中沢「…どっちでも良くない!」 (12)

早乙女「はい、中沢君!」
中沢「えっ、えっと…どっどっちでもいいんじゃないかと」

モブ郎「中沢!コーラとお茶どっちが良い?」
中沢「どっちでも良いよ」

モブ雄「なぁ、これどう思う?中沢」
中沢「どっちでも良いんじゃないかな」

"どっちでも良い"これが僕の口癖だ。
何故ならこう答える事によって、一方を敵に回す事がないからだ。


モブ太「おーい!中沢ー!」

だから、僕は今日もこう答える。



中沢「どっちでも良いよー!」

学校


杏子「ぶんかさい?って何だ?」

まどか「そっか、杏子ちゃん初めてだもんね」ウェヒヒ

さやか「文化祭って言うのは、まぁ、学校でやるお祭りってとこかな?楽しいよー!1クラス毎に屋台とか喫茶店とかやってさ!」

まどか「この学校広いから、それだけいっぱい出し物があるしね」ウェヒヒ

杏子「へぇー!美味いモンいっぱい食えんのか!?」

さやか「杏子って、ほんとそればっかよねー」ニシシ

ガラッ

早乙女「はい!皆さん席に着いて!」

早乙女「皆さん、文化祭といえば演劇ですか?模擬店ですか?はい、中沢君!」

中沢「えっ、えっと…どっどっちでもいいんじゃないかと」

早乙女「その通り!どっちでもよろしい!」

早乙女「文化祭の出し物で青春が決まると思ったら大間違いです!皆さんはくれぐれも、え~やっぱ文化祭は演劇っしょ!とか言う大人にはならないように!」

さやか『職員会議で何かあったか~?』
まどか『うぇひひ』


早乙女「と、いう訳でウチのクラスの出し物は模擬店に決まりました~」

ワーパチパチ

さっきのクレイジーサイコレズか

>>5
見てたんですか…恥ずかしくなってきた

まぁ書くけど…。
思い付きで季節感ないネタで申し訳ないですが?


早乙女「そうそう、文化祭の実行委員も決めないとですね~。誰か、立候補、又は推薦はありませんか?はい、中沢君!」

中沢「え、誰でも良いかと…」

早乙女「では、男子の実行委員は中沢君に決定という事で。女子からは誰か立候補はいませんか?」

ザワザワ

さやか「仁美やったら?去年やって大成功だったじゃん!」

仁美「…生憎ですが、ここの所お稽古事が増えてしまって。放課後の集まりに参加出来そうにないんですの…」

さやか「そっか…。うーん!残念!」

ちなみに、特に叛逆後という訳ではないです。ワルプルに勝利→なんやかんやで杏子ちゃん学校へ…みたいに適当に脳内変換してくれたら、それはとっても嬉しいなって

モブ子「ねぇねぇ、佐倉さんなんてどう?」
モブ美「良いかも!いつもハキハキしてるし、頼りがいあるもん!」キャッキャッ

早乙女「皆さんお静かに!佐倉さん、初めての文化祭になりますがどうですか?やってみますか?」

杏子「えー…」

さやか「良いんじゃない?あんた似合いそうだし、あたしもサポートするしさ!」

杏子「んー……さやかが言うなら…」

杏子「わーったよ。はいはいやりまーす」ガタ

ワーパチパチ

早乙女「では、早速ですが二人は今日の放課後第一会議室に…」

昼休み

マミ「あら、それで佐倉さんが実行委員になったのね」クスクス

杏子「笑うなよー!皆あたしを指名してくれたんだぜ!」エッヘン

さやか「最初ちょっと嫌がってた癖に」

まどか「うぇひひ。あ、そういえばほむらちゃんも文化祭は初めてなんだよね」

ほむら「えぇ。実は、今まで身体が弱くてそういう学校行事ってあまり参加した事ないの…」ホム…

まどか「てぃひひ。一緒に楽しもうね!ほむらちゃん!」

ほむら「まどか///」

マミ「ふふ。じゃあ美樹さん、佐倉さんの事サポートしてあげて頂戴ね?」

さやか「まっかせて下さい!」トンッ

杏子「あんたはあたしのオカンかよ…」

まどか「うぇひひひ」

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