れんげ「今日は甘えたさんの気分なんなー」 (104)
れんげ「アニメも終わっちゃってこの頃人恋しいのん…」
れんげ「どこか達観して見られがちなウチですが、まだまだ小学一年生…」
れんげ「誰かに思いっ切り甘えたい日だってあるん」
れんげ「……」
れんげ「>>5に甘えに行くのん」
駄菓子屋
れんげ「やっぱり駄菓子屋がいいと思うん。働いてる大人だし、ある意味ねえねえよりしっかりしてるん」
れんげ「それに時々ウチにだけ内緒で優しくしてくれたりするから駄菓子屋好きなんなー」
れんげ「駄菓子屋ー遊びにきたのーん」
楓「お、わりぃれんげ、ちょっと出かける用事できたからまた今度な」
れんげ「えーっ、ウチせっかく遊びにきたんに…」ヨイショ
楓「おい、膝に乗るなって…仕事なんだってば…」
れんげ「ウチ今日はなんだか駄菓子屋に甘えたい気分なん…」スリスリ
楓「なっ///」
楓「ま、まあ考えてみればそんなに大事な用ってわけでもなかったかな…」
れんげ「ウチと一緒にいてくれるん?」
楓「あぁ、でも暗くなったら帰れよ?」
れんげ「嬉しいん!やっぱり駄菓子屋を選んで正解だったん!」
楓「大袈裟なやつ…」ナデナデ
れんげ「あんな…それじゃあウチ、駄菓子屋に>>12してほしいん」
ジャイアントスイング
れんげ「駄菓子屋!ジャイアントスイングしてほしいん!」
楓「じゃ、ジャイアントスイング!?」
れんげ「こないだめちゃイケで見たん!加藤がアイドルにぐるぐるーって!」
楓「あぁ…そういうやあ炎上してたっけな…」
楓「でも危ない遊びはダメだ。ケガでもしたらどうすんだ?」
れんげ「ええーっ…でもおもしろいと思ったのん…」
楓「危ない目に遭わすようなお願いなら聞けないな」
れんげ「駄菓子屋は優しいんな」ギュ
楓「と、当然のことだよ…私はもうほとんどお前の保護者みたいなもんだし…」
れんげ「駄菓子屋は優しいからジャイアントスイングも優しくできるはずなんな?」
楓「///」
楓「し、しかたねーなー 机とか片づけるから手伝えよ?」
楓「うおおおおおお!どおおおおおだあああああれんげええええ!」グルングルン
れんげ「すごいいいいいん!世界がぐるんぐるんなってるのおおおおおおおん!」グルングルン
楓「あんまり喋ると舌噛むぞおおおおお!」グルングルン
楓「はぁはぁ…うえっ…いい年こいてはしゃいじまった…片づけたもん元に戻すのもめんどくせーし…なにやってんだ私…」
れんげ「はぁ…くらくらするーん…これすっごくおもしろいのん!ありがとな駄菓子屋!」
楓(まぁ…れんげが喜んでくれたからいいか…)
れんげ「次!次の遊びするんな!」
楓「はぁはぁ…ちょっとは休ませろよ…」
れんげ「次は>>18するん!」
グレートマンごっこ
れんげ「グレートマンごっこ!グレートマンごっこするん!」
楓「はぁ?いやそーいうガキくさいのはちょっとキツイ…」
れんげ「いいからするん!今日はとことん付き合ってもらうのん!まず当然ウチがグレートマン」
れんげ「そして楓は行きつけのバーのママな!」
楓「ヒーローとバーのママだけで話が進むのかよ」
れんげ「はっ そういえば…じゃあ駄菓子屋は悪者やるん!」
楓「悪者って…どんな感じでやればいいんだよ?」
れんげ「適当でいいん!悪者っぽいことすればウチがやっつけるん!」
楓「あぁ…じゃあ…」ポリポリ
楓「金置いてかねぇとボコボコにすんぞ!」ギロッ
れんげ「……」
れんげ「それいつもの駄菓子屋とどこが違うん?」
楓「う、うっさいな!私は悪い事なんかしねーから分かんないだよ!」
れんげ「もう前置きはいいん!拳がうずくから叩きのめしてやるん!」
楓「完全にそっちが悪者じゃねーか!」
れんげ「ぬおーっ!でやぁーっ!」ポコポコ
楓「ふははーそんなへなちょこパンチが効くものかー」
れんげ「くっ…身体が大きいだけあって手ごわいん…」
楓「そぉれ捕まえた!」ギュ
れんげ「はぅ///」
れんげ「……」
楓「…お、おい 静かになんなよ…反撃しろって」
れんげ「駄菓子屋は温かいんな」
楓「はぁっ///いきなりなんだよ?ヒーローごっこは終わりか?」
れんげ「ウチ、今日は甘えたさんの気分だったん…」スリスリ
楓「あ、あぁ…まぁまだ小1だし、そういう日もあるかもな///」ドキドキ
れんげ「赤ちゃんみたいに甘えちゃうかもしれないけど、笑ったりしないん?」
楓「お、おぅ…オシメまで変えた仲なんだ…今更笑わねーよ。私でよければ甘えてけばいいじゃん」
れんげ「…だったら久し振りに>>27してほしいん」
ちゅー
れんげ「久しぶりにちゅーするん!」
楓「あ、あっれー?私ちゅーなんてした事ないぞー?れんげの勘違いじゃないかー?」
れんげ「とぼけてもムダなん。ウチの最初の記憶は駄菓子屋にちゅーされてる時なんよ?」
楓「はぁ…覚えてたのか…なんか照れちまうなぁ…」ポリポリ
れんげ「…なんで最近はしてくれなくなったん?」
楓「いや、だってお前も大きくなったし、家の人の気持ち考えたら女同士でも軽々しくできねーじゃん」
れんげ「ウチと駄菓子屋の間でそんな遠慮は必要ないのん」
楓「わ…わかったよ。減るもんじゃなし…やってやるよ…」
れんげ「どーんとこいん!」
楓「そんなどーんとはやらねえけど…」
楓「ほら、目閉じろ」
れんげ「どうしてなん?」
楓「そういうもんだからだ。いいから目閉じてろ。照れるだろーが」
れんげ「これでいいん?んちゅーっ」
楓「…唇つき出すな。ほっぺにするんだよ」
れんげ「おっとウチとしたことがとんだ早とちり」
楓「ん…」ドキドキ
れんげ「……」
楓「だああっ!やっぱ目開けてろ!マジっぽくてかえって恥ずかしいわ!」
れんげ「忙しい人なんな…」パチッ
楓「よし、じゃあするぞ…するからな…動くなよ…」
れんげ「…なんでそんな緊張してるん?」
楓「んっ…」ゴクッ
楓「や、やっぱりさ…別の事にしねぇ?お前もこういう事はいい加減卒業しといたほうが…」
れんげ「…じゃあいいん。ウチからするん」チュ
楓「なっ///」
れんげ「もーいっかい」チュ
楓「///」
れんげ「照れてないでいい子いい子くらいしてほしいのん」
楓「お、おぅ…いい子いい子…」ポケーッ
れんげ「シャキッとするのん!甘えん坊将軍の本格的到来はこれからなん!」
れんげ「次は>>38で甘えることにするん」
膝枕
れんげ「駄菓子屋のおひざー♪」コロン
楓「やれやれ…」ナデナデ
れんげ「あったかいのーん♪」スリスリ
楓「…そーいやお前最近耳掃除してるか?」
れんげ「はっ!?なぜ今そんな事を…!」
楓「してないんだな…お前赤ん坊のころから嫌がってたもんなぁ…」
れんげ「ね、ねえねえはしなくても許してくれるん…」
楓「ったくあの先輩は…あんまりれんげを甘やかすなって言ってるのに…」
楓「ちょっとまってろ、耳かきとってくるから」
れんげ「も、もう膝枕は終わりでいいのん!」ムクッ
楓「遠慮すんなって。膝枕といったらセットで耳かきだろ」
楓「人によっては金払ってでもお願いしたいサービスらしいぞ?」
れんげ「い、痛くしないん…?」フルフル
楓「~♪」カキカキ
れんげ「……」フルフル
れんげ「おや、これは…」
れんげ「…ぜんぜん痛くないん。駄菓子屋、腕を上げたんな」
楓「なに言ってんだよ。お前がじっとしていられるようになったからだろ」
れんげ「おぉ!ウチもいつの間にか成長していたんな!」
楓「ほら、こっち終わり。反対むけ」
れんげ「らじゃー!」
れんげ(駄菓子屋のお膝もぽかぽかで温かいし…)
楓「~♪」
れんげ(耳かきがこんなに気持ちいいものだったとは…)
れんげ「スピー」zzz
れんげ「はっ!」ガバッ
れんげ「いつの間にか寝てしまったん…駄菓子屋!駄菓子屋ぁ!いるん!?」
楓「大声出さなくてもいるっての」ヒョコ
れんげ「駄菓子屋ぁ!」ガバッ
楓「おいおい///ひっつくなって。本当にどうしちまったんだよ今日は」ヨシヨシ
れんげ「ウチ、どのくらい寝てたん?」
楓「せいぜい30分てとこか?もう少し寝てればよかったのに」
れんげ「そんな勿体ない事してられないん!次は>>47するん」
物真似
れんげ「駄菓子屋のモノマネが見てみたいん!」
楓「おいおいモノマネって…」
れんげ「モノマネ名人のウチのお手本が必要ならば…」
楓「いやいいって…お前のはハイレベルすぎてついていけん…」
れんげ「それなら早速ですがお願いします!」
楓「勘弁してくれよ…」
楓(そうだ!)
楓「よっしゃ、それじゃあれんげのよく知ってる奴の真似するから当ててみろよ」
れんげ「おぉ!クイズ形式とは新しい試みなん!」
楓「おほん、それでは…」
楓「駄菓子屋ぁ~ウチ駄菓子屋がいないと生きていけないの~ん(裏声)」
れんげ「…もしかしてそれウチのマネなん?」
楓「せーかーい♪答えは今日のれんげでしたー」ニシシ
れんげ「……」
楓「あ、あれ…すべったか?」
れんげ「…さっきはウチの事バカにしないって言ったんに…!」ムスーッ
楓「わ、わりぃ…お前がいきなりモノマネしろとか言いだすからさ…」
れんげ「駄菓子屋のアホンダラ!それにウチ、駄菓子屋がいなくたって生きていけるん!」プンスカ
楓「悪かったって…そんな怒んなよ…」
れんげ「……」
れんげ「それじゃあ>>52してくれたら許したげるん」
添い寝
れんげ「ウチと一緒に寝てくれたら許したげるん」
楓「お前…ついさっきまで寝てたじゃねーかよ」
れんげ「嫌なら駄菓子屋なんてもうしらないのーん」プイッ
楓「仕方ないな…ほら、こっちこいよ」
れんげ「お邪魔するーん♪」コロン
楓「ちょうどいいや…今日はさんざんれんげに振り回されてこっちが疲れちまったよ…」ウトウト
れんげ「寝ちゃダメなん!ウチは全然眠たくないんよ!」
楓「だったら一緒に寝たいとか言うなよ…」
れんげ「だって…くっついてお母さんに甘えるみたいにしようと思ったん…」
楓「そういえばれんげの母ちゃんはなかなか家にいられないんだもんな…」
れんげ「だから今日は駄菓子屋にいっぱい甘えんぼするん♪」スリスリ
れんげ「なぁ駄菓子屋…今日はこのまま泊まっていったらダメなん…?」
楓「ダメだ。よそ様の子供をそう何度も軽々しく預かれるか」
れんげ「ウチのお願いでも…ダメなん…?」ウルウル
楓「ダ・メ・だ!聞き分けないなら今すぐ帰ってもらうからな」
れんげ「………わかったん」
楓「よし、いい子だ」ナデナデ
楓「ほら、もっとくっつけよ」グイッ
れんげ「///」
楓「れんげはあったけーなぁ」
れんげ「駄菓子屋はいいにおいがするのん♪」
楓「そうかぁ?」クンクン
れんげ「女の人みたいなにおいがするん」
楓「いちおう女の人なんだけどな…」
れんげ「駄菓子屋ぁ…背中とんとんしてほしいん…」
楓「…りょーかい」トントン
れんげ「それと!それとなっ!」
楓「くかーっ…」zzz
れんげ「寝ちゃったん…」
れんげ「ぬぬぬ…ウチを差し置いて…起きないなら>>70しちゃうのん」
おっぱいに吸い付く
れんげ「駄菓子屋ー起きるのーん」ユッサユッサ
楓「ぐごーっ」zzz
れんげ「これは中々起きてくれないパターンなん…ねえねえを毎日見てるからわかるん」
楓「んふふ…れんげぇ…」zzz
れんげ「…おっぱい、吸っちまいますか」キュピーン
れんげ「ぷぷぷ、駄菓子屋ってば寝てる間にこんな事されてるなんて絶対思わないんなー♪」
れんげ「るるる~♪おとなの~ぷりんぷりんおっぱいぱい~ん♪」メクリッ
楓「んぁ…そんじゃあ夏海だけお会計500万円になりまーす…むにゃむにゃ…」zzz
れんげ「ほぉ、これは中々よいものをお持ちで…」プニンプニン
れんげ「でも、ほたるんよりはちょっと小さいんな?ぷぷぷ、小5に負けるとは駄菓子屋かっこ悪いん」
楓「んぁ…すーすー…」zzz
れんげ「これも邪魔だから外してしまうん…んしょ…取れないん…」
れんげ「駄菓子屋ー!これどうやって外すーん!?」ユッサユッサ
楓「ぐごーっ」zzz
れんげ「こうなったら力づくで…」
れんげ「ぬおっしゃあああああい!」ズルッ
ぷるんぷるん
れんげ「おぉ…無事取り外せたん…さてと…」ポイッ
れんげ「どうせ起きないならとことん赤ちゃんしちゃうのーん」チューチュー
楓「んっ…んんっ…」ムズムズ
れんげ「お母さぁん♪」チューチュー
楓「んあっ///」
れんげ「…はっ!?たぶんこれってよくない事なん!すっごく悪い事してる気がするのん!」
楓「……気づいたことは誉めてやろう」ビキビキ
楓「あぁもう無理矢理引っ張っただろこれ…伸びちまってるじゃねーかよ…これじゃもう着けらんねーな…」
れんげ「申し訳ないん…」シュン
楓「お前が男だったらぶん殴ってたぞ。もうするなよ?」
れんげ「調子に乗っちゃったん…そのぶらじゃあ?もお小遣いで弁償するん…」
楓「いいってばそんなの…」
れんげ「それじゃウチの気がすまないからお詫びに>>87するん!」
なんでもいうこと聞く
れんげ「ウチ、駄菓子屋のいう事なんでもきくん!それで許してほしいのん!」
楓「おいおい、そこまでの事じゃねーって…」
れんげ「お店のお手伝いもするん!食べろって言うならピーマンも食べるん!」
楓「そうか…そこまで言うならひとつ頼まれてくれるか?」
れんげ「はい!なんでもどうぞ!」
楓「……今日みたいに人恋しくなった日は、また私のところに遊びに来てくれ」
れんげ「…そんなんでいいのん?」
楓「あぁ。その時はまた遊んでやるし、好きなだけ甘えてくれていいからさ」
れんげ「………駄菓子屋ぁ♪」ピョン
楓「おおっと」ダキッ
れんげ「だから駄菓子屋好きなのーん♪」スリスリ
楓「…ふふっ」
楓「暗くなったな。家まで送ってくよ」
れんげ「…お家につくまで駄菓子屋にくっついてていいのん?」
楓「まったく…まだまだお子様だな…」
楓(まだまだお子様でいてくれよな、れんげ…)
─おしまい─
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