夏海「安価で姉ちゃんを救う!!」 (96)
それは突然のことだった。
いつものように、グラウンドでみんなとサッカーをしていた。
夏海「うおおおおおおおおおおおお!!!」
れんげ「なっつん!シュートなん!」
蛍「センパイ!夏海先輩を止めてください!」
小鞠「えぇ!?む、無理だよ!」
夏海「うぉりゃああああああああ!!」
小鞠「ぐぇっ!!!!」
夏海「ね、姉ちゃん!? ごめん!大丈夫!?」
小鞠「いってて…なんなの
バタッ
小鞠「」
夏海「姉ちゃん!?」
ウチのシュートが、姉ちゃんの胸を直撃したのだ。
蛍「センパイ!?どうしたんですか!」
夏海「姉ちゃん!姉ちゃん!!!」
れんげ「こ、こまちゃんが倒れたのん!」
小鞠「」
夏海「こ、これは…>>5だ!姉ちゃんは>>5を起こしてる!!」
脳卒中
かず姉
来たか!昨日の面白かったし期待
蛍「脳卒中!?」
れんげ「それなんなん?」
夏海「説明は後だ!」
夏海「ほたるん!>>12をお願い!」
蛍「わ、わかりました!」
姉ちゃんの心臓マッサージ
ザメハ
蛍「ザメハ!?なんですかそれは!」
夏海「あれだよ!あれ!回復呪文の!」
蛍「で、でも私そんな能力ありません!」
夏海「くっ……仕方ない!急いで>>17してきて!」
姉ちゃんと市役所に婚姻届を出
転職
ドラクエネタが続いてるな…次は真面目に安価とるか
蛍「転職…?」
夏海「あー、でもうちら学生だから、転校?」
蛍「転校って…そんな!?」
夏海「一刻を争うんだ! ほたるんには申し訳ないけど…」
蛍「わ、わかりました!小鞠先輩のためですから! …ですよね?」
夏海「もちろん」
蛍「わ、わかりました。皆さんのことは忘れません。また会えるときが来たら……」
夏海「そのときは、またみんなで一緒に遊ぼう!」
蛍「はい……皆さんのお元気で…さようならうわああああああああん」 タッタッタッ
れんげ「うちは何すればいいん?」
夏海「れんちょんは>>25してきて」
ほたるんを連れてきて
標準語を覚えて
ほたるん可愛そう(´;ω;`)
夏海「標準語を覚えて」
れんげ「標準語?どうすればいいのん?」
夏海「ほたるんに着いていって、教えてもらいなよ」
れんげ「ほたるんに会えるん!?」
夏海「あぁ。いってきなれんちょん」
れんげ「あ…でも……そしたらウチも…転校…」
夏海「あはは、心配するなって。姉ちゃん助けたら会いに行くから」
れんげ「本当なん?」
夏海「うん」
れんげ「うち、ほたるんに標準語教わってくるん!」
夏海「おー、行ってらっしゃ~い」
れんげ「なっつんバイバイな~ん!」タッタッタッ
夏海「さて……ウチは>>31でもするかな」
姉ちゃんに人工呼吸
こまちゃんの発育具合を念入りに調べる
小鞠「」
夏海「しっかし姉ちゃんはちっこいな~」
夏海「姉ちゃんが気絶してるうちに……」
モミッ
夏海「お? てっきりまな板かと思ってたけど…意外とそうでもない?」
モミモミ
夏海「ってウチは何を!?」
夏海「……それにしても姉ちゃんいつまで寝てるんだ?」
小鞠「」
夏海「ていうか、姉ちゃん、息してない…?」
夏海「心臓の脈もとれない…」
夏海「ね、姉ちゃん!?姉ちゃん死んでないよね!?」
や、やべえ
今度の安価はこまちゃんを救ってやるぜ!
小鞠「」
夏海「お、落ち着こう」
夏海「そうだ、確かこういう時は>>37するんだった!」
熱い人口呼吸
このみちゃんに助けを請う
夏海「た、確かこういう時は熱い人工呼吸だ!」
夏海「でも、人工呼吸って…姉ちゃんとキスするってことだよね?」
小鞠「」
夏海「いくら姉ちゃんとはいえ…」
夏海「いや、余計なことは考えるな!このままだと姉ちゃんが死んじゃう!」
小鞠「」
夏海「よ、よし!」
チュウウウウウウウウウウ
……
夏海(う、うわあああああ!姉ちゃんとキスしちゃった…///)
なっちゃんかわええええええええええ
夏海「って!これじゃキスしただけじゃん!」
小鞠「」
夏海「も、もう一回!」
チュウウウウウ
夏海「ふぅーーーーーーーーーー」
小鞠「」
夏海「ふぅーーーーーーーーーー」
小鞠「」
一穂「あのー…二人とも何してるん?」
夏海「かず姉! 大変なんだよ!姉ちゃんが倒れた!」
一穂「こまちゃんが!?」
小鞠「」
一穂(こ、これは……>>44だ……)
たぬき寝入り
だっぴ
これは>>1も困る安価だろうな
一穂(これは確か……だっぴだったっけ?)ネムイ
夏海「さっきから息してなくて……ウチ、どうすればいいかわからなくて!」
一穂「落ち着いて。こまちゃんが倒れる前何かなかったん?」
夏海「えっと、ウチのシュートが、姉ちゃんの胸に当たって…」
一穂「!?」
夏海「そのあと、すぐに気を失った…」
一穂(こ、これは……>>50だ…)
タヌキ寝入り
ヘビー
夏海「かず姉? なんでそんな暗い顔…」
一穂「なつみ」
夏海「!?」
一穂「こまちゃんが倒れて、何分たったん?」
夏海「え? たぶん……>>55分くらいだと思うけど」
1秒
2628000(5年)
なっちゃんは5年間も人工呼吸してたのか…
一穂「……」
夏海「あっははははは!かず姉、2628000分って5年なんだよすごいよねー」
一穂「……」
一穂「もういい」
夏海「へっ?」
夏海「あ、ちょ、かず姉! どこ行くのー!?」
一穂(夏海はことの重大さをわかってないだけだ。そうに違いない…)
一穂(ウチに出来ることは限られているが…)
一穂(まずは>>60に電話だ!)
ほたるん
保健所
一穂(保健所…しかし保健所の電話番号を私は知らないし、調べる猶予もない)
一穂(そう、これは一刻を争う事態だ。)
一穂(ほたるんとれんちょんはどこに行ったのかも気になるが…)
一穂(どうして誰も私に呼びに来ないんだ!)
一穂(……いや、普段から居眠りをしてる私が悪いのか…)
一穂(と、とにかくここは>>67に電話だ!)
便利屋の駄菓子屋の楓
駄菓子屋
一穂(どうして誰も私に呼びに来ないんだ!)
に吹いたwwww
楓『こ、小鞠が!?』
楓『胸にボール?…ま、まさか…わかりました!すぐに行きます!』
楓『そうだ先輩!>>72ありますか!?』
楓『そうです!駅とか病院とかによくありますよね!?学校にもあるはずです!』
新しい小鞠の体
チェーンソー
そろそろ終わらせたいのに安価が終わらせてくれない感がひしひしと
一穂「チェーンソー?確か工作準備室に…」
楓『よろしくお願いします!』
楓「おーい!!」
夏海「……うっ……姉ちゃん…」
小鞠「」
夏海「駄菓子屋ぁ…姉ちゃんが……うごかなくなっちゃった……」グス
楓「クソッ…」
楓「呼吸なし……心拍なし……」
一穂「チェーンソー、もってきたけど…」
夏海「!?」
夏海「駄菓子屋、何する気なの!」
楓「安心しろ。>>77するだけだ」
タヌキ寝入りしている小鞠を驚かすだけだ
神を脅迫
r=r、 \ \
「L , |!三| ト、 「L /\彡'\
| |ムL三レ1 Ⅵ i| //\ \ \ もういい!もうたくさんだ!
| ∠二Y二二 i∨ト、 // \ \ \ このスレを破壊する!
/^ 7 | 「「マア⊥マアコi| | | // \ \
/ /. Ⅵ三「 | |三| |ノ //
. / / 、{三ト、 l x|三レ'i⌒Y⌒i | {
/ / __/ 二丁 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄Ⅵi!.
∠ニ' _()/ /| | ┌───────┐.Ⅵi!. //
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楓「おい神!神様!!」
楓「おい返事しろよ!!」
夏海「駄菓子屋…?」
一穂「どうしたん…?」
楓「なんで…!どうして!小鞠をこんな目にあわせるんだ!」
楓「小さくて、おっちょこちょいで! 不器用で! いつもみんなを困らせて! だけど、いい子だったじゃないか!」
楓「親や、私や、先輩の言いつけを
ちゃんと守って、妹や、後輩たちにも優しくしてた。本当にいい子だった!」
楓「なのに、どうして…なんでこの子が……」
楓「どうして小鞠が犠牲にならなきゃいけないんですかあああああああああ!」
(´;ω;`)
今北産業
>>83
意
味
不
夏海「……え?」
一穂「……」
夏海「だ、駄菓子屋? えっと、冗談だよね?」
楓「……」
夏海「いやいや、うちの姉ちゃんなのに、そんなことあるわけないじゃん?」
楓「……」
夏海「ちょ、ちょっと……え?」
夏海「嘘……?姉ちゃんが?」
楓「……」
楓「残念だが…」
楓「もう小鞠は助からない」
それ以来、ほたるんやれんちょんに会うことは無かった。
ウチはずっと一人で、今まで暮らしてきた。
だけどいい加減、飽きちゃったよ。
姉ちゃん、ごめんね。ウチのせいで痛い思いしたよね?
でも、もう大丈夫だよ。ウチもそっちに行くからね。
ーーまもなく、1番線を、列車が通過いたします。
ーー危ないですから、黄色い線までお下がりください。
夏海「……」
グチャ
終わり
おまえらこまちゃん助ける気無いのかよ……
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