モバP「トリックオア……」(177)
P「ハッピハロウィーン! ちひろさん!」
ちひろ「おはようございます、プロデューサーさん。仮装ですか?」
P「はい! 俺が子供のころはあまり馴染みのないイベントでしたけど、最近は盛り上がってるみたいですから」
ちひろ「なるほどなるほど……それで年甲斐もなく、と」
P「悪かったですね、子供っぽくて……でも、やっぱりこういうイベントは何も考えずに楽しんだもの勝ちなんです!」
ちひろ「まぁ、一理ありますね……アイドルの子達も、結構仮装したり楽しんでるみたいですよ?」
P「そうなんですか? 楽しみだなぁ……よし、じゃあアイドル達のところにいってきますね!」
ちひろ「はいはい、いってらっしゃいませ♪」
P「いってきま……あ、その前に」
ちひろ「なんですか?」
P「トリックオアトリート?」
ちひろ「ふふっ……はい、アイドルの子達に配るにも十分な量のお菓子です。持っていっていいですよ」
P「なんと」
ちひろ「無事に帰ってきてくださいねー」
P「……? よくわからないけど、わかりました! いってきます」
島村卯月(17)
P「さーて、誰か……お、あそこにいるのは」
卯月「あ、プロデューサーさん!」
P「よう、卯月。卯月も仮装してるのか?」
卯月「はい! やっぱりイベントも全力で頑張って、楽しみたくって!」
P「ははは、卯月らしいなぁ……衣装は魔女……か?」
卯月「いろいろ考えたんですけれど、結局定番のになっちゃいました……」
P「いや、それが卯月らしくていいんじゃないかな。普通さっていうのは親しみやすさの表れでもあると思うしな」
卯月「そうですか? ありがとうございます!」
P「それに、卯月は笑顔が強力な武器だから顔が隠れるのよりもそういうののほうがいいと思うぞ」
卯月「そこまで考えて作ったわけじゃないんですけれど……そうですか?」
P「うん。他の皆も仮装してるんだって?」
卯月「あ、そうなんです! もう女子寮がお化け屋敷みたいになってて大盛り上がりですよ!」
P「へぇ……さて卯月、何か言うことは?」
卯月「あ、そうでした……プロデューサーさん!」
P「はいはい」
卯月「トリック・オア・トリート?」
P「じゃあ、お菓子をどうぞ」
卯月「わ、ありがとうございます! えへへ」
P「俺は他のアイドルの皆も見て回りたいからちょっと女子寮の方いってみようかな」
卯月「わかりました、お気をつけて!」
P「おう! ……ん? 気をつけるって何を?」
三村かな子(17)
P「んーと……お、あそこにいるのは」
かな子「えへへ……おいし……あっ、プロデューサーさん……!?」
P「かな子じゃないか……何してたんだ?」
かな子「え、えーっと……その、みんなから結構お菓子をもらったので……持ち切れない分の処分とか、その」
P「ようするにお菓子を食べてた、と」
かな子「う、うぅ……だって、手作りのクッキーとか、ドーナツとか、ドーナツとかくれる子もいたんですよ!」
P「……あー」
かな子「残しておいても悪くなっちゃいそうだったし……それに、美味しそうで、つい」
P「うん、気持ちはわかった。確かにすごい量だ」
かな子「で、ですよね?」
P「だからって……まぁ、いいか」
かな子「美味しいものは、幸せになれる魔法なんですよ……」
P「うん。かな子が美味しそうに食べてるのって本当に見てて癒されるしなぁ……」
かな子「え、えぇっ?」
P「あぁ、それはさておき……かな子、ジャコランタンの仮装似合ってるぞ」
かな子「あ、ありがとうございます! 本当はもっと大きなかぼちゃで提灯を作るつもりだったんですけれど……」
P「被る用の奴か、どうしてやめたんだ?」
かな子「……あれ、甘くなくて……」
P「……」
かな子「お、お菓子作りに使ったんです! 1人でこれの中身全部食べたわけじゃありませんから!」
P「だ、だよなー。うん」
P「まぁ、それはさておき……かな子」
かな子「あ、そうでした……プロデューサーさん!」
かな子「トリックオアスイート?」
P「え? トリートじゃなくて、か?」
かな子「あの、お菓子たくさん作ったしもらった分もあるので……私にイタズラされるか、お菓子を受け取るか選んでください!」
P「なるほど、そういう意味か……じゃあ、ありがたくいただいておこうかな」
かな子「あ、ありがとうございます! 結構上手にできた自信があるんですよ、このパンプキンプリン!」
P「おぉ……本当に美味そうだ」
かな子「はい、スプーンもどうぞ」
P「ありがとう、じゃあ……いただきます」
かな子「召し上がれっ♪」
P「……」
かな子「な、なんですかぁ……」
P「いや、なんでもない。ただまぁ、可愛かったぞ」
P「う……美味い……」
かな子「ありがとうございます♪ 頑張ったかいがありました」
P「うん。毎度のことながらかな子のお菓子作りの腕はすごいなぁ……たいしたもんだよ」
かな子「そ、そんなに褒められると照れちゃいますけど……」
P「ごちそうさま、本当においしかったよ」
かな子「え、あれ? もう食べちゃったんですか?」
P「うん、本当に美味かったからペロリと……また今度作ってもらっていいか?」
かな子「も、もちろんですっ!」
P「おぉ、楽しみにしてるよ! それじゃあ、ハッピーハロウィーン」
かな子「はい、ハッピーハロウィン! また作ってきますからー!」
あ、参加型スレです
こんな感じで嫁アイドルにトリックオア……されるなりトリックオア……するなりしてください
だりーな!だりーなはよ!
って言っても誰も書いてくれないから書く
上田鈴帆(14)
鈴帆「あっ、Pしゃん!」
P「お、おぅ……鈴帆か」
鈴帆「いやー、ハロウィンって楽しか!」
P「おう……うん。いや、見事だ」
鈴帆「どうしたと?」
P「いや。なんでもないから気にしなくていいぞ」
鈴帆「そうね? でも、みーんなが面白か衣装ば着とってお祭りみたいね!」
P「そうだなぁ、お祭りだな……」
鈴帆「なんね?」
P「鈴帆はいつもぶれないなぁって思っただけだよ。笑わせるのを第一に考えてるよな」
鈴帆「そんなんあたりまえたい!」
P「お、おう?」
鈴帆「誰かが笑えばウチも楽しい、笑ってくれるっちことは、その人も楽しい!」
鈴帆「ウチは、やっぱりみんなが笑ってくれるのが一番気持ちよか!」
P「……うーん、いや。本当にその心意気は素晴らしいと思うよ。すごいと思うし、尊敬もする。ただ……」
鈴帆「?」
P「アイドルとしては、どうなんだろうな……」
鈴帆「アイドルは皆を笑顔にするお仕事たい!」ドヤッ
P「あってるけど間違ってる気がしてならないのはどうしてかな……」
鈴帆「やっぱりウチ、Pしゃんが喜んでくれるんばいっちゃんうれしか!」
P「そ、それは光栄だな……うん」
鈴帆「さぁ、Pしゃん! トリックアンドサプライズばい!」
P「は?」
鈴帆「まずここのひもば見とっちね」
P「うん……?」
鈴帆「ここのひもばひっぱると……」シュルルッ
鈴帆「じゃじゃーん! 一瞬で別のきぐるみばなると!」
P「お、おぉっ!? なんじゃそりゃ!?」
鈴帆「ふふーん、Pしゃんも驚いてくれてウチ、大満足たい!」
P「おぉ、普通に感心したよ……ただ」
鈴帆「なんね?」
P「ハロウィンってそういう行事だっけか……?」
鈴帆「人にイタズラかお菓子か聞くんも間違っちらんけんど……」
鈴帆「ウチはお菓子よりも、驚いたり笑ってもらえる方が嬉しいけん、いいんよ!」
P「……本当に鈴帆はなんというか、いい子だな」
鈴帆「そうかね? ウチは……」
P「ほら、ジュースとお菓子。驚かせるのも体力使うだろ? ちょっと休憩しろ」
鈴帆「ん……もらっても、よかと?」
P「いっぱいあるしな。これから他の子たちも楽しませにいくなら疲れてちゃだめだろ」
鈴帆「う、ウチは別に疲れてなんかなか……」
P「プロデューサーを舐めるなよ? おおかた、練習やら細工やらで睡眠時間を削っただろ」
鈴帆「う……」
P「今日のためにいろいろやってきたんだろうからやめろとは言わないけど。無理はするなよな……休憩だ」
鈴帆「わ、わかった……ありがと、Pしゃん」
P「ん、よろしい」
鈴帆「ぷはー! 元気マンテン! マウンテンたい!」
P「おまえはなにをいっているんだ」
鈴帆「難波っちに教えてもらった一発ギャグね!」
P「……うん。イイトオモウヨ」
鈴帆「つ、つめたかっ!? 都会はこんなにも冷えきっとったと!?」
P「冗談はさておき、みんなにサプライズしてくるんだろ? がんばれよ!」
鈴帆「うんっ! ウチ、楽しんでくるばい!」
P「おう、いってらっしゃい!」
いったん休憩
ピザ食べてくる
乙
参加していいのん?
んじゃ遠慮なく
多田李衣菜(17) にわかわいい&ビッグガンガンで主役漫画連載中
P「さて次は誰かなーっと」
李衣菜「プロデューサープロデューサー」チョンチョン
P「ん? 李衣菜か」クルッ
李衣菜「ばぁ!」
P「」
李衣菜「あれ?」←顔半分デローン
ギィヤァァァァアアア…
―――
――
―
P「おおう……なんだ特殊メイクだったのか……」
李衣菜「いやぁ、そんなに驚くなんて思いませんでした。あはは」
P「そんなリアルなお岩さん見せられたら誰でも驚くわっ!」
李衣菜「あ、これお岩さんって言うんですか? 皆しきりに似合ってるって言うんですよー」
李衣菜「『李衣菜にはこれしかない!』って、されるがままにこんなになったんですけど……」
P「……なるほど」
李衣菜「なにを納得してるんですか?」
P「ナンデモナイヨHAHAHA」
李衣菜「……なんかバカにされてる気がする」ムスッ
P「いやいや、中々様になってるよ。正にロック! って感じだ!」
李衣菜「そ、そうですか? えへへ、誉めても何も出ませんよぉ」クネクネ
P「気づけよ……」
李衣菜「ふえ?」
P「いや、なんでも。それより李衣菜、ハッピーハロウィンだな?」
李衣菜「あ、忘れてた! では、プロデューサー!」
李衣菜「トリックオアトリート!」
P「ん、よしよし。李衣菜には特別にこれをやろう」ゴソゴソ
李衣菜「わ、なんだろなんだろっ」ワクワク
P「ほれ、スニッカーズだ」ロケンロー
李衣菜「え?」
おちなし
おっつおっつばっちし☆
だりーはにわかわいいね
あ、ガンガン書いてください
書きたいキャラとか読みたいキャラとかあったら書いとけばいいんじゃないです?
柊志乃(31)
P「ん? あそこでフラフラしてるのは……志乃さん?」
志乃「あら? プロデューサーさん。奇遇ね……」
P「そうですね……というか志乃さん、ひょっとしてその格好」
志乃「せっかくのお祭り騒ぎだもの。のってみるのも悪くないと思って……どうかしら?」
P「……吸血鬼、ですか? よく似合ってると思います」
志乃「あなたにそう言ってもらえるのなら、自信もつくわね。ふふっ、たまには悪くないわ」
P「そうですか……」
P(本当に堂に入ってるな……ワインが血に見えてきた……って)
P「志乃さんなんで飲んでるんですか!?」
志乃「え?」
だりーなの画像貼ってもらってすまんな
支援
志乃「だってせっかくのお祭りですもの。飲まないなんて損じゃない?」
P「いやいや、悪くはないですけれどその格好でワイン片手ってビジュアルが……」
志乃「本当に吸血鬼みたい、って?」
P「そういうことです。子供泣きませんか?」
志乃「大丈夫よ、ぐずっちゃった子供たちなら美優ちゃんが見てたから……」
P「泣かせたんですか」
志乃「ちょーっと、驚かせようと思っただけだったのだけど……」
P「いったい何をやったんですか? かなりのショックを与えなきゃひるまないと思うんですが……」
志乃「え? だからちょっと驚かせただけよ……こうやって……」フワッ
P「消えた!?」
志乃「後ろから、声をかけたの」
志乃「トリック オア ブラッド?」
P「ひぃぃっ!?」
P「な、な、なにを……!? というか今のどうやって……」
志乃「あら、ダンスのステップの要領でちょっと視界から外れただけよ?」
P「どういう動きしてるんですかあなたって人は!?」
志乃「仕方ないじゃない、アイドルだもの」
P「……アイドルってなんでしたっけ」
志乃「お酒が美味しく飲めるお仕事よ」
P「……」
志乃「ほら、やっぱり肴は楽しんでる人達の顔のほうがいいじゃない?」
P「まぁ、なんとなくいいこと言ってる風に聞こえますが……飲みたいだけですよね?」
志乃「あら、ばれちゃった」
P「まったく、子供を驚かせるのも大概にしておいてくださいね」
志乃「わかってるから、大丈夫よ? 少し悪ふざけが過ぎただけ……」
P「悪ふざけって自覚はあるんですか?」
志乃「ふふっ、こんなお祭り騒ぎに参加するんだもの。ふざけていなければなんなのかしら?」
P「そういう意味じゃなくて……もういいです」
志乃「あら、もういっちゃうの?」
P「志乃さんにはお菓子、いらないみたいですしね。子供たちも見にいきたいですし」
志乃「そう、残念……じゃあ、プロデューサーさん」
P「なんです?」
志乃「今度飲みにでもいきましょうね? それが私なりのトリックよ」
P「……トリートでもブラッドでもありますよね」
志乃「ふふっ……それじゃあ、また」
P「はい、それでは」
古賀小春(12)
横山千佳(9)
南条光(14)
小関麗奈(13)
千佳「はっぴーはろいーん!」
麗奈「……急に乗り込んできたと思ったらなに?」
千佳「レイナちゃん、知らないの? 今日はハロウィンなんだよ!」
麗奈「それぐらい知ってるわよ。そうじゃなくて……」
千佳「じゃあ、お菓子ちょうだいっ!」
麗奈「いや、そこじゃないでしょうが! アンタの格好はなんなの!?」
千佳「え? 魔女っ子だよ?」
麗奈「どこからどうみても魔法少女でしょうが! アホか!」
千佳「??」
麗奈「どこが違うかわかんないみたいな顔するのやめなさいよ」
千佳「いいからー、ねぇねぇお菓子ちょうだい! お菓子くれないと……」
麗奈「あー、イタズラ? このレイナサマに? 上等じゃない、やれるもんなら……」
千佳「ラブリーチカのマジカルビームでおしおきしちゃうんだから!」
麗奈「は?」
千佳「え?」
麗奈「アンタ、どこのハロウィンの話してるわけ?」
千佳「えー、でも、だって……」
光「どうした千佳、困ってるみたいだな!」
麗奈「アンタが原因か……」
光「ん? おぉ、レイナ! どうしたんだ?」
麗奈「どうした? じゃないわよ……なによその格好」
光「キバをイメージしてみたんだ。マスクはどうにか作れたよ!」
麗奈「いや、知らないわよ……アンタがコイツに間違ったハロウィンを教えたわけ?」
光「間違ったハロウィン?」
千佳「千佳たち間違えてないよね?」
麗奈「キョトンとすんじゃないわよ……あのねぇ、ハロウィンっていうのはそんなヒーローごっこ大会じゃないのよ?」
光「失礼な、ちゃんとモチーフはジャックオーランタンなんだぞ!」
麗奈「だったら普通にその仮装でいいでしょうが! なんで肉襦袢くっつけてんのよ!」
光「アタシには筋肉が足りないからだ!」
麗奈「そういう意味じゃなぁい!」
麗奈「あー、頭痛くなってきたわ……」
千佳「だいじょうぶ?」
光「どうしたんだ? 何があった?」
麗奈「アンタ達のおかげよ……お菓子でもなんでもあげるからさっさと帰りなさいよ」
千佳「こんなにいいの!? わぁい! ありがとうレイナちゃん!」
光「さっすがレイナ! じゃあこのあとは一緒に仮装していくのはどうかな?」
麗奈「アタシはパス。アンタらのお仲間って思われるのなんて御免だわ」
光「まぁまぁそういわずに。小春だって仮装してるんだぞ?」
麗奈「は? ……なに着させたの?」
光「それは……あ、小春ー!」
<はーい
麗奈「……?」
麗奈(まぁどうせこの2人についてるんだからヒーローなり魔法少女なりのガキ臭いコスプレなんだろうけ……ど……?」)
イグアナ「はぁ、はぁ……」
麗奈「」
イグアナ「あれ? れいなちゃん?」
千佳「こはるちゃん、マスク外さないとダメだよ?」
イグアナ「あ、そっかぁ……ちょっと待ってね」カポッ
小春「ふぅ……えへへ、ヒョウくんになりきっちゃうのも楽しいね~♪」
麗奈「……はっ!?」
光「どうしたレイナ?」
麗奈「どうした、じゃないわよ!? なにその無駄にリアルなイグアナのきぐるみは!」
光「晶葉と鈴帆の全面協力のもと生まれたパーフェクトヒョウくんなりきりセットだ!」
麗奈「本当になにやってんのよあんたたち!?」
麗奈「もう、ツッコミも疲れたわ……さっさと帰りなさいよ。ほら、お菓子ぐらい持っていけばいいじゃない」
小春「れいなちゃんは一緒に……」
麗奈「いかないから帰れっていってんの!」
光「そうか、残念だなぁ……」
千佳「晶葉ちゃんにお願いして、かっこいい悪の女幹部衣装も作ってもらったのにねー」
麗奈「……」ピクッ
光「特別仕様なのになー。これ、いろいろな隠し機能までついてるのになー」
麗奈「……へ、へぇ……?」
千佳「仕方ないからいこっか、こはるちゃん」
光「この衣装ももったいないけど……玄関にかけておくよ。好きに処分してくれ」
麗奈「そ、そう……ま、通報されないように気をつけなさいよね」
光「大丈夫だ、アタシ達はヒーローと!」
千佳「ヒロインと!」
小春「ヒョウくんですから~♪」
麗奈「最後のはおかしいわよね?」
麗奈「ふん、やっと帰ったみたいね」
麗奈「まったく騒がしいったらありゃしないわ……あんなのとオトモダチだと思われるなんてまっぴらごめんよ」
麗奈「……」
麗奈「……にしても、特別仕様ね……」
麗奈「ま、まぁ。玄関先にぶら下がりっぱなしってのも見栄えがしないし」
麗奈「ちょっと、ついでに中身も見てやりましょうか……このレイナサマに似合うわけ、ないでしょうけど」
麗奈「……」ガチャッ
麗奈「……」ゴソゴソ…
麗奈「……? あれ? 紙が入ってる……」
ピラッ
『イタズラ だいせいこう!』
麗奈「」
千佳「……」ニヤニヤ
光「……」ニヤニヤ
小春「……」ニコニコ
光「どうだ! いつもはレイナに一杯喰わされてばかりだけど今日はお返しだぜ!」
千佳「だぜー! ふふーん!」
麗奈「……」
小春「でもね、本当に衣装がここに……」
光「こ、小春! それはまだ内緒で……」
麗奈「ふっ……ふふふ、アーッハッハッハッハ! ハッ、ゲホッゲホゲホッ、ごほっ……」
麗奈「このレイナサマにイタズラを仕掛けるなんていい度胸してるじゃないの……」
千佳「れ、れいなちゃん……すごい顔してる……」
光「悪の幹部のオーラだな……」
麗奈「アンタ達、覚悟はいいんでしょうねぇ!」
光「ちょ、ちょっとタイム! 話し合おう、わかった、無罪、無罪でいいから!」
麗奈「知ったことかぁーっ!」
千佳「きゃーっ!?」
小春「やっぱりみんな仲良しが一番だね~、ヒョウくん♪」
アイドル同士の絡みもありかなーって
書きたい人がいればどうぞー
日野茜(16)
P「さてと……みんなそこら辺を結構ぶらついてるもんなんだなぁ、誰か……」
<プゥゥゥロデュゥゥウウウウウサアアアアアアアアアア!!!
P「ん、なんっ!?」ドグッ
茜「おはようございます、プロデューサー!」
P「お、おう……あ、あかね……か……」
茜「だ、大丈夫ですか!? すみません!! 勢いつけすぎました!!!」
P「いや、元気で……よろしい……でも今は夜だから……な?」
茜「そ、そうですね! こんばんは!!!」
P「違う、そうじゃない」
茜「プロデューサーは、どうしてここに来たんですか?」
P「いや、みんながハロウィンを楽しんでるって聞いたから俺も様子を見ようと思って」
茜「なるほどー!! みんなすごいんですよ! ぐわーってなります!!」
P「ぐわーか、それはすごいな」
茜「はい!」
P「……ところで茜の仮装は……」
茜「ミイラ男です!!!」
P「茜は女だな」
茜「あっ、じゃあミイラ女です!!」
P「でも走りすぎて包帯ほとんどほどけてるな……」
茜「えーっと、それなら女です!!!」
P「それは性別だ」
P「まぁ、茜らしく元気があって大変よろしい」
茜「ありがとうございます!!」
P「とりあえず、あれだ。お決まりの奴は言っておこうか」
茜「あ、そうですね! トライ オア タックル!!」
P「なにもかもちがう」
茜「そうなんですか!? すみません、間違えました!! えーっと、ト、トリ……?」
P「うん、落ちついて思い出してみよう。な?」
茜「トリ……トリー、とりっ……」
P「もう少しだ、頑張れ!」
茜「私は軟骨が好きです!!」
P「あぁ、離れた」
茜「えーっと、えーっと……うーん……すみません、わかりません!」
P「いや、うすうす感づいてたからいいよ……正解はトリックオアトリートな」
茜「とりっくおあとりーと、ですか! わかりました!!」
P「うん。とりあえず残念賞の飴をやろう……ちなみに意味はな」
茜「あっ、ありがとうございます! どんな意味なんでしょうか!?」
P「『お菓子をくれなきゃイタズラするぞ』っていう……」
茜「えぇっ!?」
P「ど、どうした?」
茜「プ、プロデューサー! 私お菓子持っていません!!」
P「お、おう?」
茜「私はプロデューサーにイタズラされちゃうんでしょうか!!?」
P「ナニイッテンダ!?」
茜「だって、お菓子をくれなきゃイタズラするって!!」
P「あー、それはほら、言った側有利なんだよ。言われた側がイタズラされるかお菓子をあげるか選ぶんだ」
茜「な、なるほど?」
P「俺は今回茜にトリックオアトリートって言ってないだろ? だから俺は茜にイタズラしないよ」
茜「そうなんですか、わかりました!!!」
P「そうか、よかった」
茜「相手に言われる前に先にトリックオアトリートっていえば勝ちなんですね!! いってきます!!」
P「は? ちょっと待てあか……いっちゃったよ」
P「なんだか、不吉な予感がする……」
<トリックオアトリィィト!!
<にゃぁあああ!
双葉杏(17)
P「……」
杏「あっれー、プロデューサー? どうしたの?」
P「どうしたもこうしたもあるか。レッスンいってないそうじゃないか」
杏「ほら、今日はハロウィンでしょ?」
P「それがどうした?」
杏「だから、仮装でいそがしくてつい」
P「普段着だよな」
杏「自然体が一番だってよくトレーナーの人も言ってるし」
P「そういう意味じゃない」
杏「はぁー、プロデューサーはわがままだなぁ」
P「杏にだけは言われたくなかったよ」
杏「じゃあほら……」
P「なんだ?」
杏「トリックオア……」
P「あー、飴ね……」
杏「ニート?」
P「は?」
杏「だから、トリックオアニート?」
P「……なにいってんだ?」
杏「イタズラかニートかって聞いてるんだよ、やだなぁ」
P「やなのはこっちだよ、なんなんだよ……」
杏「今日はハロウィンだからねー。ワガママだって許されるんだよ」
P「許されねぇよ!」
杏「えー、ケチー」
P「ケチじゃありません。まったく……」
杏「それじゃあ、せめてイタズラでもさせてもらおうかなー」
P「あーはいはい、好きにしろ」
杏「プロデューサー、ちょっとそこのペンとってー」
P「ん? おう」
杏「で、かがんでー」
P「落書きかよ、子供っぽいな」
杏「なんとでも言ってよ。はい、目をつぶってー」
P「はいはい……」
杏「んー」チュッ
P「……!?」
杏「……どうしたの、プロデューサー」
P「いや、なんか今やわらかいものが唇に……まさかお前……!?」
杏「……プロデューサー、杏ね……」モジモジ
P「……杏……」
杏「実は、その、休みたい理由ってね……」
P「杏」
杏「ずっといっしょにいたいから」
P「こんにゃく見えてるぞ」
杏「ちっ、ばれたか」
P「大人をからかうもんじゃありません」
杏「ちぇー。てっきり舞い上がって『そうだったのか可愛い奴め! 休ませてやろう!』ってなると思ったのにー」
P「なるか! アイドル相手だぞ」
杏「もー、変なところで常識人ぶるんだから、プロデューサーってば」
P「非常識人に言われたくありません」
杏「まぁ、それは多少自覚あるけど……」
P「あるならもう少しまじめに働いてくれてもいいんじゃないかなぁ?」
杏「それはあれだね、きらりに落ちつけっていうぐらい無理だね」
P「ドヤ顔をやめなさい」
杏「はぁー、ワガママなんだから」
P「お前にだけは言われなくないな……ほら、レッスンいってこい!」
杏「はいはーい……わかりましたよー」
渋谷凛(15)
P「あー、みんな個性的にもほどがあるだろ……」
P「結局まともにトリックオアトリートしたアイドルの方が少ない始末……って、お」
凛「あ、プロデューサー」
P「凛じゃないか。ハロウィンか?」
凛「うん。あんまりノリ気じゃなかったんだけど加蓮と卯月がしつこくて」
P「あぁ……こういうイベント事には力を入れるタイプだしなぁ」
凛「どう、かな?」
P「魔女……正統派だな。うん、よく似合ってるぞ」
凛「そっか。ありがと」
凛「いろいろ候補はあったんだけど、結局簡単だしこれにしちゃった」
P「そうか……でもクールな凛のイメージにはよくあってるんじゃないかな。少しいじればステージ衣装にも……」
凛「プロデューサー?」
P「おっと、お祭り騒ぎの日に仕事の話は無しか」
凛「そういうこと。今は純粋に楽しまなきゃ……かなり本格的な仮装してる子も多いしすごいよ?」
P「あぁ、見たよ。おロックさんとか、かぼちゃのお化けとかな……」
凛「李衣菜と鈴帆? あれ、すごいよね」
P「いや、本当に……特殊メイクとかできる人もいるんだなぁ」
凛「川島さんとかもすご……って見た?」
P「川島さん? まだ見てないなぁ……楽しみにしとこう」
凛「うん、あれは驚くよ。怖いもん」
P「うわぁ、会ってみたいような会いたくないような……」
凛「それじゃあプロデューサー、まだまだ他の皆も待ってることだろうし……」
P「俺が来てるの、ばれてるのか?」
凛「うん、ちひろさんから連絡あったし」
P「なんと」
凛「皆にお菓子と夢とその他もろもろを配りますよー、なんて言ってたよ」
P「本当にあの人はもう、まったく……」
凛「お疲れ様。じゃあ、とりあえず」
P「ん?」
凛「トリックオアトリート?」
P「よし。じゃあ、これ」
凛「チョコ?」
P「割と美味いぞ、それ」
凛「……ま、いっか。ありがと」
P「どういたしまして」
凛「……ん、ホントだ」パクッ
P「な、俺もお気に入りなんだよ」
凛「やるじゃん、プロデューサー」
P「ははは、ありがとな……なぁ、凛」
凛「なに?」
P「トリックオアトリート?」
凛「……」
P「俺も一応仮装してるし、言い返すのもありだよな?」
凛「……うーん」
P「さて、どうする?」
凛「ごめん、お菓子持ってないしイタズラしていいよ」
P「……そこはためらいとか恥じらいとかないのか?」
凛「まぁ、プロデューサーだし今さらかなって」
P「それは信頼、なのか?」
凛「まぁ、そうとってもらってもいいかな」
P「……男として見られてないみたいでちょっぴり傷つくんだが」
凛「そう? 逆に見られても大丈夫なぐらい好きってことかもよ?」
P「……からかうなよ」
凛「まぁ、プロデューサーがそう思うならそうなんじゃないかな」
P「まったく……凛」
凛「なに?」
P「ほら、これ」
凛「……なにこれ?」
P「激辛キャンディー。喉に悪い成分は入ってない不思議仕様だ」
凛「これがイタズラ?」
P「まぁ、そういうことだ。他の奴に食べさせるイタズラはするなよー」
凛「まぁ、あとで食べるよ」
P「今じゃないのか」
凛「飴食べながら話す気分じゃないから」
P「そういう飴でもないしな」
凛「……ねぇ、プロデューサー」
P「ん?」
凛「じゃあ、これからもがんばってね」
P「お、おう? わかった」
凛「おやすみ、私は部屋に戻るよ」
P「ん、気をつけろよー」
P「……まったく、からかわれてるのかな」パクッ
P「飴でも舐めておちつっ……からぁっ!?」
凛(最後にすり替えておいてたりとか、して)
ネタ浮かんでた中で書きやすいところだけ消化しちゃった
明日も早いしこの辺で寝ます、おやすみなさいましー
書きたい人・書きたいアイドルがあったらガンガンやってくれていいのよ
P「えーと次はどいつだったっけか?」
P(お、あっちに赤い紐のミイラ男が)
ミイラ「……」ソワソワ
P「…ちょっと驚かしてやるか」
P(ゆっくりゆっくり)
P(うわ、あの衣装背中の赤い蝶結び取れたら下は何も…)
P(ん?……赤い紐?)ゾクッ
ミイラ「うふ、Pさん探しましたよぉ?」クルッ
P「あ、あぁまゆだったのか」
まゆ「はい、似合いますかぁ?」
P「……ああ、特徴も付いててよく似合ってるな」
まゆ「うふ、それならよかった」
P「はは、俺は事務所に戻ると――」タラリ
まゆ「ところでPさん、ハロウィンといったらアレですよねぇ」
P「かぼちゃか?」タラタラ
まゆ「違いますよぉ」
まゆ「トリック」
P(ぐ…トリックで変なイタズラされるのか?)
まゆ「オア」
P(それともトリートで、過激なモノを要求するパターンか……?)
まゆ「トリックです」
P「えっ」
まゆ「Pさんがイタズラする方でも、まゆは構いませんよぉ?」
P「えっ」
P「……分かった俺がイタズラしてやる」
まゆ「本当ですかぁ、ではどうぞ」
P「……」
まゆ「……それで何をするんですか?」
P「……」
まゆ「……Pさん?」
まゆ「……」
まゆ「……もしかして無視……ですか?予想はしてましたが」
P「すまんな、今はまだプロデューサーを続けていたいからな」
まゆ「……わかってます、今はお預けと言うことですねぇ」
まゆ(確かに今ははまだ、他の娘がいて事務所は持っているし)
まゆ(Pさんとの結婚費用まではまだ遠い)
まゆ(でもいつか私一人でも事務所を支えるようになっても)
まゆ(またPさん同じ事を繰り返すなら)
まゆ(まゆは本気でイタズラしちゃいますよ)
おわり感謝
P「さて、どうするかな…一旦事務所戻るべきかな?」
ダダダダダダ
??「トリック・オアッ…」
P「!?」
??「トリーーーーーーートッ!!」
P「うわっ!」
??「あっ!避けられ…わわわっ!」
ドガシャーーーーン
P「え??……あ、おい!大丈夫か!?」
??「あいたたた……もーーー、なんで避けるんだよー!プロデューサーさんひどいよー」
P「いや、シーツのお化けが弾丸みたいに突進してきたら誰だって避けるだろ…って、真尋?」
北川真尋「ちぇっイタズラしそこねちゃったなっ。やっほっ!プロデューサー!」
P「よう、真尋。ケガは…なさそうだな。しかしなんだっておまえはシーツかぶって走り回ってんだ?」
真尋「なにいってるんだよーっ。今日はハロウィン!お菓子をくれなきゃイタズラするぞーって日なんだよっ!」
P「…うん、それは、知ってる。知ってるけどさ…」
真尋「私、走るの好きだし。でもシーツかぶって走ったことなんてなかったから、何事もチャレンジだって思って!そしたらすっごく楽しくて!」
P「…そか。良かったな。ま、ほどほどにして事務所戻るんだぞ」
真尋「えー?まだ楽しみ足りないよ!あ、そうだ!プロデューサーも一緒に走ろうよ!」
P「やだよ。走り回るのなんて仕事の時だけで十分だ」
真尋「ざーんねん。じゃあねー、はい!」
P「? 何、その手」
真尋「だからー。今日はハロウィンだってば!お菓子ちょーだい!」
P「ああ、お菓子ね。ないよ」
真尋「えっ、ないの?うどんでもいいよ!」
P「なおさらないよ」
真尋「むー。じゃあ…イタズラかな!」
P「よせって。あんなタックル食らったら死んじまう。そもそもあれはイタズラとは呼ばない」
真尋「お菓子も用意してないのに注文多いよー。…じゃあさ、そこの縁石まで歩いてみて?」
P「なに?何されるの?痛い?」
真尋「どうかなー。はい、縁石またいでー、ストップ」
P「頼むからイタズラの範囲内にしてくれよ?マジで」
真尋「わかってるよー。あ、こっち向いちゃダメだよ?」
………
真尋「…うん、いーよ。こっち向いて」
P「…ったく、一体なn」
チュッ
P「!?」
一瞬、すごく近くに見えた赤い顔は、すぐシーツに隠れて…離れた。
真尋「…よっと。えへへ、びっくりしてるね。成功かなっ」
P「おまえ…」
真尋「……イタズラ、だよ」
P「………」
真尋「……うん!じゃ、先に事務所戻るからねっ!またね!プロデューサー!えーい、全力ダーッシュッ!」
ダダダダダダダッ
P「あ、おい…!」
P「……なんなんだよ、一体…」
おわり
マヒローかわいいよ
もっと広めたい
ほ
P「トリックオアt「にょわー☆」
きらり「Pちゃんおっすおっす! ハロウィン楽しんでぅ? きらりはハロウィンでもとってもハピハピしてるにぃ☆」
Pだったもの「」
きらり「あり~? Pちゃん元気ないにぃ? きらりんパワー☆でハピハピさせたげぅ!」
にょ にょ にょ にょわーーーーーーーー☆☆
Pだったものの残骸「」
P「そろそろ事務所に戻るかな…」
P「…………」
ハハハハハ!アッハハハハハ!
P「ん?…なんだ?このアホみたいな笑い声…この公園から聞こえるな…」
P「知ってる人物のような気が猛烈にする…誰かに迷惑かける前に回収しとこうか
な…」
…………
東郷あい「あっはっはっはっは!」ビヨンビヨンビヨン
P「って!あいさん!?何してるんですか!えーとその、動物のビョンビョンする
奴乗って!」
あい「おや?プロデューサーくん。偶然だね!君もこれに乗りに来たのかい?」
ビョンビョンビョン
P「違いますよ。しかし、まさかの人物だったな…」
あい「フフッ、公園とは、楽しいものだね。知らなかったよ!」ビヨンビヨンビヨンビヨン
P「そりゃ…良かったですね。その遊具にそこまでの娯楽性あったかなあ…」
あい「ハハハ、アメリカでロデオマシーンに乗ったときのことを思い出すよ!私は
誰よりもうまく乗りこなしたものさ!」ビヨンビヨンビョン
P「全然違うものに見えるけどな…。しかしなんでこんなテンションになってるん
です?電波でも受信したんですか?ウサミン星とかから」
あい「ん?いやね、実はさっきそこで仮装した真尋くんに会ってね!」
P「うん……うん?」
あい「彼女はこう言っていたよ。楽しいのが一番いいことなんだってね!」ビョンビョン
P「ああ、言うね。あいつは」
あい「それで私はこの遊具で楽しんでみることにしたんだよ!これが思いの外楽し
くて…ねぇっ!とっ!」ビョンビョンビョ…
P「あっ危ない!」バッ
ガシッ
あい「……おお。ありがとう、プロデューサーくん。受け止めてくれると、信じて
いたよ」
P「適当なこと言わないでくださいよ…俺がいたから良かったようなものの…」
あい「…もちろん、君がいたからさ」
P「…はい?」(うわ…顔が近い…)
あい「君が隣にいてくれるから、私は無茶ができるんだ。これでも感謝しているんだよ…?
君はあまり意識してないようだけどね…。私はどうすれば伝わるかと日夜腐心しているというのに」
あい「ねぇ……どうすれば、伝わるのかな……?」
P(抱きとめたあいさんからふわりと漂う良い匂い…爽やかな香水の香り……と……)
P「酒くさ……」
あい「……おや。フフッ、本当はね。真尋くんに会う前に志乃さんに会ったんだよ」
P「…ああ、はい。大体わかりました。もういいです。ほら、立てますか?」
あい「うん、ありがとう。…しかしあの人は一体何本ワインを持ち歩いているんだろうね。
まさか路上であんなに飲む羽目になるとは思わなかったよ。ハロウィンのお祭り気分にあてられてしまったようだ」
P「あの人は特別ですよ。歩くワインセラーみたいなもんだし」
あい「ははは、違いない。…さて、少し酔いが醒めてしまった。私はそろそろ事務所に戻ろう。君はどうするんだい?」
P「俺も戻りますよ。一緒に行きましょうか」
あい「ああ、そうしよう」
………
あい「風が気持ちいいね、プロデューサーくん」
P「そうですか?俺は少し寒いかな。ほら、あいさんお酒飲んでるから」
あい「フフ…真尋くんの言った通りだ。楽しいというのは、良いな」
あい「真尋くんはこうも言っていたよ。一等賞っていうのが大好きだってね。だからアイドルでも一等賞を目指すんだ、と」
P「………」
あい「私も一番は大好きさ。そして私は…君となら一番になれると思っているよ」
あい「一緒にがんばろう、プロデューサーくん。私は一番になりたい。
そしてまた無茶をして倒れそうになったら、さっきみたいに支えてほしい…」
P「…ええ、もちろんです。……事務所、つきましたね」
あい「ああ。…さてと、気持ちを切り替えていこうかな!」
…………
P「戻りましたー」
あい「やぁ、おはよう」
ちひろ「あ、お疲れ様です。って、うわ…その臭い…」
あい「お、千鶴くん!今日も元気そうだね!」ガバッ
松尾千鶴「おはようございます、東郷さん…って、うわぁ!なんですか急に、って、お酒くさーー!!」
P「?えっと、そんなに酒臭いです?俺も飲むほうだからわからないのかな…」
ちひろ「強烈ですよ…。鼻麻痺してるんじゃないですか?いい耳鼻科紹介しましょうか?」
P「結構です。…そっか。あいさん実はべろんべろんだったんだな…」
ちひろ「べろんべろんでしょう、どうみても。匂いからすると志乃さんですね。プロデューサーさんが連れてきたんだからちゃんと面倒みてくださいよ?」
P「はいはい。水でも汲んでくるかな…」
千鶴「ちょっと、東郷さん離れて!本当に離れて!くさい!くさいですからー!」
あい「フフッ、そう邪険にされては…むきになってしまうじゃないかー!」グリグリ
千鶴「いやーーーー!」バタバタ
おわり
ビョンビョンするTGAという発想はツイッターからパクった ごめんね
あまりハロウィンぽくならなかったけどもう11月入ったし裏側描写っぽい感じでいいよね
このSSまとめへのコメント
このSSまとめにはまだコメントがありません