ちなつ「大好きなあかりちゃんのために今日は私がお弁当つくってあげるんだ」
ちなつ「お弁当は幕の内がいいわね」
ちなつ「ご飯と……おかずはまず>>8にしよう!」
花子ハンバーグ
ちなつ「花子ハンバーグがいいわね。櫻子ちゃんの家に貰いに行かなきゃ。」
ちなつ「メールで聞いてみよう『櫻子ちゃんへ これから花子ハンバーグ貰えますか』」
ちなつ「あ、返信きた」
櫻子「『>>19』」
きも
櫻子「『きも』」
ちなつ「櫻子ちゃんひどいなぁ」
ちなつ「仕方ない花子ハンバーグは諦めよう」
ちなつ「幕の内のおかずといえばやっぱり>>31よね!」
シュールストレミング
ちなつ「シュールストレミングよね。いい香り。あかりちゃん、喜んでくれるかなあ……」
ちなつ「お弁当箱につめて、と。あと4つくらいはおかずが欲しいわ」
ちなつ「次は……優しいあかりちゃんにぴったりの>>41にしよ」
鰻
ちなつ「鰻よ!!!」
ちなつ「うなぎ昇りするあかりちゃんの可愛さにぴったりだわ!」
ちなつ「ご飯の上に乗せてうな重にしましょう」
ちなつ「うふふ……ちょっと奮発しちゃったけどいいお弁当になったわね」
ちなつ「次は…いつもあかりちゃんの隣にいる私によく似た>>53がいいわね」
ドリアン
ちなつ「ドリアンがいいわね。」
ちなつ「私みたいな甘ーい恋の味がするわ////」
ちなつ「あかりちゃんにもこの甘さの意味が伝わるといいなあ」
ちなつ「あと2つ、私とあかりちゃんの2人の関係を表す食べ物にしよう……>>63」
サムゲタン
ちなつ「サムゲタン! 私とあかりちゃんが優しい関係でいられますようにっていう気持ちのこもったサムゲタンよ」
ちなつ「完成に近づいたわね。でもこれだけじゃまだまだ。今日こそ私はあかりちゃんに好きだって伝えるんだから、最後にとっておきの>>70をいれなきゃね」
経血レバー
ちなつ「経血レバー。これを入れれば相手は私にメロメロだって本に書いてあったわたくさん胡椒をかけてっと」
ちなつ「完成!」
ご飯
シュールストレミング
鰻
ドリアン
サムゲタン
経血レバー
ちなつ「最高のお弁当ができたわね!」
ちなつ「あかりちゃんがこのお弁当美味しいって言ってくれたら、私はあかりちゃんに告白するんだ」
ちなつ「あかりちゃん、気に入ってくれるかな……」
あかり「ちなつちゃんお待たせー」
ちなつ「あ、あかりちゃん」ドキドキ
あかり「今日はちなつちゃんがお弁当つくってくれたんだよね。楽しみだよ」
ちなつ「えへへ。さあ召し上がれ」
ちなつ「さあ、お弁当だよ」パカッ
ちなつ(まずは外見の印象が大事よね、どうかな)
あかり「>>85」
泣く
あかり「う、ううう…うえーーーーん!」
ちなつ「ど、どうしたのあかりちゃん。なにか嫌いなものがあった?」
あかり「ぐす……グスン」
ちなつ「もしかして食べたくない? 嫌なら……食べなくてもいいんだよ……?」
あかり「ち、違うよぉ」
ちなつ「ならどうして泣くの?」
あかり「ちなつちゃんがあかりのためにこんな豪華なお弁当つくってくれたのが嬉しくて泣いちゃったんだよ」
ちなつ「本当?」
あかり「ほ……本当だよぉ」
ちなつ「うれしーい! あかりちゃんありがとう!あかりちゃんのために頑張ってつくったんだよ。たくさん食べてね」
あかり「うん」
ちなつ「さあどうぞ」
あかり「うん。いただきます」モグモグ
ちなつ(どうかな? あかりちゃんの表情、よくわからないな)
ちなつ(気に入ってくれたらあかりちゃんに告白するつもりだったけど、今はただあかりちゃんに美味しく食べて欲しいって気持ちでいっぱいだよ)
あかり「あのね、ちなつちゃん」
ちなつ「な、なぁにあかりちゃん」
あかり「このお弁当……>>100」
嘔吐
あかり「オエエエエエエエエエエ」
ちなつ「あ、あかりちゃん!?」
あかり「バタン!」
ちなつ「あかりちゃんが倒れた!だ、誰か助けて~」
ちなつ「……グス……ごめんねあかりちゃん、私が経血レバーなんか入れるから……グスン……せっかくあかりちゃんが食べに来てくれたのに」
あかり「ううん、気にしないでちなつちゃん。あかりを喜ばせようとしてしてくれたんだよね」
ちなつ「グス……」
あかり「ちなつちゃんのお料理はあかりには食べられなかったけど、これから2人でお料理のお勉強しようよ。そうすればいつか美味しいお料理ができるよ」
ちなつ「あかりちゃん……私……グスン」
あかり「泣かないでちなつちゃん。あかりちなつちゃんのこと大好きだから、ちなつちゃんが泣いてるとあかりまで悲しくなっちゃうよ」
あかり「あかり、ちなつちゃんがお弁当つくってくれるって聞いてとても嬉しかったんだ。だからいつかあかりに美味しいお弁当食べさせてね」
ちなつ「……うん!」
終わり
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