股間にヒトデを貼り付けた古泉「お察しのとおり、超能力者です」 (8)

キョン「つまり、ハルヒは神様ってことか?」

股間にヒトデを貼り付けた古泉「僕らの『機関」では崇拝する者もいますね。長門さんを遣わした存在は『進化の可能性』として観測しているようです」

キョン「お前もハルヒ信者なのか?」

股間にヒトデを貼り付けた古泉「いえ、涼宮さんはとてもユニークな方ですが、僕個人は『神』として崇めるものではありません」

キョン「だろうな・・・お前は宗教家には見えん。しかしそれじゃあ、お前はなんの役目を負ってあいつの傍にいるってんだ?」

股間にヒトデを貼り付けた古泉「彼女が望んだという、それだけの理由でここにいるのですよ」

キョン「朝比奈さんが未来人、長門が宇宙人・・・みたいなもんだとすると、さしずめお前は」


股間にヒトデを貼り付けた古泉「お察しのとおり、超能力者です。」

キョン「やれやれ・・・」

キョン「超能力でこのペンを浮かせたりできるのか?」

股間にヒトデを貼り付けた古泉「いえ、僕の『能力』はサイコキネシスや透視といったエスパーではないのです。残念ながらね」

キョン「フラッシュ暗算能力とか言うなよ」

股間にヒトデを貼り付けた古泉「んっふ、計算は得意な方ですが、残念ながらそういった便利なスキルでもありません。とても、ごく限定的な能力なのですよ」

キョン「ここでは見せられないってことか?」

股間にヒトデを貼り付けた古泉「ええ。その時が来ればご紹介しますよ」

キョン「世界の危機とか、そんなんか?」

股間にヒトデを貼り付けた古泉「ご明察です。具体的には涼宮さんがとても不機嫌になった時です。世界は崩壊の危機にさらされます」

キョン「長門の行っていた通り、あいつの気まぐれ一つで俺たちは消滅しちまうってのか」

股間にヒトデを貼り付けた「んっふ、困ったものです」

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