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じーさん「孫ーーー」
孫「ごめん、おじいちゃん…今宿題やってるの…」
じーさん「なんじゃと…そんなモン、ワシが1分61秒で解いてやる!」
孫「61秒??」
じーさん「んー…」
孫「…。」
じーさん「うーん…」
孫「…。」
じーさん「うーん…うーん…」
孫「…。」
じーさん「うーn…」ボカーン
じーさん「こんなもんやってられるかーー!!!!」ドカーン
↓
孫「あびゃーーーーー!!???」
のパターンだな
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じーさん「ぜえ…ぜえ……ワシを爆死させる気か!」
孫「いやいやいや…」
孫「それで、おじいちゃん、俺に用があったんじゃないの?」
じーさん「おお…そうじゃった…」
じーさん「孫よ…」
孫「な…何?」
じーさん「ワシや孫やそして校長みたいに、死んでも生き返る者の存在を、ワシら以外に知っておるか?」
孫「知らねえな…」
じーさん「“光彦”という奴がいるそうじゃ…」
孫「みつひこ…」
じーさん「という訳で、今日から米花町に引っ越しじゃ!」
孫「引っ越しって…業者呼んだの?」
じーさん「今回は特別に、最強さんに、家ごと移動してもらったぞ!」
孫「ええええええ!!!!!!」
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じーさん「校長の命と引き換えじゃっ!」
孫「…………。」
じーさん「小嶋酒店が犠牲になったが、細かい事は気にするな!」
孫「気にしろよ!クソジジィィィィ…」
元太「あ~…光彦うざいなあ……ん…あれ?…俺の家が…
まあ、いいか…」
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じーさん「そして、光彦はどうやら、帝丹小学校の1年B組にいるそうじゃ!」
孫「僕、5年生ですよ?たまに作品の都合で中学生にされるけど、小 学 生!!」
じーさん「大丈夫じゃ!」
孫「ん?」
じーさん「この薬を飲むのじゃ!」
孫「なんだか…嫌な予感しかしないんだけど…」
じーさん「ウンコを飲まされるのとどっちがよい?」
孫「いや…そういう問題じゃないんだけどな…」
じーさん「とある友達から、とある取引をして手に入れた処方なしの薬じゃが、問題はない!」
孫「不安な要素しかないんだけど……」
じーさん「いいから飲むのじゃ!」
孫「やだ!」
じーさん「最強さんに連絡でも…」
孫「飲みます!」
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孫「ゴクッ」
じーさん「おし!いいぞ!」
孫「おじいちゃん…なんだか体が熱い…」
じーさん「薬が効いてる証拠じゃ!」
孫「あ…熱い……骨が…溶ける……がっ…」
孫「………………
んん……あれ?」
じーさん「ようやく目が覚めたようじゃな…」
孫「一体なんなんだよ、この薬は…」
じーさん「鏡を見てみぃ…」
孫「嘘だろおおおおおおおお」
孫「体が…体が縮んでる…」ワナワナ
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じーさん「効き目は1週間程じゃ!」
孫「おい!この姿で学校に通えと?」
じーさん「ほれ!籍は取ってある…学校へ行くんじゃ!」
孫「………。」
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孫「着いてくんなよ?」
じーさん「もち!」
―帝丹小学校1年B組教室―
小林「はい、皆さん席に着いて下さい。転校生を紹介します!」
光彦「ウチのクラス、転校生多いですね~」
歩美「コナン君と哀ちゃん、それにマリアちゃんで、もう3人目だよ!」
小嶋「どんな子が来るのかな?」
小林「紹介します!洋介君です!」
孫「どうも、洋介と言います。」
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孫(おじいちゃん、今日は着いて来なかったみたいだな…)
歩美「洋介君、どこから来たの?」
孫(何だか、説明しずらいな…)
コナン「んな事より、博士の発明品で遊ぼうぜ!」
灰原「あら?今度は何かしら?」
コナン「“光彦がことわざになるスイッチ”だよ!」
光彦「また、僕ですか?」
孫(光彦って、こいつかあ…)
コナン「博士の伝言…『くれぐれも悪用するんじゃないぞ!』」
コナン「おし!心して押すぞ!」ポチッ
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これ、需要ある?
とりあえずオチはリアルな顔で叫んでるパターンか
それともキラキラした笑顔でヨダレダラダラのパターンかどっちかな
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コナン「特に変化ねえな…」
元太「壊れてるんじゃねえのか?」
灰原「見て!円谷君の目!!」
孫「目が動いてる…」
コナン「あ…あれは……
目が泳いでるんだ!!」
光彦「なんだか視界がぶれてます…うげっ……今度は目から…」
灰原「目から何か落ちたわ!」
コナン「ペロッ……これは!…ウロコ!」
孫(本当に目からウロコな状況だ…)
灰原「とりあえず、円谷君は保健室に行きなさい!」
光彦「無理です…」
灰原「どうして?」
光彦「足が棒になってしまいました…」
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光彦「一歩も動けま……あがっ…」
灰原「彼、どうしたのかしら?」
コナン「開いた口が塞がらないんだよ…」
灰原「今度は、喉から手が…」
コナン「目の上にコブが出来てるぞ!wwwwww」
歩美「見て見て!耳からタコさんだあ!!」
コナン「おい!目が死んでるぞ!wwwwwwwww」
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歩美「唾液でベトベトの手に、何か張り付いてるよ?」
灰原「濡れ手に粟(あわ)ね!」
灰原「脱水していない洗濯物を着出したわ!」
コナン「いつものあいつらしく、濡れ衣を着たんだろ…」
光彦「助けて下さい~」
コナン「おい!目が口程物を言ってるwwwwwwwwwwww」
光彦「助けて……」
コナン「目がないwwwwwwwwwwwwwwwwww」フッキンホウカイ
歩美「今度はお尻から何か出てるよ?」
灰原「何かしら?」
「ワシじゃよ!」
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孫「何処からてめえは出て来てるんだ!クソジジィィ!!」
じーさん「ところで、孫よ…」
孫「なんだよ!」
じーさん「お前…父に会いたいか?」
孫「えっ?」
じーさん「どうなんじゃ?」
孫「そりゃあ、会いたいけど…父さんはいないんじゃ…」
じーさん「訳あって別居しておるが、お前の父親は生きておる…」
孫「何処にいるんだよ!俺の親父って誰なんだよ!!」
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じーさん「孫…そんなに会いたいのか?」
孫「あぁ…」
じーさん「どんな父親でもいいか?」
孫「あぁ…」
「ワシじゃよ!」
「えっ?」
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コナン「博士…」
孫「親父なのかよ!」
阿笠「ああ…」
コナン「そういやあ、博士とそのじいさん、話し方そっくりだよな…」
灰原「まさか、博士に隠し子とはね…」
阿笠「ワシは家庭を顧みず、薬の開発ばかりに目が行っていた…」
元太「目が逝ってるのは、光彦だけどな…」
孫・阿笠「…。」
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阿笠「元々、発明する事に目がないワシじゃ…
不老不死の薬の研究には、もう乗るしかなかった…」
元太「目がないのは、光彦だけどな…」
孫・阿笠「……。」
阿笠「いい訳の仕様もない…すまなかった、洋介…」
元太「仕様もないのは、みts…」
「「「「「うぜえなあ!!!!」」」」」
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阿笠「誠にすまなかった…」
孫「親父…」
阿笠「洋介!」
光彦(なんだか、僕忘れられてるような……
元太君みたいな扱いは嫌なので、あえて言いませんけど……
あ…僕、口が塞がらないんですけどね~)
光彦(あ…首が長くなった…)
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光彦(腕が上がらず肩がなくなり、手も足も出ないので、給食は灰原さんに食べさせてもらう事になりました…
ラッキーです!!!)
灰原「はい、円谷君、お口開けなさい!」
光彦(いいですね~…鼻が伸びてしまいます…)
光彦(おっと…ほっぺが落ちてしまいました!)
灰原「あら?デザートのプリン、外側のケースだけ?
身も蓋もない!!」
光彦(……。)
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光彦(はぁ…
お腹と背中がくっ付いてしまいました…)
孫「ところで、俺の母親はいないのかな?」
阿笠「ああ……小学生の時に洋介を産んでぽっくりじゃよ…」
孫「そうか…」
じーさん「地下鉄サリン事件の日に…」
孫「そうだったのか……」
阿笠「蒟蒻畑を喉に詰まらせおったわい……
まったく……」
孫「ドテッ」
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