やよい「うっうー、私はプロデューサーにラビュですー」(269)

ヵヮィィ

ぉぉ……ぉっ○ぃ……

やよい「うっうープロデューサー、わたしぃはぁプロリューサーにラビュラビュなんれすー」

P「…どうしてこうなった?」

亜美「やよいっちにウイスキーボンボン食べさせたら」

真美「そんなふうになっちゃった」テヘペロ

やよい「プロリューサーはぁ、私のことどう思ってるんれすかー?」

P「……ほんのり酒臭い」

こんな感じやろなぁ

やよい「らびゅらびゅなんれすからいっしょに帰らないと、めっ!れす」

P「すまない、まだ仕事が残っているんだ」

やよい「うぅ……うわぁぁああぁん」

P「お、おい!?こんなところで泣かないでくれ!」

やよい「ひくっ…ひっく…ぷろりゅーさーがいじめます」

P「埋め合わせはするから許してくれよ」

やよい「ゆるひません」

やよい「あっあー」

やよい「いっいー…」

やよい「うっうー!」

やよい「えっえー♪」

やよい「おっおー(*^ω^)」

P「……」

やよい「…どれが好きですか?」

P「やっぱり、うだな」

やよい「うっうー!わかりましたー」

事務所

亜美「やっほーみんなー☆」

真美「真美たちのお帰りだよーん!」

P「ただいまです」

亜美「ってなーんだ誰もいないじゃん」

真美「つまんないのーブーブー」

P「帰ってくるなりそれはないだろ…とにかく二人ともお疲れ」

亜美「ほんとだよーこんなあちー日にお外のイベントはやっぱきついっしょー」

真美「流石の真美もグロッキー寸前です…亜美隊員」

亜美「それは困りましたな、これは兄ちゃん隊長に支援物資の要請が必要ですな」

亜美真美「「(ジッー)」」

P「分かったよ、後でアイス買ってやる」

亜美真美「「やーりぃー!!」」

P「少し書類仕事が残ってるから待っててくれ」

亜美「了解です!隊長!」ポフッ

真美「大人しくソファーで遊んでます!」ポフッ

亜美「ん?兄ちゃんこれ何?」

P「あぁ先方さんから貰ったウィスキーボンボンだ、お前ら食うなよ苦いから」

真美「んっふっふー、真美たちを甘く見てもらっては困りますな兄ちゃん」

亜美「中学生になった亜美達ならウイスキーポフポフくらい余裕っしょー!」

P「ボンボンな、ってお前ら本当に食う気か!?」

「「いっただきまーす!」」

「「……」」

P「おい?大丈夫か二人とも?」

亜美「うええええ…にがぁ」

真美「お口の中がモニュモニュするぅ…」

P「だから言っただろうが、早くトイレで吐き出して来い」

亜美真美「「うぇーい……」」


亜美「うぅ…まだ口の中が苦いよー…」

真美「大人ってよくこんなの食べれるねー…」

P「俺もあんまりウィスキーボンボン好きじゃないけどな、あずささんや小鳥さんはいける口みたいだが」

やよい「うっうー、ただいまですー」

P「おっやよいお帰り」

やよい「プロデューサーさんお疲れ様ですー!あ、亜美ちゃん真美ちゃんもお疲れ様ー!」

亜美「あっやよいっち…」

真美「おつー…」

やよいは双子にちゃんは付けない

やよい「うっうーどうしたんですかー?二人とも?」

亜美「ちょっと大人の世界を覗いたらこのザマさ…」

真美「笑えよやよいっち…この哀れな子羊たちをな」

やよい「えぇ!?二人とも何があったんですかー!?」

P「気にするなやよい、ただの戯言だ」

ヴヴヴヴ…ヴヴヴヴ…

P「はい、もしもしこちら765プロのPと申します、こちらこそお世話になっております」

P「アイドルのオファーですか?日程を確認するので少々お待ちください」

P「えぇと12月の予定表はたしか会議室に…」バタン

>>23 うわマジだ恥ずかしサンキュー

やよい「はわわプロデューサーさん忙しそうですね」

亜美「(…ねぇ真美)」

真美「(なんだい亜美)」

亜美「(もしかして亜美達って)」

真美「(んっふっふーもしかして真美達って)」

亜美真美「「(おんなじこと考えてる?))」」

亜美「やよいっちー!チョコ食べる!?」

真美「このチョコすんごい美味しいんだよー!」

やよい「そうなの?じゃあ一つもらおうかな…亜美と真美は食べないの?」

亜美「も、もう亜美達はさっき食べたから!」

真美「だからほらやよいっち!パクッといっちゃいなー!」

やよい「うん!いただきまーす!」アム

亜美「(さぁやよいっち!あまりの苦さに震えるがいい!)」

真美「(吐き出しちゃいなYO-!)」

やよい「(モムモム)」

亜美「(さぁドバッと…)」

真美「(吐き出しちゃいなYO…)」

やよい「本当だ!このチョコ美味しいねー!」

亜美「やよいっち…本当に大丈夫なの?」

やよい「うん!すんごい美味しいよ!もう一つ食べてもいいかな?」

真美「えぇ!もう一ついけんの!?いいんじゃないかなぁ?」

やよい「こんな美味しいチョコ食べるの初めて、いただきまーす」アム

亜美「(これはどういうことですかな!真美隊員!?)」

真美「(…真美たちが食べたのが偶然ウィスキーボスボスだったとか?)」

亜美「(とりあえずさ、亜美達ももう一つ食べてみない?)」

真美「(そだね、もしかしたら本当に偶然だったのかもしんないし)」

亜美「…ゴクリッ」

真美「せーのっ、で食べよ」

亜美真美「「せーのっ、いただきまーす…」」アム

「「……」」

亜美真美「「うえええええ…」」

やよい「亜美?真美?どうしたの?」

亜美「な、なんでもないっしょー(やっぱり苦い…)」

真美「うんうん、なんでもないよ(どうしてやよいっち平気で食べてんの?)」

やよい「ならいいけど、おいしいねーこのチョコ」モムモム

―ウィスキーボンボン3個目

やよい「このチョコおいしいなーって」モムモム

亜美「(…ねぇねぇ真美、なんかやよいっちのほっぺが赤くなってきてない?)」

真美「(言われてみればそうかも…)」

―ウィスキーボンボン5個目

やよい「うっうー、このチョコすぅごぉくおいしいれすーあみとまみもたべようよー」

亜美「(真美…これってまずくない?)」ダラダラ

真美「(うん…!お酒飲んだ後のあずさお姉ちゃんにそっくり)」ダラダラ

やよい「ほぉらぁーあみもまみもたべよー?」

亜美「いやさっきもう食べたから!ねっ真美!」

真美「うん!それに兄ちゃんにアイス買ってもらう約束だからさ!あんまり他のもの食べたくないんだよー!」

やよい「うっうー、なぁんでー?いっしょにたべようよー?」


やよい「それともわたしとはチョコたべたくないの?」ジワァ

亜美「そ、そんなことないってば!やよいっち!」

真美「そうだよ!嫌なわけ無いじゃん!」

やよい「じゃあなんでたべてくれないのー?」ジワァ

亜美「うぐぐっ…!」

真美「そりは…!」

やよい「やっぱりあみとまみはわたしのこときらいなんだぁふぇえええええ…」グズグズツ

亜美「うわうわー!泣かないでよ!やよいっちー!」

真美「他のことなら何でもするからー!このチョコだけは勘弁してよー!」

P「お前ら何を騒いでるんだよ、大人しく待ってろって言っただろ」ガチャ

やよい「あ、プロリューサーだぁ」

P「やよい?どうしたんだ?頬が赤いぞ?」

やよい「ぷろりゅーさぁー」トテテ

P「ん?なんかやよい変な匂いしないか?」クンクン

亜美真美「「(アワワワワワ…!)」」

やよい「ぷろりゅーさあー、しゃがんでくらさい」グイッ

P「おっとと、本当にどうしたんだやよい?」

やよい「いいからぁ!しゃがんでくださいー!」グイグイッ

P「分かった分かった!これでいいのか?」

やよい「はいっ!にゅふふふ、ぷろりゅーさぁーだぁいすきぃです」チュッ

P「うえっ!?」

亜美「わおっ!?」

真美「ふえ!?///」

やよい「うっうーぷろりゅーさぁーのほっぺにちゅーしちゃいましたぁ」

やよい「これでぇわらしとぷろりゅーさぁーはぁラビュラビュですねー」

P「この甘ったるい匂い…!もしやウィスキーボンボンか!」クンクン

亜美「ギクッ!」

真美「あわわわ///やよいっちが兄ちゃんにチューした」

P「1、2…やよい!お前5個もウィスキーボンボン食べたのか!?」

やよい「うっうー、わたしはぁぷろりゅーさぁーにラビュなんですぅー」

P「やよい、お前このチョコ食べたか?」

やよい「ふぇ?はいたべましたーとってもおいしかったれすー」

P「そりゃウィスキーボンボン5個も食えば酔っ払うさ…でもどうしてこんな」

やよい「えへへぇぷろりゅーさぁーとちゅーしちゃいましたぁ!これでわらしはぁぷろりゅーさーのおよめさんですね」

P「…どうしてこうなった?」

亜美「やよいっちにウイスキーポルポル食べさせたらどんなリアクション取るのかなーって思って」

真美「そしたらやよいっち平気で食べ始めちゃって、気づいたらこんなことに…」

やよい「ぷろりゅーさぁー♪ぷろりゅーさぁー♪わたしとわたしとぷろりゅーさー♪」

P「…はぁあああ、また下らない悪戯を」

亜美「ごめんね、兄ちゃん」シュン

真美「こんな風になるなんて思わなかったんだもん」ショボン

P「アルコール類をお前らの手の届く範囲に置いてた俺の責任でもある反省はしろただ気にすんな」ナデナデ

亜美「はぁい反省します」

真美「ふぁ///ごめんね兄ちゃん」

やよい「むー!ぷろりゅーさぁー!あみとまみばっかりずるいですぅー!わらしもなでなでしてくらさいー!」

P「ごめんごめん」ナデナデ

やよい「んふふっ、ぷろりゅーさぁーらぁいすきれすからねー」

P「しっかしどうしたもんかな、やよいの今日の仕事は終わりとはいえ」

やよい「ぷろりゅーさぁーきょうのごはんはなにがいいですかー?えんりょせずにいってください!わらしがつくってあげますから!」

P「このヘベレケ状態で家に帰すわけにはいかないよなぁ…」

亜美「じゃあさじゃあさ!亜美達の家に泊めるってのはどう?」

真美「そうすればやよいっちの家族にもばれないっしょー!」

P「もしお前達の親御さんにこのやよいを見られたらどうなると思う?」

亜美「…そりは」

真美「…すんごい怒ると思う」

P「だろ?どうすっかなーこの状態のやよいを放っておくのも不安だし」

やよい「むずかしいかおはめっーですよ!ぷろりゅーさぁー!ほらえがおですぅ」ニパァ

P「(頬が赤くて林檎みたいで…やよいは可愛いなぁもう!…って違う違う!)」

???「ハァハァハァ…かわいい…あっ、いえ、か、かわいそうな高槻さん…
仕方ないですね、今夜は私が面倒を見させていただきます」

PRRRR…PRRRRR…

P「おっと電話だ」

やよい「ふぇ?ぷろりゅーさぁーどこいくんれすかぁ?」

P「いやほら電話だから」

やよい「わらしをおいてかないでくださいぷろりゅーさぁー…」ウルウルッ

P「」

やよい「いっちゃやぁですぅ、ぷろりゅーさぁー」ウルウル

P「俺がやよいを置いていくわけないだろー!」ダキッ

やよい「うっうー、ぷろりゅーさぁーからぁだきしめられちゃいましたぁーにゅふふふ」

亜美「兄ちゃん何してんのさー!?」

真美「電話なりっぱだよー!」

P「亜美ぃ!!子機取ってきてくれー!」

亜美「イエッサー!」

真美「(兄ちゃんに抱きしめられてやよいっちいいなぁ…って何考えてるのさ///)」

やよい「ぷろりゅーさぁーのからだ、あったかいれすねー、いいきもちれすー」

やよい「ぷろりゅーさぁーにだっこされてーわたしはとってもしあわせですー♪」ダキッ

P「さて状況が悪化してしまったわけですが」ダッコ

亜美「これは完全に兄ちゃんのせいじゃん」

真美「別に抱きつく必要なかったっしょ」

P「仕方ないんだ…涙目のやよいにあんなこと言われた黙って抱きつくのが漢ってもんだ」

亜美「なに変なこといってごまかしてんのさー」ブーブー

真美「かっこよくないってのー」ブーブー

P「とにかくやよいの酔いが冷めるまで事務所で待とう、もし酔いが冷めなかったら」

真美「冷めなかったら?」

P「小鳥さんや千早の家にでも泊めてもらおう」

亜美「…兄ちゃん、千早お姉ちゃんの家は止めたがいいと思うな」

真美「…真美もそう思う、やよいっちのてーそーのききだよ」

???「!そんな、いっ、一体どうして!?」

やよい「? ぷろりゅーさぁーなにいってるんですかー?」

P「どうしたやよい?」

やよい「わらしはぷろりゅーさぁーのおよめさんだからぁきょうからぷろりゅーさぁーのおうちがわたしのおうちですよー?」

P「いやいや、やよい流石にそれは」

やよい「いやなんれすかぁ?ぷろりゅーさぁーはわたしがいえにくるのいやなんれすかぁ?」ジワァ

P「嫌ではない!嫌ではないんだ!ただ社会人には色々めんどくさい体裁というものがあってだな」

やよい「ごめんなさいぷろりゅーさぁー、わらしいいこにしてますからぁ、だからおいてかないでくださいぃ」エグエグッ

P「(耐えろぉおおお!俺の理性ぃいいい!この選択肢を誤れば全てを失うぅうううう!)」

P「やよい、悪いがそういうわけにはいかないんだ」

やよい「ふぇえええええええ!いやだよー!ぷろりゅーさーといっしょがいいよー!」

P「やよい…聞いてくれ。俺はお前のことを本当に大事に思ってるんだ」

やよい「ふぇええ…ヒグツ…ぷろりゅーさぁー」

P「だからこそお前のことを傷つけたくない、もし今お前を連れて帰れば俺はきっとお前に酷いことをするだろう」

亜美「(あの人JC相手に何いってるんすかねぇ)」コソコソ

真美「(ひくわー流石の真美もひくわー)」コソコソ

やよい「ぷろりゅーさーがしたいことならわたしがんばれますからぁ、だからいっしょにいてくださいぃ」エグエグッ

P「やよい分かってくれ、やよいはいい子なんだろ」ギュッ

やよい「ふわぁ…ヒグッわかりましたぁじゃあひとつだけおねがいしてもいいですかぁ」

P「内容にもよるかな」

やよい「ぷろりゅーさぁーがぁわらしをだいじにおもってるならぷろりゅーさーからもちゅーしてくらさい」

P「それは…」

やよい「だめれすかぁ?」ウルウル

P「ほっぺでいいか?」

やよい「いやれすぅ」フルフルッ

P「じゃあおでこで」

やよい「いやれすぅ!」フルフルッ!

P「となると口?」

やよい「(コクッ)」

P「口にキスはちょっとマズいかな」

やよい「いやれすぅ!くちがいいんれすぅ!」

P「…分かった、やよい目つぶって」

やよい「はぁい」

亜美「(え?え?え?マジで?マジで兄ちゃんとやよいっちチューすんの?)」

真美「(あわわわわわ///)」

やよい「……」

P「……」

「「…………」」

やよい「スー…スー…」カクッ

亜美真美「…はれっ?」

P「っだはー!あーぶなかったー!危うくブタ箱行きだったわー!」

亜美「え?え?どうなったの兄ちゃん?」

P「やよいなら寝たよ、ほら」

やよい「スー…スー…」

P「もう目がトローンとしてたからな、半分以上意識なかったようだったし」

P「目をつぶらせれば寝るんじゃないかなーと思ったが、いやー良かった良かった!」

真美「ってか兄ちゃんマジでキスしようとしてなかった?」

P「んなわけあるか!俺は分別ある大人だぞ!」

亜美「でもやよいっちに『今夜は酷いことするかもしれないぜぇ~』って言ってたじゃん!」

真美「そーそー!『夜の俺はワイルドだぜぇ~!』って言ってたじゃんよー!」

P「そんなワイルドな話し方してねぇだろ!とにかく今後やよいにウィスキーボンボンは禁止!お前らも反省しろ!」

亜美真美「「…はぁ~い」」

P「(実際はギリギリィ橋のぉ上を行くよぉうに~って感じだったが)」

やよい「にゅふふ、ぷろりゅーさーぁだぁいすきれすー」

次の日

やよい「うっうー!おはよーございますぅー!」

P「お、おはよう!やよい!体は大丈夫か!?」

やよい「はい!ぜっこうちょーです!プロデューサー昨日はすみませんでした!」

やよい「私チョコ食べてたら急に寝ちゃってたみたいで…おかしいですよね?昨日のことあんまり覚えてないんです」

P「(ほっ…)いやいや構わないって。最近仕事詰めだったからな、きっと疲れてたんだよ」

やよい「そうなんですかぁ?でも今日は何だか元気いっぱいですぅ!お仕事頑張っちゃいますよー!」

P「あぁ!今日も頑張ろうな!」

やよい「はい!ハイタッーチ!」

P「ターッチ!」

亜美「ねぇねぇ真美」

真美「どったの?」

亜美「昨日亜美と真美で食べたウイスキーポレポレって4つだよね?」

真美「えーと、最初に食べたのとぉやよいっちが食べた後に食べたからそだね」

亜美「やよいっちが食べたの5つ、だよね?」

真美「うん」

亜美「でねこのチョコ16個入りなんだーでも空っぽなんだよねー」

真美「え?」

亜美「え?」

亜美真美「「え?」」

??「にぃに~どこいるんだー?じぶんをひとりにしないでよ~」

終わり

もう(終わりって書いたんだから続ける気なんて更々)ないじゃん

宣言しておく響までな、後は時間の関係上無理

響「にぃに~じぶんね~きょうおしごとがんばったんだぞ!ほめてほめてーねぇほめてよー!」

P「…どうしてこうなったPART2」

あずさ「ごめんなさぁい、プロデューサーさん」ショボン

P「いえ…普通に給湯室に置いてた俺がバカでした」

あすさ「律子さんからウィスキーボンボンがあると聞いたのでおやつに頂こうとしたんですが…」

~回想~

あずさ「うふふふっそれじゃあいただきま~す」アムッ

あずさ「う~ん上品な味わいで美味しいわ~」

あずさ「もうひとつだけ頂いちゃおうかしら」

響「はいさーい!ただいまー!」

あずさ「あら響ちゃん、おかえりなさい」モムモム

響「ただいまー!あずささんしか居ないのかー?」

あずさ「プロデューサーさんはコンビニに買出しに行ってるわ、あとは私だけよ~」

響「そうなのかー…あ、あずささん何食べてるんだー?」

あずさ「これ?これは先方さんから贈り物でね」

響「自分も欲しいぞー!いただきまーす!」アムッ

あずさ「響ちゃん!?これウィスキーボンボンなんだけども」オロオロ

響「う~ん!美味し~い!」

あずさ「…あれ?響ちゃん、大丈夫なの?」

響「うん!とっても美味しいぞー!もひとつ食べてもいい?」

あずさ「(沖縄の人はお酒に強いって聞くし響ちゃんは平気なのかしら~?)いいわよ~頂き物だから」

響「えへへっ!じゃあも一つだけ食べよー!」アムッ

―3個目

響「このチョコ美味しいなー!あずささん、これどこのチョコなんだ?」

あずさ「(響ちゃんったら美味しそうに食べるわね~私ももう一つ食べちゃおうかしら)」

あずさ「(それにしても響ちゃんお酒強いのね~これは将来楽しみだわ~なんてうふふっ)」

―5個目

響「このちょこおいしいなー!あはははっ!なんだかからだもポカポカしてきたぞー!」

あずさ「(あらあら~これはまずくないかしらぁ?)」オロオロ

あずさ「(だってこれはどう見ても酔っ払ってるもの、どうしましょ~?)」

響「うがー!なんかしんないけどあつい…あついぞー!」ヌギヌギッ

あずさ「響ちゃん!?お洋服脱いだら駄目よ!」

P「ただいまー」

響「あ!にぃにだぁ!おかえりー!にぃにー!」スタタタッ!

P「響っ!?お前タンクトップで何してんだ!?っておい!」ダキッ

響「どこいってたんだよーにぃにー!じぶんさびしかったんだぞー?」スリスリッ

P「どうしたんだ響!?(この柔らかい感触は…ノーブラだろこれ!)」

あずさ「ごめんなさい、プロデューサーさん」

P「…なんとなく察しましたがとりあえず事情の説明をお願い出来ますか?」

響「ねぇねぇにぃに~!じぶんかんぺきだからさーそうじもーおりょうりもーおせんたくもーぜーんぶできるぞーえらいー?」

P「そっかそっか響はえらいな」ナデナデ

響「えへへーそうでしょそうでしょー!だってじぶんかんぺきだもん!」

P「…はい、16時にたるき亭前に。場所はテレビ夕日さんで。よろしくお願いします」

あずさ「どうしましょうプロデューサーさん?」

P「あずささんはこれからテレビ夕日さんでお仕事でしたね、今タクシーの予約をしましたので気にせず仕事に行ってください」

あずさ「でもですよ~響ちゃんがこうなったのは私のせいですし」ショボン

P「あずささんのせいじゃありませんよ、俺が未成年のアイドル達にしっかり注意しておくべきだったんです」

あずさ「いえ、私がもっと響ちゃんのことをしっかり見ていたら良かったんです…」

P「済んだことを悔やんでも仕方ないですよ、それよりほら笑ってください!しょんぼり顔でテレビに出るつもりですか?」

P「ほらあずささん!口角上げて!にっ!」

あずさ「ぷふっ…もうプロデューサーさんったら、うふふっ分かりましたそれじゃあ響ちゃんをお願いしますね」

P「はい!任されました!」

あずさ「それじゃあプロデューサーさん、いってきます」

P「はい、いってらっしゃい(さぁてどうしたもんか)」

響「(ムッスー)」

P「(さっきから響ちゃんずっーと膨れっ面なんですけど)響、どうしたんだ?変な顔して?」

響「にぃにはあずささんがすきなのか?」

P「はい?」

響「だぁーかぁーらぁーにぃにはあずささんがすきなのかってきいてるんだぞー!」ジタバタッ

P「おいおい!人の腕の中で暴れんなって!」

響「あずささんとはなしてるときにぃにたのしそうだったぞー!あずささんがすきなんだろー!」ジタバタッ

P「(ノーブラタンクトップで暴れるからチラチラ桃色の何かが見えてるんすよー!)」

響「…にぃにはじぶんのことすきじゃないのか?」

P「そんなわけないだろ?俺は響のこと好きだよ」ギュッ

響「ふわっ!?えへへへっじぶんもにぃにのことすきだぞーだーいすきだぞー」ギュッ

響「…にぃにはあずささんとじぶんのどっちのほうがすきなんだ?」

P「(また答えに困る質問を…)比べられないよ、どっちも大事な人だ」

響「…じぶんはにぃにがいちばんすきだぞ、おとこのひとのなかでいちばんすき」

響「にぃににほめられたらうれしい、なでられたらねすごくしあわせで、ずっーとにぃにのことばっかかんがえてるんだ」

響「にぃにとなら…そのキスとかもしてみたいなーってたまにおもったりもするんだ」

P「(り!せ!い!り!せ!い!頑張れ!頑張れ!り!せ!い!)そうか、響にそういうふうに思われてて俺も凄く嬉しいよ」ギュッ

響「ほんとーに?めいわくじゃない?じぶんあいどるで、にぃにはぷろでゅーさーなのに」

P「そんなこと思ってない、本当だ」

響「…じゃあさじぶんはにぃにの何番目のおんなのこなの?」

P「答えないと駄目か?」

響「じぶんはにぃにはいちばんだっていったぞー!にぃにもおしえてよー!」

P「正直言うとわからん、765プロは響も含め魅力的な女性ばかりだし、それに今はプロデューサーだからな」

P「仕事が手一杯で恋愛するヒマもないよ、ただ」

響「ただ?」

P「響は頑張り屋で家族思いでさびしがりで甘えん坊なのに我慢してる、響のそういうところが俺は好きだ」

響「…じぶんあまえんぼうじゃないもん」ギュウ

P「あははっそうだなごめんごめん」ナデナデ

響「こどもあつかいしないでよー!」

P「そういう台詞言ってるうちはまだまだ子供だな」

響「ねぇにぃに…ひとつだけおねがいきいてくれる?」

P「(またキスとかじゃないだろうな…)とりあえず聞こう」

響「いまだけでいいからね、じぶんをにぃにのぺっとにしてほしいんだ」

P「えぇーと?ごめん、もう一回言ってくれ(頼むー!聞き間違いであってくれー!)」

響「えぇとね、じぶんをにぃにのぺっとにしてほしいんだ」

P「ペット?えっとそれは俺は何をすればいいの?」

響「じぶんがいまからにぃにのぺっとになるから、にぃにはじぶんをぺっとだとおもって」

P「…分かった、よく分からんけどとりあえず分かった。今から響は俺のペットな」

響「うん!じゃあにぃにそふぁーにすわって」

P「(結局何したいんだ?)響、座ったぞ」

響「わんっ!」

P「へぇあ?」

響「わんわんっ!」ゴロンッ!

P「(こ、このお腹を上にして手を丸めるこのポーズは!)」

P「(動物で言うところの絶対服従のポーズ!俺に完全に心を開いてる証拠!やっとペットの意味が理解出来ましたよ!)」

響「くぅ~ん///」スリスリ

P「(自分が言いだしっぺの癖に照れてるー!かわいー!…とりあえず撫でてあげればいいのか?)よしよし」ナデナデ

響「くふふっわんわんっ!」スリスリッ

P「(もっとってことだろうな)響は可愛いなー」ナデナデ

響「くぅ~ん…わんっ!わんわんっ!」ゴロゴロッ

P「(おっ?うつ伏せになった、これは多分頭を撫でろってことだろう)響はいい子だなー」ナデナデ

響「えへへっ…くぅ~ん」

P「(響の息が当たって太ももが生暖かいなーこれやよいのキスよりある意味やばいなー)」ナデリナデリ

響「くぅ~ん………」

P「…あれ?響?」

響「スー…スー…」

P「寝てくれたか…またしても俺は性欲との戦いに勝利してしまったわけだな」

P「危なかった…今回はマッジでギリギリだった!俺の脳内稲葉さんがシャウトしてくれなかったらOUTだったぜ」

P「一人暮らしで日ごろから色々溜め込んでんだなぁ、お休み響」

響「…にぃにぃ…だぁいすきだからねぇー…」

次の日

響「はいさーい!おっはよー!プロデューサー!」

P「響お早う、体は大丈夫か?」

響「むしろ絶好調さー!昨日事務所で昼寝してからなんだか体が軽いんだ!」

P「そっか、そんならよかった(少しはストレス解消になったのかな…)」

響「プロデューサー!さっそくレッスン行くぞー!ボーッとしてたら置いてくからねー!」

P「おいおい!待ってて!響ぃ!(ま、結果オーライか)」

あずさ「あらあらぁ?どうしてかしらぁ~?」

あずさ「これがぁ私が食べたウィスキーボンボンの空き箱よねぇ?」

あずさ「なのにどうしてもう一つ空き箱がゴミ箱に入ってるのかしら~?」

P「え?」

あずさ「え?」

「「え?」」

??「ぼくはここですよ~~おうじさま~」

本当に終わり?

終わりだからなもう俺寝るからな
書いて欲しくば誰か他の書き手が来るまで待つんやな

そりゃ(朝まで残ってるなんて思っても無かったから)そう(驚く)よ
(他の書き手さんが来てくれたみたいなのにわざわざわしが書かないと)いかんのか?

真編スタートだよ!

真「ぷろでゅーさー♪ぼくの~ぼくだけのおうじさま~!」ダキッ

P「はぁあああ、どうしてこうなったPART3」

雪歩「はぅうう…ごめんなさいプロデューサー」

P「ここまで来ると何者かの陰謀ではないかとすら感じるよ」

雪歩「? それってどういう意味ですか?」

P「いや何でもないよ、とにかく状況を説明してくれ」

雪歩「真ちゃんが事務所に帰ってきたからお茶を出してあげたんですぅ…」

~回想~

真「ただいまー」

雪歩「あれ?どうしたの真ちゃんこんな時間に」

真「うぇ!?この時間に雪歩一人なの?プロデューサーは?」

雪歩「(シッー)」ユビサシ

P「グァー…グァー…」

真「(プロデューサー、ソファーで寝てる…くすっ髪の毛ボサボサだよ)」コクコク

真「雪歩のほうこそ、もう夜の10時だよ」

雪歩「今日は来月の舞台のリハーサルで、遅くなっちゃったんだ」

真「そうなんだ、じゃあソファーにかかってる衣装って雪歩の?」

雪歩「うん、今回の舞台はヨーロッパの貴族のお話だからドレスが衣装なの」

真「(真っ白でフリフリがいっぱいついててかわいいドレスだなぁ…ぼくもお仕事でいいからあんな服きてみたいなぁ)」

雪歩「真ちゃんは何のお仕事だったの?」

真「いや仕事じゃないんだ、今日歌番組の収録があったんだけどいまいちダンスのノリが悪くってさ」

真「そのままにしておくのも嫌だったから、一人で自主練してたんだ」

雪歩「お疲れ様、そうだ冷たいお茶飲む?」

真「お願い雪歩ー、もう喉カラカラだよー」

雪歩「ふふふっ、ちょっと待っててね」

真「ふああああ…なんか一段落したらお腹も空いてきちゃった」

給湯室

雪歩「ふんふ~ん♪」

雪歩「(真ちゃんお腹空いてたみたいだし、なにかお茶請けのお菓子で出してあげたほうがいいかな?)」

雪歩「(あぅうクッキーもマドレーヌも全部空っぽ……あれ?奥のほうに箱がある)」ゴソゴソ

雪歩「(これってチョコ?少し埃かぶってるけど賞味期限も大丈夫みたいだしこれでいいかな)」


P「グアー…グアー…」

真「(ぷ、プロデューサーが目の前で寝てる…なんか少しだけ緊張しちゃうな)」ドキドキ

真「(どうしてだろう?少し前まではこんなことなかったのに…)」

真「(やっぱりこれってぼくプロデューサーのことがす、好きなのかなぁ?)」

真「(どひゃー!恥ずかしいー!でもでもこんな気持ちになった人プロデューサーが初めてだし)」ドキドキ

真「(もしもぼくが告白したらプロデューサーはぼくの王子様になってくれるのかな…)」ホッペタプニ

P「…ンンン?」ゴロリ

真「うひゃ!?」

雪歩「真ちゃんお待たせー」

真「うひゃあああ!?」

雪歩「ま、真ちゃん?どうしたの?」

真「何でもないよ!い、いきなりで驚いちゃって!」

雪歩「驚かせちゃってごめんね、はいこれお茶とチョコ」

真「ありがとうー雪歩!ちょうど小腹が空いてたんだー!いただきまーす!」アムッ

雪歩「ふふふっゆっくり食べてね」

真「…ちょっと変わった味だね、まあ美味しいからいいけど。ゴクゴク…ぷはっ麦茶も冷えてておいしー!」

雪歩「(変わった味…?もしかして古かったのかな?でも賞味期限は今年の11月だったし)」

―3個目

真「なんか少し苦いのが癖になるなぁこのチョコ、もう一つ食べちゃっおーと!」

雪歩「(美味しそうに食べてるし大丈夫みたい…でも真ちゃんいつもよりテンションが高いような?)」

―5個目

真「うっふっふーなんだかーたのしくなってきちゃったーなんでだろー?」

雪歩「(おかしいおかしい絶対おかしい…!こんな真ちゃん見るの初めて…!)」

雪歩「(変わった味…少し苦いチョコ…このチョコってもしかして)真ちゃん、チョコ一つもらっていい?」

真「もーちろん!ゆきほもたべなよー!ほらほらー!」

雪歩「ありがとう真ちゃんアムッ……むっ~~~!(苦い!やっぱりこれってウィスキーボンボンだ!)」

雪歩「……ゴクップハ、真ちゃん!大丈夫?!」

真「なぁにぃ~?だいじょうぶだよーほらぁー!」クルクル

雪歩「真ちゃん危ないよー!分かったからスピンしないでー!」アセアセ

真「ねっだいじょうぶでしょー!…ぷろでゅーさーなにねてるんですかー?」

雪歩「(どうしようー!真ちゃんが酔っ払っちゃったよー!)

真「おきてくださいぷろでゅーさー!もう11じですよー!」ユッサユッサ

P「ウゥン…?クァ…ガァー」

真「はっは~んわかりましたよ、ぷろでゅーさーはわるいまほうつかいのまほうにかかってるんですね」

真「まかせてくださいぷろでゅーさー!いまおひめさまのきすでめざめさせてあげますから!」

雪歩「えぇええええ!?真ちゃん!?プロデューサー起きてください!」

真「…ぼくのふぁーすときっす、ぷろでゅーさーにあげちゃいますから」

P「くあああ…どうした雪歩ぉ?って真!?顔が近い近い!なんだよいきなり!」

真「うごかないでくださいぷろでゅーさー!まほうをとくためにひつようなんです!」

P「魔法!?何のことだ!?」

真「おうじさまののろいをとくためにはおひめさまのきすがひつようなんですよ!そんなこともしらないんですか!?」

P「それ立場が逆だろ!つーか俺呪われてないし!」

真「いいからうごかないでください!ぼくがぷろでゅーさーにきすしたいんだからいいんです!」ダキッ

雪歩「ええええ!?それって…はわわわわ///」

P「真、一旦落ち着いてくれ。なっお願いだから」ダキッ

真「ふぁぁあ…わかりましたぁおうじさまぁ」

P「(あぁこのウィスキーの匂い、散乱したチョコの包装紙、デジャビュるなぁ)」

P「雪歩、事情は八割方予想出来てるが一応説明してくれないか?」

真「ぷろでゅーさーがぁおうじさまでーぼくがおひめさまーふたりはずっーとなかよくおしろでくらしましたとさー♪」ダキッ

P「まだ事務所に残ってたのか…ウィスキーボンボン」

雪歩「ごめんなさいプロデューサーぁ私がしっかり確認しなかったせいで真ちゃんが…」

真「ぷろでゅーさーはぁぼくをおひめさまにしてくれるただひとりのひとなんですからねー」ダキィイ!

P「真…!首絞まりかけてるから!呼吸が難しくなってきたから!少しだけ手を緩めてくれ!」

雪歩「あわわわわ///(真ちゃんてば大胆…でも少し羨ましいかも)」

P「とにかく時間が時間だ、早いところ真を家に帰すなりどこかに泊めるなり決めないといけない」

雪歩「でもこんな真ちゃんをお家に帰らせたら…」

P「息の根を止められるだろな、俺が」

真「いやです!かえりたくありません!ぼくはぷろでゅーさーといっしょにいますからね!」ギュウウウ!

P「もう今の段階で息の根を止められつつあるんだが…」

雪歩「真ちゃん!プロデューサーの顔が青色になってきてるよ!?」

真「どうしたんです!ぷろでゅーさー!?やっぱりまじょののろいなんですね!ぼくにまかせてください!」ムッー!

P「だからキスは駄目だって!真!」

真「……」

P「はぁ…はぁ…(やっと落ち着いたか)」

真「ねぇぷろでゅーさー」

P「どうした?」

真「まえにもはなしたけど、ぼくはおとぎばなしにでてくるようなかわいいおひめさまになりたいんです」

真「とうさんからはおとこのこみたいにそだてられて、そのせいでまわりからもおとこのこあつかいされて」

真「こんなぼくでもあいどるになれば、すこしはかわれるかなっておもったけど、ふぁんはおんなのこばっかりで」

真「おかしいですよねまわりからはおうじさまになってほしいとおもわれてるのに、ぼくはおひめさまになりたいんです」チラッ

P「(ん?今視線が少しずれたような、気のせいか?)」

真「きょうもじゃーじであせまみれになって、さいきんもうじぶんでもどうしたらいいかわかんなくなって」エグエグッ

雪歩「(真ちゃん…やっぱり悩んでたんだ)」

P「真は最高に可愛い女の子だよ、俺がよく知ってる」ダキッ

真「ぷろ、でゅーさー?」

P「ごめんな真、お前が嫌がってることにも気付かずに男の真似事みたいな仕事ばっかり取ってきて」

真「ぷろでゅーさーはわるくありません、ぼくがおとこっぽいのがいけないんです」

P「そんなことないって!ほら真、俺の心臓の音聞いてみろ」グイッ

真「……あっすごいや、ドクンドクンってずーっと鳴ってる」

P「真が可愛いからさっきから俺の心臓が高鳴りっぱなしだ、どうしてくれんだよ」

真「ふぁ?そんなこといわれても…こまるよぉ」

P「約束するよ真、俺が真をお姫様にしてやる。誰にも負けないくらい可愛いお姫様に」

真「だれにもまけないかわいいおひめさま、ですか?」チラリ

P「(また視線がずれた、一体何を見て…あれは雪歩が舞台で着るドレス…なるほどな)」

P「雪歩ー」チョイチョイ

雪歩「なんですか?プロデューサー」

P「(俺会議室にはけるからその間に真をドレスに着替えさせてくれないか?)」ヒソヒソ

雪歩「…クスッ、はぁいわかりましたぁ」

P「真、お前が可愛いお姫様だって今から証明してやるよ」

真「ふぇ?いまからですかぁ?」

P「あ? 見て分からねーか? 通りすがりのイケメンだよ」

P「女の陰でダンスの解説してるような奴は死んだ方がいいだろ」

P「雪歩ー準備出来たかー!?」

雪歩『はーい!準備出来ましたー!』

P「それでは失礼します、お姫様」ガチャ

真「ぷろでゅーさー、どうですか?…ぼく、かわいいですか?」

P「(真の引き締まったスレンダーな体に真っ白のドレス、こんな映える組み合わせそう無いさ)とても似合っていますお姫様」

真「えへへっ、ぷろでゅーさーにほめられたらとってもうれしいです」

P「お姫様、出来れば私と一曲踊ってはくれませんか?」スイッ

真「…はい踊りましょう王子様!」ポスッ

雪歩「(えぇとこういう時はこの曲だよね)」ポチッ

~白雪姫より「いつか王子様が」~

http://www.youtube.com/watch?v=HbFsswPLUhM

P「(少し足元がおぼつかないといえさすが真だな、しっかり俺をリードしてくれる)」

真「ぷろでゅーさーはやっぱりぼくのおうじさまですね」

P「王子様って柄じゃないけどな、おっとと」

真「そんなことありません、やさしくてかっこよくてぷろでゅーさーはぼくのおうじさまです」

真「ぷろでゅーさー、ぼくはぷろでゅーさーがすきです、だいすきです!だからいつかぼくがおひめさまになれたら」

真「そのときはぼくのおうじさまになってくれますか?」

P「今は返事は出せない、けどその時までに答えを用意しとくよ。約束する」

真「…わかりました、いまはそれでまんぞくです…うわあぁ!」ドタッ

P「真!?大丈夫か!?」

真「えへへへっころんじゃいました」

P「少し赤くなってるじゃないか、くそっこれじゃあよく見えないな」グイッ

真「(これっておひめさまだっこ、だよね)」

P「メルヘンぶっこいてるんじゃねぇー!」

P「(とりあえず真をソファーに寝かせて…)痛くないか?真?」

真「12じ…」

P「え?あぁそういえばもう天辺回っちゃったな」

真「12じのかねがなるとおひめさまはゆめからさめて、いつものまいにちにもどっちゃうんですよね…」

P「真?」

真「おうじさま、さいごにきょうのゆめのおもいでをください」

真「そしたらぼくまたあしたからがんばれるとおもうから」スッ

雪歩「(きゃーー!きゃー!真ちゃんったら乙女すぎるーーー!)」

P「(目をつぶって口を差し出して、これは世に言うキス待ちポーーーーズ!)」

P「(止めてくれー!稲葉さん!LOVEPHANTOMを歌わないでくれー!いぃらなぁいなぁにもぉすててしまおぅーでなくて!)」

P「…分かりました、お姫様」チュッ

雪歩「(えええええ!?プロデューサーさん!本当にキスしたんですかー!?)」

真「ふぇ?」

P「今はおでこで我慢してくれ、な?」

真「えへへへっありがとうございます、ぷろでゅーさー」チュッ

雪歩「」

P「(これで二人目のほっぺにキスだなぁ…微妙に罪悪感で心が痛い)」

真「なんだかねむたくなってきました、おやすみなさいぷろでゅーさー…」

P「お休み、真」

P「くはっー…今回はまた一段と疲れたー、マコチン乙女すぎんよー」

P「もしかしたらうちの事務所で1番乙女は真かもな」

雪歩「」

P「雪歩?おーい雪歩?…駄目だ気絶してる」

P「こりゃ二人とも小鳥さん家だな」

次の日

真「おはようございまーす!」

雪歩「おはようございますぅ!」

P「お早う二人とも、体はどうだ?だるかったりしないか?」

真「はぁい!小鳥さんのお家に泊めてもらって寝覚めもバッチリですぅ!」

雪歩「なんだか色々なことがあったような気がするんですけどぉ、はっきり覚えてないんですぅ」

真「ぼくもなんですよね、なんだかとっても幸せなことがあった気がするんですけど」

P「ははははっ(棒)いい夢でも見たんじゃないか?」

真「そうかもしれないですね!とにかく今日のぼくは絶好調です!プロデューサー!張り切っていきましょう!」

P「おっ!やる気だな!よしっ俺も負けないように頑張るか!(夢か、いつか現実にしてやるからな真!)」

小鳥「何があったかは聞きませんがとりあえず黙っておきますね」ヒソッ

P「…お願いします」

P「よぉし!ウィスキーボンボン捨てた!これでもう同じ過ちは繰り返さない!」

律子「おや、プロデューサー殿。そのウィスキーボンボン全部食べたんですか?」

P「ん、あぁ。このチョコ古くなってたから全部捨てた」

律子「そうでしたか、2箱ともですか?」

P「…2箱?」

律子「そのウィスキーボンボン社長が前買ってきたやつですよね?たしか2箱あったと思うんですが」

P「え?」

律子「え?」

「「え?」」

??「あなたさまぁ、こよいはつきがきれいですね」

終わり

なんか変な難癖つけられてるからこの辺で終わるーわ
(次があるみたいに匂わせて)すまんな

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