梓「あんまり上手くないですね!」 唯「…は?」 (31)

梓「…え?」

唯「いや…こっちはあんたがビービー泣くから一生懸命演奏したのに…」

澪「ちょっと非道いよな…今のは」

律「傷つくわー」

紬「梓ちゃん…幻滅したわ…」

梓「いえ…あの…」

唯「大体あずにゃんって言葉遣いがなってないよね」

梓「え…」

律「確かになー。やってやるです!って…」

澪「やらせていただきます、だろ」

紬「態度もあまりよくないわ。あなた後輩なのよ?」

梓「…すいません」

唯「すみませんでした、な」

梓「…」ギギギ

唯「何とか言ったら?私ら卒業しちゃうよ?」

梓「…」

唯「卒業しないでよってwww留年しろってかwwwwww」

澪「やめろよ唯。梓は友達が少ないから来年から困るんだろ」

律「憂ちゃんにさえ初期は警戒心持ってたもんなー」

紬「ギターと嫌味は上手でも友達作るのは苦手なのね」

梓「…」キッ

唯「お?何その目」

梓「…先輩たちだって、先輩らしいこと殆どしないじゃないですか…」

唯「いやいや…いつもハグしてやってたろ」

澪「いつも構ってあげてた」

律「よくいじってやったろー?」

紬「沢山ケーキあげたわ」

梓「そうじゃなくて!!軽音部の先輩としてふさわしい姿を私に見せてくれたことが無いって言って…」

唯「だから口答えすんなって」

梓「…!!」ビキビキ

梓「…もういいです」

唯「ん?何がいいの?」

梓「…もういいから帰ってください!!」

唯「おおwww言うねぇwwwwww」

澪「うわぁ」

律「ヒュー!」

紬「なんて礼儀知らずなのかしら…」

梓「~!!」ウルッ

唯「また泣いたwwwwwwwww」

澪「梓、泣いても無駄だぞ」

律「www」

紬「無様ね」

梓「………じゃあ私が」グス

唯「おう、帰れや」

梓「…」

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