千早「えっへへ~!みんなの如月千早ちゃんだよ~☆」(272)

P「っ!!!」ガバッ

P「…」

P「夢か…」

P「よかった、本当によかった…」グスッ

どうして千早は可愛いのか

千早「プロデューサー!何なんですかこれは!?」

P「ん?何の話だ?」

千早「これです!」

P「ああ、今度のデパートの屋上でやるミニライブイベントじゃないか……会場がこんなんなのに不満なのか?」

千早「いえ、歌える機会があるならそれは願ってもないことです、けど……」

P「けど?」

千早「こ、こんな台詞言えません!///」

P「台詞?そこまでは見てなかったな、なになに……『えっへへ~!みんなの如月千早ちゃんだよ~☆』……これは」

千早「こんなの私のキャラじゃありません!」

P「……いや、アリかもしれん」

千早「プロデューサー!?」

P「試しに一度言ってみてくれる?」

千早「絶対に嫌です!」

ってこと?

…えっ?

http://i.imgur.com/1SONm.jpg
はい

千早「えっへー!みんなの如月千早ちゃんだよ~」

P「…」ペラ

千早「いや違うわ…えっへへ~!みんなの如月千早ちゃんだよっ!・・・何かが足りない」

P「さっきから何やってるんだ千早」

千早「いえ、今度のテレビの一発ネタでやることになってるんですけど」

P「けど?」

千早「こんなことやったことないので何とも…」

P「うーんやっぱり思い切りが足りないんじゃないか?」

千早「思い切り…ですか 結構頑張ってるつもりなのですが」

P「こう、もっと腰を捻って」

P「えっへへ~!みんなのPちゃんだよ~☆」

千早「外からみるとこうなんですか…モチベーションが」

P「おい」

こんな感じですか?

はよ

P「いやいやいや今のはかなり来てただろ、キュンキュンしちゃう所だろ」

千早「いや、なんというか想像以上に気持ちが悪…いえ悪辣な光景だったので」

P「えっへへ~!みんなのPちゃんだよ~☆」キラメキラリ

千早「二回目でもここまでの破壊力が…」

P「今日はちーちゃんをプロデュースしちゃうよ~☆」

千早「新手のパワハラですかこれは」

P「いつでもちーちゃんを見守ってるよ~☆」

千早「もういいです止めてください」

P「えっへへ~!  俺はお前だけのものだよ…千早」

千早「えっ」

P「それじゃあ千早の完全な決めポーズについて研究して行こうか」

千早「えっ」

P「まず第一にそうだなぁ…目が笑ってないよね」

千早「さっきトンでもない発言が聞こえたような気がしたんですが幻聴ですよね」

P「まぁ普段からクールビューティで売ってる訳だからしょうがないけど…演技力は十分あるんだから」

千早「歌でならできるんですがセリフとなると…」

P「じゃあ笑顔でセリフを言う練習だな」

P「リピートアフターミー おはようございます」

千早「おはようございます」

P「だから目が笑ってないって… こんにちは」

千早「こんにちは」ニコッ

P「良い感じだ お久しぶりです」

千早「お久しぶりです」キラッ

P「えっへへ~!みんなの如月千早ちゃんだよ~☆」

千早「急にハードル上がりすぎじゃないですか!?」

P「いやいけるかなーと」

千早「もう少し段階を踏んでお願いします…」

P「わかったわかった」

P「いただきます」

千早「いただきます」ニコッ

P「ごちそうさまでした」

千早「ごちそうさまでした」クスッ

P「良い天気ですね」

千早「良い天気ですね」クッ

P「愛してるよ…千早」

千早「愛して…えぇっ!」

P「えっへへ~!みんなの如月千早ちゃんだよ~☆」

千早「待ってください!リピート!リピートプリーズ!」

ちーちゃんかわいいよちーちゃん

P「なんださっきから…それでもプロなのか?」

千早「本当にあなたはプロデューサーなんですか?」

P「やっぱりまだ恥ずかしいか しょうがない、先にもう一つの問題にいこうか」

千早「話が噛み合わない…私疲れてるのね…」

P「やっぱりさ、セリフに合った動きってものがあるじゃないか」

千早「と言いますと?」

P「普段とは違った元気なセリフなんだからきちんと体全部使わないと」

千早「なるほど」

P「まず足を肩幅より少し開いて」

千早「はい」スッ

P「少し後ろに身体を反らし」

千早「こうですか?」グッ

P「うーん健康的な美しさ」

千早「喧嘩売ってます?」

P「話が逸れたな じゃあそのまま左手を腰に当てて」

P「そのまま右手を斜め前上方向に突きあげてハイッ」

千早「えっへへ~!みんなの如月千早ちゃんだよ~☆」

P「おおっポーズが付くとやっぱり言葉も活き活きしてるな!」

P「だがやっぱり目が笑っていないぞ!もう一回!」

千早「えっへへ~!みんなの如月千早ちゃんだよ~☆」

P「いいぞいいぞ!もう一回だ!」

千早「えっへへ~!みんなの如月千早ちゃんだよ~☆」

P「……駄目だ…」

千早「まだ足りない所が」クッ

P「違うんだ…」

P「俺だけの如月千早でいてくれっ…!!」ガシッ

千早「プロデューサー…」

千早「嬉しいですっ!」ガシッ

小鳥「あんたら事務所で何やってるピヨ」
おわり

最後が見えない

長くなりましたがこのSSはこれで終わりです。
ここまで支援、保守をしてくれた方々本当にありがとうごさいま した!
パート化に至らずこのスレで完結できたのは皆さんのおかげです (正直ぎりぎりでした(汗)
今読み返すと、中盤での伏線引きやエロシーンにおける表現等、 これまでの自分の作品の中では一番の出来だったと感じていま す。
皆さんがこのSSを読み何を思い、何を考え、どのような感情に浸 れたのか、それは人それぞれだと思います。 少しでもこのSSを読んで「自分もがんばろう!」という気持ちに なってくれた方がいれば嬉しいです。
長編となりましたが、ここまでお付き合い頂き本当に本当にあり がとうございました。
またいつかスレを立てることがあれば、その時はまたよろしくお 願いします! ではこれにて。

ここ一カ月休みねえんだよ眠いんだよ千早スキーみんなで短編SS投下しまくれよ千早可愛い

(アンパンマンは君さ)

千早「高槻さんの貞操は私が守る!マジカルちーちゃんここに参上!」キャルーン

貴音(ついんてーる…わたくしにも似合うのでしょうか……)

続きええんやで


ネタくれたらかけるかも

in事務所

千早「イメチェン・・・ですか?」

小鳥「そうよ、男の人ってやっぱりいつも同じものだと飽きがきちゃうものなのよ」

小鳥「逆にいつもクールな千早ちゃんが急にかわいい系の路線で攻めたらそのギャップにドキッとくるはずよ!」

千早「!・・・なるほど」

千早「音無さんにはああ言われたけど急にかわいい系といっても・・・」


やよい「うっうー!今日のお仕事もプロデューサーさんのおかげでバッチリでしたぁ!」

P「あぁ、今日のやよいはいつも以上に元気が出ててよかったぞ」

やよい「ありがとうございますぅ!プロデューサーさん、いつものやりましょう!」

P「おおいつものだな」

やよい「はい、たーっち!」

Pやよい「いぇい!」


千早「・・・これよ」

って感じでお願いします

千早「プ、プロデューサー!」

P「ん?千早どうした?」

千早「う、うっうー!きょ、今日はいい天気ですね!」

P「」

千早「そうだぁ!い、いつものやりましょう!はい、たーっち!」

P「」

千早「た、たーっち・・・」

P「千早・・・だ、大丈夫か?」

千早「」

千早「だめだったわ・・・」

小鳥「うーん、やよいちゃんみたいなのは千早ちゃんには向いてなかったかしら」

千早「プロデューサーにも変に思われただろうし・・・どうすれば・・・」


美希「ハニー!ただいまなのー!」バッ

P「こっこら美希、急に抱き付くなって」


千早「・・・」

千早「あれは私にはちょっとハードルが高くないかしら・・・」

小鳥「いいえ!千早ちゃんの普段見えない魅力にプロデューサーさんもイチコロよ!」

千早「そうかしら・・・」


P「千早、さっきからなんか様子がおかしいけど・・・悩みでもあるのか?」

千早「プロデューサー・・・私は今かつてない壁に直面しているんです・・・」

千早「挑戦してみたいけど・・・やっぱり私には厳しい気もする・・・どうしたらいいと思いますか?」

P「うーん・・・よくわからないけど、やらずに後悔するよりはやって後悔したほうがいいんじゃないか?」

P「どんなことだろうと後々千早の役に立つかもしれないぞ?」

千早「そうですか・・・そうですよね!私、もう迷いません!」

P「おお!その意k 千早「は、ハニー!」ガバッ


P「」

小鳥「(恥じらいながらも必死にプロデューサーさんにしがみつく千早ちゃんかわいい)」

P「ち、千早!?」

千早「ハニー!」

P「千早!ちょっと待て!」

千早「や!なの!」

P「こ、小鳥さん。これはどういうことですか?」ヒソヒソ

小鳥「実は、千早ちゃんがさらなる高みを目指すためにイメチェンをしたいって・・・」ヒソヒソ

P「ち、千早がそんなことを?」ヒソヒソ

小鳥「私は今のままでいいって言ったんですけど・・・・・・プロデューサーさんがやれって言ったんですからね」ヒソヒソ

P「確かに言いましたけど・・・」ヒソヒソ

千早「ハ、ハニー!小鳥と話しちゃやなの!」

P「千早、ちょちょっと落ち着け」

千早「ハニー・・・?」

P「千早、無理に自分を変えようとしなくていいんだ」

千早「え・・・?」

P「俺は今のままの千早が十分魅力的だと思う。今のままで十分トップアイドルになれる素質を千早は持ってる」

P「だから千早は千早のままでいいんだ」

千早「プロデューサー・・・分かりました。私ちょっと無理してたかもしれません」

P「あぁ、千早はそのままが一番いいよ」

千早「・・・ふふっ、ありがとうございます。じゃあこれからも見守っててくださいね」

P「あぁ、もちろんだ」

小鳥「一件落着ですね」ピヨ

P「どうせ小鳥さんがけしかけたんでしょう・・・?」

小鳥「でも千早ちゃんかわいかったでしょう?」ヒソヒソ

P「それはまぁ・・・あー落ち着いたらのどが渇いてきました」

千早「じゃあ私お茶入れますね」

P「あぁ、お願いするよ」

千早「♪~」

P「(でもなんだかんだあういう千早もたまにはいいな)」


春香「ただいま戻りましたー!」ガチャ

P「おぉ春香、お帰り」

春香「プロデューサーさん!ただいmうわぁ!」ガッドサッ

P「うわっとっと、春香、大丈夫か?」

春香「えへへ、また転んじゃいました・・・」


千早「・・・」

お風呂入りたいんでここまでで次の人にバトンターッチ
だれかはるるんver書いてください


千早「……」

千早「……プロデューサー、お茶が入りましたよ」コツコツ

P「おお、ありが

千早「うわあ~」

どんがらがっしゃーん!

バシャー

P「あっっつぅううううう!!!」

千早「す、すみません、プロデューサー……じゃなくて、プロデューサーさん!」

千早「えへへ……、私ったら、またこけちゃいました」コツン

P「あっ、あっ、あっあつうぅうい!!」

ゴロゴロ

モワモワ

千早「それどころじゃない……大変だわ……」


千早「本当にすみませんでした……。なんと言ってお詫びをしたらいいか……」

P「今度は春香の真似か?」フキフキ

千早「はい……」

P「あのなあ、さっきも言っただろ? 千早は今の千早のままでいいんだって」

千早「……ごめんなさい。私、どうしても自分を変えたくて……」

P「……ちょっと着替えてくるよ」トコトコ


千早「……」シュン


P「……また小鳥さんですか?」ヒソヒソ

小鳥「い、いえいえ! 今度は私、何も言ってないですよ!?」ヒソヒソ

P「となると、本当に自分から……」


P「千早」

千早「! ぷ、プロデューサー! その、私……!」

P「ああ、いいんだいいんだ。幸い火傷とかにはなってなかったし」

千早「そうですか……良かったです、私のせいで怪我なんてしていなくて」

P「ははは、千早は優しいな」

千早「そ、そんな風に言わないでください!」

千早「元はと言えば、私があんなバカな真似をしなければこんなことには……」

P「……そうだな。もうこんなことしちゃダメだ」

千早「……」

P「変わらなくてもいい、千早はもっと自分の魅力に気付くべきだよ」

千早「自分の魅力……」

P「千早はそのままでも十分可愛いんだからさ」

千早「っ!」

P「……ま、そういうのをわからせてやるのも、俺の仕事なのかもしれないけどな」


千早「……ふふ」

P「それより、千早のほうこそ怪我してないか? 派手に転んでたけど」

千早「あ、わ、私は別に……大丈夫です、問題ありません」

P「本当か? ああいうこけ方ってのは、春香みたいな訓練されたアイドルだから無事で済むんだ」

P「自覚症状がないだけで、骨にキてるかもしれないぞ」

千早「ええっ!!?」

P「どれ、ちょっと足を見せてみろ」

P(反省しなかった罰だ、少しからかってやろう)

千早「や、やめてください……あれくらいでそんな大事になってるわけ……!」

P「いいからいいから」


千早「うぅ……」カァァ

P「……」

ジロジロ

P「……まあ、特に異常はないみたいだな!」

千早「本当ですか……?」

P「あ、ああ。もう靴を履いてもいいぞ」

P(まさか本当に素直に見せてくれるとは……)

P(すべすべして白くて、なんて綺麗な足なんだろう)

千早「……」

シュルシュル

P(少し照れながらソックスを穿く仕草も、一挙手一投足が可愛い)

P「……いかんいかん!」ブンブン

千早「? プロデューサー?」

P「なな、なんでもないよ……うん、大丈夫」


P「そ、そんなことより! お茶、台無しになっちゃったな」

千早「あ、す、すみません! 今すぐ淹れなおしますから……」

小鳥「千早ちゃん。ごめんなさいね」

千早「え? 音無さん?」

小鳥「さっき淹れた分で、お茶っ葉が全部なくなっちゃったのよ」

千早「そうなんですか……」

小鳥「だから、ちょっとプロデューサーさんと一緒に買ってきてくれる?」

千早「えっ」

小鳥「いいですよね、プロデューサーさん?」

P「ええ、構いませんよ」

千早「えっ えっ」

小鳥「……千早ちゃん」ヒソヒソ

千早「な、なんですか……」

小鳥「これでちゃんと、仲直りしてね? ふふ」ヒソヒソ

千早「!」


トコトコ

P「……しかし、なんでいきなりイメチェンなんて?」

千早「そ、それは……」


『いつもクールな千早ちゃんが急にかわいい系の路線で攻めたらそのギャップにドキッとくるはずよ!』


千早(って、>>96で音無さんに言われたから、なんて言えないわ……)

千早(……でも……嘘をつくのも、いやだし)

千早(こんなとき、春香ならどうするかしら)


千早「……」

P「千早?」

千早「わ、私……いつもプロデューサーに迷惑をかけてしまっていますから……」


千早「歌にしか興味ない、他の仕事はなるべく入れないで欲しい、って……」

P「迷惑だなんてそんな……」

千早「……仕事だけじゃないです。プライベートでも……」

千早「みんなとうまくコミュニケーションが取れない私のために、プロデューサーは何度も話を聞いて、相談に乗ってくれました」

P「それくらい、どうってことはないさ」

千早「……いつも、自分のことしか見えていなくて、ごめんなさい」

千早「だからもう、これ以上、あなたに迷惑をかけたくなかったんです」

P「……それで、イメチェン?」

千早「はい……」


P「……千早。俺は迷惑だなんてこれっぽっちも思ってないぞ」

千早「えっ?」

P「今言ったことは、千早の個性でもある」

P「そういうのを踏まえた上で、千早をいかにキラキラさせるか考えるのが俺の仕事なんだから」

千早「……」

P「それに、少なくとも千早は努力しようとしてるじゃないか。全部を全部否定するんじゃなくて、ちゃんと考えてくれている」

千早「そ、それは……」

P「まあ変わりたい、って気持ちを否定するつもりもないけど……人は簡単に、コロッと変われるものでもないよ」

P「大丈夫だよ、急がなくてもさ。俺はいつまでだって付き合ってあげるから」

千早「……」


千早「ぁ、ありがとう……ございます……」


千早(さっき言ったことは、嘘でもないけど、本音でもない)

千早(春香を真似して、ほんの少しだけ、素直になってみただけ……)

千早(……いつか、堂々とこの本音を……、この胸の内を、明かせる日が来るのかしら……)


P「っと、そんなことを話しているうちに見えてきたな。お茶ショップ」

千早「そ、そうですね」

P「……おや? あれは……」

千早「どうかしたんですか?」


雪歩「えへへ……あっ、これもいいなぁ……こういうの、嫌いじゃないかな……」


P「雪歩がいる」

千早「……」

P「はは、お茶っ葉に囲まれて幸せそうだな。良い笑顔だ」

千早「……」

ということで誰か雪歩頼む

P「だめだだめだ!そんなんじゃファンの心は掴めないぞ千早!」

千早「で、でももう限界です!私にはこんなこと……!」

P「甘えるな千早ァ!お前は何の為にここにいる!?」

千早「それは……歌う為です!」

P「だったらこれをモノにしなければ道は開けないんだぞ!」

千早「くっ……」

P「わかったらもう一回だ!やってみろ!」

千早「はい!『え、えっへへ~!みんなの如月千早、ちゃんだよ~☆』」

P「だめだだめだだめだぁ!まだ表情が硬い!もっと笑顔で!媚びて!キャッチーな感じで!!」

千早「えっへへ~!み、みんなの如月千早ちゃんだよ~☆」

P「照れが入ってるぞ!それはそれでアリだ可愛い!もう一回!」

千早「はい!……はい?」

P「どうした千早?」

千早「……あの、これは私のためのレッスンですよね?」

P「勿論だ」キリッ!

いいぞ しえん

P「どうした千早、もう一回だ!」

千早「はい!……。えっへへ~!みんなの如月千早 ガチャッ」

春香「おっはよーございま~す!天海春香、今日も一日頑張ります!」バーン!

千早「ちゃん、だょ~……」

春香「……」

千早「は、はるか……?」

春香「何、やってるの千早ちゃん?」

千早「~~っ!」

P「どうした千早!真面目にやっているのか!?」

千早「こ、これは春香が急に入ってきたから……」

P「馬鹿野郎!当日は当然ファンがいるんだぞ!人目を気にしてどうする!それでもプロかお前は!?」

千早「くっ……すいま、せん……」

春香「……何やってんですか2人して?」のワの

P「ああ、実は今度の仕事でクライアントからの依頼でな」

春香「はぁ」

P「『えっへへ~!みんなの如月千早ちゃんだよ~☆』と言うのを是非やって欲しいそうだ」

春香「す、すごいキレですねプロデューサーさん」

P「当然だろう、お前達にレッスンをしている手前このくらいのことはこなせて当然だ」

千早「流石です」

P「感心している場合か、春香に見られたくらいで出来なくいなるようじゃ完成には程遠いぞ」

千早「……すいません」

春香「でもやっぱりこれは千早ちゃんのキャラには……」

千早「いいの春香、これは歌えるチャンスがあるならと私が進んで受けたことだから」

春香「で、でも無理だよ千早ちゃんにこんな……」

P「甘やかすな春香!これは千早がプロとして次の段階に進む為に必要なことだ!」

千早「そうよ春香、だから見ていて私の姿を!」

春香「う、うん(なんでこんなに熱血しているんだろう……?)」

P「あ、そうだ千早。どうせなら春香にアドバイスを貰ったらどうだ?」

千早「え?」

P「お前はこういうのは苦もなくこなすし得意だろう?」

春香「得意と言うか、ええまぁそれなりには」

P「それなりなんて謙遜しているが春香のあざとさは身に付けられれば武器になるぞ」

春香「あざっ!?ちょ、ちょっと酷くないですかプロデューサーさん!?」

千早「なるほど、確かに……」

春香「千早ちゃんまで!?」

P「ははは、流石にそれは冗談だけどな。それは置いておいてだな、一度春香にお手本を見せてもらうか?」

春香「もうっ、酷いですよプロデューサーさん!私傷ついちゃったな~……」

P「……(あざとい)」

千早「……(なるほど、こういうことね。勉強になるわ春香!)」

春香「な、なんで2人して黙っちゃうんですか!?」

P「まぁ細かいことは気にするな。それで早速やってみてくれるか?」

春香「なんか釈然としないですけど……わかりました」

千早「お願い春香、私はこれをモノにしなきゃいけないの!」

春香「千早ちゃん……わかった、そこで見ていてね!いきます!」

春香「えっへへ~!みんなのアイドル、天海春香ちゃんだよ~☆」

千早(一切の照れも諮詢もない……さすが春香ね。それに比べて私は……くっ)

春香「どうでしたか?」

P「ちょっとアドリブを入れてよりキャッチーな感じにするとは……文句のつけようがない出来だ、流石だな春香」

春香「えへへ~褒められちゃいました。どうかな?何かつかめた千早ちゃん?」

千早「ええ、ありがとう春香。私に足りないものが明確にわかったわ」

春香「そっか、なら良かった!」

P「さぁ千早、今の春香のお手本を忘れないうちにやってみるんだ!」

千早「はい!」

春香「頑張って千早ちゃん!」

千早「いきます!」

千早「えっへへ~!みんなの如月千早ちゃんだよ~☆」

千早「……どう、ですか?」

春香「すごく良かったよ千早ちゃん!ですねよ、プロデューサー!」

P「……いや、まだダメだ」

千早「!?」

春香「そ、そんな!?何でですかすごく可愛かったじゃないですか!」

P「確かに良くはなった……だがまだ媚びが足りない!」

千早「媚び、ですか……?」

P「ああ、とはいえこれは如何にもな感じに大げさに出せれば出せるほどいい」

春香「でもそういうのと千早ちゃんとは無縁と言うか対極と言うか……」

千早「ええ、ちょっとどういう感じを出せばいいのかも感覚がわからないわね」

春香「私もちょっとわからないかな?」

P「う~ん、春香は自然に出せているから言葉で説明するのは難しいだろうな」

千早「一体どうすれば……」

P「誰かいい手本を見せてくれるヤツがいればなぁ」

ガチャッ

真「マッコマッコリ~ン♪おはようございます!菊池真、今日も気合バリバリですっ!」

千早・春香・P「「「居たぁぁぁぁぁ!!」」」

真「わっ、な、何何!?なんなんですか、三人揃ってボクを指差して……」

春香「プロデューサーさん!真なら!」

P「ああ、うってつけの人材だ!」

千早「真、お願いできるかしら?」

真「……いきなり何の話?」

P「実は次の千早の仕事でやらなきゃいけないことがあってそれのレッスンが難航しているんだ」

真「へぇ~、千早がてこずるなんてめずらしいですね。どんなことをやるんですか?」

P「それはだな……千早、やってみてくれ」

千早「えっ、ここでですか!?」

P「千早ァ!また照れが出ているぞ、プロ意識はどうしたぁ!?」

千早「くっ……すいません!」

真「おぉ、熱いですね2人とも……わかりました!僕で良かったらいくらでも力を貸すんで言って下さい!」

春香(あ、真はこの熱血ノリはいける口なんだ……)

P「さぁ、やってみろ千早!」

千早「はいっ!」

千早「え、えっへへ~!みんなの如月千早、ちゃんだよ~☆」

P「今まで何をやってきた千早!また照れが出ているぞ!(かわいい!!)」

春香(こういう千早ちゃんも可愛いなぁやっぱり)

P「見ている人間が増えたくらいでなんて体たらくだ!こんなんじゃ本番やりぬけないぞ!」

千早「くっ!……すいません」

真「えーっと……千早がこれをやるの?厳しくない?」

春香「それで苦戦しているんだよねー」

P「そこでお前の力が必要なんだ真!」

真「え?ボクですか?」

P「ああ、真から千早にお手本を見せてやって欲しい」

千早「お願い真!」

真「へへっ、いいですよ!いや~ボクこういうの得意ですからね~」

P「……」

千早「……」

春香「……」

真「……何で黙るのみんな?」

P・千早・春香「「「ううん、別に」」」

真「?」

P「細かいことは気にするな、真」

真「む~……なんか釈然としませんが、まぁいいです。それじゃいっきますよ~!」

真「きゃっぴぴ~ん♪みんなのお姫様、マコマコリンだよ~☆」

真「……どうでしたかね、ボク的にはかなりキャピキャピでいけていたと思うんですが?」

P「ああ、素晴らしかったぞ真(マッコマッコリン!マッコマッコリン!」

真「へへっ、や~りぃ♪」

春香「すごい!正に今の千早ちゃんにはうってつけのお手本だね!」

千早「これが……媚び!」

P「そうだ!明らかに過剰な媚びだが、それをこの真がやっていると言う所に素晴らしい効果が生まれるんだ!」

千早「勉強になります」

すんまそん
さるったし仕事忙しくなったしでちと無理後は頼んだ

じょ

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