じーさん「ふふふ…米花町に引っ越しじゃっ!」 (32)

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じーさん「孫ーーー」

孫「ごめん、おじいちゃん…今宿題やってるの…」

じーさん「なんじゃと…そんなモン、ワシが1分61秒で解いてやる!」

孫「61秒??」


じーさん「んー…」


孫「…。」


じーさん「うーん…」


孫「…。」


じーさん「うーん…うーん…」


孫「…。」


じーさん「うーn…」ボカーン

じーさん「こんなもんやってられるかーー!!!!」ドカーン



孫「あびゃーーーーー!!???」

のパターンだな

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じーさん「ぜえ…ぜえ……ワシを爆死させる気か!」

孫「いやいやいや…」


孫「それで、おじいちゃん、俺に用があったんじゃないの?」

じーさん「おお…そうじゃった…」


じーさん「孫よ…」

孫「な…何?」

じーさん「ワシや孫やそして校長みたいに、死んでも生き返る者の存在を、ワシら以外に知っておるか?」

孫「知らねえな…」

じーさん「“光彦”という奴がいるそうじゃ…」

孫「みつひこ…」

じーさん「という訳で、今日から米花町に引っ越しじゃ!」

孫「引っ越しって…業者呼んだの?」

じーさん「今回は特別に、最強さんに、家ごと移動してもらったぞ!」

孫「ええええええ!!!!!!」

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じーさん「校長の命と引き換えじゃっ!」

孫「…………。」


じーさん「小嶋酒店が犠牲になったが、細かい事は気にするな!」

孫「気にしろよ!クソジジィィィィ…」



元太「あ~…光彦うざいなあ……ん…あれ?…俺の家が…






まあ、いいか…」

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じーさん「そして、光彦はどうやら、帝丹小学校の1年B組にいるそうじゃ!」

孫「僕、5年生ですよ?たまに作品の都合で中学生にされるけど、小 学 生!!」

じーさん「大丈夫じゃ!」

孫「ん?」

じーさん「この薬を飲むのじゃ!」

孫「なんだか…嫌な予感しかしないんだけど…」

じーさん「ウンコを飲まされるのとどっちがよい?」

孫「いや…そういう問題じゃないんだけどな…」

じーさん「とある友達から、とある取引をして手に入れた処方なしの薬じゃが、問題はない!」

孫「不安な要素しかないんだけど……」

じーさん「いいから飲むのじゃ!」

孫「やだ!」

じーさん「最強さんに連絡でも…」

孫「飲みます!」

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孫「ゴクッ」

じーさん「おし!いいぞ!」

孫「おじいちゃん…なんだか体が熱い…」

じーさん「薬が効いてる証拠じゃ!」

孫「あ…熱い……骨が…溶ける……がっ…」



孫「………………



んん……あれ?」


じーさん「ようやく目が覚めたようじゃな…」

孫「一体なんなんだよ、この薬は…」

じーさん「鏡を見てみぃ…」


孫「嘘だろおおおおおおおお」


孫「体が…体が縮んでる…」ワナワナ

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じーさん「効き目は1週間程じゃ!」

孫「おい!この姿で学校に通えと?」

じーさん「ほれ!籍は取ってある…学校へ行くんじゃ!」

孫「………。」

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孫「着いてくんなよ?」

じーさん「もち!」



―帝丹小学校1年B組教室―


小林「はい、皆さん席に着いて下さい。転校生を紹介します!」


光彦「ウチのクラス、転校生多いですね~」

歩美「コナン君と哀ちゃん、それにマリアちゃんで、もう3人目だよ!」

小嶋「どんな子が来るのかな?」



小林「紹介します!洋介君です!」


孫「どうも、洋介と言います。」

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孫(おじいちゃん、今日は着いて来なかったみたいだな…)


歩美「洋介君、どこから来たの?」

孫(何だか、説明しずらいな…)

コナン「んな事より、博士の発明品で遊ぼうぜ!」

灰原「あら?今度は何かしら?」

コナン「“光彦がことわざになるスイッチ”だよ!」

光彦「また、僕ですか?」


孫(光彦って、こいつかあ…)


コナン「博士の伝言…『くれぐれも悪用するんじゃないぞ!』」


コナン「おし!心して押すぞ!」ポチッ

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これ、需要ある?

とりあえずオチはリアルな顔で叫んでるパターンか
それともキラキラした笑顔でヨダレダラダラのパターンかどっちかな

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コナン「特に変化ねえな…」

元太「壊れてるんじゃねえのか?」

灰原「見て!円谷君の目!!」

孫「目が動いてる…」

コナン「あ…あれは……

目が泳いでるんだ!!」


光彦「なんだか視界がぶれてます…うげっ……今度は目から…」


灰原「目から何か落ちたわ!」

コナン「ペロッ……これは!…ウロコ!」

孫(本当に目からウロコな状況だ…)


灰原「とりあえず、円谷君は保健室に行きなさい!」

光彦「無理です…」

灰原「どうして?」

光彦「足が棒になってしまいました…」

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光彦「一歩も動けま……あがっ…」


灰原「彼、どうしたのかしら?」

コナン「開いた口が塞がらないんだよ…」


灰原「今度は、喉から手が…」

コナン「目の上にコブが出来てるぞ!wwwwww」

歩美「見て見て!耳からタコさんだあ!!」

コナン「おい!目が死んでるぞ!wwwwwwwww」

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歩美「唾液でベトベトの手に、何か張り付いてるよ?」

灰原「濡れ手に粟(あわ)ね!」


灰原「脱水していない洗濯物を着出したわ!」

コナン「いつものあいつらしく、濡れ衣を着たんだろ…」


光彦「助けて下さい~」


コナン「おい!目が口程物を言ってるwwwwwwwwwwww」


光彦「助けて……」


コナン「目がないwwwwwwwwwwwwwwwwww」フッキンホウカイ


歩美「今度はお尻から何か出てるよ?」

灰原「何かしら?」


「ワシじゃよ!」

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孫「何処からてめえは出て来てるんだ!クソジジィィ!!」


じーさん「ところで、孫よ…」

孫「なんだよ!」

じーさん「お前…父に会いたいか?」

孫「えっ?」

じーさん「どうなんじゃ?」

孫「そりゃあ、会いたいけど…父さんはいないんじゃ…」

じーさん「訳あって別居しておるが、お前の父親は生きておる…」

孫「何処にいるんだよ!俺の親父って誰なんだよ!!」

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じーさん「孫…そんなに会いたいのか?」

孫「あぁ…」

じーさん「どんな父親でもいいか?」

孫「あぁ…」



「ワシじゃよ!」


「えっ?」

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コナン「博士…」


孫「親父なのかよ!」

阿笠「ああ…」


コナン「そういやあ、博士とそのじいさん、話し方そっくりだよな…」

灰原「まさか、博士に隠し子とはね…」



阿笠「ワシは家庭を顧みず、薬の開発ばかりに目が行っていた…」


元太「目が逝ってるのは、光彦だけどな…」


孫・阿笠「…。」

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阿笠「元々、発明する事に目がないワシじゃ…

不老不死の薬の研究には、もう乗るしかなかった…」



元太「目がないのは、光彦だけどな…」



孫・阿笠「……。」





阿笠「いい訳の仕様もない…すまなかった、洋介…」



元太「仕様もないのは、みts…」



「「「「「うぜえなあ!!!!」」」」」

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阿笠「誠にすまなかった…」

孫「親父…」

阿笠「洋介!」



光彦(なんだか、僕忘れられてるような……

元太君みたいな扱いは嫌なので、あえて言いませんけど……



あ…僕、口が塞がらないんですけどね~)



光彦(あ…首が長くなった…)

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光彦(腕が上がらず肩がなくなり、手も足も出ないので、給食は灰原さんに食べさせてもらう事になりました…



ラッキーです!!!)



灰原「はい、円谷君、お口開けなさい!」


光彦(いいですね~…鼻が伸びてしまいます…)



光彦(おっと…ほっぺが落ちてしまいました!)



灰原「あら?デザートのプリン、外側のケースだけ?



身も蓋もない!!」



光彦(……。)

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光彦(はぁ…



お腹と背中がくっ付いてしまいました…)




孫「ところで、俺の母親はいないのかな?」

阿笠「ああ……小学生の時に洋介を産んでぽっくりじゃよ…」

孫「そうか…」


じーさん「地下鉄サリン事件の日に…」

孫「そうだったのか……」


阿笠「蒟蒻畑を喉に詰まらせおったわい……

まったく……」


孫「ドテッ」

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