蛍「ちょっとだけ、ちょっとだけ首をぎゅーーーってしただけなのに……」
蛍「どうしよう、死体、死体を隠さなきゃ……!」
ピンポーン
蛍「!?」
れんげ「ほたるーん、遊びましょう!」
ピンポーン
蛍「れ、れんちゃん!?」
蛍「まずい、とりあえず先輩の死体をクローゼットに……!」ズルズル
蛍(ここで居留守を使ってもいいけど、後々怪しまれたりしないとも言えない)
蛍「れんちゃん、あがってー」
れんげ「ほたるん、じゃあ行くのんなー」たったったっ
れんげ「ほたるん、にゃんぱ……」
蛍「にゃんぱすー……って、どうしたの?」
れんげ「なんか、おかしいのん」
蛍「おかしい?」
れんげ「ウチらだけなのに、ウチらだけじゃないのん」
蛍「!?」
れんげ「ウチはこの違和感の謎を考えます」うむむ
蛍「れ、れんちゃん?」
れんげ「たしか、今日ほたるんの家には……」
れんげ「あ、わかったのんな……!」
ごすっ
れんげ「っつ……!?」
蛍「駄目駄目駄目駄目、れんちゃん駄目だよ」
れんげ「あ、あたま、あついのん」どくどく
蛍「私と先輩が、二人で会ってたという事実は誰も知らなかった。先輩はもうここにいるはず、隠れてる、そんなことは、ないんだよ?」
れんげ「ほ、ほたるん、こわいのん、いたいのん」
蛍「れんちゃん、れんちゃんも、ぎゅってしてあげるからね?」
ぎゅーーーっ
れんげ「……っ!?」
蛍「れんちゃんきいて?先輩が悪いんだよ?」
蛍「私がこまちゃん先輩への想いを口にした途端、汚物を見るような目で私を…っ!」
蛍「そんなのだめだよ、おかしいよ、だから、ぎゅってしたの、首にちょっと力をいれただけ、それなのに、動かなくなっちゃうんだよ?」
ぎゅーーーっ
れんげ「」ピクピク
蛍「あ……れんちゃん」
れんげ「」
蛍「うう……れんちゃんごめんね、ぎゅってしてごめんね」
蛍「れんちゃんも、クローゼットの中にはいろうね……」ズルズル
このSSまとめへのコメント
このSSまとめにはまだコメントがありません