あかり「お邪魔します」

櫻子「あかりちゃん！いらっしゃーい！」

あかり「えへへ、こんにちは櫻子ちゃん！」

櫻子「私の部屋いこ！」

あかり「あ……うん｣ﾁﾗﾁﾗ

櫻子「？あかりちゃんそっちリビングだよ？」

あかり「う、うん！ごめんね今行くよぉ｣ﾄﾃﾄﾃ

櫻子「いやー、よく来たあかりちゃん。今日はおっぱいが出かけてて私も暇だったんだー」

あかり「でも妹さんとか、お、お姉さん……とかは？」

櫻子「花子もねーちゃんも出かけてるよ」

あかり「あ……そうなんだ……」ｼｭﾝ

櫻子「あー、でもねーちゃんは買い物行っただけだからすぐ帰ってくるけど」

あかり「ほ、ホント？｣ｽﾞｲ

櫻子「う、うん(なにこの食い付き……)」

あかり「そっかぁ……」

櫻子「あ、なんかお菓子探してくるよ！」

櫻子「なんもなかった……」

あかり「別に大丈夫だよぉ」

櫻子「むー、でもお腹減った！ちょっとコンビニでなんか買ってくる！」

あかり「えぇっ！？ちょっ！おうちの人いなくなっちゃうよ！？」

櫻子「すぐだから大丈夫！待ってて！｣ﾀﾞｯ

あかり「あうぅ……行っちゃった……」

あかり(はぁ……今撫子さんいないのかぁ……)

あかり「なんか他の人の家に一人って寂しいなぁ……櫻子ちゃん早く帰ってこないかなぁ」

ｶﾞﾁｬ

あかり(あ、玄関の音……帰って来たのかな？)

ｺﾝｺﾝ

あかり「え？」

ｶﾞﾁｬ

撫子「櫻子、あんた家に一人なんだから部屋にいるなら玄関の鍵……あれ？」

あかり「な！なな撫子さん！？//」

撫子「あ……えーと、櫻子の友達の……」

あかり「あ、え、えっとあの！あ、赤座あかりでしゅ！//」

あかり(か、噛んだ……//)ｶｧ

撫子「そうそう、あかりちゃんね」

あかり「い、いつも櫻子ちゃんにお世話になってます！｣ﾍﾟｺ

ｶﾞﾂﾝ

あかり「いったぁ～……」

あかり(テーブルにおでこぶつけちゃった……)

撫子「だ、大丈夫？｣ｽｯ

あかり「ひぅ……」

あかり(ち、近いよぉ……//)ｶｱｧ

撫子「ちょっと赤くなってるね、痛くない？｣ｻｽｻｽ

あかり「あぅ……大丈夫です」

あかり(撫子さんの手あったかい……//)