穂乃果「安価で夜伽話!」 (157)

穂乃果「今回は最初から最後までエロエロだよ!!エロエロ!!みんな好きでしょ!?」

穂乃果「だから!みんなのえっちな安価で盛り上がろうよ!」

穂乃果「え……?別の場所が盛り上がる……?」

穂乃果「ラブライブには可愛い女の子しかいないよ!嘘つかないで!」

穂乃果「沢山のシチュエーションや性癖をバンバン放出していこうね!リョナもスカも蟲もなんだってありなんだからさ!」


穂乃果「じゃあ行くよ!最初の安価!」

*主人公を選んでください

>>5

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1388214000

雪穂

ほのゆきで雪穂受け+甘々ラブラブ

穂乃果「あー……ごめん!シチュエーションは別に安価を取るから、キャラクター一人を選んで欲しいな!今度雪穂とイチャイチャするからそれで許して!」


*再安価>>9

アリチカ

穂乃果「主人公は亜里沙ちゃんだね!」

穂乃果「ヒロインは誰かな?」


*ヒロインを選んでください

>>14

エリチカ

穂乃果「主人公は亜里沙ちゃんで、ヒロインは亜里沙ちゃんだね!」

穂乃果「この日二人が居た場所はどこかな?」


*居場所を選んでください

>>19

ミスだろうがアリアリは新しいから見て見たいwwwwww

安価なら絢瀬家

穂乃果「わわっ!?ごめんね!間違えちゃった!」

穂乃果「主人公は亜里沙ちゃんで、ヒロインは絵里ちゃんだよね!」

穂乃果「お話は絵里ちゃんのお家で始まるんだね?」

穂乃果「あー!最初に言い忘れたー!」

穂乃果「登場人物は、同じ人や複数人でもOKだからね!」


穂乃果「シチュエーションに指定はあるかな?あるならシチュエーションを、無いならなし!って書き込んでね!」

穂乃果「シチュエーションはその日の状況や、何をして居たかーだから、えっちなことを聞いてる訳じゃないからね?えっちな話はまたあとで!」


*シチュエーションを選んでください

>>24

穂乃果「安価遠すぎたかな?加速するよ!」

休みの日に二人で朝食





こういう感じかな?

穂乃果「そう!それ!そういうこと!何をしている最中、した後、それでOKだよ!ありがとう!」

穂乃果「なるほどなるほど!二人は朝食を取って居たんだね!」

穂乃果「間違いは無いね?無いならスタートするよ!」

*このまま先へ進みます、よろしいですか?

*主人公:亜里沙
*ヒロイン:絵里
*居場所:絢瀬家
*シチュエーション:朝食後、または最中

>>28

1.はい
2.いいえ(変更する場所も選択してください、一度に複数変更は出来ません)


穂乃果「変更する場所を選択する時に、変更内容を指定しても無効だからね!気を付けて!」

1

亜里沙日記 12月29日

・今日の朝ごはんはハヤシライスでした!
お姉ちゃんの作るご飯は美味しくて、休みの日の朝は亜里沙の楽しみです♡亜里沙はまだ日本に慣れてないから、お姉ちゃんには感謝しなきゃ!

・で、いつも通りの朝食を取ったんですけど……じ、実はそのあと……♡
って、こんなの日記に書けないよ!!

ー朝ー

亜里沙「ん……」

何時ものように喧ましいアラームが鳴ることも無く、私は自然と目を覚ました。
手を伸ばし、毎朝私に地獄の警告音を聞かせる長方形に手を伸ばした。

亜里沙「ハラショー……そっか、今日は休みの日……」

8:23

普段なら遅刻のこの時間も、休みの日では許される。
自己最高記録だ。今までのベストタイム8時37分を僅かに上回る起床時間。
携帯のアラーム無しでも早く起きれた自分を褒め称えたくなる。

亜里沙「んに……まだねむ……」

……私は朝は弱い方なのだ。
二度寝……

亜里沙「だめ……寝たらだめだよ亜里沙……最高記録……」

亜里沙「うぁー……だめ…朝日には勝てないよ……」

そんな絶対絶命のピンチに、軽くラップ音が響いた。

コンコンッー

「入るわよー」

亜里沙「ゔ~……」

入って来たのはお姉ちゃんだった。

絵里「あら?起きてたの?」

亜里沙「ねむい……」

絵里「なにこの可愛い生き物」

亜里沙「ねむいよお姉ちゃん……」

絵里「あ、そうそう、朝ごはん作ったわよ」

絵里「折角早起きしたんだから、降りて来なさい」

亜里沙「今直ぐ行く!」

お姉ちゃんのご飯と聞いたら話は別だ。
私はベッドから飛び起きた。

亜里沙「っわぁああ!?」

が、身体の方はまだ寝呆けていたようで、足がほつれてしまった。

絵里「っと……危ないわよ?」

危うく転ぶ所だったのを、お姉ちゃんに抱き留められなんとか持ち堪える。

亜里沙「ご、ごめん……///」

少しばかり恥ずかしくて赤面する。
だがこの場合、恥ずかしいのは転び掛けたことではなく、お姉ちゃんの膨よかな胸に顔が埋まっていることだ。
幸い顔が埋まっているお陰で顔は見られずに済んだが……

絵里「亜里沙って私の胸好きよね」

余計に恥ずかしかった。





いや好きなんだけどね?

少しずつ目が覚めてきた。
寝呆け眼を擦りながら朝食のハヤシライスを口に運ぶ。

亜里沙「ん……やっぱりお姉ちゃんのご飯は美味しいね……!」

絵里「そうかしら?」

亜里沙「そうだよ…!」

眠気でハキハキと喋れないせいで、しりすぼみになってしまった。

絵里「そう言われると嬉しいけど……まだ眠いの?」

亜里沙「うん……」

絵里「あ、亜里沙」

亜里沙「ふぇ……?」

絵里「頬っぺ」

そう言いながら、お姉ちゃんは私の頬っぺたに触れてきた。

まさか……

絵里「…っと、ほらお米、着いてたわよ?」

内心うぎゃあああああああああ!?となっていたが、なんとか堪えた。
凄く恥ずかしい。

絵里「ん……」

パクッと

パクッと食べられた

亜里沙「~~~~ッ!?//」

言葉に出来ない恥ずかしさ、というのはこういうことを言うのか。

ワナワナと身体を震わせていると。

絵里「亜里沙風に言うと、ジャパニーズ【お弁当付いてる】ってやつね」

亜里沙「……バカ」

私の気も知らないでお姉ちゃんと来たら……。
もう少し、私の気持ちもわかって欲しかった。
それは人として、だけではない。
私はお姉ちゃんが一人の女性として……恋愛対象として好きなのだ。
おかしいと言われれば否定出来ない、女同士は日本ではタブーらしいから……。
それ以前に姉妹ということもある。
でも……でもっ!私はそれでもお姉ちゃんが好きなんだ。
私はこんなにもお姉ちゃんが好きなのに……。

気持ちを押し付ける気は無い、無いけど……。



寂しいな……。

絵里「……ねぇ、亜里沙」

亜里沙「……なに?」








絵里「あの亜里沙の日記に書かれていたことは……本当?」




亜里沙「え……?」

亜里沙「日記って……え?」

絵里「その……つい…」

亜里沙「あ……」


嘘……。
嘘だ……。
そんなの嘘に決まってる、お姉ちゃんは私をからかっているだけなんだ。
だから……!だから……!

冗談だって

亜里沙「嘘…だよね……?」

言ってよ

絵里「…………」

ねぇ、お姉ちゃん

黙ってないで






絵里「……ごめんなさい」

亜里沙「ねぇお姉ちゃん……なんで、なんで」

なんで謝るの?


なんで……?


絵里「本当に……ごめんなさい……」


亜里沙「あ、あはは……」

その一言だけで充分だった。
私への返事としてはそれで充分だった。
ごめんなさい……お姉ちゃんは私を受け入れてくれなかった。
あの日記には、私がお姉ちゃんをどう思っているのかも書かれている。
もう……終わりだね、お姉ちゃん……。
全部……。


亜里沙「終わり、かな……もう」

絵里「そ、それでね!?わ、悪いと思ってその……!私の日記も読んでいいから!は、はい!」








亜里沙「え?」

絵里「ごめんなさいっ!私…その!亜里沙の気持ちを踏みにじるようなことしちゃったから……!」

亜里沙「え、日記?お姉ちゃんの?」

手渡されたキャンパスノートには、この無骨なノートには似つかわしくないファンシーな文字で「絵里♡日記」と書かれていた。
お姉ちゃんらしからぬ可愛いらしい文字だった。


亜里沙「本当にお姉ちゃんの……?」

絵里「は、恥ずかしいから聞き返さないで!!」

間違い無いらしい。
何故私に日記を見せてくれるのかはわからない。
わからないけど……。

亜里沙「よ、読ませて……」

やはり、人は未知への好奇心には対抗出来ない。
見たことのない私のお姉ちゃん。
気にならない訳がない。

でも……

亜里沙「お姉ちゃん……私のことは無理、なんだよね……?」

絵里「取りあえず……その、読んで?」

亜里沙「う、うん……」

お姉ちゃんの曖昧な返事に、私はゆっくりと表紙を開いた。

2月10日

再来月から私も高校生♪
日記を書いてみることにしました!
でもそんなことよりも、もっともっと大切なこと!それは来週の末に妹の亜里沙がこっちに来るってこと!
亜里沙はとっても可愛い、マロン髪の自慢の妹です!

2月14日

亜里沙から手紙が届きました!
「お姉ちゃん!また会えるね!」なんて可愛い♡
亜里沙、早く会えないかな~?




亜里沙「!!」

亜里沙「お姉ちゃん!これいつの日記!?」

絵里「これは亜里沙が来る直前だから、3年前ね……」

亜里沙「そうなんだ……」

先が気になり続けて読み進める。

2月17日

亜里沙が家に来ました!
可愛い可愛い私の妹、沢山日本の良さを教えてあげなきゃね!


亜里沙「……」

そこから20数ページは似たような内容で、軽く流し見をしながらペラペラとページを捲った。


3月2日

そろそろ次のノートを買わなきゃ!
あ、でも次のノートは入学してからの方がいいかな?


3月4日

最近、亜里沙を見て居ると変な気持ちになります……。
私、おかしいのかな?胸が痛くて苦しくて……。
亜里沙のことは好きなのに、何故か避けたくなっちゃいます……。

それが最後のページだった。

亜里沙「お、お姉ちゃん!続き、続きは無いの!?」

絵里「……あるわよ」

そう言って渡されたのは20数冊のキャンパスノート。
ザッと計算すると、三年間ほぼ毎日書いていたことになる。

その山の上には「2冊目」と書かれた日記があった。

が、お姉ちゃんはそれを手に取ろうとする私を遮り、3冊目と書かれた日記を渡してきた。

絵里「全部を読んでいたら……その、キリがないから……亜里沙が読みたいと思いそうなところだけを渡すわ……」

亜里沙「うん……」

その言葉には、読むのであれば後戻りは出来ないと、そんな重みを感じた。

再び読むことへと集中し、私はページを捲る。

4月11日

私は高校生になりました!
……最近の悩みは、亜里沙への私の感情、その形。

わからない……わからないわよ、私は亜里沙を一体どう思っているの?私は亜里沙に何を求めているの?

4月13日

学校が忙しくなってきて、考え事をする時間が少なくなりました……。
それと同時に、この日記に書き記すことを考える余裕も、少しずつ無くなっています。

……亜里沙

4月16日

私はクラス委員長になりました。
なるつもりなんて無いのに周りが勝手に……。

絵里「思えばその時からかしらね……私は少しずつ、つまらない人間になっていったわ」


まるで、今私がどこを読んでいるのかわかっているかのような口振りだった。
私が不思議そうに目を見開くと……


絵里「わかるわよ……亜里沙のことなら、顔を見たら、ね」

お姉ちゃんは少し切な気に俯くと、私の頭を撫でた。

私はページを読み進める。


4月18日

私は生徒会実行委員長になりました。
また、上手く畳み掛けられて。
……正直嫌になるわよね、私はこんなこと……したくないのに。
業務をこなして帰宅すると、一番に私を迎え入れてくれる亜里沙。
それだけが私に安らぎをくれる。

4月21日

このごろ、周りが色褪せて見える。
なんでかしらね……。
私、こんなにつまらない人間だったかしら……。

4月22日

生徒会の肩書きは、私には少し重い。
でも、私には責任がある。
やらなきゃ、私がやらなきゃ。
今の生徒会長が卒業したら、きっと次は私の番。
大丈夫……そうなっても、学校は、私が纏めて見せる。

絵里「はい、これ」

そう言って渡されたのは18冊目

亜里沙「これは……?」

絵里「二年生になった私の日記よ、ここに至るまで亜里沙については何も書かれていないわ」

亜里沙「うん……ありがとう」

私は素直に受け取ると、1ページ目を開く。
このページを見て最初に感じたこと、それは……。
「文字が筆記体のように硬く、綺麗な文字」になっていた。
そう、今まであった可愛いらしい文字は、影も形もない。

お姉ちゃん……。



5月13日

生徒会、その責任と、教師からの重圧は私に重く乗し掛かる。
副会長の希のお陰で少し楽にはなったけど、あまり迷惑を掛けてはいけないから。
私が……頑張らなきゃ。

5月16日

希に少し休めと言われた。
私はまだ……まだ大丈夫なのに。
このごろ亜里沙にあまり構えていない。

そうだ……忘れてたけど、私は亜里沙について考えなきゃならな

5月17日

いつもとは違い、今日は朝に書いてる。
昨日は疲れからかしらね……書いてる最中に寝ちゃった。

ああ……今日も頑張らなきゃ。

読んでいて胸が苦しくなってくる。
私はお姉ちゃんに……負担をかけていたのかな。

無理しないでって……そう言ってあげられなかった自分が憎い。

19冊目

私は自然とノートの山に手を伸ばしていた。

6月1日

今日は真面目に亜里沙について考えてみた。
1年越しのこの気持ち、私は亜里沙に何を求めていたのか。


絵里「……」

お姉ちゃんが静かに息を吐く。
私は先が気になり、食い入る様に最後の行を読んだ。











私は亜里沙が好きだ。

亜里沙「っ!!」

ズキリと。

ズキリと胸が痛んだ。
その痛みの正体を、私は知っていた。

絵里「……泣かないでよ、亜里沙」

亜里沙「……ごめんっ……ごめんお姉ちゃんっ……!」

絵里「いいのよ……いや、悪いのは私なんだから…気にしないで?」

お姉ちゃんは私を抱き締めると、私の頭を優しく撫でた。
私が大好きなお姉ちゃんの顔だった。

絵里「これ以上は……読まなくていいわ、汚ない私ばかりだから……」

亜里沙「ううん……読ませて?どんなお姉ちゃんだって……好きだから」

絵里「亜里沙……」


それから先の内容は、私への気持ちや、乱暴に表現された毎日。
でも、それはある一点から急激に変わる。
廃校に向けて頑張るμ′sの皆さんを、最初は馬鹿にしてはいるものの、徐々にその内容は憧れに近いものへと変わっていった。
お姉ちゃんがμ′sに入って以降からは、また少しずつ可愛いらしい文章が混ざってきている。


亜里沙「嫉妬……しちゃうな、μ′sの皆さんに…」

絵里「亜里沙……?」

亜里沙「だって……お姉ちゃんが辛い時、力になれたのは私じゃなくてμ′sの皆さんだから……」

私は、3年間も私の好意と同じ様に愛されていたことに気付けなかった自分の不甲斐なさにガッカリした。

その時、チラッと一冊のノートが目に入った。





ん?

なんだろうか、一つだけ明らかに違うノートが一番下にある。
私の日記帳と同じ柄の……。

私がそのノートに手を伸ばすと……


絵里「!?」

絵里「だ、だめ!!そのノートはだめぇ!!」

が、時既に遅し。

ノートのタイトルは……。


亜里沙「亜里沙日記……?」

一瞬、私のノートかと思ったが、違う。
これは紛れも無くお姉ちゃんの字だ。

絵里「ああ……私お部屋帰る……」

グイッと

この場から逃げ去ろうとするお姉ちゃんの服の裾を掴んだ。



亜里沙「お姉ちゃん、これは?」

絵里「ひゃいっ!?」

声が上擦って、明らかに動揺している。


亜里沙「……もしかして、これと亜里沙のノートを間違えたの?」

絵里「…………」

沈黙は同意、真っ赤な顔を両手で隠すお姉ちゃんを他所に、私は日記を開いた。





亜里沙日記!

亜里沙あああああああああああああああああああああああああああああああああああ私の亜里沙ああああああああああああああああああああああああああああああああ









亜里沙「ええぇ………」

今更ですが訂正

4月18日

私は生徒会委員になりました。
また、上手く畳み掛けられて。
……正直嫌になるわよね、私はこんなこと……したくないのに。
業務をこなして帰宅すると、一番に私を迎え入れてくれる亜里沙。
それだけが私に安らぎをくれる。

亜里沙「……お姉ちゃん、これは……」

なんだろう、自分のお姉ちゃんへの純粋な想いとはまたちょっと違う、異質な好意が、日記の中から脈々と伝わってくる。

私は互いの気持ちとか、そんなこと以前に、まず思考停止した。

うん、なにがなんだか。



絵里「もう……終わりだわ……」

ー前日ー




絵里「……はぁ」

この頃病的なまでに亜里沙が愛しい。
いやもうここまで来たら病気だよね、うん。

絵里「……いや、にしてもこれは無いわよね」

自分の手元に置かれた日記を見る。


亜里沙日記!

亜里沙は今日も可愛い。
なにが可愛いって全部可愛い。
イケナイ妄想が捗る捗る。
あどけない幼さの残る亜里沙をあんなことやこんなことしてえへへへへへへへへへへ。









再確認した。

絵里「ないわ」

絵里「いや本当、これ亜里沙に読まれたら自殺ものよね」

絵里「書き終えた後はいつも死にたくなるけどね」

ふと、大事な事を思い出す。

絵里「そういえば……年末まで亜里沙と二人きりね」

確かに大事な事だ。
大事な事だから、ふと思い出すようではダメだし、ずっと忘れてはいけない。
いやね?下心は無いわよ?うん、本当にないのよ本当に。
そうそう!ほら、ご飯とかあるし!?だからやましい気持ちなんて微塵も……!


私は誰に説得しているのだろうか。
言い訳を考え、口を吐いて出た言葉は次々に空に消えて行く。

これは流石に虚しい。


絵里「はぁ……亜里沙ー亜里沙ー」

ゴロゴロと転がっていても亜里沙は現れない、それもその筈。
亜里沙は今友達の雪穂ちゃんと遊びに穂乃果の家に行っているのだ。

絵里「うぅぅ……亜里沙ぁ……」

やばい、ちょっと泣けて来た。


絵里「こんな時は……!」

こんな時は。
いやこんな時はじゃないだろう、なにがこんな時は、だ。

毎日やってるじゃないか。


ー亜里沙の部屋ー


絵里「亜里沙ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!」

先ずはベットから攻めた。

絵里「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!」

ゴロゴロと亜里沙のベットの上を転がりながら、亜里沙亜里沙あぁ亜里沙と奇声を上げる。

毛布と掛け布団も巻き込みグルグルと回転し、半ば簀巻きになったところで。






絵里「なぁにやってんだ私」


素に戻る。

絵里「私はまたこんなことを……ん?」

簀巻きと化した私の丁度眼前に、亜里沙の枕を見付けた。

これは。


絵里「これは」



嗅がない訳にはいかない。


絵里「亜里沙ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!」

絵里「亜里沙の香り!良い匂い!選択前亜里沙枕!枕!うっひゃああああああああああああハルルルゥアッショゥアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!」

周りから見たら狂人、異常者、いや寧ろただの変態。

もうダメだ、我慢出来ない。
そう、何においても我慢はよくない。
さあ自分を解き放て!!!

次は!?まだ亜里沙を堪能できるものは残されていないか!?さあ働け私の亜里沙センサー!!!







絵里「あぁあああぁあぁあああああああ!???亜里沙、亜里沙の、亜里沙のおおおおおおおお!??」

声高らかに私は叫ぶ。
自らの功績を称え、勝利のポーズを決め込んだ。





絵里「亜里沙の脱ぎっ放しショオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオツ!!!!!!!」



亜里沙のショーツを被りながら。




いや、みんなも被るわよね?好きな子のショーツが落ちてたらみんなも取り敢えず被るわよね?うんうん、間違いない間違いないエクセレントよ絢瀬絵里。

みんなって誰のことだろう、それに気付いたのは、私が亜里沙の洗濯前脱ぎっ放し聖・ショーツを頭に装備し、世間からの防御力を壊滅的に低下させた後に【僕らのLIVE 君とのLIFE】のフリをフルコーラスで完璧に躍りこなした後だった。

歌っている時は気が付かなかったが、「亜里沙のショーツは被るも~の~」と歌っていたかもしれない。

しかし


絵里「…あれは……?」

私の幸福は、すぐに終わりを告げることとなる。



絵里「日記……帳…?」

見覚えのある日記帳だ。


絵里「嘘……嘘よ!!私昨日はちゃんと隠して……!それにさっきまで私の部屋に……!」

それは恐怖。
ある筈のない私の「亜里沙日記」
何故ここにあるかはわからないが、私はゆっくりと「ソレ」に近付いた。

確かめたかった。
それが本当に私の日記ではないことを。

恐る恐る日記を開く。

そこに書かれていた内容に、私は唖然とした。



12月28日

お姉ちゃん!今日のお姉ちゃんはとっても可愛かった!
お姉ちゃんは私の憧れです!女の子同士だけど、世界で一番愛してます!
えへへ~♡言っちゃった♡


絵里「…………」




絵里「why?」



絵里「いやいやいやいやいや、絶対夢だって」

ベタだが、流石の私もこれは頬を抓らざるを得ない。

絵里「っ……」


痛かった。

間違いない、これは現実だ。
しかし、確証を得るために私はもう一手、確認作業を行った。


絵里「すぅ……はぁ……うん、間違いない」


間違いない、この亜里沙のショーツが偽物な訳がない。亜里沙の初心な花園の香りだ。

後で穿いておこう。



絵里「これは現実……?嘘……そんな…」

絵里「亜里沙……」

一度冷静になり、私は考えた。
これは本来、亜里沙から私に伝えたかった事ではないのか?

私は亜里沙のそんな気持ちを……。


絵里「踏み躙った、のかしらね……」

そう思うと、酷く居た堪れない気持ちになった。
私はその日記帳をそっと机に戻す。


絵里「明日……」

明日、聞かなきゃ。
それで謝るんだ。
亜里沙が許してくれるかはわからない。
もしかしたら、黙っておくべきなのかもしれない。

それでも私は……





絵里「亜里沙と真剣に向き合わなきゃ、ね」






そう思ったのだった。






~~改装終了


絵里「はぁ………」


なんだろう、昨日からそうだが、何から何まで空回りだ。

本当、私は何をやっているのだろう。

これは私……嫌われちゃったかしらね。



亜里沙「……お姉ちゃん、ここに書かれてるのは全部……全部本当?本当のお姉ちゃんの気持ち?」


私は首を横に……振れる訳がない、私は仮にも亜里沙の気持ちに泥を塗っている。

絵里「……ええ、そうよ」

私は正直に頷いた。


絵里「……私のこと、嫌いになったでしょ?」

亜里沙「う……うぇぇ……」

絵里「あ、亜里沙!?」

え、なに、まさか泣く程気持ち悪かったの!?
いやそうよね、私があんな日記付けられてたら無言で殴じゃなくてうわああああああ!!?どうしようどうしようどうしよう!?

だ、抱き締めたり!?
いや嫌われてるなら逆効果!?

絵里「あ、亜里沙な、泣き止んでー!?」

私が慌てふためいていると、亜里沙は突然、私の胸に飛び込んで来た。


絵里「……亜里沙?」

~~回想終了


絵里「はぁ………」


なんだろう、昨日からそうだが、何から何まで空回りだ。

本当、私は何をやっているのだろう。

これは私……嫌われちゃったかしらね。



亜里沙「……お姉ちゃん、ここに書かれてるのは全部……全部本当?本当のお姉ちゃんの気持ち?」


私は首を横に……振れる訳がない、私は仮にも亜里沙の気持ちに泥を塗っている。

絵里「……ええ、そうよ」

私は正直に頷いた。


絵里「……私のこと、嫌いになったでしょ?」

亜里沙「う……うぇぇ……」

絵里「あ、亜里沙!?」

え、なに、まさか泣く程気持ち悪かったの!?
いやそうよね、私があんな日記付けられてたら無言で殴じゃなくてうわああああああ!!?どうしようどうしようどうしよう!?

だ、抱き締めたり!?
いや嫌われてるなら逆効果!?

絵里「あ、亜里沙な、泣き止んでー!?」

私が慌てふためいていると、亜里沙は突然、私の胸に飛び込んで来た。


絵里「……亜里沙?」

亜里沙「わたじ……おねえぢゃんが……ずっと好きでッ……!だけどっ…だけどっ!もしさたらわたじ……わだし……間違ってるのがなっで……ずっとじんぱいでッ」

亜里沙「だけどおね…ぢゃんがずきで……!不安で……!もじかしたら………」

亜里沙「ぎらわれて……まだ離れ離れになるかもじれないって……!!」

亜里沙の真摯な訴えに、私は口を噤んだ。
真剣に、亜里沙の目を見つめ、亜里沙の紡ぐ感情に、私は向き合った。

亜里沙「いやだった……!そんな…のは!だから……ずっとがくしてきで……!バレたどぎは本当に胸がぐるじかっだ……!」

亜里沙「でも……!おねえっ…ちゃんもっ!わたじの事が好きだっで…だがら、だから私は……亜里沙はごの気持ち、捨てなぐでもいいんだって……わがったら涙がどまらないよッ……!」


絵里「亜里沙……」

亜里沙は泣きながら、何度もしゃくりあげ、喉がガラガラになりながらも、ついに最後まで言い切った。
だから私は、私の気持ちも精一杯言葉にしたいと思う。

絵里「亜里沙……私は居る、ずっと亜里沙の側に居る……何があっても、絶対に離れ離れなんてことにはならない、ならせない」

絵里「私も……亜里沙がずっと好きだった」

絵里「亜里沙が来て、三年かけて漸く……この気持ちを言葉に出来るようになったの」

絵里「私がμ′sに入って、自分を変えて、そういう気持ちに素直になれたのは……あなたのお陰よ」

絵里「あなたが私にきっかけをくれた……皆が私にチャンスをくれた……」

絵里「だから、私はその気持ちに嘘はつきたく無い……だから」



絵里「亜里沙!私と恋人になって!!」



私は、亜里沙に自分の思いの丈の全てを伝えた。三年越しの、私の全部。
最後のは、ちょっとおかしかったかな? でも後悔はしてない。そう言い切れる。
自分に自信が持てる、また一歩踏み出せる、そんな気がした。
亜里沙、あなたが居たから私は頑張れた。
その小さな背中は、私の沢山の想いを叶えてくれたのよ、今だってそう。
叶う筈の無い恋が、今……叶ったんだもの。

亜里沙「お姉ちゃあああああああん!!!!!」

絵里「亜里沙……亜里沙ぁっ!!!」

互いに抱擁し合い、二人の気持ちを一番近くに感じた。心臓の音が、私達を繋げるように、速く鳴っていた。

亜里沙「お姉ちゃん……」

絵里「亜里沙……」

亜里沙「お姉ちゃんも……涙、流すんだね……」

絵里「え……」

私は亜里沙を抱く手をそのまま自分の頬に寄せた。生暖かい水が指先に触れ、私は初めて自分が涙を流して居ることに気付いた。

絵里「ああ……私ったら、亜里沙の前では……泣かないって、決めてたのに……っ」

亜里沙「ううん……私は…お姉ちゃんの恋人、だから……涙も、これからは見せて……?嬉しい涙なら、一杯見たいから……」

嗚咽混じりになりそうになるのを私は必死に堪えたが、亜里沙のその一言で、私の中のダムは決壊した。



絵里「うわぁああああああああああああああああああああああ亜里沙っ亜里沙ぁああああああぅああああああああ!!!!」

亜里沙「うん……私も、ずっと離れない……ちょっぴりお姉ちゃんは変態さんだけど……大好きだから」

私が亜里沙をあやしていた筈が、立ち位置が変わり、いつのまにやら私が亜里沙にあやされている。
やっぱり、私は亜里沙には敵わない……。
亜里沙はこうして、本当は子供みたいな私の一部を、優しく受け止めてくれた。

一時間が経過した。
あれから暫く、私は泣き止み、亜里沙と初めてのキスをした。
触れ合うだけの、軽いキス。
私は亜里沙を部屋に呼んだのだけど、亜里沙自身、その意味を知っていたのか、顔を真っ赤にして「……ご飯、冷めちゃうよ?」なんて言うものだから、可愛くて仕方がない。

あんまりに可愛いものだから、私は「もうとっくに冷めてるわよ、それより……お互いの気持ちが冷めないうちに、ね?」そう答えた。

また顔が赤くなる。
そんな亜里沙の反応を楽しんでいると、亜里沙はゆっくり頷いた。

穂乃果「……さあ!!みんなお待たせ!!やっと、やっと始まるよ……!!」




穂乃果「エロエロがね!!!!!」

穂乃果「いや~長かった、本当に長い道程……回り道を繰り返し繰り返し、ついに」

穂乃果「本編!!熱いセッ【自主規制】!!」

穂乃果「え?穂乃果のことは呼んで無い?邪魔だから帰れって?」

穂乃果「残念!そういう訳にはいかないんだな~これが!」

穂乃果「という訳で、ルール説明だよ!」



・まず、プレイ内容が安価により決まります



「夜のSMお散歩プレイ」
「ハードなスカトロ」
「あまあまいちゃラブエッチ」
「ガチリョナカニバリズム」等

・次に、受けと攻めが安価により決まります
・そしてエッチシーンが始まると、細かいところで選択肢が現れます。
・最後に、エッチシーンが終わると穂乃果による採点が行われます。


穂乃果「みんなー!わかったかなー?」

穂乃果「それでは……エッチシーン!スタート!」

穂乃果「じゃあじゃあ、プレイ内容と、受け攻めを決めて行こうか。ちゃっちゃといくよー!」


>>94 プレイ内容

>>96 受け攻め

あまあまいちゃラブエッチ

穂乃果「亜里沙ちゃん攻めのいちゃラブエッチ……絵里ちゃんが誘い受け……うん」

穂乃果「興奮するね!!!」

穂乃果「今から漲って来たよ!よしやろう!」

まだですか(迫真)

絵里「亜里沙……」

亜里沙「お姉…ちゃん……」

互いに一糸纏わぬ、生まれたままの姿で抱き合った。
唇は自然に近付き、長い接吻が始まる。


「ん、クチュ……ン……」
「チュパ……ヂュ……ンチ……ン」
「チュ……ンチュ……」
「ジュプッ……パッ……ン……」
「チュル……ズ……ズズ…」

(亜里沙の唾液が……私の中に……)
(ああ……お姉ちゃん……好き…好きぃ……)
(亜里沙の舌……柔らかくて…ザラザラしてて……)
(お姉ちゃん……私今……凄くエッチなことしてるよ……)


姉妹という背徳感、禁断の世界、二人が交わる初めての誓い……その全てが、今の私達を上気させていた。
舌を絡め合い、唾液を啜り、未知への恐怖は互いに抱きしめ拭いあった。

私は次第に貪るように姉の舌を求めるようになっていた。
お姉ちゃんが欲しい、もっと……もっともっと。
好き、大好き、愛してる。
咽下した唾液は私の喉をヌルリと湿らせ、私の性的な欲求を著しく高めた。
舌を交じらせる度鳴る空気の破裂音が私の官能を刺激した。

……ふぅ

一足先に逝ったぜ

>>101
早すぎねーか
まだ立ててすらいねーぞ(堪えてる)

貪欲に、強欲に、私達は互いに求め合う。
今までの、離れがちだった心を取り戻すかのように。

「んぅっ……ヒュ……ヒュ……」
「あっ……ハァ……は……ふぅ……」

お姉ちゃんが息を詰まらせ、私の切ない声と共に唇からその舌が抜かれる。
……そう思ったが、お姉ちゃんは私の舌先を咥えたまま離さたず、呼吸をした。

「おぇえひゃん……?」

舌を触れ合いながら喋ると、互いの振動が口内に伝わり、酷く扇情的な気分にさせられた。といっても私は既に、これ以上無いくらいに欲情してたんだけど、ね。

「ありひゃあ……」

潤目でそう言ったお姉ちゃんは凄く可愛くて……。ちょっぴり意地悪な気分になってしまう。


離れたく無いのはきっとお姉ちゃんも一緒。
だから私は意地悪く頬を引き上げると、お姉ちゃんの口内から舌を抜いた。

「ああ……亜里沙……」

切なく吐露されたお姉ちゃんの声、本心。
私から離れたく無いという想いが、私達の間を銀のアーチで繋いでいた。

次第に垂れ下がりプツリと途切れた愛絆の証は、ベッドの上に小さな染みを作った。

「お姉ちゃん……好きっ!」
「きゃっ!?」

疲れて、肩を上下させるお姉ちゃんを押し倒し、私が上に乗る。
吃驚して目を見開くお姉ちゃんが、僅かに足を内側に曲げたのがわかった。

私達のショーツは互いに使い物にならなくなり、その下では、陰唇らがヒクヒクとモノを求め、涎を垂らし、ぐちゃぐちゃに濡れそぼっていた。

火照る身体を寄せ合い、私はお姉ちゃんに言った。


「ハァ……ふぅ……お姉ちゃん」

「亜里沙……」

「私……こういうのよくわからない……から、うまく出来るか……わからない」
「だから……頑張るから……亜里沙に、やらせて……?」

「……うん、お願い……亜里沙、私を……亜里沙だけのものにして……?」


その一言で、私の中の箍が外れたのか、私は一心不乱にお姉ちゃんを求めた。
再び長いキスをして、私は上体を起こした。


亜里沙(まず…何をしよっか?>>110)

はいはいksk(続きはよ)

焦らし

穂乃果「あ、一時間だけ離脱だよ!ごめんね~」

「お姉ちゃん……」
「ぁん……ありさ……」

お姉ちゃんの声が震えるのがわかる。
私はお姉ちゃんの臍から指を沿わせ、ショーツの、一番濡れている場所に触れた。


クチュッ……


亜里沙「お姉ちゃん……凄い……」

そこは最早、ショーツがあるのかないのかわからない程だった。
愛液に塗れ、僅かに陰唇の形が浮き出ている。

「はぁぁっふぅ……はぁぁ……」
「お姉ちゃん……触って欲しい…?」
「お願いっ…ありさぁ……」


お姉ちゃんの必死な訴えに、私は「文字通り触って」あげた。

ショーツの内側に指を入れ、陰唇の溝に指を押し込むように流した。
でも、ある一点には絶対に触らない。


「あッ……ン…ありさ、触って……」
「……?触ってるよ?」
「ちがうのぉ……そうじゃなくて……!」
「……私、触ってとしか言われてないよ?」


実際、私はどこを触って欲しいのかはわかっている。女性の身体が、こんな生殺しに耐えられる訳が無い。
内心、触ってあげたい気持ちでいっぱいだった。
でも、お姉ちゃんが私に、まるで許しを乞うようにしている姿が、普段とは正反対で、たまらなく愛しいのだ。

「ありさぁ…いじわるしないで……」
「意地悪なんてしてないよ……私が下手くそなだけだよ」
「わかってる……癖に……」
「ね、お姉ちゃんはどこに触って欲しいの?」


私は会話を続けながらも熱心にお姉ちゃんの秘部を捏ねて、撫でて、押して、叩いて、擦った。
その度、ほんの少しだけ、天辺に触れ、「ィイッ……ぁっ」と、お姉ちゃんは快感を口にした。
私は興奮し、お姉ちゃんに再びキスをする。


「ね、どこ?」
「そ、それは……真ん中……」
「真ん中?真ん中だけじゃ……わからないな」
「真ん中の……真ん中の……」


(お姉ちゃん……可愛い……)

>>119

触ってあげる
触ってあげない

ksk

君達も早くしてくれ
二時間全裸で風邪引きそうなんだ

2

「真ん中の……?」
「天辺の……」
「はい、時間切れ~また次のチャンスね?」
「へ……?」
「た、だ、し……はい、残念賞~」
「ありっ……さぁっ!」

私は身体を下に移動し、舌先でお姉ちゃんの乳首を突いた。

「チュパ……ん、ふぅ……レロ…ジュ……」
「んひぁッ……ふぅ…や、やめ……!」

そのまま乳房を舐め、ゆっくりと口内へとお姉ちゃんの勃起した乳首を包んだ。

「ンぁああっ!!」
「ンヂュ……チュパ……ふぅ」
「お姉ちゃん、おっぱい感じる方なんだね?」

胸の感じ方、実はこれには個人差があり、全く感じない人、僅かに感じる人、かなり敏感な人と別れているらしい。
殆どが前者なのだが、お姉ちゃんは後者らしい。

「いやらしくて……可愛い……」

次第に、自分の中にある何かが、少しずつ開花するような感覚が、私にはあった。
意地悪をするのが、たまらなく楽しいのだ。

(お姉ちゃん……私も、変態さんみたい)


お姉ちゃんの乳首を舌を使い丹念に愛撫
する中、私の両手は暇を持て余していた。

ちょっぴりの興味、私はお姉ちゃんの唇に指を這わせた。
するとお姉ちゃんは、エッチな声を我慢しようと、私の指を咥えてきた。

「あっ……お姉ちゃ……」
「んじゅッ…ジュポッ!んッ!」

一向に私の指をしゃぶり声を抑えるお姉ちゃんが、本当にエッチで、とても愛らしくて。

ご褒美をあげたくなっちゃうんだよね。

>>125

触ってあげる
触ってあげない

穂乃果「今回はここまで!みんなー、ありがとねー!続きは次回!」

穂乃果「さてさて!夜伽話の再開だよ!ゆっくり進めて行くね!」

「んぢゅ……ちゅぽ……」

チュポンーー

「あ……」
「んふふ……お姉ちゃんってば、夢中になって指舐めちゃって……」
「ありさぁ……私……」
「我慢、出来ない?」

コクコクと、申し訳なさそうに首を縦に二回振る。そんなお姉ちゃんに、私ももう我慢が出来そうに無かった。
私の内側は既に限界まで昂ぶっていた。
ショーツの湿り気が、摩擦音を掻き消し、淫らな水温を静かに漏らしていた。
触れ合いたい、今すぐに。
その欲求に耐え、私はゆったりとした語調で、お姉ちゃんに尋ねた。


「じゃあ……どこを触って欲しいか……言えるよね?」
「言う……言うから……!だから……!!」
「うん……言って?お姉ちゃんの熱くなって膨れてるここ……」



お姉ちゃんのショーツをスルスルと降ろすと、辺りにむわっとした空気が立ち込めた。その内側のクロッチとお姉ちゃんの陰部が銀糸により繋がれていて、ヌチャア……という音が聞こえて来るようだった。

私はその糸を指に絡め取り指をしゃぶった。そこには僅かな酸っぱさが残っているものの、殆どが塩っぱさへと変化していた。
胸の愛撫で感じていたからなのか、酸性はかなり弱まっているみたい、これは女性が性的に快感を得ている証だった。

私は嬉しくなり、うっとりとそのワレメを見詰める。
陰毛はきちんと整えられ、溢れる愛液が陰唇をてらてらと光らせている。


「お姉ちゃん……触って欲しいのは、どこ?」
「それは……それは!」

「クリ……!クリトリスッ!私のクリトリスを触ってぇ!!亜里沙ぁ!!!」
「うん……!触る!触るよお姉ちゃんっ!」


ようやくそれに触れる事ができる。
ずっと、ずっと触りたくて、見たくて、舐めたかったお姉ちゃんのクリトリス。

私はお姉ちゃんの陰部へと顔を近付けた。
鼻腔を突き抜け、私の脳を犯す刺激臭にクラクラとしながら、私は無意識に腰を揺らしていた。
お姉ちゃんの陰部を、私の陰部が求めているのだ。

(ああ……こんなに近くにお姉ちゃんが……欲しい………お姉ちゃんが欲しいよ……触れる……触れちゃうよ、お姉ちゃん…………)


「はっ…ぁあっ……ふぅ、ふぅっ……はぁ……はやくぅ……頭変にな……ぁあっんぅあ!!」
「んぶちゅ……ヂュチ…ヌュチ……っちゅぶッ!チュブ!ブッビッ!ズリュッ!」
「ありひゃあ!?はげっしぇあっ!いきなりそんなっくはぁあっ!!!」


(お姉ちゃんお姉ちゃんお姉ちゃんお姉ちゃんお姉ちゃんお姉ちゃんお姉ちゃんお姉ちゃんお姉ちゃんお姉ちゃん!!!!!!!!)

私はむしゃぶりつくようにお姉ちゃんの股間に顔を押し付けた。舌先を膣内に挿入し、掻き出すように愛液を吸い出す。
お姉ちゃんが軽い絶頂を迎える度に私の舌がキツく締められ引っ張られた。
お姉ちゃんが快感に腰を上下させる度にお姉ちゃんの股間が私の鼻骨をガンガンと叩いたが、それでも私は気にせず舐め続ける。
お姉ちゃんのぷっくりと膨らんだ真っ赤な果実。そこを歯茎でぐいぐいと押すと、お姉ちゃんは半狂乱で奇声を上げた。


「ズリュジュバッ!ブズッ!!ンブバッヂュルッ!!ヂュッヂュバッ!!!」

「ンッーーーー!?ィィイイッヒゥッ!!ありっありィィあアァアアア!!イグッまたイギュッッツァアアアアア!!!!!」


一際大きな奇声と共に、お姉ちゃんは私の頭を押さえ付け、陰部を擦り付けてきた。
息苦しくなり、空気を吸おうとした瞬間、お姉ちゃんの大量の愛液が鼻の中に入ってきた。
刺激の強さと、お姉ちゃんの愛液に溺れるような感覚に、ふとすれば吐き出しそうなものを、私はなんとか耐えた。

ガクガク……どうやら強い波にイッたみたい。私は少したまけ物惜し気に顔を離すと、お姉ちゃんに言った。

「気持ち……良かった?」
「ハァ……ハァ……ッふ……気持ち……エホッケホッ……ハァ……良かったわ……」



あまりの激しさに肩で息をし、時折咳込みながらもお姉ちゃんは私に「気持ち良かった」と言ってくれた。
その嬉しさは私の中の全ての感情を湧きたて、歓喜させた。

ああ……お姉ちゃん、好き…愛してる……。



「ハァ…………ハァ………もう、平気よ……」
「無理……してない?」
「してないわよ……大丈夫、それから……その……」
「最後まで……しちゃおっか、お姉ちゃん」
「うん……私もあなたと繋がりたい……」





>>141

なにをしますか?

>>138

穂乃果「貝合わせ?最終イベントの香りだね!」

穂乃果「でも穂乃果的にはもうちょっとねちょねちょさせても良かったかなーって……まあ!さくさく行くよ!」

お姉ちゃんは姿勢を起こすと、私を澄んだ瞳で見詰めた。
期待と渇望、そして大人の魅力を醸し出す、妖艶な笑みが、私の胸の奥を掴んで離さない。
そんなお姉ちゃんに少しだけドギマギしつつ、私は言った。


「お姉ちゃん……初めてだからどうやったら上手くくっ付けられるかわからないよ……」
「亜里沙、少しだけ右足を上げて貰えるかしら」
「こう?」


私が左足を持ち上げると、お姉ちゃんはその隙間に割り込ませるように左足を潜らせ、身体を密着させてきた。

お姉ちゃんの吐息が極至近距離にある。


「お姉ちゃん……手慣れてるね」
「やられっぱなしは嫌だもの……まあ、AVでみたような有り合わせの知識なんだけどね……」

「AVって……お姉ちゃん」
「まあ、健全な高校生だし、そのくらいはね?」
「生徒会長の発言かな……」
「あら、私は帰宅部タイプの人間なのよ?」
「…………」


いよいよ本番、その緊張からか、お互いの口数が多くなってきたのを感じた。
私は「……そろそろ」とお姉ちゃんの背中に腕を伸ばす。
私が早まる気持ちを抑えきれず、腰を僅かに動かすと、小さくチュクチュク……と卑猥な音がした。

でもお姉ちゃんはそんな私を焦らすように……


「……でもその前に、キスがしたいわ」
「え……?」
「なによ、いけない?」
「い、いや……でも私、お姉ちゃんの……その……」



そう、私は先程の激しい愛撫で、顔全体がいやらしく艶々していたのだ。
まさか自分の愛液でドロドロの人とキスをしたいとは、普通思わないと思う。
でもお姉ちゃんは、そんなことはどうでもいいとばかりに、私に「そんなことは関係無い」そう言い放った。

「で、でも……」
「亜里沙が私のためにしてくれたんだから、それを避けたりしたくないわよ、だから……キスしましょう?」
「……うん!」


そして私達は再び唇を覆いあった。
舌を擦り合わせ、這わせ、歯茎を探るサーチングキス。
息が苦しくなればバードキスへと変え見詰め合う。

何度も何度も、キスをした。

疼く下半身がどちらからともなく動き始め、とめどなく溢れる酸性とアルカリ性を潤滑油に、互いの陰部をクチュクチュと擦り合わせた。

抱きしめ合う腕はより求め合うために、引き寄せるように強く、抑えるように背を滑らした。


「ンヂュ……ふ…ンっぷ……はぁ…ンヂ……」
「チュブ……ヌリュッンヌ……ジュプ……」


クチュ……ヌチャッ…

下半身から鳴り響く淫猥な音色と激しい接吻による音色が混ざり合い一つの音楽を奏でるようだった。
乳首同士が擦れては、更なる快感に頭を振るわせた。
それでも逃がすまいと舌を啜り合い、私達は全身でキスをし続ける。

「んぅっぶは……ッ!お姉ちゃん!お姉ちゃん!」
「んっふはぁッ!亜里沙ッありさッ!!」



チュグッ!チュパンッ!パチュッ!!パンッ!!!

私達の性器が激しく擦り合い響く音は、クチュクチュという水温から、パンパンという激しい破裂音に変わっていった。
陰唇のびらびらを互いに叩きつけ、その隙間から鳴る、空気が勢いよく飛び出す音に、私達は性的興奮を更に加速させた。


ニュパッン!グチュッ!


初めての行為に私は今まで感じたどんなオーガズムとも違う、恐怖心にも近い何かを感じていた。



「亜里沙ッアァっあッ!ありっさ!!わたしっわたし!」
「クるッ!?わ、私なんかクるっ!キちゃうよっああァッ!!お姉ちゃんお姉ちゃんお姉ちゃんッ!!」
「いいわイきましょうッ!わた、わたしと一緒にッ!イキッあっ!ああああッ!!」
「怖いッ怖いっけど私ッ私も!!」
「ああありさ!愛してる!世界一愛してるわっ!だからッだから……ッ!!!」

「「イク……ッッ………ぁっああああああっああぁぁあああああッ!!!!!!!!!!」」


ラストスパートと言わんばかりに激しく腰を打ち付ける。
その痛み、刺激が私達を、何よりもの高みへと昇らせる。

私達は何秒も抱き合いながら身体を痙攣させ、天を仰いだ。





……………………………………
………………………………
…………………………

……………………………………


私達は一時間に及ぶ性行為のあと、裸のまま抱き合っていた。
その温度は今も保たれていて、私はお姉ちゃんの首筋に顔を埋めた。


「……しちゃったわね、私達」
「えへへ……これでお姉ちゃんとずっと一緒、だね」
「ええ……ずっと一緒よ、浮気なんかさせないから」

よくそんな台詞がお姉ちゃんから出るものだなと、そう思う。私なんかより、お姉ちゃんの方がずっと不安だというのに。

「もー……それ私の台詞だよ?お姉ちゃんモテるし……」
「あら、亜里沙はモテたいのかしら?」
「……お姉ちゃんのバカ、お姉ちゃん以外にモテたって嬉しい訳ないよ……」
「ふふ、私もよ……」


お姉ちゃんは微笑みながら、私の髪を撫でる。
お姉ちゃんの手櫛が擽ったくて、ぷるぷると目を瞑る。
不意におでこにキスを落とされ、私は改めてこの幸せの時を噛み締めた。


私の大好きなお姉ちゃん。
優しくて、他人に弱音を吐かないお姉ちゃん。
でも本当はぐだぐだしてたくて、若干怠け者、人並みに心の弱さをもっていて、とっても可愛いお姉ちゃん。

私はそんなお姉ちゃんが大好きで、これからはもっと好きになって行くんだと思う。
だから、私はこう言うんだ、その一生分の愛を込めて。




「世界一大好きなお姉ちゃん……これからも、私を宜しくね?」
「私もよ、ずっと……ずっと愛してる、だから……ずっと離れないでいて?」






「愛してるよ……お姉ちゃん」






END


穂乃果「さーてーさーてー!!採点の時間だよー!!!」

穂乃果「うーん……よくも悪くも普通、かな?異常性が足りないというか……もっとこう、ペ○バンでガンガンいく、とか……」

穂乃果「でも二人の愛情がよくわかる、とっても良い形だったと思うよ!」

穂乃果「今回はシチュエーション的に安価が少ないし、エッチまで長かったから、そうだなぁ、48点、かな?」

穂乃果「今回はここまで!ではではまた次回!!またねー!!!」

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