綾乃「今年こそ素直になれますように…」 (60)

代行 ID:G3B+OKhV0

綾乃「おこたでミカン美味しいわ」

綾乃「お雑煮も美味しいわ」ずずずず

綾乃「としのーきょーこはなにしてるかしら」ポテチポリポリ

綾乃「正月はだらだらしちゃってだめね」

綾乃「あら、もうこんな時間」

綾乃「シャワー浴びようかしら」

期待

綾乃「ぅんしょ…」ヌギヌギ

綾乃「…」オナカプニプニ

綾乃「軽くヤバイ?」

綾乃「計ってみようかしら」

綾乃「お正月だから多少は、ね」オソルオソル

体重計「…」

綾乃「うぎゃーー!」

綾乃「3キロも太ってるなんて…」

綾乃「ランニングするしかないわね…」

綾乃「はっはっは」

綾乃「はっはっは」

綾乃「ひ、久々に走ると」ハァハァ

綾乃「疲れるわねっ」

綾乃「ちょ、ちょっと公園で休憩!」

綾乃「あそこのベンチに座ってゆっくりしましょ」

綾乃「ふぅ、落ち着いたわ」

綾乃「今からどうしましょう」

綾乃「あれ?あっちから走ってくるのは…?」

???「うおーーーーー!!!!」

綾乃「ってとしのーきょーこ!?」

京子「あ、綾乃だ」

京子「はぁはぁはぁ」

京子「綾乃ハァハァなにハァハァしてんの?ハァハァ」

綾乃「ちょっとあなた落ち着きなさいよ!」

京子「だいじょぶだいじょぶ」ハァハァ

京子「ゲホッゲホッ」

綾乃「ってちょっと!はい、お水」

京子「あ、ありがと」ゴクゴク

京子「プハーッ、風呂上がりはこれに限るね!」

綾乃「なにいってるのよ」

綾乃「で、あなた何してたの?」

綾乃「年明けに走って公園まで来て」

京子「ってそれは綾乃もだろー?」

綾乃「うっ、私は…」オロオロ

綾乃「笑わないでくれる?」

京子「あっ蝶々」

綾乃「って!聞いてないし!それに蝶々じゃなくて葉っぱよ!」

京子「めんごめんご!」

綾乃「調子狂うわね」

京子「で、綾乃こそなにしてんの?」

綾乃「う、笑わないでよ?」

京子「おけおけおっけー!」

綾乃「あのね…」オロオロ

京子「うん!」

綾乃「お正月だから食べ過ぎちゃって太っちゃったの…」

綾乃「だから運動しないとって思ってランニングしてたの、今は休憩中なの…」チラッ

京子「ぷっ」

京子「あははははは!」ケラケラ

綾乃「なっ、笑わないっていったじゃないのよ!」カァァァ

京子「あははははは、おっかしー」ケラケラ

綾乃「も、もう!怒るわよ!」カァァァ

京子「いっしょだー!」

綾乃「え?」

京綾か

続けて

期待なんてしてないんだからね

京子「いっしょだよ!私もそうだよ!」

京子「気が合うのかもねー」

京子「私5キロも太っちゃった!」

綾乃「あなた、太りすぎ」

京子「ガーン!綾乃に言われたくないやい!」

京子「綾乃は何キロ太ったの?」

綾乃「…キロ」ボソッ

京子「え?」

綾乃「3キロよ!」

京子「かわんないじゃーん!」

綾乃「5キロと3キロじゃ2キロもちがうじゃない!」

綾乃「ほぼ倍よ!倍」

京子「うるさい!うるさーい!だから走ってるんだよー!」

綾乃「そうだった、そろそろ走らなきゃ」

ssは
総じてキモい

京子「ん、そろそろ走る?一緒に走ろう!」

綾乃「ええええ///」

京子「え?だめなの?」

綾乃「いいけど///」

綾乃「じゃあどこまで走る?」

京子「せっかくだから初詣にいこう!ここから3キロぐらいだし」

綾乃「このスポーティーな格好で!?」

京子「いいんじゃない?神様も汗だくな中学生の女の子が来たら喜ぶよ!」

綾乃「何よ、それ」

綾乃「じゃあ神社まで走りましょ」

京子「おー!」

神様「ほう・・京綾か。手堅いカップルで来たな」

マイナーカプじゃん

綾京「はぁはぁはぁ」

綾乃「結構遠かったわね…」ハァハァ

京子「…」バタンキュー

綾乃「ほら、お水」

京子「こきゅこきゅ、ぷはっ」

京子「ありがとう」

綾乃「どうも」

京子「京子ちゃんふっかーつ!」

綾乃「ぷっ、なんなのよ!それ」

京子「よし!神社に来たからお参りしよ!」

綾乃「そうね!」

京綾「パンパン」ジャラジャラ

綾乃(今年こそ素直になれますように…)チラッ

京子「じー」

綾乃「ってなに見てるのよ!恥ずかしいじゃない!」

京子「いや、綾乃のお願い長いなーっておもってさ、なにお願いしたの?」

綾乃「べっ、別にいいでしょ?あなたは?」

京子「私は綾乃ともっと仲良くなれるようにって!」

綾乃「なっ…」

京子「あとー、娯楽部のみんなと生徒会のみんなと仲良くなれるようにって!」

綾乃(そうよね、あなたはそんな人よね)

綾乃(そこに惚れたんだから…)

京子「どうしたの?綾乃?」

綾乃「ううん、なんでもない!いこっ」

寝る前に④

京子「うぉっ!忘れてた!」

綾乃「何よ、ビックリするじゃない」

京子「神社といったらおみくじでしょ!」

綾乃「おみくじでそこまではしゃいでるなんて子供ね」ソワソワ

京子「引かないの?」

綾乃「あなたがそういうなら引いてあげないこともないわ!」ソワソワ

京子「じゃ、ひこー!」テクテク

綾乃「ま、まってよー!」

なもり神「叶えてほしければ今すぐキスしなさい」

京子「せーので開こう!」

綾乃「そ、そうね」

綾京「せーのっ!」ジャン

綾乃「大吉」

京子「中吉」

綾乃「やったやったやったー!」

京子「うおーー、なぜだぁー!」

綾乃「やったわー!やったやったやったー!!」

京子「綾乃よろこびすぎー」アハハ

綾乃「はっ」テレテレ

綾乃「恥ずかしいわ///」

京子「読んでみよーよ」

綾乃「そうね」

綾乃(えっと、恋愛は…)

綾乃(実りの年、行動するべし)チラッ

綾乃(もう叶ってるじゃない…ありがとう神様)ニコニコ

京子「なーに笑ってるんだよー」

綾乃「なっ、なんでもないわよー!」

京子「なーにー?おしえろー!」

綾乃「おっ、教えないわよ!」タタタッ

京子「こらー、あやのー!まてー!」

綾乃「追いつけるものなら追いついてみなさい!」

京子「このやろー!」

綾乃(今年こそ…)

綾乃(頑張れ、私)

あっさりやね

櫻子「ひーまーわーりー!」

櫻子「ひーまーわーりー!!」

櫻子「ひーま向日葵「うるさいですわ!!!」

向日葵「もう、どうしたんですの?」

櫻子「お参りに行くぞ!」

向日葵「はぁ、あなたはいつも突然ですのね」

向日葵「そういうと思って着物を準備してますわ」

向日葵「少し家にあがって待ってなさい」

櫻子「ほーい」スタスタ

おつ

お、さくひま
いいね

短編集か

楓「うわー、櫻子おねえちゃんの着物姿きれいー!」

櫻子「でしょ!新しいの買ってもらったんだー!」

楓「スラッとしててモデルさんみたいだね!」

櫻子「…誉め言葉として受け取っておこう」

向日葵「お待たせしましたわ」

楓「うわぁ、おねえちゃん…とっても似合ってるよー!」

櫻子「そ、そうでしょうか…///」

おや続きとな

>>35
訂正

×櫻子「そ、そうでしょうか…///」

○向日葵「そ、そうでしょうか…///」

すばら

向日葵「かわいい妹にそういってもらえると嬉しいですわ」チラ

櫻子「…」

向日葵(櫻子のあの目…何を考えているのかしら)

櫻子「向日葵!」

向日葵「は、はい!」

櫻子「すっごくかわいいよ!」

向日葵「ほ、本当ですの?…とか言っておきながら『着物が』とかいうのでしょう?」

櫻子「ううん、似合ってる!」

向日葵「えっ…///」

向日葵「あ、ありがとう」

向日葵(どういう風の吹き回しでしょうか…)

向日葵(櫻子にかわいいって言われるなんて…)

向日葵(顔が熱いですわぁ///)カァァァ

櫻子「じゃ、行こうか!」

向日葵「ひゃい…」

向日葵(緊張しすぎて噛んでしまいましたわ///)

櫻子「あはは、『ひゃいぃ!』だって!おかしー」

向日葵「そそ、そんなこと言ってませんわ!」

櫻子「言ったじゃん!」

向日葵「言ってませんわ!ほら、行きますわよ!」

櫻子「ひゃいぃ!」

向日葵「こら!櫻子!」

向日葵かわいい・・・

櫻子「向日葵、疲れたりしてない?」

櫻子「喉乾いてない?」

櫻子「トイレは大丈夫?」

向日葵(…今日の櫻子はなにかおかしいですわ)

向日葵(いつもより優しい…)

向日葵(それはそれでいいのですけれども)デレデレ

櫻子「危ない!」ギュッ

向日葵「ひゃっ!」

トラック「プップー」

櫻子「危ないよ、向日葵」

向日葵「あ、ありがとうございます///」

向日葵(本当になんですの、今日の櫻子…)

向日葵(惚れてしまいますわー!)

櫻子「あっ、あれ!」

向日葵「ど、どうしましたの?」ドキドキ

向日葵(ああ、櫻子が話すたび心臓がドキドキしてしまいますわ)ドキドキ

櫻子「杉浦先輩と歳納先輩が公園のベンチでおしゃべりしてる!」

向日葵(はっ、なんていい雰囲気ですの)ドキドキ

向日葵(絶対私達が入っていいような空間ではないですわ)ドキドキ

櫻子「声かけてみよう!」

櫻子「なにしてるん…」モガモガ

櫻子「何するんだよ!向日葵!」

向日葵「ダメですわ!今話しかけたら杉浦先輩に悪いですわ」ヒソヒソ

櫻子「何でだよ」

向日葵「なんででもですわ!ほら、行きますわよ」

櫻子「ちぇー」

櫻子「向日葵!あそこのスーパーで飲み物でも買おうか」

向日葵「そ、そうですわね!」

櫻子「ん?何か向日葵、変」

向日葵「そんなことありませんの」

向日葵(それはこっちの台詞ですわ!)

ーーーーーースーパー内ーーーーーー

櫻子「えっと、飲み物コーナーは…あっち!」タッタッタッ

向日葵「ちょっと櫻子、走らないの」

向日葵「ってもう!行っちゃった」

モブ子「ってあれ?ひまっちゃん?」

向日葵「あら、モブ子さん」

モブ子「何してるのー?」

向日葵「いやちょっと飲み物を買いに…」

モブで思い出したけどゆきちゃんめりちゃんとかいたなぁ

櫻子「ファンチグレープ2本でいいかな」カゴニポイ

櫻子「向日葵遅いなー」テクテク

櫻子「って、あー!」

櫻子「誰だよ!あれ!」

櫻子「向日葵!」

向日葵「あら、櫻子どうしましたの?」

櫻子「ほら、行くぞ!」

向日葵「って、えええ!バイバイ、モブ子さん」

モブ子「またねー!」

ただの同級生の割には親しいな

櫻子「…」

店員「ファンチグレープが2点」

店員「合計で300円になります」

櫻子「…」チャリン

店員「ありがとござましたー」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

櫻子「…」

向日葵(櫻子怒ってるのでしょうか?)

向日葵「嫉妬ですの?」ボソッ

櫻子「違う!」

向日葵「だったらなんですの?」

櫻子「…お、お年玉!」

向日葵「へ?」

櫻子「向日葵がお年玉くれないから」

櫻子「私がいつもより優しくしてるのに!」

向日葵「だからあなたはいつもより優しくしていたのですか?」

櫻子(あっ…)

向日葵「いつもより優しかったのはお年玉が欲しかったからなのですね…」

向日葵「あなたの一言一言に一喜一憂して…」

向日葵「ドキドキしちゃって…」ポロッ

向日葵「あなたの本心でもないのに…」ポロポロ

櫻子(えっ…?)

向日葵「馬鹿みたいですわ…本当、私…」ポロポロ

向日葵「さよなら」タッタッタッ

櫻子「ちょっ!まって!向日葵」

お年玉信じるなよww

向日葵「離して!櫻子なんて嫌いですわ!」ポロポロ

櫻子「ごめん、向日葵…」

向日葵「知りませんわ!櫻子なんて!」

櫻子「聞いて…こんなに向日葵が怒るなんて思ってなかった…」

櫻子「私が馬鹿だった…謝るよ…」

櫻子「それに…向日葵は馬鹿じゃないよ」

向日葵「…」グスッ

櫻子「私気付いたんだ…」

櫻子「向日葵が笑顔で笑っているとき」

櫻子「照れてるとき、怒っているとき」チラ

向日葵「…?」

櫻子「泣いているとき」

櫻子「いろんな向日葵を見ているうちに…」

櫻子「向日葵が好きだってことに気付いた」

向日葵「ななな///」

櫻子「向日葵、本気だよ」

櫻子「付き合ってくれる?」

向日葵「えっ…」

櫻子「じー…」

向日葵「えっと、私の気持ちを言うね」

向日葵「櫻子と一緒にいると楽しいし、それに」

櫻子「そんなのいいから、返事!」

向日葵「は、はい!」

向日葵「櫻子、私も好きです」

向日葵「お願いします///」

櫻子「…っ///」

向日葵「ってあなたがそんなに恥ずかしがったら私も恥ずかしいですわ!///」

櫻子「う、うるさいよ!おっぱい星人!」

向日葵「もう!お参りに行きますわよ!」

向日葵「…」

櫻子「…」

櫻向(き、気まずい…)

向日葵「…」チラッ

櫻子「…」チラッ

櫻向「…///」カァァァ

ーーーーーー神社ーーーーーー

向日葵(やっと神社に着きましたわ…)

向日葵(神社までの道のりは永遠のように感じましたわ…)

向日葵「じゃ、じゃあお参りしましょうか!」

櫻子「そ、そうだね!」

向櫻「…」

ジャラジャラ

パンッパン

向日葵(櫻子と今年も仲良くできますように…)

櫻子「向日葵と今年も仲良くできますように!」

向日葵「…っ///」

向日葵(この子っ…声に出ちゃってますわー!)

向日葵「ちょっと、櫻子!」

櫻子「なんだよ、向日葵」

まわり「へー、あの子が向日葵なんだ」ヒソヒソ

まわり「仲いいんだね」ヒソヒソ

まわり「付き合ってるのかしら?」ヒソヒソ

向日葵「きゃー///」ダッシュ

櫻子「ちょっ、引っ張るのやめろよー!」

向日葵「はぁはぁ…」

櫻子「はぁはぁ…」

櫻子「なんだよ、向日葵!」

向日葵「声出てましたわ」

櫻子「へ?」

向日葵「櫻子の願い事声に出てましたわ」

櫻子「聞いた?」

向日葵「ばっちり」

櫻子「…///」

向日葵「もう、まわりに聞かれて恥ずかしかったですわ」

向日葵「でも、嬉しかったですわ」

向日葵「ありがとうございます。櫻子」

向日葵「そういえばあなた、お年玉を欲しがってましたね」

櫻子「あっ、あれは」

向日葵「…チュッ」

向日葵「お年玉です。ほっぺにですけれど」

櫻子「なっ…///」

櫻子「ひまっ京子「あー!ひまっちゃんにさくっちゃん!」

綾乃「あら、大室さんに古谷さん?」

京子「なんか二人とも顔赤いぞー?」

櫻向「そっそんなことないですよー!」

京子「怪しい…」

ちなつ「あれー?京子先輩!に生徒会のみんな!」

結衣「お、みんなして初詣か?」

綾乃「船見さんに吉川さん!」

京子「ちなちゅー!着物姿もかわいいよー!」

ちなつ「やめてください!」

千歳「あらあらみんなおそろいで~」

あかり「うわぁ!みんないるなんてあかりうれしいよぉ!」

向日葵「池田先輩に」

櫻子「あかりちゃん!」

向日葵「なんかわらわらと湧いてきましたね」

綾乃(古谷さんと大室さん…)

向日葵「…チュッ」

綾乃(キスしてたのよね///)

綾乃(前より仲良くなってるし…)

綾乃(私も頑張らないと!)チラッ

綾乃(よし!ファイトファイトファイファイビーチよ!)

綾乃(神様、もう少し私に勇気を下さい)

綾乃(今年こそ素直になれますように…)

なぜこんなにさくひまは素晴らしいのか
誰か教えてほしい

乙なのん
さくひま素晴らしい

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