ちなつ「ラーメン二郎?!」(130)
結衣「ちなつちゃん、おまたせ!」
ちなつ「あーっ!結衣せんぱあい♥」ブリブリ
結衣「待った?」
ちなつ「全然待ってないですぅ!!(と言いながら楽しみすぎて3時間前に来ちゃった♥)
ところで今日はおすすめのラーメン屋さんに連れて行ってくれるとか」
結衣「まぁ、気に入ってくれるといいんだけど・・・・・・」
ちなつ「結衣先輩の好きなものなら何でもだいしゅきです♥」
西台のつけ麺は美味いからくやしい
ちなつ(映画に続いて2回目のデート
結衣先輩との仲は着々と進展中♥
ここで結衣先輩の食べ物の好みを知ってもっと仲良くなりたいな!)
結衣「ちょ、ちょっとちなつちゃん、ち、近いよ」
ちなつ「えー、私も大好きです♥」ギュッ
結衣(話を聞いてください・・・・・・)
ちなつ「ところで結衣先輩の言ってたラーメン屋さんまで結構歩きますね」
結衣「もうすぐ見えてくると思うけど・・・・・・」
ちなつ「ん?こんな住宅街に突然行列が?
結衣先輩、あれ、なんでしょう?」
結衣「ああ、あれが今日行くラーメン屋さん、ラーメン二郎だよ!」
ちなつ「すっごーい行列♥ 結衣先輩、私ワクワクしてきちゃいました!」
結衣「ちなつちゃん、ちゃんと黒烏龍茶は買ってきた?」
ちなつ「はい♥」
結衣「この前言ったとおり、結構大盛りだから気をつけてね!!」
ちなつ「楽しみですぅ♥」
結衣「さぁ、ここだよー!」
おっさん「あ゛ぁ゛、ふあああああ」イライラ
若者「なぁ、この前ネンショーいったヒロ帰ってきたん?」
ヲタク「ふん゛」イライラ腕組
ちなつ(うわぁ・・・・・・客層悪っ・・・・・・)
結衣「すごい行列でしょ?」
ちなつ「わぁ、きっと人気店なんでしょうね!!」
ちなつ(何か、すごく店もボロボロだし、変な匂いがする・・・・・・)
ちなつ(きてる人は小太りとおっさんばっかり)
ちなつ「ゆ、結衣先輩は、どうしてここに?」
結衣「あ、うん、たまたま通りがかって入ったらさ、ハマっちゃってさ」
ちなつ(あぁ、結衣せんぱぁい、一人暮らしのさみしさからこんなところに)
結衣「取りあえずここに並ぼうか」
ちなつ「は、はい・・・・・・」
おっさん「ふぁぁぁああああ」イライラ
ヲタク「ムスッ」腕組
ちなつ(何でみんなこんな機嫌悪いのよ・・・・・・)
結衣「ちなつちゃん、入ったら食券買ってね、豚入りがオススメだよ」
ちなつ「豚、ですか?」
結衣「そう、二郎ではチャーシューのことを豚と呼んでるんだ」
ちなつ「へぇ・・・・・・」
結衣「それから、席に着いたら『にんにく入れますか?』って聞かれるから、その時にトッピングを頼むんだよ」
ちなつ「面白いですねぇ!」
結衣「野菜大盛りと背脂多めと醤油の多めができるから」
ちなつ「じゃあ、せっかくなので野菜多めでお願いします」
結衣「それじゃあ、野菜マシマシって言ってね 結構多いけど・・・・・・」
ちなつ「大丈夫です!最近美容のために野菜食べてるんで!
野菜だったらいくらでも食べちゃいますよ~♥」
結衣「そか、それならよかった!」
麺半分か少なめくらいにしないと、飽きてもう来たくなくなる
まあ行くんですけど
結衣「あ、列が動いたね」ゾロゾロ
ちなつ「結構並びますねぇ」ゾロゾロ
店員「食券の方おねがいしまーす」
結衣「ちなつちゃん、何がいい?」
ちなつ「じゃあ結衣先輩のいう豚入りで♥」
結衣「わかった!小豚にしとくね」
ちなつ(結衣先輩、すっごく楽しそう・・・・・・よかった、ここに来て♥)
結衣「私は大豚ダブルと」
ちなつ「あ、結衣先輩、もうすぐ入れそうですよ」
結衣「うん、あ、多分次にあそこの並び席空くから、ちょうど良かったね!」
ちなつ「はい♥」
店員「2名様、カウンター5番6番どうぞ」
結衣「いよいよだ!」
ちなつ「はい♥」(結衣先輩楽しそう)
おっさん「ごっそさん!」ゴシゴシ
結衣「あ、ちなつちゃん、二郎ではああいうふうに食べ終わったら、布巾で自分のテーブルを拭くんだよ」
ちなつ「へぇ・・・・・・」
結衣「よいしょっと」
ちなつ「んしょっと」チョコン
店主「ふう~」サクサク
ちなつ(見たところ、普通のラーメン屋さんね、何か野菜をゆでてるみたい)
店主「しょいっしょっと」ワサッ
ちなつ(野菜を手づかみでとって、)
店主「・・・・・・」ベチャッ
ちなつ(ラーメンの丼ぶりに盛り付けた)
丼ぶり「・・・・・・」ダラダラ
ちなつ(ちょ・・・・・・汁こぼれちゃってるし・・・・・・)
丼ぶり「・・・・・・」ボトボト
ちなつ(あ、野菜が溢れてる・・・・・・そりゃあれだけ盛り付ければね)
店主「おっ」ワシッ
ちなつ(あーテーブルに落ちた野菜もったいないなぁ・・・・・・)
店主「ふん」グイッ
ちなつ(と、思ったら入れたぁあああ!!!丼ぶりに戻しちゃった)
ちなつ(お世辞にも綺麗と言えないキッチンに落とした野菜を)
ちなつ(そのまんま丼ぶりに戻しちゃった・・・・・・)
店主「・・・・・・」グイッグイ
ちなつ(手で押さえつける度に丼からスープが溢れてる・・・・・・)
店主「・・・・・・」ジイッ
ちなつ(何見てるの?そこはキッチンじゃないわよ、落ちた野菜は使えないよ)
店主「・・・・・・」グイッ
ちなつ(ぎゃあああああああああ)
店主「・・・・・・」( ´∀`)つ ミ
ちなつ(また鍋に入れちゃった・・・・・・落ちた野菜を・・・・・・鍋に・・・・・・)
ちなつ(熱湯消毒ってわけなの?まともじゃないよ・・・・・・)
ちなつ(てか、鍋きったねぇええええええええ)
ちなつ(何で野菜を茹でる鍋なのに黄色なの!?それ何の色!?)
ちなつ(あ、チャーシューを取り出したわね)
店主「・・・・・・」スパッスパッ
ちなつ(あーチャーシューを切ってる・・・・・・大きさがまばらだなぁ・・・・・・)
店主「・・・・・・」ジイッ
ちなつ(余ったチャーシューとチャーシューの糸くずを見つめて・・・・・・)
店主「・・・・・・」( ´∀`)つ ミ
ちなつ(逝ったあああああああ!!!!!!野菜鍋に入れたああああああ!!!!!!)
ちなつ(そこゴミ箱じゃねぇから!!!!!!!!!)
店主「・・・・・・」ジィッ
ちなつ(え、キッチンに落ちてた謎の黒い物体を見つめて・・・・・・)
店主「・・・・・・」( ´∀`)つ ミ
ちなつ(逝ったあああああ!!!本当のゴミ、鍋に入れちゃったあああああ!!!!)
ちなつ(もう完全にゴミ箱だよ;;そりゃ黄色くもなるよ・・・・・・)
ちなつ(てか、野菜マシマシの野菜って・・・・・・まさかあの野菜!?!?!?)
ちなつ「ゆ、結衣せんぱぁい・・・・・・」
結衣「ん?どうしたの?」
ちなつ「きょ、今日はお腹いっぱいなので、野菜はいらないかなって」
結衣「そうなの?野菜も美味しいんだけどな、じゃあ野菜無しっていいなよ」
ちなつ「はぁい♥」(これで当面の危機は回避したわ)
店主「・・・・・・」ジイッ
ちなつ(あ、麺が茹で上がりそうなのね)
店主「・・・・・・」バクッ
ちなつ(ね、熱湯に素手を入れて、麺を食べちゃった・・・・・・)
店主「・・・・・・」ウンウン
ちなつ(ねぇ、その唾のついた手どうするの?おじさんと間接キスなんて嫌よ)
店主「・・・・・・」グイッ
ちなつ(野菜つまんだあああああああ!!!!無意味に野菜に擦り付けたああああ!!!!)
ちなつ(もうあの野菜の汚染度はMAXだよ!!!)
ちなつ(あんな汚い食物この世にないレベルだよ!!!!)
ちなつ(ゴミといっしょに煮られて、布巾替わりにされるなんて)
ちなつ(あかりちゃんがいたら、野菜さんが可哀相って泣いちゃうレベルだよ)
店主「・・・・・・」フゥ
ちなつ(今、何で遠くを見つめて黄昏たの?)
店主「・・・・・・」シャッシャッ
ちなつ(これが湯切りってやつね)
店主「・・・・・・」ドバドバ
ちなつ(何で一々こぼすの?ねぇわざと?わざとなの?)
丼ぶり「・・・・・・」ダラー
ちなつ(ほら、キッチンに溢れてる)
店主「・・・・・・」シャッシャッ
ちなつ(全然気にしてないっ!!!!)
どこだよこれw
店主「・・・・・・」ジィッ
ちなつ(何か別の鍋を見てる・・・・・・)
ちなつ(てか、鍋茶色っ!!!煮る部分は兎も角、外側まで茶色だよ!!!)
ちなつ(吹きこぼれたら、ちゃんと拭かないとああなっちゃうんだよね)
店主「・・・・・・」スッ
ちなつ(お、タモみたいなので、何か掬ってる)
店主「・・・・・・」ドバドバッ
ちなつ(な、なにあのプルプルしたのは?)
ちなつ(何か白いのに茶色い謎の物体が絡みついてる)
ちなつ(ところどころPCの電源ケーブルくらいの太さのホースみたいなが出てる)
店主「・・・・・・」テクテク
ちなつ(何あれ、気持ち悪い・・・・・・何に使うのよ・・・・・・)
店主「・・・・・・」ブンブンッ
ちなつ(と、思ったら逝ったあああああああああ!!!)
ちなつ(タモの上で振るって丼に入れちゃった!!!!!!!)
キッチン「・・・・・・」ベチョベチョ
ちなつ(変な物体キッチンに付着したあああああああああああ!!!!!!)
店主「・・・・・・」ドヤッ
ちなつ(何ドヤ顔してるんだよ、てめええええええええ)
ちなつ「結衣先輩、あれはなんですか?」
結衣「ん?背脂、あれを入れるとコクが出るんだよ」
ちなつ「そんなもんですか」
結衣「うん、あれが美味しいんだ」
ちなつ「ハハッ・・・・・・」(結衣先輩、戻ってきてください・・・・・・)
店主「・・・・・・」ジイッ
ちなつ(この店主の一挙手一動には目が離せないわね)
店主「お客さーん、にんにく入れますか?」
ヲタク「野菜マシマシ、にんにく、アブラ多めで!!」
ちなつ(私は野菜なし、よね)
店主「・・・・・・」グイッ!
ちなつ(よくあんなもの平然と食べれるわね・・・・・・)
丼ぶり「・・・・・・」ボトボト
ちなつ(また落としたあああああ!!!!!!)
店主「おっ・・・・・・」
ちなつ(醤油とゴミと付着した変な物体をたっぷり吸った野菜を・・・・・・・)
店主「・・・・・・」グイッ!!!!
ちなつ(そのまんな逝ったああああああああああああああ!!!!!!!!)
ちなつ(隣のオタクさんはッ!)チラッ
ヲタク「ニタニタ」
ちなつ(何故か嬉しそうだあああああああああ!!!!!!!!!)
俺「小つけ少なめで」
俺「ニンニクマシマシアブラ少し」
俺はまだ大丈夫だ
店主「はい、そこのお嬢さん」
結衣「ヤサイニンニクアブラマシマシカラメで!!!!」
店主「はいよっ!!!」
店主「ベトベトボチョボチョグチャグチャ」
店主「はい、どうぞ!!!」
丼ぶり「・・・・・・」ダラダラ・・・・・・ボトゥ←野菜が落ちた音
ちなつ(結衣先輩、あんたすごいよ・・・・・・)
店主「はい、隣のお嬢ちゃん、ニンニク入れますか?」
ちなつ「あ、野菜なしでお願いします♥」
店主「にんにくとカラメとアブラはどうする?」
ちなつ「あ、それもなしで」
店主「あいよっ!!!」
結衣「ちなつちゃん、量、多そうだった」
ちなつ「私にはちょっと難しいかなぁと♥」
店主「ベタベタボチョボチョグチョグチョ」
店主「はい、どうぞ!!」
店主「次隣のお兄さん」
兄さん「やさいなんとか・・・・・・」
結衣「さぁ、ちなつちゃん、美味しいよ、食べてみて」
ちなつ「・・・・・・」
ちなつ(どうしよう、目の前に出されたこの物体)
ちなつ(しかも全然盛られてないのに嫌がらせのように丼ぶりから醤油が垂れてる)
ちなつ(4分の3が脂身のチャーシュー・・・・・・太い麺・・・・・・)
結衣「ん、あまりの大きさに面食らっちゃった?」
ちなつ「・・・・・・」チラッ
結衣「ああ、おいしい!!ちなつちゃんも早く食べなよ!!」
ちなつ(でも、ここで結衣先輩の期待を裏切るわけには)
結衣「ほら、熱いうちに!!」
ちなつ(えーい、チーナ!!!汚いは一瞬!!!結衣先輩のハートは永遠よっ!!!)
ちなつ「いただきまぁす!!!」バクっ!!!
ちなつ(まじいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!!!!!!!)
ちなつ(まっじいいいいいいい!!!!!なにこれ!?!?)
ちなつ(どうしたら、こんなにラーメンをまずく作れるのよっ!!!)
ちなつ(うどんに直接さしみ醤油をつけて食べてるみたい!!!!)
ちなつ(しかも、このうどん、硬い麺と柔らかい麺が一緒くただし、)
ちなつ(何より全然コシがない・・・・・・)
結衣「いやぁ、二郎はおいしいなぁ!!!」ムシャムシャ
ちなつ(何でこれが美味しいと思うの?結衣先輩・・・・・・)
ちなつ(将来、私の手料理で満足してくれるかしら・・・・・・)
ちなつ(ど、どういうことかしら・・・・・・)
店主「ニタッ」
ちなつ(あれ?店長さんの握ってるあの白い粉?小麦粉?手づかみしてるようだけど・・・・・・)
店主「・・・・・・」ドバッ
ちなつ(逝ったあああああああ!!!!白い粉スープに入れてる!!!!!)
ちなつ(ラーメンの材料に白い粉・・・・・・!?何、あれ?)
ちなつ(え、まさか、コ○イン・・・・・・!?)
ちなつ(でも、コ○インだったら、イライラしてるお客さんも、結衣先輩の味覚も説明がつくわ)
※化学調味料らしいです
一回目「なんぞこれ…ラーメンじゃねえよこんなもん、二度と食わないわ」
二回目「二郎ってどんな味だっけ。なんか前回は必死で食べてたからな。麺減らして冷静に食べてみよう」
三回目「やべぇ一昨日食べたばっかだけど来ちゃった。ニンニクカラメアブラ!」
ちなつ(どうしよう!!こんな危ない食べものだったなんて!!!)
結衣「どうしたの?ちなつちゃん?」キラキラ
ちなつ(前門には結衣先輩の期待)
店長「ニタッッ」
ちなつ(後門には汚物入りドラッグラーメン量産の店長さん)
ヲタク「ロッドを乱す奴はごにょごにょ」
ちなつ(横には早くたべろと催促するヲタクさん)
ちなつ(逃げられる雰囲気じゃ・・・・・・)
ちなつ「えーい、ままよっ!!!」バクバクッ
ちなつ(おえええええええええええええ)
ちなつ「ゴホッゴホッ、わ、わぁ!!美味しいなぁ!!!!」
結衣「ちなつちゃん、すごい勢い!気に入ってくれたんだね!!!」
ちなつ「生臭い小麦粉の刺身を醤油につけて食べてると思えばっっ!!!!」
結衣「ん?何か言った?」
ちなつ「いえ、おいしいです、結衣先輩!!!」
結衣「泣くほど美味しいなんて、本当連れてきた甲斐があったよ」
店主「・・・・・・」コトッ
結衣「ちなつちゃん、良かったね!店主さんが野菜サービスだって!別の皿に盛り付けてくれたみたいだよ」
結衣「今の、ちなつちゃんの勢いだったら食べれそうだね!」
ちなつ「わ、わぁい・・・・・・うれしいなぁ・・・・・・うっ、うっ」
結衣「野菜くらいでそんなに泣いちゃダメだよ・・・・・・」
結衣「ふぅ、美味しかったぁ!!!」
ちなつ「・・・・・・ゴホッゴホッ」ゲッソリッ
結衣「さぁいこっか」
ちなつ「はい・・・・・・あ、この布巾でテーブル拭くんでしたね」プーン
ちなつ(布巾くっせええええええ!!!!!!!!!!!!!!)
結衣「どうしたの?」
ちなつ「あ、すみません、ぼおっとしちゃって・・・・・・」
ちなつ(もう何でもいいや)ゴシゴシ
結衣「あ、ちなつちゃん、こっちも拭いてくれてありがとう」
ちなつ「いえ・・・・・・」
結衣「さぁ、食べたあとに黒烏龍茶飲むといいよ!すっきりしてまた来たくなるんだ」
ちなつ「はい・・・・・・」ゴクゴク
ちなつ(うっ、手がすっぱ臭い・・・・・・布巾の匂いだ)
ちなつ(誕生日にお母さんに買ってもらった服もにんにく臭くなっちゃったし・・・・・・)
ちなつ(体内は薬物で汚染された・・・・・・)
ちなつ(せっかくお洒落してデートに来たのに・・・・・・)
ちなつ(あんまりだよぉ・・・・・・)
ちなつ「・・・・・・」(´;ω;`)
結衣「あ、ちなつちゃん、ありがとね」
ちなつ「・・・・・・どうしたんですか?」
結衣「前にあかりや京子ときたときはさ、みんな残しちゃったんだ」
結衣「でも、ちなつちゃんは全部食べてくれた」
結衣「無理、してない?」
ちなつ「・・・・・・結衣先輩」
結衣「あかりなんかさ、この店汚すぎるよ!って言いながら帰っちゃったし」
ちなつ(あかりちゃん正直すぎ・・・・・・)
結衣「でもちなつちゃんは、二郎の美味しさをわかってくれた
本当に嬉しいよ」
ちなつ(ゆいせんぱい・・・・・・)
ちなつ「実は、私も二郎、あんまり楽しめませんでした」
結衣「え?」
ちなつ「キッチンに目が行ってしまって・・・・・・でも!!!
楽しそうにしてる結衣先輩の顔を見て、きっと私も二郎が好きになれる気がしました!」
結衣「でも合わないんじゃ・・・・・・?」
ちなつ「結衣先輩の好きなこと何でも知りたいんです!!!」
結衣「え、どうし・・・・・・」
ちなつ「結衣先輩のこと、大好きだから・・・・・・」
結衣「ちなつちゃん・・・・・・」
ちなつ「結衣先輩・・・・・・」
結衣はちなつの肩を掴むとそっと唇を寄せてキスをした。
ちなつのセカンドキスは、憧れの先輩とニンニクマシマシの味がしたそうな・・・・・・。
・・・・・・!!!って!!!
これじゃあ、私がこのあともずっと、二郎食べ続けることになっちゃうじゃないですか!!!!
ちなつ「もっとちゃんと作戦考えてくださいよ!!!京子先輩!!!!」
京子「ちなつちゃんを結衣の二郎通いの生贄にする作戦はしっぱいしたかっ!」
結衣「ねぇ、みんな今度の土曜日空いてる!!!」
一同「た、助けてえええええええ!!!!」
―FIN―
え
どういうこと
長くなりましたがこのSSはこれで終わりです。
ここまで支援、保守をしてくれた方々本当にありがとうごさいま した!
パート化に至らずこのスレで完結できたのは皆さんのおかげです (正直ぎりぎりでした(汗)
今読み返すと、中盤での伏線引きやエロシーンにおける表現等、 これまでの自分の作品の中では一番の出来だったと感じていま す。
皆さんがこのSSを読み何を思い、何を考え、どのような感情に浸 れたのか、それは人それぞれだと思います。 少しでもこのSSを読んで「自分もがんばろう!」という気持ちに なってくれた方がいれば嬉しいです。
長編となりましたが、ここまでお付き合い頂き本当に本当にあり がとうございました。
またいつかスレを立てることがあれば、その時はまたよろしくお 願いします! ではこれにて。
>>108
実は最初から京子の考えた紙芝居だったという
もはや人間の食べ物じゃない二郎を食べたせいで体重が大学入学時63kgから卒業時85kgまで増加した僕ですが、
数々の二郎の調理を見てきたと自負しています!!!
まぁ、ここまでひどい店は最近はほとんどないですが、もう二郎じゃないみ・・・・・・おっと誰か来たようだ
という訳でお疲れさまでした!!!
ちなみに僕はチーナと違ってどんな野菜も肉も食べられます!!(ドオヤァ
これどこの店がモデルなの?
ちなつのセカンドキスって千歳じゃね?
このSSまとめへのコメント
このSSまとめにはまだコメントがありません