誠「・・・ここで待ち伏せしよう」

れんげ「・・・」ジー

蛍「どうしたの？」

れんげ「なんか変な人があそこに隠れてるん」

蛍「変な人？」

誠「ふひひひ」

蛍「」

れんげ「な？」

蛍「れんげちゃん逃げよう！」ガシッ

れんげ「あうー」

誠「まだかなまだかな～ふひひ」

誠「・・・遅い」

誠「もうとっくに日が暮れてる」

誠「うーん、今日は違うルートで帰ったのかな」

誠「リサーチ不足だったな」

誠「一度帰って計画を練り直すか」

蛍「はぁはぁはぁ」

れんげ「お疲れ様です」

夏海「どったのほたるん？そんなに息切らして」

夏海「クマにでも会った？」

蛍「へへへへんへん」

夏海「へん？」

蛍「変質者がぁー」

夏海「変質者？」

小鞠「変質者？変態のこと？」

蛍「！先輩ー」ガシッ

小鞠「うわっ」

蛍「うわぁーん怖かったよぉー」

小鞠「よしよし、もう大丈夫だよ」

夏海「れんちょん、いつものオッサンじゃなかったのか？」

れんげ「違うのん、もっと若かったのんなー」

スクイズ見たこと無いんだろうな

夏海「ってことは酔っ払ってすぐ脱ぐ酒屋のおっちゃんじゃないのか」

れんげ「ちがうのん」

夏海「若いってどんぐらい？」

れんげ「うーん」

れんげ「こんくらいなのん」両手ひろげる

夏海「ほう、こんくらいかぁ」

小鞠「ぜんぜんわかんないよ！」

れんげ「ジョークなのん」

夏海「ジョークだよ」

小鞠「そんな場合じゃないでしょ！」

>>11

アニメはつい最近見た

蛍「ぐすっぐすっ」

夏海「ほたるんはかなりビビってるけど・・・」

れんげ「？」

小鞠「すごいね」

夏海「とりあえず今日は二人とも泊まってく？」

小鞠「それがいいかもね」

夏海「母ちゃんに変質者のことは任せようー」

誠「・・・よし」

誠「明日もう一度トライだ」

誠「ふふふ」

～次の日～

マッマ「もしもし？駐在さん？実はね・・・」







一穂「というわけでー今日は村人総出で山狩りを行いまーす」

夏海「えー」

卓「・・・」

れんげ「おー」

小鞠「はぁ」

蛍「えっ？・・・え？」

一穂「質問ある？」

蛍「あのー」

一穂「はい、どうぞ」

蛍「具体的には何をするんですか？」

一穂「山狩り」

蛍「・・・山狩り？」

一穂「うん」

蛍「あ、危なくないですか？」

一穂「大丈夫大丈夫、うちらは駐在さん組だから一番安全だよ」

蛍「私達は残ったほうが・・・」

一穂「村ががら空きになるからねぇ、今回みたいなときは逆に危険だよ」

蛍「は、はぁそうですか」

夏海「でもさーたかが変質者に大袈裟じゃない？」

小鞠「確かに・・・」

一穂「まぁそうなんだけどねぇ、最近山によそ者が住み着いてるみたいで畑が荒らされたりしてるんよ」

夏海「へぇ」

れんげ「そういえば駄菓子屋もパンツ無くなったって騒いでたん」

駐在「おっみんな揃ったか」

小鞠「こんにちはー」

駐在「おう、こんちゃー」

駐在「んじゃ行くべ」

夏海「面倒だなー」

誠「ん・・・ふわぁ」

誠「よくねたぁ」

誠「うーん空気がうまい」

誠「しかしなぁ世界や言葉から逃げ切れたのはよかったんだが・・・セックス出来ないのがなぁ、金もないしなぁ」

誠「そんなことより朝飯を調達しなきゃな」

誠「♪～」

誠「ん？」

誠「やべっ」ササッ

駐在「いたかー？」

オッサン「いやーいないー」

おばちゃん「こっちにもいないよー」

誠「な、なんだぁ？」

誠「何やってんだ？」

夏海「変態ーでてこーい！」

小鞠「やめなよ夏海、ホントに来たらどーすんの！」

夏海「姉ちゃんビビり～」

小鞠「そ、そんなことないよ！ねーほたるん！」

蛍「・・・」

小鞠「あれ？」

卓「・・・」シュッシュッ

夏海「何やってんの？しゃどーぼくしんぐ？」

卓「・・・」ｺｸｺｸ

れんげ「にゃん」

れんげ「ぱすーーー」

誠「ん？あそこにいるのは・・・れんげちゃんじゃないか」

誠「うん、かわいいなぁ」

誠「まさかあっちから来てくださるとわ」

れんげ「にゃんぱすー」

誠「おっれんげちゃんの挨拶だ、これは答えなくては」

誠「にゃん」

誠「ぱすぅううううーーーー」

すみません
１時間弱くらい年越蕎麦の天ぷら揚げに行ってきます
残ってたらまた書きます

駐在「！」

おばちゃん「！」

オッサン「！」

れんげ「！いたのん！」

駐在「いたぞ！逃がすなぁああ」

オッサン「うおおお」

おばちゃん「きゃー」

卓「・・・」ﾀﾞｯｼｭ

夏海「は、はやっ」

蛍「ひぃい変態変態」

小鞠「ひぃい」

天ぷらまだはやいそうです
台所からたたき出されのでまだ書きます

誠「ん？なんだ？」

駐在「おらぁそこにいろぉお」

オッサン「おおお」

卓「・・・」ﾀﾞｯｼｭ

誠「」

誠「チッ俺を探してたのか！まさか言葉か世界の手先がこんな所にまで」

誠「逃げなきゃ殺される」

誠「わああああ」

駐在「逃げたぞ！」

駐在「追え！」

オッサン「反対側から山狩りしてる奴らに連絡を！」

マッマ「！反対側から連絡あり！」

マッマ「こっちに向かって逃げたみたいよ！」

酒屋「おうっ、みんなぁ気ぃ引き締めてくぞぉお」

酒屋「捕まえたやつには家で一番高い酒をくれてやらぁ」

おじさん「おおー」

駄菓子屋「よっしゃぁ」

誠「はぁはぁはぁ」

誠「奴らとは反対側に全速力で山を下れば絶対に追いつかれないはずだ！」

誠「ははは」

誠「くそポリにじじいめっ、高校生の俺に勝てるわけねーだろ」

誠「まだ山頂にも達してないだろ」チラッ

卓「・・・」ﾀﾞｯｼｭ

誠「」

誠「ひぃいいいい」

誠「はやすぎはやすぎだあああああ」

誠「わあああああ」