春香「プロデューサーさん、文化祭ですよ、文化祭!」(138)

男子A「天海ってよ」

男子B「ああ」

男子A「ウェイトレス衣装めっちゃ似合ってるよな…」

男子B「いきなり何言ってんのお前…わかるけどよ」

男子A「やっぱアイドルだからなのかな」

男子B「…『会いに行けるアイドル』だっけ?どっかのグループの」

男子A「なんかあったな」

男子B「天海の笑顔の前にはあんなの霞んで見えるわ…」

男子A「うわキッモwwwwwwwwお前キッモwwwwwwwwwwww……わかる。すげーわかる」

男子C「天海さん、大丈夫かい?」

男子D「疲れてたら言えよ。いつでも変わるから」

春香「大丈夫だよ~私こういうの慣れてるし!頑張ろうね!」



男子A「チッ」

男子B「露骨に媚び売りやがって」

男子A(まあ天海が本当に好きなのは間違いなく俺だけどな)

男子B(俺に向けてくれたあの笑顔…絶対俺に惚れてるだろ)





春香「いらっしゃいm…プロデューサーさん!!??」

P「やあ春香」

春香「ど、どうして私の学校に!?」

P「文化祭があるからスケジュール開けてくれ、って言ったのは春香じゃないか。それでちょうど暇が出来たからさ」

春香「えっと、えっと、私来るとおもってなくて…心の準備が…」

P「その服、似合ってるぞ、春香」

春香「あ、ありがとうございます///」カァァ




男子A「」

男子B「」

男子C「」

男子D「」

男子E「」

男子F「」

男子G「」

男子H「」

小鳥「文化祭か~いいですね~」

春香「よくないですよ!来るとわかってたら時間とか調節したのに…」

P「ははは、当日まで行けるかどうかわからなかったからな」

小鳥「もうそんな季節なんですね」

P「文化の秋、ですからね」

春香「響ちゃんも今度の週末にやる、って言ってましたよ?」

小鳥「ほう…」

P「頑張って仕事終わらせるか…」

小鳥「私も!私も行きたいです!」

P「音無さんも仕事終わらせられたら一緒に行きましょうか」

小鳥「はい!」

P「音無さんは置いてきた、今回の戦いについていけそうにない」

P「響のクラスは小物販売か」

P「でも見当たらないな」




P「あの、すみません765プロの者ですけれど我那覇さんは…」

女子「あれ?今いないですか?今シフトだからいるはずなんですけど…」

P「うーん、でもいないしなあ」

女子「すぐ戻ってくると思うので見ていってくれませんか?どれも100円ですよー」

P「色々あるんですね、木彫りだったり編み物だったり……これは土偶?」

女子「響が作ったのはこれですよー」

P「これは毛糸の…コースターかな?凝った模様だなー。じゃあこれ1つお願いします」

女子「はーい、ありがとうございます」



ガラッ

響「ただいまー…ってプロデューサー!?なんでここに!?」

P「おーっす響。響の小物買ったぞ~」

響「!!!!!だ、ダメええええええ!!!」

P「!!??」

P「なんでだ!?」

響「えーとその…とにかく、ダメなものはダメなんだぞ!」

P「えー…」

響「ダメったらダメなの!」

P「うーん、俺も響の手作り欲しかったんだが…仕方ないか」

響「…プロデューサー、本当に欲しいの?」

P「当たり前じゃないか。でも響がそこまで言うなら事情があるんだろう?」

響「うー…」




響「…その、………それは、練習で作った奴で」

P「ん?」

響「だから…その…」

響「ぷ、プロデューサーには、ちゃんとしたマフラー編んでるから…そっちを受け取って欲しい…ぞ///」カァァ

P「お、おう」

響「///」

P「…ありがとう。楽しみに待ってるな!」

響「うん!自分頑張るさー!」





男子X「こんな思いをするのなら花や草に生まれたかった」

男子Y「…俺NTRに目覚めそう」

男子Z「付き合ってもないのに何がNTRだよ…」

男子Q「俺は練習でいい…練習台でいいんだ……!!」

響「もー、いきなり来るなんて酷いぞ!」

P「ははは、ごめんごめん。行けるかどうかわからなかったからさ」

小鳥「ううっ…私を置いていくなんて酷いですプロデューサーさん…」

P「終わらなかったんだから仕方ないじゃないですか」

小鳥「ぐぬぬ…」

P「今週には千早と美希の文化祭もありますから、まだまだチャンスはありますよ!」

カランカラン

女子「いらっしゃいませー!」





千早「はぁ……」

P「どうしたんだ千早、溜め息なんかついて」

千早「えっ…プロデューサー!?」

P「アイドルもそうだけど、ウェイトレスは笑顔が基本だぞ?」

千早「よ、余計なお世話です。それよりどうしてここに…」

P「頑張って仕事終わらせてきたのさ!」

P「ところでどうした、そんな浮かない顔して。お祭りは嫌いだったのか?」

千早「お祭りは嫌いではないですけれど、自分がやるとなると…どうも」

P「でも衣装は凄くかわいいじゃないか」

千早「…私には似合いません」

P「そんなことないけどなあ…」




P「そうだ!ツインテールにしたらどうだ?」

女子「」ガタッ

千早「ええっ!?プロデューサー!?」

P「おっ、お願いできるかな?」

女子「任せてください!」

千早「えっ、ちょっと中村さんやめて…」



ンアー

千早「ううっ…」

女子「自信作です!」

P「いつものロングもいいけどこういう可愛い衣装の時はツインテールが凄く似合うな…」

千早「私にこんな恰好が似合うとは思えません…」

P「そんなことないさ、凄くかわいいぞ」

千早「…もうっ///」





男子1「如月ってあんなにかわいいんだな…」

男子2「アイドルだからな」

男子3「でも男持ちみたいだぞ」

男子1「写真集って出てたっけ…」

男子2「週刊誌や765PRO ALLSTARSなら結構出てるけど個人はまだ1冊だけだ」

P「美希のクラスは…ここか」


ガラッ


女子「いらっしゃいませー!」

美希「あ、ハニー!きてくれたんだね!」




  ざわ…

        ざわ…

P「やあ美希。ここはタコ焼き屋だよな」

美希「うん!1パック300円なの!」

P「じゃあ1パックお願いします」

美希「まいどありなのー!そんなことより、ハニーは今日もうフリーなんだよね!?」

P「まあそうなるかな?」

美希「じゃあじゃあ、ミキとデートしよ?」




オエエエエエエエエエエ

キャアアアアアアア

ヨシダガハイタゾー!!

P「デート、って…お店手伝わなくていいのか?」

美希「ミキは一番最初にやったの!それに準備も頑張ったからハニーと一緒に帰れるんだよ?ねー」

女子「うん、先生もいいって言ってたよねー」

P「…俺が来るって知ってたのか?」

美希「ハニーならミキの文化祭を覚えていてくれる、って信じてたの!」

P「まあ、そういうことなら大丈夫か」

美希「やったやったやったー!じゃあいってきますなのー!」

女子「いってらっしゃーい」

美希「最初は下の階の…」


バタン




ゲロォオオオオオオ

キャアアアアアアア

サトウ!!サトウーー!!

美希「でねでね、ミキ的にはここのチョコうどんがー…」

教師「星井さんがあんなに頑張ったのはこういうだったのね」

美希「あ、センセイこんにちはなのー」

P「こんにちは!いつもお世話になってます765プロの…」

教師「あら!アイドル事務所の方だったのね。こちらこそいつもお世話になっております」

P「アイドルとしての活動が学園生活に支障をきたしていないか心配で・・・」

美希「むー。そんなことどうでもいいの!ミキのハニーを返して!」

教師「…ハニー?」

P「ははは、娘みたいなものです」

美希「むー、ミキとハニーは親子なんかじゃないの!恋人同士なの!」


オ゙エ゙エ゙エ゙エ゙エ゙エ゙エ゙エ゙

ゲボォオオオオオオオオオ

ギャアアアアアアア



P(この学校は随分騒がしいな。お化け屋敷でもやってるのか?)

P「でな、美希と色んなクラスを見るたびにどこかで悲鳴が上がるんだけど…」

P「なんとお化け屋敷を出してるクラスは一つもなかったんだ!」

真「ひゃあああああああああ!!」

雪歩「ひいいいいいいいい!!」

P「不思議だよなー」

真「もうっ!今度文化祭なのに怖い話なんてしないで下さいよ!」

雪歩「怖くて前の日眠れないよぅ…」

真「雪歩も今週末なんだよね」

雪歩「うう…真ちゃんの文化祭に遊びに行きたかったけど、私の学校の文化祭は2日間だから…」

真「ボクのほうも2日間だから見に行けないなぁ…」

P「仕事終わるかな…最近土日休んでる分の仕事が…」

真「響と春香の文化祭に行ったんですから!ボクたちのも、ちゃーんと見にきてくださいよね!」

雪歩「わ、私のところは無理して来なくても…大丈夫、ですよ?」

雪歩「」ソワソワ



ガラッ



雪歩「!」

女友達「ただいまー」

雪歩「……はぁ」

女友達「…なにその反応は」

雪歩「い、いや!なんでもないんだよ?」

女友達「誰か待ってるの?でも家の人は来ないって言ってなかったっけ?」

雪歩「うん…おうちの人は来ないんだけど…」


ガラッ


P「こんにちはー」

雪歩「!!!」

女友達「いらっしゃいませ~」

P「おっ、おーい雪歩ー」

雪歩「い、いらっしゃいませ!」

女友達「雪歩に男の人の知り合い…!?」

雪歩「お、お仕事の人だよ~」

P「あはは…765プロのモノです」

女友達「…怪しい」



雪歩「お仕事は大丈夫なんですか?」

P「ああ、音無さんに押しつk…快く引き受けてくれたから大丈夫だぞ!」

雪歩「そ、そうなんですか。お茶屋さんなんですけど何か食べますか?」

P「えっとじゃあ…お団子とお茶を頼む」

雪歩「はい!ただいまお持ちします!」

雪歩「お先にお茶ですぅ~」

P「ああ、ありがとう」


ズズッ


雪歩「ど、どうですか?」

P「…うん、おいしい」

雪歩「よかった~。このお茶、私が選んだんですよ」

P「ほー、なるほど。流石は雪歩だな」

雪歩「はい!」

P「…でもいつも事務所で飲んでる雪歩が淹れてくれたお茶のほうが美味しいな」

雪歩「はぅう……か、からかわないでください///」

P「そんなことないぞ?いつも仕事の合間に飲む雪歩のお茶は格別だからな」

雪歩「えへへ…じゃあ私、これからも頑張ります!」




女友達「やっぱり恋人じゃないか(憤怒)」

P「さーて、真の教室は4階だよな…うおおっ!?」


ドッシーン!!


真「ああっ!すみません…ってプロデューサー!!」

P「おっとと…真じゃないか、どうしたんだそんなに慌てて…それにその恰好」

真「走ってください!!!」

P「えっ」



ドドドドドドドドドドドドド

マコトサマァァァァァァ!!!



P「えっ」

真「さあ早く!」

真「ハァ…ハァ……上手く撒けたかな…」

P「コヒュー……コヒュー……」

真「だ、大丈夫ですかプロデューサー!?」

P「ちょっと…落ち着かせて……」



P「それで、何があったんだ」

真「実はうちのクラスは仮装撮影ってのをやってて…」

P「撮影?」

真「衣装がたくさん用意してあって、お客さんは撮影が出来るんです。でもボクも一緒に、って…」

P「なるほど、それで改造計画みたいな恰好なんだな」

真「昨日は一日中逃げられなくて、でも今日はなんとな逃げ出して…」

P「事務所的にはNGなんだけどなあ…でも学校のイベントだからそんなに強くは言えないしな…」

真「ボクがお仕事の日に決まったんです…」

P「そうか…」

真「どうしましょうプロデューサー…せっかく来てもらったのにボクはここから動けないし…」

P「そうだな…じゃあ真はここで待っててくれ、俺が色々買ってくるから」

真「ええっ!?そんな、悪いですよ!」

P「遠慮すんなって、従者に使い走りをさせるお姫様みたいな気分で待てばいいさ」

真「お姫様って…今ボクは王子様の恰好なんですけど…」

P「ははは、どんな格好してたって真は俺のお姫様だよ」

真「……そ、そんなこと言われると///」テレッ

P「姫、しばしお待ちいただいてもよろしいでしょうか?」

真「よ、よろしい!すぐに戻ってくるのですよ!」

涼の文化祭に律子と一緒に行けばいいじゃない

あとの中学生組は書き溜めないし
中学生だから同級生の反応より普通のイチャイチャになりそうなんだよなぁ

>>53
なるほど・・・

小鳥「真ちゃんも大変だったんですね…」

P「真とのんびり出来たのは楽しかったですけどね」

小鳥「私も大変だったんですよ……?」

P「は、はい!」

伊織「で、当然私たちの文化祭にも来るんでしょうね?」

P「い、いや…行きたいのは山々なんだが…」

小鳥「」キッ!

P「仕事がな…」

やよい「来てくれないんですか…?」

P「うぐぐ…」チラッ

小鳥「」サッ

P(目逸らしやがった!)

P「音無さんが引き受けてくれるそうだ!だから行けるぞ!」

小鳥「ピヨォ!?」

やよい「うっうー!ありがとうございます小鳥さん!」

小鳥「ぐぬぬ…」

P「俺も頑張った!音無さんへの負担はかなり少ない…はずだ」


ガチャ


P「こんにちはー」

伊織「あら、随分遅かったじゃない」

P「ギリギリまでやってたんだよ…」

伊織「この伊織ちゃんを待たせるだなんていい度胸してるじゃない…」

P「す、すまん…」

同級生A「伊織さんお仕事の人?」

伊織「ただのプロデューサーよ」

P「伊織の担当じゃあないんだがな、765プロでプロデューサーをしております」

同級生B「へープロデューサーなんだー!お仕事大変ですか?」

P「んー、大変なところもあるけどやりがいある仕事だし楽しいよ」

同級生A「キャー!!」

同級生B「キャー!!」

同級生A「やりがいのある仕事だって!」

同級生B「かっこいい!!」

P「そ、そんなことないと思うぞ?」

同級生C「普段どんなことしてるんですか!?」


ワイワイキャイキャイ



伊織「…」

伊織「…」



伊織「…ああもう!」

P「い、伊織!?」

伊織「なによデレデレしちゃって!!」

P「で、デレデレだなんてそんな」

伊織「私のことが1番なんじゃなかったの!!」

P「ええっ!?」

伊織「あんたは私のことだけ見てればいいの!!」

P「ごめんな伊織…」なでなで

伊織「グスッ…」

P「今日はお前だけのための日なのにな」なでなで

伊織「そ、そうよ…」

P「ちゃんと伊織のことを見てるから、な?」




同級生ABC「「「キャアアアアアアア!!!」」」

伊織「はっ!…忘れて!今のは忘れて!!!///」

P「結局あのあと伊織との関係について質問攻めされてしまった…」

P「さあ今日はやよいだ」


ガラッ


P「こんにちはー」

やよい「あ、プロデューサーこんにちはです!!」

P「やあ、やよい。なんとか来れたぞ」

やよい「うちの皆が来ないからプロデューサーが来てくれてすっごく嬉しいです!」

P「ん?来ないのか?」

やよい「お父さんもお母さんも忙しいし、うちのクラスはお勉強の発表だから来ても楽しくないかなーって…はわわっ!それだとプロデューサーも楽しくないですか…?」

P「そんなことないぞ?それに皆もやよいが頑張ってるのを見るだけで楽しいんじゃないかな」

やよい「そうですか?えへへー、じゃあ今度は皆も一緒です!」

教師「あら高槻さん、お兄さんかしら?」

やよい「いえ!プロデューサーです!」

P「はい、765プロでプロデューサーをしております…」

教師「あら、随分お若いんですねー。お父様といった歳ではないと思ったけれどお仕事の方だなんて」

P「ははは、そうですね。父親と間違えられたことはないですね」

教師「高槻さんのお仕事はどうですか?学校では元気なんですけどまだ体も小さいから心配で…」

P「やよいはいつも元気いっぱいですよ。俺もいつも元気貰ってるくらいです」

教師「ライブなんかも心配で…私いつも見に行ってるんです」

P「ず、随分やよいのことを気にかけてらっしゃるんですね」

やよい「先生はいっぱい私のCD買ってくれるんです!」

教師「心配で…」

やよい「えへへー、いつもありがとうございます!」

教師「高槻さんかわいい!」

P「お、おう」

伊織「あんたのせいで今日もずっとからかわれたのよ!?」

P「そんなこと言われても…」

小鳥「人気者のプロデューサーさんに嫉妬しちゃうなんて伊織ちゃんかわいいわぁ…」

伊織「し、嫉妬なんかするわけないじゃない///」

小鳥「そんなこと言っちゃって、本当はプロデューサーさんのこと大好きなのよね?」

伊織「ち、違…もうっ、私レッスンに行くわ///」


バタン


真美「あれー?いおりんめっちゃ顔真っ赤にしてたけどどうしたのー?」

亜美「んっふっふ~、これは兄ちゃんのスケコケシ炸裂間違いなしですなー!」

小鳥「亜美ちゃんそれを言うならすけこまし、よ」

P「すけこましでもないですよ!」

亜美「今度の日曜は亜美達の文化祭だよ~!」

真美「トーゼン!兄ちゃんは来てくれるんだよね!」

P「土曜日は誰の文化祭もない、か…だったら死ぬ気で頑張れば…」

小鳥「私は死ぬ気で頑張ってもお留守番の役が…」

亜美「まあまあ、ピヨちゃんは亜美達のノーサツせくちーな写真を期待しててよ!」

真美「んっふっふ~!楽しみにしててね→!」

小鳥「余計に行きたい!!!」

P「一体何をやるんだ…」

P「さーて、アイドル達の文化祭はこれで最後だな」

P「まずは真美の方が近いから真美から行くか」

P「コスプレ喫茶…まあ王道だな」


ガラッ


真美「わあ!兄ちゃんいらっしゃいませー!」

P「す、スク水!?」

真美「どおどお?せくちー?」

P「なんて恰好を!他の子はチャイナ服とかウェイトレスなのに…」

真美「ぶー、だって衣装がどれも小さくて真美に入らなかったんだもーん!」

P「確かに真美は他の子と比べて随分大きいけどだからと言って…」

真美「でも真美はこれでもいいって思うよ」

P「だからと言って…」

真美「だ、だって兄ちゃんスク水好き…でしょ?」ウワメヅカイ

P「うぐ…」

真美「んっふっふ~!じゃあOKだよね!」

P「…あんまり他の人に見せたくないんだがなぁ」

真美「えっ?それって…」

P「そ、そういうこと(父親的な意味で)だよ」

真美「そういうこと…///」




真美「じゃ、じゃあ着替えてくる…」

P「そうしてくれ」

真美「着替えたら亜美のところいこーね!」

P「ああ」

P「亜美は…コスプレクイズ?」

真美「んっふっふ~、楽しみにしててね兄ちゃん!」



ガラッ



亜美「いらっしゃーい!わーい兄ちゃんだ→!」

P「なんだ亜美…そのライオンキングみたいな着ぐるみは…」

亜美「ぶー、だって衣装がどれも小さくて亜美に入らなかったんだもーん!」

P「…そもそも文化祭でコスプレしようなんて考えが間違ってたのかもな」

亜美「…あれ?真美着替えちゃったんだ」

真美「に、兄ちゃんがどうしてもって言うから///」テレッ

亜美「ふーん?」

真美「んっふっふ~、じゃあクイズ行ってみよ→!」

亜美「答えた数で得点が入る!その得点でお好きな商品と交換!」

真美「高得点賞には真美達の写真集もあるんだぜい!」

P「ん…?見覚えのない表紙だな」

亜美「亜美達が自分で撮った写真集だよ!」

真美「世界で1冊だけ!」

P「な、なんだって!?…道理で眼の血走った父兄の方がいらっしゃるわけだ…」

真美「製本はピヨちゃんにやって貰いました」

P「…なんとしてでも回収しないと」

亜美「んっふっふ~、じゃあ兄ちゃんがんばー!」

P「あの後5回往復してなんとか回収しましたよ…中学生の問題って結構忘れてるもんなんですね…」

小鳥「あら~、お疲れ様です」

P「お疲れ様ですじゃないですよ!」

小鳥「だ、だってそんなことで使うだなんて思ってなくて…」

P「…今後は用途をしっかり確認しないといけませんね」

小鳥「ううっ…結局誰の文化祭にも行けなかったわ…」

P「あっ、そういえば音無さん」

小鳥「は、はい!なんでしょう!」

P「再来週の土曜日に母校で文化祭があって、そこでOBOG会があるんで行くんですけど小鳥さんもどうですか?」

小鳥「ええっ!?そ、そんな悪いですよ私なんかが思い出の場に水を差しちゃ」

P「いやー、顔を出すだけですから。音無さんには何度も仕事押し付けちゃったしお詫びの意味も兼ねてその後食事にでも行きませんか?」

小鳥「そこまでして貰うなんて…」

P「俺も音無さんみたいな人が彼女だって見栄を張りたいんですよ、お願いします!」

小鳥「そ、そういうことなら…」





小鳥「じゃあ一つだけ条件です!」

P「はい、なんでしょう」




小鳥「『小鳥』って、呼んでくださいね?」

今度こそ終わり

gdgd延長戦に付き合ってくれてありがとう
りっちゃんは普通のデートになりそうだからまた別の機会に

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