咲「無差別日記?」和「咲さん日記?」(156)
モブA「宮永のヤツ、最近調子乗ってね?」
モブB「麻雀大会でちょっといい成績残したからって…。なぁ?シメルか?」
モブA「ちょっとこの前まで、どんくさい文学少女って感じの根暗女だったのにな」
・
・
・
咲「ふーん、この先で待ち伏せね。違うルートから登校しよっと…」ポチポチ
優希「おぉー、今回の中間テストの成績上位者が廊下に張られてるじぇ」
和「あら、そうなんですか?」
優希「どーせ、和ちゃんが一位なんだじぇ。わかってるじぇ」
和「今回のテストは、少しミスしましたよ」
優希「私なんかいつも赤点ギリギリなんだじぇ。ミスしまくりだじぇ」ケラケラ
バーン
一位 500点 宮永咲
二位 489点 原村和
優希「あれぇー、咲ちゃんが満点だ…。そんなに頭良かったっけ?」
和「きっと努力したんですよ♪流石、私の咲さん」
咲「二人とも、おはよー。あっ中間テストの…」
優希「咲ちゃん、すごいじぇ!満点とか見た事無いじぇ!」
和「えぇ、完敗です。次回は私も満点取れるように頑張りますね」
ざわざわ…
モブC「宮永、満点だってよ」
モブD「へぇーあいつ、頭良かったんだ。麻雀も強くて、頭もいいってちょっとカッコよくない?」
京太郎(アイツ、数学とかものすごい苦手なはずなんだけど…)
咲(クスクス…、みんな私の事、噂してる…)
咲(私の携帯には無差別に未来を告げる日記が自動的に書かれてる。つまり答えの書いてある解答用紙みたいな人生)
咲(もうテストで悩む事もない、イジメられる事だってない、その気になれば麻雀で振り込む事すらない…)
咲(私、勝ち組!超勝ち組だよ!)
咲「フフッ…」ニヤニヤ
和「・・・」ジーーーー
屋上
咲「この未来日記にはデメリットがあって、この携帯を壊されると私は死ぬらしい…」
咲「でも大丈夫!今の私なら上手くやれる!壊されなきゃいいんだよ」
咲「これがあれば、もうあの時みたいに選択肢を誤って家族を失う事や、お姉ちゃんに嫌われる事もなくなる…」
咲「私が神になるんだ!」
ザーザー
咲「あれ?携帯にノイズが…」
携帯『通り魔によって私は殺される、DEADEND』
咲「はっ!?えっ!?!??!??!?!?」
咲「なに…これ?通り魔?殺される?」
咲「この未来なんなの!?」
スタスタ
咲「だ、誰!?」
和「咲さん。私です」
咲「なんだ和ちゃんか…」
咲(ちょっと待てよ。未来日記に屋上に和ちゃんが来るなんて、未来は記されてなかったはず…)
咲「の、和ちゃん、ごめんね。それ以上近づかないでくれるかな?」
ピタッ
和「・・・」
和「・・・」
和「・・・咲さん」
和「その携帯に記されてる未来は、間違いなく咲さんの未来です」
咲「ッッ!?」
咲(なんで和ちゃんが、未来日記の事知ってるの!?なんでなんで!?)
咲(もしや殺されるって…、和ちゃんに!?)
咲(そんなバカな!?私達は友達のはず…。友達を裏切るなんて…。でも未来日記は絶対)
咲(つまりこの未来はかなりの高確率で起こり得る未来)
咲(逃げよう!和ちゃんには悪いけど、今は逃げて明日謝ろう!)
咲「ご、ごめん!私、部長に用事頼まれてたんだ!急いでるから、失礼するね!」ドヒュー
和「心配しないで下さいね。咲さんは私が必ず守りますから///ってあれ?咲さんは」キョロキョロ
咲(学校じゃ危険だ!誰も人が居ない所に隠れて、今日が過ぎるのを待とう)
ザーザー
咲「なんで携帯にノイズが!?未来が変わってるの!?」
和「さーきーさん。逃げないで下さいよー」
咲「ひっ、ヒィ!?」
タッタッタ
咲「なんでなんでなんで!なぜ、和ちゃんがなぜ先回りしてるの!?」
和「逃げられてしまいました。さて、次の場所はっと」パカッ
咲(あれから三度も先回りされてしまった…)
咲「まるで未来がわかってるような…。こんな事、私しか出来ないはずなんだけど…」
廃ビル
咲「もう走るのも限界だよ…。ここで身を潜めて隠れてよう…」
咲「エレベーターだ…。適当に押してっと…」ポチッ
ガッ
咲「ほぇ?」
和「さーきーさん。逃げるなんてひどくありませんか?愛の逃避行ですかー?」
咲「ひ、ひひひひひひぃぃぃぃぃい」ガタガタ
咲「まさか…和ちゃんも」
和「気づきましたか?未来日記所有者ですよ」ニコッ
咲「あっ…あっ…」カタカタ
咲(こ、殺される!?)
咲(鞄の中にカッターナイフがあった!くっ…これで!)
咲「えぃ!」ブン
和「おっと、咲さん。そんな物振り回したら危ないですよ?私以外なら大怪我してましたよ」ヒョイ
和「そんな悪い咲さんにはお仕置きです♪」ハムッ
ちゅ~~~~~~~レロレロ
咲「!?・・・・・・・!!?」
和「・・・」プハー
咲「私のファーストキス…」
和「私もですよ。命の恩人になるのですから、これくらい安い物ですよね?」
咲「命の恩人って?」
和「咲さんは勘違いしてますよ。誰が咲さんを殺させるものですか…」
咲「えっ…」
和「・・・」チラッ
?「・・・」コツコツ
和「来ましたか…。ニュースで最近話題の通り魔。未来日記三番目の所有者です」
和「なぜそんな事知ってるかって顔ですね。私の日記で、咲さんの未来を見たからですよ」
咲「和ちゃんの日記?」
和「これですよ」パカッ
咲「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」
咲「この日記…私の事ばっかり書いてあるじゃん!?」カタカタ
和「私の日記は咲日記。咲さんの未来を10分刻みで把握する、愛の日記です」ニコッ
咲(和ちゃんってこんな変態さんだったの!?)
和「だから咲さんの未来は私の物です」ニコッ
咲(いやいやいやいや…、すごく気持ち悪いよ!)
和「むっ!?アイツが来ましたよ!咲さん」
咲「ど、どうしよう!?逃げなきゃ!」
和「逃げる?いいえ、戦うんですよ!屋上へ行きますよ」
タッタッタ…
屋上
咲「こんな所、どうするの!?逃げ場がないよ!」
和「迎え撃ちます。とゆーか、未来日記所有者に逃げても無駄です。すぐ見つかりますよ」
サード「ははは、大きいおもちをぶら下げてる割には走るの速いね。私は走るの遅いから苦労しちゃったよ」
和「あら、私達の事知ってるんですか?」
サード「うん、君達二人とも有名だからねぇ」パカッ
マスクを外すサード
咲「あ、貴方は!?」
>>35
咲キャラで
ちゃちゃのん
いちご「団体戦優勝おめでとう」ニィー
咲「広島のアイドルの人!?」
和「佐々野いちごですね」
いちご「そうじゃー、ちゃちゃのんの顔くらい知ってるじゃろー?」
和「貴方が大型のナイフを使い殺人を繰り返す通り魔でしたか…」
いちご「アイドルちゅーのは、ストレス溜まるんや。ちょっとゴミ掃除して、ストレス解消しとっただけじゃ」
いちご「しかし、未来日記ちゅーのは便利な品物じゃ。これでもうわしが捕まる事はない」
咲「・・・」カタカタ
いちご「しかしあんた等が日記所有者やったとはな?特に、宮永咲。あんた、最近派手に行動し過ぎてるけ」
いちご「かーーーんたんにわかったよ」ニィィ
咲「ひっ…」カタカタ
いちご「あんたの麻雀の才能、ちょっと嫉妬しとったんじゃ…。まぁ、なるべく丁寧にバラしてあげるよ」
和「させる思いますか?」
いちご「あんた、この大型ナイフが怖くないか!」
和「全くもって」
いちご「いい度胸じゃ。あんたも一部では麻雀界のアイドルとか呼ばれてるようじゃしな。麻雀界のアイドルは一人でいいんじゃ」
和「私は咲さんだけのアイドルです」
いちご「その大きなおもちから、解体してやる!」
和「嫌ですよ。痛いし」
咲「の、和ちゃんの武器は、鉄パイプ。か、勝てるのかな!?」
いちご「うおおおおおおおおおお!」ブンブン
和(流石に近づくのは怖いですね…。メール送信っと)
咲(和ちゃんからメールだ!えーと、何々。一度だけいちごさんの目を逸らして下さい)
咲「や、やらなきゃ!和ちゃんが死んじゃう!」
いちご「えぇーい、くそ。見かけによらず身軽いヤツじゃ。当たらん。携帯見て、確実に当てる」パカッ
和(今ならば…)
咲「えい!」パラパラ
咲、鞄に入ってた麻雀牌のセットをいちごにぶちまける
いちご「な、なんじゃー!?」
いちご「げっ、イーピン!?」
和「今です」バキッ
いちご「いたぁぁぁぁぁぁ!」
和の渾身の一撃は、いちごの右手にクリーンヒット。
コロコロ
咲「あっ、携帯が転がって来た…」
和「咲さん!その携帯を今すぐ壊して下さい!」
咲「うん!」バキッ
咲(未来日記の代償、携帯が壊れるとどうなるんだろ)
いちご「アあぁぁああぁぁああ、あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛」プチュン
咲「き、消えちゃった」カタカタ
和「つまらない戦いでしたね。お腹すきました」
咲「えっ…」
和「咲さん、一緒にご飯食べませんか?今日はお父さんが帰って来ない日ですよね?」ニヤ
そして後日、神の間へと招待された咲
デウス「ようこそ、最初の勝者ファースト」
咲「デウスさん!?」
?「へぇー、あの子が、サードを倒したファーストか」
和「・・・」
咲(和ちゃんも居るの?)
デウス「では、みな揃った事だし、サバイバルゲームについて説明をしよう」
説明は原作読んでね☆
デウス「説明は以上だ」
咲「つまり日記所有者を全て倒して、このサバイバルゲームに生き残れば神になれると?」
デウス「そうだ。殺される前に殺せ」
咲(神になれれば、死んだ人とか生き返らせる事が出来るのかな?お姉ちゃんと仲良かった時代からやり直せたりするのかな?)
和「・・・」
デウス「では、これにて閉会。諸君らの検討を祈る」
後日
咲(しかし持ってるだけでヤバい品物だし…。あまりもう使わないようにしておこう…)
>>63「もしもし、そこの貴方。宮永咲さんですよね?」
咲「あっはい」
>>64「職員室にどっちに行けばいいかな?」
咲「ここを出て、左に曲がって貰えれば…」
>>63
携帯電話「逃亡日記」を持つ咲キャラ
自分の未来の逃走ルートが記録される能力を持つ。安全な逃走経路を知ることができる。
ごめん>>66
モモ
咲「東横さんじゃないですか。どうしたんですか?」
モモ「転校して来たっすよ」
咲「転校!?」
モモ「くっくっ…、宮永さんが最近急に成績良くなったり、人が変わったみたいって聞いたっすからね…」ジー
咲「そ、そんな事無いよ!普通普通」
モモ「本当っすかー?」ジーーー
咲「あぅ…」
モモ「宮永さんって麻雀やってる時は怖いけど、こうして見ると普通の女の子っすよね」
咲「な、なにがですか!」
モモ「目は口程に物を言い…、いい携帯っすね」
咲「あわわわわわ」カタカタ
モモ「サードをやったのは、宮永さんっすね」ユラッ
咲「ひ、ひぃぃぃぃぃぃ」
ザーザー
携帯『9thに襲われて、私は爆死する』
咲「あぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」
モモ「私は目立たないから、目立つ殺し方が大好きなんっすよ」
ドゴーン!
モモ「誰か来たっすね。まぁ、私は誰にも見つからないっすけど」
和「見えてるとか見えないとか、そんなオカルトありえませんよ!東横桃子さん!」
モモ「おっぱいさんっすか!?」
モモ「あっちゃー、おっぱいさんとは相性悪いっすからね。ここは逃げます」
和「逃がしませんよ!咲さんに近づく、日記所有者は私が全員ブチ殺します!」
モモ「こわー。宮永さん、フラグは立ったっす。三時間後です。貴方は死にます」
咲「」カタカタ
和「おりゃーーー!」
ピンク、消火器を振り回してモモの脳天をカチ割ろうとするも…
ドドドドドド、ドンッ!
ゴゴゴゴゴ…
咲「な、なに!?爆発してるの!?」
和「咲さん、逃げますよ。校舎が崩れます!」
タッタッタッ
咲「う、うん!」
和「爆弾ですね」ギリッ
咲「怖いよぉ…、このままじゃ殺されるよ…。爆弾って何なのさ…」カタカタ
和「大丈夫ですよ。咲さんは死にません。私が東横さんを先に殺しますから」
咲「…和ちゃん」ギュッ
和「咲さん」ギュッ
和「私、咲さんのためなら何でもしますよ」
咲「何でも…」ゴクリ
咲(このままじゃ私は殺される…。殺されたらゲームオーバーだ…。今だけでも和ちゃんを味方につけるんだ…)
咲「和ちゃん、私を出来るだけ守って欲しい」
和「///」パァーー
和「わかりました、その代わりと言っては何ですが…」モジモジ
咲「…私も出来る事なら、何でもするよ」
和「ではこの前のキスの続きを///」モジモジ
咲「わかった」
咲(そう…これは必要な事なんだ…)
モモ「この学校は、東横桃子が占拠したっす。校内の至る所に爆弾が稼働中っす」
モモ「死にたくない人は教室から出ない方がいいっすよ。そして、全校生徒が私の人質っすよー」
ざわざわ…
久「あの子、何て事してくれたのよ…」
モモ「さて、ところで私の目的は宮永咲さんだけっす。みなさんの手で宮永咲さんを捕まえて下さい。そして私に引き渡して下さい」
モモ「そうすれば…これ以上の犠牲者を出さない事を約束します」
モブ「生徒会長どうしますか?」
久「全校生徒の命と、咲の命一つじゃ決まってるでしょ…。カワイイ後輩なんだけど…」
久「全教室に校内放送するわよ!放送室に行くわ!着いて来なさい」
モブ「わかりました」
久『全校生徒のみなさん、みんなで協力して宮永咲を捕まえましょう。そうすれば助かります』
優希「部長…」
京太郎「くっそたれ!」
久『東横さん、今から咲を捕まえるから爆弾のスイッチは押さないでくれるかしら?』
モモ「了解っす。制限時間は一時間っすよー。はい、よーいどん」
咲「ねぇ…和ちゃん。この日記の事、信じて貰えるかわからないけど、みんなで考えれば何か打開策が出て来るんじゃないかな?」
和「賛成しませんね。後、信じて貰える保証がありません」
咲「でも…みんな仲間だし、友達だし…。助けたい」
和「・・・」
ちなみに咲達は、久の校内放送を聞けない場所に隠れてたって事で。
京太郎「おーい、咲、和」
優希「おーい、咲ちゃん」
咲「優希ちゃんに京ちゃんだ!」パァー
和「携帯はっと…」ポチポチ
和「異常はない…。でも嫌な予感がします」
咲「京ちゃん」タッタッタ
和「咲さん、駄目ですよ!不用意に近づかないで下さい!」
京太郎「咲、探したぞ」ガシッ
咲「えっ…」
京太郎「暴れんなよ…暴れんなよ」
咲「京ちゃん、痛いよ。離してよ」ジタバタ
京太郎「暴れんなって言ってんだろ!優希、足を押さえつけろ」
優希「わかったじぇ」
咲「二人とも辞めてよ!」
ブチィ!
和「須賀!汚い手で、咲さんに触るなぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」
バキィ!
京太郎「おぶぅ!」
久「まこ、和を押さえつけるわよ!」
まこ「おぅ!他のみんなもわしに続けー」
和「うわあああああああ!離して下さい!離して!」バタバタ
まこ「うおっ、なんちゅーパワーじゃ。とても女二人では押さえつけれん」
久「確かにそうね!男の子、ボサっとしてないで手伝いなさい!」
男「ういっす」
京太郎「いててて」
優希「犬、鼻血が出てるじぇ」
京太郎「和のヤツ、思いっきり顔面に叩き込んでくれたからなぁ…。いてぇ」ヒリヒリ
京太郎「おい、咲。立て。行くぞ」グイ
咲「・・・」
優希「咲ちゃん、その危ない携帯は私に渡すじぇ」
咲「…はい」ポン
咲「私達って仲間じゃなかったの?」
京太郎「・・・」ズルズル
咲「ねぇ優希ちゃん!」
優希「あのな…。実は私と犬は先月から付き合ってるんだじぇ」
咲「えっ!?」
京太郎「仲間の命と、恋人の命なら、恋人の命の方が重いだろ」
咲「うっ…うっ…」ポロポロ
ドサッ
京太郎「はいよ、約束の宮永咲だ」
モモ「了解っす。そこに捨てておいて下さい。タコスさんは携帯を私に」
優希「ん」スッ
咲「みんな嘘だよね!?嘘だと言ってよ!私達、仲間だよね!」
京太郎「・・・」メヲソラス
優希「・・・」メヲソラス
モモ「」クスクス
モモ「さて、爆弾は自立稼働に切り替えたっす。みなさん動かない方がいいっす」
モモ「さようなら、清澄の大将さん」
和(この人達、仲間じゃない!咲さんを殺そうとする人なんか仲間じゃない!」
部長「・・・」
まこ「・・・」
和(何を犠牲にしても…守る!)
和「ねぇ…部長。部長の耳ってとってもキレイですよね」
部長「な、なによ。こんな時に。褒めたって離さないわよ」
和「ふふふ、そうですか。キレイな耳だなーと思って…。噛み千切ってしまいたいくらい」
久「えっ…!?」
ブチィィィィィ!!!!!
久「ぎゃあああああああああ!」ポタポタ
まこ「久、耳が!?」
和「まずっ…。咲さんの耳なら、きっとおいしいのに」ペッ
まこ「しまった!つい離してしもた!」
和「今、助けに行きますからね!咲さん」
ドドドドドド
久「うぐっ…」
まこ「今すぐ手当てせんと!」
久「私はいいから…。今すぐ和を追いなさい!」
まこ「ゆうても爆弾が自立稼働してるから動いたら、爆発するんじゃ」
和「死ね!死ね!みんな死んで下さい!」タッタッタ
ドゴン!ドンッッ!
和が走り回るから、学校の至る所にあった爆弾が爆発してます
>>113「そろそろ、うって出るか」
>>114「狙撃は中止ですか?」
>>113「うん、私が捕まえるよ。援護してくれ」
咲キャラで
>>113は未来日記所有者
>>114は部下か後輩になる。未来日記の事は知らない
加治木ゆみ
池田ァ!
咲「和ちゃんの声が途絶えた…」
モモ「やっと死んだっすか…。あの人、ホントおっかないっす」
モモ「まぁ、死ぬのは宮永さんだけじゃないっす!全て爆散させるっす!」
みんな「!?」
ゆみ「おいおい、盛り上がってな。私も…」
池田「混ぜろよ!」
ゆみ「・・・」
ゆみ「まさか宮永咲、君がファーストだったとはな…」
咲「加治木さん!」
ゆみ「君は私が保護する。しかしテロリストとは、いい趣味とは言えないなモモ」
モモ「先輩。やっと釣れましたね、いや4thかな」
咲「加治木さんが未来日記所有者?」
ゆみ「すまないな。種を明かせば、モモの目的は君ではなく私なのさ」
ゆみ「私の日記は捜査日記、90日先までのあらゆる事件を予知する」
ゆみ「神になるつもりはない。ただこんなイカレたゲームを潰したいだけさ」
モモ「流石、先輩。正義感溢れるっす。大好きっす」
ゆみ「じゃあ、大人しく掴まれ」
モモ「出来ない相談っすね。人質もいっぱい居ますよ。見捨てるんっすか?」
ゆみ「・・・」
ゆみ「・・・」
ゆみ「・・・うーむ」
モモ「宮永さんを殺して、先輩は自害して下さいっす。それで人質を解放します」
モモ「私は神になります。私の行動パターンを全て知ってる先輩と先輩の日記は最大の障害なんっす」
モモ「だからここで脱落して下さい!私が神になれば、先輩は必ず生き返らせてあげますから」
ゆみ「ふーむ」
咲(加治木さんは頭がいいから、ここからナイスな打開策とか…)
ゆみ「・・・」ジーー
咲「・・・」ニコッ
ゆみ「・・・すまんな。宮永。状況が変わった」チャキッ
ゆみ、ナイフを咲の喉仏に当てる
咲「ッッ!?(やっぱり)」
咲「せめて…私の死を有効に…、死んでも駄目なヤツって思われたくないんです…」
ゆみ「約束しよう」
咲(和ちゃんの気持ちを利用した…。罰が当たったんだ…。自分じゃないも出来ないくせに…)
咲「和ちゃん…、ごめんね」
パリーン!
モモ「何事っすか!?おっぱいさん!?そこ二階っすよ!」
和「うおおおおおおりゃーーーーーーー!」
和「咲さんを殺させません!」ブスッ
モモ「いっっっっ!思いっきり刺しましたね!?痛いっすよ!」
ゆみ「今だ、三人でモモを襲うぞ!」
咲「は、はい」
モモ「流石におっぱいさんと先輩を相手にするのはマズイっす!捌ききれません!」
モモ「ステルスモード!」
和「見えてるとか見えてないとかSOA!」バキィ
モモ「ごがっ!」
ゆみ「携帯を落とした、宮永。今だ!やれ!」ナイフを渡す
咲「は、はい」
咲「加治木さんは!?」
ゆみ「モモの行動パターンを読んで、出口を封鎖する。ステルスモードになったら、もう捕まえられん!」
咲「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」
モモ(まずいっす、携帯狙われてるっす。携帯を破壊されたら終わり…)
ガシャーン、ゴロゴロ
ブスッ
咲「あれ…、なんか刺さった」
モモ「がぁぁぁぁぁぁ!宮永咲!私の目を刺したっすね!?」
咲「ひぃ!ごめんなさい!」
ゆみ「その傷じゃ、もう逃げれないだろう。出口は封鎖してある。モモ、携帯を私に渡せ」
モモ「嫌っす!そして私の日記は逃亡日記、ステルスモードと合わさって、逃げられない場所などないっす!」ポチッ
モクモク~
ゆみ「しまった、煙幕か!爆弾だけではなくそんな物まで用意してたか」
モモ「三人とも、勝負は預けるっす!」
・
・
・
ゆみ「池田ァ!そっちにモモが現れなかったか!?」
ゆみ「しまった…。逃がしたか…」
咲「死ななくて良かった…」ホッ
ゆみ「きっとモモや、他の所有者は宮永を狙ってくる。奴らを捕まえなきゃ、このゲームは終わらないぞ?」
咲「…そうですか」シュン
ゆみ「そこでだ。私と宮永と原村で、共同戦線と行かないか?」
咲「加治木さんが居るなら、心強いですね。ぜひ、よろしくお願いします」
和「・・・」ボケー
和「・・・」ニヤニヤ
和「・・・」ニヘラ
咲「和ちゃん、どうしたの?ボーとして」
和「いえいえ、何でもないですよ。行きましょうか」
和の携帯『20XX年07月28日
咲さんと私が結ばれる、HAPYYEND』
とりあえず、終わる
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