モバP「アイドルの絶望した顔が見たい」 (189)

P「そのために>>5をしよう」

アべ顔ダブルピースの

P「……ん゙ん゙っ! んー、よし」

P「こう、輪郭をシュッとして……グーッと……」



阿部P「キャハ♪ ラブリー17歳! ぶいっ☆」ダブルピース
ttp://i.imgur.com/iPEkRG8.jpg



P「……これだな」

P「アヘ顔なんてもう古い。時代はアベ顔ダブルピースだ」

P「これを>>10に見せつけるぞ!」

藍子

高森藍子(16)
ttp://imgur.com/X3rX3AN.jpg


藍子「あ、ここ………新しくお店できたんだ……今度いってみようかな? 春菜ちゃんや歌鈴ちゃんも誘って――」

P(へっ、藍子のやつ今から絶望させられるとも知らずにのんきしてやがるぜ! 勢いつけていくぞー!)

藍子「……でも、いっしょに行けるなら………プロデューサーさんも……」


P「おーい、藍子ー!!」

藍子「っ! あ、プロデューサーさん……おはようございます」

P「うん、おはよう」

藍子「どうしたんですか?」

P「ああ、そうだな……」

藍子「?」


阿部P「やらないか」ダブルピース
ttp://imgur.com/ftDQEL2

藍子「」

藍子「」

阿部P「……」ピース

藍子「」

阿部P「………」ピースピース

藍子「」

阿部P「…………」ピースピースピース




藍子「ハッ!?」

P「大丈夫か藍子?」

藍子「え、えっと……すみません、ちょっとうとうとしてたみたいで……」

阿部P「そうか」ダブルピース
ttp://imgur.com/ftDQEL2.jpg

藍子「」

P(……おかしいな。藍子の反応がないぞ?)

P(こう、絶望して目から光が消える感じのを望んでるのになぁ)

藍子「………」

P「藍子?」

藍子「えっと……プロデューサーさん」

P「なんだ?」

藍子「あの………すみません、ちょっと私、疲れてるのかも……」

P「そうなのか? きちんと体調管理しないとダメだぞ?」

藍子「はい……そうですよね、プロデューサーさんはいつも通り――」


阿部P「みみみん♪ みみみん♪」ダブルピース
ttp://imgur.com/J7fWdWj

藍子「」

藍子「………」

阿部P「ミミン?」ダブルピース
ttp://imgur.com/J7fWdWj.jpg


藍子「…………」

阿部P「ミミミン?」ダブルピース
ttp://imgur.com/J7fWdWj.jpg


藍子「今日もお仕事、がんばりましょうね」フッ

P(あ、眼から光が消えた)

P「藍子は仕事に送り出した」

P「うむ………なかなかだったな」

P「だが、何かが違う気がする……あれは絶望というか、諦めに近い表情だった……」

P「もっとこう、絶望させるようなことを、するしかないな……!」


P「たとえばそう、>>23みたいな!」

まゆの目の前でしぶりんといちゃいちゃ

渋谷凛(15)
ttp://imgur.com/ftpgpBd.jpg

佐久間まゆ(16)
ttp://imgur.com/1eSYEIL.jpg



凛「だから、今度の撮影では――」

まゆ「なるほどぉ……うふふ、勉強になります」


P(HUUUMMMMM……あそこにいるのはまゆと凛か……)

P「ひらめいた」

P「おーい、りーん」

凛「……あれ、プロデューサー?」

まゆ「Pさん……うふ、おはようございます」

P「おう。今日も朝から来れてえらいなー」ナデナデ

凛「ちょ、ちょっと……急になに?」

P「いや。えらいなぁって思って」

凛「答えになってないし……はぁ。どうしたの? 寝不足とか?」

P「心配してくれるのか! 凛は優しいなぁ!」

凛「そうじゃなくって………だいたい、まゆも見てるから。やめてよ……」

まゆ「あの、Pさん……?」

P「まゆ? あぁ……うん、おはよう。まゆ」

まゆ「はい、まゆですよぉ♪ おはようございます……」

P「……」

まゆ「……」ノビー…

P「………」

まゆ「………」ノビビー…

P「……どうした? 足がつりそうなのか?」

まゆ「…………いえ、なんでもありませんから」

P「そうか。ところで凛。この前のライブよかったなぁ!」

凛「話の振り方が雑だよ……この前のって、温泉? うん、気持ち良かったね……思いっきり歌ったのも、お湯もよかったし」

P「ハッハッハ、本当にな!」

凛「また行きたいな……今度はオフに、ゆっくり羽を伸ばしてさ。また飛び立つための準備をするんだ」

P「凛は詩人だなぁ」

凛「……からかわないでよ」

P「アッハッハ、可愛いなぁ」

まゆ「……あの、Pさぁん?」

P「どうした、まゆ?」

まゆ「まゆも……いっしょに歌いましたよね。どうでしたか?」

P「うん。まゆはビジュアル面での売りが強い分ダンスが強くないからそこが課題だな。大きな舞台に対しても緊張しないのはすごいと思う」

まゆ「あ、はい」

P「PVや、舞台での演出が強く出せる場ならいいかもしれないが純粋なアイドルとしてのアピールを出すにはまだまだ精進だな。がんばれよ」

まゆ「はい……」

P「一度まゆは固定のユニットメンバーを作ってみるのもいいかもしれないな」

まゆ「ユニット、ですかぁ……」

P「そうだ。凛にとってのニュージェネレーションの未央や、トライアドプリムスの奈緒。そういう『お手本』や『目標』が身近にあるのはなかなか燃えるぞ?」

まゆ「……ユニット………でも、そうしたら……お仕事の時、まゆのことだけは見れなくなりますよねぇ……」

P「バカいえ。俺はみんなのことを平等に見てるよ」

まゆ「…………そうですかぁ」

凛「プロデューサー、私にもアドバイスないの?」

P「いや? 俺から言えることはだいたい本人もわかってるだろ。だから凛にはいいんだよ、よーし、よくがんばったなー」ワシャワシャ

凛「ちょ、だから……もうっ………」

まゆ「………」

まゆ「……お仕事。お仕事を頑張ったら褒めてくれますか?」

P「うん? うーん、そうだな……今は結構、文句を多めにいうかもな」

まゆ「どうしてですかぁ?」

P「まゆは今が一番伸びる時期だと思ってるからだ。だから、文句も言わせてもらうし注文をたくさんつける」ワッシャワッシャ

  凛「だから、髪っ……あ、手櫛………?」

P「だけどそれは、まゆならちゃんと答えてくれるっていう信頼の証だ。できるって、俺は信じてる」ナデナデ

  凛「………うん、気持ちいい…………あったかい………」

P「だから、やれるよな? まゆ」ナデナデナデナデ

  凛「ん…………もっと……………」ギュッ

まゆ「」

まゆ「」

P「どうしたまゆ?」ナデナデナデナデ

    凛「ダメだよ、力抜けちゃうから……だから、もっとぉ……♡」

まゆ「」

P「おーい、大丈夫か?」ナデナデ… スッ

    凛「ぁっ………あ……」


まゆ「あ……えぇ、大丈夫ですよぉ。平気ですから………うふふ、これはまゆへの『試練』ですよねぇ……?」

P「え?」

    凛「…………」

まゆ「わかりました……今のまゆじゃダメなんですね? なら、まゆはもっともっと……蘭子ちゃんよりも、愛梨ちゃんよりも…凛ちゃんよりも、輝いてみせますから」

P「お、おいまゆ」

まゆ「だから、これは『試練』です。まゆの愛は……沈みません!」

P「何故そこで愛ッ……!?」

    凛「………」ゴソゴソ

まゆ「そうと決まれば、今は……我慢します。あなたのためにならまゆは踵も指も切り落としてガラスの靴を履きますから」
                 オウジサマ
まゆ「待っていてくださいね、Pさん……覚悟していてくださいね。凛ちゃん……?」

 タッタッタッタッタ…


P「いってしまった……」

   凛「……」ゴソゴソ…スチャッ

P「……ところで凛は何やってるんだ?」

凛「…………凛にゃんだにゃん♪」ニャーオ

P「………」

凛「……」

P「……ふむ。今度にゃんにゃんにゃん+1……いや、期間限定で10人まで増やして『にゃんだふるわーるど』ユニットもありか……」

凛「仕事いってくる」ダッ

P「あっ」

P「おかしい。まゆが全力で張り切る方向に向かってた」

P「もっとこう、こう……なぁ?」

P「凛は顔真っ赤だったけど。あれはなかなかよかったな。でも絶望してないもんなぁ」


P「もっとこう、どうしようもない絶望フェイスが見たいんだ」

P「何かいい案はないかな……」


P「……そうだ、>>47しよう!!」

結婚報告

P「結婚報告だ!! 結婚報告をしよう!!」

P「実際の結婚相手? いねぇよ!! ヒャッハァーッ!!!」



P「……空しいな。だけど悪くないアイディアかもしれない」

P「そうと決まれば、報告だ!」

P「…………」

P「誰に?」


そこへ>>52が通りかかり――

しまむらさん

島村卯月(17)
ttp://imgur.com/FOHIcdw


卯月「あれ、プロデューサーさん? どうしたんですか?」

P「ん? おぉ、卯月! いいところに来たな!」

卯月「はい、おはようございます! 島村卯月です!」

P「そうだ、お前は卯月だ!」

卯月「はい、卯月です!」

P「頑張ってるか?」

卯月「頑張ります!!」

P「そうか、流石卯月だ!」

卯月「ありがとうございます。えへへっ」


P「……じゃなくてだな」

卯月「はい、なんでしょう?」

P「実は俺、結婚するんだ」

卯月「えぇっ!? け、結婚ですか!?」

P「おう、結婚だ!」

卯月「うわぁ……おめでとうございますっ!」

P「ありがとう! そしてありがとう!」

卯月「プロデューサーさん、忙しいからなかなか家にも帰れないって言ってたし……驚いちゃいました!」

P「ハッハッハ、そうだなぁ。そんな俺だから彼女もできなくってなぁ……」

卯月「え?」

P「あ、なんでもない。ホントダヨ」

卯月「そうですか? なら、いいんですけれど」

P「ソウダヨー」

卯月「でも、結婚かぁ……式はするんですか?」

P「え? あぁうん、する……かなぁ……」

卯月「そこはビシっと決めないと! やっぱりお嫁さんは綺麗な人なんですか? 私、気になります!」

P(うっ!? なんだこの純粋に輝く瞳は!? く、苦しい!!)

卯月「プロデューサーさん?」

P「あ、あぁ……そうだな、いい人だよ……いつも支えてくれて……」

卯月「そうなんですか。やっぱり、綺麗なドレスとか着るんですよね……憧れちゃうなぁ……」

P「卯月もやっぱり、そういう憧れはあるんだな」

卯月「はい! だって、素敵なお嫁さんと綺麗なお姫様は女の子の憧れですから♪」

P「なるほどなー」

卯月「だから、結婚式はやっぱりパーっと、しっかりしたところでしなきゃダメですよ! 私たち、お祝いしちゃいますから!」

P「お、おう」

卯月「……お仕事は続けますよね?」

P「うん? あぁ、そうだな……俺はこれからもプロデューサー、だよ……うん」

卯月「そっかぁ……お嫁さん。今度紹介してくださいね?」

P「ははは、まかせとけ」

卯月「はい、楽しみですっ!」

P(うーん、卯月は純粋に祝ってくれて心苦しいな。とりあえず嘘って素直に言うか……)

卯月「じゃあ私、みんなにもお知らせしてきますねっ! いってきます!」

     タッタッタッタ…


P「え、ちょっ……うおぉっ!? 足がもーれつに絡んですっころんだぁーっ!!!」

         \どんがらがっしゃーん/

P「……あ、卯月みうしなった」

P「…………」

P「………まぁ、なんとかならぁ!!」

P「はっはっはっはっはっは」

P「はぁーっはっはっはっはっはっは!」


P「うん、気を取り直して>>68で絶望させっかー!」

幸子

P「よーし、幸子で絶望だ!」

P「幸子で絶望……?」


P「……うん。そうだな」

P「幸子『で』>>76するぜ!!」

殺人

輿水幸子(14)
ttp://imgur.com/g2hsZ5h.jpg



幸子「それで、なんですか? ボクを呼び出すだなんて……よっぽど大切な用事ができたんですね?」

P「ああ。そうだ……お前にしかできない仕事だよ。幸子」

幸子「ボクにだけ……ふふーん! まぁ、ボクはカワイイですからね! 当然でしょう?」

P「あぁ、そうだ。お前だけだよ幸子!」

幸子「仕方ありませんねぇ。どんな要件かは知りませんがボクにしかできないなら引き受けないわけにはいかないでしょう!」

P「なんといっても幸子は!」

幸子「えぇ、ボクは!」


P・幸子「「カワイイので!!」」

幸子「それで、なんですか?」

P「ああ、その内容だがな……まずは何も言わずにこの箱に入ってくれないか」

幸子「箱? む、結構大きいですね」

P「あぁ。さ、どうぞどうぞ」

幸子「でもこれ、深いし入ったら出られないんじゃ……あれ? 底にはちゃんとクッションが敷いてありますね」

P「そうだよ。ふっかふかだぞー」

幸子「どれどれ……あ。確かにいい感じです……あったかいですし、気持ちいいかも………」

P「そうだろ? じゃあ蓋しめるぞー」

幸子「え? ちょっと待―――」

  バタンッ

幸子(あ……閉じちゃった。むぅ、プロデューサーさんは話を聞かないんだから……)

幸子(………暗いなぁ。まぁ、仕方ないか)

幸子(だいたい、説明も無しに箱に入れだなんて非常識な)

幸子(ボクは優しいからちょっとぐらい説明不足でも許してあげますけどね。この海よりも広いボクの心に感謝してほしいですよ!)


幸子(…………外から声が聞こえないなぁ。どうしたんだろう?)

幸子「あの、プロデューサーさん?」

   シーン………


幸子(あれ? 聞こえてないのかな……)

幸子「プロデューサーさん? 箱に入って蓋を閉じて、それで何をするんですか?」

幸子「このまま何もしないでいればいいんですかー? ボクのカワイイ姿、見られませんよ? いいんですか?」


   シーン………


幸子(返事がない………防音性があるようにも見えないのに……)

幸子「……プロデューサーさん、外には聞こえてないんですか?」トントン

    シーン………

幸子「プロデューサーさん………」トントン…

    シーン………

幸子「………」トントン…

   シーン……………


幸子(……腕が疲れちゃった。箱、壊しちゃいけないし、これ以上強く叩いちゃダメだよね)

幸子「はぁ……もう………プロデューサーさんはどうせまた碌でもないこと考えてるんでしょうけど。そんなのお見通しなんですからね?」

幸子「ボクは優しいですから、つきあってあげますけど」

幸子「ほら、感謝してくれてもいいんですよ?」



   シーン……………


幸子「………ふんだ」

幸子(暗い………地面はフカフカだけど、外からの音も聞こえない)

幸子(それに、やっぱり狭い。座ったり、立ったりはできるけど横になるのはギリギリかな?)

幸子(ちょっと、息苦しい気がする………)


幸子「……プロデューサーさーん」

幸子「今なら許してあげますよ。カワイイボクの荷物持ちの役割までつけちゃいます」

幸子「よかったですね! ふふん!」


   シーン……………


幸子「ふふーん……別に、そっちがその気ならとことん付き合ってあげます」

幸子「その代り、後で覚えておいてくださいね?」

――――

――


幸子(あつい……くらい………)

幸子(どれぐらいたったんだろう……? 何かする気だったら、もういいと思うんだけど……)

幸子(喉も乾いたし、悪ふざけにしたってタチが悪いし……まったく。プロデューサーさんのバカ……)


幸子「プロデューサーさんのばーか……」

幸子「………わるぐちですよー。ばーか、いじわるー、すけべー、むしんけー」

幸子「とめないんですかー。おしごとにんげーん、いじっぱりー、むっつりすけべー、だめにんげーん」

幸子「……………」

幸子「……あついです……ねぇ、出してくださいよ。ボク、なにか悪いことしちゃいましたか……?」

幸子「ボク……いつも、ワガママばっかり言って………」

幸子「………最初は、プロデューサーさんのこと、嫌いでした。変な人だし、ボクのこと、カワイイって言ってくれないし」

幸子「だから……それで、ワガママで…………でも」


幸子「でもっ……今は、嫌いじゃなくって……だけど、プロデューサーさんがボクのことかまってくれるから……」

幸子「いっしょにいたいって言うの、恥ずかしかったんです。それに、そう言っても『嫌だ』って言われたらって思ったら怖くて……」

幸子「なんて、これもワガママですよね。ごめんなさい……」


   シーン……………


幸子「………」

幸子(本当は、周りにはもう誰もいないのかも)

幸子(プロデューサーさん、ボクのこと箱に入れて捨てちゃう気だったのかも……)

幸子(ううん。ボクのこと捨てるにしたって、誰かが気づくはず……だったら……)

幸子(プロデューサーさんにも、何かあったのかも……そしたら、そしたらっ……)


幸子「もう、会えない……?」



幸子「やだ……」

幸子「やですっ……だしてください、だしてっ!」ドンッ

幸子「だしてよぉっ! だしてぇっ!」ドンドンッ!

幸子「だして……だして、ください……」ドンッ…

幸子「もう……やだ……グスッ……」

   ガタンッ!

幸子「っ!」

幸子「今の音……だ、誰かいるんですか?」

幸子「ねぇ、そこにいるのは――」

    ドンッ!

幸子「ひぅっ!?」ビクッ

幸子「え………プロ、デューサーさん?」

幸子「………誰ですか? あの、ボクは………」

     ドンッ!  ドンドンッ!

幸子「ひぃぃっ……ま、待ってください。中にボクがいるんですよ! ねぇ、聞こえて……」

幸子(あ、そっか。この箱の外の音ぜんぜん聞こえないし……中から叩いたら、聞こえるかも……)

幸子「……」ドンドン

   ドンッ!  ガタガタッ

幸子「! やっぱり反応が……あの、聞こえてるなら………」

            ウィーン…   グシャッ                 ウィーン…   グシャッ

幸子「……え? なんですか、この音……」
  
       ウィーン…   グシャッ               ウィーン…   グシャッ

幸子(何かが、潰れる音? 機械の音と、動く音……)   

幸子「え……まさ、か」

    ウィーン…   グシャッ           ウィーン…   グシャッ


幸子「や……やだっ! 出して、出してぇっ! 誰ですか、こんなことしたの! やだ、やだやだやだやだやだやだっ!!」ドンッ! ドンドンッ!!

 ウィーン…   グシャッ


幸子「やだ、やだ、やだっ……たすけて、たすけてっ……」ドンドンッ!

 ウィーン…  ガゴッ

幸子「ひっ!? う、うそ。こんなの、こんなのっ……」

  ミシッ…

幸子(こんな頑丈な箱なのに、ひしゃげて……っ)

    ミシミシッ…

幸子「なんで、なんで……だれか、だれかっ……」





          パカッ


幸子「へ?」

        \ぱんぱかぱーん/
          |箱入り幸子|

幸子「え?」

幸子「……え…………」

P「さぁああああちこぉぉおおおおおおお!」

幸子「ぷ、ぷろでゅーさーさん……?」

P「よかった、よかったよ! ディ・モールトベネ! 最高だぁ!!」

幸子「ぁ………ぁあ………」

P「世の中にはキュン死って言葉があるだろう? いやぁ、その表情……ときめきすぎて俺、心臓止まりそうだぜ!!」

幸子「うぁああああああん!!!」ギュウウウッ

P「よーしよしよし。可愛いなぁ。幸子は可愛いなぁ」

幸子「ばかばかばかばかばかばかばーかーっ!! なにするんですか! 死んじゃうと、思ったんですよっ!? ぼく、ぼくっ……」

P「そんなに言われたら……俺、俺……」

幸子「だいたい、いつも、いつもっ……!」

P「胸のキュンキュン、とまらねぇー!!」ドバァーッ

幸子「プロデューサーさん、体中から変な液吹き出てますよ!?」

P「うぼぁー」ドボボー

幸子「も、もうっ……だって、こんな、こんなにっ………グスッ………」

P「…………」ドババァー…

幸子「いじわるにしたって、もっと………」

P「……」ドジョゥァー……

幸子「……プロデューサーさん?」

P「…」ニュルシュルァー………

幸子「し、死んでる!?」

幸子「………」

P「一時はどうなることかと」

幸子「本当に心臓が止まってましたよ……?」

P「いやぁ、つい……な?」

幸子「な、じゃありません!!」

P「幸子にときめき殺されるかと思ったぜ。可愛いからなぁ」

幸子「ぜっっっっっっっっっっっっっったいに許してあげませんからね!」

P「うん。だけど幸子のそばにはいたいなぁ、心も入れ替えたぞ! 悪い心は今さっき全部吹き出した!」

幸子「その悪い心とやらが混ざった汁がボクの服にかかってベトベトなんですけれど」

P「おぉ、すまん……弁償はするからな」

幸子「ふーん……モノだけで済ます気ですか?」

P「え、いや……」

幸子「わかってますよね、プロデューサーさん? ボクの気が済むまであなたはずっとずっと、ずぅーっと、ボクの言うことを聞かなきゃダメなんですから!」

P「はい! ご褒美です!!」

幸子「うわぁ」

幸子「とりあえず椅子ですね。喉が渇いたしジュースも欲しいですけど」

P「よーし、じゃあちゃんと捕まってろよー」

幸子「え? ちょっ――」

P「幸子を上に乗せたままおつかい! 今の俺はまさにエポナだぜ! ハイヨーッ!」

   ガッシャーンッ!


幸子「なんで外に出るんですかばかぁっ! というか今、生身でガラス……」

P「大丈夫だ、幸子には絶対に当たらないように計算して割った。角度とか」

幸子「絶対嘘です!!」

P「あのあと、警察のお世話になりかけたり、振り切るためにパトカーと俺との熾烈なデッドヒートが起きたり」

P「竜巻に飲まれたり異世界にいったり捕らわれの幸子を助けたりした。いやぁ、楽しかったなぁ」



P「でも魔王の呪いでまた絶望した表情が見たくなってきたぜ……」

P「そう、たとえば>>142をしたりして――」

蘭子にエゲツないセクハラ

神崎蘭子(14)
ttp://imgur.com/HUlV7qN.jpg



P「らーんこ♪」

蘭子「む? フッ、風か……我が友よ。煩わしい太陽ね!(あれ? あ、プロデューサー! おはようございまーす♪)」

P「おはよう。絵を描いてたのか?」

蘭子「ハッ!? こ、これは禁断の創造書。人智の及ばぬ、禁忌よ!(えっ、あぁ! ダメです! これは私のお絵かき帳で、見ちゃダメなんですーっ!)」

P「へぇー、見せられないのか」

蘭子「我が禁忌に触れしものは、みな真紅の火に包まれる……燃え上がり、灰も残らぬ……(だ、だって恥ずかしいです……顔から、火がでちゃいますよ……)」

P「さては蘭子、エロいもん描いてるんだろー?」

蘭子「なっ!?」

熊本弁うまいな
俺どうやって喋らせればいいのかわからんわ

P「いやぁー、蘭子は結構ムッツリだと思ってたんだよなー」

蘭子「な、ななっ……何をっ!」

P「だってそうだろ? やましいことないならみせたって平気だろうに……見せられないってことは、なぁ?」

蘭子「否ッ! 我が書は確かに未だ真なる姿を見せぬ……だが……(違いますっ! 確かに、上手じゃないですけど、でも……)」

P「へぇー、なら見せられるよな?」

蘭子「……よかろう。括目せよ! 真実を、その瞳に!(……わかりました。見てください! 本当に、そうじゃないって!)」

P「見せてもらおうか、その真なる姿! 無垢なる姫よ、その衣の下を晒すがいい!」

蘭子「えっ」

P「何驚いてるんだ? さ、スケッチブック見せてもらうからなー」

蘭子「う、うむ………」

P「………」ペラッ

蘭子(……い、いきなり変なこというから、びっくりしちゃった。そうだよね、勘違いしちゃダメ………)

P「ほぅ………」ジッ…

蘭子「む………」

P「ほほぅ……」ジロジロ…

蘭子(あ、でも……勢いで渡しちゃったけど恥ずかしいかも……)

P「へぇー………」

P「なるほどぉ……このラインかぁ……」

蘭子(プ、プロデューサーずっと見てるけど……そんなにじっくり見られたら、なんだか……)

P「ここ、綺麗だなぁ……なぁ、蘭子?」

蘭子「ふぇっ? あ、えっと……必然よ。真なる魔とは、その先に見えるもの……(そ、そうですか? でもまだまだ上手になりたくって……)」

P「この衣装案とか、なかなかいい。羽も派手で、難しいかもしれないが……うまく再現できれば見栄えがする」

蘭子「真か!? ならば、望もう! 我が意を現世に現せ!(本当ですか!? だったら、作ってほしいです! お願いします!)」

P「うーん、だけどなぁ」

蘭子「……まさか、何者かによる呪縛が……?(なにか、ダメなところがありましたか?)」

P「この女の子のポーズ。両手を広げてるのはわかりやすいんだけどイメージがなぁ」

蘭子「むっ、ブリュンヒルデはまだ真なる姿を残しておるぞ!(えぇー、このお洋服はもう少しバリエーションがつけれるようになってて……)」

P「ふーん」

蘭子「むー!」
ttp://i.imgur.com/jthlMIg.jpg

P「……」

蘭子「……だめ、ですか?」

P「いや。そうだな、いいかもしれない」

蘭子「……!!」パァァ

P「じゃあ、第三形態を考えなきゃなー」

蘭子「うむ、よかろう! 共に創造せん!(わかりました、いっしょに考えましょうっ♪)」

 、ハrtハ,、   |i|   tフ     「三ゝ     /  /  /i /

ヽ    ヤ ゙r' | |i    _iュ_         /|/        /
  我  t'    N |   く」::L>__ rャ、,、   / .|      .傷
  が  キ     ス^ヾャ´ /入_`ヾ、_)、 / / ノ|     つ
  名  キ |ヽ  t、ゝイ /   ヽi i、Y={ / //ノ/i.   い
  は  rt  .k ヽ_大ーレ' ^、_, ^ .| |フく^`   /  ノレi.  た
  ブ  _)ヽ  `-、_,,.-'` 弋 _ ノレ'  `ヽ、__ノ Z  .悪
  リ  `ュ `ー‐´---、__`yλ K__,,.--‐‐'''´ Li__,,,'ュ   姫
   ュ   ̄フーュュ-++、_i ノ ,j0t_、_,-―''´~ヽ、      |
  ン   / // // / ( t j^i ァイT 「i  r‐、 ヽ  i^i . | 
  ヒ   レ'  レ' レ′  `tー、人__ノ ヽ| ヽ |  ヽ|i ) レ   . |
  ル   r ヽ、_,-―--、_):: :: :: (,,-= )._ `
  デ   ζ 彡彡  ,-'´:: :: :: :: :: :ヽ、-、 ミ=-―'_
  !! ξ 彡彡 /::_:: :: :: :: :: :: :: :: :: ::ヽ、_   ―'´
     r`  彡 .// /::ハ:: :: 八:: |ヽ::|ヽ::ヽ`7ー、 ミ三イ_ノi

 ハルリλ`  彡 レ  /:/ |:: ::| t:::l ヽ:i__>、| iー'´、i|iレ^Vt <

        `t_,、  //  t:: リ_」」-‐ヘ| r-'  ミ    <ミミ
 ┏━━━━━━━━━━┓、_人_トノ`' i | ミ  . 第  >ミミ
 ┃  悪姫ブリュンヒルデ  ┃   ト--|  t::|ヽ::|   ニ  <ミミ
 ┣━━━┯━━━━━━┫    |ー'::|    三  .形 <`~
 ┃ステ-タス│  効  果   ┃   .|::ノ| <ニフ   .態  <
 ┠───┼──────┨.l   レ^ | |i  彳     it
 ┃ 闇音 │  サイレント . ┃i|iλi  | | | .|ノi レi|И|iV^|i /
 ┠───┼──────┨     | |   iノ |i i从 ノ/
 ┃ 封書 │魔力を封じる .┃XⅢ ̄ .|= { ー‐―----、、i /

 ┠───┼──────┨     |  k フ   i|i  ヽ/
 ┃ 炎獄 |  炎 絶大   ┃     L__」   . i|i1 i  ) @
 ┗━━━┷━━━━━━┛ <_   ノ L_iii__/@@

>>159
こんなAAあんのか

P「そうだな、まず身軽さが必要だろ?」

蘭子「む? 真なる姿ならば、さらなる魔装を望まん!(え? 第三形態ならもっとすごーく強そうなのがいいです! いろいろつけて……)」

P「どうかな? ライブ中に早着替えする場合上に着ておくのがセオリーだから普段の衣装からブリュンヒルデ、さらに着るのは厳しいかな」

蘭子「然様か……致し方なし。ならば如何する?(そうなんですか、じゃあ仕方ないですね……なら、どうするんですか?)」

P「通常形態から第二形態……ブリュンヒルデには羽以外は脱ぐことでいけるはずだ。第一形態はCDの時のアレだからまずこう脱いで……」スッ…

蘭子「えっ?」

   シュルッ…

P「ゴス衣装だから、重ね気味なんだよな。スカートを2重にしておくか? だけどそれは野暮ったいよなぁ」ピラッ

蘭子「ひぁっ!?」

蘭子「な、なにをっ!」

P「ん? あぁ、だけど今は衣装じゃないから参考にはならないか……脱ぎやすいもんなー衣装。いっそ背中側を開けておいて脱皮の要領もいいな」ツゥ…

蘭子「ひぅっ、な、ぷ、ぷろでゅっ……」

P「どうした?」

蘭子「い、今……其方は禁忌に触れた……!」

P「え? これは見せてくれるって言ったじゃないか。それとも衣装考えるのはやっぱり無しか?」

蘭子「え……い、否。我が意は然様に非ず。だが我が身に触れるは………」

P「そうか、違うならいい。じゃあどうかな……背中が開いてると羽以外に隠すものがなくなるんだよなぁ」

蘭子(さ、さっき普通にスカートめくって、背中に手……気のせい……? 違う、よね……?)

P「蘭子、いっそブリュンヒルデは胸元を開けておくのはどうだ?」

蘭子「心の臓を晒せというのか……!?」

P「うーん、そうじゃなくて……もともと蘭子の衣装は割と露出度高いんだよなぁ。いい身体してるし」

蘭子「えっ?」

P「生命の雫とか、ファンは邪推しただろうなぁ。男だったらまぁ、そういうもんだけど」

蘭子「な、何を唱えている……? 偽りか、呪言か?」

P「いや、嘘でもなんでもないよ。だけどあんなほてって……あれは色っぽかったなぁ……ああいう露出度でもいいかもな、第三形態」

蘭子「な、ならぬ! 我が身を包む衣は、魔を抑える封也。過剰な魔力の奔流は――」

P「へぇ……魔力を抑えてるのか。だから厚着なんだな」

蘭子「う、うむ」

P「どうせなら、もっと魔力を解放するべきじゃないか? ファンも増えるぞ? みんなみんな、蘭子のことをもっと知りたがってる」

>>162
こんなのもあるぞ
 、ハrtハ,、   |i|   ◎    ( ○ )     /  /  /i /

ヽ    ヤ ゙r' | |i        `ー'    nnn       .そ /
  我  t'    N |       _      LLLh      .せ
  が  キ         ☆ 7彡=ミ::`ヾ :゙∩ー |      じ
  名  キ        .  ∥     ||   ヽ) .ノ         い
  は  rt  .     . . {:| =.| = ||     | |      i  た
  マ  _)ヽ      `弋_ ヮ _ノレ'    | |       .悪
  ル .`ュ `ー‐´---、__`yλ K__,,.--‐‐'''´ _|    '    王
  メ.   ̄フーュュ-++、_i ノ -、 _|,-―''´~          |
  タ   / /       | ( ○.)|         ', - 、 .|
  ハ   レ'     ′ `| `||~  |             ( ○.) .|
  ル   r            |     |  ._ `       `||~´
  ト   ζ          |:───|:
  !! ξ        ::_:ノ: :: :: :: :::ヽ: ::
     r`       .  /:::::: :: :::::  ヽ::
 ハルリλ`          /:::::::::::∧ ::::::::ヽ:i_     ´、i|iレ^Vt <
              /::::::::::::/ ヽ:::::::::::」-  r-'  ミ    <ミミ
 ┏━━━━━━━━━━┓、_人_トノ`' i | ミ  . 第  >ミミ
 ┃  悪王マルメタハルト  ┃   ト--|  t::|ヽ::|   ニ  <ミミ
 ┣━━━┯━━━━━━┫    |ー'::|  ,- 、   .形 <`~
 ┃ステ-タス│  効  果   ┃   .|::ノ| ( ○ )   .態  <
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 ┃販売人│ おっさンザム ┃i|iλi  | | | .|ノi レi|И|iV^|i /
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 ┃ 笑顔 |  1億MC   ┃     L__」   . i|i1 i  ) ◎
 ┗━━━┷━━━━━━┛ <_   ノ L_iii__/◎◎

蘭子「わ、我がミサに集いし信者たちは! そのようなっ」

P「いや。みんな見たがってるよ。人気アイドル神崎蘭子のサービスシーンは見たいに決まってる」

蘭子「違う!そのような卑しき民たちではない!」

P「………本当に、そうか?」

蘭子「あ、ああ。純なる、歌と踊りの宴が……我が信者たちの望みに……」

P「違うな。みんな、蘭子のことを見てる。それは普通に歌やダンスを望む人もいるだろう、だけどな」

P「蘭子はかわいい女の子だ。だったら、そういう目で見られる。見なきゃおかしい……そういう風に、見られてるんだよ」

蘭子「ち、ちがう!」

P「だったら、思い出してみろ。クラスメイトはどういう目で蘭子のことを見てる? ファンは、グラビアはどんな写真だ?」

蘭子「や、ぃゃっ………」

P「みんなみんな、蘭子のことを見てるんだよ……それで、触りたいと思ってる。その身体に、柔らかさに触れたいと思ってる」グイッ…

蘭子「ぷ、ぷろ、でゅーさっ……」

P「はは、力も弱いなぁ。手も小さいし、可愛い……」スリ…

蘭子「ゃ、ゃあ……」

P「なぁ、この手だって。マイクと、ペンと……ファンと握手をして、その相手はどうすると思う?」

蘭子「お、おもいでにって、みんな、よろこんで……」

P「そうだな。その感触を思い出して……何してるんだろうなぁ……?」

蘭子「ちがう、ちがうもん……」

P「本当、ウブだなぁ………」

蘭子「や、ゃだ………こんなの、変、です……わたし、わたしっ……!」

P「変? そういうことを考えたことないっていうのか? 蘭子だって、興味あるだろう?」

蘭子「そ、それはっ……わ、私、わたしの、したいことは、もっと、ロマンチックで、王子様が……」

P「王子様、か……フッ、フフフ、ハァーッハッハッハッハ!」グイッ

蘭子「い、いたっ……」

P?「それでこそ、我が新たなヨリシロに相応しい……!」

蘭子「プ、プロデューサー……?」

P?「我に身をゆだねよ。姫よ……!」


??「ちょぉーっと待ったぁー!!」

P?「何奴ッ!?」

??「誰かって? そうだね――あえて名乗るなら……」


愛海「海よりも深く、全ての胸を愛すもの……かな」

蘭子「セクハラ大魔神!(愛海ちゃん!)」

愛海「え、ヒドくない?」



棟方愛海(14)
ttp://i.imgur.com/93eOKtm.jpg

愛海「まぁ、とにかく。最近のプロデューサーはおかしかった」

愛海「どこがっていうと、まぁ全体的におかしかった」

愛海「でもその理由がようやくわかったよ……」

P?「フッ……人間風情が……」

愛海「今のプロデューサーは魔王に呪われてる!!」

蘭子「なん……だと……!?(そうなんですか!?)」

P?「それを知ったところで何ができる」

愛海「決まってる」

P?「なに?」

愛海「あたしは胸を揉むだけだよ――さぁ、異世界の魔王の揉み心地、堪能させてもらおうかなッ!」

P?「できるものならやってみよ。人間ッ!」

 



P「」ピクピク…

愛海「はぁ、堪能したぁ。プロデューサーの身体じゃなかったらもっとよかったなぁ」

蘭子「四身の拳……(愛海ちゃんが分身してた……)」

愛海「でもこれで、プロデューサーの身体に憑いてた悪霊は払ったよ! やったね!」

蘭子「む……ならば、先ほどまでのはすべて呪災いか?(さっきまでのは全部、そのせいだったんですか?)」

愛海「そうだよ。いやぁ、これでプロデューサーの結婚式にも間に合うね?」

蘭子「……けっこん?」

愛海「あれ? 聞いてなかった? 卯月ちゃんが言ってたんだけど」

  ガチャッ!

卯月「プロデューサーさん、そういえば私結婚式の日程聞いて――わわ、なんですかこれ!?」

愛海「あ、卯月ちゃん! いいお尻だね、うひひっ」

卯月「あ、愛海ちゃん!? ダメだよ、プロデューサーさんは奥さんがいるんだよ?」

蘭子「………プロデューサー、結婚しちゃうんですか?」

卯月「え、うん! この前そう言ってたよ?」

蘭子「そ、そんな」

愛海「プロデューサーがおかしくなったのって幸子ちゃんといっしょに行方不明になってからだから、たぶん本当だと思うけど――」


   ガチャッ

幸子「どういうことですか、プロデューサーさん! ってなんですかコレ!?」

愛海「や、噂をすれば」

幸子「ひぃっ!? ま、まさかあなたの仕業ですか!」

愛海「違うよ、あたしは揉んだだけだよ」

幸子「それが問題だらけだって言ってるんですよ!」

幸子「というか、ずっと見てるって約束したのに……ボクの許可なく、誰かのものになるなんて!」

卯月「でもプロデューサーさん、幸せそうな寝顔してる……きっと、奥さんは素敵な人なんですよ♪」

愛海「ごめん、それはあたしが揉んだせいなんだ」

蘭子「淫獣、矢の如し(愛海ちゃんすごーい)」

愛海「あたしの時だけおかしくない? ねぇ?」

P「う、うーん……?」

卯月「あ、起きましたか? おはようございます、プロデューサーさ――」

   ガチャッ…

まゆ「うふ、うふふふ、ふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふ」

凛「……………………………………………………………………………………………………………………………………………」


P「ぐぅぐぅ」

蘭子「……家に飲まれよ!(おうちかえりまーす)」

卯月「蘭子ちゃん、待って!」

蘭子「らんこおうちかえるー!(帰還せよと警鐘が鳴り響く!!)」

P「ぐぅ」

まゆ「……わかってますよぉ。きっと、それも呪いなんですよねぇ? だから、きっと夢なんですよね?」

凛「いや、私は気にしてないよ。全然、大丈夫。だけどさ。まったく相談してくれなかったから驚いてるだけ。ね?」

P「……ぐぅぐぅ」

まゆ「まゆが立派になるまで、Pさんはプロデューサーさんとして居続けるんですよねぇ? 知ってます、だから、まゆは疑ってませんよぉ?」

凛「ねぇ、相手ってどんな人なのかな? やっぱり、プロデューサーも信頼できる人、なんだよね。羨ましいなって思うのは、ダメかな」

P「………ぐぅぐぅぐぅ」

まゆ「……ねぇ?」

凛「……プロデューサー?」


愛海「あ。2人に魔王の残骸が憑きそう」

卯月「わぁ、魔王さんだなんてなんだかすごそうですね!」

幸子「プロデューサーさん、寝たふりしてないでおきてくださいよ、ねぇ、ねぇってば!」

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