穏乃「なにそれ?」
和「悪魔の実の一種です。それを食べた人は、ノーマルだろうがホモだろうが、必ず百合人間になります」
穏乃「へぇー、私みたいにゴム人間になるの?」
和「いえ、身体的特徴は特に変化しないみたいです。心が変化するだけです。ただ、私が最も必要としてる悪魔の実です」
和「それとグランドラインには、iPS細胞と言うワンピースがあるそうですよ」
穏乃「iPS細胞って何?」
和「なんでも同性でも、子供が作れるようになる魔法の細胞だとか…。世界政府に見つかる前に、何とか見つけないと…」
穏乃「そっか…、じゃあ和はこの村から居なくなるんだね…」
和「すいません。またiPS細胞を手に入れたら顔を見せに来ますね」
穏乃「その…私も着いて行っちゃ駄目かな?」
和「ごめんなさい…穏乃。グランドラインには見た事もないような危険な植物、動物、指名手配中の海賊がうようよ居て、とても今の穏乃が無事に航海出来る海ではありません」
穏乃「そっか…私、役立たずだよね」
和「・・・」
穏乃「その…左腕…、ごめんね!私が悪魔の実なんか食べてしまったばっかりに!」
和「いいですよ。大切な友人の命を腕一本引き換えに守れた。こんなすばらな事はないです」
穏乃「…和」ポロポロ
のどちゃんの左腕は、海の魔物によって食べられてしまいました
穏乃「私、もっともっと強くなるから!修行して和みたいな強い女になるから!」
和「えぇ、穏乃。貴方はきっと強くなれる」
穏乃「いつか私もグランドラインに入って、和を追いかける!」
和「ふふふ、楽しみにしてますね。次に会うのはグランドラインですか?」
穏乃「うん!先に待ってて!絶対追いついてみせる!」
和「わかりました。では、大切な友達の穏乃にコレを預けますね」シュルシュル
穏乃「これは…、和の髪留め?」
和「預けときますね。いつかまた強くなったら、返して下さい」
穏乃「おぅ!任せとけ!」
優希「のどちゃん、そろそろ準備が出来たじぇー」
和「はい、わかりました」
穏乃「私は…海賊王になる!」ドン!!
和「えぇ、また会える日を楽しみにしてますよ」
数年後
穏乃「これで良し…。髪留めもばっちり…。じゃあ、ちょっくら海賊王になって来ます」シュタ
穏乃「まぁ…、船なんか買うお金ないし、イカダでいいかー」
憧「このバカー!イカダなんかで海を渡れるわけないでしょ!」
穏乃「おわー!?憧じゃん!どうしたの?見送りに来てくれたの?」
憧「…私も行く!」
穏乃「えっ?」
憧「海を渡るなら航海士が必要でしょ?私、航海の勉強いっぱいしたから、海の事なら任せとけ!」
穏乃「でも…、危ないよ?海は危険がいっぱいだよ?」
憧「戦闘はシズに任せる!あと、私を守りなさい!」
穏乃「まぁ…そりゃ守るけども…」
憧(ユリユリの実、私も興味があるからね)
憧「シズ一人じゃ無計画過ぎるしね。とりあえず船を買いましょう」
穏乃「でも船を買う大金なんて持ってないよ」
憧「…私が持ってるから。でもちゃんと返してね」
穏乃「う、うん。そーいえばここ数年、憧を見なかったけど何してたの?」
憧「秘密」
「食い逃げだー!」
穏乃「なにぃ!」
「あいつ海賊狩りの>>22じゃないか!?」
咲キャラでお願いします。
加速下
憧「あいつ赤土晴絵よ!?」
穏乃「誰それ?」
憧「あんたニュースとか見ないの!?海賊狩りのレジェンドと言えば、この辺を荒らしまわってる賞金首よ!」
憧「賞金は6000万ベリー!捕まえたら、船なんか余裕で買えちゃうわよ」
穏乃「へぇー、そりゃすごいね。よーし、いっちょ捕まえてみるか!」
晴絵「あぁーお腹すいて力出ない…」
穏乃「待てー、そこの腹巻!」
晴絵「裸ジャージに言われたくないよ!ってお前誰だよ!」
穏乃「私か?海賊王になる女だ!」ドン!!
晴絵「はぁ?あんたが?(笑)」
晴絵「海賊王小鍛治健夜にでも憧れてるのか?」
穏乃「へっ?海賊王ってもう居るの?」
憧「し、シズ走るの早すぎ…ぜぇぜぇ…。って、あんた小鍛治健夜を知らないの!?」
穏乃「う、うん」
晴絵「アイツは私が倒すべき敵!私はアイツを倒して世界一の剣豪になるよ!」
穏乃「うーん、何か知らないけど、今の赤土さんじゃ無理な気がする」
晴絵「ガーン!?」
憧「小鍛治健夜、この世の海を全て制覇したとも言われて婚活するから海賊なんてやってらんない!って言って突然、姿を消した海賊王だよ」
憧「まぁいいわ。海賊王は事実上引退だもの。シズ、今はあの賞金首を捕まえましょう」
穏乃「合点承知」
晴絵「お前達みたいなクソガキに捕まってたまるか!」
晴絵(お腹すいてるわ、刀が一本しかないけど大丈夫だよな?)
晴絵「伝説煩悩鳳!」ドン!!
穏乃「ゴムゴムの…、穏乃砲!」ドン!!
なんやかんやで、苦戦の末、穏乃が勝ちました
穏乃「ぜぇぜぇ…、あんた強いな…」
晴絵「くっそー刀が三本あって、お腹さえすいてなかったら…」
晴絵「負けは負けだ!あんた達に勝てないようじゃ、小鍛治には絶対勝てない!海軍でもどこでも差し出せよ」
穏乃「…嫌だ」
憧「えっ!?」
穏乃「刀が三本あれば、私より強いんだな!?じゃあ、これからは赤土先生って呼ばせて貰うよ!私の仲間になってよ!」
晴絵「面白い子だね。穏乃は。いいよ、仲間になってやるよ。子供だけじゃ危なそうだしな」
晴絵「私が仲間になったからには大船に乗った気で居なさい!」
穏乃「はい!」キラキラ
憧(海賊狩りが海賊と組んでどうするのよ…。まぁいいか。戦闘要員が増えたし)
「こらー食い逃げー!」
憧「げっ!?忘れてた」
晴絵「ごめん、憧。払っといてー」
憧「なんでもうタメ口なのよ!?」
「毎度ありー」
憧「とほほ」
晴絵「いやー食った食った」ポンポン
穏乃「赤土さんの食いっぷりが気持ちいいねー。私も食った食った」ポンポン
憧「私、水とサラダだけしか食べて無い…」
晴絵「そーいえば航海するにはコックが必要だぞ」
穏乃「コックかー。確かに必要ですね」
憧「料理くらい私が作ってあげるわよ」
穏乃「やだ!コックさんが欲しい!」
晴絵「ここから先の海に、腕の立つ>>40のコックが居るらしいぞ」
咲キャラでお願いします
キャップ
美穂子「」ルンルン
コーチ「福路の料理は評判いいな。池田ァ!1番テーブルに水忘れてんぞ!」
池田「すいませんし!」
池田「お待たせしましたー。ご注文どうぞ」
穏乃「腕の立つコックさん一人」
池田「はい?」
池田「本日のおすすめメニューは、キャップのコトコト煮込んだウエノ愛ハンバーグになってますし」
晴絵「いやいや、私達はコックが欲しいんだよ」
池田「コックさんが欲しいと言われても…」
コーチ「どうした池田ァ!」
池田「コーチ、このお客さんがコックよこせって言うし」
コーチ「ははは、あんた達面白いな!海賊王に世界一の剣豪を目指してるってか」
憧「世界一の航海士も」ボソッ
コーチ「だがここは海上レストラン風越。そして福路美穂子と言えば、風越の看板料理人だ」
美穂子(あの人達、グランドラインを目指してるって…。あそこに行けば上埜さんに会えるかもしれない…)
晴絵「えぇ、ただで欲しいとは言いませんよ。賭けませんか?」
コーチ「ほぅ…、何をだい?」
晴絵「うちの憧と穏乃」
晴絵「そちらは福路さんを」
コーチ「面白そうだね…。しかし、勝負が麻雀なら引き受けよう」
池田(コーチずるいし、コーチはここらで一番麻雀上手いし)
憧(麻雀!?そんな運が絡む勝負で大丈夫なの!?実力行使の方がいいんじゃ…)
晴絵「麻雀ね…。まいったなぁー、あんまり得意じゃないだよなー」
コーチ「ルールくらいは知ってるかい?まぁ、私達は海賊相手にレストランやってるから武力で、福路をさらおうとしても無駄だと思うよ」
晴絵「ですよねー。手荒な真似はしたいくないんですよ。いいですよ。麻雀しましょうか」
晴絵「じゃあ、こちらは憧。そちらはハンデとして、福路さん以外を入れて下さい」
コーチ「まぁそれくらいはいいか。新人の文堂呼んで来い池田ァ!?」
晴絵「ロン」
文堂「うっ」
コーチ「くっ…文堂を狙い撃ちだと!?」
憧(なんだ晴絵、めちゃくちゃ麻雀上手いじゃん)
文堂「面目ありません。点棒を全て失いました…」
晴絵「私達の勝ちですね?」ニヤリ
美穂子「待って下さい!本人の私を抜きにして、そんな話を進められても困ります!」
美穂子「私は海上レストラン風越に恩義がありますし、ここのキャプテンです!私が抜けたら、風越のみんなが困ります」
コーチ「池田言ってやれ」
池田「はいだし。勘違いして貰っちゃ困りますよキャップ。別にキャップが居なくても私達は困らないし」
文堂「…そうですね。次のキャプテンは池田先輩がやればいいですし」
池田「私もウェイター飽きてましたし。妹三人に料理作ってたから、キャップより美味しい料理作る自信ありますし」
未春「最近、福路先輩のメニュー、ウエノ尽くしでお客さん引いてますよ?」
美穂子「み、みんな」プルプル
コーチ「だな。普通の料理作れよ。隠し味に愛なんかいらねーよ」
コーチ「てめーなんか破門だ」
美穂子「うっ…うっ…」ポロポロ
美穂子「本当にお世話になりました!!!!!!!!」
・
・
・
コーチ「行ったか…」
池田「これでやっと夜眠れますよ。寝言でうえのさんうえのさんとブツブツ言って、華菜ちゃん寝れませんでしたし」
コーチ「そうか。料理も上埜さんって子に食べて貰いたくて、料理人になったくらいだからな」
未春「食べて貰えるといいですね。福路先輩の料理は、海上レストラン風越の自慢のメニューですから」
コーチ「誰が福路に料理教えたと思ってるんだ。アイツの料理は世界一美味いんだよ」
穏乃「福路さんの料理うめーーーーーー」ガツガツ
晴絵「ホントに美味しいな!?いくらでも入りそうだよ」ガツガツ
憧(食べ過ぎて、太りそう…)
美穂子「おかわりはいっぱいありますからね♪」
憧「福路さんは、どうしてグランドラインを目指すんですか?」
美穂子「ええっと…、実は手料理を食べて貰いたい人が居まして…」
憧「その人はグランドラインに居るんですか?」
美穂子「わかりません。無茶するような人でしたから、今生きてるか死んでるかもわかりません」
美穂子「でも不思議と、死んでるようには思えないんですよね。そしてどこかで会えると信じてます」
憧「女の勘ですか?」
美穂子「いいえ、運命の赤い糸です」
憧「運命ね…。その人って男の人ですか?」
美穂子「いえ、女の人です。世界一カッコよくて美人で優しくて、頼りがいのある人なんですよ」テレテレ
憧「福路さんとは気が合いそうですわ…。ところで、グランドラインにユリユリの実ってものがありまして…」
美穂子「まぁ、ユリユリの実。とても興味深いです」
憧「ところで船を買おうと思うんですけど」
美穂子「船。これから先は海賊もいっぱい居ますからね。大砲がついてる船じゃないとあっという間に沈められますよ?」
憧「大砲か…。打った事もないけど、あれって当てるの難しいんですよね?」
美穂子「えぇ、センスが必要になりますね。私は両手を料理以外で使いたくないので、ちょっと手伝えません」
憧「そっかー。砲撃手ねぇ…、そんな人、知り合いに居ないし」
美穂子「あっ、私の知り合いの>>63がいいと思いますよ」
憧「わかりました。ちょっと交渉してみましょう」
咲キャラでお願いします
愛宕ネキ
洋榎「ほんでなー、うちのオカンが、七武海と戦った話でなー」
男「もうええし、何回目やねん」
女「ほんまほんま、証人のオカンはどこにおるんや」
洋榎「うっ…、オカンはまだ帰ってけーへんけど…」
男「また嘘かよ。しょーもな」
女「洋榎の妄想はワンパターンやねん」
穏乃「うるせー!行こう!」
灼「お”お”!」
絹「お姉ちゃん…、もうオカンの話するの辞めた方がええよ…」
洋榎「嫌や!うちのオカンはすごい人なんや!いつかワンピースって宝物を手に入れて帰って来るんや!」
絹「そう言ってもう何年も経ったよ…。うちは辛いんや。お姉ちゃんが嘘つき少女呼ばわりされてるのが」
洋榎「うちはウソなんかついてない!?絹、お前がオカンを信じてやらんとどうするんや!」
絹「顔もあんまり覚えてないのに、信じられへんわ…」
洋榎「くっ、もうええ!」
タッタッタ…
洋榎「オカンはすごい人なんや…」
穏乃「ねぇねぇ、君さー。この辺で愛宕って家がどこにあるか知らない?」
洋榎「愛宕はうちやけど、あんた誰や」
穏乃「私?海賊王になる女だよ!」ドン!!
洋榎「海賊王wwwwwwwwwwwあんたみたいな、裸ジャージになれたら、うちでもなれるわ」
穏乃「あれ…今の台詞に、君の顔、どっかで見覚えが…」
洋榎「なんやと?」
~回想~
和「雅枝さん、飲みすぎですよ」
雅枝「あれー、和ちゃんイメチェン?ツインテール辞めたん?」ヒック
和「えぇ、穏乃に髪留めを返して貰うまでサイドポニーします」
雅枝「ふーん、まぁどっちも似合ってるよ。あぁー若いってええなぁー」ヒック
穏乃「おばさん、飲み過ぎですよー」
雅枝「誰がおばさんじゃーコラァ!?確かにあんたくらいの年齢の子供がおるけどやな!」
穏乃「でさー、その後。仲良くなってさ。んで、海賊王になるって言ったら…」
穏乃「君と同じ顔で、同じ事言われたよ」ハハハ
洋榎「おおっ…、こんなタレ目で、髪の毛は珍しい銀髪やったか?」
穏乃「あれって白髪じゃないんだ!?銀髪なのか!うん、後名前が雅枝って呼ばれてたよ」
洋榎「間違いない!それうちのオカンや!?」プルプル
穏乃「あっ、そうなの?似てるもんね。わかるわかる」
洋榎「それでオカンはどこに!?」クワッ
穏乃「グランドラインに行ったよ」
洋榎「グランドラインやと!?勇敢なる海の戦士やん!やっぱりうちの言ってた事は嘘や無かったんやーーーー!!!!!!」
洋榎「ひゃほーーーーい!」ピョンピョン
洋榎「こうしてはおれん、絹に伝えんと…」ドヒュー
この後、シロネコ海賊団と言う悪い海賊達を、穏乃達と力を合わせて撃退する事に成功。
憧「へぇー、大砲の腕前と逃げ足だけは立派じゃない」
洋榎「はぁ!?うちは勇敢なる海の戦士やで!」
晴絵「逃げ回ってた癖によく言うよ」
洋榎「戦略的撤退と言うんや!麻雀でもあるやろうが」
晴絵「麻雀出来るの?へぇー、じゃあこの子達と麻雀して一位なら連れてってやるよ」
洋榎「望む所や」
美穂子「あらあら、強いですね」
憧「くっ、意外としっかり考えてる打ち手のようね」
穏乃「うげー、ビリだー」
洋榎「余裕やな!ははは、しゃーないうちが、仲間に入ったるやん。しゃーなしやしゃーなし」
晴絵「…まぁ約束だしな。ちゃんと働けよ」
洋榎「ふん、偉そうに。あんたが一番年上やし、ここの船長か?」
晴絵「いや違うよ。ここの船長は一応、この子」ポン
穏乃「おなかすいたー、にくー、にくくれー」
洋榎「ええっ、この裸ジャージかいな!?一番、何も考えて無さそうやけど…」
憧「考えてないわよ。だってシズだし」
洋榎「はー、まぁうちが色々とサポートしてやらんとな。ってなわけで、絹。うちはオカンを追って旅立つで」
絹「止めても聞かんねやろ?」
洋榎「当たり前や。うちも勇敢なる海の戦士やで」
絹「そうやったな。行ってらっしゃいお姉ちゃん。お土産はユリユリの実をお願いするで」
洋榎「ユリユリの実?わかった、知らんけどあれば貰ってくる」
そんなわけで、無事に船も購入してローグタウンに辿り着く穏乃一味。
ここは海賊王すこやんが、婚活すると言い出した街。始まりの街。
偉大なる航路に入る最初の街
穏乃「へぇー、ここって何だか寂れてるね」
憧「お願いだから、大人しくしてね。ここは町から海賊を逃がしたことは一度もないって噂だから」
晴絵「なんでも凄腕の海軍の大佐が居るらしい」
美穂子「確かって>>88大佐って人ですよね」
洋榎「部下の>>89もなかなか有名やで」
咲キャラでお願いします
そんなわけで、無事に船も購入してローグタウンに辿り着く穏乃一味。
ここは海賊王すこやんが、婚活すると言い出した街。始まりの街。
偉大なる航路に入る最初の街
穏乃「へぇー、ここって何だか寂れてるね」
憧「お願いだから、大人しくしてね。ここは町から海賊を逃がしたことは一度もないって噂だから」
晴絵「なんでも凄腕の海軍の大佐が居るらしい」
美穂子「確か>>88大佐って人ですよね」
洋榎「部下の>>89もなかなか有名やで」
咲キャラでお願いします
小走やえ
自分で取ってしまたorz
>>91大佐
新免那岐
やえ「お見せしよう!海軍の捕縛術を!」ババッ
海賊「ひぃぃぃぃぃぃ」
やえ「一人捕獲と。どれ、手を見せてみろ」
海賊「あっはい」
やえ「マメありか。きっと懸賞金安いんだろうな…。はぁ…」
やえ「まぁいい。連れて行け」
海軍のヒラ「うっす、やえさん今日もお疲れ様です」
やえ「やれやれ、最近は海賊達の動きが盛んだね。ユリユリの実の噂、だいぶ広まってるようだ」
那岐「ご苦労。仕事熱心だな」
やえ「新免大佐か。今月は私の方が海賊を捕まえたようだ」
那岐「同い年だが、一応敬語使え」
やえ「断る。私はいつか海軍の元帥になる存在。敬語使うのは、新免大佐の方だよ」
那岐「ふん、まぁいいか。それより大物がこの街に潜入してるらしいぞ」
新免那岐の喋り方、あってるか自信ないお
那岐「どうやら、君の生まれ故郷のルーキーらしいぞ」
やえ「奈良の海か?はて、あそこの強いヤツは私があらかた倒したはずだが」
那岐「最近出て来たらしい。君が奈良で大暴れしてる頃とは微妙に時期が異なる」
やえ「ふーむ、では私がお相手しようか。それとも大佐、君がやるのか?」
那岐「剣士が居るなら、譲ってくれ。この二刀流も使わねば、腕がサビるのでな」
穏乃「この辺のご飯はあんまりおいしくないなー」
憧「居心地も悪いしね。一応、私達は賞金首だし早くこの街から出ましょう」
晴絵「えっ、麻雀は?」
洋榎「好きやなー。まぁ、船の上ではこの五人でローテやからな。もう飽きたな」
美穂子「私はもう完全にみなさんの癖を把握してますよ」フフフ
晴絵「でも私がブッチギリ一位だよねー」
洋榎「年の功は伊達じゃないわ」ハハハ
やえ「ならば私がお相手しようか?猿山の諸君」
晴絵「あれれー、いつのまにか囲まれてる」
憧「ぎゃー!コイツ、小走やえじゃない!?奈良じゃ知らない者は居ないって言う!晩成海賊団のボスだったはず」
穏乃「私、知らないよー」
やえ「なんだと、私を知らないのか!?この私を!」
穏乃「知りません。和達としか麻雀打ってないから」
那岐「桃髪のノドカだと?なるほど、アイツの知り合いならば、この懸賞金額も納得だ」ヒラヒラ
晴絵「どれどれー、げっ…賞金一億ベリー」
憧「晴絵より高い」プッ
洋榎「穏乃売って、豪遊しよか!」
憧「こらー!」
洋榎「冗談や」
那岐「…さて、もう捕まって貰うぞ。私達も、暇ではない。手足の一本や二本、覚悟しとけ」ブンッ
ガキン!?
晴絵「ちょっと、待ってよ!せっかく教え子達にいい麻雀相手が出て来たんだ。慌てるなよ」
やえ「ふっ、ならば麻雀で勝負してやろう。お見せしよう海軍元帥の打ち筋を!」
那岐(海賊上がりで曹長になったばっかりのくせに…)
晴絵「じゃあ、私達は外でチャンバラしてようか」
那岐「いいのか?死ぬぞ?」
晴絵「レジェンドって知らない?私、剣士のレジェンドなの」
那岐「三刀流は確かに伝説だな。曲芸として」
晴絵「あぁん?小娘が」
憧「時間ないし、東風でいい?私そっちの方が得意だし」
やえ「もちろん。王者はいかなる挑戦も受けるぞ。私は小三の頃からマメすらできん」
洋榎「うちは小二の頃からマメすら出来てないで」ドヤッ
憧(あら、この小走さんの実力本物だわ…)
洋榎「…」トン
美穂子「…」トン
憧(二人とも真剣に打ってる…)
穏乃「もぐもぐ」
憧(シズーーーーー!?晴絵の助太刀でもしなさいよ!)
穏乃(真剣勝負に手は出さない)
憧(もー!変に真面目なんだから!)
憧「」トン
やえ「ロン、跳満」
憧「ぎゃーーーーー!?シズ、今よ。攻撃しなさい!」
穏乃「えぇー、気が進まないなー。ゴムゴムのぉ…、シズノピストル」バヒューン
やえ「勝負の途中だぞ!?なんて卑怯な!同じ奈良の海出身とは思えん!」
憧「うっさい、勝ちゃいいのよー勝ちゃ」
やえ「だが王者に隙などあるわけ無かろう!パシッ!くらえ海楼石」
穏乃「ふにぁぁぁぁぁぁ」ヘロヘロ
憧「なにこれ!?穏乃がヘロヘロになった」
やえ「これは海楼石と言ってな。悪魔の実の力を持つ者には絶対的効果があるのだ。この通りヘロヘロになる」ペチペチ
憧(あれ…、ユリユリの実いらなくね?海楼石の部屋とか作ればシズをずっと飼えるじゃん)
やえ「ふっ、見よ王者の打ち筋リーチ!」ドン!!
憧(あっ、やばっ。満貫以上なら私が飛ぶ…)
憧「こうなったら、逃げるが勝ちよ!洋榎、美穂子、逃げるわよ」
洋榎「えぇー、まだうちは逆転諦めてないでー」
憧「シズがこんなだし、戦闘要員は美穂子と晴絵だけなのよ!?捕まりたいの!」
美穂子(捕まる→全世界に犯罪者として公表→上埜さんに嫌われる→死ぬしかない)
美穂子「逃げましょう!」
晴絵「お前…なかなかやるな…」ハァハァ
那岐「あんたこそ…。しかし年の差か、息が上がってないか?」
晴絵「10代と20代の体力は違うんだよ!ちっ…、こうなったら最終奥義・伝・説・世・界で…」
憧「晴絵ー、勝てないから逃げるわよー」
晴絵「えぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!?」
ドヒュー
やえ「こらー、まだ麻雀の決着ついてないだろー!」
こうして「偉大なる航路」へ逃げるように入ってた穏乃達。
そして。
やえ「麻雀の決着ついてないから、追う!」
那岐「えぇ…、勘弁して欲しいよ…。給料は同じなのに、危険度が全然違うんだぞ…」
やえ「知った事か!」
グランドラインへ入る海軍達
穏乃「冒険って楽しいよね!」
打ち切りエンド
灼「大噴火!」じゅわ!
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