」
アルミン「いや、何となく気になってさ…。」
ベルトルト「…もう上がろう、のぼせて来ちゃいそうだよ。」ザパッ
ライナー「だな。」ザパッ
アルミン「そうしようか。」ザパッ
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ジャン「あの日~見た空~♪」フンフン
ジャン「茜…ん?」ピクッ
ジャン「あれは…。」
エレン「…。」ボーッ
ジャン「チッ…、死に急ぎ野郎か…。」ペッ
ジャン(何してんだ?あのクソ野郎。)
エレン「…。」ボーッ
ジャン「おい…、お前何して…。」
エレン「…お前はジャンだよな?」
ジャン「あ゛?」
エレン「ジャン…だよな?」
ジャン「俺以外に誰がいるんだよ。」
ジャン「お前アホか?あ?」
エレン「ジャンかぁ…、そうか…。」トッ
ジャン「おい、何処に行くんだよ!」
エレン「…月が綺麗だね。」バッ
ジャン「あっ!オイ!!」
エレン「…ごめん。」タッ
ジャン「おまっ…!チッ。」ペッ
ジャン「何だあいつ…、気色悪ぃ。」
少しだけですけど更新しました。
ジャ、コンビニイッテキヤス。
ごめ、マジごめん。
ミカサ「んっ、んっ、わらひもうひんでもいい…?」モグモグモグ
じゃなくて
ミカサ「んっ、んっ、わらひもうひんでもいい…♡」モグモグモグ
です。
ホントに申し訳ないです。
じゃ、そういう事で。
ネマス。
やっぱりまた放置すんじゃねーの
>>157、とか言いつつ上げてくれるその優しさ。
===翌朝===
エレン「…。」モグモグモグ
アルミン「…。」モグモグ
ミカサ「エレン…、顔についてる…。」スッ…
エレン「んっ…、ありがと…。」
ミカサ「うん…//」テレテレ
エレン「はぁ…、美味しかった…。」フィ…
エレン「アルミン…、次の訓練…。」ボソボソ
アルミン「え?何か言った?」
エレン「うぅ…、な、何でもない…。」
ミカサ「エレン、次は対人訓練…。」
エレン「そ、そか…、ありがとぅ…。」
ミカサ「いやぁ…///」テレテレ
アルミン(声小さいよエレン…。)
ベルトルト「…。」
ライナー「…どうした?」
ベルトルト「ん?いや、何でもないんだ…。」
アニ「そんなにエレンが気になるのかい?」フフッ
ベルトルト「いや、だってさ…。」
ライナー「まぁ、お前の気持ちも分からんでもないがな。」
ベルトルト「でしょ?」
アニ「いきなりあんな風に…、ねぇ?」
ライナー「だよな。」
ライナー「エレンがもし頭がおかしくなかったとしてな?」
ライナー「俺たちをからかってるだけだとしたら俺は相当な役者だと思うぜ?」
ライナー「もっとも、何でそうしてるのかは知らんがな。」
アニ「だよね。」ウンウン
ベルトルト「からかってるだけかなぁ…。」ウーン
ライナー「いや、もしかしたらだぞ?もしかしたら。」
ベルトルト「うーん…。」
アニ「深く考えすぎるの悪い癖だよ!」バンッ
ベルトルト「うわっ!」
アニ「アイツなら大丈夫だよ、そのうちケロッと治るさ。」ハハッ
ベルトルト「…そうかもね。」フフッ
ライナー「おう!その時にクリスタの事を覚えていたなら俺のこの手で…。」ボキボキボキ
ベルトルト(ま、まだ根に持ってるんだ…。)
すんません、寝ます。
コンビニイッテから寝ます。
ジャ、コンビニイッテキヤス。
オヤスミンゴ。
このSSまとめへのコメント
続きをくれーーーーー
クリスタに腹パンとか鬼畜すぎる
早く続き
出ました、放置プレイ。
放置めんど
続き放置お疲でーす
謎は深まるばかり
新しいスレたてたなら教えてください!