あかり「ご、ごめんね結衣ちゃん……」(513)
あかり「間違ってゲームのデータ消しちゃった…」
結衣「え?」
あかり「あかり、どうしたらいいかな?」
結衣「そっか、消しちゃったんだ……」
はよ
結衣「せっかく魔術師で裏ボスを殴り倒せるくらいまで育てたのに・・・」
あかり「あ、あのあの」
結衣「・・・やり直すのもいいけど、またアイテム厳選とか・・・はぁ」
あかり「えと・・・」
結衣「」ズーン
あかり「結衣ちゃ・・・」
結衣「セーブデータ二つとっておけば良かったよ・・・」
あかり「う・・・」オロオロ
あかり「でも、ゲームならまたやり直せば・・・」
結衣「カ〇ビィじゃないんだよナモクエは!」バァン
あかり「ひぅ・・・っ」ビクッ
結衣「何十時間もかけてやっとクリア出来るRPGなんだよ・・・普段ヨッシ〇のクッキーしかやらないあかりには分からないんだ!」
あかり「ごめ・・・」
結衣「あぁ、もう!もう少しだったのに!」
ありがとう
あかり「あかり、前々からキャラが可愛いなって思っててあの・・・」
あかり「それで、セーブとか勝手が分からなくて・・・」
結衣「いいよ、もう・・・でも、まさか上書きセーブなんて」ガクッ
カチカチ
結衣「ふふ、自分の名前付けちゃうなんてあかりはあかりだなぁ・・・」ブツブツ
あかり「ゆ、結衣ちゃ・・・」
結衣「死のう」
あかり「ええ!?」
支援
結衣「ナモクエと一緒に死のう、大丈夫怖くない。私はガンナー結衣、ふふ、跳躍スキル上げてるから・・・」ガッ
あかり「現実逃避はだめえええええ」ガバッ
バターン
結衣「うぅ、離せ!あかり!私は二次元の世界に旅立つんだぁ!」バタバタ
あかり「お、落ち着いてよ結衣ちゃーんっ!」ギュウウ
結衣「ぐ、ぬ・・・」
あかり「ん~~っ!」プルプル
あかり「謝るから!あかり、全力で謝るからぁ・・・っ!」
結衣「謝られても私の170時間は帰ってこないんだいい加減にしろ!」バタバタ
あかり「な、なら170時間!170時間あかりの時間あげるからっ・・・」ギュウウ
ピタ
あかり「結衣、ちゃ・・・?」
結衣「・・・どうやって?」
あかり「え?」
結衣「時間って、具体的には?」
あかり「え、えと・・・」
結衣「大体1週間分の時間くれるって言ったよね?どうやって?」
あかり「う、うん・・・あの」
結衣「あかりが1週間私の言うこと何でも聞いてくれる、とか?」
結衣「何でも」
あかり「・・・何で、も?」
結衣「うん、何でも。例えば」
結衣「ちゅーして、とか言ったらすぐするとこ」
あかり「え・・・」
あかり「えええええ!?」
結衣「駄目なの?」
あかり「だ、だって!あかり達女の子同士だしちゅーなんて・・・っ」
結衣「ちなつちゃんとはしたのに、私は駄目なの?時間、くれるってそういうことじゃないの?」
あかり「あ、あれは・・・それに」
結衣「死のう」ガッ
あかり「だめえええっ」ギュ
ワロタ
結衣「じゃあちゅー、してよ」
あかり「で、でも・・・」オロオロ
結衣「じゃあ、する?ちゅー」
あかり「う、うぅ・・・」
結衣「ほら、早く早く。・・・私からしちゃうよ?」
あかり「・・・っ」
結衣「・・・ねぇ、あかり?」スッ
あかり「・・・」
あかり「」ポロポロ
結衣「・・・!」
結衣「あ、あかり・・・?」
あかり「・・・ふぇ」ポロポロ
あかり「やだ、結衣ちゃん、怖、い・・・よ」カタカタ
結衣「・・・ごめん、調子乗った」スッ
結衣「ごめん」
あかり「・・・」ポロポロ
結衣「・・・」
あかり「・・・ぐすっ」
結衣「・・・もういいよあかり、許したげるから。帰りな」
あかり「・・・でも」ポロポロ
朝っぱらからSSとは、いいぞもっとやれ
あかり「・・・でも、あかり、責任、とらな、い、と」ポロポロ
結衣「・・・よく考えたらたかが、ゲームだから。それに」
結衣「あかりが泣かしちゃった方が、もっと辛いよ」
あかり「・・・でも、もとはといえばあかりが勝手に」
結衣「いいって」
あかり「結衣ちゃん・・・怒らないで、あかりを嫌いにならな・・・」
結衣「・・・ぶり返さないでよ、ほんとに」
結衣「許すって、言ってるだろ」
あかり「だ、だって結衣ちゃん・・・」
結衣「うるさい、しつこいよ、あかり」
あかり「結衣ちゃん・・・」キュ
結衣「・・・」
あかり「ごめん、あの、今度は泣かないから・・・大人しく言うこと聞く、から・・・」
あかり「・・・あかりの時間、今度こそ結衣ちゃんにあげるから・・・」
結衣「・・・なんでも、だからな」
あかり「うん・・・」カタカタ
結衣「・・・」スッ
あかり「・・・っ」カタカタ
結衣「・・・」
結衣「帰って」
あかり「・・・え」
結衣「言うこと聞くんだろ?」
結衣「帰れ」
あかり「あ・・・」ポロポロ
あかり「・・・」ポロポロ
結衣「・・・」プイ
あかり「・・・・・・うん、帰る」スクッ
あかり「・・・・・・結衣ちゃん、ごめん、ね」
キィ パタン
結衣「・・・おかしいよ、あかりは」クシャ
結衣「明日になれば、もとに戻れる、かな・・・」
~一日目・終了~
通い妻あっかりーんの予感
~幕間~
『どうしよう、結衣ちゃんを怒らせちゃった・・・結衣ちゃん、すごく怒ってた』
『170時間もかけたゲーム、消しちゃったから』
『凄いな、結衣ちゃん。ひとつの事で170時間も頑張るなんて、あかりには、多分出来ないよ・・・』
『ごめんね、結衣ちゃん。だからあかりの時間、あげるね』
『次は泣かないから。キスだって、なんだってしてみせるから』
『だから、あかりを嫌いにならないで』
『おわり』
コンコン
あかね「あかり、まだ、起きてるの?もう11時・・・」
あかり「うん、今寝るよー」
あかり「・・・また、明日」
~幕間・終了~
しえ
~七森中・二年教室~
結衣「・・・」
京子「おーっす結衣。・・・どしたの、元気ない?」
結衣「あぁ、あんまり寝てなくて、さ」
京子「あはは、またゲームしてたんだろちゃんと寝ないと駄目なんだZOっ」
結衣「少なくとも京子にだけは、言われなくないよ」クス
京子「あらら。じゃあどうして?」
結衣「ん、まぁ。心配事っていうか何て言うか、さ」
京子「珍しい、結衣ならこう手早くパパーっと・・・」
結衣「こんなこともあるよ」
京子「そっか・・・何か手伝えることおる?」
結衣「ん、いいよ。私よりちなつちゃんの事考えあげなよ」
京子「・・・え」カァ
京子「ちなつちゃんはほら、えへへ・・・」テレ
結衣「おあつい」
京子「・・・い、良いんだよ私たちの事はっ!友達が困ってて助けるのは当たり前だろっ」
結衣「はいはい、乙女だなぁ京子は」
京子「・・・むむっ」
結衣「まぁ、京子になら・・・」
ガララッ
ちなつ「せんぱーい、部活行きません?」
あかり「お邪魔しまぁす」
ほう
京子「あ、二人とも。ごめんごめん」
ちなつ「いつまで経っても出てこないんですもん。二年廊下に一年生がポツンと立つ寂しさ考えてください」
京子「ごめんってー、ちなちゅーっ♪」ダッ
ちなつ「」スッ
京子「のわわっ」バターン
結衣「・・・あか、り」
あかり「ねぇ、結衣ちゃん昨日の事なんだけど・・・」
結衣「あぁ、うん。あのね、あかり。昨日は私も悪かっ・・・」
あかり「今度は逃げないから。だから」
あかり「キス、しよ」
「!?」
ちなつ「・・・え!?」
京子「・・・ちょっ、二人とも、え、いつから・・・」
あかり「昨日からだよね結衣ちゃん」
結衣「・・・・・・な、な」
京子「え、眠れないってそういう・・・?」カァ
結衣「ば、馬鹿!違う!」オロオロ
あかり「あかり、いきなりで怖くて。でも今日は大丈夫。覚悟決めてきたから」スッ
結衣「あかり、いい加減に・・・っ!」ガシ
あかり「?」
あかり「結衣ちゃんから、するの?」
ネェ,アレ...
フナミサンコンナトコロデ
結衣「・・・っ!」
あかり「・・・ん」パチ
結衣「!?」
京子「・・・いや、あかり積極的だなぁ。ねぇ、ちなつちゃん私達も後で」
ちなつ「御断りです」
京子「あぁん」
フケツ
フケツユイヨ
ナ,ナ,ナ...
アヤノチャン,バッキンハアトデ,ナ?
結衣「う・・・あ・・・」
あかり「結衣、ちゃん?」
不潔結衣www
自分の教室で天使に迫られるなんて!
結衣「う・・・」
あかり「ねぇ、あかり、やっぱり怖いの、だから・・・」
あかり「あの、早く・・・」
結衣「う、あ、あ」
結衣「うわぁぁぁぁあっ!」ドンッ
あかり「きゃっ」ペタン
ダッ
ガララッ
あかり「・・・あ」
あかり「・・・まだ、怒ってるん、だ」
~女子トイレ~
キィ バタン
結衣「ぜぇ、はぁっ・・・けほっ」
結衣「・・・げほっ、げほっ」
結衣「・・・な、なんなんだよ、これ、あかり、なんであんなこと・・・」
結衣「違う、あれは冗談だったのに、なんで本気にしてるんだよ・・・」
結衣「なんで・・・」
結衣「う、頭いたくなってきたよ」ズキ
結衣「・・・」
~二年教室~
京子「・・・結衣、どうしたんだよいきなり」
ちなつ「あかりちゃん、大丈夫?ほら、手・・・」
あかり「・・・・・・・・・」
ちなつ「あかり、ちゃん?」
あかり「ごめんね、二人とも、あかり、具合悪くなっちゃった。早めに帰るね」
京子「・・・なぁ、あかり」
あかり「ごめんね」スクッ
ちなつ「あかりちゃん・・・?」
あかり「・・・・・・」
あかり「・・・・・・」
ちなつ「だい、じょうぶ?」
あかり「うん」ニコ
ちなつ「そっか・・・えと、送ろうか?」
あかり「ありがと、でも大丈夫」
京子「・・・」
あかり「ばいばい、二人とも結衣ちゃんにもよろしくね」
ガララッ
バタン
~二日目・終了~
期待
~幕間2~
『やっぱり結衣ちゃん怒ってた』
『ごめんね、結衣ちゃん。あかりがまだ怖がってるのが、震えてたのが伝わっちゃったんだよね』
『携帯に何度かけても出てくれない。メールも返してくれないよぅ』
『嫌われちゃったのかな』
『やだな・・・やだよ、そんなの』
『明日はお休みだから結衣ちゃんの家に直接行ってみようかと思う』
『えへへ、クッキー、お姉ちゃんから教えて貰お』
『結衣ちゃん喜んでくれるかなぁっ』
『おわり』
~幕間2・終了~
何日目まですれ違うのだろうか……
~三日目~
~船見家~
結衣「まーりちゃん」
まり「あ、お姉ちゃん、どうしたの」トテテ
結衣「えへへ、まりちゃんに会いたくなっちゃって」ムギュ
まり「ほんと?」
結衣「ほんとほんと」
まり「えへへ、うれしい」ギュウ
まり「今日、ずっと居てくれるの?」
結衣「うん、たくさん遊ぼ」ナデナデ
出勤ノシノシ
保守
し
まり「ど、どうしてまりの服脱がすの?」
結衣「ロリの生全裸見ながらオナるのが快感なんだ、フフ」
ほ
し
新・保守時間の目安 (平日用)
00:00-02:00 15分以内
02:00-04:00 25分以内
04:00-09:00 45分以内
09:00-16:00 25分以内
16:00-19:00 15分以内
19:00-00:00 5分以内
まり「じゃあね、じゃあね・・・んと、んーと」
結衣「何でも良いよ」ナデナデ
まり「ん・・・・・・」
結衣「ふふ」
「結衣ちゃーん、良かったらお昼運ぶの手伝ってー」
結衣「あ、はーい。まりちゃんも行こ」キュ
まり「うんっ」キュ
~結衣宅~
ピンポーン
ピンポーン
あかり「・・・・・・」
ピンポーン
あかり「いないの、かな」
あかり「お買い物にいってる、のか、な?」
あかり「うん、そうだよね。ふふ、座って待ってよっと」ペタン
キュウ
あかり「・・・お腹、空いたなぁ」サス
あかり「いつ帰ってくるんだろ」
あかり「えへへ、そだ。クッキー、一つだけ味見してみようかなっ」ガサッ
あかり「・・・・・・」
あかり「・・・だめ」スッ
あかり「結衣ちゃんと一緒に食べるんだもん、我慢、しな、きゃ・・・」
キュウ
~船見家~
まり「」もくもく
結衣「ほら、少し溢してるよまりちゃん」スッ
まり「ん・・・、えへへ、ありがとお姉ちゃん」
まり「美味しいねっ」
結衣「うん、とっても」もく
まり「」もくもく
結衣「」もく
結衣(・・・休みだから出てきちゃったけど、大丈夫、かな)
まり「お姉ちゃん、食べ終わったらゲームしよっ」
結衣「ん・・・いいよ、何する?」
まり「んとね、ヨ〇シーのクッキー!」
結衣「・・・・・・!」
まり「・・・だめ?」シュン
結衣「あ、うん。いいよ、やろうっ」
まり「わーい!」
結衣(・・・・・・〇ッシーのクッキー、か)
あかり「ゆいちゃん、ゆいちゃん」
ゆい「ん?なーに」カコカコ
あかり「あかりもゲームしたいな」
ゆい「ん・・・でも、これ一人用だから」
あかり「そっかぁ・・・」シュン
ゆい「・・・・・・」
ゆい「あ、そうだ」ガサガサ
ゆい「これ、やろっか」
あかり「・・・わぁ、きょうりゅうさんだがくっきーたべてる!」
ゆい「ままが買ってきたんだけど、私パズルゲームやらないから・・・でも、あかりとならいいよ、一緒にやろ」
あかり「ほんと?わーいあかり、きょうりゅうさんもくっきーも大好き!」
ゆい「あはは、私もクッキー好き!」
あかり「おそろーいっ」
結衣「・・・そのあと、あかりが異様に気に入って、しばらくあかりが家に来たらこればっかやってたっけ」クス
まり「んしょ、んしょ」
結衣「・・・電話とメール、返さないと、な。でも、あかり・・・」
まり「お姉ちゃん、出来たっ」
結衣「あ、うん」
まり「はいっ、コントローラー!」
結衣(・・・また後ですればいっ、か)
部長に呼ばれたノシノシ
つ↑目安鶏
ほ
~夜~
まり「お姉ちゃん、泊まっていかないの」キュ
結衣「うん。ちょっと用があるからさ」
まり「うー・・・」
結衣「そだ、今度、どっか遊びに行こっか」ナデナデ
まり「・・・うん」
結衣「じゃあね、まりちゃんありがと」ナデナデ
~夜・通学路~
結衣「さむ・・・最近秋も深まったっていうか、なんというか」
結衣「・・・あかり、どう言ったら分かってくれるんだろ」ハァ
結衣「考えてもしかたないか。とりあえずお風呂入って、それから電話してみよう、うんそれがいい」
結衣「・・・っくし」
結衣「・・・さむ」
結衣「早く、帰ろう」タッ
~アパート~
カンカンカン
カンカン
カン
結衣「冷えたな・・・これはシャワーなんて生易し・・・い」プルプル
結衣「・・・っ!?」
あかり「・・・・・・」
結衣「あ、か、り・・・・・・!?」
あかり「・・・ん、あ、結衣ちゃん。おかえり」パチ
結衣「な、なんで・・・」
あかり「あかり、待ちくたびれちゃった、えへへ」スクッ
結衣「いつ、から待ってた、の・・・」
あかり「ん、お昼前から、かな」
結衣「七時間も前から!?」
あかり「・・・結衣ちゃんに渡したい物があったの。これ」スッ
結衣「・・・く、クッキー?」
あかり「うん、えへへ二枚だけ食べちゃったけど・・・」
結衣「あ、か、り・・・・・・!?」
あかり「……」
俺「し、死んでる……」
あかり「結衣ちゃん、ずっと前クッキー好きだって言ってたから、あの・・・焼いてきたの」
結衣「・・・今までずっといたの、ここに」
あかり「すぐ、食べて欲しかったの」
結衣「・・・」
あかり「あの・・・」
結衣「・・・」
あかり「あう・・・」
あかり「ごめんなさい、あの・・・勝手にこんなこと、して」ジワ
あかり「また、怒らせちゃった・・・、かな」ポロポロ
結衣「馬鹿だよ、あかりは・・・」
あかり「・・・ごめんなさい」
結衣「どいてよ、ほら」
あかり「う、あ・・・」
ガチャ
結衣「入って」
あかり「・・・・・・え、いいn」
結衣「ここじゃ寒いだろ、ほら」グィ
あかり「あ・・・」
あかりちゃん…
~結衣宅~
結衣「ん、ほら」コト
あかり「・・・あの、えと」
結衣「飲みなよ、手冷たかったよ」
あかり「・・・いただきます」ズズ
結衣「・・・」ズズ
結衣「これ、食べていい?」
あかり「・・・あ、うん。ど、どうぞ」
結衣「」パキッ
結衣「・・・美味しい」
あかり「・・・ほんと?」
結衣「うん」
あかり「えへへ・・・良かったぁ」
結衣「・・・」
結衣「ねぇ、あかり」
あかり「・・・?」
結衣「ごめんね」
あかり「・・・え」
結衣「ごめん、追い詰めちゃったね。ほんとに、ごめん」
あかり「・・・結衣ちゃんは、悪く、ない、よ!」
結衣「・・・」
あかり「結衣ちゃんは悪くない、だって、ゲームのデータ消したのはあかり、だし・・・」
結衣「バックアップ取ってなかった私も悪い、あかりだけが悪いんじゃないよ」
あかり「ばっ・・・?」
結衣「セーブのセーブ、かな」
あかり「分かんない・・・」
結衣「と、とにかくもうその話は終わりだよ、終わり」
結衣「もう、怒ってないから」
あかり「・・・でも、昨日、結衣ちゃん怒っt」
結衣「あれは怒ってるというかなんというか・・・」
あかり「・・・?」
結衣「・・・・・・んと」
結衣「何でもない、でもあれは怒ってたんじゃない、から」
あかり「そう、なの?」
結衣「うん」
あかり「そっか、・・・そっかぁ」
結衣「・・・」ズズズ
結衣「あ、でも」
結衣「今日のは、怒ってるから」
あかり「え・・・」
結衣「もうあんなことしないでね。あかり、いつか壊れちゃうよ」
あかり「・・・」
結衣「連絡返さなかった私も悪い、けどさ。でももう外で待ってるなんてこと、しないでよね」
結衣「・・・心配するからさ」
あかり「・・・うん、ごめんなさい」シュン
結衣「ん、じゃああかり」
ピピピッ
あかり「・・・ふぇ?」
結衣「とりあえずお風呂沸いたから。今入ってきな」
あかり「え、あかりそろそろ・・・」
結衣「家には連絡しとくよ、それに」パム
あかり「・・・んみ」
結衣「ほっぺた赤いよ?」
あかり「・・・でも」
結衣「何でも言うこときくんだろ?」
結衣「ほら、立って立って。あかりが入ってる間にご飯作っとくから。お腹空いたろ?」
あかり「・・・うん」
結衣「・・・ほら、いつまでもそんな顔してないしてない」グィ
あかり「あうう・・・」
パタン
結衣「・・・ふぅ、さて。何作ろうか」ガパッ
結衣「うーん・・・」
~お風呂~
チャプン
あかり「・・・・・・」
あかり「・・・ずるいよ、結衣ちゃん。あんなに言われたらあかり、ちゃんと謝れないよ」
あかり「・・・っ」ザプ
あかり「・・・」
あかり「ぷはっ」ザパ
あかり「あったかい・・・」
~居間~
ガチャ
あかり「お湯、ありがとう結衣ちゃん」
結衣「ん、早かったね」
あかり「結衣ちゃんも入るかなって」
結衣「食べたら入るよ、ほら食べよあかり」コトコト
あかり「えと、いただき、ます」ペタン
結衣「はい、箸」
あかり「あ、うん」
あかり「あれ、結衣ちゃんの分少ない・・・あの」
結衣「向こうで食べてきたんだ。だから少し。ぷくぷくしちゃうから」もく
結衣「気にせず食べな、お腹空いたろ?」
あかり「い、いただきます」パム
あかり「」もく
あかり「」もく、もく
結衣「どう?」
あかり「・・・」もくもく
あかり「・・・」ボロボロ
結衣「!?」
あかり「ぐすっ」もくもく
結衣「え、なんで!?そ、そんなに口に合わなかった!?」
あかり「んーん」フルフル
あかり「・・・お腹空いてたから、あの」
あかり「美味しくて・・・」ポロポロ
あかり「」もくもく
結衣「・・・」ポカーン
家に帰宅するのでしばらくノシノシ
16:00には
おかえりは、まだかー?
結衣「そ、それで、泣いてるの・・・?」
あかり「まっふぇふあいふぁおふぁふぁがふいへおふぁふぁがふいへ・・・」
結衣「・・・」
あかり「おいひいよぉ・・・」ポロポロ
結衣「・・・ぷ、あはははっ!」
あかり「・・・っごく。そ、そんな笑わなくても」カァ
結衣「ご、ごめんほら、水」
あかり「んくんく、ぷは」
おかえり、キタ━(゚∀゚)━ !!!!!
あかり「・・・」もくもく
結衣「おかわりあるよ?」
あかり「・・・ごくん」
結衣「いる?」ニヤニヤ
あかり「///」コク
結衣「はい、じゃあお茶碗貸してー・・・・・・♪」
結衣「はいどーぞ」
あかり「あ、ありがと結衣ちゃん・・・もく」もく
あかり「ご馳走さまでした」パム
あかり「えへへ、すっごく美味しかった!」
結衣「そりゃよかった。作りがいがあったよ」カチカチャ
結衣「あ、あかり」
あかり「ふぇ?」
結衣「お腹すっごく膨らんでるな」クス
あかり「!?」カァァ
あかり「み、見ないでよぉ・・・」バッ
結衣「良いじゃん、見せてよ」
お腹をポンポンしてコンプレックスを刺激するなんて、結衣ちゃん恐ろしい子
ほ
ほ
ほ
あかり「うぅ・・・」
結衣「捕まえた、ほーら捲ってくよ?」ピラ
あかり「ちょ!ワンピだから・・・やっ」バッ
結衣「だーれも見てないんだしさ、ね?」
あかり「も、もー駄目だった、ら」ギュウ
結衣「・・・・・・ほい」スッ
あかり「ひゃわっ!」ヨロッ
パターン
あかり「うぅぅ・・・」
結衣「くらげさんパンツかー・・・」ジー
あかり「!?」バッ
あかり「ゆ、結衣ちゃん!」
結衣「あはは、ごめんごめん。昨日のお返しだよ」
結衣「皆の前でキスしよ、なんてすっごく恥ずかしかったんだから、さ」プイ
あかり「あ、あれは・・・っ」カァ
あかり「その、あかりも色々考えて考えて・・・でも、あの・・・」カァァ
あかり「うぅ、思い返したらとんでもないことしてたよぉ」カァァ
結衣「私なんかなにげに不潔結衣とかさ・・・うまくねーよ!全くうまくねーよ!って感じだよ」ズーン
あかり「あ、あわわ・・・」
結衣「まぁ、うん。こういうのは時間が解決してくれるよ」
あかり「ほんとにごめんなさい・・・」シュン
結衣「良いって、それより・・・」ポン ナデナデ
あかり「ふわ」
結衣「まだ、さ。あの約束って、有効?」
あかり「170時間の・・・?」
結衣「うんあと・・・そだね3日、4日くらい、かな」
あかり「・・・えと、結衣ちゃんがしたいなら、その」モジ
結衣「好きにして、良いの?」
あかり「・・・うん」モジ
結衣ちゃんの好きにして良いんだよ!
あかり「・・・あかり、が、頑張る、から」ギュ
結衣「・・・ちょっとまっち」プニ
あかり「んむ」
結衣「なんでそこでキスの流れになる」
あかり「・・・・・・違うの?」ポカーン
結衣「・・・だめだこりゃ。こほん、で、では改めて一つ・・・」
あかり「・・・」
結衣「今日はお泊まり」ピシッ
あかり「おと・・・まり?」
結衣「そう、夜も遅くなってきたし、寒いし、ご飯もたくさん食べたし、あとは寝るだけ。そーだな、明日も休みだから朝まで一緒に・ヨッs・・」
あかり「そんな・・・キスの先、だなんて」カァァァ
結衣「ちーがーう!そっちじゃなーい!」
あかり「・・・違うの?」キョトン
結衣「・・・・・・」ハァ
つまり、結衣ちゃんもキスの先を知っているんですね
結衣「なんでこの娘はそっち方面に誤解を深めていくのだろうか・・・」
あかり「・・・?」
結衣「あー、もう。はっきり言わないとわからないんだから!」ガサッ
結衣「朝まで私とヨッシーのクッ〇ーをやること!」バッ
あかり「・・・あ、それ」
結衣「あっちから持ってきた。これなら一緒に出来るかなって、さ」
あかり「結衣ちゃん・・・」
結衣「ほら昔よく、やってたろ二人で?仲直りに使えるかなって思って、さ」カァ
あかり「覚えててくれたんだ・・・」ジワ
結衣「あかりのその、クッキーも、それだろ?」
あかり「うん!」ポロポロ
結衣「じゃあ、仲直りの印にいっちょ対戦でも・・・」ガサガサ
あかり「・・・えへへ、うん」ペタン
カチッ
ブーン
あかり「わぁ・・・懐かしい」
結衣「ふふ、寝るなよあかり」
あかり「うん!頑張って起きるよ!」
結衣「よしそれじゃあ・・・」カコカコ
あかり「対戦・・・」
結あか「すたーとっ!」
~3日目・終了~
ちょっと終わりが見えないので、続きはまた忍法帳のレベルが上がったときにでも
ヨッシーのクッキー面白いよ!(ステマ
保守㌧読んでくれてありがとばいばいノシノシ
え?
…なん、だと?
じゃあ19:30まで・・・ご飯食べながら展開考えるから19:30まで・・・
きっと、できる人だと信じてる!
>>111
19時までは15分
19時からは5分か
ほ
し
ほす
ぽ
ホッシュ
す
~4日目~
チュンチュン
結衣「・・・・・・」パチ
結衣「あれ・・・私、いつの間に」
あかり「すぅ・・・すぅ・・・」
結衣「結局どっちも寝ちゃったのか。まぁ、パズルゲーは単調だからね」ナデナデ
サラッ
あかり「・・・ん」ゴロン
結衣「ふふ」
結衣「さて、お風呂、入ってこようかな・・・そういえば昨日入ってなかったし」
フライングでキタ━(゚∀゚)━ !!!!!
結衣「えと・・・服出してっと・・・」ゴソゴソ
あかり「んん・・・」パチ
結衣「あ、起こしちゃった?」
あかり「・・・・・・んー」ゴシゴシ
あかり「むにゃ」パタン
結衣「・・・あらら」
結衣「ほら、風邪引くよ」スッ
あかり「・・・すぅ」
結衣「さて、と」
ガチャ
ガララッ
キュッキュッ
あかり「ん・・・」パチ
あかり「あれ・・・ここ・・・結衣ちゃんの家?」キョロキョロ
あかり「・・・あ、ゲームしてたんだっけ」
あかり「結衣ちゃん、どこいったんだろ・・・」
あかり「・・・」
あかり「・・・寒い」モゾモゾ
あかり「えへへ・・・結衣ちゃんの匂い、する」ギュウ
あかり「・・・」カァ
ガチャ
結衣「ふー・・・。あ、あかり、起きてたんだ」
あかり「!?!?」ワタワタ
しぇん
結衣「どしたの?あかり」
あかり「な、なんでもないよっ!」アセアセ
結衣「?・・・変なの」
あかり「あ、危なかったよぉ。今度こそ嫌われちゃうかと・・・」ボソッ
結衣「あかりー」
あかり「ひゃいっ!?」ビク
結衣「朝御飯、パンでいい?」
あかり「う、うん!あかりパン、パン大好き!」
結衣「そっか。よかった」ジュー
あかり「・・・」ドキドキ
来てた
ほんのちょっとの変態チックな行為で嫌われると思い込んじゃう、思春期あかりちゃんカワイイ
あかり「」もくもく
結衣「」もくもく
結衣「んむ、これからどうしよっか」
あかり「・・・これから?」
結衣「うん、あかり、家に帰るとかあるでしょ」もく
結衣「それとも天気悪いし、もう一泊する?」
あかり「え」
結衣「私は別にいいけど」ズズー
あかり「あ、えとえと・・・どうしようかな」
結衣「」ズズー
しえ
結衣「・・・どうする?」
あかり「・・・服とか、ない、から。家に帰ろうかな」シュン
結衣「貸すけど」ズズー
あかり「え」
結衣「貸すよ?」
あかり「・・・え、あ、あの」ワタワタ
結衣「まぁ、少しだけ大きいからアレかな・・・やっぱり家に帰った方が・・・」
あかり「・・・・・・る」
結衣「・・・?」
あかり「もう一泊する」ズイ
結衣「でも、あかねさんも」
あかり「連絡すれば許してくれるもん」ズイ
結衣「・・・っ」ギョ
あかり「だから・・・!」
結衣「わ、分かった分かった。近い近い」
あかり「・・・あ」
あかり「ご、ごめん」カァァ
結衣「ふぅ、別に謝らなくてもいいよ。・・・あ、そだ」
結衣「あかり、これから謝るの禁止ね」
あかり「・・・え」
あかりちゃん可愛い
結衣「あかり、謝ってばっかだしさ。言われてるこっちもなんか、ね」
あかり「ご、ごm」
ペチン
あかり「きゃう」
結衣「禁止。今度いったら罰金な」
あかり「ええ!?」
結衣「そうだな・・・500円とかにしとこうかな」
あかり「あかりのお小遣いの四分の一!?」
結衣「それだけごめんなさいって言葉はは重いんだよ。嫌なら言わなければいいだけ」ズズー
あかり「うぅ・・・むつかしそう」
結衣「返事は?」
あかり「はーい・・・」
足りなくなったら身体で払わせるんですね
ピリリ
結衣「?」
あかり「あ、あかりの携帯・・・」ゴソ
あかり「あ、お姉ちゃんだ・・・あのごめんねちょっと」スクッ
テテテ ガチャ
結衣「今のは・・・まぁ、ノーカンだよね」
結衣「うん」
アノ,オネエチャン,アノネ...
結衣「さて、布団でも片付け・・・」
結衣「・・・」
結衣「」ポフ
結衣「・・・いい匂い、同じシャンプー使ったのにな」
結衣ちゃん貴女もか
ガチャ
あかり「うぅ・・・」トボトボ
結衣「あ、あかり、どうだったの?」
あかり「二日連続はダメよーって、怒られちゃった」
結衣「あー・・・」
あかり「ぐすっ」
結衣「まぁ、ほらいつでも泊まれるしさ」ナデナデ
あかり「結衣ちゃんの服着れるのは今日だけだもん」ボソッ
結衣「?」
あかり「なんでもないっ。それじゃ急いで帰るね」
結衣「うん、それがいいよ。送っていこうか?」
あかり「ううん、ありがと。あ、傘・・・借りていい?」
結衣「そこの、使っていいよ」
ほ
あかり「それじゃあ・・・また、明日」
結衣「うん、クッキーありがとね。また、作ってよ」
あかり「・・・いいの?」
結衣「うん。今度は出来立て食べたいから、作ったら早く連絡してよね」
あかり「・・・!」
あかり「うん!絶対するっ」
結衣「楽しみにしてる」ナデ
あかり「・・・ん。じゃあ、行くね」
結衣「また明日」
パタン
しえ
ガコンガコン
結衣「・・・はぁ、乾くかな。今日」
結衣「乾かないかなぁ」ペタン
結衣「・・・」
ガコンガコン
結衣「・・・」
ガコンガコン
結衣「あんまり考えなかったけど、あかり、可愛い、よね」
結衣「なんか女の子女の子してるっていうか・・・」
結衣「私とは正反対だよなぁ・・・」
ガコンガコン
結衣「・・・」ズキ
結衣「・・・なんだろ、胸、苦しいや」
結衣「・・・あと3日、かぁ」
~4日目終了~
結衣ちゃんも可愛い女の子だよ!
支援
~幕間~
『昨日から今日にかけて、結衣ちゃんの家にお泊まりしました』
『・・・あかり、色々勘違いしてたみたい。反省しなきゃ』
『えへへ、でも結衣ちゃんと一日中いれて、嬉しかった!』
『ほんとはもう一日居たかったけどお姉ちゃんに怒られちゃった』
『そうだよね・・・明日、学校だもんね。お姉ちゃんごめんなさい』
『・・・でも、一緒に居たかったな』
『でも、なんでだろ。なんでこんなに一緒に居たいんだろ』
『今まではこんなこと、無かったのに』
『・・・まさか、こ、こ』
コンコン
あかね「あかりー、そろそろ寝ないと・・・」
あかり「う、うん今寝るよ」パタン
あかり「・・・」
あかり「」ポフ
あかり「・・・なんだろ。いつもは眠いのに、全然、眠くない、や」
あかり「・・・・・・」
あかり「・・・」ゴロン カチッ
あかり「・・・結衣ちゃん、起きてる、かな」
あかり「・・・」
あかり「でも、寝てたら悪いかな」
あかり「・・・うぅ」ゴロン
あかり「・・・眠れない、よ」
~幕間3・終了~
しぇしぇ
支援
~5日目~
~七森中・屋上~
結衣「」もくもく
結衣「」チュー
結衣「・・・んむ」グシャ
結衣「・・・天気良いなぁ。昨日あんなに寒かったのに、今日は暖かいや」
結衣「・・・」チュー
ガララッ
結衣「?」
ちなつ「あれ・・・結衣先輩・・・?」
結衣「ちなつ、ちゃん?」
期待
結衣「どうしてここに・・・?」
ちなつ「京子先輩がいきなりペットボトルロケット飛ばすっていって、いざ飛ばしたら校舎まで飛んでっちゃいまして・・・それで皆で捜索を」
結衣「なにやってんだよあいつ・・・」
ちなつ「飛んできませんでした?」
結衣「授業終わってからここにいたけどなにも」
ちなつ「そうですか・・・はぁ。そういえば結衣先輩はなんでこんなところに?今日は部室、来ないんですか?」
結衣「え、あー・・・少し考え事あってさ。あ、ちなつちゃんも食べる?プッキー」
ちなつ「わぁ・・・っ、いただきます」
ちなつ「・・・んむ」
結衣「・・・」もく
ちなつ「あの、先輩」
結衣「ん?」
ちなつ「先輩の考え事って・・・あの、あかりちゃんの事ですか?」
結衣「・・・よく分かったね」
ちなつ「あんなことがあったばかりですもん、分かります」
ちなつ「一体何があったんですか?」
結衣「・・・えと」
ちなつ「・・・」ジー
結衣「・・・う、あの、笑わないで、ね」
ちなつ「私が結衣先輩の話で笑うなんて、そんな・・・!」
結衣「・・・えっと、その・・・」
結衣「・・・・・・って流れだったの」
ちなつ「」ポカーン
ちなつ「・・・え、そ、それだけ?」
結衣「・・・うん」
ちなつ「そんな事であんな大事に・・・!?」
結衣「・・・いやね、でもあの時はね、こう色々170時間の思い出がね」アセアセ
ちなつ「・・・はぁ、あかりちゃんもあかりちゃんですけど」
ちなつ「ゲームでそこまで・・・」
結衣(あぁ、凄くなんか幻滅されてる・・・!)
ふむ
結衣「で、でも、仲直りはしたんだよ、あはは」
ちなつ「・・・」ジー
結衣「嘘じゃないです、ほんとです」シュン
ちなつ「まぁ・・・それなら良いんですけど。でも解決したんですよね、なんでまた屋上に」
結衣「それは・・・言えない」
ちなつ「ホントに仲直りしました?」ジー
結衣「ほ、ホントにしたよ?ただ・・・」
ちなつ「ただ?」
バックアップ手段を知っていながらやらずに消えた時の無能感は異常
結衣「胸が、痛くて」
ちなつ「!?」
ちなつ「せ、せせせせ先輩!?まさかびょ、病気・・・っ!?」ガシッ
結衣「んー・・・どうなんだろ」
ちなつ「ちょっ、駄目です結衣先輩!生きることを諦めちゃ駄目でs」
結衣「ちょちょっ!そこまでじゃないよ!?こう、もやもやっとするなにかだよ!?」
ちなつ「・・・もやもや?」
結衣「・・・なんか、さ。あかりと私の違いっていうのかな。そういうこと考えるとこう、ずきずきって」ギュ
ちなつ「違い、ですか?」
結衣「ほら、あかりと私って違くない?」
ちなつ「んー・・・?」
結衣「こう、女の子っぽくないというか・・・」
ちなつ「・・・!」
結衣「髪とかもさ・・・皆と違って短めだし、私服だって・・・」
ちなつ「・・・」
ちーな、どう動くか…
結衣「なんかさ、私、男の子みたいだなって。だからあかり・・・皆が羨ましいな・・・ってさ」
結衣「そんなこと、ぼーっと考えてたの」
ちなつ「・・・ん、確かに。結衣先輩は女の子っぽいというか、ボーイッシュですよね」
結衣「でしょ・・・?」
ちなつ「確かに可愛いというよりはかっこいいですし、スタイリッシュというかなんというか・・・」
結衣「・・・」シュン
ちなつ「女の子っぽくはないです」キッパリ
ちなつ「でも、そういう所が私好きでしたよ?憧れてました」
結衣「・・・!」
ちなつ「ふふ、今でも好きですけどね」
ちなつ「今は京子先輩が一番ですけど。あの人たまに良いとこ見」
結衣「・・・」
ちなつ「あ、すみません・・・つい」
結衣「仲良くやってて、良かったよ」
これはこれは
ほほぅ
結衣「二人が付き合うとき、ちょっと心配だったから」
ちなつ「なんだかんだ言って仲いいんですよ?一昨日も電車に揺られて街に行きましたし」
結衣「ふふ、そっか」
ちなつ「・・・ん、また話が。えっと・・・えっと」
ちなつ「確かに先輩はボーイッシュでかっこいいです、でも・・・」
結衣「・・・」
ちなつ「でも・・・」
ちなつ「そうやって、自分はなんでこうなんだー、なんで可愛いんだーって悩んでるところは」
ちなつ「誰よりも女の子らしくて、可愛いですよ」
結衣「・・・!」
ちなつ「・・・んと、京子先輩なんて言ってたかな、あ、そだ」
ちなつ「今の先輩、かわ結衣ですよ」クス
結衣「・・・な!?」カァァ
かわ結衣♪
チョッチマッチー
ちなつ「あ、京子先輩・・・。そろそろ行かなきゃ・・・すみません、私はこれで」ペコリ
結衣「あ、うん・・・」カァ パタパタ
ちなつ「あ、そだ」
ちなつ「結衣先輩」
結衣「・・・?」
ちなつ「余計なことかもしれませんけど、好きな人には早く告白した方が良いですよっ」
結衣「す!?」
ちなつ「では」タタッ
結衣「・・・好きな人にはって、私にはそんな・・・」
『結衣ちゃんっ』
結衣「・・・!」
結衣「・・・っ、あか、り」
結衣「あかりが好き・・・?」ズキ
結衣「だから、こんなに・・・?」
結衣「・・・私は、あかりが・・・」
結衣「あかりが、好き・・・」
恋を自覚する瞬間は良いものだ
~ごらく部室前~
京子「よーっし!第2弾飛ばすぞー!」
あかり「わーい、とばせとばせーっ」
櫻子「天の果てまでさぁゆけー!」
ワイワイ
ガササッ
ちなつ「うわ、まだ飛ばす気・・・!?」
京子「お、ちなちゅー、遅かったね!」
ちなつ「・・・今度こそ怒られますよ?」
京子「まぁ、綾乃には怒られるかなぁ・・・」
ちなつ「そうですよ、それに、先生にも・・・」
京子「ふっふっふ!それは大丈夫!ほらっ」ズィ
ちなつ「・・・西垣、じる、し!?」
ちなつ「え、ちょ!?」
京子「隊員達、装填だ!」
さくあか「ぶ、らじゃー!」ビシィ
ちなつ「あぁ・・・」
櫻子「櫻子ちゃん、いっきまーす!」
あかり「わーい、とばせとばせーっ」
京子「よーし、装填できたなー!いくぞー!離れろー!3・2・1・・・」
櫻子「きゃーっ♪」
あかり「わー・・・、あっ」コケッ
ちなつ「あかりちゃん!?」
京子「ゼロ!」カチ
ちなつ「先輩、ちょ、まっ!」
京子「え?」
キィィィン
あかり「いたた・・・・・・え?」
キィィィン
ちなつ「あかりちゃーん!」ダッ
ドゴォォォォン
ちなつ「っきゃあ!」
京子「ちなつちゃん!」ガシッ
ちなつ「あかりちゃん!?あかりちゃーん!!」
ガララッ
「うぅ、びっくりしたよぉ・・・」
あかり「いたた・・・制服焦げちゃった・・・」グスッ
ちなつ「あかりちゃん!」ガバァ
あかり「ひゃっ」
ムギュー
ちなつ「もう、馬鹿!何してるの!?あんな西垣印のロケット・・・あかりちゃんならどうなるか分かるでしょ!?」
あかり「西垣印・・・そんなのあったかな」
あかり「ごめんね、あかり今日ぼーっとしてて・・・」
櫻子「・・・そんなの、あったんですか?」
京子「いやまさかまた爆発するとは・・・玩具だし・・・」
ちなつ「二人は早く後片づけ!」
京さく「「は、はい!」」
ちなつ「とりあえず保健室、いこ?擦りむいてるとこもあるから」ギュ
あかり「う、うん・・・分かった」
15分ほどノシノシ
~保健室~
チョン
あかり「いたっ・・・」
ちなつ「我慢して、やりにくいよ・・・」
あかり「うぅー・・・」
チョン
あかり「いたぁ・・・」ジワ
ちなつ「・・・はい、終わり」ペタ
あかり「あり、がと」グスッ
ちなつ「もう、なんでぼーっとしてたの?まさか・・・」
ちなつ「結衣先輩?」
あかり「・・・う」ビクッ
ちなつ「はぁ、やっぱり・・・」
あかり「な、なんで分かったの・・・?」
ちなつ「さぁ、なんででしょうかっ」
あかり「ええ!?う、うーん・・・まさかテレパ」
ちなつ「結衣先輩にもさっきあったから、なんとなくでしたー」パチパチ
あかり「え、結衣ちゃんにあったの!?」
ちなつ「さっきね」
あかり「そっかぁ・・・あの、結衣ちゃんなにか言っt」
ちなつ「好きな人にはさっさと告白した方が良いよ」
あかり「ふぇっ!?な、なにいきなり!?」カァ
ちなつ「どうせ好きなんでしょ?結衣先輩が・・・よっ」カチャカチャ
流石はちーな、彼女持ちは余裕だ
ちなつ「早くしないと誰かに取られちゃうんじゃないかな」
あかり「・・・ちなつ、ちゃん?」
ちなつ「ないない、あの馬鹿な先輩いるからね」
ちなつ「知ってた?結衣先輩、すっごい人気なんだよ、早くしないと手遅れに・・・」
あかり「・・・!」
ちなつ「・・・」
なんだかんだで七森中学は女子校だしな
あかり「・・・でも、告白、なんて」
あかり「あかり、は、結衣ちゃんなんかとはとても・・・」
ちなつ「釣り合わない?」
あかり「うん・・・」シュン
ちなつ「・・・釣り合わないと付き合っちゃ駄目?違うよ」
あかり「・・・え」
ちなつ「釣り合わないなら、釣り合うように努力すればいいんだよ、付き合ってから、さ」
ちなつ「最初から釣り合うカップルなんていないと思うよ?」
ちなつ「一緒にいて、傷付いて、支えあって、そうして釣り合っていくの」
ちなつ「付き合うってそう言うことだと私は思ってるんだ、だから」
ちなつ「・・・私は京子先輩に追い付くように頑張ってるの」
あかり「・・・ちなつちゃんが?」
ちなつ「うん」
ちなつ「驚いた?」クス
あかり「う、うん・・・てっきりちなつちゃんが京子ちゃんをお尻に敷いてるのかと・・・」
ちなつ「ふふ、あんな人なんだけど凄いんだよ。一緒にいるとどんどん置いてかれちゃうんだから」
あかり「・・・あはは、京子ちゃん、らしいね」
ちなつ「だから、そんなこと気にしなくてもいいと思うな、私は」ポン
ちなつ「頑張って、あかりちゃん」
あかり「・・・・・・うん」
あかり「うん、頑張る。あかり、頑張るから!」
ちなつ「ふふ、骨は拾うからね」ナデナデ
あかり「さんざん言っといて!?」
ちなつ「あははっ」
ちなつ(まぁ、二人とも両思いなんだけどね)
ちなつ「いーこいーこ」ナデナデ
あかり「もう、やめてよぉー!」プリプリ
あかり「じゃあ、明日・・・ゆいちゃんに・・・」
~屋上~
結衣「・・・好き、か。そっか、そうだよね。好きなんだあかりが」
結衣「・・・」スクッ
結衣「こんなもやもやが続くなら、いっそ。断られても、いい・・・だから」
結衣「伝えてみよう、私の気持ちを。あかりに」
結衣「明日・・・」
あかり&結衣
「「告白、しよう」」
~5日目・終了~
立て逃げをここまでやってくれてありがとう。寝る
素直に行くか、ちょっとの寄り道が生まれるかどうか
~六日目~
~七森中・夕方~
ピリリリッ
「・・・!」
「・・・すぅ、はぁー・・・」
ピッ
「もしもし・・・」
『・・・あかり?今、大丈夫かな』
あかり「うん・・・大丈夫」
『・・・話があるんだ。あかり、あの・・・よかったら屋上、来れる?』
あかり「屋上・・・?」スッ
結衣「」ヒラヒラ
『だめ、かな』
あかり「ううん、今行くね。待ってて」
『うん、待ってる』
ピッ
~屋上~
キィ
結衣「・・・!」
あかり「はぁ、はぁ・・・んく。お、お待たせ・・・」
結衣「そんな急いで来なくて良かったのに」クス
あかり「・・・えへへ、結衣ちゃんを待たせたくなくて」
あかり「それで、話って・・・?」
結衣「うん・・・」
結衣「・・・」
あかり「・・・」
結衣「・・・・・・」
あかり「・・・・・・」
結衣「えと・・・」
あかり「・・・」
結衣「その・・・」プイ
結衣「ちょっと、あの・・・」
あかり「結衣ちゃん」
結衣「ん?」
あかり「好きです、結衣ちゃんの事が」
キタ Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒(。A。)!!!
結衣「・・・!」
あかり「今まで、自覚なかったんだけど、あの日、結衣ちゃんの家に泊まって、家に帰ってから」
あかり「凄く、最近だけど」
あかり「あかりは結衣ちゃんが大好きなんだって気づきました」
あかり「だから」
あかり「だからあかりは結衣ちゃんが好きです、大好きです」
結衣「・・・」
結衣「・・・えと」
あかり「結衣ちゃんの髪が好き、声が好き」
あかり「仕草も匂いも、雰囲気も全部大好き」
あかり「それに、たまに見せてくれる結衣ちゃんの笑顔が好き」
あかり「あかりのクッキーを、美味しいって言ってくれた、また食べたいって言ってくれた」
あかり「・・・えと」
あかり「後は・・・後は・・・っ」
あかり「・・・んと、えっと・・・」
あかり「分からないけど、結衣ちゃんが好きですっ!だから・・・」カァ
あかり「だから、私と・・・私と・・・!」
結衣「・・・・・・」
結衣「ずるい、あかり」スッ
あかり「・・・っ!」ギュ
結衣「私の台詞、全部取っちゃうなんて」
サラッ
あかり「・・・ん」
結衣「先に私が言おうと思ったのに、な」
あかり「え・・・」
結衣「ねぇ、あかり。170時間の約束覚えてる・・・?」
あかり「・・・うん。170時間の、私の時間を、結衣ちゃんにあげる。覚えてるよ」
結衣「どんなことでも言うこと聞いてくれるんだよね」サラッ
あかり「・・・うん」
結衣「なら・・・さ。一つだけ、最後に聞いてもらえる、かな」
あかり「・・・」
あかり「・・・うん」ギュ
結衣「・・・・・・なら」
結衣「これからもあかりの時間を私に、少しだけ、ください」
あかり「・・・!」
結衣「私も、あかりが好き。一緒にいたい。ずっと、ずっと」
えんだぁー
結衣「全部なんて、言わないから、だから・・・」
結衣「あかりの時間を私に下さい」ギュウ
あかり「・・・・・・!」
あかり「・・・・・・」
あかり「・・・・・・少しだけで、いいの?」ギュ
結衣「え・・・?」
あかり「少しだけで、いいの?」
レポーター「木間市タワーが間も無く完成します!」
あかり「あかりは、やだよ・・・?少しだけなんて、それにあかりだけあげるなんて不公平だよ・・・」
結衣「え?」
あかり「あかりの時間を結衣ちゃんにあげる、ぜーんぶぜーんぶあげる。だから」
あかり「あかりにも、結衣ちゃんを、下さい・・・」ギュ
結衣「・・・うん、あげる全部、あげるよ」ギュウ
あかり「ほん、と・・・?」
結衣「うん、だから・・・さ、あの」
結衣「えと・・・」プイ
あかり「・・・」
ガシッ
結衣「!」
グィ
あかり「・・・」
結衣「あ、あかりさn」
チュ
結衣「!?」
あかり「・・・ん、えへへ。あかり、我慢できなかったから」カァァ
あかり「遅いよ、結衣ちゃん・・・ドキドキして死んじゃいそうだったよ?」
結衣「う・・・あ・・・」カァァ
あかり「だからね・・・」
スッ
結衣「・・・あか、り」
あかり「たくさん、たくさんキス、してほしいな・・・」
あかり「えへへ、あかり、前みたいに、もう、引かないよ」
チュ
あかり「・・・んっ。だから、だからね、結衣ちゃんも、私に」
結衣「・・・」
グイ
あかり「きゃっ」
チュー
あかり「んんっ・・・!?・・・ふ、あ・・・ん」プルプル
あかり「ん・・・ふ・・・」スッ
あかり「・・・ん」ギュ
あかり「・・・ふぁ、あむ・・・ちゅる・・・・・・はぁうぅ・・・」ギュウウ
あかり「・・・・・・ん・・・ぷは」
あかり「う、あ・・・」ガクン
結衣「わっとと・・・」ガシッ
あかり「あ、えへ、えへへ、腰抜けちゃった・・・こ、これはやりすぎだよ結衣、ちゃん・・・」
結衣「ごめん、自制が・・・」
キタ━━━━。゚+.ヽ(´∀`*)ノ ゚+.゚━━━━!!
あかり「もう・・・だめ、だから。このキス、き、禁止だからね」
結衣「でも、私は、したいよ、あかりと」
あかり「だめ・・・」プニ
結衣「んむ」
あかり「あかり達には早すぎるよ・・・これ」
結衣「ならいつからしていいの?」スッ
あかり「・・・ん」
あかり「あかりが結衣ちゃんと釣り合うまでは・・・お願い」
千歳「最近、ホントに血が足らんな・・・綾乃ちゃんが残されたのが可哀想やけど」
結衣「釣り合うまで・・・?」
あかり「うん、だからそれまでは、まって」
結衣「もう、釣り合ってると思うんだけど・・・」
あかり「」フルフル
あかり「駄目だよ、だって、あかり、結衣ちゃんに支えられてるから」ニコ
あかり「えへへ、やっぱりあかりはまだまだ」
あかり「だから・・・」
あかり「あかりが結衣ちゃんを支えてあげられるまでは、だから・・・」
結衣「・・・」
結衣「・・・わかった。あかりの言うこと、聞くよ」
あかり「・・・あの」
結衣「ごめんなさい、禁止」
チュ
~夜・屋上~
あかり「・・・ねぇ、結衣ちゃん」
結衣「・・・ん?」
あかり「夜になっちゃった、ね」
結衣「うん、星綺麗」
あかり「なんにも無いところだけど・・・こういうのはいいよねロマンチックで」ギュ
結衣「・・・うん、だね」ギュウ
あかり「・・・」
結衣「・・・」
あかり「あの二人もこんな気持ちだったのかな」
結衣「京子と、ちなつちゃん?」
あかり「うん。こう、好きな人と結ばれて、そのあとゆったりして」
あかり「安心したというか、心地よいドキドキ感というか・・・」
結衣「そうかもね」
あかり「ねぇ、結衣ちゃん」
結衣「ん?」
あかり「これからもずっと、一緒にいてくれる?」
結衣「・・・あかりは?」
あかり「結衣ちゃんが私を好きな限り、ずっと、ずっと」
結衣「じゃあ、死ぬまで一緒だ」
あかり「・・・!」
結衣「例えどんな事があっても、私はあかりを好きでいつづけるよ」
結衣「少なくとも今は、絶対」ギュ
あかり「・・・えへへ」
シエンヌ
あかり「私、結衣ちゃんを好きになって良かった・・・」
結衣「私も、きっかけはアレだったけど」
あかり「・・・だね」クス
あかり「これから、喧嘩もするかもしれないけど、絶対仲直りしようね」
結衣「クッキー、焼いてね」ナデ
あかり「うんっ」
あかり「結衣ちゃん、あのね・・・」ムクッ
結衣「・・・ん?」
あかり「だーい好きだよっ」スッ
結衣「私も、あかりの事が・・・大好き」
チュー
~六日目・終了~そして、~一日目・スタート~
~おわり~
おちゅー
以前書いた、京子「ちなつちゃん、よくも原稿を...」、のスピンオフと言うことでここは一つ
結あか、素敵だと思うの
ここまで読んでくれてありがとばいばいノシノシ
今日の鶏:ファミコン
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