彡(゚)(゚)「あ、あで、いででででででで!!」 (188)

彡(゚)(゚)「いだい、いだああああああ」

(´・ω・`)「どうしたのお兄ちゃん」

彡(゚)(゚)「足、足の指のとこがめちゃくちゃイタイんや!」

(´・ω・`)「怪我でもしたの」

彡(゚)(゚)「わからん、でもこれ確実に折れとるで!」

彡(゚)(゚)「ぴぴぴいいいいいい」

(´・ω・`)「今救急車よんだよ」

彡(゚)(゚)「ひっ、ひっ ひぎぃ!」

(´・ω・`)「ここがいたいの?」ツン

彡(゚)(゚)「あんぎゃああああさわるなああああああああ」

彡( )( )

(´・ω・`)(おもしろい)

( (c :; ]ミ「痛風ですね」

彡(゚)(゚)「つ、つうふう・・・?」

( (c :; ]ミ「年々増加している生活習慣病です。お酒は飲まれますか?」

彡(゚)(゚)「ナイター見ながら缶ビール5、6本は空けるのが生き甲斐やわ」

( (c :; ]ミ「なるほど。オツマミなどは?」

彡(゚)(゚)「レバーの焼いたのとか、刺身とか・・・」

( (c :; ]ミ「それらは、痛風に悪い影響の食べ物ですね」

( (c :; ]ミ「痛風はプリン体と呼ばれる物質を多く含む食品を過剰に摂取することで発症します」

( (c :; ]ミ「加えてアルコールもそれを助長します。特にビールはプリン体も多く含みますから」

彡(゚)(゚)「ほんまか。もうビール飲めへんのか・・・」

( (c :; ]ミ「まったく飲めないということはありませんが、やはり控えるようにしないと」

彡(゚)(゚)「どれくらいなら飲んでもええんや?」

( (c :; ]ミ「それは一概には言えませんが、尿酸値を上げすぎない程度に押さえないと」

( (c :; ]ミ「重度の痛風は生活に大きな支障をきたします」

( (c :; ]ミ「とにかく、これから節制の日々を送って下さい」

( (c :; ]ミ「よく水分をとり、野菜も食べて適度の運動を心掛けて下さい」

( (c :; ]ミ「みたところメタボ気味のようですのでね。お薬処方しておきますから」

彡(゚)(゚)「・・・・・・」

(´・ω・`)「お兄ちゃん大丈夫?」

彡(゚)(゚)「ああ・・・今はなんとか痛みも引いとる」

(´・ω・`)「痛風?オッサンの病気じゃない。まだ若いのに」

彡(゚)(゚)「せやかて工藤・・・」

(´・ω・`)「まぁ健康的な生活を送るいい機会だよw」

彡(゚)(゚)(後でストラックアウトごっこの的にしたる)

彡(゚)(゚)「なんやこれは」

(´・ω・`)「何って、きうりのサラダだよ。食生活を改善しなきゃ」

彡(゚)(゚)「こんだけかいな。もっと肉とか魚とか食わな元気でんわ!」

(´・ω・`)「駄目だよ節制しないと。僕は生牡蠣と顰蹙鍋食べるけどね」

彡(゚)(゚)「ふざけんな、ワイも食べるで!ついでにビールも少しぐらいならええやろ」

(´・ω・`)「いいのかなぁ」

彡(゚)(゚)「結局缶ビール3本あけてもうた」

彡(゚)(゚)「まぁ、痛みも引いてきたし、イケルやん!」

彡(゚)(゚)「明日から、少しずつ減らせばええねん」

彡(゚)(゚)「せやな。医者も水分とるのはええことや言うとったし」

彡(゚)(゚)「もう1本くらい、ええかな」ビールゴクー

彡(゚)(゚)「よっしゃ、薬のめば解決や!」

     l⌒Yl  lY⌒l   ホットペッパーを・・・・
    { ´ん`} { ´ん`}        (´ν`)
    ( | ̄ ̄|   )       /( )\
     | | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|       | |

    クーポンですか? 
     l⌒Yl  lY⌒l
    { ´ん`} { ´ん`}        (´ν`) ・・・
    ( | ̄ ̄|   )       /( )\
     | | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|       | |

    かしこまりました

     l⌒Yl  lY⌒l    
    { ´ん`} { ´ん`}        (´ν`)  はい
    ( | ̄ ̄|   )       /( )\
     | | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|       | |

 ___
/ || ̄ ̄||
|.....||__|| (ν` )  < 凄い親切でした
| ̄ ̄\三⊂/ ̄ ̄ ̄/
|    | ( ./     /


                                            -平和-
                                          ニュー速(嫌儲)
                                       http://awabi.2ch.net/poverty/

彡(゚)(゚)「むにゃむにゃ」

彡(゚)(゚)「ん、ションベンしたくなったわ。ビール飲み過ぎたかな」

彡(゚)(゚)「どれ、よっこいしょ・・・」

彡(゚)(゚)「あ」

彡(゚)(゚)(アカン)

彡(゚)(゚)「あんぎゃあああああああああああああああああああああああ」

彡(゚)(゚)「う、うごけん」

彡(゚)(゚)「足がああぐがああああ」

彡(゚)(゚)「発狂しそうや!くそ!」

彡(゚)(゚)「これは昨日よりも痛いで」

彡(゚)(゚)「しかし原住民は友達の家とまりにいっとるし」

彡(゚)(゚)「一歩も動けん」

彡(゚)(゚)「もう1時間もこの体勢のままや」

彡(゚)(゚)「アカンこのままじゃションベン漏れてまう」

彡(゚)(゚)「かといって動けへん。やばい痛みで脂汗が・・・」

彡(゚)(゚)「くっそこうなったら匍匐前進の出番や!」

彡(゚)(゚) ズリズリ

彡(゚)(゚)「あああああああああしいいがああああああああああ」

(´・ω・`)「で、結局漏らす事を選択したの?」フキフキ

彡(゚)(゚)「すまんな、激痛で気を失いそうやったからな」

(´・ω・`)「だから言ったのに。これからは節制だよ」

彡(゚)(゚)「ああ・・・あの痛みはもうコリゴリや」

彡(゚)(゚)「とほほ」


そして野球民はしばし禁欲の日々を送った

彡(゚)(゚)「最近節制したせいか、足の調子ええで!一週間酒抜きや!」

彡(゚)(゚)「まだ足にシクシク的な痛みはあるけど」

彡(゚)(゚)「激痛に比べれば気にならん。もう生活に支障はあらへん」

彡(゚)(゚)「ビールもしばらく飲んでないな」

彡(゚)(゚)「これは快方やろなぁ」

彡(゚)(゚)「でも酒のみたいわ。医者も禁止という訳ではない言うとったし少しだけならええか」

(´・ω・`)「おにいちゃんそれは?」

彡(゚)(゚)「焼酎やで。(これからはビールじゃなく焼酎に)切り替えていく」

彡(゚)(゚)「焼酎はビールよりもプリン体が少ないんや!」

彡(゚)(゚)「まぁビールもほんのちょこっとだけ飲むけどな」

彡(゚)(゚)「それから後でキャッチボールや。運動して尿酸排出せな」

(´・ω・`)「また僕を的にして遊ぶんでしょ・・・」

彡(゚)(゚)「やっぱ焼酎に切り替えたんが良かったんかな。足も余裕や」

彡(゚)(゚)「よっしゃ、スーパーで焼酎買いだめしとこ!カゴにポイーで」

彡(゚)(゚)「ん、これは・・・」

鳥の肝煮 総菜 198→148円 割引

彡(゚)(゚)、 ゴクッ

彡(゚)(゚)「しばらくこういうの食うてないなぁ」

彡(゚)(゚)「たまにはええか・・・でも・・・」

彡(゚)(゚)「あの激痛がまた襲ってきたらと思うと・・・」

彡(゚)(゚)「・・・・・・」


彡(゚)(゚)「少し・・・少しや。今日だけや」

彡(゚)(゚)「明日、休肝日にすればええんや」

彡(゚)(゚)「うほほ!焼酎と肝煮めっちゃ合うやんけ」

彡(゚)(゚)「ついでに買ったアジの刺身も最高や!」

彡(゚)(゚)「これはビールもすっこしだけいこか」

(´・ω・`)「そういうの、駄目なんじゃなかったの?」

彡(゚)(゚)「原住民、人はパンのみに生きるにあらずやで」

(´・ω・`)「また足痛くなっても知らないよ」

彡(゚)(゚)「あんぎゃぴぴいいいいいいいいいいいいいいい」

(´・ω・`)「やっぱり」


第1部 完

彡(゚)(゚)「先生!また足痛くなってしもうたわ」

( (c :; ]ミ「もしかしてお酒をたらふく飲みましたね?」

彡(゚)(゚)「い、いやそんな飲んでない。ちょっとや、ほんのちょこっと」

( (c :; ]ミ「だから言ったでしょう。もうしばらく禁酒しないと」

彡(゚)(゚)「ううう・・・せやけど」

( (c :; ]ミ「また激痛に襲われたいんですか?」

彡(゚)(゚)「そ、それはアカン。絶対嫌や」

( (c :; ]ミ「なら厳しく摂生を心掛けて下さい」

( (c :; ]ミ「どうしても飲みたくなったら、ビールじゃなく焼酎飲みなさい。いいですか?」

彡(゚)(゚)「ひぃ・・・」

( (c :; ]ミ「プリン体の多い食品なってもっての他です。野菜たべなさい」

彡(゚)(゚)「プリン体の多い食品ってどんなんや?」

( (c :; ]ミ「そうですね・・・ まずビール。続いてレバーやモツなどの内蔵系。
      プリン体は水に溶けるので、モツ煮の汁なんて爆弾です。肉じゃがとかも。
      魚ならカツオ、マグロ、イワシ、サンマ、タコ。魚卵もアウト、イクラやタラコね。
      牡蠣や白子、ウニ、カニやカニミソ、エビなどもプリン体豊富。
      アンキモは絶対ヤバい。ロース肉やヒレ肉も危険ですね。シラスや煮干し等も。
      肉汁も避けて下さい。豚骨鶏ガラなどのラーメンもプリン体が多い。
      乾物にすると余計に駄目です。ジャーキーやスルメや魚の干物も駄目。
      煮干し、鰹節、干し椎茸でとった出汁も危ないので、それらを使った
      蕎麦なども控えめにしてください。あとほうれん草やアスパラ、マッシュルーム、
      大豆もプリン体が多く、納豆とかキツいっすね。果物の果糖も危険なものがあります。
      あとカフェインも
彡(゚)(゚)「ふざけんなボケ!何食えばええんやクソッタレ!」

(´・ω・`)「お兄ちゃん。どうだった?」

彡(゚)(゚)「摂生しろ言われたわ」

(´・ω・`)「そりゃそうだね」

彡(゚)(゚)「ビールも飲めんし、美味いものも食えんのか」

(´・ω・`)「でも痛い思いはしたくないでしょ」

彡(゚)(゚)「そらそうやけど・・・」

(´・ω・`)「とりあえず、これからはサラダサラダアンド野菜の生活だよ。はい」

彡(゚)(゚)「シャクシャク・・・またきうりか。味気ないわ」

(´・ω・`)「足はどう?」

彡(゚)(゚)「鈍痛って感じやな・・・激痛ではないけど」

(´・ω・`)「まぁ、とにかく頑張りなよ。僕には関係ないけどね」

(´・ω・`)「やきうのお兄ちゃんは本当に心も体も不健康なんだね」

彡(゚)(゚)「あー腹減る・・・元気でんわ」

彡(゚)(゚)「ポテチでも食おか。野菜やし、プリン体多い訳やないやろ」

彡(゚)(゚)「あー酒のみたいなぁ。先生も焼酎ならええ言うとったしな」

彡(゚)(゚)「よっしゃ、ポテチで焼酎晩酌や。ぐうイケルやん!」パリパリ

(´・ω・`)「また酔っぱらって倒れて寝ないようにね」

彡(゚)(゚)「あーシーズンオフはつまらんな、はよ試合やらんかな」

それから野球民は、努めてビールもプリン体の多い好物も控えるようにした。

彡(゚)(゚)「ばくばく、ばくばく!おかわりや!」

(´・ω・`)「すごい勢いだね」

彡(゚)(゚)「卵かけご飯はプリン体少ないからな!なんぼ食うてもええのや!」

彡(゚)(゚)「好物が食えん分、満足するまで食わんとな」

(´・ω・`)「はいどうぞ」

彡(゚)(゚)「前の激痛から、しばらく経つな」

彡(゚)(゚)「このザイロリックとかいうまずい薬も飲んどるし」

彡(゚)(゚)「足の痛みも全然ないわ。こらプリン体回避成功や!」

(´・ω・`)「よかったね」

彡(゚)(゚)「明日はバイト仲間と飲み会やで。こうなったら少しくらい飲んでもええやろなぁ」

バイト1「カンパーイ!」

バイト2「さぁどんどん飲もうぜ!」

バイト3「ナンコツ揚げに肉豆腐にイカ刺しで!」

バイト1「あれ?酒の進み悪いね。しかもビールじゃないんだ」

彡(゚)(゚)「ん、ああ。ワイはちょっと病気なもんでな」

バイト2「どうしたどうしたwwwwww」

バイト3「痛風って、オッサンの病気じゃんwwwダッサwww」

彡(゚)(゚)「うう・・・やかましいで」

バイト1「まぁまぁいつも節制してるんでしょ?たまにはいいでしょ」

バイト2「さぁ飲んで飲んで食べて!」

彡(゚)(゚)「せ、せやな。たまの酒や!よっしゃビールで!」

彡(゚)(゚)「むほほ、この肉豆腐うま杉内wwwwwやわらかトロトロやで!」

尿酸値 8.4

彡(゚)(゚)「な、なんでや・・・なんで尿酸値あがっとるんや!」

彡(゚)(゚)「前の検診では7.0以下キープしとったのに」

彡(゚)(゚)「あんなに頑張ってしてプリン体避けたのに、一体なんでや!」

( (c :; ]ミ「これはいけませんね。ビールやプリン体などを摂取しすぎているのでは」

彡(゚)(゚)「そ、そんな本当に全然飲んでへんで!」

彡(゚)(゚)「先生・・・痛風って、一体なんなんや?どういう病気なんや・・・」

( (c :; ]ミ「とにかくもっと摂生。摂生しかありません」

( (c :; ]ミ「はっきり言って今のあなたの健康は異常だ」

( (c :; ]ミ「激痛が嫌なら、もっと摂生する事です」

彡(゚)(゚)「・・・・・・」

彡(゚)(゚)「バクバク、おかわりや」

彡(゚)(゚)「くそ、あのヤブ医者」

彡(゚)(゚)「こっちはこんなに耐えてるのに、苦労も知らんで・・・」

(´・ω・`)「処方されてる薬とか量とかちゃんと大丈夫なのかな」

(´・ω・`)「なんだか今の病院、あんまり良くない噂だよ」

彡(゚)(゚)「フン、どうせ説教されて薬もらうだけやからどこでも一緒や」

彡(゚)(゚)「ゴクゴク・・・焼酎も大分カラダに馴染んできたな」

彡(゚)(゚)「やっぱビール飲みたいわ・・・」

彡(゚)(゚)「でも尿酸値上がっとったしなぁ・・・もう危険やろ」

彡(゚)(゚)「ホンマなんで尿酸値上がっとるんや」

彡(゚)(゚)「おかしい・・・こんな事は許されない・・・」

彡(゚)(゚)「もう寝るか」

prrrrrr

彡(゚)(゚)「ん、朝か・・・」

彡(゚)(゚)「あ」

彡(゚)(゚)「あああ」

彡(゚)(゚)「んあああああああああぎゃあああああああああああ」

彡(゚)(゚)「ひっひっひぎぃいいいいいいい」

(´・ω・`)「大丈夫?」

彡(゚)(゚)「原住民、助けてくれ!足いいいいいいい」

(´・ω・`)「そんな事いっても僕にはどうしようもないからね」

彡(゚)(゚)「ああああああぎゃあああああああああああああああああああああ」

彡(゚)(゚)「な、なんでや!なんでなんや!!」

彡(゚)(゚)「うわあああああああああああああああああ」

( (c :; ]ミ「摂生、摂生です。摂生」

彡(゚)(゚)「ごちそうさま」カタ...

(´・ω・`)「お兄ちゃん。大丈夫?顔が青いけど」

彡(゚)(゚)「ああ」

(´・ω・`)「後で、キャッチボールでもしようか。新しいグラブ買ったんだ」

彡(゚)(゚)「いや・・・今日は止めとくわ」

(´・ω・`)「そう」

(´・ω・`)「2012年の珍プレー好プレー集とっておいたよ。一緒にみようよ」

彡(゚)(゚)「いや、もう寝るわ」

彡(゚)(゚)「夜更かしは痛風に悪いんや・・・」

(´・ω・`)「そう・・・おやすみ」

彡(゚)(゚)「うん。おやすみ」

(´・ω・`)「・・・・・・」

彡(゚)(゚)「・・・」

彡(゚)(゚)「痛風こわいわ・・・」

彡(゚)(゚)「これからワイは一生、酒も飲めん、好きなもんも食えんで生きていくんか」

彡(゚)(゚)「それって生きてる意味あるんか・・・」

彡(゚)(゚)「・・・」

彡(゚)(゚) ん?

彡(゚)(゚) な、なんやコレ!ワイの足が

彡(゚)(゚) ワイの足がガラスの固まりみたいになっとる!

彡(゚)(゚) うあああ割れてまう!痛い、痛い!

彡(゚)(゚) ああああああああああああああ

パリーーーーーーーーーーーーン

彡(゚)(゚)「はっ・・・!?」

彡(゚)(゚)「ゆ、夢か・・・」

ズキン

彡(゚)(゚)「うっ」

彡(゚)(゚)「りょ・・・両足・・・!? あああ・・・あああ!!」

彡(゚)(゚)「なん・・・で・・・」

彡(゚)(゚)「誰か・・・誰か、助けてくれや!」

彡(゚)(゚)「ああああああああああああああああああああああああ」


(´・ω・`)(お兄ちゃん・・・)


第2部 完

彡(゚)(゚)「ふぅ、ふぅ」

彡(゚)(゚) ヒョコ...ヒョコ

(´・ω・`)「足大丈夫?」

彡(゚)(゚)「なんとかな・・・でもこんなんじゃバイトいかれへん!」

彡(゚)(゚)「バイト先に休みの連絡いれな」

彡(゚)(゚)「ぎええええええええい」

彡(゚)(゚)「もしもし・・・ちょっと具合が悪くなってもうて、今日は休まして欲しいんですがそれは」

<いきなり休みって!具合ってどうした?

彡(゚)(゚)「痛風ですわ・・・」

<ハァ?!痛風かよ・・・気合いでこれないの?

彡(゚)(゚)「無理やな(確信)」

<オイオイ!ちょっと困るんだが・・・

彡(゚)(゚)「とりあえず、足の痛みは引いてきたンゴ・・・」

彡(゚)(゚)「ワイ将、もうどうしていいかわからんわ」

彡(゚)(゚)「プリン体には気をつけてたはずやのに何でや・・・」

(´・ω・`)「体質的なものなんじゃないの」

彡(゚)(゚)「くそっ!そうなるともう打つ手がないわ」

じゃあ何食えるのさ?

(´^ω^`)「前よりももっと摂生しなくちゃね(ニッコリ」

彡(゚)(゚)「うっざ!!足が無事ならケツにホームランかましとるでホンマ!!」

(´・ω・`)「でもそうでしょ。また足痛くなるよ」

彡(゚)(゚)「・・・」

彡(゚)(゚)「もう死にたいわ・・・」

(´・ω・`)「きうりきうりアンドきうり」

彡(゚)(゚)「おいだとしてもきうりばっか食わすな!せめて他の野菜も食わせろや」

(´・ω・`)「こんなにおいしいのに、きうり」

彡(゚)(゚)「ああ、もつ焼きくいたいのう」

彡(゚)(゚)「寿司も刺身も全然食うてへん」

彡(゚)(゚)「天ぷら、鍋・・・ううう」

彡(゚)(゚)「くそっ!オムレツ焼いてや!あとご飯おかわり」

(´・ω・`)「きうりオムレツでいい?」

彡(゚)(゚)「異常なきうり推しやめーや。マヨたっぷりつけてな」

彡(゚)(゚)「ビールは我慢や・・・ぐう満足できん、ポテチ食うで」

(´・ω・`)「きうり焦げちゃった」

彡(゚)(゚)「頼むからきうりから離れてくれや」

>>93
とにかくカツオやその内臓、牛豚鳥その他の内臓は死んでも避けろ
ラーメンとかもつ煮汁は飲むな
酒飲んだら水をガブガブ飲め

あとは何食ってもオレは大丈夫

彡(゚)(゚)「焼酎はプリン体少ないからええんやで」

(´・ω・`)「痛風関係なしに飲み過ぎるのも良くないんじゃない」

彡(゚)(゚)「わかっとるわかっとる、もう一杯」

彡(゚)(゚)「くそっ食いたいもん食えんでストレス溜まるで!」ゴクー

彡(゚)(゚)「でも、ここんとこずっとプリン体はかなり割けとるのに」

彡(゚)(゚)「足の感じも、一向に良くならん。どういう事や」

(´・ω・`)「はいサラダ。あれ?」

彡(゚)(゚)「・・・・・・」

(´・ω・`)「どうしたの?」

彡(゚)(゚)「もう沢山や。食いたいもん食えんで何が人生や!」

彡(゚)(゚)「こんちくしょー、もうどうにでもなれや!居酒屋いってくるで」

(´・ω・`)「やめなよ」

>>98
カツオもダメか…
もしかして低カロリー高蛋白なものって全部OUT?

彡(゚)(゚)「ぐぎゃあああああああ足わわわわああああ」

(´・ω・`)「うーんこの」

野球民は医者のいいつけ通りプリン体の豊富な食品を避けた。

ビールは焼酎に換え、薬も飲む。

終わり無き禁欲の日々に、野球民の心は蝕まれていく。

そして時おり心に蓄積したストレスが暴発し、

自暴自棄の暴食を誘発しては、激痛の渦へと飲み込まれてしまうのだった。

彡(゚)(゚)「なんかもう、生きる気力が沸いてけえへん」

(´・ω・`)「ねえ、医者を変えてみたら?」

彡(゚)(゚)「ん・・・」

(´・ω・`)「効果があるかは解らないけど、もしかしたらという事もあるでしょ」

彡(゚)(゚)「せやな。やれる事はやってみよか・・・」

彡(゚)(゚)「先生、よろしく頼んます」

小笠原「ふむ。痛風だという事で」

彡(゚)(゚)「そうなんや・・・もう、ワイどうしていいかわからんのや」

彡(゚)(゚)「好きなもん食えんのは死ぬ程辛い、けど足の痛みも死ぬ辛い」

彡(゚)(゚)「このままなら、ホントに死んでしまうで」

小笠原「ふむ」

彡(゚)(゚)「先生、痛風って何なんや・・・なんでこんな苦しまなアカンのや!」

彡(゚)(゚)「ワイの好物に限ってプリン体が多いんや、それが食えんやなんて地獄や」

小笠原「いや、食べてもいいぞ」

彡(゚)(゚)「ファッ!?」

小笠原「もちろん食べ過ぎはよくない、だが少しくらいならいいぞ」

彡(゚)(゚)「え、ええんか!?ホンマに・・・」

小笠原「君は見たところ、メタボの気があるね」

小笠原「もしかしてプリン体の好物を避けてストレスが溜まり、大食いを繰り返したのでは無いかな」

彡(゚)(゚)「せやで。ご飯はいっぱい食べたわ」

小笠原「そしてビールを焼酎に変えたところで安心し、ビールと同じくらい焼酎を飲んだ」

彡(゚)(゚)「あ、アカンかったんか?」

彡(゚)(゚)「前の先生は、プリンはとにかく避けて、ビールを焼酎にすれば問題ない言うとったで!」

小笠原「ふむ」

小笠原「じゃあ、痛風とは何なのか。それをまず理解するところから始めよう」

彡(゚)(゚)「は、ハイ・・・」

小笠原「まず痛風とは、尿酸の高によって引き起こされる疾患だ」

小笠原「尿酸とは、健康な人間の体内、血中に自然にあるもので、通常それは尿とともに排出される」

小笠原「その含有単位はmg/dlで、大体健康な人間で、3.5~7.0mg/dlの範囲だ」

小笠原「そして、尿酸値がおよそ7.0mg/dlを超えた段階でプリン体が蓄積し結晶化を始める」

小笠原「この7.0mg/dlを超えた状態を、高尿酸血病と呼ぶ」

彡(゚)(゚)「ほうほう」

小笠原「この尿酸というものは、一体どういう事から生み出されるか」

小笠原「それは二つある」

小笠原「一つは食物をとることで体内に取り入れる。これが食物由来の尿酸」

小笠原「もう一つは、自然的に体内で生成する、生体内由来の尿酸」

彡(゚)(゚)「おう」

小笠原「そして、この二つの生成量の比率を比べると、2:7程になる」

小笠原「つまり、尿酸のほとんどは体内で生成されるものになる」

小笠原「どんなに気をつけても、食物制限によって下げられる尿酸値は低い」

小笠原「だから、あまりプリン体の摂取に気をとられすぎてもしょうがない、という事なのだ」

小笠原「もちろん摂り過ぎはよくないがね。最近の研究でわかってきた事だ」

彡(゚)(゚)「ふむふむ」

小笠原「そして、この体内生成を過剰に促進するのが」

小笠原「アルコールの摂取、そして大食い、ストレスなどだ」

彡(゚)(゚)「ヒエッ・・・」

小笠原「君は、例えばビール3杯を焼酎3杯に変えたりしたんだろう?」

彡(゚)(゚)「せやな」

小笠原「焼酎なんかはビールよりもアルコール度数が高い」

小笠原「故に同じだけ飲んだならば、その分とるアルコールの量も増えるという事だ」

彡(゚)(゚)「おお・・・」

小笠原「そして好物が食べれないストレスで大食いを繰り返す。これも尿酸生成に一役買う事になる」

小笠原「結果的に、君は悪い方へと進んでしまっていたんだ」

彡(゚)(゚)「そうやったんか・・・」

小笠原「もちろん過剰に摂取するのは良くない、だが絶対にプリン体を避けねばならないという事もない」

小笠原「人間は食べて生きる。生きる事が食べるという事なんだ」

小笠原「好きなものが食べられないというのは、生き甲斐を失うのに等しい」

小笠原「その楽しみを絶対的に疎外してしまうような強迫観念を植え付ける医者は、極めて無能と言えるだろう」

彡(゚)(゚)「ちくしょうあんのヤブ医者め!殺す!」

小笠原「だから、プリン体を避ける事も大切だが」

小笠原「君の場合はアルコールを控える、大食いをしない。この2点が大切だ」

小笠原「もちろん、人より摂生は求められるだろう」

小笠原「だが余り悲観してはいけない。人生の希望を失ってはいけないぞ」

彡(゚)(゚)「そ、そうか食べてもええんや。ビールも、飲み過ぎなければいいんや」

彡(゚)(゚)「なんか心が軽くなったようやわ・・・」

彡(゚)(゚)「先生、ありがとうやで!先生のおかげで楽になったわ!」

小笠原「いや、これが医者の仕事だからな」

彡(゚)(゚)「サンキューガッツ!」

彡(゚)(゚)「という訳や!少しだけならモツ煮も刺身も食べてええんやで!」

(´・ω・`)「そう、病院かえてよかったね」

彡(゚)(゚)「ひゃっほい!それにメタボになりすぎないように運動や!後でキャッチボール(虐待)やで」

(´・ω・`)「ひどい(粉ミカン)」

彡(゚)(゚)「そうと決まれば晩酌や!タコぶつに穴子天にレバニラ炒めやで!」

(´・ω・`)「あの、それは」

彡(゚)(゚)「あんぎょおあああああああああああああああああああああ」

(´・ω・`)「やっぱり」


てかそんなに痛いのか?

>>142
http://i.imgur.com/6qF55on.jpg

KONAMI感ってどういう意味や?

>>150
小学生並みの感想

やきうのおにいちゃんはよくわからんな
http://i.imgur.com/D4KSl0G.jpg

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom