小鷹「ハーフなんだけどお陰で髪がこんな斑になったんすよ」 (2)

小鷹「ちょっとこの学校だとチャラチャラして見えるかも知れないっすけどよろしくお願いしまーす!」

小鷹「ねぇねぇ、まだ教科書持ってなくてさー、一緒に見せて貰っていい?」

小鷹「マジで? サンキュー! これから色々迷惑掛けるかも知れないけどよろしくな」

小鷹(こうして俺の聖クロニカ学園の生活が始まった)

小鷹(今まで沢山の学校を渡り歩きとうとうコミュ力を得た俺は、きっとここに馴染めるだろう)




夜空「……だ、誰だ、あんなの、あんなのタカじゃないぞ」

夜空「どう思う? あれは本当にタカなのかな?」



小鷹「……」

小鷹(扉を開ける前に気が付いて良かった)

小鷹(ああいう子はそっとしておいてあげよう)

小鷹(荷物はもうちょっとしたら取りに来るか)

小鷹(それまではまた学校を一通り見学しておくか)

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