【Fire◎Fower歌ってみました＠MeToo-HeatCoat】

MeToo-HeatCoat（光彦）『ぅらいくあふあーいあふらーわー！ぶぉくがきえちゃわいようぉにぃぃああー！』



コナン「どぅっｗｗｗｗｗｗ音痴過ぎんだろｗｗｗｗｗ俺といい勝負だぜｗｗｗｗｗｗｗ」

阿笠「まあ光彦君は極端だとしても有名な歌い手は『プロ（）より上手い』とか崇められたりするからのう、世も末じゃｗｗｗ」

コナン「いやいやそれにしたって光彦のはｗｗｗｗｗｗそれにこのHNなんだよｗｗｗｗ痛すぎｗｗｗｗｗ」

元太「カラオケなんか人に見せびらかして何になるんだよ…ただの自己満足じゃねえか、俺もそうかもしれないけど…」

阿笠「元太君は料理の見本をみんなに紹介して役立ててもらっとるじゃろう？無駄ではないぞい」

元太「そ、そうか？ありがとうな博士！」

円谷家

光彦「さーて動画チェックです！」ｶﾁｶﾁ

光彦「あー…やっぱり駄目ですね。全然伸びません」

光彦「歌には自信あったのに…」

光彦「僕も早く有名になってCDデビューしたりファンの女の子と付き合ったりしたいです！」

光彦「挫けず何度も挑戦していきましょう！」

光彦「でも、同時に裏工作も欠かさずに…」ｶﾀｶﾀ


阿笠「むむ！？おい新一！」

コナン「どうしたんだ博士？」

阿笠「光彦君の動画のマイリスが伸びだしておるぞい！」

コナン「本当だ！ほぼ全ての動画のマイリスが２５０くらいになってやがる！」

阿笠「しかし変じゃのう…昨日の夜までは１か２くらいだったのが急に…しかもマイリスの割には再生数は伸びておらんし、コメントも…」


『すごいいい声です！』
『神　降　臨』
『鬼才現る』
『かっこいいですMeToo-HeatCoatさん！』
『イ　　ン　　テ　　ル　　長　　友』

コナン「不自然な賞賛米ばっかだ…どうなって…」

光彦母「ちょっとあなた！クレジットカードの請求書にニコニコ動画から２５０００円って…」

光彦父「お、俺は知らんぞ！」


光彦「……よし！ひとまずは成功です！」ｶﾀｶﾀ

光彦「一般アカウントを２００個、プレミアムアカウントを５０個作り、」

光彦「全てのアカウントでログインしてマイリス登録、コメントして自演！」

光彦「自演でも勢いをつければ後は本物のファンが寄ってきますからね！」

光彦「コミュレベルをあげるためにプレムアム垢は必須ですしね！」

光彦「よし、ここからが正念場です！」

阿笠「な！？再生数も伸びだしておるようじゃ！」

コナン「何だと！いくらマイリスが伸びてるからってあんな歌じゃ…」

阿笠「いや、それにしても伸びが不自然じゃ…さっき光彦君の新作が上がったばかりなのにもう再生数５桁なんじゃ…」

コナン「肝心の歌はどうなんだよ…」ｶﾁ


【ドレミファロンド歌ってみました＠MeToo-HeatCoat】

MeToo-HeatCoat（光彦）『うぉさるすぁんのるぉーんどお！きるぃんすぁんのるぉーんどおおおん！』


コナン「でゅふっっｗｗｗｗｗｗやっぱりへたくそじゃねーかｗｗｗｗ」

阿笠「何が起こっておるのじゃ…」

元太「……あれ？オイ！誰だよこれ！」

コナン「どうした元太！？」

元太「この動画見てくれよ…」

コナン「どれどれ…」


【第１５回ウナギ捌き講座-関西と関東の焼き方の違い-】

コナン「何だ新作うｐしたなら早く言ってくれよ！」

元太「違う！まだ動画は撮影してねーんだ！これは偽物だ！」

コナン「何だって！？」

阿笠「こ、この動画説明文は…！？」

■この動画はニコスクリプトを使用してます！！ ■ まず、この動画をマイリストに登録します。■ 次に「おおおお」とコメントします。 ■ するとロックが解除され、この動画の途中で秘密の動画へジャンプします。

コナン「どの動画にジャンプするんだ……まさか！？」

阿笠「光彦君の歌ってみたにジャンプするようになっとるぞい！」

コナン「なんて悪質な…ランキングを見ると他の人気シリーズの偽動画もランクインしてるみたいだぜ？」

阿笠「く…しかも悪質なことに全てが光彦君の動画にジャンプするのではなく、他の底辺歌ってみたの動画に行くものもあり、疑いを逸らそうとしておる！」

コナン「間違いなく光彦の仕業だろうがな！なんて野郎だ！元太にまで迷惑かけやがって！」

元太「ちきしょう…光彦おおお！」

光彦「―というわけなんですねー。次に歌ってほしいのがあったらどうぞリクエストを…あ、初見さんいらっしゃーい、コテハン残していってくださいねー」


光彦の工作は一定の成果をあげ、比較的小規模ながら一定の人気を得ることに成功し、コミュニティも発足した。

ジャンプ工作については、過去に似たような行為を行っていた悪質なうｐ主のせいだと断定され、光彦は疑いをかけられることはなかった。


光彦「では本日はこれがラス枠でーす。みなさんおつー…」

光彦「いやー！やりましたね！一応は成功です！」

光彦「正直まだまだ足りてないですが、これからの努力したいですね！」

光彦「富と名声と女の子を得るため努力しましょう！夢は叶えてみせますよ！」

元太「やべえよコナン…俺の過去の動画に荒らしが来てやがる…」

コナン「なんてこった…元太には罪はないのにな…」

阿笠「恐らく釣り動画の腹いせなんじゃろうが大変じゃのう…」

元太「クソ…光彦のせいでとんだ風評被害だぜ！どうしてくれんだよ！」

コナン「元太…悪いけど光彦がやってっていう確かな証拠はねえからな…可哀想なんだが…ん？待てよ」

コナン「風評被害…光彦…MeToo-HeatCoat…」

コナン「そうか！いいこと思いついた！」

生放送中

光彦「はーい凸ありがとうございましたー」

ﾋﾟｰﾝﾋﾟｰﾝﾌﾟｰﾝ（skypeの着信）

光彦「あ、また凸ですね。はいどうぞー凸ありでーす」

「あ、はじめましてー。私ぃ、ダークバロキュアって言いますー！JKです！」

光彦「お！JKが僕の放送を見てくれてたとは光栄です！」

「MeToo-HeatCoatさんの歌ってみたいつも楽しく聞かせてもらってますー！かっこいい声ですよね！一度お会いしてみたいですー」

光彦「いや～それほどでも～」

光彦（しめしめ…どうやら女の子ゲットの夢も近づいてきましたね！）

「それでー、私ぃMeToo-HeatCoatさんに次の歌ってみたで是非歌ってほしい曲があるんですけどー」

光彦「ん？なんて曲ですか？」

「えーとー、それはー……」


「『ポジポジ』…でーす！」

光彦「わかりました！近日中に歌ってうｐしますねーでは落ちまーす」

「はーい！ありでしたー」ﾌﾟﾁｯ

「……」

コナン「よし！ひとまず第一段階成功！後は…」


数日後

【ポジポジ歌ってみました＠MeToo-HeatCoat】

MeToo-HeatCoat（光彦）『いぬぅーのわぅーんこをふぅーんだあ！ぽずぃてぃぶぅにくぁんがうぇよー！』


コナン「よし、思った通りだ！うｐされた！」

阿笠「新一、指定されたスレやTwitterにこの動画を拡散しておいたぞい！」

コナン「おう、ありがとう！」

阿笠「それと光彦君の所有するアカウントや工作の分析も完了したぞい！」

コナン「おお、ついにできたか！助かったぜ！」

コナン「光彦……ようこそ、地獄の世界へ…」

光彦「さて…今回はどこまで伸びますかね…」ｶﾁｶﾁ

光彦「ん？何やらコメントがおかしいですね…」


『イ　　　ン　　　テ　　　ル　　　長　　　友』

『オッスお願いしま～す』

『なんでこんな耳の腐る歌聞く必要があるんですか（正論）』

『情けない音痴恥ずかしくないの？』

『そうだよ（便乗）』

『イ　　　　ン　　　　テ　　　　ル　　　　長　　　　友』


光彦「こ…これは…」

『GO is GOD』

『２４歳、学生です』

『王道を往く』

『ブッチッパ！』

『ふざけんな！（声だけ迫真）』

『GO is not GOD』

『今からお前に罰与えっからな→www61.atwikixxxxx』

光彦「え？このURL…」ｶﾁｶﾁ


「MeToo-HeatCoat（円谷光彦　帝丹小学校１年男子）事件まとめ」


光彦「！？」

光彦「そんな…なんで…！？」

コナン「その後、光彦の今までの犯行は全て明るみになり、顔や住所も晒され社会的制裁を受けることとなった」

コナン「動画に突撃したその道の界隈の住民たちが率先して調査してくれた。あいつらには感謝している。元はホモビだけど」

コナン「合計２５０以上あった光彦のアカウントは全て消去された。もちろんコミュニティも封鎖となった」

コナン「そういえばこの間博士から変なスイッチをもらった。うな垂れながら登校していた光彦の後ろで押すと、なぜか光彦はトヨタセンチュリーの車にぶつかり、怒った持ち主のヤクザっぽい人に連れ去られていった」

コナン「その後光彦の姿を見ていないけど、まあどうでもいいだろう。だって―」


元太「おいコナーン！新作の料理動画上げたぜ！」

コナン「お！待ちくたびれたぜ！」


コナン「元太のお陰で美味いうな重が食える、それだけでいいじゃないか！ＶＩＶＡ　ＵＮＡＪＵ　ＵＮＡＪＵ　ｉｓ　ＧＯＤ」

終わり