京子「大晦日!」 (30)
2chが鯖落ちしてるんでこっちに投下します。のんびり投下です
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12/31 14:30
~歳納家~
京子「うーん、暇だなぁ」ゴロゴロ
京子「親は初日の出見に行くって言って、旅行いっちゃったしー」
京子「結衣は『実家に帰るから遊びにきても無駄だぞ』って言ってたしー」
京子「あかりんちとかちなつちゃんちとかもいろいろ忙しいだろうから行くわけにもいかないしー」
京子「あー、大晦日ってすごく暇ー」ゴロゴロ
京子「……とりあえず、何か買ってくるか」ムクリ
~コンビニ~
15:00
店員「アジャジャシター」
京子「ふぅ、こんだけお菓子ありゃ十分でしょー」
京子「あれ、そういえば、一緒に誰か行くとか言ってたような」
京子「確か……」
~~~~
京子「ところで誰と行くのー」
京子母「杉浦さんのとこよ」
京子「へー」
~~~~
京子「……」
京子「杉浦……」
京子「綾乃1人じゃね?!」
京子「そうと決まれば、早速綾乃んち行かないと!」
~杉浦家の前~
京子「到着ー!」
京子「あれ?」
綾乃「……」ズーン
京子「綾乃ー?」
綾乃「と、歳納京子?!」
京子「玄関の前で何座り込んでるの?制服姿で」
綾乃「こ、これは!その……」
京子「あ、もしかして、生徒会で仕事したから出かけたのはいいけど、親が出かけるのに鍵忘れてたパターンでしょ!」
綾乃「……うん」
京子「ですよねー」
京子「なら、私の家来ればいいじゃん」
綾乃「そ、そんな必要ないないナイアガラよ!」
京子「じゃあ、他に行くあてあるの?」
綾乃「うっ…」
京子「大晦日に家に1人でいるの私ぐらいでしょ?」
綾乃「それはそうだけど…」
京子「なら決まりね!よし行こう!」ギュッ
綾乃「ふぇっ?!ちょ、ちょっと歳納京子待って!」
~歳納家~
15:50
綾乃(うぅ…成り行きでこんなことに…)ソワソワ
京子「じゃあ、私飲み物取ってくるから」
綾乃「あ、うん」
バタン
綾乃「……」
綾乃「こ、ここが歳納京子の部屋……」
綾乃「……」ゴクリ
ガチャ
京子「あれ、お茶しかないや。ついでに何か買っとけばよかった」
京子「まあいいか」パタン
京子「さーてと……」
京子「あの綾乃が私の部屋に1人でいて何もしないとは思えないんだよねー」
京子「音立てないように……」ソロリ……ソロリ……
京子「さーて、綾乃は何してるかなー」ジー
綾乃「こ、これが歳納京子の布団……」
綾乃「に、匂いを嗅ぐだけなら……」クンカクンカ
京子「うーん、思ったより普通だったけど、綾乃ってやっぱり……」
京子「さてと、入りますか」
京子「綾乃ー!」バーン
綾乃「と、歳納京子!?ち、違うのこれは!」アタフタ
京子「ほう、綾乃……もしかして」
綾乃「え、えーっと……」カオマッカ
京子「お昼寝したかったのかな?」
綾乃「……あ、うん、そうよ」
京子「じゃあ、一緒にお昼寝しようぜー!」
綾乃「ふぇ?」
京子「いいからいいから」
綾乃「ちょ、歳納京子?!」
~オフトン~
京子「ねぇー、綾乃ーこっち向いてってばー」
綾乃「べ、別にいいじゃないの!(こんな顔、歳納京子に向けられるわけないじゃない……)」
京子「なんでー?なら綾乃に抱きつくまで!」ダキッ
綾乃「ちょ、いきなり何よ!」
京子「だって綾乃暖かいんだもーん」
綾乃「うぅ」
綾乃(ドキドキしてて寝れるわけないじゃない)
綾乃(……そういえば、さっきから歳納京子喋ってないような)チラッ
京子「Zzz……」
綾乃(いつの間に寝てる)
綾乃(それにしても歳納京子の寝顔可愛いわね)
綾乃「……おやすみ、歳納京子」ギュッ
??:??
京子「やばい寝すぎた、今何時?」
時計「もう8時半だが」
京子「……それマジ?」
時計「マジ」
京子「……」
京子「綾乃、起きて!もう8時半!」
綾乃「うーん……あと30分……」
京子「大晦日終わっちゃうよ!あと綾乃、いつまで私に抱きついてるの!」
綾乃「あれ、歳納京子がいる?そうよね、これは夢よね」
京子「綾乃、寝ぼけてないで目覚まして。これ現実」
綾乃「そうか、これは現実……え?」
京子「おはよう、綾乃」
綾乃「ちょ、歳納京子?!なんでここに!?」
京子「だってここ私の部屋だし、そもそも私と一緒に寝たじゃん」
綾乃「……そういえばそうだったわ」
京子「全く、綾乃ってばおっちょこちょいなんだからー」
綾乃「う、うるさいサイパン島なんだからね!」
21:30
京子「さて、年越しそばも食べたところだし」
京子「お風呂沸いたけど入るー?」
綾乃「え、い、一緒に?!」
京子「え?」
綾乃「あ、やっぱりいまのなし!」
京子「……入りたいなら、一緒に入るけど?」
綾乃「!?べ、別にそんなわけじゃ……」
京子「……」
綾乃「……わかったわよ」
京子「ありがとう、綾乃!」
綾乃「べ、別に仕方なくなんだからね!」
~風呂~
カポーン
京子「ねー、綾乃?なんで私たち背中合わせでお風呂入ってるの?」
綾乃「だ、だってこんな狭いお風呂で2人で入ってるから……」
京子「女の子同士なんだから別にいいじゃーん」
京子「それに私たち、友達じゃん」
綾乃「……そうよね、私たち友達だものね」
京子「……」
京子「それとも綾乃は」ギュッ
綾乃「え?」
京子「私と友達よりも上の関係になりたいの?」
綾乃「……」
京子「私ね、綾乃といると楽しいし、すごくドキドキするんだよ?」
綾乃「……」
京子「だからね、私、綾乃のことが……」
綾乃「待って!」クルリ
京子「?!」
綾乃「そこから先は私が言うから」
京子「……わかった」
綾乃「私はね、歳納京子と始めて会った時から、ずっとあなたを見る度にドキドキしてた」
綾乃「今まで誤魔化し続けてたけど、もう気持ちに嘘なんかつきたくない」
綾乃「私は歳納京子のことが……」
綾乃「……好きです。付き合ってください」
京子「……ありがとう、綾乃。私も好きだよ」
綾乃「ほんとうに?」
京子「もちろん」ニコッ
綾乃「……嬉しい」グスッ
京子「全く、綾乃ってばすぐに泣くんだから」
綾乃「しょ、しょうがないでしょ!嬉しくて余裕有馬温泉なんだから!」
京子「でも、私も勘違いだったらどうしようかと思ってたから、嬉しかったよ」
綾乃「お互い様じゃないの」
京子「そうだね」
京子「じゃ、恋人になったところだし、キスしよっか」
綾乃「ふぇ、ま、待って、心の準備が」アタフタ
京子「わ、私だって、すごくドキドキしてるんだからさ、気にしないの」
綾乃「……そ、それはそうよね」
京子「じゃあ綾乃いくよ」
綾乃「ええ」
ーーーー
ーーー
ーー
23:55
~部屋~
京子「もう後少しで年明けかー」
綾乃「そうね、もう年が明けるとは思えないわ」
京子「今年は楽しかったよね、綾乃」
綾乃「……うん」
京子「今日は綾乃がいてくれてほんとに楽しかったよ」
綾乃「こっちこそ今日はありがと、歳納京子」
23:59
京子「あ、そろそろカウントダウン始まるよ!」
綾乃「え、ちょ、ちょっと待って!」
京子「5!」
綾乃「4!」
京子「3!」
綾乃「2!」
京子・綾乃「1!」
. A HAPPY NEW YEAR!
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京子「……ついに2014年かー」
綾乃「……もう2014年なのね」
京子「綾乃!」
綾乃「な、なに?」
京子「あけましておめでとう!今年もよろしくね!」
綾乃「……こちらこそよろしくなんだからね!歳納京子!」
おわれ
駄文に付き合っていただいてありがとうございます
今年はゆるゆり3期が放送することを期待してます
それでは、今年もよろしく!
(あとでHTML化依頼出しときます)
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