男「輪廻の輪で龍狩りて國墜とさん」 (1)

兵士「すいません、第三騎士団長どのにご報告が! どうやら、国内に敵の雑兵の侵入を許した可能性があるとのことで」

白髪「……詳しく、聞かせて。私が、あぶり出して、殺すから」

兵士(美人だってのに、おっかねー人だよ。これでまだ14なんだからこえーよなあ)

白髪「……聞いてる?」

兵士「え? あ、ああすいません! それらしい目撃情報がA地区の境界辺りであったとの話で、」

兵士「ただ、敵に入られたにしては、それらしい問題もなく、ただの思い過ごしではないかと……」

白髪「お前の判断はいらない。事実だけを伝えて」

兵士「も、申し訳ございません」

兵士B「騎士団長様、朗報ですぜ朗報」

白髪「なに?」

兵士B「不審者がいたから尋問してたんですが、持ち物から敵国の紋章の入った剣が出てきやした」

白髪「……よくやった。私が拷問するから、いざというときは指揮を頼むわ」

兵士(さすがドSと陰で言われているだけのことはあるな。心なし楽しそうだ)

白髪「なに?」ジトッ

兵士「い、いえなにも!」

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