凛「Linkラジオ、もっと続くよ」(101)

第1回
第2回
第3回
凛「Linkラジオ、まだまだ続くよ」 - SSまとめ速報
(http://logsoku.com/thread/hayabusa.2ch.net/news4vip/1350742307/)
第4回
凛「Linkラジオ、さらに続くよ」 - SSまとめ速報
(http://logsoku.com/thread/hayabusa.2ch.net/news4vip/1350919935/)
第5回


凛「放送もこれで第6回、Linkラジオは絶好調だよ」


凛「皆の調子はどうかな?」

凛「最近寒くなってきたけど、崩してないかな」

凛「事務所の皆は最近、防寒具を身に着け始めたよ」

凛「どれもおしゃれなんだよね…」


凛「なんだか、皆で見計らったように着始めるからさ」

凛「何があったのか問いただしてみたんだ」

凛「そしたら、なんて言ったと思う?」

凛「フェイフェイによると、それら全部、プロデューサーのお下がりなんだって」


凛「さすがに全員じゃなかったけど…」

凛「20人以上がプロデューサーのお下がりを貰ってたらしいよ」

凛「プロデューサーって、意外とおしゃれだからね」

凛「コートとか、パーカーとか、メンズが混ざってるのに後から気付いたよ」


凛「確かに、人のお古って実は着やすいんだよね」

凛「微妙によれてるのがフィットするというか」

凛「薬品っぽい匂いとか、しないからさ」

凛「凛も欲しかったらお願いしてみるといいヨー! って」

凛「フェイフェイが笑顔でポンチョを着てたんだよ。事務所の中で」


凛「まあ、最近。寒くなってきたから。防寒具欲しいなって思ってたし」

凛「タダでお古なら願ったりだし…貰いに行ったんだ」

凛「そうしたら…」

凛「加蓮と奈緒がさあ…最後の一着を取り合ってたよ…」


凛「Pが困ったような顔でこっちを見てくるものだから」

凛「さすがに助けないとね、って思ってさ」

凛「争う二人にこう言ってあげたんだ」

凛「このままじゃ決着つかないでしょ? 間を取って、私が貰ってあげるよ」

凛「……ってね」


凛「その後の事はあまり思い出したくないな…」

凛「気付いたら…床に突っ伏す二人と、右手に収まったカーディガン」

凛「何があったのか分からなかったよ」

凛「とりあえずカーディガンは今、現在進行形で役に立ってるよ。プロデューサー」

凛「スタジオはちょっぴり冷えるから。仕方ないよね」


凛「さて、暖かさをそのままに、次はアンコールのコーナー」

凛「今日の曲は、この曲」

凛「クロスワード」


凛「皆は、小悪魔な女の子は好きかな」

凛「相手と読み合う恋の駆け引き、コトバアソビ」

凛「好きな相手だからこそ、悪戯しちゃう時もあるよね」

凛「そんな女の子の歌、聴いてみて」

凛「876プロより水谷絵理で、クロスワード」


凛「クロスワード、どうだった?」

凛「ついつい悪戯しちゃっても、許してね」

凛「それは相手がダイスキだって、一番のヒントなんだから…」


凛「御花シンデレラ、今日のゲストはこの人」

凛「料理、洗濯、掃除に子守、なんでもござれ」

凛「お嫁さんにしたいアイドルナンバーワン、五十嵐響子。どうぞ」

五十嵐響子

響子「あわわ…凛ちゃんそれは大げさすぎるよお…!」

凛「そう? これぐらいでっかく言っといたほうがいいかなって」

響子「全然よくないよ! 恥ずかしさゲージ急上昇ですよ!」


凛「でも、何でもできるんでしょ?」

響子「んと、もちろんだよ。家事なら殆ど一人で出来ちゃうかなあ」

凛「じゃあ、いつお嫁さんに行っても大丈夫だね」

響子「うう…凛ちゃんって見かけによらず意地悪だよ…」

凛「照れることないよ。堂々としてれば見栄えいいの」

響子「ラジオじゃあんまり意味ないけどお…」


凛「でも、響子のお嫁さんスキルが相当な物なのは事実だから」

響子「うーん、そこまで言われると恥ずかしいけど、嬉しいかな…!」

凛「今回の御花シンデレラでは、逆に、響子の旦那さんの理想を聞いてみるよ」

響子「…!」


響子「だ、だだ旦那さんっ!!」

凛「そこでプロデューサー見なくても大丈夫。ちゃんと質問内容はPとまとめてあるから」

響子「っみみ見てまひぇん!?」

凛「な、なんで噛むの? そんなに焦ってどうかした?」

響子「何でもないでしゅ…」


凛「じゃあ最初の質問。旦那さんの条件は?」

響子「旦那さんの条件ですか…」

凛「結婚するならこうでないと、ていうのがあれば」

響子「そ、そうですね…やっぱり優しい人がいいかなー…と」

凛「うんうん。優しい人がいいよね」


響子「それで、頼りになる人でー…」

凛「そうだね、頼りがいは必要だよね」

響子「あとあと、私の事大事にしてくれてー…」

凛「まあね…それもいいね」


響子「そしてさらに! 毎晩『愛してるよ』なんて言われちゃったりしてぇー…!」

凛「ちょ、ちょっと、響子?」

響子「ふわぁー! それはまだ早いですよプロデューサーさぁん!」

凛「き、響子ー!? 帰って来てー!」


響子「あの…ほんとにごめんなさい…」

凛「う、うん…別に気にしてないから」

響子「すみません、つい…気が動転してしまって」

凛「まあまあ、次の質問いこうよ。えっと。旦那さんにはどんなプロポーズされたい?」

響子「ぷ、プロポーズですか…!」


凛「迷うよねえ。どんなのがいいの?」

響子「そうですねえ…じゃあ、不意打ちの告白なんてどうですか?」

凛「不意打ち…サプライズってこと?」

響子「はい! 予想外の方法とタイミングでプロポーズされたいです!」

凛「うーむ…想像しにくいね」


響子「たとえば…映画館で、ですよ?」

凛「映画館か…」

響子「いつも通りのデ-トで、恋愛映画を見に行ってるんです」

凛「うん」

響子「そしたらクライマックスの告白シーンで、画面がパッと切り替わるんです」

凛「へえ…」


響子「そこに移るのは隣に居る彼!」

凛「なるほど…」

響子「最後の告白シーンで、彼が愛の言葉を自分に投げかけてくれるんです!」

凛「良いね。それはすごいサプライズだよ」

響子「まあ後ろからぎゅっとして『結婚しよう』で十分ですけどぉー! ふわぁー!」

凛「響子ー!?」


響子「あの、違うんです…最近、少女漫画読んでて…だから、その」

凛「あ、うん。分かるよ。奈緒も、アニメ見て同じ様な時期あったから」

響子「奈緒さんが? そうですか…私だけじゃなかった…良かったです」

凛「女の子なら誰だって考える事だよ。いっそ、一杯考えちゃえばいいんだよ」

響子「そ、そうですよね! 流石凛ちゃん! 話がわかります!」


凛「でも響子はやりすぎだけど、ね」

響子「うう…ついつい」

凛「響子は夢見るお嫁さんだった、ってことだよ」

響子「恥ずかしい…もう帰りたいよお…」

凛「大丈夫大丈夫。では最後の質問。旦那さんにしてあげたいこと!」


響子「してあげたいこと…」

凛「そうだね。手料理を振舞うとか?」

響子「料理かあ…料理…」

凛「こう…エプロン着けてさ、新妻っていうのかな?」

響子「新妻…新妻!」

凛「イメージきた?」


響子「つまり…裸エプロンですか!?」

凛「そうは言ってないけど」

響子「大胆すぎませんか! せめて下着つけましょう!」

凛「誰もそんなこと言ってないけど!?」


響子「駄目なんですか! じゃあ裸エプロンでいいですよ!? ふわぁー!」

凛「響子ぉー!?」

響子「『食べたいのは料理じゃなくてお前だよ』ってもうプロデューサーさぁーん!」

凛「お願いだから戻ってきて響子ー!」


凛「……ふう。今日は一段と疲れた気がする」

凛「プロデューサーが連れ出してくれたし、一件落着かな」

凛「ま、たまにはあんなのも良いかな?」

凛「いや、プロデューサー…何でにやにやしてるの」


凛「言っとくけど…あの子に裸エプロンとかさせたら、許さないからね」

凛「………その代わり、私がさ」

凛「…いや、何でもないよ」


凛「今日のお便りを紹介するよ」

凛「トップはペンネーム、世界一可愛いボクさんから」

凛「凛さんは可愛いですね! でもボクの可愛さにはかないませんけど!」

凛「あはは…私より可愛い娘はたくさんいるよ」

凛「でも、私だって可愛くなりたい…勝負だね?」


凛「続いてペンネーム、ぬっこぬこさんから」

凛「凛ちゃんは頑張り屋さん。でも、無理は禁物? 努力の影には休み有りかも?」

凛「あれ…図星かな、こればっかりは、さ」

凛「最近忙しかったから、休むのをつい忘れがちだったな」

凛「ありがとね、ぬっこぬこさん。も少し、身体を休めてみるよ」


凛「ペンネーム、☆ついんず☆さんから」

凛「凛姉ちゃんってめちゃ×2ぷりち→だよね→! 身近な男の子メロメロでしょ→?」

凛「まあね…プロポーションには、結構気を使ってるんだ」

凛「でも…一番身近な男の子はね、全然気にもしてくれないよ?」

凛「もうちょっと、グラマラスになりたいなあ…」


凛「最後のお便りはペンネーム、運命の赤い糸さんから」

凛「…前もこの人からきてたね。えっと…」

凛「そのカーディガン、どうやったら貰えますかぁ?」

凛「……」


凛「…駄目だよ。あげないからね」

凛「折角プロデューサーから貰ったものなんだから。大事にしないと」

凛「…そういうわけだからさ、カーディガンはあげられないよ」

凛「ふふ、ごめんね」


凛「でも、プロデューサーはその内、新しい防寒着買いに行くらしいから」

凛「一緒に付いて行って、服を選んであげたり」

凛「ついでにいろいろショッピングなんてしたり」

凛「私はしばらく仕事が入ってて、あいにくできないんだけど…ね」


凛「時間もいいころだね。今日のLinkはここまで」

凛「是非、次回も聴きに来てよ」

凛「それじゃあ、また」

凛「これを聴いている全ての人に、楽しい事がありますように」

支援ありがとうございました

運が良ければ、明日もよろしくお願いします

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom