パワプロ「正月気分抜けないから今日もパワプロのサクセスで遊ぶか」 (284)

パワプロ「昨日は、一日中寝てしまった……」

パワプロ「なんだか、ゲームの世界のオレと会話をしている夢を見たような……」

パワプロ「終いには、彼女になったあおいちゃんと電話で会話したような……」

パワプロ「すべて夢だったのか……」

昨日立てた、
パワプロ「正月は暇だしパワプロのサクセスで遊ぶかな」のつづきっぽい話

パワプロ「正月はどうも、身体に力が入らなくて、ずっと寝続けちゃうなぁ」

パワプロ「野球の練習も出来なかったし、今日はパワプロで遊ぶかな」

パワプロ「夢で出来た出来事が、もしかしたら現実で起きたかもしれないし」

パワプロ「起動!」ポチッ

ビチグソ『お、今日も遊ぶの?』

パワプロ「ファッ!?」

パワプロ「お、お前……!?」

ビチグソ『なにそんなに驚いてるのさ』

パワプロ「テレビの中のオレが喋りかけてる……また夢でも見てるのかな」

ビチグソ『やだなぁ、夢なんかじゃないよ。現実だよ』

パワプロ「会話まで出来る……!じゃあ昨日の出来事は、すべて現実!?」

ビチグソ『当たり前じゃんか。そのせいで、オレの名前はビチグソになっちゃったんだよ?』

パワプロ「そういえば、名前が一緒でややこしかいから、改名させたんだっけ……」

パワプロ「ええとちょっと待てよ……。ビチグソに確認してもいいかな?」

ビチグソ『なに?』

パワプロ「昨日、オレは何をした?」

ビチグソ『オレを操作して、彼女候補でないキャラを攻略しようとした』

パワプロ「で、その攻略相手は?」

ビチグソ『猪狩守』

パワプロ「合ってる……」

ビチグソ『ホント、昨日はなんともホモホモしかったよ……』

パワプロ「で、それで遊んだあと、俺は何をした?」

ビチグソ『クリア後の背番号入力画面で、急に眠り始めたじゃん。覚えてないの?』

パワプロ「えっ、そうなの!?」

パワプロ「え、オレあおいちゃんと付き合ってて、ゲームの電源消したあと電話が……」

ビチグソ『は?生まれてこの方、彼女が出来たことないって言ってたじゃん?』

パワプロ「いや、そしたらなんでオレが起きたら、ゲーム機の電源が切れてたんだ!?」

ビチグソ『お前のお母さんが部屋に入ってきて、真夜中に電源を消して去っていったよ』

パワプロ「マジかよぉぉぉ……最後の場面に限って夢オチとか無いよぉぉぉ………」

ビチグソ『そもそも、そっちの世界にあおいちゃんなんていないでしょ?』

パワプロ「な、なわけないだろ!?オレ、こう見えてパワプロくんだぞ!?」

ビチグソ『お前はサクセスモードじゃなくて、データあれこれモード担当のパワプロくんだろ?』

パワプロ「おまっ……それはオフレコだよ!!」

パワプロ「データあれこれモードって、ほとんどのユーザーが選ばないから退屈なんだよ」

ビチグソ『だろうね……一番選択しないモード担当とは、かわいそっww』

パワプロ「バカにするなああぁぁぁぁ!!」

ビチグソ『そっちの世界は、だから出会いが無いでしょ?』

パワプロ「当たり前だろ……どうしてパスワード入力画面とか、オレ一人で切り盛りしなくちゃいけないんだよ……」

ビチグソ『うわぁ……孤独とか一番キツいわぁ……』

パワプロ「だからオレは、サクセスであおいちゃんたちとイチャコラしないと、何も充たされないんだよ……」

ビチグソ『どうりで誰よりも、彼女候補にしろって訴えてるわけだな……』

パワプロ「もどかしい……」

ビチグソ『なんかオレ、お前に同情してきたよ……』

パワプロ「で、それにも関わらず、サクセス担当のお前ときたら……どうしていつもいつも鈍感なんだ……」

ビチグソ『まあオレって野球バカだから、女心は微塵も分からないというか……』

パワプロ「だからさ、女心を把握しているオレがサクセス担当になっていればさ、あおいちゃんたちを上手~く彼女にすることができて、全宇宙のパワプロユーザーの要望に応えることができたわけだよ!」

パワプロ「ホント、コナミの人選ミスには甚だ落胆するばかりですわ……」

ビチグソ『すごい自信だな……』

ビチグソ『まあでも良かったじゃんか。昨日の一件もあって、オレたちこうして通信手段を手に入れられたんだし』

パワプロ「そこだけ夢じゃなくて良かった」

ビチグソ『だから今日も、お前の要望に出来るだけ応えてあげるからさ』

パワプロ「え?」

ビチグソ『あおいちゃんやみずきちゃん、聖ちゃんや雅ちゃん……』

ビチグソ『……彼女にしたいだろ?』

パワプロ「めちゃくちゃしてぇわ!!」

スレ立てる時間間違えたか……

ビチグソ『言っておくけど、今日は猪狩を攻略するのは無しな!』

パワプロ「いや、何でだよ」

ビチグソ『何でって……もう流石に良いだろ……』

パワプロ「でもそれは、プレイヤーであるオレに決める権利があるからなぁー」

ビチグソ『はぁ……』

ビチグソ『おさらいするけど、お前はオレに画面に向かってアドバイスをするんだよな』

パワプロ「うん、やり方は変わらないよ。だってお前、彼女候補じゃないキャラに対しては不器用なんだもん」

ビチグソ『まあそれは置いとけ……』

パワプロ「だから、どうにか恋愛に発展させたい場面のときに、オレが『~~~って言え』みたいな指示するから、それに従えばいいんだよ」

ビチグソ『そうすれば、相手の反応もそれに応じて変わるもんな』

パワプロ「そういうことだ」

ビチグソ『オレたち、なんか変に説明口調だよな?』

パワプロ「気にしちゃダメだ」

ビチグソ『あのさ……始める前に提案が……』

パワプロ「また何やねん」

ビチグソ『今日もオレの名前、ビチグソでいくの?』

パワプロ「それが何か?」

ビチグソ『いやっ…あの、攻略相手も変わることだし、オレの名前ももう一度変えた方が……』

パワプロ「えーいいよそんなのー充分素敵な名前だよー(棒)」

ビチグソ『お願いします……。設定画面で度々、変な名前付けられることがあるけど、流石にビチグソは耐えられん……』

パワプロ「しょうがないなぁ……じゃあ>>50に改名」

イケメン

イケメン『よっしゃあぁぁぁぁぁぁ!!!』

パワプロ「えぇぇ……操作しづらっ」

イケメン『しょうがないよねぇ~♪安価は絶対だもんね~♪』

パワプロ「はいはい分かったよ、イケメン」

イケメン『いやぁ、気分いいねぇ♪』

パワプロ「サクセスモードのオレ、ウゼェェェ………」

・・・・・・・

パワプロ「よし、モテるためのハウツー本も読んだし、滑舌も良くしたし、ティッシュも用意した」

パワプロ「じゃあ……どの設定でプレイしようかな」

パワプロ「攻略キャラをあおいちゃんにするってなったら、高校生編もあるしプロ野球編もある」

パワプロ「はたまた大学のコーチで、オレより年上ってパターンもあるな」

パワプロ「みずきちゃんも高校生編とか、プロでは年上年下編の両方がある」

パワプロ「聖ちゃんは、高校生編で年下か、社会人とプロで同い年」

パワプロ「雅ちゃんは……いまのところ高校生編だけか」

パワプロ「この4人じゃなくても、他にたくさんキャラもいるしなぁ……」


パワプロ「どれにしましょ」


>>62

みずき高校生

パワプロ「まぁ昨日は猪狩を攻略したし、無難なところでいこうかな」

パワプロ「そうだな……ネットではそこそこ人気ないって噂だけど、今回はみずきちゃんを攻略しよう!」

パワプロ「みずきちゃんといったら、やっぱりパワプロ13だよな」

パワプロ「設定だとしても、あんなにイチャイチャできるのは唯一、みずきちゃんだけだし!」

パワプロ「それでは、パワプロ13をセット!起動!」ポチッ

・・・・・・・

パワプロ「とりあえず始めてみたはいいものの……」ピコピコ

パワプロ「何だろう、名前を『イケメン』に設定したからかな」

パワプロ「ステータスに【モテモテ】付いとるやん……」

パワプロ「こりゃみずきちゃんを攻略しようとしても、正式な彼女候補との出会いが多くなるなぁ……」

パワプロ「ま、そういうときは無視すればいっか」

パワプロ「ちょっと気が引けるけど……」ピコピコ

イケメン『街に出かけに来たぞ』

『どえりゃあゴルァ!ええ、ゴルァ!』

パワプロ「何だか見たことあるイベントが……」

イケメン『ん?なんだ?』
→行ってみる
 無視する

パワプロ「あ!これは確か、絵久ちゃんとの出会いのシーンやんけ!」

パワプロ「これは、行ってみるを選ぶと、ヤクザから絵久ちゃんを助けるイベントになるんだよなぁ」

パワプロ「ここは申し訳ないけど、無視するを選b……」

イケメン『ええい!ここで悩んでたところで仕方がない!』

パワプロ「えっ」

イケメン『行ってみよう!』

パワプロ「ちょっと待て!制限時間制なんて無いじゃろがい!?」

パワプロ「クッソこいつ!イケメン気取ってやがるよ!」

イケメン『はっ!あれは!』

ヤクザ『よーよー姉ちゃん、一緒にお茶しようぜー』

絵久『いや……やめてください……』

イケメン『あんなところで、か弱い女の子がチンピラに絡まれている!助けよう!』

パワプロ「おい、助けろなんて言ってな」

イケメン『やいやいやい!その子から離れろ!』

ヤクザ『なあぁぁんだおめえぇぇ!?』

イケメン『この野郎!気合いだ!』

ビゴォォォォン!!

パワプロ「あのぉ……何もボタン押してないのに、勝手に気合いが消費されたのだが……」

ヤクザ『な、なんだこの気合い!仕方ねぇ、諦めるぞ』

イケメン『ケッ、口ほどにもないやつめ』

パワプロ「そんなセリフあったっけ」

イケメン『大丈夫かい!?』

絵久『はい……大丈夫です。ありがとうございます……//』

イケメン『そうか、なら良かったよ』

絵久『あの……よければ私と、お付き合いしていただけませんか…?//』

イケメン『もちろんさ!』

パワプロ「えっ」


絵久ちゃんが彼女になった!

パワプロ「ファァァッ!!?」

パワプロ「コイツ……っ!な、なんだコイツ!?」

パワプロ「おいイケメン!いや、何ならビチグソ!!」

イケメン『ん、なんだい?』

パワプロ「お前!なに、絵久ちゃん彼女にしてんのさ!今回はみずきちゃんを攻略するって予定じゃんか!」

イケメン『いやぁゴメン、せっかくモテモテ付いてるのに、彼女作らないなんてどうかしてるじゃん?』

パワプロ「いやいや、だからオレがお前に指示して、みずきちゃんを彼女にするから!!」

イケメン『だってー、みずきちゃんを確実に彼女にできる保証はどこにもないじゃん?』

パワプロ「なんて野郎だ……」

イケメン『それに、困っている女の子を助けるのも、イケメンの努めだよ??』

パワプロ「はい、帰れー」ポチッ

イケメン『ちょっ、なに電源落とそうとしてr!?』プツン

パワプロ「まあこうなるよね」ニコッ

・・・・・・・

ゲドー『ギョギョギョギョ!!』

ダイジョーブ『オーゥ!セーブしないで電源落としマシタね!次からは気を付けてクダサーイ!』

コントロールが下がった
スタミナが下がった
モテモテが消えた
絵久ちゃんの目が覚めて、彼女ではなくなった


パワプロ「ざまぁwwwwwwwwwwww」

ビチグソ『シクシクメソメソ………』

パワプロ「所詮、お前はビチグソなんだよwww」

ビチグソ『まぁ……確かに、モテモテが付いたので調子乗ってしまったってのは、認めます……はい……』

パワプロ「これからは忠実に、オレの言う通りに行動すること!いいね!」

ビチグソ『はい……分かりました……』

パワプロ「じゃあ直ちに、みずきちゃんに『一緒に帰ろう』って誘ってみそ!」

ビチグソ『はい………はい!?』

パワプロ「今日のみずきちゃんは機嫌が最高に良いみたいなんだよ」

パワプロ「だから、みずきちゃんと練習した後あとに誘えば、余裕でいけるでしょ!」

ビチグソ『いや!だからと言って唐突すぎやしませんか!?』

パワプロ「はよやらんかいぃぃぃ!!」ピコピコ

球速練習をした
筋力が上がった!
技術が上がった!
みずきちゃんの評価が上がった!

ビチグソ『ね、ねぇみずきちゃん?』

みずき「ん?なぁに?」

ビチグソ『よ、良かったらさ、一緒に帰らない?』

みずき「ん~良いよっ!今日は特別!」

ビチグソ『わ、わーい』

ビチグソ『(イケるもんですね)』

パワプロ「だから言うたやんけ」

・・・・・・・

みずき『ビチグソくんと帰るなんて、初めてだね!』

ビチグソ『そ、そうだね』

ビチグソ『(な、なんでオレの名前に突っ込まないの……?)』

パワプロ「そういう仕様なのはサクセス開始以来変わらないだろ」

ビチグソ『(うぅ……。で、何をすればいいのさ…?)』

パワプロ「そうだなあ、ここは機嫌をさらに良くさせるために、パワ堂でプリンを奢ってみそ」

ビチグソ『(了解です…)』

ビチグソ『み、みずきちゃん、帰りにパワ堂寄らない?』

みずき『え?今日はいいよー。そろそろダイエットしないと』

ビチグソ『オレが奢るからさ。ね?』

みずき『ホントに!?じゃあさっさと行きましょ♪』グイッ

ビチグソ『うぉっ!切り替えはやっ!』ズルズル

パワプロ「いいねぇ、高校生らしくていいよぉ~」

・・・・・・・

みずき『いただきまーす!』パクッ

みずき『う~ん、この味よ!たまらないよねぇ~♪』

ビチグソ『喜んでくれて何よりだよ』

パワプロ「おいビチグソ、『美味しそうに食べてるみずきちゃん、可愛いね』って言ってみそ」

ビチグソ『(またクサいセリフを……)』

パワプロ「はよ!」

みずき『うん!美味しい!』

ビチグソ『はは、美味しそうに食べてるみずきちゃんは可愛いなぁ』

みずき『当ったり前でしょ~、それが私の取り柄だも~ん♪』

パワプロ「なに!効かない……だと……っ!?」

パワプロ「おかしい……みずきちゃんはこういうセリフに弱いはずじゃ……」

ビチグソ『(なに言ってるのさ、みずきちゃんはゲーム内だとこんな感じだよ)』

パワプロ「え、そうだったっけ」

パワプロ「いかん……。気分を充たすために、いっつもパワプロのSSを読んでたから、元のみずきちゃんのキャラを忘れてしまったのかもしれない!」

パワプロ「大抵、SSに出てくるみずきちゃんってデレやすかいからなぁ……」

パワプロ「これは別の攻略法で攻めるしか……」


みずき『はぁ、おいしかった!』

ビチグソ『満足そうな顔だね』

みずき『うん!あ、もうこんな時間じゃない。私帰るわ!』

ビチグソ『え?』

みずき『今日はありがとね。じゃあね!』

ビチグソ『ちょっと、みずきちゃん帰っちゃったよ?』

パワプロ「いかん……攻略法がどうも……」

ビチグソ『随分と思い悩んでるね』

パワプロ「おいビチグソ、みずきちゃんの好感度を上げるためにはどうすればいいんだ」

ビチグソ『そりゃあ、ストーカーのごとく、一緒に練習をし続ければ自然と上がるでしょ』

パワプロ「ちっげーよ!恋愛対象としてだっつーの!」

ビチグソ『それが分かれば、今ごろ彼女に出来てるってばよ……』

パワプロ「おいビチグソ、お前、みずきちゃんの連絡先って持ってるのか?」

ビチグソ『まあ持ってるよ』

パワプロ「よし!夜になったらみずきちゃんと電話しろ!」

ビチグソ『電話?』

パワプロ「ほら、学生時代に経験するだろ?好感度を上げるために、家で気になる女子に電話するってやつ」

ビチグソ『経験あるの?』

パワプロ「相手がいねぇよバカ」

パワプロ「てかお前!連絡先知ってるなら、デートに誘うことできるじゃんか!なんで選択肢に入ってないのさ!?」

ビチグソ『コナミがそう定めたからだよ……』

パワプロ「うう……それを言っちゃおしまいだろうが……」

パワプロ「とにかく、家に帰って夜を迎えたら、みずきちゃんに電話すること!」

ビチグソ『ほーい』

・・・・・・・

ビチグソ『とりあえず、夜10時になったけど……』

パワプロ「おぉ、頃合いだねぇ。ではどうぞ」

ビチグソ『なんか、若干緊張するなぁ……』ピポパ

prrrrr
ガチャ

みずき『もしもしー?』

ビチグソ『やあみずきちゃん』

みずき『どうしたの?こんな時間に』

パワプロ「声が聞きたくてって言え!」

ビチグソ『み、みずきちゃんの声が聞きたくてさ』

みずき『ふーん、あっそう』

パワプロ「ぐぬぬ……この言葉も効かないか……」


みずき『良いわよ、私が話し相手になってあげるわよ!ちょうど暇してたし』

ビチグソ『いやぁ、ありがとう』

ビチグソ『(……ねぇ、喋る内容が思い付かないんだけど……)』

パワプロ「ホント、女下手だなぁ。何してたの?とかとりあえず訊いてみそ」

ビチグソ『いま、何してたの?』

みずき『私の部屋で、普通にテレビ観てたわよ』

ビチグソ『へぇ~……………』


パワプロ「このトーク下手野郎!!!」コントローラーポイッ

ビチグソ『(しょうがないじゃんか!もう何を言ったらいいのか分からないんだよ……)』

パワプロ「よし、こうなったら最終奥義だ。好きな人いるのか訊いてみそ」

ビチグソ『えぇっ!?それはさすがにダイレクト過ぎだよ!』

パワプロ「こうなったら、好みのタイプとかの情報収集をしないと攻略が進まん!」

ビチグソ『こ、これ訊いていいのかな……』

みずき『ん?なにが?』

ビチグソ『み、みずきちゃんは、好きな人っているの?』

みずき『えっ、好きな人?//』

パワプロ「おぉ、良い反応だぞ!」

これ、続けてて需要あるかな?ww

話の内容もしっちゃかめっちゃかだし、やめどきかもしれんな
また人がいるときに立てるとするよ

それゃねえよ…

>>115
あ、もうひとりいたのかww

安価取った本人だけどね
また立ててくれや

まあつづきは皆様の妄想で繰り広げてくださいな

>>117
そうだったのかすまないね
人の集まりが悪かったからね
また立てるよ

続けてくれよ

>>120
うう…その声はありがたいが……

明日まで保守すればええのか?

>>122
出来るのであればお願いしますよ
起きたら続き書くよ

まさか残ってたとはwww
お待たせしました、続き書きますよ~

寝起きだから少しの遅筆は勘弁ね

ビチグソ『(しょうがないじゃんか!もう何を言ったらいいのか分からないんだよ……)』

パワプロ「よし、こうなったら最終奥義だ。好きな人いるのか訊いてみそ」

ビチグソ『えぇっ!?それはさすがにダイレクト過ぎだよ!』

パワプロ「こうなったら、好みのタイプとかの情報収集をしないと攻略が進まん!」

ビチグソ『こ、これ訊いていいのかな……』

みずき『ん?なにが?』

ビチグソ『み、みずきちゃんは、好きな人っているの?』

みずき『えっ、好きな人?//』

パワプロ「おぉ、良い反応だぞ!」


ここからのつづきね

みずき『なによ、私にそんなこと訊いてくるなんて……もしかして気があるの~?』

ビチグソ『いやっ、そ、そんなことないよ!!』

パワプロ「バカ野郎この野郎!!なに、勝手に否定してんのさ!」

ビチグソ『(えっ?あぁゴメン!つい咄嗟に…)』

パワプロ「はぁぁ……そこは『うん、そうだよ』とか、肯定しておけばあっちも意識し始めるもんなのに……多分」


みずき『な~んだ、違うんだ』

ビチグソ『うん……あはは』

みずき『もしかして……聖でしょ?』

ビチグソ『はい?』

みずき『ビチグソくん、聖のこと狙ってるでしょ?』

ビチグソ『えーっと、うん、そうだよ』

パワプロ「何言うとんじゃてめえぇぇぇぇぇぇ!!??」

ビチグソ『(えぇっ!?だって、肯定した方がいいってさっき…)』

パワプロ「それは話の内容によるだろうに!そんなの当たり前でしょ!?」

ビチグソ『(あぁ……すいません……』

パワプロ「なに、ビチグソって単なるバカなの?タヒぬの?」

ビチグソ『タヒにません……』

みずき『へぇ~、やっぱり聖のことが好きだったんだ~』

ビチグソ『やっぱり?』

みずき『ビチグソくん、いっつも聖と練習してるじゃん』

パワプロ「いや、あれはみずきちゃんのいる練習を選んでるのに、そこに毎回聖ちゃんもいるってだけであって……」

ビチグソ『いや、あのぉそれは……』

みずき『よし分かった!私がビチグソの恋のキューピッドになってあげる!』

ビチグソ『はい?』

みずき『聖に振り向いてもらうために、ね?』


みずきちゃんが恋のキューピッドになった!

パワプロ「ファッ!?」

パワプロ「あ、電話イベント終わってもうた……」

ビチグソ『どうするよ、パワプロく~ん』

パワプロ「こりゃアカン方向に向かってるなぁ……」

ビチグソ『どうしよう……このままじゃ、みずきちゃんの手助けあっての聖ちゃん攻略になっちゃうよ』

パワプロ「それも悪くないか……」

ビチグソ『え゙っ』

パワプロ「いや、今回はみずきちゃんメインなんだ!聖ちゃん攻略にはおいしい展開だけど、逆にこの流れを活かすしかない!」

・・・・・・・

パワプロ「うーむ、さてどうしようか」

パワプロ「聖ちゃんを攻略するつもりはないけど、一緒に練習をすれば、攻略イベントみたいなのは起きるのかな?」

パワプロ「もしそのイベントに入れば、みずきちゃんも出てくるだろうから、まずはそうしてみよう」ピコピコ

守備練習をした
疲れがたまった
筋力が上がった!
技術が上がった!
その他もろもろが上がった!
聖ちゃんの評価が上がった!

みずき『お、相変わらずストーカーしてるわねぇ』

ビチグソ『いや、そんなつもりは……』

パワプロ「ホントにイベント始まったよ」


みずき『それでは、みずき様監修!恋のキューピッド大作戦~♪』

ビチグソ『わ、わあ~』パチパチ

みずき『とりあえずまずは、聖をお茶に誘いなさい』

ビチグソ『そんなんでいいの?』

みずき『一歩目はそんなとこからよ。で、きんつばを奢りなさい』

ビチグソ『また奢るの!?』

みずき『なによ、聖に振り向いてもらうために、きんつばの1個や100個は安いもんでしょ』

ビチグソ『えぇ~~~?』

パワプロ「うーん、これはお茶に誘わないと、みずきちゃん怒るだろうなぁ」

パワプロ「とりあえず、やってはみるかな」


みずき『ほら、ちょうど休憩してるわよ。行ってらっしゃ~い♪』ドンッ

ビチグソ『うぐっ、まあ行ってみよう……』トボトボ

・・・・・・・

ビチグソ『やあ、聖ちゃん』

聖『む、先輩どうしたのだ』

ビチグソ『よかったら練習後、パワ堂にお茶しに行かない?』

聖『珍しいな、先輩から誘ってくるとは』

ビチグソ『今日はきんつば奢るからさ、いいかな?』

聖『先輩の奢りか!行くに決まってるぞ!』

・・・・・・・

ビチグソ『よし、着替えも終わったし、そろそろ聖ちゃんも……』

ガチャ

聖『お待たせした、先輩。早速行こう』

ビチグソ『あぁ、うん』

みずき『あ、ビチグソくん!ちょっとこっち来て』グイッ

ビチグソ『どうしたのよ?』

みずき『女の子は、男の子に見つめられると弱いのよ。聖に効くか分からないけど、それを心がけなさい』ヒソヒソ

ビチグソ『あぁ、分かりました』ヒソヒソ

パワプロ「おっ?これって……」

・・・・・・・

聖『ではビチグソ先輩、きんつばをご馳走になるぞ』

ビチグソ『うん、いいよ』

パワプロ「……はっ!そうだ!ここで聖ちゃんに『みずきちゃんのことが好きだ』って言えば、何かアトバイスとか貰えるかも!」

パワプロ「おいビチグソ、聞いてたでしょ?」

ビチグソ『(確かに、それは考えもつかなかった。やってみるよ!)』

ビチグソ『ねぇ聖ちゃん?』

聖『なんだ?』

ビチグソ『聖ちゃんって……好きな人いるの?』

聖『なー!?//』

パワプロ「あら、反応可愛い」

さるさんバイバイが表示されたらしばらく書き込みできないから、見てない人はたまにkskしてくれると嬉しいですはい

間違えた、見てる人でしたはい

聖『な、なぜそんなことを……』

ビチグソ『いや、まあ訊いてみたかったからさ』

聖『せ、先輩はどうなのだ?』

ビチグソ『オレ実は、みずきちゃんのことが好きなんだ……』

聖『えっ』

パワプロ「よし良いぞビチグソ」


聖『そうなのか……みずきのことが好きなのか……』

ビチグソ『うん。だからさ、みずきちゃんの好きな人とか、好きなタイプとか知らないかな?』

聖『それを私から聞き出すために、お茶に誘ったのか?』

ビチグソ『まぁ……実は、そうなんだよね……』

聖『……私、帰るぞ』

ビチグソ『えっ』

聖『失礼するっ』ダッ

ビチグソ『えぇっ!待ってよ聖ちゃん!』

パワプロ「あちゃー!何か手助けしてくれるかと思いきや……」

パワプロ「でも今の聖ちゃんの反応……もしかして……」

ビチグソ『もう、どうしたらいいか分かんないよぉ……』

パワプロ「とりあえず、聖ちゃんが帰っちゃったからには仕方がない。お茶イベント終了!!」

ビチグソ『えっ』

疲れがたまった
聖ちゃんの評価が下がった
2,000円消費した


ビチグソ『2,000円!?』

・・・・・・・

パワプロ「とりあえず、今日も聖ちゃんのいる練習を選んでと……」

守備練習をした
経験値が上がった!
聖ちゃんの評価が下がった

パワプロ「何で下がんねん!?」


みずき『ちょっとビチグソくん!』

ビチグソ『な、何でしょう!』

みずき『今日の聖、えらく悲しげなんだけどさ……昨日何かあったでしょ……??』ゴゴゴゴ

ビチグソ『いや!何もした覚えはないんですが!?』

みずき『とりあえず練習終わったら、パワ堂で取り調べするから!いいわね!?』ギロッ

ビチグソ『は、はいっ!』

パワプロ「まさかの展開で、またみずきちゃんとパワ堂に行く流れになったぞ?」

パワプロ「とりあえず、何とかいい雰囲気に持っていこう!」

・・・・・・・
パワ堂

みずき『で、聖に何したのよ?』

ビチグソ『いや、ホントに何もしてないって!』

みずき『嘘おっしゃい!』

ビチグソ『強いて言うなら……オレが聖ちゃんに『好きな人いるの?』って訊いたぐらいなんだけど……』

みずき『え?』

ビチグソ『で、聖ちゃんも『先輩は好きな人いるのか?』って訊いてきたから』

ビチグソ『すかさず、『みずきちゃんだよ』って答えただけ……』

みずき『は……えっ!?』

パワプロ「ベラベラ喋りすぎやろお前!?」

ビチグソ『そしたら、聖ちゃんが急に店を出てったんだよ……』

みずき『聖………』

ビチグソ『参っちゃったよ……』

みずき『ね、ねぇ。私のことが好きってのは、冗談のつもりで言ったのよね?』

ビチグソ『いや、えっと……』

パワプロ「一か八か……本気だよって言ってみそ」


ビチグソ『いや、本気だよ?』

みずき『え……?』

みずき『何よそれ。アンタ、聖のことを狙ってるって電話で……』

ビチグソ『それは、咄嗟に出てきた嘘だよ……』

みずき『嘘なの!?』

ビチグソ『だって……』

パワプロ「『~~~~』って言え!」


ビチグソ『みずきちゃんに振り向いて欲しかったから……』

みずき『え……』

ビチグソ『みずきちゃん、嫉妬してくれないかなぁって思って……』

みずき『な、何よそれ……』

みずき『私だって……ビチグソくんのこと、好きよ』

ビチグソ『えっ!?』

パワプロ「おっ!?」


みずき『……でも、私の親友を傷つけたビチグソくんのことは……嫌い』

ビチグソ『えっ……』

パワプロ「」

みずき『……バイバイ』

ビチグソ『ちょ、そんな!みずきちゃん待ってよ!』


疲れがたまった
みずきちゃんの評価が下がった
弱気になった
不眠症になった
虫歯になった
肩に爆弾ができた


パワプロ「オワタ\(^q^)/」

ビチグソ『そりゃ無理があるよ……』

パワプロ「あぁ……あぁ……」

ビチグソ『みずきちゃんに電話したのが間違いだったね……』

パワプロ「って、『お前が聖ちゃんのことが好きだ』とか言うから、オレの中のシナリオがガタガタに崩れたんだよ!!」

ビチグソ『あ……そうだった……ごめん……』

パワプロ「ここはあえて、聖ちゃん攻略にチェンジしておけば良かったかな……」

ビチグソ『どうする?ここから逆転できる見込みってある?』

パワプロ「どうしよう……みずきちゃんと聖ちゃんどっちもに愛想尽かされたからなぁ……」

パワプロ「何をしたら、仲を元通りできるだろうか……」


>>200

精神注入棒にさわる

もうこれダメかも分からんね

>>200
え、普通の精神注入棒?
♂の精神注入棒?

とりあえず飯食ってから出直してきます……ノシ

>>200の安価を無くしたら、ハッピーエンドにできそうな予感

ビチグソ『とりあえず、今日は帰るよ?』

パワプロ「ああ……もう好きにしなさい……」

・・・・・・・

ビチグソ『あぁ……みずきちゃんからも嫌われるとは……。こりゃ攻略どころか、一緒に野球すらまともにできないかもなぁ……』

矢部『ん?あんなところにビチグソくんが』

ビチグソ『ポケー』

矢部『あ!ビチグソ危ないでやんす!横断歩道の信号が赤でやんす!』

ビチグソ『オレってホントダメだなぁ……』

パッパー!!

ビチグソ『ん?』

ドンガラガッシャアアァァァァァン!!!

矢部『あぁ!!』

パワプロ「ふぅ、最近お通じが良いなぁ」

パワプロ「あれ、シナリオが勝手に進んじゃってる」

パワプロ「なんか矢部くんが『あぁ!!』って言って止まってるぞ?」

パワプロ「Rボタンで、今までの会話をっと……」


パワプロ「……………はっ!!?」

パワプロ「ビチグソが車に轢かれた!?」

パワプロ「ちょっと待て、どうなってるんだよ……」ピコピコ


みずき『はぁ……まさかこんなことになるなんて……』

みずき『だったら素直に電話のとき、私のことが好きだって、言ってくれれば……』

ワーワー ギャーギャー ピーポーピーポー

みずき『ん?すごい騒ぎね』

矢部『あ、みずきちゃんでやんす!』

みずき『あ、メガネ。あれなんの騒ぎ?』

矢部『パ、パパパワプロくんがががが……!!』

みずき『え……?』


パワプロ「どうしてこんなことに………」

・・・・・・・

ママ『お医者さん!ビチグソは……!』

医者『意識不明の重体ですね……頭の打ち所が悪かったみたいです』

ママ『そんな……!意識は戻るんですか!?』

医者『はっきりとは……言い切れません……』

ママ『そんなっ……!』


みずき『……ここが、運ばれた病院ね……』

運転士『みずき様、わたくしはここで待っていますので、早く向かってください!』

みずき『うん!ありがと!』ダッ

みずき『……す、すいません!ビチグソくんはどこですか!』

看護師『えっと、集中治療室の573号室です』

ママ『あなた、ビチグソと同じ野球部の……』

みずき『はい、橘みずきです』

ママ『あなたが……。ビチグソは意識が無いみたいなの』

みずき『そんな……!!』

ママ『急いで向かってあげて?あの子のためにも』

みずき『はい!』ダッ

・・・・・・・
573号室

ガラッ

みずき『ビチグソくん!』

ビチグソ『………………』

パワプロ「お、おいビチグソ。いまはゲームの設定上、黙ってるんだよな?本当はオレと会話できるんだよな?」

ビチグソ『…………………』

パワプロ「ビチグソ………」


みずき『ビチグソくん、起きてよ……』

みずき『私のクレッセントムーンが頭に直撃しても、全然なんてことなかったでしょ?』

みずき『トラックに跳ねられても、丈夫なはずよ……?』

パワプロ「にしてもおかしい……」

パワプロ「普通は、オレが○ボタンを押さないとシナリオは進まないのに」

パワプロ「オレがトイレに行っている間に、勝手に車に轢かれやがって……」

パワプロ「でもいまこうして、みずきちゃんが心配して病院に駆け込んできた……」

パワプロ「アイツ……身体張ってみずきちゃんを振り向かせようとしたつもりなのか……?」

パワプロ「………ばか野郎……」

みずき『あの時……私があんなこと言わなければ、こんなことにならなかったのかな……?』

みずき『私が、嫌いなんて言うから……』

みずき『ゴメンね……ゴメンね………』グスッ

みずき『…目ぇ……覚ましてよぉ………!!』グスッ

ビチグソ『………う……うぅ……』

みずき『!?』

パワプロ「お!?」

みずき『……ビ、ビチグソくん……??』

ビチグソ『……あ、あれ……オレ、車に跳ねられて……』

みずき『そうだよ……さっきまで意識失ってたんだよ……?』

ビチグソ『……え……どうして、みずきちゃん……?』

みずき『……アンタが心配だから来たのよ!何よ、その言い方!』

ビチグソ『はは……は、ごめん……』

みずき『もう……バカァ……!心配かけさせないでよぉ……!!』ヒックヒック

ビチグソ『泣かないでよ……みずきちゃん……』

パワプロ「おい、ビチグソ?聞こえるか?」

ビチグソ『泣かないでよ……みずきちゃん……』

パワプロ「よかった……お前、なに無理して車に突っ込んでだよ!!」

パワプロ「お前の考えなんか丸分かりなんだよ……」

パワプロ「オレがお前にアイツに責任押し付けちゃったから、こんな行動取ったんだろ?」

パワプロ「確かに、みずきちゃんはもう一度振り向いたけど、誰がこんな荒業しろって……」

ビチグソ『泣かないでよ……みずきちゃん……』

パワプロ「おいビチグソ!聞いてんのかよ!!」

ビチグソ『泣かないでよ……みずきちゃん……』

パワプロ「な、なんで返事しないんだよ……」

ビチグソ『泣かないでよ……みずきちゃん……』

パワプロ「どうなってるんだ……ビチグソ……」


ビチグソ『泣かないでよ……みずきちゃん……』

みずき『だ、誰が泣くもんか……』グスッ

ビチグソ『……ありがとう、心配してくれて』

みずき『……いちいち、お礼言わないでよ……』

ビチグソ『また……女の子を傷つかせちゃったかな……』

みずき『そうよ……ビチグソくんが意識失ったって聞いたとき、どれだけ傷ついたことか……』

ビチグソ『やっぱり、俺って最低なんだな……』

みずき『本当よ………』

ビチグソ『しかも、好きな女の子に対して……』

みずき『そうね、最低ね』


みずき『でも………そんな最低なことをしたっていう自覚があって』

みずき『なおかつ、それを反省してくれるなら、話は別』

ビチグソ『え?』

みずき『私は……そんなビチグソくんのことが……』

みずき『好き。』

ビチグソ『みずきちゃん……』

みずき『……ち、ちょっと……あまりこっちを見つめないでよ……//』

ビチグソ『はは……やっぱりそうなんだ』

みずき『なによ……』

ビチグソ『聖ちゃんとお茶に行くとき、『女の子は見つめられると弱い』って教えてくれたじゃん?』

ビチグソ『それ、みずきちゃんのことだったんだね?』

みずき『そ、それは……//』

ビチグソ『だって、聖ちゃんにそれやっても、全く気づかれなかったもん』

みずき『そ、そうだったんだー……あはは……』

パワプロ「何だよコイツ、ちょっとは鈍感抜けたじゃん……」

パワプロ「かっこよくなったな……ビチグソ。」


ビチグソ『みずきちゃん、オレ、まだちゃんとした形で伝えてなかったね』

みずき『ん?』

ビチグソ『オレは……みずきちゃんのことが、大好きです』

ビチグソ『オレと、付き合ってください!』

みずき『………うん♪』



パワプロ「ダンッえんだああああああああああああああああああああ」

みずき『じゃあさ……せっかく恋人同士になったんだし……』

みずき『キス………する?//』

ビチグソ『するしますさせていただきます!!』

みずき『じゃあ……はいっ』クッ

ビチグソ『み、みずきちゃん、こっちに顔近づけていただけないと……オレ、起き上がれない……』

みずき『そんなの、車に跳ねられたパワプロくんが悪いのよ。自力で起き上がりなさいよっ』

ビチグソ『うう……ぐぐぐ……ダメだ、力が入らない』

パワプロ「ビチグソ!そういうときに気合いいれろ!!」

ビチグソ『よーし、気合いだ!!』シュピーン

△ボタンを押してね

パワプロ「まかせろ!!」

パワプロ「小学生の時に習得した、スクラッチ早押しだああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」シャシャシャシャシャッ


ビチグソ『よっこらせ!!』

チュッ

みずき『……ん……はむ………///』チュウゥ

ビチグソ『……ちゅ…………』ギュウゥ


ママ『あらあら、熱いこと』


みずきちゃんが彼女になった!
チャンス◎になった!
コントロールが上がった!
キレがよくなった!
ノビがよくなった!
疲れがたまった


パワプロ「裏山死刑」

みずき『でも、聖を傷つかせたことは許さないからね!』

ビチグソ『ファッ!?』

パワプロ「ざまあwwwwwwwwww」

・・・・・・・
そして月日は流れ……

『第六回希望選手選択

ビチグソ太郎 18歳
キャットハンズ』

ビチグソ『やった!選ばれた!』

矢部『オイラも選ばれたでやんす!』

みずき『へへ、同じチームだねダーリン♪』

ビチグソ『うん、これからもよろしくね!みずきちゃん!』

田中(舗)『よーし、二人を胴上げだ!』

『オーーー!!』

矢部『あの……オイラは……』

・・・・・・・
屋上

みずき『ビチグソくんも、なんとかギリギリプロになれたわね』

ビチグソ『良かったよ……トラックに跳ねられて今季絶望かと思ったけど……』

みずき『私の看病もあってここまで回復したんだから、感謝しなさいよね』

ビチグソ『ありがとう、みずきちゃん』

みずき『うん……//』

ビチグソ『そういえば、この三日月のペンダントだけど……』

みずき『それ、持っててくれるわよね……?//』

ビチグソ『いや、返すよ』

みずき『えっ』


パワプロ「やっぱりバカ野郎だてめえはああぁぁぁぁぁ!!!」

みずき『な、なんで……どうして……?』

ビチグソ『今のオレに、これを貰う資格は無いよ……』

みずき『な、なに言ってるのよ……私のこと、嫌いになっちゃったの……?』ウルウル

ビチグソ『そんなことないよ。【今の】オレは貰う資格がないの!』

みずき『どういう意味よ……』

ビチグソ『オレが、みずきちゃんを超して、プロで一流の選手になることが出来たら……』


ビチグソ『その三日月のペンダントも……、みずきちゃんのことも、貰いに行くよ』

みずき『……はぁ、いつもいつも、そうやってクサいセリフ言っちゃって……』

ビチグソ『……やっぱりおかしかった?』

みずき『ううん……』

みずき『ますます好きになっちゃうじゃないのぉ……//』ギュッ

ビチグソ『みずきちゃん……』

みずき『……約束だからね』

ビチグソ『当然だよ』ギュッ

みずき『…もう……大好き……///』ギュウゥ…


パワプロ「ちくしょう……いつの間にか、こんな一丁前に男らしくなりやがって……」

パワプロ「……やっぱりお前はイケメンだったよ」

イケメン『こうしてオレはプロ野球選手になることができた』

イケメン『それもこれも、親友、家族、チームメイト』

イケメン『そして、同じ仲間であり特別な存在でもある……みずきちゃん』

イケメン『そして……パワプロくん』

パワプロ「えっ」


イケメン『キミには迷惑かけてばかりで、本当にすまなかった。ごめんね』

パワプロ「いいよ、気にしてないから……」

イケメン『そして、オレを誘導してくれて、ありがとう』

パワプロ「こちらこそ」


イケメン『よぉーし、今からみずきちゃんとホテルでラブラブするぞぉドゥヘへヘヘwwwww』

パワプロ「やっぱりビチグソだったか」

次は朱雀を落とすルートに行こうぜ

パワプロ「はぁ……なんやかんやあったけど、なんとか攻略できて良かったな」

パワプロ「もう……ビチグソとは会話できないのな」

パワプロ「ありがとう、楽しかったよ!」

パワプロ「オレも、データあれこれの仕事に誇りを持つから、お前も全国のパワプロユーザーを楽しませるように仕事しろよな!」

パワプロ「お、久々に仕事が来たぞ!」

パワプロ「はい!ご用件は?パスワード入力ですね!」

パワプロ「かまぶたかあしるゆなたまなさらあまさうみつにばがざ」

パワプロ「該当する選手が見つかりませええええんwwwwwwwwww」

ユーザー「頼む~タヒんでくれ~」


おわみ

すっごく疲れた
ひどい内容だけど読んでくれた皆様ありがとうございました

次は未完の雅ちゃんSS書くつもりだから、スレ見つけたら支援たのんます

>>258
キツいキツすぎる

進きゅんならイケるイケる

>>264
まぁ……スッスならまだイケる

関係ないけど、ヨスガノソラって面白いの?

>>268
ゲームやってからだな

>>271
まじか

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2015年01月12日 (月) 00:55:29   ID: ejc889nb

別のシリーズやってほしい

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