安価とコンマで1から物語作る  その3 (1000)


題名まんまで安価とコンマで1から物語作ります


前スレ一覧上ほど古いです
安価とコンマで1から物語を作る - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1385456190/)
安価とコンマで1から物語を作る その2 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1386856788/)

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1388157582

酉テスト


前スレ>>1000イヤッホォォォォォゥ!!!

ワケガワカラナイヨ

い、いったい何をすればいいんだ……

とりあえず今日はここまでです
お付き合いいただきありがとうございました

名前:キュベレ
性別:女性
種族:悪魔
職業:メイド


環境:7     悪魔であるにも拘らず、メイドという不思議な環境に身を置いている
強さ:7     悪魔の中でも高位の力を持つ
生活:9     完璧な家事能力を有する
教養:9     相手を不快にさせない優秀な教養を持つ




冥界に追いやられた悪魔の一人
現在はダグライのもとでメイドとして働いている
羊の角に青白い肌、蝙蝠のような薄く骨ばった羽
闇色の髪の毛と、文字通り悪魔的な肉体を持つ
悪魔として高位の力を持っていると思われており、思考を乱す力がある
過去を語るようなことは無く、ミステリアスな雰囲気を持つ
空気を察する力に長けており完璧といえる家事能力を有するメイドの鏡
好物は氷、しかし行儀悪き噛み砕くのが好きなため一人でひっそりと楽しんでいる






能力



『悪魔』
この世の『悪』の象徴である、概念的生命
彼女は人の思考を乱す力があると同時に、心理を見抜く力がある


『魔法:悪魔』
モノを代償として引き起こす悪魔の魔法
『凍結』の概念に倣う魔法を扱える


名前:アルマ=ロマダグア
性別:女性
種族:神人(断罪の女神)
職業:女王


環境:10     死した者が集う冥界の王 
強さ:10     王の名に恥じぬ絶大な力を持つ
生活:1      神である貴女は自分の世話など必要ない
教養:10     一つの世界を統治しえる十分な力を持つ




死した者や日陰者どもが集う、冥界の王
冥界の者共の管理と大罪人に罰を与えることが仕事
冥界には死者の他に悪魔や堕天使などの地上から追いやられた者が住む
強い力を持った者もいるがそれら全てから恐れられるほどの実力者
密かに夫を溺愛しているがそれを表に出すようなことは無い
夫より力と地位があり、強気な性格のため夫を尻に敷いている
趣味は神器を手入れすること
フィーニスのことをそれほど嫌っていない珍しい神である





能力


『神人』
人知を超えた超自然的概念生命である
貴女は神話において『終焉』の象徴であり
その恐怖心からくる終末的思想による信仰心が貴女の体を構成している



『神通力』
自らの象徴である断罪により、罰を与える奇跡を持つ
モノの罪や罰の絶対的決定権を持つ
強大すぎる力ゆえに他の種族にその一端を貸すことは無い



『神器:匣』
自らの象徴である匣
名を『アルマ』
この世界の終りが詰まった匣であり
中を見た者は痕跡の一つも残さずこの世から消滅する




フィーニス「今日こそキャンドールに行こう」

エルクリア「キャンドール…ですか?」

フィーニス「ああ、何を隠そうお主を見つけたのはキャンドールに行く途中でな」

エルクリア「そうだったんですね…キャンドールとはどのような場所で?」

フィーニス「人間中心の国でな、世界の最新の技術が集まる国なのじゃ」

エルクリア「へぇ~、なんだか凄そうですね」

フィーニス「そうであろうそうであろう、というわけで出かけてくる」


キュベレ「畏まりました。ではご帰宅の予定は何時頃でしょうか?」

フィーニス「そうじゃなぁ…」



1、夕方
2、夜
3、今日は帰らない

安価↓2


>>14選択:2、夜



フィーニス「夜には帰ってくる」

キュベレ「ではそのように」

フィーニス「それでは行ってくる」
エルクリア「行ってきますね、キュベレさん」

キュベレ「いってらっしゃいませ」


深々と頭を下げるキュベレに手を振って外に出る



道中


1、自由イベント
2、何事もなく到着

安価↓2

十分たったのでksk


>>17選択:2、何事もなく到着




フィーニス「おおおおおお!!これがキャンドール!!」

エルクリア「どんな、どんな感じですか!!」


我の勢いにつられてエルクリアも興奮しているようだった


世界最先端の商業区キャンドール
永久中立国であり、最新の技術が集まる国

一番目を引くのは『原初の火』と呼ばれる灯台
世界史において初の灯台で有り、ここから大海を渡り世界地図が作られた

大きな輸送船が数多く停泊しており、街中には多くの人や亜人で溢れている

終わらない町とも呼ばれ、一日中人の声が絶えることは無いという


さて、どうしようか?


1、近くの人に案内を頼む
2、二人で周る
3、自由イベント
4、何か見つける

安価↓2


>>20選択:2、二人で周る



フィーニス「よし、一通り回ろう。人がたくさんおるからな、我の手を絶対に離すなよ」

エルクリア「ええ、絶対に離さないでくださいね」


散策中



1、何か話す
2、何か見つける
3、自由イベント
4、どこかお店に入る

安価↓2

十分たったのでksk

4


>>23選択:4、どこかお店に入る


何のお店?

1、お土産屋さん
2、宝石商
3、もうすぐ昼なので食事処
4、機械工
5、自由安価

安価↓2

3



>>26選択:3、もうすぐ昼なので食事処



フィーニス「そういえばもう昼じゃな、腹は減っておらぬか?」

エルクリア「そんなこと聞いて、本当はフィーニス様が食事がしたいのではありませんか?」

フィーニス「うむぅ、バレたか。なんでもこのキャンドールの名物『特盛そば』なる珍料理があるらしい」

エルクリア「……なぜでしょう、嫌な予感がしますね」

フィーニス「他の名物は『人体破裂!!激痛定食!!』だとか『世界一饅頭』なるものがあるらしいの」

エルクリア「……二つ目のモノは食べてもいいモノを提供してるんでしょうか?」

フィーニス「食べ物でなければ名物にせんじゃろう」

エルクリア「うう~ん、嫌な予感しかしません…」


フィーニス「それでは…」



1、『特盛そば』
2、『人体破裂!!激痛定食!!』
3、『世界一饅頭』
4、自由安価

安価↓2

うえ


>>29選択:4、全部
※み、水…



フィーニス「うん、全部じゃ☆」

エルクリア「あ、ああ…特大の地雷を踏みに行くんですね……」


数分後



店員「お待たせいたしました」

頼んだ品物が運ばれてくる


フィーニス「こ、これは……」

エルクリア「今この瞬間だけは目が見えないことに感謝してます…」



特盛そばは大きな桶に乗せられたいわゆるベタな大もり料理だった

だが問題はあと二つ


、『人体破裂!!激痛定食!!』
近海で取れた新鮮な魚介類にこれでもかというほどの香辛料を足した鍋料理だった
見るからに真っ赤で、目に沁みるほどの痛々しさであった
いわゆる、激辛料理……いや素材を一切生かさない台無し料理であった



『世界一饅頭』
そして一番の問題はこれ
大きめの饅頭に好きなモノを入れることが出来るのが売りの料理だが
フィーニスは店の料理全部を要求したためもはや天外魔境の暗黒饅頭と化していた
というか、既に海老の腕のようなものがはみ出ている




フィーニス「うまそうじゃな!!」

エルクリア「しょ、正気ですかフィーニス様!?」
エルクリア「目で確認するまでもない危ないオーラが漂っていますよ!?」

フィーニス「なぁに、食べてみれば意外と旨いかもしれんじゃろ?」

エルクリア「おいしいとかそういう次元じゃないと思います!!」


フィーニス「まぁまぁ、熱いうちにいただこう」




7以上で完食
特盛そば-2
人体破裂!!激痛定食!!-3
世界一饅頭-3
引力+3
二人がかり+1
神人+2

直下コンマ


コンマ判定:77


再判定
5以上で完食
ゾロ目+1


コンマ判定:3   敗北



フィーニス「な、何故じゃ…我ともあろうものがッ…!!」


特盛そばはエルクリアの犠牲のもとに打ち勝った

人体破裂!!激痛定食!!も血涙を流しながら食いつくした

しかし、しかし何故だッ…!?

世界一饅頭ッ…!

もはや食べ物と呼ぶことはしない、されど貴様に必死に食らいついたッ…!!

だが、何故?

何故…あと一口が入らないッ…!!


もしや、もしや、もしや、



我は負けるのか?




たかが、たかが、饅頭ごときにッ…!!



フィーニス「こんな、こんな…饅頭如きにィィ!!!」


世界一饅頭「てめーの敗因は…たったひとつだぜ…たったひとつのシンプルな答えだ…」




世界一饅頭『お前は俺に詰め過ぎた』





フィーニス   完全敗北…




フィーニス「…………酷い目に会ったな」

エルクリア「……これからは、自重ということを覚えてくださいね」

フィーニス「……さすがの我もあれは堪えるな」



現在は夕刻

食事に時間をかけすぎた

次で周るのが最後になるだろう


どうしよう?




1、一通り回りきる
2、何か見つける
3、店に入る
4、自由イベント

安価↓2

2


>>44選択:2、何か見つける



何を見つけた?


1、怪しい露天
2、小さなお店
3、偉そうな男
4、喧嘩をする人

安価↓2


>>47選択:2、小さなお店




街を歩いていると一つのお店を見つける
街の風景に似合わない、小さな店

レンガ造りの建物で、中々の年季を感じる



フィーニス「おお、中々面白そうじゃのう。入ってみるか」

男「……いらっしゃい」

フィーニス「店主か、ここは何の店なのじゃ?」

男「………ただの雑貨屋さ」

フィーニス「ほ~ん……」




直下コンマ
5以上で何か見つける
引力+3


コンマ判定:4  失敗
※なん…だと…



フィーニス「………見るからに普通の雑貨屋のようじゃの」

男「………」

何故か暫く店主はこちらを見ていたが
興味を無くしたようにパイプをふかした


折角の観光じゃ何か土産でも買っていこうか?


1、買う
2、買わない

安価↓2


選択:1、買う



何かお土産になりそうなもの

↓3まで候補

魔剣


>>54-56
アナウンス忘れ、書かれたもののコンマで物のランクが決まってました
ランクは物の珍しさです
高ければ何か力を秘めているかもしれません



魔剣:ランク8
街の小さなジオラマ:ランク6
豪華な装飾のついた小さいナイフ :ランク9




買うもの

1、魔剣
2、ジオラマ
3、ナイフ
4、全部だ
5、買わない

安価↓2


>>59選択:3、ナイフ





フィーニス「…色々と目移りしたがこれを貰おうか」


豪華な装飾のついた小さいナイフを店主に渡した

店主「……中々いい目だなアンタ」

フィーニス「ムッフッフ、当り前じゃ運命に惹かれたものを選んだからな」

店主「……それに関しては良く解らねぇが、このナイフは『コノハナ』といってな」
店主「遠い東の国の聖遺物だ、あんたの身も守ってくれるだろうさ」

フィーニス「なんと!そんな物も取り扱ってるとは…」

店主「………」

フィーニス「それじゃあお勘定」

店主「ああ、まいどあり」




『コノハナ』を手に入れた
コンマ判定の失敗を一度だけ無効にします







フィーニス「ただいま~」
エルクリア「ただ今戻りました」

キュベレ「お帰りなさいませ」


フィーニス「おお、出迎え御苦労」

キュベレ「キャンドールは如何でしたか?」


フィーニス「…………」
エルクリア「…………」


二人顔を見合わせる

フィーニス「…散々じゃったな」

キュベレ「…そのような日が悪い時もあることでしょう」
キュベレ「夕食の準備は済んでおります、フィーニス様も一緒に食事をなされますか?」


1、する
2、しない

安価↓2


>>67選択:1、する



フィーニス「今日は何か口直しがしたい気分だったのじゃ、有り難くいただこう」

キュベレ「ではそのように。アルマ様とダグライ様もお待ちです」




食事中


ダグライ「…今日はキャンドールに向かったようですね」

ダグライから話を振られる
何故か食事中であるにも拘らず、腰をさすっている
………何をされたのだろう


ダグライ「何の報告もないということは何も騒ぎを起こさなかったようですね」

フィーニス「……ああ、先進国の洗礼を受けてきた」

ダグライ「…よく解りませんが、ちゃんと私の警告を聞いていてくれたようですね」



ダグライ「それで、何かいい人は居ましたか?」

フィーニス「………そうじゃった、伴侶を探して居たんじゃったな」
フィーニス「普通に観光をしてしまったの」

ダグライ「………まぁお好きにすればいいですよ」



食事中何か話そうか?


1、何か話す
2、何か言われる
3、自由イベント
4、自由安価

安価↓2


>>71選択:セ・ク・ハ・ラ



コンマ判定
1ほど悪戯、9ほど過激
直下コンマ


コンマ判定:9   超過激
※ナンテコッタイ……



キュベレは一緒に食事をとらず脇に控えている
基本的にエルクリアの隣に立っていることが多い


………ちょっと悪戯してやろう


フィーニス「キュベレ、ちょっとこっちに」

キュベレ「如何いたしましたか?」

フィーニス「なんだか口に違和感があってな見てほしいのじゃ」

キュベレ「…動かないでくださいね」


キュベレがこちらを覗きこみ、我の頬に手を添える

その瞬間を見逃さず勢いよく立ちあがり、唇と唇を合わせる


つまり接吻



キュベレ「ッ!!」


当然キュベレは離れようとするがそれを赦さない

引力を用いて体と体をピッタリと吸いつかせる
更に右手は腰に、左手は頭に添えるという完璧な体勢

これぞ神通力、神のみがなせる所業


我のお腹あたりにキュベレの手があり、我を押しのけようとするがどうしても剥がれない
むしろその抵抗も愛おしく感じる

キュベレの長く細い指が我の美しい筋肉をなぞるようになってしまっている


豊満な胸は我の胸板に押し付けられ形を変えている


口内では歯茎をなぞる様に緩やかな動きで舌が蠢く
歯を食いしばっているが何の意味もない




コンマ判定
1ほど怒る、9ほど??
直下コンマ


コンマ判定:5    怒ってる?



キュベレは抵抗はしている
しかし、それほど強く拒絶をしてはいない様だ

そろそろいいかと引力を解く


キュベレ「ッ!!………ハァ…ハァ…」


我を突き放し倒れこむ
長時間の接吻、少しは苦しかったのかもしれない

そして、今さっき気づいたことがある


フィーニス「…ムフフフ。お主、今一瞬離れるのを戸惑ったであろう?」

キュベレ「そっ、そのようなことはッ!」

フィーニス「珍しく声を荒げているのが確たる証拠だと思うがのう?」

キュベレ「………」


強く鋭い視線でこちらを睨む
しかし顔が真っ赤に上気しており、恥ずかしさゆえだと確信を得る


フィーニス「フフフ、氷のようだと思っておったが」
フィーニス「我の完璧な魅力の前では生娘も同然じゃな」


フィーニス「ハッハッハッハッハッハ!!」


気分がいい
キュベレもこのような顔をするのだな

そう喜んでいるのもつかの間


アルマ「………おい、食事中に何をしている?」

フィーニス「………え?」

アルマ「何してんだってこの私が聞いているんだ!!!答えろッ!!!!」

フィーニス「い、いやたたただのででで出来心でな!」

アルマ「そこに正座をしろォッ!!」

フィーニス「は、ハイ!!」



暫く説教が続いた
…………いや、拷問か



ダグライは嫁の雄たけびを発する前に逃げていた
神通力で最も正しい行動を見たのだろう


何も見えないエルクリアだけ何も状況を理解できずにいた
………理解しなくていいが








…………腰が痛い

いくら我が頑丈でもアレには少しばかり堪える
いや、かなり…か

さすがは冥界の女王といったところか


これから何をしよう?



1、部屋に戻る
2、誰かと過ごす(人物指定)
3、自由イベント
4、自由行動

安価↓2

ksk


>>83選択

再安価↓1

2エル


>>87選択:2、エルクリア


今日はここまでです
>>1の必死こいた超過激なセクハラはあれが限界でした


お付き合いいただきありがとうございました


次はもっと自由安価のギアを上げていくか


>>90
いいよ来いよ!
>>1の限界見たけりゃ見せてやるよ(震え声)


19:30頃から再開

お前ホモか!


>>93
ま、多少はね?

再開



フィーニス「お~い、遊びに来たぞ~」

ノックもせずにエルクリアの部屋に入る
前と同じくエルクリアはベッドの真ん中に座っていた


エルクリア「何かご用ですか?」

フィーニス「いや、暇だから」

エルクリア「フフフ、そうですか。私もちょうど暇していたんですよ」

フィーニス「そうかそうか、まぁそうでなくても入ってきたがの」




1、今日のことを話す
2、話題を振る
3、話題を振られる
4、自由イベント
5、自由行動

安価↓2

1

う~む、人居ないのかな?

>>96選択:1、今日のことを話す



イフィーニス「今日は散々じゃったな…」

エルクリアの隣に座り話す


エルクリア「あれはフィーニス様の所為ですよ」

フィーニス「そう怒るな、あれはあれで旅の醍醐味じゃ」


エルクリアの膨れた頬をつつく
ポスッ、と間抜けな音を立て空気が抜ける


エルクリア「……フィーニス様は伴侶を探すために旅に出ていたんですね」

フィーニス「おお、そうじゃな」

エルクリア「フィーニス様はとても魅力的なお姿をなされてるんですよね?」

フィーニス「フッフ~ン、この世で最も美しい自信があるぞ」

エルクリア「だというのに伴侶を探さねばならないのですか?」

フィーニス「それはじゃな……」


1、隠さず話す
2、誤魔化す


安価↓2

1


>>100選択:1、隠さず話す



フィーニス「………我はな、嫌われているのじゃ」

エルクリア「そうなのですか?」

フィーニス「ああ、ここの者たちは我を邪険にすることは無いが他の場所ではそうはいかぬのじゃ」

エルクリア「キャンドールの方たちはそのような事無かったと思いますが?」

フィーニス「あの場所こそ特例じゃ、どんなものであろうと受け入れて進化し続ける街であるからな」

フィーニス「………昔の話じゃ、今でいう神話の時代。争いの絶えぬ戦乱の時代」



そうして語りだす
自分の過去を、神々との戦争を
愛されすぎたが故に嫌われ
自らが子供であったために押された烙印
『災厄』の話を




フィーニス「……というわけじゃ」

エルクリア「………凄いお方だったんですね、フィーニス様は」
エルクリア「一緒に過ごしているだけでは解りませんでした」

フィーニス「そういう一面を見せていなかったということでもあるがな」


フィーニス「この神話が広まり、それが今もなお続いておる」
フィーニス「多少形を変えて伝わっている場所もあるようじゃが、根本は変わらぬ」
フィーニス「この世で最も畏怖すべき邪悪である、という認識はな」


フィーニス「1500年たった今も嫌われ続けておるのじゃ」

フィーニス「それでも、それでもなお、我を真なる意味で愛してくれる」
フィーニス「伴侶を探しておるのじゃ」

フィーニス「……少し心が折れてもいるがな」


エルクリア「……」



コンマ判定
5以上で???
友好+1
直下コンマ


コンマ判定:7  成功



エルクリア「……フィーニス様はなぜ嫌われているのでしょうね」

フィーニス「無論、やんちゃをしすぎた。コレに尽きる」

エルクリア「しかしフィーニス様から始めたわけではないじゃありませんか」
エルクリア「貴方はむしろ擁護されるべきです!」

エルクリア「貴方はこんなにも悲しんで苦しんでいるのに」
エルクリア「嫌われ、排斥されるだなんて納得がいきません!」

フィーニス「……うむ、ありがとうエルクリア」
フィーニス「我だってそう思うが、好きになってもらうのを強要すべきではない」

フィーニス「感情や思いは自由であるからこそ意味があるのじゃからな」


エルクリア「私は、私はフィーニス様のことをお慕いしています!!」

フィーニス「うむうむ、ありがとうなエルクリア」


そういってエルクリアの頭をなでる
素直に好きだと言われるのはやはり嬉しいものだな



※エルクリアの好感度が上昇しました 7→8



深夜


それからも談笑をして過ごした


しかし、もう時間も遅い
エルクリアは眠たくなったのか話を振っても反応が悪い


どうしようか?



1、部屋に戻る
2、一緒に寝る
3、自由行動
4、自由イベント

安価↓2


>>107選択:2、一緒に寝る




直下コンマ
5以上で成功
友好+1
昨日一緒に寝た+1
直下コンマ


コンマ判定:3
※うーん、この低コンマ
※直下コンマって二回も書いちった(ゝω・)



エルクリア「よしよし、では寝ようかエルクリア!」


エルクリアを寝かせてあげて、ついでに一緒に寝ようとすると


パシャリ

……謎の音が聞こえた
思わず後ろを振り返ると不敵な笑みを浮かべたキュベレが立っていた

その手には何か黒い箱?がある


キュベレ「…これは『カメラ』というワイエスです。」
キュベレ「現実の出来事を一瞬の絵として残せる優れもの、これをアルマ様が見ればどう思うでしょうね?」


フィーニス「お、お主今日の仕返しか?」

キュベレ「これをバラされたくなかったら今すぐエルクリア様から離れてください」


……ただの付き人と説明したエルクリアと一緒に寝ようとしている絵
エルクリアは眠っているため、我が何かよからぬことをしようとしている絵に見えるかもしれない


フィーニス「く、くそぅ……」

キュベレ「では、おやすみなさいませ」


我が布団から出たのを確認し、そそくさと去って行った

……今日は大人しく部屋に帰ろう


三日目終了


【リザルト】

名前:フィーニス=イニティウム
性別:そんなものは無い
種族:神人(引力を司る神)
職業:囚人


環境:1          貴方を愛する者などこの世にはいない
強さ:19(上限突破)  貴方を鎮めるには天界の神々が総出で抑えなければならない
生活:1          神である貴方は自分の世話など必要ない
教養:9          学びや進歩を愛する貴方は何かを導けるほどの教養を持つ




男性的である力の武を誇示する美しい筋肉美を持ちながら
女性的である赦し認める包容力がある
そしてなにより中性的な色気を放つ美貌を持つ
それゆえにどの種族にも分け隔てなく魅了する
しかし実際は怒りっぽく子供のような性格であり
技術の進歩に関してとても強い関心を示す
特に情報学に熱心である
その美しさと強さと寛容性と荒々しさと神器である『大鎌』のせいで
神話においての『災厄』の象徴として崇められている






能力

『神人』
人知を超えた超自然的概念生命である
貴方は神話において『災厄』の象徴である
その悪魔信仰的思想が貴方の肉体を構成する


『神通力』
自らの象徴である引力を引き起こす奇跡
使い道は様々で概念的であろうが物理的であろうが引き寄せる


『神器:大鎌』
自らの象徴である大鎌
名をフィフナイズ
神話的概念にとっての死を意味する
この世の何かを概念的現象を以て『死』に刈り取る


【関係一覧】



【冥界】
ダグライ:1「………アルマ、私とフィーニスの扱いが同じくらいってどうなんだ?」【兄弟愛(形式)】
キュベレ:7「……らしくない、主人にあのような事をするなんて」【友好】
エルクリア:8「私だけは絶対に貴方様を裏切りません」【信頼】
アルマ:4「アンタら二人とも兄弟ってこと」【普通】


【知恵の深淵】
ビィズ:7「そういえばどこに住んでいるんでしょうね?」【友好】
アリューナク:9「な、なぁフィーニスさんはどこに住んでるんだ?」【恋慕】
ガルラリョズ:1「……どれも同じようなものばかり、それならばあの者の言葉はいったい?」【警戒】


【レインゲッシュの泉】
アーメイ:9「もう一度…会ってみたい…」【???】


エルクリアのヒロイン化が激しい…
まぁまだまだ序盤ですが

人妻ですがアルマルートも妻帯者ですがダグライルートもありますよ!!


四日目行っちゃう?


ちなみに兄がフィーニス、弟がダグライです
天界に行けばいっぱい兄弟が居ます


三日目
行っちゃいますか?行っちゃいましょうよ!






自然に目が覚める

さて、どうしようか?



1、朝食を食べる
2、自由行動

安価↓2

やっと追いついた


>>125選択:2  エルクリアになんかしに行く




フィーニス「フッフッフ、昨日は一緒に寝れんかったからのう」

フィーニス「絶対寂しがってるにきまっておる」

フィーニス「しょうがないにゃあ…」



コンマ判定
1    部屋に居ない
2~4 起きてる
5~9 まだ寝てる
0   ???

直下コンマ
早朝+1


コンマ判定:7   寝てる

>>126
おお!読んでいただいて本当にうれしいです!!



こっそりひっそりと部屋に向かう
足音をたてぬように浮遊しながら近づく

扉を開け、部屋に入る


ベッドを上から眺める

どうやら、まだ寝ているようだ

……何しよう?


行動安価
安価↓2

添い寝


>>134選択:添い寝


昨日できなかったし添い寝しよう

そう思い布団に滑り込む
………起きないな

近づいて手を握る

……まだ起きない

思いきって抱きついてみる

エルクリア「……んっ!な、何!」

フィーニス「おお、起きたか?」

エルクリア「フィ、フィーニス様?」

フィーニス「なんじゃ?突然驚いたような声を出して」

エルクリア「………一緒に寝てましたっけ?」

フィーニス「何を言うておる、寝ぼけておるようじゃな。顔でも洗うか?」

エルクリア「う、う~ん。なんでしょう記憶に違和感が……」


そう言いながらも水瓶に近づいて行った

………さすがに抱きつくのはやりすぎたようじゃな


それからキュベレが来て、エルクリアは朝食に向かった

さて、今日は何をしようか?



1、どこかに行く
2、誰かと過ごす
3、自由行動
4、自由安価

安価↓2


>>138選択:2、キュベレ



キュベレは相変わらず忙しそうに監獄内、というよりダグライの家を歩きまわっている

無論仕事である

家事全般はもちろん
ダグライやアルマの手伝いはもちろん
エルクリアの生活のサポートまで多くの仕事をこなしている


そしてもちろんこれも仕事


フィーニス「キュベレ~、我をかまえよ~」

キュベレ「…………」


キュベレの行く先々にへばりついては話しかけている
仕事中にもかかわらず


フィーニス「なぁなぁキュベレ~、聞いておるのか~?」

キュベレ「……はぁ、何の御用ですか?」



1、何か話す
2、何かする
3、自由イベント

安価↓2


>>141選択:1、何か話す

何話す?

1、自由安価
2、>>1が適当に

安価↓2

2


>>144選択:2
※折角の安価スレなんやから振る話考えてくれてもええんやで?
何話せばいいか解らないときのために2を置いてますが……


今日はここまでです
お疲れさまでした


新年明けましておめでとうございます
始めて一カ月と少し、これからも精進いたします
今年もよろしくお願いします


折角のお正月なのに何かイベントでも用意すればよかった……
そんなことを言いながら書き溜めもないしネタもないというグダグダ…


22:00頃より再開


フィーニス「キュベレは昔、何をしておったのじゃ?」

キュベレ「昔、と言うとこの仕事をする前でよろしいですか?」

フィーニス「そうじゃな」

キュベレ「私は冥界にて拷問をしておりました」

フィーニス「ご、拷問…」

キュベレ「はい、ダグライ様の指揮の元、罪人に罰を与えるのが仕事でした」

フィーニス「そ、それはなんとも恨みを買いそうな仕事じゃの…」

キュベレ「これでも高位の悪魔ですので、そのようなことにも十全に対処できます」
キュベレ「フィーニス様には遠く及びませんが」

フィーニス「まぁな、我は最強じゃからな」

フンス、と鼻を鳴らす


フィーニス「そういえば、悪魔は個体によって随分に力量に差があるようじゃな」
フィーニス「何か理由でもあるのかのう?」

キュベレ「……」



コンマ判定
5以上で???
前回ゾロ目+2
友好+1
直下コンマ


コンマ判定:7+3   成功



キュベレ「………フィーニス様には過去はありますか?」

フィーニス「?何を言う、当り前であろう」

キュベレ「ええ、私にもあります」


いったい何が言いたいのだろう?


キュベレ「では、フィーニス様は生まれたときからお強くあられましたか?」

フィーニス「ん?そうじゃな…そ…う…であるな」
フィーニス「……生まれながらにして強き力を持つ神であったように思う」


キュベレ「そうですか、私もそうであったように思います」


フィーニス「……………」

キュベレ「…………」

フィーニス「お主、何を言いたいのじゃ?」

キュベレ「……私にも解りません」

…………再び沈黙が場を支配している

キュベレ「では、私はまだ仕事がありますので」

そう深々と礼をし去っていく


……キュベレは何を言いたかったのだろう?


※キュベレの好感度が上がりました 7→8


イベント判定
5以上で発生
直下コンマ


コンマ判定:3 失敗





昼食にはまだ時間がある
今日は特に予定がなかったためエルクリアは部屋に居る



さて、今日はこれから何をしよう?


1、どこかに行く
2、誰かと過ごす
3、自由イベント
4、自由行動

安価↓2


>>164選択:1、どこかに行く


どこに行く?


『キャンドール』
特定の民族が住むわけではない商業区であり
永久中立国
人間が中心であり、最新の技術が集まる


『天上に向かう瀧』
天界まで続くとされる瀧
周りを龍人が住む集落に囲まれている


『深き森』
魔法使いが住む集落


『デッセンベル城』
吸血鬼が住む城


『願い集う丘』
とても高い山
頂上で見る空が絶景らしい


『夢路』
数が激減した種族が住む集落


『フォッラルの湖』
精霊が集うとされる湖


『ゲーベル砂漠』
この世界最大の砂漠


『夢売り』
無くしたモノを売ってくれるという
店主は謎に包まれている


>>165参照



1、当てもなく散歩
2、レインゲッシュの泉
3、知恵の深淵
4、オークの集落
5、天界(ダグライ強制)
6、冥界
7、自由安価


安価↓2


>>169選択:2、レインゲッシュの泉

イベント発生



ダグライ「フィーニス、貴方に連絡です」

フィーニス「む?我に用のある者とは珍しいな、というより昔のように『兄さん』と呼んでくれてもいいじゃよ?」

ダグライ「忘れているようですが私と貴方は獄長と囚人なんですからね」

フィーニス「ふむ、なんの問題が?」

ダグライ「………もういいです」


深くため息をつかれる
なんというかダグライはいつも疲れておるな
何故じゃ?


ダグライ「貴方への要件ですが、匿名で『レインゲッシュの泉に一人で来るように』とのことです」

フィーニス「………そ、そうか…」

ダグライ「…心当たりがあるようですね、というか『レインゲッシュの泉』なんて匿名の意味が無いですね…」

ダグライ「…姉さんでしょう?」

フィーニス「ま、まあそうであろうな」


………実際は違う心当たりなのだが

ダグライ「寄り道せずに行って、用が終わったら真っ直ぐ帰ってくるように」

フィーニス「お、おうどーんと我に任せよっ!」


フィーニス「それで入ってくる」


ダグライとキュベレに見送られながらレインゲッシュの泉に向かった


書くのに時間がかかると思うので今日はここまでです

お疲れさまでした
新年もどうぞよろしくお願いします


20:30頃再開


『レインゲッシュの泉』
我の実の姉、美の女神イエズスが生まれ落ちた湖
森の精霊に寵愛を受け、普通に歩くだけでは見つけられない
この場所を知るのはイエズスとその夫フェー、そして実子のアーメイのみ


その場所に我を呼び出すとして真っ先にイエズスが思い浮かぶのは間違いではない

しかし我には違う心当たりがある

『アーメイ』

ただの勘ではあるが
我を呼びつけたのは彼女に間違いないだろう


もう一度我に会いたい
そう思ったのは何故だろうか?

あんなにも恐れていたというのに………


そんなことを考えながら、我の体をレインゲッシュの泉に引き寄せる



レインゲッシュの泉に着くと、人影を見つける

虹色の髪に龍神の証である鹿の角


やはりアーメイだ

何かに祈るように手を合わせ、切り株に座っている


………まだ気づいてないようだ

我から声をかけるべきだろう


フィーニス「……こんにちは、お嬢さん」


声をかけると驚いたように顔をあげ立ち上がる
そして一つ深呼吸をし、我を見据えて言葉を返す


アーメイ「こんにちは、フィーニス」



アーメイ「……やっぱり簡単に出てこられるのね」

フィーニス「ん?…ああ、監獄のことか。然り、我を繋ぎとめる鎖も檻もこの世に存在せん」
フィーニス「無論、冥界の監獄『スレヴィアル』にもじゃ」

それ故に我はここに居る
あの場所は我を繋ぎとめる場所であるのには変わりないが、我の自由を奪えるわけではない


一つ、聞いておきたいことがある
今回の最重要の懸念だ

フィーニス「………如何なる心境の変化で我と再び相見える?」


アーメイ「……貴方が何者なのか見極めるため」

フィーニス「可笑しなこと言う、我はフィーニス。お主のよく知る『災厄』じゃ」

思わず鼻で笑ってしまう
我が何者か知ったからこそ怯え、泣きわめいたというのに

だが我のその言動に強く言い返す

アーメイ「ううん、そういうんじゃなくて……私が決める」

フィーニス「……どういう意味じゃ?」



アーメイ「この前は動揺して大いに取り乱してしまったけど、今回は大丈夫」
アーメイ「もう一度、もう一度貴方と話してみたい」

アーメイ「そしてその上で貴方が何者か決める」

アーメイ「伝説の通りの邪神か、それとも違う何かか」


アーメイ「だから、私とお話をしない?」


フィーニス「………」



1、する
2、しない

安価↓2


>>180選択:1、する



フィーニス「よし、しよう!!」
フィーニス「我もお主と話したいことがたくさんあるのじゃ!」

アーメイ「や、やけに明るくなったわね」

フィーニス「もう我はどんな罵詈雑言を聞かされるかとひやひやしておったのじゃ」

フィーニス「だが話をするとなれば気が昂らずにはおれぬわッ!!」
フィーニス「フフーン、我を知ればきっと我に惚れずにはおれぬだろう」


フィーニス「…いや、もう我に惹かれておるのかもしれんな?」

アーメイ「ハァア!そ、そんなわけないでしょ!!」
アーメイ「た、確かに綺麗な体してたしもう一度見たいとか思ったり…思わなかったり…」


言ってて恥ずかしくなったのか手のひらに『の』の字を書いていた

フィーニス「お主、解りやすい奴じゃのう」



1、自分の話をする
2、話を聞く
3、脱ぐ
4、自由イベント

安価↓2

3しか見えなかった

5分以内に書き込みがなければ>>182
安価↓1

1


>>184選択:1、自分の話をする


何について話す?


1、自分が置かれている境遇について
2、今の自分の目的について
3、自由安価

安価↓2

kskst


>>187選択:2、今の自分の目的について



アーメイ「ねぇ、貴方って自由なのよね?」

フィーニス「おう!そうであるな、住む場所は変われど我は自由じゃ」

アーメイ「それじゃあ貴方って何か目的とかあるの?」

フィーニス「よくぞ聞いてくれた!!我は今とても大事な目的があるのじゃ!」


フィーニス「我の伴侶を探す!それが今の目的じゃ!!」

アーメイ「へ、へ~」

フィーニス「なんじゃその反応は」

アーメイ「いや、確か貴方って性別がないんじゃなかったかしら?」

フィーニス「ふぅ~、やれやれこれだから子供は」

アーメイ「な、何よ!何か間違ったこと言った!?」

フィーニス「性別も種族も関係ない!!我を真に愛してくれるものを探しておるのじゃ!!」


アーメイ「……それってつまり男でも女でも虫だろうと機械だろうといいってこと?」

フィーニス「無論じゃ!我を真に愛してくれるなら、それで満足じゃ」


アーメイ「………そっか」


駄目だ書いてて絶望的なほどつまらない
全然話のネタが思い浮かばないッ……!!
日数あけるとこうなるのか………


どうしましょうか、頑張ったら近いうちにエンディングも行けるんですが…
今はその気力ががががが

しかしそのつなぎが全然思いつかないという……

なんだか凍結させてしまいたい

ちょっと休憩です
もしかしたら今日の更新は無いかも


一日落ち着いて考えました
昨日は凍結するとか何とか言って本当にごめんなさい!!
自分で展開考えといてあまりにも無責任すぎるので凍結は無しです
少なくとも簡易的にでもエンディングには行きたいです

お騒がせしましたスミマセン




アーメイ「……貴方って、変な人。聞いた話と全然違う」

フィーニス「そうか?」

アーメイ「ええ、そうよ。神話では欲という欲を満たしまくってたみたいだったのに、現実では伴侶が欲しいと切実に願ってる」

フィーニス「ううむ…その神話の内容もあながち間違いではないな、我は欲しいと思ったものをいつもひたすらに追いかけておる」

アーメイ「それが今回は伴侶ってわけ?」

フィーニス「そうであるな」




アーメイ「…………ねぇ、貴方の神話の話って本当なの?」

フィーニス「ふむ、『世界神話』に書かれていることなら概ね本当じゃな」

アーメイ「……そっか、一見無害そうな貴方でも怒ったりするのね」

フィーニス「無理に柔らかい言い方に変えなくとも、我が星々…ひいては宇宙を死滅させかけたと言ってもよいぞ」

アーメイ「それも本当なんだね…」

フィーニス「ただの言い訳になるが、あの頃は自らの本気を知らなかったのでな、凄いことになってしまったのじゃ」

アーメイ「正直、規模が大きすぎて意味分かんないけどね」

フィーニス「ハッハッハッ!それもそうか」


アーメイ「………もう帰るわね」

フィーニス「なんじゃ、お主が呼びつけておいて」

アーメイ「ごめんなさい」

フィーニス「まぁよいか。結局我のことは決められたのか?」

アーメイ「ううん。だからまたこの泉に来て、そしたまたお話しましょう?」

フィーニス「全く我儘じゃのう…」

アーメイ「いいでしょ?どうせ時間なんて腐るほどあるし」

フィーニス「…それもそうか」


アーメイ「でしょ?それじゃあ…………またね」


そういって我に手を振りながら天に昇って行った
天界に帰るのだろう



………我も冥界に帰ろう


アンケート


1、未完END
2、このまま続ける

↓5までで多い方を採用


多数決:1、未完END


エピローグを書きます
暫くお待ちください


エピローグ





冥界の監獄『スレヴィアル』


その長であるダグライの仕事部屋
そこではいつものように賑やかな声が響いていた



フィーニス「ただ今戻ったぞ~!!」

エルクリア「ただ今戻りました」


キュベレ「お帰りなさいませ、フィーニス様エルクリア様」


フィーニス「おう!出迎え御苦労!!」


いつものようにエルクリアを連れ旅に出ていたようだ


キュベレ「オークの集落は如何でしたか?」

フィーニス「フッハッハ、面白い者たちであった」
フィーニス「強き者であれば何者であろうと敬意を示す、気高き心を持った者たちであった」

フィーニス「それ故に我はモテモテであったのう」

エルクリア「もう、私は大変だったんですよ?」


フィーニス「そういうなエルクリアよ、お詫びとして次の旅先はお主が決めてよい」

エルクリア「ほ、本当ですか!!それなら『深き森』に行きましょう!!」

フィーニス「よしよし、よいぞ直ぐにでも支度をしよう」



ダグライ「はぁ~、貴方本来の目的はどうされたんですか?」

フィーニス「おおダグライ!居ったのか?」

ダグライ「私の仕事場ですのでね…」
ダグライ「それで、私の質問の答えは?」


少し考えるようにして腕を組み、直ぐに顔を上げる

フィーニス「うむ、伴侶を探すのをやめたわけではないが今はとても幸せなのじゃ」

フィーニス「我とともに居てくれる者と供に世界を旅する」
フィーニス「そして帰ってくる場所もある」
フィーニス「キュベレが作ったご飯をアルマとダグライ、皆で囲み我とエルクリアが旅の話をする」
フィーニス「そしてまた旅に出る。その繰り返し」

フィーニス「お主らと供に言葉を交わし生活するのが何よりも幸せなのじゃ」

フィーニス「神と悪魔と人間。皆バラバラであったはずの者たちであるが、我らはもはや家族じゃ」


フィーニス「その繋がりと温かみを感じられるだけで我は真の幸せ者なのじゃ」


フィーニス「だから、今は必要ない。お主らが居れば…な?」



その言葉にダグライは大きく目を見開く
しかし、直ぐにため息をつき、やれやれといつもの態度に戻る




ダグライ「……やれやれ、なんだか私も貴方に毒されすぎたんですかね」

アルマ「アンタは素直じゃないだけよ」

といいながら旦那の頭を小突く
それに文句を言わないあたり力関係がよく解る



フィーニス「おお、アルマか今戻ったぞ!!」

アルマ「ああ、お帰り」
アルマ「今回はどこに行ってたんだっけ?話を聞かせておくれよ」


フィーニス「そうかそうか、では食事の支度をせねばな」
フィーニス「お~いキュベレ!」

キュベレ「既に食事の準備はできております」

フィーニス「相変わらず準備がいいな」

キュベレ「お褒めに与り光栄です」



フィーニス「よしよし、早速食事をしよう」


そう言っていの一番に食事のある円卓に向かう
その後をエルクリアの手を引きながらキュベレが向かう

そして最後に悪態をつきながら食事に向かうダグライを小突きながらアルマが向かう



きっと今日も騒がしい食事になるだろう




ノーマルEND【すぐそこにあった温もり】

【リザルト】

名前:フィーニス=イニティウム
性別:そんなものは無い
種族:神人(引力を司る神)
職業:囚人


環境:10         貴方が思う以上に貴方は誰かに愛されている
強さ:19(上限突破)  貴方を鎮めるには天界の神々が総出で抑えなければならない
生活:1          神である貴方は自分の世話など必要ない
教養:9          学びや進歩を愛する貴方は何かを導けるほどの教養を持つ




男性的である力の武を誇示する美しい筋肉美を持ちながら
女性的である赦し認める包容力がある
そしてなにより中性的な色気を放つ美貌を持つ
それゆえにどの種族にも分け隔てなく魅了する
しかし実際は怒りっぽく子供のような性格であり
技術の進歩に関してとても強い関心を示す
特に情報学に熱心である
その美しさと強さと寛容性と荒々しさと神器である『大鎌』のせいで
神話においての『災厄』の象徴として崇められている

現在は冥界にて幸せに暮らしている





能力

『神人』
人知を超えた超自然的概念生命である
貴方は神話において『災厄』の象徴である
その悪魔信仰的思想が貴方の肉体を構成する


『神通力』
自らの象徴である引力を引き起こす奇跡
使い道は様々で概念的であろうが物理的であろうが引き寄せる


『神器:大鎌』
自らの象徴である大鎌
名をフィフナイズ
神話的概念にとっての死を意味する
この世の何かを概念的現象を以て『死』に刈り取る

【関係一覧】



【冥界】
ダグライ:7「………貴方はやっぱり誰かに愛される存在ですよ」【兄弟愛】
キュベレ:8「私もフィーニス様をお慕いしていますよ」【信頼】
エルクリア:8「見えなくても伝わりますよ、皆さんの幸せが」【信頼】
アルマ:7「ふふっ、アンタらと居ると心が落ち着くよ」【家族愛】


【知恵の深淵】
ビィズ:7「ガルラリョズ様にもはぐらかされましたしね…」【友好】
アリューナク:9「偶には会いに来てくれるけどやっぱり住処が解らない……」【恋慕】
ガルラリョズ:1「……………」【苦悩】


【レインゲッシュの泉】
アーメイ:9「あ~あ、私も一緒に住んでみた~い」【羨望】


クリア特典


Ⅰ:クイックロード
もう一度この物語で遊ぶことが出来ます


Ⅱ:世界観の引き継ぎ
ジャンル『異世界ファンタジー』選択時、用語や人物などが引き継がれます


Ⅲ:上限突破
主人公作成時、強さ判定を二桁を足した数に出来ます(一度だけ)


エピローグ如何だったでしょうか?
自分の不甲斐無さのせいで不完全燃焼になってしまいました

どれもこれも考えてた展開をメモらんかったのがいかんかったんや!!(言い訳)

絶対もう一度フィーニスを主人公でやり直します
続きを期待していた方には本当に申し訳ありません


質問やお願い、感想等どんどん書いちゃってください

明日20時頃
纏めて返答すると同時に新しい物語を作ります

4自由

相性が良い親友

>>238

人狼(フクロオオカミの)

こい

境遇同値なら幼馴染とかかなぁ

相棒の設定はまたあとですか?

一族代々短命の家系。まだ若者だが父は死んでいる。母は他からの嫁なので生存

ブルビネラ・ミナータ

片親が人狼だったため生まれた遺伝性の人狼
フクロオオカミには自分の意思のみで自由に変化可能
耳と尻尾と爪と牙が生えたような中間型も可能。但し感情的になると人間体時でも中間型化しちゃう
フクロオオカミと自己紹介すると腹の袋に期待されるが、そのたびオスには袋無いと説明てがっかりされるのが悩み
浅黒い肌に金髪ロング(オーストラロイド人種っぽく)

ティラシウス(フクロオオカミの学名っぽく)

ゾロは悪化も有り得るんだったっけ

マゾプレイが捗るぜ…

乙ですー
一度くらいは激難やっときたいし期待

プロフィール更新


名前:アリア・リードルート
性別:女性
種族:人間
職業:旅人


環境:7     恵まれた環境に生まれた下級貴族
強さ:2     普通の人間女性レベルの強さ
生活:8     十分なサバイバル能力を持ち、誰かを養う余裕もある
教養:9     頭の回転が速く、策謀に長けたいやらしい頭脳の持ち主



年齢は17
恵まれた環境の下に生まれた次女
下級貴族の出身であるが優秀な兄が居るため家督を継ぐことは考えてない
三人兄弟であり兄と妹が居る
好奇心の強さが災いし家を飛び出し親友であるガルムと旅をしている
ガルムとは十年来の親友である
一見穏やかで物静かな印象を受けるが、その実はお人好しであり困った人を見捨てておけない
しかし、冷徹な見切りの良さを見せる時もある
運動が好きではないため肉付きの良いだらしのない体つきである
成長期にも拘らず全くと言っていいほど身長に変化がなく、体格に恵まれていない(140cmぐらい)




能力


『人間(ファンタジー世界)』
この世界において最も多いと思われる種族
適応能力に長けており、学習能力も高いため奴隷として好まれる
体はあまり強くないため社会的地位は低い場合が多い



『体格×』
体格に恵まれておらず運動が不得意である
身長が低く戦闘に向かない



『策謀』
相手の心理を読み嫌がる作戦を思いつきやすい
頭の回転が速く、交渉にも長けている
効果的な罠を張ることも可能



『二人で一人』
相棒と二人でこそ真に力を発揮できる

名前:ガルム
性別:男性
種族:人狼
職業:旅人


環境:7     絶滅に追いやられた種族ではあるが本人は不幸と思っていない
強さ:4     とても力が強いが年が若いため戦闘経験が少なく、頭も悪い
生活:8     サバイバルの知識もあり、狩りも得意である。意外にも手先は器用
教養:2     まともな教養を受けておらず、基本的な判断も相棒任せである




年齢は15歳
絶滅に追いやられたフクロオオカミの人狼
人や亜人から毛嫌いされているが本人は気にしておらず、むしろ幸せだと思っている
アリアとは十年来の親友であり、現在は共に旅に出ている
頭がよくないことを自覚しており、専ら肉体労働担当
物事の方針をいつもアリアに丸投げしており、大雑把な性格
基本的には二足歩行で、フクロオオカミと人間の中間的な容姿であるが
人間に見た目を寄せることも、その逆も可能である
浅黒い肌に金色の鬣、基本的に服を着ない
アリアのことをこの世の何より信頼している





能力



『人狼(フクロオオカミ)』
フクロオオカミの人狼
基本的にはオオカミと人の中間型である
一見細身で猫背なため侮られやすいがとても力が強い
夜行性であり夜目も利く
有袋類ではあるが雄なため袋は無い
肉食動物であるが気性は穏やかである




『経験不足』
まだ年若く人生経験に乏しい
戦闘を好む種族でもないため、狩り以外の戦闘では油断しやすい




『二人で一人』
相棒と二人でこそ真に力を発揮できる


プロローグ




『ルーラル』
ジーム孤島を舞台としたルール無用の殺し合いゲーム
そのゲームに勝利した者は無くしたモノを取り戻せるという

今宵十名の参加者が集いゲームが始まる



ガルム「…なぁなぁアンちゃん、マジで参加すんの?」


ジーム孤島に向かう船
その中で獣人の少年が隣の少女に話しかける

アリア「なになに、もしかしてビビってんの?」

ガルム「それもあるけどさ、リスクに反して報酬安すぎない?」

アリア「しょうがないでしょ私がカジノでイカサマしてたのバレたんだから」
アリア「ホントは打ち首獄門のところを私が交渉して、ゲームの報酬を相手方に献上することで手を打ってもらったんだから」
アリア「生きてる事に感謝して欲しいぐらいよ」


少女が呆れた風に言葉を返す



ガルム「ハァ、だから逃げようって言ったじゃん。こんな危ない橋渡らずにさァ」

アリア「バッカねぇ、確かにゲームに優勝するという大義名分もあるけど」
アリア「それ以上にこんな体験なかなか出来るもんじゃないわよ?」


ガルム「………アンちゃん、それが本音?」

アリア「そういうこと」


得意げで楽しそうな顔の少女に反して、少年は不服そうだ


ガルム「アンちゃんが勝ちぬけるのかなぁ、このザマで」

アリア「おいコラ肉を抓むな」

ガルマ「お腹もほっぺもプニプニだぜ?赤ちゃんかよ」

アリア「ええい黙れ、大体私は頭脳労働担当だからいいんだよ」

ガルム「でも参加登録してるのはアンちゃんだろ?そもそもオレが着いて来ていいのかよ」

アリア「参加規約に好きなモノ持ってきていいって書いてあったし」

ガルム「……絶対そういう意味じゃないよね?」

アリア「そういう誤解して人を持ってこられるような書き方した運営が悪いのよ」

ガルム「そうやってヘリツク捏ねて…」

アリア「『屁理屈』な?馬鹿犬」




アリア「大体私は『アリア&ガルム』で登録したいぐらいよ、これでやっと一人なんだし」

ガルム「何それ?どういう意味」

アリア「私らは一緒で居るからこそ意味があるってこと。片方でも欠けたら大した力もないもの」

ガルム「…うう~ん、そう言ってくれるのは嬉しいけどホントに勝ち抜けれるかなぁ」

アリア「心配すんな、どんな時でも私が何とかしてやるからアンタは私に着いて来ればいいの」
アリア「私らは『二人で一人』、どんな状況でも二人なら乗り越えられるわよ」

ガルム「……アンちゃん」


アリアの言葉を受けても未だに不安そうな顔でガルムはアリアを見つめている
その視線にやれやれといった感じでガルムの背中を強く叩く

アリア「心配しすぎよ、アンタは中身の無い頭使わずに明日に備えて寝ときなさい」

ガルム「……うん。そうしとくよ」


そう言いながらガルムはアリアの足元に蹲った





数分後
ガルムが寝たことを確認し、アリアが大きく溜め息を吐く

アリア「………全く、私の心配しすぎよ」

アリア「今回も私の我儘、いつものことでしょ。我慢してくれるわよねガルム?」

寝ているガルムの背中を撫でながら一人呟く


アリア「……アンタの宝物、私が頑張って返すから」
アリア「だから、もう少しだけ付き合ってよね」



誰にも届かぬ大きな決意
この為だけに旅に出たんだ

この『ルーラル』に参加するために




プロローグ fin


正直今回のゲーム正攻法で貴女達が勝てるのは一人くらいです
頑張って作戦練って戦いましょう

人が居たら始めます



ジーム孤島に着いた

船を出る前に参加者の証である腕輪が填められた


一緒の船に参加者はいなかった
身バレ防止の為だろう、参加者の情報が漏れれば対策を立てられフェアではない



ガルムと供に沿岸に立つ

さて、今の時間は



猶予判定
1~4  無い
5~8  一日
90   二日

直下コンマ
策謀+1


コンマ判定:8+1  猶予二日



恐らく全員揃っていないはずだ

わざと開始日時より早めに船を出してもらった

私の計算が合っていれば最低二日

この島での生活の猶予がある


ゲーム開始の鐘が鳴らない限り殺し合いをしてはいけないというルールがある

その前に出来れば参加者に一人でも多く会っておきたい


さてまずは……


1、ゲーム内容の再確認
2、島の地形を把握
3、自由安価

安価↓2


>>362選択:2、島の地形を把握


現在早朝


島の地形を把握しておこう


アリア「そうと決まればとっとと行くわよ」

ガルム「えっ!何の話?」

アリア「一先ずこの島を周りきるわ。だからさっさと屈め」

ガルム「あ~、ハイハイ」


何を意図するのか解ってるようで体を屈め、首を大きく下げる
そしてアリアはその首に跨った


アリア「よし、探索開始!」

ガルム「イエッサー!!」



探索判定
6以上で参加者発見
直下コンマ

補正忘れ


5以上で発見
二日前-2
でこのレスの直下コンマ


コンマ判定:1   発見できない


数十メートル歩いては辺りを見回し、アリアが何かを紙に書く
そしてまた数十メートル歩くというのを繰り返していた


ガルム「アンちゃん何してんの?」

アリア「地図書いてんのよ。このゲーム、孤島の地図すら支給してくれてないし」

ガルム「ふ~ん、なるほど」

アリア「解ったら話しかけんな、気が散るだろ」

ガルム「はいはい」



それにしてもこの孤島、かなり大きい

数時間歩きまわってやっと沿岸を一周できた

島の中はまだ探索できていない、木々が生い茂っている身を隠すにはうってつけだろう


もうすぐ昼になる



1、探索を続ける
2、持ち物の確認
3、自由安価

安価↓2


>>369選択:1、探索を続ける



アリア「次は島の中を探索する」

ガルム「野生動物とか襲ってこないか?」

アリア「さぁ、解らん。だからこそ探索するんだよ」

ガルム「それもそうか」


アリア「では、出発!」

ガルム「イエッサー!!」



探索判定
5以上で何か発見
人狼+1
直下コンマ


コンマ判定:0  クリティカル



さっきと同じように地図を描きながら探索をする

探索をしている途中で野生動物を見つけた
ウサギや野鳥、害の薄そうな小動物ばかりだ

私たちの姿を見ても特に動揺しないところをみると恐らくこの島で飼われている『食料』だろう
あとでガルムに狩らせよう


ガルム「おっ!アンちゃんアンちゃん!!」


何やら興奮した面持ちで私を見上げる

アリア「何かあったのか?」

ガルム「そうそう!いい感じの岩穴だよ!!」


ガルムに先に行ってもらい岩穴を探索する

草臥れた毛布や、空き缶、ナイフなど生活の跡が見える
恐らく前回の参加者がここを拠点にしていたんだろう

外から見る限りこんな場所があるとは思わなかった
ガルムのお手柄だ


ガルム「なぁなぁ、ここを拠点にしようぜ!」

アリア「………」



1、ここを拠点にする
2、しない

安価↓2


>>375選択:1、ここを拠点にする



アリア「…この場所はもう誰かの拠点とかじゃない?」

ガルム「おう、毛布にある人の匂いは結構古くてなこの場所には今は誰も住みついてないだろうぜ」

アリア「………よーし、拠点はこの場所に決定!よくやったガルム!」

ガルム「いやいや、それほどでもないんだぜ」


頭を撫でてガルムを褒める
慎重さはかなりあるが手を伸ばしただけで私が何をするかを勘づいて体を屈めた
相変わらずの以心伝心だ



ガルム「そういや、他にも見つけたものがあるんだよ」

アリア「なんだ?」

ガルム「見つけたっつーよりは嗅ぎつけたって感じだけどさ」
ガルム「この島で人工物っつーのか?臭いオイルの匂いをかいだんだよ」

アリア「………参加者か?」

ガルム「多分オレもそうだと思う、遠くに居ると思うけど見に行く?」



1、行く
2、行かない

安価↓2


>>378選択:1、行く



アリア「そうね、殺されはしないだろうし見に行きましょうか」


今回は先ほどまでのように肩車をして貰わず自分で歩く
身を屈めて私が居ることをバレないようにだ

用心してガルムにはフクロオオカミの姿になってもらった


ガルム「……あった、アレだ」


ガルムの指さす先には木々が薙ぎ倒された小さな広場があった
その中心にキャンプが立てられ、焚き火もある

だがそんなこと以上に一際目をひくものがある


アリア「……嘘でしょ」


キャンプの傍らにある二足の巨大な鉄の塊
これには見覚えがあった


『フィーニス』
災厄の名を授けられた魔導兵器
機械工『キャンベラ』によって作られた人間の魔術と科学の結晶
まだ試作であるらしいがそのデモンストレーションを新聞で見たことがある


………もしや、試作運用のテストにこのゲームに参加したのか?

じょ、冗談じゃない
あんな大量破壊兵器にどう立ち向かえというんだ、私らじゃあ絶対に勝てはしない

というかアレに勝てる者が参加してるのか?


………他参加者との同盟も視野に入れておくべきか



アリア「……帰るわよ」

ガルム「もういいのか?」

アリア「ええ、いち早く発見できてよかった。なんとか対策を立てられる」

ガルム「マジかよ!アンちゃんはやっぱ頼りになるな」

アリア「解ったらとっとと拠点に戻るわよ」

ガルム「了解」


こっそりひっそり、音を立てないように拠点に帰る


ガルムに言ったことは嘘だ
あんな物の対策なんて簡単に思い浮かぶわけがない

だが、私が戦えない以上ガルムを不安にさせるわけにはいかない
面倒な部分は全部私が処理しなくては、だからこその私だ


夕刻


もうすぐ日が落ちる頃だ

何をしようか?


1、島内探索
2、持ち物確認
3、自由安価

安価↓2

2


>>385選択:2、持ち物確認


持ち物判定
1ほど少ない、9ほど多い
直下コンマ
策謀+2


コンマ判定:0   クリティカル


拠点内で持ち物の確認をする

準備は万全にしてきた

支給されたのは麻袋と参加者の証の腕輪のみ

自分が持ってきたものは
鉄鍋二つ、十徳ナイフ、サバイバルナイフ二本、大きめの布三枚、きれいな水三瓶、大量の保存食
包帯、針、糸、消毒のためのアルコール
火を灯す『ワイエス』、ランタン、毒の入った瓶二つ、六発入りの拳銃一丁


そして虎の子

『賢者の石』

不死になれるという石、粗悪品らしいが十分に効果はあるだろう
戦闘になっても私が足手まといにならないようにだ
これがあれば滅多なことでは死なないだろう

一つしかない以上どちらかが危機に陥られたときにしか使えないが


………使わないようにするのが一番か



このゲームが終わるまでの備蓄はあるはずだ
わざわざ食料をとりに行かせなくてもいいかもしれない


まだ日は落ちてない

何をしようか?



1、島を周る
2、作戦会議
3、自由行動

安価↓2

1


>>392選択:1、島を周る



アリア「ガルム、日が暮れる前に島を周りきろう」

ガルム「了解」


地図を作りながら島を周る

出来れば今日中に作り上げたい



探索判定
6以上で何か発見
直下コンマ
人狼+1


コンマ判定:5+1  発見


何を見つけた?


1、人?
2、獣?
3、………何アレ
4、自由安価

安価↓2


※ご飯食べてきます


>>398選択:3、………何アレ




島内を探索していると突然轟音が鳴り響く

それとともに男の笑い声まで聞こえる


ガルム「アンちゃん、もうゲーム始まってるんだっけ?」

アリア「いやそれは無いわ、私達はちゃんと早く来たもの」

ガルム「じゃあこの音なに?」

アリア「………見に行ってみましょうか」



音のする方向に近づくにつれ轟音が鳴り響き、二つの男の笑い声が響いているのが解る

突然の閃光や熱風が発生しているのが解る
………嫌な予感しかしない



音の元凶に近づきやっとその全貌が明らかとなる


アリア「……………何アレ」

ガルム「…………さぁ?」



私達が見たモノは


魔導兵器『フィーニス』の放つ光線を手を振りかざすだけで打ち消す、空を飛ぶ男の姿だった




空飛ぶ男「ハーッハッハッハッ!!これが魔導兵器『フィーニス』か!!いいぞ実に良い!!!」
空飛ぶ男「人間の作り上げた兵器がこれほどの力を持つとはな!実に楽しいぞ!!」

楽しむように魔導兵器の爆撃や光線を打ち消し続ける男
何故か空を飛んでいる


その魔導兵器の側にも男の姿が見える

男「これがッ!これがッ!戦争か!!ああやはり実際に見てみなければ改善点も解らないものだな!!」
男「まさか『フィーニス』の国一つ滅ぼせるほどの戦力がたった一人の男に止められているとはな!!」

男「これだから実験はやめられないッ!!」



魔導兵器の轟音に負けぬ大声で二人の男は笑い合っていた

二人とも明らかに目が逝っている

というか空飛んでるやつは人なのか?



片方の男には見覚えがある
魔導兵器『フィーニス』の開発者『クァルジィ』だ

新聞で見たことのある特徴と完全に一致している

この魔導兵器の実験のために参加したのであれば
戦闘記録を書き記す研究員が一人居ると踏んでいたが、まさか開発者本人が参加しているとは

『フィーニス』は完全自立兵器、操縦者は必要ない
あれは私のガルムと同じく持ってきたモノだ、参加者を殺さない限りルール違反ではない

だからこそ今、戦闘が起こっているのだろう


だがそれ以上にあの男は何者だ?


あの魔導兵器に互角以上に渡り合っている

正直あの魔導兵器に勝つことは絶望的かと思っていたがそれ以上の絶望が待っていようとは

何者かが解らないというのが何よりも恐ろしい
あれほどの力を持つ者、名も顔も知れ渡っていそうだが全く心当たりがない



というか私たちはこれを倒さないといけないのか?

………無理だ、厳しいとかそんな問題じゃない
そもそもアレらとは戦いにならないだろう


暫くすると轟音が止んだ

何事かと目を凝らすと、『フィーニス』が活動を停止していた



空飛ぶ男「む?なんだもう終わりか?」

クァルジィ「いやいや、まだ戦争の鐘は鳴っていないのでね一時休戦ということさ」
クァルジィ「君とこれ以上戦いどちらかが壊れるのもいいが戦闘記録を取るのが仕事なのでね、まだ他の参加者と戦いたい」

空飛ぶ男「成程、まぁいいだろう」

クァルジィ「君の戦いぶり実に素晴らしかった、名を聞いておきたい」


その言葉を聞き、男は嬉しそうに眼を見開く
そして一つ息をつき言葉を発する

空飛ぶ男「聞いて驚け我が名はッ!!」






空飛ぶ男「フィーニョラズ=イニティウム・ベル・フェニクシア!!この世で唯一のフェニクシアの名を冠するものだ!!!」



……………馬鹿か

お願いだ聞き違いであってくれ

何故、何故そんな奴がこのゲームに参加してやがる



『フィーニョラズ=イニティウム・ベル・フェニクシア』
かの英雄『ガルラリョズ』と災厄の化身『フィーニス』の息子


もはや説明はこれだけでいいだろう



何故こんな頭のオカシイ参加者が居るんだ
というかこんな奴の参加を許可するな

馬鹿げてる

他の参加者に勝たせる気は無いのか



フィーニョラズ「ではな、無限の可能性を秘めた人間よ。愉しかったぞ」


そう言葉を残し去って行った



ガルマ「……なぁなぁアンちゃん、フィーなんちゃらって誰か解る?」

アリア「………いや、知らない」

ガルマ「やっぱアンちゃんでも知らないことってあるんだな」

アリア「………探索に戻るぞ」

ガルマ「あ、ちょっと肩車しなくていいの?」


ガルマの声を無視し歩き進む


正直頭が真っ白だ

こんな参加者が居るなんて聞いてない
いくら策謀を練ろうがどうしようもないことだってある

だが、今回じゃなくたっていいだろう

こんな奇跡滅多にないんだ
こんな時ぐらい私に運が舞い込んできてくれたっていいだろう


……………どうしよう

全く妙案が浮かばず、黙々と地図だけを書きあげた




※地図が完成しました。






拠点に戻り、現在は保存食で空腹を満たしている


戦闘準備のために早めに来たというのに、準備が捗るどころかそんな話じゃなくなっている

精々エルフや、小人、リザードマンなどの亜人を警戒すればいいと思っていたがそんな程度じゃなかった

魔導兵器『フィーニス』そして黄金の魔人『フィーニョラズ』


そんな奴らが居るなんて聞いてない

勝つとか負けるじゃなくそもそも生きて帰れるのだろうか?

腕輪を集めきることがこのゲームの目的だ
必ず殺さなくてはならないわけではないと安心していたが、そんな規模の戦闘では済まさそうだ


国や星を滅ぼすような奴らをどうしろと?



はぁ、同士討ちしてくれるのが一番だがそううまく事が進んでくれるだろうか


とりあえず、今何をしよう?


1、ガルマと話す
2、作戦会議
3、罠を張る
4、自由安価

安価↓2

2


>>412選択:2、作戦会議


作戦だ作戦会議をしよう


まず現状の把握だ
参加者二名を確認した
そしてこの孤島の大まかな地図も完成した

地図が完成したことによってこちらに大きな情報アドバンテージがある

逃走ルートの確認にも使えるし、予め罠を張りそこに誘いこむこともできる
ガルマの戦いやすそうな場所も把握している

そしてバレにくい拠点も手に入れた


ここまでは順調なのだが問題は他の参加者だ


魔導兵器『フィーニス』とその開発者『クァルジィ』

あの兵器を壊すのは私達にはまず無理だ

しかし、クァルジィはただの人間だ
私たちにも簡単に対処が出来るだろう
キャンプ地も把握してある、食事に毒を盛ったりガルマに暗殺してもらってもいいだろう

しかし、あの男を殺してしまったときあの兵器はどうなるのだろう?
もしも暴走なんてされたら私たちじゃひとたまりもない

腕輪を奪えばそれで勝ちだ
殺さずに腕輪を奪い取る、この方法を取るのが一番妥当か



次に『フィーニョラズ』

これの対処方法は無いと言っていい
勝つとか負けるとかじゃなくて、出会ったらそこでお仕舞いのジョーカー

腕輪を奪えば勝ちだが、クァルジィと違いそれが出来るかすら怪しい

強きモノと戦うことがあの男の目的だったはずだ
だからこそこのゲームに参加したのかもしれない

こちらからすれば迷惑以外何者でもないが

嘘か真か真偽は不明だが弱き者には手を上げないと聞く

それが本当なら少しは交渉の余地があるかもしれない

戦いとは殺し合いだけじゃない、そちらの方向に考えを持っていければ何とかなるかもしれない



他にもまだ見ぬ参加者のことも考えておくべきだろう

ここまでくれば予想を裏切るとんでもない奴等が来るのだろう

考えただけで頭が痛くなる


さて、私達が最優先ですることは?



1、拠点周りに罠を張る
2、フィーニョラズに交渉を持ちかける
3、他の参加者に対『フィーニス』及び『フィーニョラズ』同盟を持ちかける
4、引きこもって漁夫の利を狙う
5、自由安価

安価↓2


>>417選択:2、フィーニョラズに交渉を持ちかける



正直他の参加者を潰しまわってもらってもいいが、私達までとばっちりを食らう可能性もある

最大の不安要素は初めに消しておきたい


アリア「ガルム、これからすることを決めたわ」

ガルム「よし来た、なんでも来い!」

アリア「あのフィーニョラズって奴を最優先で探して、絶対に先に攻撃を仕掛けちゃだめよ」

ガルム「了解、あの金髪野郎を探すだけでいいのか?」

アリア「ええ拠点を掴めたら万々歳よ」

ガルム「それじゃあ今から行ってこようか?」



1、今から行ってもらう
2、明日二人で探す

安価↓2


>>421選択:1、今から行ってもらう


アリア「……そうね、私が居た方が足手纏いになるかもしれないし」

ガルム「夜行性だから夜目も利くし…だろ?」

アリア「よく解ってるじゃない?細心の注意を払って居場所と匂い、どちらかが掴めたら直ぐに戻ってきなさい」
アリア「絶対に他の参加者にちょっかいを出さないこと、いいわね?」

ガルム「了解、それじゃあ行ってくるよ」


私に背を向け岩穴を出ようとする

私は


1、何か声をかける
2、賢者の石を渡す
3、自由安価

安価↓2


>>424選択:2、賢者の石を渡す



アリア「ちょっと待って」

ガルム「ん?」

アリア「これを持って行きなさい」


自分の首に下げていた賢者の石を渡す


ガルム「えっ!これってアンちゃんが大金はたいて買った奴じゃ」

アリア「いいから、持っときなさいこの為に買ったのよ」
アリア「いい、アンタが大怪我負ったりした時や危ない時にこれを飲みなさい。絶対勿体ぶっちゃだめよ」

ガルム「うえぇ、オレにそのタイミング解るかなぁ?」

アリア「私が居なくて不安なのは解るけど、絶対に使いどころを誤らないでね」

ガルム「………ああ、頑張ってみる」

アリア「良し!よく言った!胸張って行って来い!!」

ガルム「了解!!」


強く背中を叩きガルムを送り出した



…………一人は心細い、大人しく火を消して私は縮こまっていよう

絶対無事に帰ってきなさいよ、ガルム



一日目終了


【リザルト】

名前:アリア・リードルート
性別:女性
種族:人間
職業:旅人


環境:7     恵まれた環境に生まれた下級貴族
強さ:2     普通の人間女性レベルの強さ
生活:8     十分なサバイバル能力を持ち、誰かを養う余裕もある
教養:9     頭の回転が速く、策謀に長けたいやらしい頭脳の持ち主



年齢は17
恵まれた環境の下に生まれた次女
下級貴族の出身であるが優秀な兄が居るため家督を継ぐことは考えてない
三人兄弟であり兄と妹が居る
好奇心の強さが災いし家を飛び出し親友であるガルムと旅をしている
ガルムとは十年来の親友である
一見穏やかで物静かな印象を受けるが、その実はお人好しであり困った人を見捨てておけない
しかし、冷徹な見切りの良さを見せる時もある
運動が好きではないため肉付きの良いだらしのない体つきである
成長期にも拘らず全くと言っていいほど身長に変化がなく、体格に恵まれていない(140cmぐらい)





名前:ガルム
性別:男性
種族:人狼
職業:旅人


環境:7     絶滅に追いやられた種族ではあるが本人は不幸と思っていない
強さ:4     とても力が強いが年が若いため戦闘経験が少なく、頭も悪い
生活:8     サバイバルの知識もあり、狩りも得意である。意外にも手先は器用
教養:2     まともな教養を受けておらず、基本的な判断も相棒任せである




年齢は15歳
絶滅に追いやられたフクロオオカミの人狼
人や亜人から毛嫌いされているが本人は気にしておらず、むしろ幸せだと思っている
アリアとは十年来の親友であり、現在は共に旅に出ている
頭がよくないことを自覚しており、専ら肉体労働担当
物事の方針をいつもアリアに丸投げしており、大雑把な性格
基本的には二足歩行で、フクロオオカミと人間の中間的な容姿であるが
人間に見た目を寄せることも、その逆も可能である
浅黒い肌に金色の鬣、基本的に服を着ない
アリアのことをこの世の何より信頼している


【情報一覧】

ジームの孤島の地図
安全な拠点
クァルジィの拠点



【参加者一覧】


『アリア・リードルート』
報酬:????????????



『フィーニョラズ=イニティウム・ベル・フェニクシア』
報酬:?????????????


『クァルジィ』
報酬:?????


他七名


総勢十名


今日はここまでです

いやぁフィーニョラズは強敵でしたね
皆さんお察しの通りあの神人の息子です
それだけでもヤバいのにママンはガルラリョズですからね、ヤバさに拍車がかかっますよ

世界観設定的には前回と同じ世界です

その中でフィーニスとガルラリョズが結ばれた場合の世界です
設定時に異世界を選んだ場合に前回の世界観は基本となります

しかし、ほとんどが今回のようなパラレル世界になります

個人的に書いててめっちゃ楽しかったです


お付き合いいただきありがとうございました


名前:クァルジィ
性別:男性
種族:人間
職業:科学者


環境:4    特に変哲のない平民の生まれである
強さ:3    戦闘能力のない一般男性レベル
生活:2    用意がなされていなければ一人では生きていけないだろう 
教養:10   人のそれとは思えぬほどの頭脳を持つ




年齢は34
異例の経歴と反して平民の生まれである
父が機械工場に勤めていたため、よく仕事場に遊びに行っていた
物心ついたころには機械に触れており、特に重機が大好きであった
小さな頃から機械工学を学んだ経験を生かし世界最大の機械工場『キャンベラ』に努めることになる
初めはイマイチ成績を残せなかったが、兵器部門に飛ばされた時才能が開花、兵器部門の発展に大きく貢献した
28歳のとき、魔導兵器『フィーニス』の設計図を描き上げ
わずか五年という年月を経て『フィーニス』を完成させた
細身で色白、白髪交じりの頭、ととても不健康な容貌をしている
高い鼻と吊り上がった目尻が特徴的で、眼鏡を着用している
現在独身
実験中毒であり彼の周りで破壊が絶えない





能力


『人間(ファンタジー世界)』
この世界において最も多いと思われる種族
適応能力に長けており、学習能力も高いため奴隷として好まれる
体はあまり強くないため社会的地位は低い場合が多い



『機械工学』
機械工学の知識



『魔導』
『深き森』にて学んだ魔導に関しての知識
少しだけだが魔法を使える
何の属性にも適さない無色の魔力を持つ



『魔導兵器フィーニス』
彼が作り上げた兵器
完全自立兵器であり、操縦者は必要ない
機構内部に魔法陣が描かれており
外部からの魔力を飲みこみ自らの力とするため、魔法が利かない
最新の科学技術を用いた破壊兵器も多数搭載している


名前:フィーニョラズ=イニティウム・ベル・フェニクシア
性別:男性
種族:フェニクシアゴッド
職業:なし


環境:10    神代の英雄『ガルラリョズ』と災厄の化身『フィーニス』の息子
強さ:10    不完全であるが神代の魔法を扱え、魔人と例えられる肉体を持つ 
生活:1     自分の世話など必要ではない
教養:10    古代の言文を読み解けるほどの教養を持つ




年齢は60ほど
神代の英雄である『ガルラリョズ』と災厄の化身『フィーニス』の息子
人間的な肌色の肌、ゴーズエルフの目、エルフの髪、完成された肉体
と、両親の特徴を継いでいる
不完全ではあるが母から習った神代の魔法を扱い、父には遠く及ばないが強靭な肉体を持っている
未だ両親には遠く及ばぬ実力であるが、世界的には十分恐怖を覚える戦闘能力である
父親に似た眉目秀麗な容姿であるが、好戦的な性格であり
ありとあらゆる場所で自らの腕試しをしている
その被害と荒々しくも輝かしい闘う姿を例えて『黄金の魔人』と呼ばれる
自らをフェニクシアと呼び、神と英雄の子という意味の造語らしい
強き者と闘うことだけが生き甲斐であり、弱きものには興味を示さない
目標は父と母に勝つこと





能力



『フェニクシアゴッド』
神代に生まれた神殺しの英雄『ガルラリョズ』と
世界神話において災厄に位置づけられる大邪神『フィーニス』
その間に生まれたデミゴッド(半神半人)
彼と同じ血統持つ者はいないため便宜上こう呼ばれている



『賢者の石』
母より賜りし不死の力を秘める石
彼の宝物でありいつも大事に持ち歩いている



『神代の魔法(不完全)』
神話の時代に用いられた古の魔法
戦争の為の力であるため現代では禁じられている
彼はその一端を不完全ながら扱える



『魔法:エルフ』
現象を起こすエルフ族の魔法
戦闘にも使用できる
地の属性に適した魔力を持ち
固有の属性である『浄化』と『混濁』を持つ



『神器(偽):大剣』
自らの錬金術により作りだした大きな剣の神器
自作の為、本物の神器と違い大した神秘は秘められていない
名を『エイブラム』
浄化の光を纏っているため大変眩しい



『黄金の魔人』
彼の通称
詠唱省略の為、自らの肉体に魔法陣を書き込んでおり
その魔法陣の一つが戦闘中に黄金に輝くことが由来している
その魔法陣にどんな効果があるか不明、恐らく彼の趣味と思われる



設定を書くの結構好きなんですが
長すぎて読んでくれてないんじゃないかと思う今日このごろ

自重して短くするべきか……


もう少しで再開

むしろ設定読むの大好きなのでどんどん書いてほしいです

設定から交渉に使えそうな部分とか見えてくるし有難いです(自分はまだ見えてないけど)


>>437,439
うひょー!!そう言ってくれてめっちゃ嬉しいです
設定考えたり見たりするの私も好きなのでそう言ってもらえて幸せです!!

>>438
そういう攻略情報として公開してる意味合いもあります
まぁほとんど趣味ですが



再開


夢判定
6以上で成功
直下コンマ


コンマ判定:1  失敗



情報判定
1    ???
2~4  失敗
5~7  匂い
89    拠点
0    どっちも

直下コンマ
人狼+1


コンマ判定:0   匂いと拠点
※【朗報】ガルムくん有能





目が覚める

隣にガルムが居ることに驚くと同時にとても心が落ち着いた

見る限り外傷もなさそうだ、無事帰ってきてくれてよかった


ゆっくりと上体を起こし、軽くストレッチをする
ただでさえ鈍った体だ、少しでも今後の負担にはなりたくない


まだガルムは寝ている

先に朝食を用意しておいてやろう



ガルム「………んっ、いい匂い」

アリア「起きたか、飯にするぞ」

ガルム「ふぁ~い」


ガルムは朝食の匂いにつられて起きてきた

朝食は水とパン、そしてシチューだ


ガルム「おお!シチューって豪華じゃない?」

アリア「アンタへの労いよ、しっかり食べなさい」

ガルム「アンちゃん気前良いなぁ!いただきます」

アリア「いただきます」


食事中

探索の成果を聞いておこう


アリア「…で、どうだったの?」

ガルム「おお、そうだったそうだった。…ホレ」


懐から布切れを取り出し私に見せる

アリア「……何これ?」

ガルム「あのフィーなんちゃらの服の切れ端」

アリア「………マジ?」

ガルム「マジマジ大マジ、ついでに拠点も見っけた」

アリア「ん~~~~~~よくやった!!こんの野郎!!」


ガルムの髪の毛をガシャガシャとかき回す
ついでに背中も叩いてやった

ガルム「エヘヘ、痛いってアンちゃん」

アリア「それにしてもよく無事だったわねぇ」

ガルム「寝てたしヘーキヘーキ」

アリア「そいつにバレてたり、誰かにここをつけられたりしなかった?」

ガルム「問題無しだよ、アンちゃん!!」

アリア「さっすがは私の相棒!!」


その後も食事中はしこたま褒めてやった

傷一つ負って無いし、完璧な働きだ



※フィーニョラズの拠点をつきとめました
※フィーニョラズの匂いを覚えました、近くに居たらガルムが教えてくれます



さて、目標だったフィーニョラズの居場所も突き止めた

これから何をしようか?



1、ガルムと話す
2、作戦会議
3、島内探索
4、自由安価

安価↓2


>>449選択:2、作戦会議



今後の方針を考えよう


現在発見した参加者の拠点情報は集まっている
地図に印もつけた、いつでも行ける

第一目的だったフィーニスに関してだが、交渉内容も考えなくてはならない


まず一つ
休戦同盟
他の参加者を倒しきるまでの同盟
その後にこちらが勝てる可能性のある条件を取り付けての決闘

一番有効だとは思うが、一対一の決闘に勝てる条件も考えてそれを受け入れてもらわねばならない
難しい交渉となるだろう


二つ目に対魔導兵器同盟
アレを破壊できる可能性が私達にない以上なんとかして排除したい
フィーニョラズはアレと戦うことを楽しんでいたはずだ、断る可能性も低いだろう


三つ目は泣き落とし
参加を辞退してもらうことが目的だ
これが一番難しいだろうが成果は大きい



他の方針としては、やはり他の参加者も確認しておきたい

どうせ私達のことを知っていようがいまいが戦い方が制限されることは無いだろう
弱いことには変わりない、それを盾に戦うだけだ

今後の戦闘を見越して罠を張るのもいいだろう
少なくとも拠点バレ防止の細工と、奇襲に対処できるような罠を張っておきたい

拠点以外の場所に罠を張り、そこに誘い込むことが私達の基本戦闘になるだろう
道具は十分にあるうえ、今は猶予期間中だ
参加者に怯えることもない



さて、今後の方針は



1、フィーニョラズ交渉
2、他の参加者を探す
3、罠を張る
4、自由安価

安価↓2

1


>>453選択:1、フィーニョラズ交渉



交渉の方針は?



1、停戦同盟
2、対『フィーニス』同盟
3、参加辞退
4、自由安価

安価↓2

戦うだけが強さじゃない!
頭で勝負
負けたら協力して


>>457選択

つまり決闘(頭脳勝負)して協力してもらうでいいですか?


………こちらには他の参加者に対して何も切り札がない

一か八か決闘をして協力をしてもらうか

………少し楽観視しすぎか?
いや、大きなリスクを負わなければ今回のゲームを勝ち抜くのは厳しいだろう

なんとか私の口車に乗ってもらうしかない


さっそく交渉に向かおう




探索判定
5以上で遭遇
拠点+2
匂い+1
直下コンマ


コンマ判定:8+3  発見



ガルムを連れて探索に向かう

フィーニョラズの拠点らしい巨木を見つける
その巨木の枝に寝転がっている目的の人物を見つけた


声をかける前にこちらに気づいたのか枝から飛び降りてきた


近くで見ると威圧感が半端じゃない
さすがは黄金の魔人といったところか

だが、交渉する以上絶対に動揺を見せるわけにはいかない

一呼吸置き、声をかける


アリア「初めましてフィーニョラズ様、このゲームの参加者アリア・リードルート。以後お見知りおきを」
アリア「こっちに居るのはガルム、私の相棒よ」

仰々しくお辞儀をし、自らのことを紹介する


フィーニョラズ「……ふむ、貴様のような者も参加しているのか。それとも少女の見た目をしているだけか?」

アリア「いえ、見た目通りただの人間ですわよ」

フィーニョラズ「……では、そこの獣人が戦うのか?」

アリア「ええ、そうですわね。見た目相応の力しかありませんが」

フィーニョラズ「…………ふぅむ」



暫く私達を観察するように眺める

だが、特になにもなさそうな事が解ると露骨にため息を吐いた


フィーニョラズ「……ではアリア、我に何の用事だ?ただの挨拶というわけでもあるまい」

アリア「貴方様と決闘をしに参りました」

フィーニョラズ「……ほう」

私の言葉に目を光らす
興味を持ってくれたようだ


アリア「貴方様は大層戦いが好きだとお聞きしております」

フィーニョラズ「ああ、我は戦うことが生き甲斐だからな」

アリア「そこで、決闘の申し出に参りました」

フィーニョラズ「ふむ、受けてやってもよいが、まだゲームは開始していないのでな」

アリア「いえ、殺し合いの決闘ではございません」

フィーニョラズ「………どういう意味だ」

アリア「戦いとは必ずしも殺し合うこととは限りません」
アリア「私達とは他のゲームで勝負いたしませんこと?」

アリア「例え殺し合いでなくとも戦いは戦い」
アリア「しかも決闘の申し出であるというのに、フィーニョラズ様がそれから逃げるようなこと…ありませんわよね?」

アリア「決闘から逃げたという汚名など被りたくはありませんわよね?」


フィーニョラズ「…………」



交渉材料などこれくらいしかない
お願いだ釣られてくれッ…!


交渉判定
6以上で成功
非戦闘-4
策謀+2
直下コンマ



長い沈黙

それを破ったのはフィーニョラズであった



フィーニョラズ「………クックックッ、ハァーッハッハッハッ!!!」

フィーニョラズ「面白い、面白いな人間というのは!!」

アリア「…どういう意味ですか?」

フィーニョラズ「世界神話第三章『罪』第二節」
フィーニョラズ「多くの生命が安定して生きれる世界となった、しかしその中で新しい闇が生まれてしまった」

フィーニョラズ「創造神イニフィスを信仰する人間が、イニフィスにとあるお願いをした」
フィーニョラズ「『我々人間に奇跡を授けてください。我々人間はか弱くこのままでは他の民族に一人残らず殺されてしまう』と」
フィーニョラズ「それを聞きいれたイニフィスは彼らに神の奇跡を授けた」
フィーニョラズ「そして人間はその奇跡を用いてイニフィスを殺した、そして声高々と宣言する」
フィーニョラズ「『神に仇なした逆族は誰ぞ!我らに奇跡を授けていただいた我らが神が為に者ども立ち上がれよ!!』」
フィーニョラズ「そう他の民族を扇動し、人間の敵であった鬼と狼を狩りつくした」

フィーニョラズ「これが世界原初の罪『嘘』である」


フィーニョラズ「人という生き物はその弱さを盾に多くの者を狩った大罪を背負う民族だ」
フィーニョラズ「まさかその一端を我が身で味わえようとはな、実に面白い」


フィーニョラズ「人間よ、我をうまく口車に乗せ騙そうとしたのだろう?」
フィーニョラズ「弱さを盾に我を貶めようとしたのだろう?」

フィーニョラズ「その心……」



フィーニョラズ「万死に値する!!」



フィーニョラズが大剣を取り出し私に切りかかる

それにいち早くガルムが反応し盾になるが真っ二つに切り裂かれる


アリア「が…ガルム?」

フィーニョラズ「悪しき魂よ、滅びるがいい」


断末魔を発する暇もなく私は燃えつくような光に包まれた



GAMEOVER


ハードモードならではの即落ち
ゲーム開始前に死ぬのは私も予想外でした

コンマ判定3以下で即死で4以上で一つチャンスがありました

このゲーム一日三回までは死んでも構いません
それ以上死ぬと本当にゲームオーバーですが


コンティニュー場所を選択してください
(例:>>463

↓3


1、>>451
2、>>455
3、>>463
4、自由安価

安価↓2

1


>>473選択:1、>>451


今日はここまでです
お付き合いいただきありがとうございました



>>457で出した安価が悪いということはありません、むしろ正解に近いです
-2の補正は入っていましたが実質成功確率は50%でしたし、他の交渉案も結局はコンマが良くなければ通らないですし…
逆に言えば無理無茶無謀でも0を出せば交渉成功ですしね


再開

他の方針としては、やはり他の参加者も確認しておきたい

どうせ私達のことを知っていようがいまいが戦い方が制限されることは無いだろう
弱いことには変わりない、それを盾に戦うだけだ

今後の戦闘を見越して罠を張るのもいいだろう
少なくとも拠点バレ防止の細工と、奇襲に対処できるような罠を張っておきたい

拠点以外の場所に罠を張り、そこに誘い込むことが私達の基本戦闘になるだろう
道具は十分にあるうえ、今は猶予期間中だ
参加者に怯えることもない



さて、今後の方針は



1、フィーニョラズ交渉
2、他の参加者を探す
3、罠を張る
4、自由安価

安価↓2

1


>>479選択:1、フィーニョラズ交渉




交渉の方針は?



1、停戦同盟
2、対『フィーニス』同盟
3、参加辞退
4、自由安価

安価↓2

2


>>482選択:2、対『フィーニス』同盟


やはり確実な一歩を踏んでおこう

対『フィーニス』同盟
相手も特に断る理由もないはずだ、確実に危険物を排除しよう

そうと決まればさっそく交渉に向かおう



探索判定
5以上で遭遇
拠点+2
匂い+1
直下コンマ


コンマ判定:5+3 発見


ぐぬぬ、本当歩もっと進めたかったんですが今日は少しやりたいことがあるので更新はここまでです
明日はいつもより早く更新するかも


やってしまった予告詐欺
すいませんでした!!我が家に積んでたゲーム消化してたら楽しすぎて止められませんでした!!

再開



ガルムを連れて探索に向かう

フィーニョラズの拠点らしい巨木を見つける
その巨木の枝に寝転がっている目的の人物を見つけた


声をかける前にこちらに気づいたのか枝から飛び降りてきた


近くで見ると威圧感が半端じゃない
さすがは黄金の魔人といったところか

だが、交渉する以上絶対に動揺を見せるわけにはいかない

一呼吸置き、声をかける


アリア「初めましてフィーニョラズ様、このゲームの参加者アリア・リードルート。以後お見知りおきを」
アリア「こっちに居るのはガルム、私の相棒よ」

仰々しくお辞儀をし、自らのことを紹介する


フィーニョラズ「……ふむ、貴様のような者も参加しているのか。それとも少女の見た目をしているだけか?」

アリア「いえ、見た目通りただの人間ですわよ」

フィーニョラズ「……では、そこの獣人が戦うのか?」

アリア「ええ、そうですわね。見た目相応の力しかありませんが」

フィーニョラズ「…………ふぅむ」


暫く私達を観察するように眺める

だが、特になにもなさそうな事が解ると露骨にため息を吐いた


フィーニョラズ「……ではアリア、我に何の用事だ?ただの挨拶というわけでもあるまい」

アリア「私と同盟を結びませんか?」

フィーニョラズ「同盟?なんの為に」

アリア「同盟といっても一時的な同盟です、停戦条約に近いかもしれません」
アリア「貴方様にあの魔導兵器を倒してほしいのです」

フィーニョラズ「ふぅむ、いずれアレを壊すつもりではあるがお前と組む我のメリットが無いな」

アリア「もちろん貴方様にもメリットが御座います」

フィーニョラズ「ほう、申してみよ」

アリア「この条約の条件として貴方様がアレを破壊した暁に、私たちと決闘をしませんか?」

フィーニョラズ「ほうほうほう、我に決闘を挑むか。人間にしては見上げた根性だな」
フィーニョラズ「しかし、結局は全員倒すつもりである、わざわざ決闘の約束の必要などあるまい」

アリア「貴方を絶対に倒してみせると言ったらどうです?」

フィーニョラズ「……」

アリア「私たちではアレに勝つことはできませんが貴方には勝つことが出来ます。どうです、受けてくださりませんか?」

フィーニョラズ「……………」




コンマ判定
5以上で成功
策謀+1
挑発+2
直下コンマ


コンマ判定:88  ゾロ目


長い沈黙

それを破ったのはフィーニョラズであった


フィーニョラズ「………フッフッフッ、ハァーハッハッハッハッ!!!」

フィーニョラズ「面白い!面白いぞ!アリア!!この我にここまで言いきった人間などいない!!」
フィーニョラズ「その提案、受けようぞ!!」

アリア「お受けいただきありがとうございます」


思いっきりガッツポーズをしたい気持ちを抑えながら努めて冷静に返事をする
決まった完璧だ!この約束を取り付けれればもはやこちらのモノだ!


フィーニョラズ「ゲーム開始の鐘と同時にあの兵器を壊してやろう、しっかりと見ておれよ」

アリア「解りました」

フィーニョラズ「ではなアリア、精々我を愉しませてみよ」


そう言いながら、木に登り腰を下ろす
また寝るのだろう


私達も拠点に戻ろう


※フィーニョラズとの対『フィーニス』同盟が成立しました





拠点に戻ったと同時に声を上げる


アリア「いよっしゃー!!もうほんっと私ってば偉い!!」

大声を上げて喜びながら拠点内を忙しなく動き回る


アリア「イエーイ!ほら、アンタも喜びなさいよ!」

ガルム「いやいやアンちゃんさ、あんな啖呵切って大丈夫?悪いけど俺達で勝てるような相手なの?」

アリア「ああ~ん!?何ビビってんのよ、私に任せときゃあ大丈夫よ」

ガルム「アンちゃんも昨日のあれ見たでしょ?オレ空飛んでるような奴に勝てる気しないんだけど」

アリア「任せときなさいよ!私達に圧倒的都合のいいような約束取り付けたし、あの男の性格もそこそこ知ってるつもりだしね」

ガルム「アレ?昨日アンちゃん誰か解んないって言ってなかった?」

アリア「あ~それは…わ、私ぐらいになるとちょっと話しただけでどんな奴かぐらい一発よ!」

ガルム「マジかよ!相変わらずアンちゃんはスゲーよなぁ、これでこの体じゃなかったら…」

アリア「ええ~い、肉を揉むなッ!!」


暫く二人で騒ぎ立てていた


まだ状況は悪いことに変わりは無いが大きな前進だ

何より私に心理的余裕が生まれたのは有り難い

さて、他にも事前準備を進めておこう


現在は昼


さて、何をしようか?


1、ガルムと話す
2、作戦会議
3、島内探索
4、自由安価

安価↓2


※しまった追加忘れてました



1、ガルムと話す
2、他の参加者を探す
3、罠を張る
4、島内探索
5、自由安価

安価↓1

2


>>499選択:2、他の参加者を探す



他の参加者を探そう

戦況を有利に動かすにおいて最も重要な事だ

他の参加者によっては新たに作戦も練らなくてはならないかもしれない


アリア「よ~し、他の参加者を探しに出かけるわよ」

ガルム「了解!」



遭遇判定
5以上で遭遇
開始一日前+1
人狼+2
直下コンマ


コンマ判定:5+3  遭遇

見つけたのは?



1、獣?
2、人間?
3、オーク
4、巨大な木


安価↓2

2


>>504選択:2、人間?



暫く歩いていると、グルムが突然立ち止まる
耳を澄ましているようだ

ガルム「アンちゃん、船が来たみたいだよ」

アリア「よし、それじゃあ沿岸に向かいましょうか」



沿岸に着くと船から降りてくる一人の男が見えた

見たこともない服装だ、ワンピースとでも言えばいいのか?
いや、バスローブの方が近いかもしれない。それにしては鮮やかな色彩だが
それ以外の特徴は頭にバンダナを巻いていることだろうか

男はかなり大柄なようで、遠目から見ても2m近くあるように思える


支給されたであろう麻袋を担いでいる以外何も持っていなさそうだ

………魔導兵器とかとんでもないモノを持っていない様で安心した


男は不思議そうにあたりを見回している


話をしてみようか?

1、する
2、しない

安価↓2


直下コンマが3以下で隠れていることがばれる


十分たったのでksk
安価選択とコンマを同時に処理します


>>507選択:1、する
コンマ判定:4 気付かれていない



話しかけてみよう

ルールを知らないバカでない限り攻撃されないはずだ


アリア「こんにちは、貴方もゲームの参加者ですよね?」

男「うおっ!ビックリした、いきなり声かけないでくれよ」

アリア「それは失礼いたしました」

男「いや、まぁいいんだけどさ。俺もこのゲームの参加者だ、アンタ達は?」

アリア「申し遅れました、私アリア・リードルートと申します。隣に居るのはガルムただの付き人ですわ」

男「はえ~、付き人なんか連れてきていいんだ」

アリア「失礼ですがお名前は?」

男「おお、そうだな。っていっても俺の名前は無いんだ」

アリア「は?それはどういった理由で」

男「記憶が無いんだ、名前も、好きな食べ物も、家族が居るのかもよく解らない」
男「それを取り戻すために俺はこのゲームに参加してるんだ」

アリア「……そうでしたか、失礼いたしました」


気にすんなよ、と男は爽やかに返す


一目で解った
この男、馬鹿だな
後ろから話しかけたというのに気付いていない様だったし、しかも初対面の私にボロボロ情報を漏らしている
でかい図体は飾りかと思うほど威圧感もない

今まで出会ってきた奴等がとんでもなさすぎただけか
どうやらこんなお間抜けさんも参加しているらしい


何か話そうか?


1、何か質問してみる
2、偽の地図を渡す
3、自由行動

安価↓2


>>510選択:1、何か質問してみる


何を聞いてみる?


1、男の記憶について
2、男の服装について
3、自由安価

安価↓2

2


五分以内に書き込みが無ければ>>512選択

安価↓1


>>512選択:2、男の服装について



アリア「失礼ですがそのお召し物はなんというものですか?初めて見ましたの」

男「おお、こいつか。こいつはな『着流し』っていうんだ」

アリア「『キナガシ』ですか?」

男「ああ、ここより遥か東にある国『ココノエ』っていう国特有の着物でな、多分だけど俺はそこの生まれなんじゃないかと思ってる」


『ココノエ』
世界最東端の島国
太陽の国とも呼ばれる
珍しい文化形態を形成しており、独自の宗教と神話が根付いているらしい


男「ちなみにこれの下は下着だから捲るなよ」

アリア「ブッ!そ、そんなことしませんわ」

男「ハハッ、わりぃわりぃ子供にはよく捲られるんだよ、モノ珍しいんだろうな」

そういって男は朗らかに笑う
モノはついでだ、バンダナについても聞いてみよう



アリア「そのバンダナも『ココノエ』の物ですか?」

男「ああ、こいつもそうだな、まぁコレをつけてる理由は他にもあるんだけどな」

アリア「その理由とは?」

男「う、うぅ~ん。あんま見せたくなかったんだけどなぁ、驚かないでくれよ?」


男がバンダナを外す
その下には『角』が生えていた


アリア「あ、貴方!人間じゃないの!?」

驚きのあまり口調が乱れてしまった

男「解んねぇんだよ、それに関してもな。多少他の人より頑丈だったりするけど」


コンマ判定
5以上で正体看破
教養+2
直下コンマ


コンマ判定:66  ゾロ目



こ、こいつ、ただの人間と安心していたがそうじゃない
この男は

『鬼』だ


『鬼』
世界神話において悪魔と同列に語られる亜人
遥か昔の神話の時代、多くの種族を抱え込み一つの国を作り上げた
その力は他種族を圧倒しており、単純な腕力だと武神にも匹敵するほどだそうだ
他にも鬼道という、技術にも魔法にも属さない不思議な力を扱うという
現在はほぼ絶滅しており『夢路』にて慎ましく暮らしているらしい


あの赤い牛のような角、巨漢
文献で学んだ通りの特徴だ


油断しているとこれか
もしかして私達が場違いなのか?

そう思わずにはいられない参加者だ

神の奇跡と圧倒的物量で無理やり駆逐した種族
この世のどんな亜人よりも強力な力を持つという

こいつはそれに気付いていないらしい
それだけは有り難いか



男「お~い、大丈夫か?」

アリア「えっ!な、なにがでしょう?」

男「いやいや、突然黙り込んじゃったから心配したんだよ」

アリア「ああ!ご、ごめんなさい」


いやいや、謝らなくていいよ、と困った顔で男は言う

どうやら無意識に考え込んでいたらしい


男「しっかし、アンタみたいな可愛いお嬢さんとも戦わなくっちゃならないのか…」

アリア「あら?こう見えても成人してますのよ」

男「おっとっと、そいつは失礼。まぁアンタとは戦いたくないってのは本心だ、もし相対したら大人しく腕輪を渡してくれよな」


そう言って私に手を振り森の中に消えていった



鬼の男
予想外の参加者だが好戦的じゃないのは有り難い
しかも頭も悪そうだ、うまく交渉すれば思い通りに動いてくれるかもしれない


アリア「……ちゃんと匂いは覚えた?」

ガルム「バッチシだよ、そのために黙ってたんだし」

アリア「よくやった、拠点に戻りましょう」


ふむ、中々悪くない展開だな
良い駒になってくれそうだ



※鬼の男に出会いました
※鬼の男の匂いを覚えました。近くに居るとガルムが教えてくれます


今日の更新はここまでです

お付き合いいただきありがとうございました


ゾロ目だったから情報が詳しかったのかね


名前:無い
性別:男性
種族:鬼
職業:旅人


環境:1   記憶喪失であるうえ、世界より拒絶された種族である
強さ:9   悪魔と同列にたとえられるほど凶悪で、神にも劣らぬ腕力を有する
生活:5   何とか一人で生活できるレベル 
教養:2   旅をする中で独自で学んだことしか知らない




年齢は推定18~25
記憶喪失の青年
遥か昔絶滅に追いやられた鬼という種族である
本人は自分が鬼だと思っていない
『ココノエ』で自分が行き倒れていた記憶が最も古い記憶である
風の噂で『ルーラル』を知り、記憶を取り戻す旅に出る
朗らかで心優しく穏やかな性格の持ち主であるため、鬼であるとバレることは少ない
弱きを助け強きを挫く、弱肉強食のこの世界では珍しい思考の持ち主
子どもが好きで町や村を訪れるたび一緒に遊ぶ
いろんな場所を転々とし、そこでお金を稼ぎながら旅をするというジリ貧の生活をしている






能力


『鬼』
遥か昔、圧倒的な力を以て巨大な国家を作り上げた種族
現在はその多くが駆逐されており滅多に見かけない
鬼の力は凄まじく武神に匹敵するほどらしい



『鬼道』
鬼のみが扱うことのできる秘術
その者の『道』に沿った術を扱える
魔法で言うところの属性であると思われる
彼の道は『憤怒』である
本人は無意識的にその鬼道を扱っている



『憑き者』
彼にはナニカが憑いている



『御神刀』
神の加護を受けた白鞘の刀
世界で言う神器が最も近いと思われる
名を『戦戯ノ御荒鬼(オノノギノミナラギ)』
何故か分からないが彼は記憶が無くなる以前から所持していたらしい



『記憶喪失』
記憶がなく教養知識がほとんどない
彼は何かを秘めているかもしれない



お前が主人公だろ!
と突っ込みを入れたくなるスペックの鬼のお兄さん


>>520
ゾロ目の効果は正体完全看破と情報追加
より効果的な作戦が思いつきやすくなります


九時頃再開



夕方

明日に備えて夜は動き回りたくない

これが最後の行動になるだろう



1、ガルムと話す
2、他の参加者を探す
3、罠を張る
4、島内探索
5、自由安価

安価↓2

3


>>525選択:3、罠を張る



どんな罠を張ろうか?


1、拠点の周りに張る危機回避のための罠
2、拠点の周りに張る落とし穴
3、拠点以外の場所に張る捕縛の罠
4、拠点以外の場所に張る落とし穴
5、自由安価

安価↓2

落とし穴って杭とか竹槍を底に立てたタイプのものってことでいいんですよね?

他人の接近を察知する罠


>>528選択:1、拠点の周りに張る危機回避のための罠



他人の接近を察知する罠を張っておこう

恐らくこれならすぐ終わるだろう



罠完成度
1ほど簡易、9ほど凝った
策謀+2
ガルム+1
直下コンマ


コンマ判定:9+3  擬似クリティカル



………出来た

思った以上に作業が捗り、余った時間で他の罠も張った


これで今後の不安もいくらか和らぐ


※拠点の周りに罠を張りました


罠の性能
1、絶対に奇襲されません
2、拠点の周りで戦う時絶対に撤退できます
3、拠点の周りで戦う時相手コンマ-3
4、誰かが罠にかかるかもしれません(毎夜罠にかかったかの判定があります)



>>527
落とし穴の場合殺傷力重視
捕縛の場合で交渉重視でした






今朝の残りのシチューを食べながら考える


明日からゲームが始まる

拠点周りの罠のおかげで突然襲われる心配もない

フィーニョラズの話だと鐘が鳴ったと同時に魔導兵器を破壊してくれるらしい
見に来いと言っていたが確実に危険だ、遠目から眺めるだけにしておこう


さて、寝る前に何かしようか?


1、ガルムと話す
2、作戦会議
3、寝る
4、自由安価

安価↓2

1


>>535選択:1、ガルムと話す



早々に食事を終え、呑気に欠伸をしているガルム

死と隣り合わせだというのに緊張感が無い奴だ
………私がそういう気持ちを抱かせないようにさせてるんだったな


アリア「ねぇガルム」

ガルム「なぁに、アンちゃん?」

アリア「……シチューおいしかった?」

ガルム「?そりゃあアンちゃんガサツさに反して料理上手だし」

アリア「一言余計よ、素直にうまかったって言っときなさいよね」


相変わらずムードっていうもんが解って無い奴だ

ガルム「……アンちゃんどうかしたの?」

アリア「は?何の話?」

ガルム「とぼけないでよ、なんか苦しそうな顔してるよ?」

アリア「マジ?そんな顔してたかなぁ」

ガルム「マジマジ、何年一緒に居ると思ってんの」
ガルム「なんか言いたいことでもあるんじゃない?」


アリア「………」



1、「もし、このゲームの景品がもらえるとしたらどうする?」
2、「……ちょっとね、不安なのよ」
3、「心配しすぎだってば、とっとと寝るわよ」
4、自由安価

安価↓2

2


>>538選択:2




アリア「………ちょっとね、不安なのよ」

アリア「いつもは二人でいればなんだって乗り越えられる気がしてたし、今もそう思ってる」
アリア「だけど今回ばっかりは上手くいくかなぁって、妙に心配なのよ」

ガルム「………エヘヘッ」

アリア「……な~に笑ってんのよ!」

ガルム「どりゃ~!!」


突然抱きしめられた


ガルム「そう言ってくれてさ、すげぇ嬉しいよ」

アリア「……いきなりなによ」

ガルム「いやさぁ、オレっていっつもアンちゃんに頼ってばっかじゃん」
ガルム「いっつもアンちゃんが頑張ってオレはそれについて行くだけ、アンちゃんはいっつも大変なはずなのに弱音の一つも吐かない」

ガルム「だからさ、さっきみたいにオレに本音を話してくれてすっげぇ嬉しい」

ガルム「オレに出来ることなんかアンちゃんの指示に従うぐらいしかできないからさ、だから頼ってくれよ、今みたいにさ」



ガルム「俺たち親友だろ?」

アリア「……何生意気言ってんのよ!!」


ガルムの腹を思い切り蹴とばす


アリア「アンタなんかに頼るようになっちゃあ私はお仕舞いよ!」

ガルム「ひ、ヒデェ」

アリア「分ったならとっとと寝なさい」

ガルム「…は~い」


腰を丸めて渋々といった感じで従う
「せっかく力になれると思ったのに…」とか愚痴を言っていたが気にしない


ガルムに背を向け私も横になる


……いつも頼りにさせてもっらてるのは寧ろ私の方だ

このゲームに参加する理由を作ったのも私、その我儘に付き合わせてるだけ
ガルムがいなければここに辿り着くことすら無理だっただろう

ガルムの為と思いながら結局は全て自己満足だ

だから、だからせめて危なくて怖いことは全部私が片づける

そう誓ったんだから




猶予期間終了

【リザルト】

名前:アリア・リードルート
性別:女性
種族:人間
職業:旅人


環境:7     恵まれた環境に生まれた下級貴族
強さ:2     普通の人間女性レベルの強さ
生活:8     十分なサバイバル能力を持ち、誰かを養う余裕もある
教養:9     頭の回転が速く、策謀に長けたいやらしい頭脳の持ち主



年齢は17
恵まれた環境の下に生まれた次女
下級貴族の出身であるが優秀な兄が居るため家督を継ぐことは考えてない
三人兄弟であり兄と妹が居る
好奇心の強さが災いし家を飛び出し親友であるガルムと旅をしている
ガルムとは十年来の親友である
一見穏やかで物静かな印象を受けるが、その実はお人好しであり困った人を見捨てておけない
しかし、冷徹な見切りの良さを見せる時もある
運動が好きではないため肉付きの良いだらしのない体つきである
成長期にも拘らず全くと言っていいほど身長に変化がなく、体格に恵まれていない(140cmぐらい)





名前:ガルム
性別:男性
種族:人狼
職業:旅人


環境:7     絶滅に追いやられた種族ではあるが本人は不幸と思っていない
強さ:4     とても力が強いが年が若いため戦闘経験が少なく、頭も悪い
生活:8     サバイバルの知識もあり、狩りも得意である。意外にも手先は器用
教養:2     まともな教養を受けておらず、基本的な判断も相棒任せである




年齢は15歳
絶滅に追いやられたフクロオオカミの人狼
人や亜人から毛嫌いされているが本人は気にしておらず、むしろ幸せだと思っている
アリアとは十年来の親友であり、現在は共に旅に出ている
頭がよくないことを自覚しており、専ら肉体労働担当
物事の方針をいつもアリアに丸投げしており、大雑把な性格
基本的には二足歩行で、フクロオオカミと人間の中間的な容姿であるが
人間に見た目を寄せることも、その逆も可能である
浅黒い肌に金色の鬣、基本的に服を着ない
アリアのことをこの世の何より信頼している

【情報一覧】

ジームの孤島の地図
安全な拠点
クァルジィの拠点
鬼の男の匂い
フィーニョラズの匂いと拠点

フィーニョラズと同盟締結


【参加者一覧】


『アリア・リードルート』
報酬:????????????



『フィーニョラズ=イニティウム・ベル・フェニクシア』
報酬:?????????????


『クァルジィ』
報酬:?????


『名無し』
報酬:記憶


他六名


総勢十名


今日の更新はここまでです
諸事情により明日の更新はありません

漸く猶予期間が終わり、ゲームが始まります
難易度MAX
超鬼畜ゲー!!

はたしてアリアとガルムは生き残れるのかッ!!


お付き合いいただきありがとうございました


再開します


夢判定
5以上で夢を見る
直下コンマ


コンマ判定:7  成功

ちょっと時間かかります



夢を見た

とても昔の夢だ



私がガルムと出会ったのはいつだっただろう?

記憶があやふやなくらいに昔だ

確か、12年前だったと思う



私はお嬢様だった

下級貴族の長女

年の離れた優秀な兄が居たためか、とても甘やかされて育った


私は外で遊ぶのが大好きだった

それを家は良く思っていないようで、いつも怒られていた


いつだったかお屋敷を抜け出したことがあった

理由なんて覚えてない
どうせ父への反抗だろう



誰にも縛られていない解放感に私は嬉しくなり
当てもなく走り回った

そして私は見つけてしまったんだ

木が生い茂る森の中
一際大きな岩穴に

寄り添い合う二匹の犬を


それが運命の出会い
私のではなく、彼らの運命を変える出会い


『ガルム』と『ニール』、二匹の人狼

私に見つかったばっかりに運命を変えられた





自然に目が覚める

最悪の寝ざめだ

こんな時にあんな昔の夢を見るなんて

…………こんな時だからこそか


ふと隣を見るとガルムが呑気に寝ている

夜行性の犬のくせに私より起きるのが遅いのか
いや、有袋類だったからネズミの仲間か?

どっちでもいいか


もうすぐゲームが始まるというのに緊張感のない奴だ

………先に朝食を作っていよう、匂いに釣られて起きるだろう



起きてきたガルムとともに朝食を貪る

サバイバル中なので大した食事でもないが


今日、ゲームが始まる

はずなのだが、鐘が鳴らない

今日の朝の予定のはずだ、それとも予想以上に私達が早く起きすぎたのか?


不思議に思っていると

一際大きな轟音が鳴り響く


ガルムも私も思わず耳を塞ぐほどだ

これが開始の合図だろうか?


暫くして音が鳴りやむ

それと同時に何やら今度は別の音が聞こえる


さっきのような轟音ではなく、なんの音か解り難い



1、耳を澄ましてみる
2、外に出てみる
3、自由安価

安価↓2


>>553選択:1、耳を澄ましてみる



耳を澄まして必死で音を拾ってみる

……断片的にしか聞こえない

楽器の類の音ではなく『人が叫んでるような音』のような気がする


アリア「ガルム、アンタこの音何か解る?」

ガルム「今聞いてる」

その邪魔をしてはまずいだろう
静かにしていよう



どれだけ聞き取れたか
1ほどぼやけて、9ほど明確に
直下コンマ


補正忘れてた

人狼+2
再コンマ判定
直下コンマ


コンマ判定:4+2  少しだけわかった



暫くして音が止む


アリア「何の音か解った?」

ガルム「人が叫んでる声だったよ、多分男の人」

アリア「それで、何か言ってた?」

ガルム「え~っとねぇ、『俺様と戦えー』とか『名乗りを上げよー』とか言ってた」

アリア「えっ、なにそのキチガイは」

ガルム「解んないよ、今までこの島で出会った誰でも無い声だったよ」

アリア「なんか名前とか正体の手がかりになるようなこと言って無かった?」

ガルム「うう~ん…………『我が名はなんちゃらダガラ』って言ってたような気がするんだけど、イマイチはっきりは…」

アリア「なんちゃらダガラねぇ……」


言ってたことの特徴は

男、なんか偉そう、一人称俺様、脳筋?

そこから解りそうかしら……


コンマ判定
5以上で判明
教養+2
断片的-1
直下コンマ


コンマ判定:5+1  判明


……………もしかしてアイツか?

しかしあんな奴が参加していいのか?
…………今更過ぎるか、他の奴でも十分ヤバい

少し確認を取ってみよう


アリア「ねぇ、その男の声ってどちらかといえば年食ってそうなおっさん声だったりしない?」

ガルム「うん?…そうだね、若い声じゃ無かった気がするなぁ」

アリア「そう、ありがと」


………ただの推測だが、恐らく正解だろう

この声の正体は『ローヴェンダガラ』



『ローヴェンダガラ』
武の神人『ゴーデミック』と人間の女の息子
デミゴッド(半神半人)だ
騎士として120年自らの国を守り続けた生きる英雄
常に最前線で戦い、大声で名乗りを上げ、どんな人数が居ようと決闘を望んだという


この男なら取り戻したいものもあるだろう

予想ではあるが特徴と一致している

しかし、厄介なことになった
私たちではどうしようもない
また作戦を練らなければならないかもしれない


挑発判定
1~4で誰も釣られない
5~7で一人釣られる
89 で二人釣られる
0  で三人釣られる


鬼の男+1
フィーニョラズ+1
クァルジィ+1

直下コンマ


コンマ判定:88  ゾロ目

四人釣られる


1-9好きな番号を指定してください
↓1
↓2
↓3
↓4

ん?
9でいいのかな


>>566選択:9
>>567選択:8


番号に対応した参加者が釣られます
取る回数が多いので連投でもかまいません

1-7の番号
↓1
↓2

6


>>569選択:2
>>570選択:6

数字内訳

1、3:フィーニョラズ
2、5:クァルジィ
4、6:鬼の男
7  :オークの男
8  :ローブを羽織った女
9  :大きな影



これからどうしようかと考えていると

突然空に真っ暗になる

どうしたことだろうか?
もしかして一雨降るのか?


不思議に思い岩穴から顔を出し外を確認すると

外の暗さが雲によって太陽が遮られたわけじゃないと気づく


その正体は大きな影だった


空を、この島全体を覆い尽くす大きな影

それほどの存在がこのゲームに参加している


視点変更





海岸


ローヴェンダガラは挑戦者を待っていた

来なければそれまで、この島を破壊し尽くすだけだ


暫くすると空の明かりが消える
島全体が真っ暗に染まるのだ

一瞬にして闇夜に包まれた島

その天高く、声が聞こえる

まるで悪魔のようだと比喩するに足る、悪魔以上の存在の声

囁くような声でありながら、頭に響く
脳髄を揺さぶられるかのような声だ


???「フフフ、よくぞ名乗りを上げたな神の子よ」

ローヴェンダガラ「おお、お前が最初の挑戦者か!名の名乗れぃ!!」

???「いいだろう、この島に居る全員にも聞いてもらおうか。この私の名前をな」

???「よく聞け、弱弱しくも図々しい下劣で愚劣な者どもよ」



???「我が名はヨル、この世界の半分だ」

設定とか日の目見ないの勿体ないし、他者の戦闘の掘り下げもちゃんとするとはかなり有難いです
他者視点の知識生かすのはメタ知識になるけど、どれくらいまでOKでしょうか



『ヨル』
世界神話第一章『創世』にて
神々の父『ジェランダル』との死闘の果てに冥界に追いやられた悪魔
その大きな闇はジェランダルを以て消し去ることはできず、この世界の半分『夜』となった



ローヴェンダガラ「なんともまぁ、面白い者が参加しておる」

ヨル「残念ながら全盛期の力は無いが、貴様ら如きを殺すには十分だろう」


二人が臨戦態勢を取る
一触即発の雰囲気の中


鬼の男「おうおう、朝だっつーのに真っ暗だな」

間抜けな男の声が響く

鬼の男「そこの顔色ワリィおっさんがやったのか?」

ヨル「貴様、この私を知らないのか?」

鬼の男「ヨルって言ったっけか?悪いが知らないな」

ヨル「はん、とんだ脳無しもいたモノだな」

鬼の男「そう言うなって、でかい口叩きすぎて負けるとカッコわりーぞ」

ヨル「…この私をバカにしてるのか?」


ピリピリとした空気が再び場に戻る


>>574
調整が難しいところですね
メタ知識を生かして行動する際にはその知識があるかの判定を導入します


ちょっとお腹がやばい
いったん休憩


再開




ローブの女「んん?まだ殺し合って無かったのか、漁夫の利を得るつもりだったんだけどねぇ」


森の中から音もなく顔を出す


ローヴェンダガラ「そう言うでない、ここに顔を出したということは俺様と戦いに来たのだろう?名を名乗れ」

ローブの女「やれやれ、私はあんたらと違って名が売れてるわけじゃないんだ」
ローブの女「しかも悪魔様の後だ、拍子抜けされても恥ずかしい」

ローヴェンダガラ「何を言うか、名を名乗ることに意味がある。無名有名など関係無い」

ローブの女「まぁいいけどね、私は『ペラリア』しがない魔法使いさ」


ローヴェンダガラ「はっはっはっ!!謙遜しおって、俺様など遠く及ばぬ名ではないか!!」




『ペラリア』
魔法使い
魔法使いが集う『深き森』の長
人類初の魔法使いであり、人間を辞めた存在である
故に種族は人間ではなく魔法使い、もしくは魔女


クァルジィ「またせた諸君!!殺し合うなら私の目の前で死んでくれ!!」


同じく森の中から魔導兵器の駆動音を響かせ登場する


ペラリア「……アンタも居たのかい」

クァルジィ「おやおや、これはこれはペラリア先生。御無沙汰しております」

ペラリア「はいはい、久しぶり。相変わらずキチってるねぇアンタは」

クァルジィ「先生の教えの賜物ですよ」

ペラリア「私はこんな物騒なモン造れと言った覚えは無いんだけどねぇ」

クァルジィ「生徒は日々成長するものですから」


これから殺し合いだというのに世間話に花を咲かせている


ローヴェンダガラ「はっはっはっ!こんなにも集まるとは礼儀の良い奴らよ!!」

鬼の男「すげーな、参加者の半分も居やがる」

ヨル「貴様らは戦う気があるのか…?」


決闘の場に5人も同時に集まるという珍事が起きていた



ローヴェンダガラ「集まってくれたはいいが、どの順番で戦うかのう?」

ヨル「貴様ら程度、私一人で十分だ」

鬼の男「俺はいつでもいいぜ」

ペラリア「私は後でいいよ、コイツと話してるから」

クァルジィ「私も先生と観戦をする。『フィーニス』で遊んでいてくれ給え」




まず戦うのは?

1、ローヴェンダガラVSヨル
2、ローヴェンダガラVS鬼の男
3、ローヴェンダガラVSフィーニス
4、ヨルVS鬼の男
5、ヨルVSフィーニス
6鬼の男VSフィーニス

安価↓2


>>581選択:3、ローヴェンダガラVSフィーニス


今日の更新はここまでです

いやぁ予想以上に人集まりすぎワロス
何人脱落するんでしょうかね

お付き合いいただきありがとうございました


名前:ローヴェンダガラ
性別:男性
種族:デミゴッド(半神半人)
職業:王国騎士


環境:10   武の神人と人間の息子
強さ:9    武神の息子に恥じない圧倒的な強さを誇る
生活:10   食事をとらなくとも一週間は生きていられる
教養:5    戦闘の知識は右に出る者はいないがそれ以外の教養はほとんど無い




年齢は130ほど
武の神人『ゴーデミック』と小国の姫の元に生まれたデミゴッド
元々ゴーデミックを信仰している国であり
その信仰の証としてゴーデミックがその国の姫に自らの子を授けた
王として育てるつもりだったがローヴェンダガラはそれを拒否し、戦いに身を置く『王国騎士』を目指した
小国であり、周りが他の亜人に囲まれていたがローヴェンダガラの力によって120年間守られ続けている
戦闘狂であると同時に礼儀作法を重んじる厳格な性格である
常に最前線で戦いに臨み、自らの名を叫び闘争を求めたという
デミゴッドであるため人間より衰えも寿命も長いが、現在は120年闘い続けたツケが来ている
最近の悩みは自分以外の騎士の人員不足と、今更治らない一人称





能力


『デミゴッド』
半身半神の種族
武の神の血を引くため天性の戦闘センスと強靭な肉体を持っている



『武神の血』
ゴーデミックに勝るとも劣らぬ強靭な肉体を持つ
どんな怪我も一日休めば元通りになる
しかし、最近は妙に傷の治りが遅い



『衰え』
年齢による肉体の衰え
更には肉体を酷使しすぎたための疲労も蓄積されている



『神器(偽):剣』
父ゴーデミックより賜った神器のレプリカ
神話的概念にとっての『戦い』の象徴である
名を『シュトルーデル』


名前:ヨル
性別:無し
種族:悪魔
職業:無し


環境:10         神代よりも昔、創世記に生まれたジェランダルに並び世界最年長
強さ:11(上限突破)    神々の父と互角に渡り合い、封印されてなお世界の闇として残り続けている
生活:1          神である貴方に自らの世話など必要ない
教養:1          遥か昔に封印されており、最近の世界についてほとんど何も知らない





世界神話における創世記より存在する世界最古の者の一人
この世の理を創り出したジェランダルと、世界に形を与えたエールと同時に存在し
ジェランダルが光であり、ヨルが闇であった
ヨルもまた世界の理を創る力を持ち、世界の全てを自らの物にしようとするが
ジェランダルに敗れ、冥界に追放される
敗れてなおその闇は深く、世界に一生残る闇となった。その闇は彼の名をそのまま使い『夜』と名付けられた
ヨルは悪魔であるが神でもある
正確には創世記にジェランダルの側に着いたものを神と呼び、ヨルに着いたものを悪魔と呼称される
それ以降、出来そこないの神や、力を失った神、悪行を働いた概念は悪魔と呼ばれるようになる
現在は冥界に追放され、その力のほとんどを失ってしまった
自信家で傍若無人な性格で力を失った今でもそのあり方は変わっていない






能力



『悪魔(神人)』
世界最古の悪魔であり神人
人知を超えた超自然的概念生命である
世界の理を創るほどの強大な力を持つ
彼を信仰する者はほとんど存在せず、悪魔信仰も現在は『フィーニス』が主な崇拝対象である
現在は封印されており、その力のほとんどを失っている




『神通力』
自らの象徴である創造を引き起こす奇跡
しかし今はその力はなく、闇を増幅させるほどに収まっている



『神器:闇』
自らを象徴である闇
名を『ヨル』
全てを覆う巨大な形無い物質であり、それに触れたもの全てを飲みこむ
現在はジェランダルに没収されている


名前:ペラリア
性別:女性
種族:魔法使いor魔女
職業:魔法使い


環境:4    元は何の変哲もない人間であった
強さ:9    彼女にとって国一つ滅ぼすのはワケない
生活:10   日の光と水があれば生きていける    
教養:10   人間として最高の知能を持つ




年齢は2000~2500ほど
何の変哲もない人間であったが、魔法使いとなった存在
人間であった頃、魔法の始祖であるエルフの英雄『ガルラル』の奴隷として生活をしていた
その中で彼の研究資料を読み漁り、魔法を扱うまでに至った
ガルラルが死ぬと同時に国を一つ乗っ取り、自らのモノとした
その時には既に未完成の賢者の石を飲み不老となっている
その国の資源を食いつぶしながら魔法研究に没頭し
四つの魔法属性の他に『無』の魔力と固有の魔力があることを発見した
現在は魔を習う者の地『深き森』にて独自の魔導を説いている
自称『しがない魔法使い』、この名に偽りはなく真実は『死が無い魔法使い』という言葉遊び
しかし賢者の石を飲んだとはいえ最近は体の調子が悪く、忘れっぽくなったのが悩みである
この世界にしては珍しく同族愛が無い。だからこそ簡単に人間をやめられたのだろう
人を辞めた証である真っ白な髪と大きな目のクマ、疲れたような口調が特徴的である





能力


『魔法使い』
人間を辞めて魔法使いという存在となった
魔女とは本来魔法使う女を指すが、彼女自身の代名詞でもある



『魔法:ペラリア』
エルフの魔法に近いが、彼女独自のアレンジが施されている
風の属性に適した魔力を持ち
更に固有の属性『生命』を持つ
魔力から属性を抜いて使うという離れ技もできる



『魔導』
魔法に関する知識とそのあり方についての考え
彼女以上に魔法を愛する者はいないだろう



よもやフィーニョラズよりも強い奴が参加しているとは予想できまい

今回の参加者でぶっちぎりで頭のおかしいヨル様
二人目の上限突破でございます
とはいえかなり弱体化してるのでフィーニョラズよりはなんとかなります


ちなみにいうと今回の参加者フィーニョラズと正面から戦って勝てる可能性のある奴は2人

ヨルと鬼の男です



今日は更新おやすみです


全能の創造神で強さ11ですからね、フィーニス様の頭のおかしさが解っていただいて何よりです
やっぱり他と比較してこそ強さって理解できますよね

>>589の追記ですがフィーニョラズは魔導兵器とペラリアでもなんとかなる可能性があります

再開


一方アリアの拠点



朝の静けさと打って変わってちょっとした騒動になっていた


アリア「う、嘘でしょ!なんで悪魔なんかが参加してるのよ!」

ガルム「アンちゃんも変な声聞こえた?」

アリア「聞こえたからこんなに焦ってんのよ!」

ガルム「そんなに凄い奴なの?」

アリア「凄いとかそういうレベルじゃないけど凄いって括りでいいわ、とんでもないの方が正しいけど」

ガルム「はぇ~」


事態の大きさに反比例してガルムは特に動揺をしいない
……教養が無いから仕方ないがこの温度差はなんだかムカツク


ガルム「なんちゃらダガラって奴の決闘に応えたんだろ?案外いい奴なんじゃない?」

アリア「悪魔がいい奴なわけ無いでしょ……」


ガルム「……ねぇねぇアンちゃん」

アリア「…何よ」

ガルム「決闘見に行かない?」

アリア「はぁ~!!アンタ馬鹿じゃない?」

ガルム「なんでさ、相手の強さを見るいい機会じゃない?」

アリア「…う、う~ん。それもそうか」


ガルムにしてはまともな意見だ

どうしようか?



1、見に行く
2、行かない

安価↓2

十分たったのでkskst

1


>>597選択:1、見に行く



ガルムの言うとおり見に行くべきか

名の知れた者であろうと直に観戦することで解ることもあるだろう

あわよくば他の参加者が戦っていたらそれはそれで有りがたい


アリア「…そうね、見に行きましょうか」

ガルム「よっしゃ!早速行こうぜ!」

アリア「聞いておきたかったんだけど、どうしてそんなにやる気満々なの?」

ガルム「オレってさイマイチ戦闘の経験が無いから学ばせてもらえたらなって思ってさ」
ガルム「俺が強くなればアンちゃんだって楽できるだろ?」


なるほど、少し見直してしまった
ちゃんと考えあっての行動だったのか


アリア「ああそうだ、一応獣の見た目で行きなさい。観戦してることがばれないようにね」

ガルム「了解」

アリア「それでは出発!」

ガルム「イエッサー!」


視点変更 海岸



ヨル「しかしこのような生物は見たことが無い、いったいなんという生物だ?」


魔導兵器をぺたぺたと触りながら話しかける
勿論、魔導兵器にだ

クァルジィ「差し出がましいようですが申し上げますヨル様。それは兵器にございます」

ヨル「ヘイキ?」

クァルジィ「はい、私が作りました戦争のための道具です」

ヨル「なんと!生物ではないと?何とも面妖な…、現代は面白いことになっているな」


数万年越しのジェネレーションギャップを感じる悪魔様であった


ローヴェンダガラ「しかしクァルジィと言ったか?決闘の場にこのような玩具は感心せんな」

クァルジィ「なれば試してみますか?神の子ローヴェンダガラ」
クァルジィ「もとより私に戦う力は無い。この『フィーニス』を破壊できれば素直にこの腕輪を渡そう」

ローヴェンダガラ「貴様には取り戻したいモノは無いのか?」

クァルジィ「このゲームはもとより『フィーニス』の性能テストのためだ、報酬などおまけにすぎない」

ローヴェンダガラ「フン!ツマラン奴よ」

クァルジィ「騎士ともあろう御方が無抵抗の男を殺すようなことはしないですよね?」

ローヴェンダガラ「それは貴様の態度次第だな」

クァルジィ「その時は必至で命乞いをさせてもらおう」



ローヴェンダガラ「まず初戦は俺様とその玩具だ!一瞬でケリをつけてやろう!!」

クァルジィ「そちらこそ性能検査が出来ないほど一瞬で終わらないでくれよ?」



※戦闘が開始されました



ローヴェンダガラ
強さ:9

コンマ表
1   ファンブル
23  失敗
4~9 成功
0   クリティカル

を使用します


戦闘能力

『デミゴッド』
耐久値2倍
負傷補正を受け付けない


『武神の血』
コンマ判定に常に+1
成功時更に判定+2
コンマ判定の上限無し


『衰え』
ファンブル時に発動


『神器(偽):剣』
クリティカル時に発動


魔導兵器『フィーニス』
強さ:9

コンマ表
1     ファンブル
2~4  失敗
5~8  成功
90    クリティカル

を使用



戦闘能力

『魔導兵器』
耐久値3倍
負傷判定を受け付けない


『無の魔法陣』
相手が魔法を使う場合その能力を封印


『化学兵器』
成功で次回判定+1
クリティカルで次回判定+2


『???』
ファンブル時に発動


判定差+30でローヴェンダガラ勝利
判定差-20で魔導兵器『フィーニス』勝利



直下コンマ:ローヴェンダガラ戦闘判定
武神の血 +1

↓2コンマ:魔導兵器『フィーニス』戦闘判定


コンマ判定:3+1+2  成功
コンマ判定:4   失敗

6-4=+2 相手失敗により更に+1

判定差:+3



試験的に長めに判定計算を書いたんですが鬱陶しいですかね?
解りやすいようにするつもりで書いてますが、長くて書くのに手間がかかるのも事実

今までとどっちが見やすいですかね?


それじゃあこれからはこの式をちゃんと書いていこうと思います

やっていれば慣れると思いますしね

戦闘再開



ローヴェンダガラ「うおぉぉぉ!!」

気合いの雄たけびとともに魔導兵器に近づく

魔導兵器の機関銃など意に介さず突き進む
そして情操をつけたまま殴りつけた殴りつける

ローヴェンダガラ「グヌヌ、硬いな…」

そう言いながらも魔導兵器の装甲には凹みが出来ていた


クァルジィ「さすがは武神の息子、無茶苦茶な戦法を取るな」




直下コンマ:ローヴェンダガラ戦闘判定
武神の血 +1

↓2コンマ:魔導兵器『フィーニス』戦闘判定


コンマ判定:7+1+2  クリティカル
コンマ判定:3   失敗

10-3=+7 相手失敗の為更に+1

判定差:+11


※クリティカルにより神器(偽):剣 発動


ローヴェンダガラと魔導兵器の真向からの殴り合い

兵器と殴り合っていること自体すでにおかしいがローヴェンダガラが押している


魔導兵器の射撃も光線も爆撃も全てを受けきってなお殴り続ける
彼なら避けることもできるはずだがそれをしない

まさに武神
嵐と呼ぶに値する凄まじい戦闘だ


だが、その拳がピタリと止まる


ローヴェンダガラ「デモンストレーションだ、お前らにも拝ませてやろう」

ローヴェンダガラ「神の力というモノをな!!」


手を天に翳し、真言を唱える

ローヴェンダガラ「我、戦いの殉教者也」
ローヴェンダガラ「戦いと共に生き戦いと共に死す」
ローヴェンダガラ「剣とは力であり、争いの象徴であり、勝者を示す」

ローヴェンダガラ「我が手につかむは輝かしき栄光!!」

拳を握るその手には、渦巻いた刀身の禍々しい剣


ローヴェンダガラ「名を『シュトルーデル』」



直下コンマ:ローヴェンダガラ戦闘判定
武神の血 +1
神器:剣  コンマ判定2倍

↓2コンマ:魔導兵器『フィーニス』戦闘判定


コンマ判定:6+1+2=9×2 特殊判定
コンマ判定:3   失敗

18-3=15  特殊判定により+3 相手失敗により+1

判定差:+30

※ローヴェンダガラ勝利



ローヴェンダガラ「天を貫く勝利の剣よ!!!」


剣に巨大な神秘が宿る
その膨大な渦を巻く光の束を振り上げると、雲を貫きヨルが作った影をも消し飛ばす


ローヴェンダガラ「まだまだ玩具ごときにはやられんさ!!」

剣を魔導兵器に振りおろす

光の束に飲み込まれた魔導兵器は跡型もなく消え去っていた
機能停止以前の問題

魔力ではないため光を吸収することすらできなかったようだ



その光景に一人は驚愕し、一人はほぅと息を吐き、一人はつまらなそうに眼をそむけていた

そして一人は目を輝かせていた


クァルジィ「これが…神の力…!」

ローヴェンダガラ「フハハハ、どうじゃ若造。俺様を相手にするには玩具程度じゃ物足りんな」

クァルジィ「素晴らしい!!やはり直に実験を見てこそ意味があるな!!完璧と信じて疑わなかった『フィーニス』がこうもあっさり落とされるとは!!」
クァルジィ「教えてくれ!あの光は何だ?」

ローヴェンダガラ「ふぅむ、俺様も詳しくは知らないが『神秘』という光だ。魔力でも物理的なナニカでも無い」

クァルジィ「そんな物があったとは、装甲に改良を加えたい、詳しく教えてくれ!!」

ローヴェンダガラ「だから知らんと言っておろう。天界にでも行け」

クァルジィ「なるほど!その手があったか!」

敗北したというのに全く哀愁が感じられない
むしろ嬉しくて仕方がないといった風だ


ローヴェンダガラ「さっさと腕輪を渡せ」

クァルジィ「ああ、そうだった」

腕輪を外しローヴェンダガラに投げ渡す


クァルジィ「私を殺さないのか?」

ローヴェンダガラ「騎士である俺様が無抵抗の人間を切るはずがないだろう?」

クァルジィ「フハハハ、なるほど。確かにそうだろうな」


その後、やたらローヴェンダガラの剣を弄らせてくれと懇願していたが一蹴された


鬼の男「……おっさんすげぇな」

ヨル「フン、あの程度の神秘に驚くとはな。程度が知れるぞ?」

鬼の男「でかい口叩くならおっさんの光に消し飛ばされずに言えよな」

ヨル「あれは相性の問題だ。私はたまたま神秘の光に弱いだけだ、それにジェランダルの光の方が何万倍も大きい」

鬼の男「老人って奴は昔自慢をしたがるよな」

ヨル「貴様、私に喧嘩を売っているのか?」

鬼の男「さぁな、自分で考えなよ」


ファーストコンタクトが最悪すぎたのか、二人の間には明確に火花が散っていた


ローヴェンダガラ「さぁ、俺様はまだまだ戦えるぞ!次戦う者は誰だ!!」



1、ローヴェンダガラVSヨル
2、ローヴェンダガラVS鬼の男
3、ローヴェンダガラVSペラリア
4、ヨルVS鬼の男
5、ヨルVSペラリア
6、鬼の男VSペラリア

安価↓2


イベント判定直下コンマ
5以上で発生
神秘の光+3

2


コンマ判定:6+3  イベント発生

>>623選択:2、ローヴェンダガラVS鬼の男


今日の更新はここまでです

『フィーニス』全くいいとこ無しで寂しいですがおっさんの凄さが解ったので良しとします
戦闘能力の???の部分は明日解説します

お付き合いいただきありがとうございました


※情報の更新


魔導兵器『フィーニス』
強さ:9


『自爆』
ファンブル時に発動
自らの機構内部に閉じ込め続けた魔力が爆発する
特殊戦闘を行い、此方のコンマが相手のコンマを上回れば相手強制敗北
下回れば此方が強制敗北+相手負傷判定-3


超はた迷惑な存在だった魔導兵器『フィーニス』
しかしおっさんのエクスk…シュトルーデルで消し飛びました

ちなみにクァルジィを暗殺をするとコンマ判定失敗で暴走しました

もう少しで再開


※イベント発生


アリア視点


ガルムの提案通り、海岸に向かおうと外に出ると
海岸から巨大な光の柱が見える


アリア「な、何アレ!というかもう殺り合ってたの!?」

ガルム「アンちゃん急ごう!」


珍しくガルムも焦っているようで率先して進もうとしている

海岸に向かっていると空から突然フィーニョラズが現われる


フィーニョラズ「おお!お主らここに居たか!」

アリア「ふ、フィーニョラズ様!?一体どうしたんですか?」

フィーニョラズ「どうしたもこうしたも無い!とにかく話は後じゃ!海岸に行くぞ!」


何故だろうか?
いつも余裕の笑みを浮かべて威圧感のある態度のフィーニョラズの様子が変だ

それほどのことが起こっているのか?

抵抗する間もなく私とガルムは抱えられて、今日人生で初めて空を飛んだ


視点変更 海岸


ペラリア「やれやれ、勢いよく啖呵切った割には情けないじゃないか?ん?」

クァルジィ「ええ、私の未熟さ故にです。勉強させてもらいました」

ペラリア「やれやれ、そういうところは素直で可愛いんだがねェ」


ふぅ、と息を吐きながらゆっくりペラリアが立ち上がる


ペラリア「それじゃあ先生らしく、生徒の敵討ちでもさせてもらおうかね」
ペラリア「私がやらせて…」

言いきる前に鬼の男が手で遮る


鬼の男「俺にやらせてくれ。いいよな?」

ペラリア「……まぁ漁夫の利狙うつもりだったからいいけど」

クァルジィ「白状ですね先生は」

ペラリア「別にいいだろう?まぁ久しぶりにやる気を出した矢先だったからもっとやる気無くなっちまったよ」

そう大きくため息をついて、魔法で作った木に座りこむ


鬼の男「おっさん、休憩しなくていいか?」

ローヴェンダガラ「フン!俺様は五日間不眠不休で戦ったことがある。これくらい屁でも無いわ!!」

鬼の男「ヘヘッ、そうこなくっちゃな」


二人が臨戦態勢に入った瞬間


フィーニョラズ「うおおおおおおおおお!!戦場はここかあ!!」

両脇に何かをを抱えた美しい男が間に入ってきた


鬼の男「な、なんだ!?誰だよアンタ!?」

フィーニョラズ「ええい喧しい!魔導兵器はどこじゃ!!」

鬼の男「ま、魔導兵器?それなら…」

ローヴェンダガラ「あの玩具なら俺様が消し飛ばしてやったわ!あの光を見なかったのか?」

フィーニョラズ「なん…じゃと…」


それを聞いたとたん崩れ落ちる男
丁寧にも両脇に抱えていた者を置いて崩れ落ちた


ローヴェンダガラ「いったいなんなんじゃコイツは?」

アリア「それは私が説明します。実は…」


それからアリアが今起こっていることを予想を含めて説明した


ローヴェンダガラ「……なるほど、要約をするとアイツは約束を違えてしまったことに落ち込んでいるのか」

アリア「はい、そうだと思います」

ローヴェンダガラ「しっかし、フィーニョラズ…噂とは全く異なる印象だな」


フィーニョラズ「おおおおおおぉ、アリアよ済まぬ。我ともあろうものが約束を違えるとは……」

今までの印象からでは到底考えられない言動
想像以上に落ち込んでいるようだ

アリア「というかフィーニョラズ様、なんだか口調が変ですよ?」

フィーニョラズ「あんなモノ母に憧れて真似ておるだけじゃ!今はそれどころではない!」

キャラ作りだったんだ
こんな凄い奴もそんなことするんだ


フィーニョラズ「アリアよ、我はどうすればいい?今ならどんな願いでも聞き入れようぞ」

アリア「ッ!………それなら」


慎重に考えなくては、これは千載一遇の大チャンスだ
どんな要望を吹っかけてやろうか?



自由安価↓2

仲間になってください


>>634選択:仲間になってください



アリア「仲間になってくれませんか?」

フィーニョラズ「仲間?というとどういう意味じゃ?」

アリア「それは…」



1、他の参加者を全員倒し、最後に決闘を行う同盟
2、私を勝者にするために協力してもらう、フィーニョラズは参加辞退してもらう
3、自由安価

安価↓2

1+できれば行動を共にして自分たちを守ってほしい


>>637選択


ちょっと今日は短いですがここまでです

正直どういうわけか最楽ルートに入っててビックリしてます
おかしい…こんなはずじゃあ…

お付き合いいただきありがとうございました

乙ですー
速攻で終わって夢判定全部見れなかったりしたら悲しい


一日考えた結果さすがにヌルゲーすぎて私の危惧していた>>639さんが言ったような現象が起きそうなので変更を


1、他の参加者を倒し、最後に決闘を行う同盟
2、フィーニョラズに参加辞退してもらう
3、私の拠点を守ってもらう、最後に決闘をしてもらう
4、自由安価

安価↓2

1


>>643選択:1、他の参加者を倒し、最後に決闘を行う同盟



>>632の続きとして再開します


アリア「それじゃあ、さっきまでの同盟と同じ、他の参加者を倒してその後に私達と決闘。これでどうかしら?」

フィーニョラズ「それだけでよいのか?お安い御用だが誰を倒せばいい?」

アリア「それは……」



1、この場に居る誰かを指定
2、まだ決めない

安価↓2


上げれてないだとッ!kskst

あらどうなるの
一応2で


>>648選択:2

※すまぬ…すまぬ…kskするつもりが安価取っちまうなんて初心者にありがちなミスを…


アリア「それはまだ決められません。だからその相手が決まるまで、私と行動を共にしてくれませんか?」

フィーニョラズ「よかろう!その提案しかと聞きいれたぞ」


鬼の男「……ああ、そろそろ始めていいか?」

フィーニョラズ「む?そうか決闘の最中であったか、好きにするがよい」


そう言って私達と共に決闘の邪魔にならないところまで移動した
もちろん観戦もする


鬼の男「……じゃあ再開するか」

ローヴェンダガラ「……そうだな」



※戦闘が開始されました

ローヴェンダガラ
強さ:9

コンマ表
1   ファンブル
23  失敗
4~9 成功
0   クリティカル

を使用します


戦闘能力

『デミゴッド』
耐久値2倍
負傷補正を受け付けない


『武神の血』
コンマ判定に常に+1
成功時更に判定+2
コンマ判定の上限無し


『衰え』
ファンブル時に発動


『神器(偽):剣』
クリティカル時に発動


鬼の男
強さ:9

コンマ表
1    ファンブル
2~4  失敗
5~8  成功
9    クリティカル
0    特殊判定
を使用します



戦闘能力

『鬼』
耐久値2倍
コンマ判定に常に+1
成功以上で更に判定+2
コンマ判定の上限なし



『鬼道』
1が出た時にコンマを振り直す、一度の戦闘で二度まで使用可能



『憑き者』
敗北時に判定成功で発動



『御神刀』
特殊判定時に発動
特殊判定時、コンマ差が負けていた場合+と-が反転
更に次回戦闘判定三ターン+3


>>651修正


『神器(偽):剣』
クリティカル時に発動
次回コンマ判定2倍



能力によりお互いの耐久値減少(前回忘れてましたごめんなさい)

判定差:+15でローヴェンダガラ勝利
判定差:-15で鬼の男勝利



直下コンマ:ローヴェンダガラ戦闘判定
武神の血 +1

↓2コンマ:鬼の男戦闘判定
鬼  +1


コンマ判定:3+1+2
コンマ判定:3+1+2

7-7=0

判定差:無し 拮抗


>>657修正


コンマ判定:3+1+2 成功
コンマ判定:4 成功

6-4=2

判定差:+2


修正多すぎワロス

>>658修正


コンマ判定:3+1+2  成功
コンマ判定:4  失敗

6-4=2 相手失敗の為判定差+1

判定差:+3



先手を取ったのは鬼の男だった

鬼の男が駆け出し、ローヴェンダガラに組みつこうとするが腕を掴まれ投げ飛ばされる


鬼の男「うげっ、ぺっぺっ。砂食っちまったよ」

ローヴェンダガラ「クックック小僧、聊か直線的すぎるだろう?」

鬼の男「それが俺の売りだからな!」


再び鬼の男がローヴェンダガラに飛びかかる



直下コンマ:ローヴェンダガラ戦闘判定
武神の血 +1

↓2コンマ:鬼の男戦闘判定
鬼  +1

※ファンブルは補正を受け付けません

コンマ判定:1  ファンブル
コンマ判定:1  ファンブル

1-1=0

判定差:+3



二人同時ファンブルによりイベント発生
イベントを行いますか?
使用した場合戦闘が強制終了します

1、する
2、しない

安価↓2

1で


>>667選択:1、する



ローヴェンダガラ「望み通り、力勝負!受けて立とう!!」

今度は鬼の男を正面から受け止める


鬼の男「ヘヘッ、負けねぇぞ…」

お互いがお互いの手を握り合い、潰さんばかりに力を込める


鬼の男「ぐぬぬぬぬ…」

ローヴェンダガラ「な、中々やるなお主。武神の血を引く俺様に引けを取らない腕力とは…よもや鬼ではあるまいな?」

鬼の男「そうじゃねぇかってたま~に言われるよッ!!」


ローヴェンダガラを押し飛ばそうとするがビクともしない
しかし、それは鬼の男も同じ。ビクともしない


二人が組み合って数分
鬼の男がある提案をした


鬼の男「はぁはぁ………なぁおっさん。どっちの力が上か勝負しねぇか?」

ローヴェンダガラ「うっくぅ……今もしているだろうッ!」

鬼の男「そうじゃなくてさ、腕相撲でどっちが上か白黒つけようぜ」

ローヴェンダガラ「………面白い、この俺様とここまで長く組み合った男など他に居ないからな。腕相撲で勝負だ!」



※戦闘が強制終了しました


鬼の男「というわけで腕相撲をすることにした」

ペラリア「い、いやだからなんだ。私に言ってどうしようってんだい?」

鬼の男「机作ってくれよ。あと審判やってくれ」

ペラリア「…別に構わないけどさぁ。アンタら決闘はどうするんだい?」

ローヴェンダガラ「無論、勝った方に持っている腕輪を献上する」

ペラリア「………まぁ好きにするといいさ。机ならすぐ作ってやるよ」


これだから脳みそまで筋肉でできてる奴等は、と愚痴を零しながらも魔法で木の机を作る


ローヴェンダガラ「よーしよし、決着をつけようぞ!鬼のような男よ!!」

鬼の男「ああ、白黒つけようぜ」


二人が木の机に肘をついて、手を握り合う
鬼の男が目でペラリアにこっちに来いと合図を送る
ペラリアは溜息を吐きながらも二人の手の上に手を置いた


ペラリア「はいよーい………………どん」

気の抜けた合図とともに
男と男の意地をかけた、戦いが始まったッ!!




5以下で鬼の男勝利
6以上でローヴェンダガラ勝利
直下コンマ


コンマ判定:8 ローヴェンダガラ勝利



ペラリアの合図にいち早くローヴェンダガラは反応した

腕相撲は反射神経こそがモノを言うッ!
だからこそ神経をペラリアの行動に集中させたッ!

そうて武神の神通力『勝利を引き起こす奇跡』を使ったのだ

武神の血を持ってこそ為せるまさに神業ッ!
空気の揺れを敏感に感じ取り、力ではなく速さで鬼の男の腕を倒す

力を感じ取った時には既に遅く、鬼の男は立て直す間もなく敗れ去った



鬼の男「バ、馬鹿な……俺の129連勝記録が敗れただとッ!」

ローヴェンダガラ「フフッハハハハハ!!俺様の勝ちだ…坊主」

ローヴェンダガラ「真の栄光は我の手にぞあるッ!!」


そう高々と拳を突き上げるローヴェンダガラには、デミゴッドとは思えぬほど後光が差していた




ペラリア「…………何コレ」


鬼の男「……負けたよ。やるなおっさん」

自分の腕輪を外し、ローヴェンダガラに渡す

ローヴェンダガラ「お前はまだまだ若い、再び会える時を楽しみにしておるぞ!!」

鬼の男「ああ、また頼むぜ…それまで死ぬなよ?おっさん」

ローヴェンダガラ「ハッハッハッ!どれほど年を取ろうと俺様の勝ちは揺るがぬだろうがな!」

鬼の男「ヘヘッ、そうしてくれよ」


グッと二人は握手を交わす
そこには熱き男の友情があった



ペラリア「………そろそろ、次いいかい?」

ローヴェンダガラ「おお!そうだったな、次の相手は誰だ!!」



1、ローヴェンダガラVSヨル
2、ローヴェンダガラVSペラリア
3、ローヴェンダガラVSフィーニョラズ
4、ローヴェンダガラVSガルム
5、ヨルVSペラリア
6、ヨルVSフィーニョラズ
7、ペラリアVSフィーニョラズ

安価↓2

ストップ

選択肢追加

1、ローヴェンダガラVSヨル
2、ローヴェンダガラVSペラリア
3、ローヴェンダガラVSフィーニョラズ
4、ローヴェンダガラVSガルム
5、ヨルVSペラリア
6、ヨルVSフィーニョラズ
7、ペラリアVSフィーニョラズ
8、ヨルVS鬼の男


安価↓1

5


>>679選択:5、ヨルVSペラリア



ペラリア「じゃあ私が…」

ヨル「待て女。私と戦え」

ペラリア「うげ、悪魔様が私なんかとやるのかい?

ヨル「ああ、ただでさえ弱いというのに消耗した状態で戦うなど詰らないからな」
ヨル「だから元気そうなお前からだ」

ペラリア「げろげろ、マジかいアンタ。アンタも脳筋勢なのかい……」


ヨル「さっさと始めるぞ」

ペラリア「はいはい解ったよ。悪魔様はせっかちだねぇ」



※戦闘が開始されました


ヨル
強さ:11(上限突破)

コンマ表
1~4  失敗
56   成功
7~9  成功大
0    クリティカル

を使用



能力



『悪魔(神人)』
耐久値2倍
自らの-の補正を+に変える



『神通力』
成功大以上で相手に補正-1
3ターン毎にお互い-1の補正を受ける。この補正は積み上げられる
此方の判定が相手の判定を上回った時、更に+2



『神器:闇』
使用できない


ペラリア
強さ:9

コンマ表

1~4   失敗
5~9   成功
0     クリティカル

のコンマ表使用



能力

『魔法使い』
自らにかかる-補正を-2まで無効
魔法のターン制限がなくなる


『魔法:ペラリア』
相手が魔法を使う場合その能力を封じる
2ターン目以降3ターンコンマ判定に常に+2
クリティカル時判定差+5


『賢者の石(偽)』
2ターンに一度、判定差が2回復


>>681修正


『悪魔(神人)』
耐久値2倍
自らの-の補正を+に変える
戦闘コンマ補正常に-1
敗北時、判定成功で???発動


判定差:+10でヨル勝利
判定差:-20でペラリア勝利



直下コンマ:ヨル戦闘判定
悪魔(神人)  -1

↓2コンマ:ペラリア戦闘判定
魔法  +2


※なんやこのコンマァ!!


コンマ判定:1-1反転 1+1  失敗
コンマ判定:1+2   失敗


同時失敗の為判定差の変動なし


二人が木陰から出ると突然ヨルが苦しみだす


ヨル「ウゴアァァァァァァ!!!」
ヨル「しまった!影が晴れているのを忘れていた!」

ヨル「は、早く影を作らなくては……」

ヨルは日の光を浴びると体が蒸発を始めるのだ


ペラリア「いや、アンタ馬鹿だろ。ちゃっちゃと仕留めさせてもらうよ!」

そして魔法の詠唱を唱えようとすると、違和感に気付く


ペラリア「し、しまった木陰に杖置きっぱだ!」

普段からは似会わない小走りで木陰に戻るペラリア


お互いグダグダだった






ヨル「ま、待たせたな…」

ペラリア「い、いやいや気にしないでいいよ。私も忘れ物あったし」


あはははは、とペラリアは乾いた笑いを浮かべる
フフフ、とヨルもどことなく恥ずかしそうだ


ペラリア「じゃ、じゃあ再開しようかね」

ヨル「そ、そうだな」




直下コンマ:ヨル戦闘判定
悪魔(神人)  -1

↓2コンマ:ペラリア戦闘判定
魔法  +2


※さっきと打って変わって超良コンマ


コンマ判定:0   クリティカル
コンマ判定:99  ゾロ目


コンマ判定
5以下でヨル有利
6以上でペラリア有利
直下コンマ


コンマ判定:9  ペラリア有利  生命の樹発動

判定差:-5



ペラリア「一気に終わらせるよ!!」
ヨル「こっちの台詞だ!!」

恥ずかしさを紛らわすように二人が声を張り上げる


ヨルが両腕を広げると辺りが霞むほどだった光が更に暗くなり
お互いの姿さえ確認できなくなる

だが、それは人の話
これを作り出した張本人であるヨルには関係の無い話だ
包み込んだ闇全てが彼と一つである

ペラリアを闇で押しつぶそうとした時

ペラリアが杖で地面を叩く

するとそこから巨大な木が現われる
しかもそれが闇を吸収しているのだ


ヨル「な、なんだこれは!」

ペラリア「さっさと終わらせるって言ったでしょ」

ペラリア「これぞ私の魔法。私だけの魔法『生命の樹』」
ペラリア「アンタの存在、何秒持つだろうね?」




直下コンマ:ヨル戦闘判定
悪魔(神人)  -1
不利      -1

↓2コンマ:ペラリア戦闘判定
魔法  +2
有利  +1


コンマ判定:7-1-1反転 7+1+1
コンマ判定:3+2+1


9-6=+3  神通力により+2

生命の樹により判定差の変動無効

判定差:-8


『生命の樹』
3ターン相手の存在を奪い続ける 発動初回判定差+5、それ以降+3
発動時は判定差の変動は常に自分のプラスとなる
魔法使いによりターン制限無し
三回判定差を超えられた時に消滅



ペラリア「悪魔相手に使ったこと無かったんだけど、案外利いてるようだね」

木の枝に座り、ヨルを見降ろす

ヨル「ク、クソッ!!マズイ、影が晴れたら私は蒸発する!!」
ヨル「あの木を何とかするしかないかッ!」


ヨルは影を集めて木を握りつぶそうとするが、触れた先から影が消えていく


ヨル「なんなんだコレは!!」

ペラリア「そういや悪魔様の時代には魔法は無いのか……」
ペラリア「ふむふむ、悪くない相性なのかもしれないねぇ」




直下コンマ:ヨル戦闘判定
悪魔(神人)  -1
不利      -1

↓2コンマ:ペラリア戦闘判定
魔法  +2
有利  +1


コンマ判定:9-1-1 反転 9+1+1  擬似クリティカル
コンマ判定:1+2+1  失敗



生命の樹により判定差変動無効

判定差:-11


クリティカルにより生命の樹消滅



ヨル「ええい鬱陶しいぞ劣等種族ごときがぁ!!!」

影を無限に増幅させる
吸収されるより早く影を収縮し、無理やり生命の樹を圧し折った


ペラリア「は、はぁ!無茶苦茶だねアンタ!」

ヨル「この私を見降ろしやがってぇ!!!」


収縮させていた影を開放し再び辺りが闇に包まれる

ペラリア「マズイねぇ、これで終わらせるつもりだったんだけど…」

ヨル「もう二度と何もさせんぞ、下等生物!!」

ペラリア「下等か劣等か統一しなよ……」



直下コンマ:ヨル戦闘判定
悪魔(神人)  -1
神通力      -1

↓2コンマ:ペラリア戦闘判定
魔法   +2
神通力 -1


※ヨル様怒涛の追い上げ


コンマ判定:55  ゾロ目成功
コンマ判定:2+2-1


5+1+1-3=+4 神通力により更に+2


判定差:-5


ヨルからあふれ出る闇
辺りを包む影となり、目を晦ます霧でもある

ペラリア(マズイね、想像以上にこの影はヤバい。全く居場所が解らない)

思わず冷や汗が流れる

ヨル「フフフ、漸く動揺したな。女」

どこからともなく声が聞こえる

目の前で語られているようであり、背後から囁かれているようでもある
闇が声を反響しているかのように、ヨルの声にエコーがかかったように耳に響く


ヨル「私はヨル、この世界の半分」

ヨル「闇は私の全てである」
ヨル「それは形無き黒であり、形として襲う影である」

ヨル「それら全て、どこにあろうとそれを増幅させる」


ヨル「そう、お前の不安もな」


直下コンマ:ヨル戦闘判定
悪魔(神人)  -1
神通力      -1
ゾロ目   +1


↓2コンマ:ペラリア戦闘判定
魔法   +2
神通力 -1


コンマ判定:88  ゾロ目成功 擬似クリティカル
コンマ判定:7+2-1


10-8=2  クリティカル、神通力により+4


判定差:+1


連続ゾロ目により能力限定開放



ペラリア「クッ……!」

ペラリアの体に影が纏う
形は無い
だというのに強く掴まれる感触がある

体ではなく心がだろうか?

心臓を握られているような猛烈な不安に襲われる

おかしい、こんな恐怖は何千年ぶりだ?
私は半不死の存在だ
こんな恐怖を感じる方がおかしい

……いや違う、感じているんだ理屈でなく本能が

その絶対な存在に、絶対なる終わりを感じているんだ


ヨル「ペラリア、魔法使いといったか?」

ヨル「なるほど不思議な存在だ。普通の人間なら死の恐怖に耐えられず叫び苦しむだろうに、お前はそれが無い」
ヨル「人間を辞めたというのもあながち嘘ではないな」

ヨル「生命の樹とか言う奴も中々楽しめたぞ」

ペラリア「あんなに取り乱してよく言うよ」

ヨル「フフッ、この状況でもそんな軽口が叩けるとはな。ますます気に入ったぞ」


ヨル「喜べペラリアよ、お前はその見で創世の力の一端を感じることが出来るのだ」

ヨル「そのような者、今やジェランダル以外に居ないだろう」

何故だろう、感じる
見えないはずなのに、そこに存在しないはずなのに、ドス黒い闇の存在を


ヨル「告げる、我創世の神『ヨル』」
ヨル「形ある闇から、形無き恐怖まで全てが私の力の一部」

ヨル「私が居るからこそ『闇』という概念が存在する」

ヨル「集いし闇が螺旋を描く」

ヨル「その先は死という絶対の終わり」


言葉を告げるたびに闇が晴れていく
そしてその姿がだんだんと露わになる


ヨル「我が掴みし力の名を『ヨル』、創世の奇跡をその身に刻め」

無限とも思えた闇が収縮され、ヨルの手に一本の槍が握られていた


神器:闇 解放
次回成功以上で強制勝利




直下コンマ:ヨル戦闘判定
悪魔(神人)  -1
神通力      -1
ゾロ目   +1



↓2コンマ:ペラリア戦闘判定
魔法   +2
神通力 -


ヨルコンマ判定成功   強制勝利



理解した理解した理解した

闇が晴れた外にはもう太陽は無い
闇が支配する夜

綺麗な満月が明々とヨルを照らす

世界を変えたのだ、あの槍は

時間を消し飛ばし、強制的に夜にさせたのだ


私だからこそ解る

生命が泣いている

あの槍が存在するという事実に

大地が、海が、草木や、この私でさえも

不死だとかそうじゃないとか関係無い

あれに触れたら終わる

それだけが理解できる



ゆっくりとペラリアにヨルが近づく

槍の矛先を向けたまま
ゆっくりと近づく


ペラリア「ま、待って!腕輪ならあげる、あげるから!」
腕輪を外しヨルに向かって投げる

しかし、ヨルは止まらない


ペラリア「お、お願い止めて!私にはまだやりたいことがあるんだ!まだ終わりたくない!!」
ペラリア「私を待つ生徒もいる!やり残した研究もある!そのためにこのゲームに参加したんだ!」

ペラリア「ここで、ここで終わりたくない!!」

悲痛の叫びをあげる
しかし、ヨルは止まらずゆっくりと近づく

もう目の前だ

ペラリア「い、いやッ…!」

ヨルは手に持った槍を無慈悲にも振り下ろした



……………しかし、ペラリアは死んでいなかった

槍は目の前に突き立てられ霧散した


ヨル「うぐっ、グウウウウ………さすがに無理をしすぎたか…」

ヨルはその場で膝をつき倒れる
ヨルの目からは黒い涙が止め処なく溢れていた

ペラリア「た、助かった……?」

ヨル「……ペラリアよ、私を介抱しろ」

ペラリア「へっ、はっ!な、なんで?」

ヨル「貴様は私に負けたのだ、大人しく言うことを聞け…」
ヨル「それに私はお前を気に入ったぞ、その魔法とやらを含めてな」

ペラリア「は、はぁ?」

ヨル「解ったならさっさと私に肩を貸せ!!」

ペラリア「え、えぇぇ……」


何やら納得できないという顔もしながらも、ヨルに肩を貸し森の中に向かった

ちゃんと落ちていた腕輪も拾って



ローヴェンダガラ「……なにが何やら解らんが何時の間にか夜になっているな」


二人が森に向かった後
取り残された観戦していた者たち


ローヴェンダガラ「……とりあえず、再び決闘を望む者はこの海岸に来るがいい!!」

ローヴェンダガラ「ではさらばだ」


ローヴェンダガラの言葉を皮切りに全員が解散した


もちろん私達も拠点に帰る


ゲームに敗れた者も帰りの船が来るまではこの島で過ごさなければいけないらしい

……そもそも殺し合いだ、三人も脱落して誰も死んで無い方がおかしいのか




しかし、ヨル
ペラリアも凄かったがそれ以上にアレはヤバかった

このゲーム私たちではどうしようもない者が多すぎるな……


※一日目終了

【リザルト】

名前:アリア・リードルート
性別:女性
種族:人間
職業:旅人


環境:7     恵まれた環境に生まれた下級貴族
強さ:2     普通の人間女性レベルの強さ
生活:8     十分なサバイバル能力を持ち、誰かを養う余裕もある
教養:9     頭の回転が速く、策謀に長けたいやらしい頭脳の持ち主



年齢は17
恵まれた環境の下に生まれた次女
下級貴族の出身であるが優秀な兄が居るため家督を継ぐことは考えてない
三人兄弟であり兄と妹が居る
好奇心の強さが災いし家を飛び出し親友であるガルムと旅をしている
ガルムとは十年来の親友である
一見穏やかで物静かな印象を受けるが、その実はお人好しであり困った人を見捨てておけない
しかし、冷徹な見切りの良さを見せる時もある
運動が好きではないため肉付きの良いだらしのない体つきである
成長期にも拘らず全くと言っていいほど身長に変化がなく、体格に恵まれていない(140cmぐらい)





名前:ガルム
性別:男性
種族:人狼
職業:旅人


環境:7     絶滅に追いやられた種族ではあるが本人は不幸と思っていない
強さ:4     とても力が強いが年が若いため戦闘経験が少なく、頭も悪い
生活:8     サバイバルの知識もあり、狩りも得意である。意外にも手先は器用
教養:2     まともな教養を受けておらず、基本的な判断も相棒任せである




年齢は15歳
絶滅に追いやられたフクロオオカミの人狼
人や亜人から毛嫌いされているが本人は気にしておらず、むしろ幸せだと思っている
アリアとは十年来の親友であり、現在は共に旅に出ている
頭がよくないことを自覚しており、専ら肉体労働担当
物事の方針をいつもアリアに丸投げしており、大雑把な性格
基本的には二足歩行で、フクロオオカミと人間の中間的な容姿であるが
人間に見た目を寄せることも、その逆も可能である
浅黒い肌に金色の鬣、基本的に服を着ない
アリアのことをこの世の何より信頼している

【情報一覧】

ジームの孤島の地図
安全な拠点
クァルジィの拠点
鬼の男の匂い
フィーニョラズの匂いと拠点

フィーニョラズと同盟締結

決闘をした者たちの光景





【参加者一覧】


『アリア・リードルート』
報酬:????????????


『フィーニョラズ=イニティウム・ベル・フェニクシア』
報酬:?????????????


『クァルジィ』   脱落
報酬:戦乱の時代


『名無し』   脱落
報酬:記憶


『ペラリア』  脱落
報酬:時間


『ローヴェンダガラ』
報酬:??????


『ヨル』
報酬:?????


他三名



残り7名


今日の更新はここまでです


正直、鬼の男さんと『生命の樹』発動したペラリアさんが負けると思いませんでした

そして盛大なコントの後のヨル様の高コンマ連打
あんなにやったらそりゃ神器解放させてあげたくなりますよ


お付き合いいただきありがとうございました


重大なミスが発覚

鬼の男さんの能力『鬼道』を発動し忘れてました

ですが折角面白い展開になったのでどうしようかと思い安価で決めようと思います



1、変更無し、そのまま続行
2、鬼道発動して、ローヴェンダガラ戦再選
3、腕相撲の展開はこのままで鬼の男さんゲーム復帰

安価↓2


>>730選択:1、変更無し、そのまま続行


昨日の更新深夜テンションの所為か色々間違いがあるけど気にしちゃダメだよ!



情報更新


クァルジィ
報酬:戦乱の時代

自分の作った兵器が、過去の大戦争にどれほどの力を発揮するか試してみたかった
結局は魔導兵器実験のおまけの様なモノなのでそれほど固執していない




ペラリア
報酬:時間

長く生きすぎたせいで、情報量が脳のキャパシティを超えてしまい、新しい記憶が保存し難くなってしまった
そのため、今している研究を終わらし、今までの研究を引き継ぐ後継者を探すための時間が欲しかった
かなり切実な願いだった


再開

夢判定
5以上で夢を見る
直下コンマ


夢判定成功

ちょっと時間かかります


夢を見た

昨日と同じ、昔の夢を



ガルム達に初めて会った時
普通は子供とはいえ狼に出会ったら驚くかもしれないが、私はそうじゃなかった

私はとても嬉しく思った

本当に自分の家以外に生命が存在することに

馬鹿らしいだろうか?

だって仕方無いじゃない、私の家に居る人以外、動物も見たこと無かったんだもの


私は思わず歩み寄った

私と友達になろう?って声をかけた気がする

その私にガルムは怯え、ニールは咳き込んだの

私は、風邪ひいてるの?って心配してますます近づいた
今なら解るけど、あの咳き込んだのは威嚇のため。フクロオオカミはまるで人が咳き込んだような声で鳴く

そして、私はポケットに入ってたビスケットをあげた

その日は受け取ってもらえなかった

きっと、ビスケットは好きじゃないんだって思って、それから毎日のように食べ物を届けに行った

ガルムとニールはいつも二人でそこに居た

この岩穴はガルムとニールの住処だった
正確に言うと秘密基地

親に怒られると、決まってここに隠れに来る


三度目の訪問だっただろうか

その時は確か厨房から干し肉を盗んで持ってきてたと思う

その時初めて、私に声をかけた

狼の姿から突然人間のような姿になって

『なんでこんなことするの?』って

突然の変化に驚いたけど私は応えた

『貴方達と友達になりたいって』


それが私とガルムの関係の始まり

それから毎日のようにここに遊びに来た




目が覚める

………昔は純情な生娘だったな

いや、子供のころは皆そうか
みんな子供の時は何も知らない純情な心のはずだ



体を起こし辺りを見回す

何故かガルムが腕立て伏せをしている


アリア「……何してんの?」

ガルム「おっ、アンちゃんおはよっ!見て解んない?筋トレだよ」

アリア「それぐらい解るけど何でそんなこと朝っぱらからしてるの?」

ガルム「いやさぁ、昨日の腕相撲見たら無性に体鍛えたくなって!」

アリア「……そう、ほどほどにね」


コイツも脳筋の一人だ
こんな行動不思議でも無いか


眠い目をこすりながら朝食の準備をした


罠判定
7以上で何かがかかってる
直下コンマ

ぞろ目失敗って悪い方向にブーストじゃなかったっけ
やばいな


コンマ判定:66  ゾロ目


何がかかってた?


1、参加者の誰か
2、野生動物
3、自由安価

安価↓2

1


>>744選択:1、参加者の誰か


>>741
自分の記憶違いじゃなければ4以下で悪い方向に補正、5以上でいい方向だったはず…
違ったとしても次からこのゾロ目補正にします!!



1、オーク
2、獣?
3、…人?
4、自由安価

安価↓2

2
あえてヨルさまを引っ掛けてもいいんですよ?


>>747選択:2、獣?

※別にヨル様ひっかけてもよかったんやで(にっこり)



そういえば昨日仕掛けていた対侵入者用の捕縛罠に誰かかかってないだろうか?

そう思い、仕掛けた場所まで赴く


そこには見事に宙吊りにされた獣が居た

いや、正確には獣人か

恐らく猫の獣人だと思われる


アリア「お~お~、アンタ見事に引っかかっちゃってるわね」

獣人「クッ!お前達がやったのか!卑怯だぞ!!」


どうやら雌の獣人のようだ

仮にも獣だというのに情けない


さて、どうしようか?


1、会話を試みる
2、腕輪頂いて解放
3、慈悲は無い、殺す
4、自由安価

安価↓2

2


>>750選択:2、腕輪頂いて解放



アリア「ま、マヌケだった自分を呪いなさいな」


腕輪を奪おうと近づくと、体を動かし抵抗される

しかし、完全に縛られ腕一つ動かせない状態では無駄な足掻きだ

少々手間取りながらも腕輪を取り外した


獣人「クッ、クソッ!!こんなところで……なんて無様な…」

アリア「やれやれ………ほいっと」

獣人を吊っている縄を切ってあげる


獣人「なっ!貴様なんのつもりだ!!」

アリア「別に殺し合いなんて望んじゃいないって意思表示よ、大人しく逃げ去りなさいな」

獣人「……」



コンマ判定
5以上で何も起きない
非殺し合い -2
直下コンマ


更に判定
5以上でガルム間に合う
直下コンマ


コンマ判定:5  間に合う



獣人「……馬鹿にするなぁ!!!」


大人しくなったかと思った瞬間跳びかかられる

しまった!こっちは平和思考だとしても相手がそうだとは限らない

罠にかけた優越感で完全に油断していた

ま、マズイ殺される!

思わず目を瞑る



…………しかし、何も起こらない

恐る恐る目を開けると


ガルム「アンちゃん!大丈夫!?」

ガルムが間に入って獣人の攻撃を受け止めていた

アリア「が、ガルム……ナイスタイミングよ!!」


ガルム「ヘヘッ、照れるよアンちゃん」

獣人「絶対に殺す!!」


どうやら相手は完全に頭に血が上っている
腕輪を奪った相手とは戦う意味なんてないが、襲ってくる以上応えないわけにはいかない


アリア「ガルム!ちゃちゃっと頼むわよ!」

ガルム「ああ!筋トレの成果見せてやるよ!!」



※戦闘が開始されました


ガルム
強さ:4

コンマ表
1    ファンブル
2~4  失敗大
5~9  成功
0    クリティカル

のコンマ表使用



能力

『人狼(フクロオオカミ)』
耐久値1.5倍
戦闘判定常に+1
相手撤退時、追撃判定に+3
有利時更に+1


『経験不足』
戦闘判定時常に-1


『二人で一人』
相棒が近くに居る場合戦闘判定+1



獣人の女
強さ:6

コンマ表
1    ファンブル
2~4  失敗
5~9  成功
0    クリティカル

を使用



能力

『獣人(オセロット)』
耐久値1.5倍
-1までの判定差を無効
相手は撤退できない
有利時更に+2
戦闘判定常に+1


『ラストワン』
-4以上の判定差で決着をつけなければ敗北しない
不利判定時戦闘補正+3


能力により耐久値変動

判定差:+10でガルム勝利
判定差:-10で獣人の女勝利





直下コンマ:ガルム戦闘判定
人狼     +1
経験不足  -1
二人で一人 +1


↓2コンマ:獣人の女戦闘判定
獣人  +1


コンマ判定:5+1-1+1  成功
コンマ判定:77  ゾロ目  失敗

6-8=-2  ゾロ目により更に-2

判定差:-4

ガルム負傷&確定不利



賢者の石を使用しますか?

1、する
2、しない

安価↓2

十分たったのでksk


昨日といいタイミング悪すぎィ!!



賢者の石を使用しますか?

1、する
2、しない

安価↓1

1


>>768選択:1使用する


『賢者の石』
負傷判定を受け付けない
2ターン毎に判定差2回復



獣人の女が雄たけびをあげて此方に襲いかかる

それを何とかガルムが抑えるが、何やら様子がおかしい

よく見ると腹から血を流していた

コイツ!私を庇った時にすでに怪我をしていたのかッ!
そうならそうと早く言え!


アリア「さっさと私が渡した石を飲みなさい!!」

ガルム「わ、わかっ…グエッ!」


獣人の女に怪我をしている腹を蹴り飛ばされる

しかし、そのおかげで距離が離れ石を飲み込んだ


アリア「それで大丈夫なはずよ!なんとか罠まで誘導して!」

ガルム「了解!」


拠点の近く
罠のある地点まで誘導できれば……





直下コンマ:ガルム戦闘判定
人狼     +1
経験不足  -1
二人で一人 +1
不利     -1


↓2コンマ:獣人の女戦闘判定
獣人  +1
有利  +2


※昨日からゾロ目多すぎやしませんかね…


コンマ判定:88  ゾロ目 成功
コンマ判定:33  ゾロ目 失敗


8-6=2  ゾロ目により更に+2

判定差:0


ゾロ目により形勢逆転。更に罠地点到達



相手はどうやら完全に頭に血が上っている
だからこそ、こんな簡単な方法で追いつめられる


アリア「さあ、私はこっちよ!!」

獣人「キッサマァアアア!!」

挑発にもなっていないかのようなただの呼びかけ
その程度でも簡単に釣られる


何故ガルムが私を守りに来ていないのか不思議にも思っていない


完全に嵌めた

ここから先は危険地帯
たった一歩も私には近づけない


アリア「ガルム…狩りの時間よ」

ガルム「ああ、任せてよアンちゃん」


『策謀』発動




直下コンマ:ガルム戦闘判定
人狼     +1
経験不足  -1
二人で一人 +1
有利     +2


↓2コンマ:獣人の女戦闘判定
獣人    +1
不利    -1
ラストワン +3
策謀    -3


※もうやだ………


コンマ判定:44  ゾロ目失敗
コンマ判定:1   ファンブル


ゾロ目失敗、及びファンブルの為判定差変動なし


獣人「クソッ!何なんだこの場所はッ!」


一歩踏み出せば落とし穴
驚き引けばワイヤートラップ
木に登ろうとも次の罠が待ち構える

安全地帯など存在しない

一つの罠にかかった瞬間、既に次の罠に追い込まれているのだ
まさに悪夢の泥沼


アリア「次、アイツが一歩下がるからそこを狙って飛びかかって」

ガルムに耳打ちする
それに無言で頷くガルム


1、2、3、    掛った!


アリア「今よ!」

ガルム「ああ!!」

勢いよくガルムが飛び出す




アリア「あ!ちょっと馬鹿!」

思い切り罠を踏みぬいてしまった

アリア「何やってんのよ!!」

ガルム「ゴメン!アンちゃん!」


アンの馬鹿、ちゃんと位置関係を把握しとけと耳にタコが出来るほど言ってやったのに

しかし此方が有利な事にはまだ変わりない
罠が尽きる前に仕留めなくては



直下コンマ:ガルム戦闘判定
人狼     +1
経験不足  -1
二人で一人 +1
有利     +2


↓2コンマ:獣人の女戦闘判定
獣人    +1
不利    -1
ラストワン +3
策謀    -3
負傷    -1


コンマ判定:3+3
コンマ判定:7-1

6-6=0


判定差:0


……しぶといな

完全に此方が有利だ
相手は負傷もしている

しかし、あと一歩の攻撃が届かない

罠もギリギリ致命傷を避けている

ガルムの追撃もなんとか受け流している


動物特有の勘とでもいう奴か?
厄介なことだ、ガルムには経験が少ない

あまり長引いて逃してしまったりしたくない

負傷している今が倒すチャンスなんだ




直下コンマ:ガルム戦闘判定
人狼     +1
経験不足  -1
二人で一人 +1
有利     +2


↓2コンマ:獣人の女戦闘判定
獣人    +1
不利    -1
ラストワン +3
策謀    -3
負傷    -2


コンマ判定:0  クリティカル
コンマ判定:3-2 擬似ファンブル


10-1=9  クリティカルにより+2、ファンブルにより+2

判定差:13  ガルム勝利


しかし敵も限界のようだ

尽きぬ罠による奇襲
更にはガルムの隙をついた追撃による疲労

動き回ったせいで傷が完全に開いてしまっている

最早目の焦点すらあっていない

それでもなお襲いかかろうとするこの意思は何だ?


しかし、悪足掻きも空しく私の作った丸太罠に打ちのめされ完全に活動を停止した


アリア「……ふぅ~、一時はどうなるかと思ったけどなんとかなったか」

アリア「だけどねアンタ、アンタが無駄に罠を踏まなきゃもっとスマートに倒せてたでしょ?」

ガルム「ゴメンゴメンって」

私の説教を尻目に獣人の女を拾ってくる


アリア「アンタ何してんの?」

ガルム「えっ!いや放置したら死んじゃうじゃん」

アリア「このゲームは殺し合いなの!解る!?」

ガルム「で、でも……」


どうやらガルムはコイツを殺したくは無いらしい

どうしようか?




1、拠点に連れ帰る
2、放置

安価↓2


>>789選択:1



アリア「…………はぁ~、しょうがないわね全く」
アリア「そいつの応急処置ぐらいしてあげましょうかね…」

ガルム「ホント!アンちゃ…」
アリア「た・だ・し!ちゃんと暴れない様に縛りあげるからね」

ガルム「ああ、解ってるって!拠点に戻ろうぜ!」


本当に解ってるんだろうか?
ガルムは妙に嬉しそうな面持ちで拠点に帰る


ガルム「なんだかんだ言ってアンちゃんも優しいよね。殺しにかかってきた奴の介抱をしてあげてるんだし」

アリア「偶々よ!た・ま・た・ま!」

ガルム「もう、照れちゃってぇ!」


ムカつく声色で私をつついてくる

もちろん尻を蹴っ飛ばしてやった


本当に優しいのはお前だろうに


今日の更新はここまでです

次は昼の行動から

初主人公戦闘いかがでしたでしょうか?
コンマがハッチャけ過ぎて怖いです
そして安定のコント

ちなみに獣人さんが唯一正面からやり合って倒せる相手です
他の奴らは罠ハメないとまともに戦えません

お付き合いいただきありがとうございました


コントに対するヨル様への熱い信頼ッ…!

再開します





連れ帰った獣人の女に応急処置を施す

自分の仕掛けた罠の所為だが想像以上に傷が深い

少々手間を取りながらもなんとか処置を終えて寝かしている
もちろん体を縛ってあるが


さて、これからどうしようか?



1、ガルムと話す
2、罠の補充
3、フィーニョラズに討伐依頼
4、作戦会議
5、自由安価

安価↓2


>>797選択:2



罠を補充しておこう

もしもの時など起こらぬよう常に盤石の態勢を敷かなくては


補充判定
6以上で補充完了
直下コンマ


コンマ判定:8  補充完了


ふむ、何事もなく終わったか

ガルムにも手伝ってもらおうかと思ったけど必要無かったわね

誰にも罠を仕掛けられてるところも見られなかったし、また十全の性能を発揮してくれるだろう

さっすが私だ



※罠の補充が終わりました


夕方


イベント判定
5以上で発生
直下コンマ


コンマ判定:8  イベント発生



諸事情で一時休止

1時間くらいで再開します


再開


罠の補充を終えて拠点に戻る

拠点に近づいて分かったが何やら騒がしい

もしやこの拠点が誰かにばれたのか?

ガルムが襲われているかもしれない!急いで確認しなくては!



アリア「ガルム大丈夫!!」

ガルム「うわっとと、アンちゃんおかえり!」


拠点内は荒れていた
物が散乱している

その犯人もそこに居た


獣人「クッソオオオオ!!縄を解けッ!!」


縄で縛られ芋虫のような体制になりながらも跳ねて動き回っていた

コイツ、つい先ほどまで死ぬかもしれない怪我を負っていたのに元気すぎやしないか?
しかもこんな短時間で起きるなんて完全に想定外だ


アリア「どうしてちゃんと抑えてないのよ!!」

ガルム「ご、ゴメンよアンちゃん…」

アリア「言い訳なら後で聞くから早く抑えて!」

これ以上暴れられてこの安全な拠点の位置を知られるわけにはいかない

最優先で猿轡をし、なんとか二人で抑え込む


なんて厄介なものを拾ったんだろう、と思わず愚痴が零れた


さて、どうしてくれようか?



1、脅しをかけて黙らせることを優先する
2、此方に敵意が無いことを示し何とか落ち着いてもらう
3、水でもぶっかけて頭を冷やさせる
4、自由安価

安価↓2

2


>>807選択:2、此方に敵意が無いことを示し何とか落ち着いてもらう



………荒事は本意じゃない、なんとか穏便に済ませたいが

顔を覗き込むと、食いつかんばかりに睨みつけてくる
どうしてこう、異常に好戦的なんだこの猫は

とりあえず話しかけてみよう


アリア「お~い、聞こえるかしら?まぁ返事は出来ないでしょうけど」
アリア「貴方は私達に負けたの、しかも殺すことを許されてるこのゲームで生かされてる。この意味分かる?」

アリア「私達は荒事なんて望んでないのよ、貴方にも取り戻したいモノがあるんでしょうけど、それはこのゲームに参加している以上みんな一緒なの」

アリア「だからそう怒らずに大人しくして頂戴。取って食べたりしないから」

アリア「い~い、今から猿轡取ってあげるから大人しく会話しましょうよ」


そういって猿轡を取ってやる



コンマ判定
1ほどまだ怒ってる、9ほど冷静
説得 +2
直下コンマ


コンマ判定: 怒ってはいるが会話に応えてはくれる



獣人「…クッ…ハァハァ…!」

感情の籠った眼でこちらを睨みつける
息も荒く、まだ怒りが収まってないんだろう

しかし罵声を飛ばさないところを見る限り冷静になろうとは思ってくれてるかもしれない

少なからず敵意があるとは思われていないはずだ


少し会話を試みてみよう


アリア「貴方、名前は?」

獣人「……………ミネアだ」


会話も成立する
コミュニケーション能力が無い獣というわけでもなさそうだ


他にも何か聞いてみようか?



会話安価↓2

↑+なんでそこまで戦うの


>>812選択



アリア「貴女ってどうしてこのゲームに参加することになったの?」

ミネア「まるで私がゲームに参加させられているかのような言い方だな、私は私の意思でこのゲームに参加している」

アリア「それもそうね、言い方を変えるわ。貴女はこのゲームにどうして参加したの?」

ミネア「言うまでもない、無くしたモノを取り返す為だ」

アリア「ふ~ん、取り返したいモノって?」

ミネア「ふんっ!所詮は敗者の戯言、言う価値は無い。お前が報酬を譲ってくれるお人好しなら別だがな」

アリア「ま、それは無いわね」


何にしても面倒な女だ
無駄にプライドが高いのか素直に答えてくれない

それにしてもなぜこんな態度なんだこの女?


アリア「次の質問。貴女、どうしてそこまでして戦おうとするの?」
アリア「正直言って今朝の貴女の戦闘意思は異常よ、死んでもおかしくなかったわ」

ミネア「私にはッ!!自分の命を顧みているような暇は無いッ!!」

突然ミネアが声を荒げる

ミネア「このゲームに勝利し、報酬を手に入れなければならないんだッ!!」
ミネア「……それも、夢と散ってしまったがな」


かと思えば急にしおらしくなる
面倒くさい奴だ、激情家という者は

しかし、そこまで彼女を駆り立てる様な取り戻したいモノ

解っているつもりだったが自分が勝ち進むということは、誰かの思いを踏みにじらなくてはならない
取り戻したいモノ、どれほど大きい存在だろう

彼女には同情の念を覚えるが私も譲るわけにはいかないのだ
甘いことなんて考えるべきじゃない


ガルム「……なぁアンちゃん、ゲームの報酬って彼女に譲ってあげられないかな?」

アリア「ハァ!何言ってんのアンタはッ!!」

ガルム「だ、だってさ…オレ達はカジノのオーナーに借りを返すためでしょ」
ガルム「別に返さなくっても逃げれば解決しない?」

アリア「グッ…」

そういえばコイツには嘘を言ったまんまだ
しかし私の本心をバラすわけにはいかない

だって

取り戻したいモノを言ったらガルムは絶対に参加を辞退するもの


ミネア「ハッハッハ!傑作だな。私はこんな醜い思いの物に負けたのか」
ミネア「まぁ『人間』のような汚物にはお似合いの理由か」

コイツはこいつで鬱陶しいし


アリア「と・に・か・く!報酬は絶対に渡さない、これは決定事項よ!いいわね!!」

ガルム「で、でも…」

アリア「い・い・わ・ね!!」

ガルム「……うん」


なんとかガルムを黙らし、会話を終えた

もう夕方

何をしようか?



1、誰かと話す
2、作戦会議
3、フィーニョラズに討伐依頼
4、自由安価

安価↓2

2


>>817選択:2、作戦会議



今後の方針を考えよう


現状四名の脱落を確認している
残り参加者は私を除いて5名、そのうち三名を確認している

かなり情報は集まっていると言ってもいいんじゃないだろうか


ヤバい参加者も多いがフィーニョラズという切り札も手に入れている
このまま引きこもりが一番安定するだろう


もしくは参加者を探し罠まで誘い込むのもいいだろう

そろそろフィーニョラズに誰を討伐してもらうかも決めておいてもいいかもしれない


それ以外の方針としてはミネアについてだ
折角の捕虜だ、どうにか懐柔して手駒に加えたい

そういえばあの見るからにお人好しそうな鬼の男はまだこの島に居る
私のようなかわいい女の子の頼み、簡単に手駒に加わってくれるかもしれない
匂いはガルムが掴んでる、簡単に見つかるだろう


さて、最優先方針は




1、拠点に引きこもる
2、敵を探して罠にまで誘い込む
3、フィーニョラズに討伐依頼
4、ミネア懐柔
5、鬼の男を勧誘

安価↓2

5


>>820選択:5、鬼の男を勧誘



鬼の男の勧誘

フィーニョラズと違い、何の取引も行わなくても手に入れられる可能性のある手駒

しかも武神並に強力な手駒と来た

勧誘しない手は無い

これを最優先事項としよう


※行動選択肢が増えました


今日の更新はここまでです

なんだか初期構想と打って変わってウザキャラなミネアさん
めっちゃいい人なんですよ!!人間が死ぬほど嫌いな事を除けば…

お付き合いいただきありがとうございました


名前:ミネア
性別:女性
種族:獣人(オセロット)
職業:旅人


環境:1    家族も無くこれ以上無いほど過酷な環境に生まれた
強さ:6    肉食の獣人であり、強い力を有する
生活:10   どんな過酷な環境であろうと生き抜く力がある
教養:2    旅をした中で身に付けた知識しかない





年齢は20
絶滅に追いやられたオセロットの獣人
肉食の獣人ではあるが、他の獣人より力が弱く生存競争に負けた種族
少し前までは人や亜人の奴隷、もしくは愛玩動物とされていたが反旗を翻す
しかし、現代兵器の前にあえなく狩り尽くされた
彼女はそのオセロットの獣人の最後の一人である
喜怒哀楽が激しい激情家であり、裏表の無い素直な性格である
また、誇りある生き方をモットーにしているため、嘘や卑怯なことが大嫌いである
異常なほど人間を毛嫌いしており、会話すらまともに出来ない
これは血の繋がった仲間を殺された過去を考えると妥当な感情ともいえる
生まれてから今まで、たった一度の幸福の無い不遇な人生である







能力


『獣人(オセロット)』
オセロットの獣人
人と獣の中間的な姿をしている
夜目が利き、索敵能力に非常に優れた種族である
狩りにおいて絶対に獲物を逃がさない追跡能力を持つ
肉食動物であり、血を見ると酷く興奮する




『ラストワン』
彼女はこの世界において最後の種族である
遺伝子に刻まれた強い生存本能が目覚め
どんな過酷な状況であろうと諦めず、貪欲に生きることを欲する


追いつめれば追い詰めるほど強くなり、倒せない
かといって逃げることもできない
まるでゾンビのような不死性能のミネアさん
自分で設定作っといて罠無しで勝てたのかな…?


再開





拠点で夕食をとる

ミネアの分も作ってやったが私の手からは受け取ってくれなかった

放っておけと言ったのにガルムはどうにか食べさそうとしている
………なんかムカツク

かといって邪魔をするのもカッコ悪い
別のことをしていよう

さて、なにをしようか



1、誰かと会話
2、フィーニョラズに討伐依頼
3、鬼の男を探す
4、自由安価

安価↓2

十分たったのでksk


>>828選択:3、鬼の男を探す



さっき決めたことを実行するとしよう
鬼の男を勧誘するために探しに出よう



探しに行くのは?


1、アリア
2、アリアとガルム
3、ガルム
4、ガルムとミネア
5、ミネア

安価↓2

全員ありなら全員で行く
無理なら2


>>832選択:全員
※ごめんなさい!全員を選択肢に入れるのを忘れてました



全員で行くとしよう

私一人では絶対に無事に探せるか解らない
かといってガルム一人だとそれはそれで心配だ

更にはこの反抗的な捕虜
一人拠点に残しておいたら何をされるか分からない


全員で行くのが一番無難だろう



アリア「ガルム!出かけるわよ!ソイツも連れてきて」

ガルム「ま、待ってまだご飯…」

アリア「後でもいいでしょ!さっさと行くわよ!!」


縛り上げたままのミネアを先頭に、夜の森の中を歩く




遭遇判定
1     ???
2~4  敵
5~9  鬼の男を見つける

匂い  +3
夜    -2
直下コンマ


※うぷぷぷぷ……

コンマ判定:3  敵



危険度
1ほど危険、9ほどまだ大丈夫
夜 -2
直下コンマ


コンマ判定:0
※なん…だと…、なにも考えてなかった



1、まだ見つけていない二人が戦っている
2、寝ているローヴェンダガラ
3、ペラリアと鬼の男とクァルジィと酒を飲んでいるヨル様
4、自由安価

安価↓2

3しかない


>>844選択:3、ペラリアと鬼の男とクァルジィと酒を飲んでいるヨル様
※デスヨネー




アリア「どう?」

鬼の男を探して外に出てみたがイマイチガルムの反応が悪い

ガルム「うう~ん、多分だけどこっちかな…」
ガルム「なんだかいろんな匂いが混ざってるけど…」

鼻の良いガルムにしては珍しく自信無さげな反応だ
ガルムの指示する方向に向かう


暫く歩くと人の笑い声が聞こえた
しかも一人や二人ではない、数人が楽しそうな声をあげている

何か罠かもしれない
そう怪しみながらも慎重に声のする方向に近づく


そして、私は衝撃の現場を目撃する


島に到着した初日に発見したクァルジィのキャンプ

そこで焚き火を囲み酒盛りをする者が居た

クァルジィ、ペラリア、鬼の男、そしてヨル


四人が楽しそうに笑い合っている

鬼の男が楽しそうにヨルの背中を叩いている
しかし、それに怒るしぐさを見せない

いつの間に仲良くなったんだ……



ガルム「なるほど、いろんな匂いが混ざっていた理由はこれだったのか…」

アリア「そうらしいわね…」

ガルム「……………」

アリア「……………」

ガルム「…………楽しそうだね」

アリア「…そうね」



目的の鬼の男もいる
しかし、余計な者までいるのが少し怖いが


1、話しかけに行く
2、行かない

安価↓2


更に↓2のコンマが5以下で強制参加


>>849選択:2、行かない

コンマ判定:55  ゾロ目失敗


ゾロ目によりもう一度判定
5以上で逃げられる
直下コンマ


コンマ判定:4  逃げられない



別の機会の方がいいだろう
出来る限り安全な道を進みたい

そう思い踵を返そうと後ろを振り返ると


ペラリア「覗き見とはいい趣味だねぇ」

目の前に女の顔が浮かんでいた
思わず悲鳴を上げそうになる、がその暇もなかった


ペラリア「三名追加だよ~!」

体を包み込むような風に押され、焚き火まで連れてこられる
恐らくペラリアの魔法だろう


アリア「あ、アハハハハ、こんばんわ皆さん」

顔を引き攣らせながら挨拶をする
なんとかして、ヨルの機嫌を損ねないようにしなくては、何をされるか解ったもんじゃない

ヨル「……ふむ、私の晩酌を覗き見とはな………それもまたよし


意外な反応だ
てっきり怒らせたものと思っていたが


ペラリア「まぁまぁ、アンタらも飲みなよ」

そう言って麦酒をコップに注ぎ私達に勧めてくる

ペラリア「そこのおねぇちゃんも、…ホラよっと」

アリア「あっ!ちょっと…」


勝手に縛っていたミネアの縄を切られる

ペラリア「ホレ、飲みな」

ミネア「……有り難く」


てっきり私に襲いかかってくるかと思ったが、素直に酒を受け取る
お酒が好きなのかもしれない

もしくはペラリアの勢いに押されたのかもしれない

ペラリアは見るからに上機嫌
酔っているのだろう


ペラリア「んで、お嬢ちゃんはどうしてこんな真夜中に出歩いてたんだい?」

アリア「それは…」



1、素直に言う
2、誤魔化す
3、自由安価

安価↓2

1


>>857選択:1、素直に言う


なんだか調子がいまいちなので今日はここまで

中途半端ですみません

お付き合いいただきありがとうございました


再開します


ここは素直に言っておこう
相手が酔っているとはいえ、嘘をついて不信感を買うべきじゃない


アリア「彼に用事があって…」
鬼の男を指さしながら言う

鬼の男「ん?俺に用なのか?」

アリア「はい、貴方をガルムと共に探してこの場所を見つけました」
アリア「ですが、お酒を飲んでいらっしゃるようなのでまたの機会に、と考えていたら連れてこられたんです」

そう言いながら視線をペラリアにやる

ペラリア「……なんだい、露骨に私が悪いみたいに言っちゃってさ」

もちろん、そういう意味合いで言った


ペラリア「…それで?そこのお兄さんに何の用事なんだい?」

アリア「ああ、それは…」

鬼の男「ちょっと待ってくれ」

本題に入ろうとしたところを止められる



アリア「どうかしましたか?」

鬼の男「悪いが今日は遠慮してくれ、また明日に」

意外な反応だ
この男がこんなにきっぱり他人を拒否するなんて

今日だけという言い方も気になる


アリア「……どうして、駄目なんでしょうか?」

鬼の男「忘れるからだ」

アリア「忘れる?」

もしかして、彼の記憶喪失と何か関係があるんだろうか?

アリア「どういう意味か教えていただけませんか?」

鬼の男「酒飲むからな」

アリア「……は?」

鬼の男「今日の記憶が忘れちまうくらい飲むって決めたんだよ、だから明日な」

アリア「……はぁ」


一瞬でもシリアスなことを考えた自分がアホらしい
こういう奴なんだな、この男は

無理にでも詰め寄らない限り今日は聞き入れてくれないだろう


出直そうと思いガルムを探すと


ペラリア「アッハッハッハッ!!いいねぇ少年!良い飲みっぷりだよ!!」

ガルム「エヘヘヘ、それほどでもないぜ」

ペラリア「ホラホラ、もっと飲みなって!」

ガルム「いただきま~す!!」

ヨル「フフッ、若いくせによく飲むな……それもまたよし」


ノリノリで飲んでいた
アレを引き離すのは苦労しそうだ



ミネアと言えば

クァルジィ「なんと!君はアノ獣人の生き残りなのかッ!!実に興味深い…」

ミネア「近寄るなッ!静かに飲ませろ!!」

タチの悪いおっさんに絡まれていた


………一人で帰るのは気が引ける
どうしようか?



1、やっぱり一人で帰る
2、どうにか二人を引っ張って帰る
3、飲む
4、自由安価

安価↓2


>>869選択:3、飲む


折角だ私も飲もう

酒なんて久しぶりに飲む気がする


誰と飲もうか?



1、一人で
2、人物指定

安価↓2

ミネアと


>>872選択2、ミネア



アリア「おじ様」

クァルジィの肩を叩く

クァルジィ「なんだ!?私は希少生物の観察に忙しい!!」

アリア「あちらにも希少生物が居ますよ」

クァルジィ「それは本当か!」

アリア「ええ、アレです」

そう言いながらガルムを指さす


アリア「アレはフクロオオカミの人狼です」

クァルジィ「なん…だと……観察しなくては!!」

いい年こいたおっさんが目を輝かせてガルムの居る方に向かう
なんて単純な奴だ


しかし、これで心置きなくミネアの隣に座れる


アリア「よっこいしょ」

ミネア「……何故わざわざ隣に座る」

アリア「別にいいじゃない、鬱陶しい奴追い払ってやったんだから感謝ぐらいしなさいよ」

ミネア「……フンッ、勝手にしろ」


どこかに行くかもしれないとも思ったがどうやらここで飲むらしい
私を追い払わないあたり少しは感謝しているのかもしれない

二人が無言でグラスを傾ける


ミネア「………おい」

アリア「な~に?」

ミネア「あの小僧に酒を飲ませてもいいのか?まだ子供だろう?」

アリア「もう15だしいいんじゃない?飲みすぎない限り死にはしないわよ」

ミネア「ずいぶん飲まされているぞ?」


ガルムを横目で確認すると樽で酒を飲まされている
それに競うかのように鬼の男も飲む


アリア「……危険そうだったら止めに行くわ」

ミネア「そうしてやれ」

アリア「それにしても意外ね、貴方が他人の心配するなんて?」

ミネア「………偶々だ」

アリア「そう?ホントはガルムに情でも移ったんじゃない?」

ミネア「…そんなことは無い」

アリア「少なくとも、アイツは貴方を気にかけてるでしょうけどね」

ミネア「…………」



再びお互いが無言になる
ガルム達が騒いでいる光景を眺めながら二人静かに酒を飲む


何か話そうか?



自由安価(行動でもかまいません)↓2


十分たったのでksk
このレスより十分安価の指定が無かった場合選択肢を出します


ぐぬぬ、人が居ないのか……?



1、何も話さない
2、酒の話
3、ミネアの話
4、自由安価

安価↓2

2


>>878選択:2、酒の話



アリア「ねぇ、貴女ってお酒好きなの?」

ミネア「……いきなりなんだ」

アリア「別に大した意味なんて無いわよ、答えたくなかったら言わなくてもいいし」

ミネア「………酒は嫌いじゃないな」

アリア「そう」

ミネア「…これで野ネズミ一匹でもいれば最高なんだがな」

アリア「おう…中々ワイルドね…」

………獣だから当たり前か


ミネア「…お前は酒を飲んでもいいのか?あの小僧と同じくらいだろう?」

アリア「お生憎様、私は17よ」

ミネア「なっ!お前その見た目でかっ!?」

アリア「……よく言われるわよ」



アリア「それにしてもこのお酒、どうしてこんな場所に?しかもこんなにたくさん」

ミネア「アレを見ろ」


そう言ってミネアの指さす先にはどんちゃん騒ぎをしているガルム達
近くには大量の酒樽が転がっている

暫く眺めているとペラリアが徐にローブに手を突っ込む
するとそこから酒樽が引っ張り出されていた


アリア「……無茶苦茶ね」

ミネア「ああ、魔法使いとは凄いものだな…」


再び無言になる二人
しかし、先ほどまでの刺々しさは感じられない

少しくらいは私に心を開いてくれたんだろうか?


ミネア「……なぁ」

アリア「な~に?」

ミネア「……大勢で酒を飲むとあんなに楽しくなれるんだろうか?」
ミネア「酒を飲めば種族の垣根を越えて、楽しく居られるんだろうか?」


ミネアの目には大騒ぎしているガルム達の姿が映っている

アリア「さぁ?酒好きな奴らが集まればあんなになれるんじゃない?」

ミネア「…………変な事を聞いたな。忘れろ」

アリア「そう?私はアンタの本音が少しでも知れて嬉しかったけど」

ミネア「フン、知ったような口を」


そういうミネアの言葉にも今までの刺々しさは無かったように思う



※ミネアの信頼度が上がりました。会話に判定なしで成功できます


コンマ判定
1ほど酒に弱い、9ほど酒に強い


直下アリア

↓2ガルム

↓3ミネア


コンマ判定:11  ゾロ目  弱いとかそんなレベルじゃない

コンマ判定:4   あまり強くない

コンマ判定:7   結構強い



※どうしてアリアは酒なんて飲んだんですかねぇ?


アリア「う~、う~~~」

ミネア「……どうした?様子が変だぞ」

アリア「頭痛いよ~。ガンガンする~」


いやいやと首を振りながら答える
どことなく口調もおかしい


ミネア「お前、本当に酒が飲めるのか?」

アリア「うるさ~い!私は大人よ!飲めるに決まってるでしょ!!」

ミネア「……やっぱりお前、変だぞ?」

アリア「飲めるって言ってるでしょ!!見てなさいよ!!」


勢いよく酒をグラスに注ぎ、それを飲み干す
案の定バタリと倒れこむ


ミネア「お前、やっぱり飲めないじゃないか」

もしかして飲めないのに無理して飲んでいたのか?
何のために?

………もしかして私に合わせたのか?
私と話をするために


……あの男を引き離してくれた件といい、お節介な奴だ

あのガルムという少年と同じように


仕方なく背負ってやる
デカイ態度と違って小さい体だ

アルコールも回りやすいんだろう



鬼の男「うおおおおお!坊主!大丈夫か!!」


どうやらあの少年も倒れたらしい
二人して無理をしている


ヨル「フフッ、飲みすぎで倒れたか……それもまたよし」

クァルジィ「ふぅむ、やはり人狼も酔うのだな。勉強になる」

鬼の男「うおおおおお!坊主!しっかりしろ!!」


………仕方ない
溜息を吐きながらガルムに近づく

ミネア「私が世話をしよう」

鬼の男「お、おう姉ちゃんすまねぇ、俺達が飲ませすぎたばっかりに…」

ミネア「いや、自業自得だ」


鬼の男に手伝ってもらいながらガルムも背負う


鬼の男「よ~し、これで大丈夫かな。落とすなよ?」

ミネア「ああ、善処しよう」


そう言って背を向けて拠点に向かう


鬼の男「ちょっと待て!そういえば姉ちゃんはそこのお嬢ちゃん達のなんなんだ?」

ミネア「………心配するな、こいつらの捕虜さ」


なんだそりゃ?というツッコミが入ったが気にしなくてもいいだろう
私もそう思っている

捕虜に私が何でこいつらの世話をしてやっているんだろう………




※二日目終了

【リザルト】

名前:アリア・リードルート
性別:女性
種族:人間
職業:旅人


環境:7     恵まれた環境に生まれた下級貴族
強さ:2     普通の人間女性レベルの強さ
生活:8     十分なサバイバル能力を持ち、誰かを養う余裕もある
教養:9     頭の回転が速く、策謀に長けたいやらしい頭脳の持ち主



年齢は17
恵まれた環境の下に生まれた次女
下級貴族の出身であるが優秀な兄が居るため家督を継ぐことは考えてない
三人兄弟であり兄と妹が居る
好奇心の強さが災いし家を飛び出し親友であるガルムと旅をしている
ガルムとは十年来の親友である
一見穏やかで物静かな印象を受けるが、その実はお人好しであり困った人を見捨てておけない
しかし、冷徹な見切りの良さを見せる時もある
運動が好きではないため肉付きの良いだらしのない体つきである
成長期にも拘らず全くと言っていいほど身長に変化がなく、体格に恵まれていない(140cmぐらい)





名前:ガルム
性別:男性
種族:人狼
職業:旅人


環境:7     絶滅に追いやられた種族ではあるが本人は不幸と思っていない
強さ:4     とても力が強いが年が若いため戦闘経験が少なく、頭も悪い
生活:8     サバイバルの知識もあり、狩りも得意である。意外にも手先は器用
教養:2     まともな教養を受けておらず、基本的な判断も相棒任せである




年齢は15歳
絶滅に追いやられたフクロオオカミの人狼
人や亜人から毛嫌いされているが本人は気にしておらず、むしろ幸せだと思っている
アリアとは十年来の親友であり、現在は共に旅に出ている
頭がよくないことを自覚しており、専ら肉体労働担当
物事の方針をいつもアリアに丸投げしており、大雑把な性格
基本的には二足歩行で、フクロオオカミと人間の中間的な容姿であるが
人間に見た目を寄せることも、その逆も可能である
浅黒い肌に金色の鬣、基本的に服を着ない
アリアのことをこの世の何より信頼している

【情報一覧】

ジームの孤島の地図
安全な拠点
クァルジィの拠点
鬼の男の匂い
フィーニョラズの匂いと拠点

フィーニョラズと同盟締結

決闘をした者たちの光景


【最優先事項】
鬼の男の勧誘




【参加者一覧】


『アリア・リードルート』
報酬:????????????


『フィーニョラズ=イニティウム・ベル・フェニクシア』
報酬:?????????????


『クァルジィ』   脱落
報酬:戦乱の時代


『名無し』   脱落
報酬:記憶


『ペラリア』  脱落
報酬:時間


『ローヴェンダガラ』
報酬:??????


『ヨル』
報酬:?????


『ミネア』      脱落
報酬:一族の復活


他2名


残り6名


短いですがキリが良いのでここまで

お付き合いいただきありがとうございました


二日ぶりの再開
どれくらいの頻度が理想的なんですかね?更新って
使命感を持ちすぎるとエタるって聞いたことがあるのでボチボチで行こうとは思いますがそのボチボチの基準が解らないという…




この前忘れていた状況判定


1-4好きな数字を選択してください
安価↓2


>>895選択:1    フィーニョラズ



数字内訳は

1 フィーニョラズ
2 ???
3 ローヴェンダガラ
4 ???

でした



状況判定
1    非常に悪い
2-7 何もない
89   戦闘
0    ???

直下コンマ


コンマ判定:4  特に何も無し



夢判定
5以上で夢を見る
直下コンマ


コンマ判定:1  夢を見ない







いつもより早く目が覚めた
理由も解っている

何故拠点に帰っているかは後だ、まずはやらなくてはならないことがある

毛布を蹴り飛ばし走って外に向かう

身が隠せる草むらで、木に手をつきながら下を向く
そして勢いよくお腹を殴る


勢いよく口から吐瀉物が流れ出す
酷い頭痛もする

全く、酒なんて無理して飲むものじゃないな
昨日の記憶もほとんどない

ミネアと話していたぐらいだ
それ以降どうなったか解らない


後でガルムにでも聞いてみよう

そんなことを考えながら、淡々と次の波が来るのを待った

はぁ、酒さえ飲めるようになればもっといろんな策が取れるのに…
情けない肉体だ…


気分がだいぶ落ち着いたところで拠点に戻る


ガルム「う~、アンちゃんおはよう……」

明らかに元気の無い声で挨拶を交わすガルム
コイツも飲みすぎたのか

アリア「おはよう、ガルムは昨日どうやって帰った来たか覚えてる?」

ガルム「んん?さぁ、オレもよく覚えてないんだ…てっきりアンちゃんが引っ張ってくれたんだと思ったんだけど」

アリア「私がアンタみたいな重いモノ持てるわけ無いでしょ……ということは」

視線をミネアに向ける


ミネア「………何だ」

アリア「貴女が私達をここまで運んでくれたの?」

ミネア「……そうだな」

アリア「へぇ~、いいとこあるじゃない」

ミネア「酒飲み共が倒れているお前らを連れ帰れと五月蠅かったからだ」

アリア「ふ~ん、でも貴女は無視してどっかに行ってもよかったのよ?縄も切ってもらってるんだし」

ミネア「………フン!さっさと朝食の用意をしたらどうだ?」

アリア「はいはい、今回ばっかりは聞いてあげるわよ」

そう言いながら準備を始める



ガルム「アンちゃんアンちゃん!あれって絶対照れてるよね?」
ガルム「昨日いったい何があったのさ?」

アリア「さぁ?酒飲んじゃって覚えてないわ」

ガルム「そっか…むむむ、気になるなぁ」

アリア「本人にでも聞いてみれば?」

ガルム「その手があったか!早速聞いてみるよ!」


今朝の食事はずっとミネアがガルムに絡まれていた

嫌がってはいたが邪険にすることは無かった
結局話はしなかったが


まぁ、使える手駒が一人増えただけで大助かりだ
無理をして酒を飲んだ甲斐があったというモノだ





さて、何をしようか?

そろそろフィーニョラズに討伐依頼を出さないと催促が来るだろう
痺れを切らして怒らすのもよくない

しかし昨日成し遂げられなかった勧誘もある

さて、何をしようか?



1、誰かと話す
2、フィーニョラズ討伐依頼
3、鬼の男勧誘
4、自由安価

安価↓2


>>904選択:3、鬼の男勧誘


昨日出来なかった勧誘をしよう


行くのは?


1、アリア
2、アリアとガルム
3、ガルム
4、ガルムとミネア
5、ミネア
6、全員

安価↓2


>>908選択:1、アリア



傍目でガルムを見る

ミネアを質問攻めにしている
とても嬉しそうな顔だ

ガルムと似た境遇の人なんてそうそういるものじゃない
話したいこともたくさんあるだろう


私一人で探しに行こう

鬼の男は昨日酒を飲んでいた場所に居るだろう

邪魔をしないように何も告げずに拠点を出た




遭遇判定
1     ???
2~4  敵
5~9  鬼の男を見つける

昨日の場所 +1
直下コンマ


※実はコンマ補正忘れてたけど結局成功なのでこのままで
コンマ判定:8   成功



昨日の場所に着くと酔い潰れて倒れている者たちが見える

ヨルはちゃんと影を作った下で寝ていた
器用なモノだ

鬼の男がただ一人起きている

こんな話をするのだ、正直有り難い



アリア「おはようございます」

鬼の男「おお!お嬢ちゃん、昨日はぶっ倒れてたみたいだけど大丈夫だったか?」

アリア「はい、昨日はお恥ずかしいところを……」

鬼の男「おう、これからは無理して酒なんて飲むなよ?」

アリア「はい、重々承知しております。それで昨日の話なんですが…」

鬼の男「ああそうだったな、それで話っていうのは?」


アリア「私に協力してくれませんか?」

鬼の男「協力?」

アリア「はい」

私の言葉に男は露骨に顔を歪める


鬼の男「協力ねぇ……」

アリア「ええ、如何でしょうか?」

う~ん、と腕を組み何かを考えている


鬼の男「まぁ確かに一度腕輪を奪われた者は他の参加者の腕輪を奪っちゃいけない、ってルールがあるしな」
鬼の男「こうやって元気してる俺に協力を仰ぐってのは理にかなってるわな…けどなぁ……

アリア「けど?」

鬼の男「多人数で寄ってたかってってのは嫌いだ」
鬼の男「拠点の留守番くらいならしてやってもいいが、お前の戦いに加勢しろってのは受け入れられない」


アリア「そうですか…」

正直意外だった
この男が女の子のお願いを聞き入れないとは…

しかし、まだ糸口はある


鬼の男「そんな感じでいいなら協力してやってもいいぞ」

アリア「そうですね、それなら……」




1、この話は無かったということで
2、用心棒として雇う
3、ローヴェンダガラとの決闘を取り付けてあげる
4、自由安価

安価↓2

2


>>913選択:2、用心棒として雇う


本当は何人か片づけてもらいたかったけどこの際余り欲張るべきじゃないか…

私一人でも行動できるというだけで十分意味のある契約だ


アリア「私の用心棒になってくれませんか?私の身を守ってもらうだけでいいです、それ以外の要求は致しません」

鬼の男「そうか、よし!任せとけ!」

アリア「ありがとうございます、早速拠点に戻りましょうか」
アリア「しっかり守ってくださいね?」

鬼の男「ああ、解ってる」



鬼の男と共に拠点に戻る

用心棒
参加者を倒すことは要求しない、ただ守ってもらうだけ
しかし相手が本気で殺しにかかってきたら?
力の加減をしている暇なんて無く『誤って』倒してしまったら、その腕輪が私が貰っても咎めることなんてできない

だって自分がやったんだから


コイツが詳しく契約内容を確認しない馬鹿でよかった
あとはワザと囮になるだけ

自分で言ったんだ、ちゃんと守ってよね?私のこと



※鬼の男を用心棒として雇いました


う~ん、もっとやりたかったんですけど今日はすっごく気分が優れない…
なんだか毎回こんなこと言ってるような、気のせいか?

お付き合いいただきありがとうございました


お久しぶりです
調子も万全といっていいほどに回復したので再開しようと思います


19:00頃再開






拠点に戻りガルムとミネアに鬼の男のことを説明をする
ガルムはすんなり受け入れてくれた、むしろ新しい仲間が出来て嬉しそうだ

ミネアは冷たい視線で私を見ている
どうせ卑怯な事でもするんだろう?とでも言いたげだ
無論その通りだが


さて、なにをしようか?

そろそろフィーニョラズの催促が来るかもしれない




1、誰かと話す
2、フィーニョラズ討伐依頼
3、囮になるため外に出る
4、自由安価

安価↓2

久しぶりすぎて人が居ないのか…?
ksk

1 ガルム


>>925選択:1 ガルム



アリア「私が居ない間何か無かった?」

ガルム「ああ、特に何も無かったな。ずっとミネアと話してた」

アリア「ふ~ん…何話してたの?」

ガルム「色々だよ、今までどうやって生きてきたの?とか家族は居ないのか?とか」

アリア「そう」

ガルム「ミネアってスゲーんだぜ!ずっと一人で生きてきたんだって!オレ、アンちゃんが居なかったら生きてけねーのにスゲーよな!!」

アリア「私だって一人で生きていけるわよ?」

ガルム「うっそだ~、アンちゃん一人だったら猪どころかウサギだって仕留められないじゃん」

アリア「アンタみたいに原始的な取り方しなくても罠仕掛ければいいでしょ、料理だってできるしサバイバルの知識もある」
アリア「どう?これでも一人で生きていけそうにない?」

ガルム「う、うむむ……でも、アンちゃんはオレが守ってやらないと……」

アリア「バッカねぇ、寧ろ私がアンタを守ってやってんのよ」

ガルム「で、でも…それじゃあ…」

とても困ったように眉を下げる
コイツの言いたいことなんて手に取るように分かる


アリア「別にアンタがいらないって訳じゃ無いわよ、私達は二人で一人なんだから」
アリア「私が生きていくのには一人でも十分、でもアンタとはずっと一緒よ」

ガルム「あ、アンちゃん…!」


まるで女神でも見つけたかのように目を潤ませ私を見る

予想通りアンちゃん大好き!!と言いながら抱き付いてきた
それを子供をあやすかのように背中をさする

ホント、単純な奴だ


その光景を見る者が居る


鬼の男「なぁ、姉ちゃん。あの二人っていつもこうなのか?」

ミネア「……私に聞くな」


まぁそんな視線どうでもいいが

私からガルムに話すことは何かあるだろうか?




1、会話安価
2、特にない

安価↓2

ミネアと仲が良いようで何より
でもまた報酬を譲ろうとか言わないでね


>>929選択


アリア「まぁ、ミネアと仲が良いようで何よりだわ」

ガルム「うん!」

アリア「だ・け・ど!また報酬を譲ろうとか言わないでね 」

ガルム「う、う~ん……」

アリア「それとこれとは話は別なんだから。いくらミネアに同情しちゃったからと言ってそんなことは許さないわ」

ガルム「………うん」


まだガルムは納得していないようだ
ミネアと仲良くなったせいでその思いは強くなってしまったかもしれない

新しい駒が出来たのはいいがその駒に情を覚えてしまったのは失敗だったか…

このゲームに勝ち残ったら、その時改めて本当のことを話そう
そうすればきっと分かってくれるはずだ


※時間経過によりイベント発生




夕方



もう日が落ちようとする時間
外から大きな声が聞こえる

というかその声には心当たりがあった


フィーニョラズ「アリアーー!!!どこに居るーー!!!」


私を探すフェニクシアゴッドの声
というかフィーニョラズの声

約束をして二日
さすがに痺れを切らしたのか私を探している


もしかしたらこの拠点が見つかるかもしれない
それはあまり嬉しい事態とはいえない

ここには見せていない手札が多くある
不用意に晒したくない




姿を晒しますか?


1、見せる
2、見せない

安価↓2


人が居ないようなので今日はここまで
このレスは安価に含みません

お付き合いいただきありがとうございました

安価↓

1
乙ですー


>>935選択:1


再開します


この拠点がバレるのはマズイ
大人しく姿を見せよう

拠点から離れた場所まで来てフィーニョラズの声に応える


アリア「ここに居ますよー!!」

フィーニョラズ「そこにおったかーーーー!!!」


大声を張り上げ私に向かって文字通り飛んできた
というか他の参加者はこんな堂々と居場所を晒してる奴を襲ったりしないのか?

いや、私なら襲わないが……

もしかするとこの会話が聞かれている可能性があることも覚えておこう



アリア「どうかなさいましたか?」

フィーニョラズ「どうしたもこうしたも貴様が約束を取り付けてきた言うのに、いつまでたっても音沙汰無しではないか!!」

アリア「も、申し訳ありません…」


想像以上に本気で怒っているようだ


フィーニョラズ「今すぐに討伐対象を決めなければこの契約は破棄させてもらう!」

アリア「そ、そんな!!」

フィーニョラズ「ええい!喧しい!我は戦うためにこのゲームに参加しておるのだ!!これ以上ジッとしてなど居られない!!」

アリア「そ、そうですね……ちょっと待ってください…」


お前が何でも言うことを聞くと言ったんだろう?
なんて言ってる暇はなさそうだ

フィーニョラズに倒してもらう敵は?



1、ローヴェンダガラ
2、それ以外の参加者
3、架空の参加者をでっちあげる
4、頼まない
5、自由安価

安価↓2


現状自分たちで交渉難しそうだし


>>938選択:1、ローヴェンダガラ

でいいですかねこれは?



今更ですが選択肢の入れ忘れに気づく
忘れててごめんヨル様


再安価です


1、ローヴェンダガラ
2、ヨル
3、それ以外の参加者
4、架空の参加者をでっちあげる
5、頼まない
6、自由安価

安価↓2

1


>>945選択:1、ローヴェンダガラ



私の知っている参加者のほとんどが脱落している
そのうち私とフィーニョラズを除いて知っている参加者は『ローヴェンダガラ』と『ヨル』

まだ見ぬ参加者を倒してもらうという手もあるが、私達でも倒せる可能性のある奴かもしれない
それなら知っているムリゲーのどちらかを倒してもらった方が建設的だろう

『ローヴェンダガラ』か『ヨル』

正直どっちも倒してほしいものだがどちらかといえば………ローヴェンダガラだろう

如何にヨルが創世期より生きる大悪魔だとしても日光という明確な弱点がある
しかも案外抜けているところもあるようだし、戦うことでしか決着をつけること出来そうもないローヴェンダガラを倒してもらおう



アリア「それではローヴェンダガラを倒してください」

フィーニョラズ「ほう……」

私の言葉に嬉しそうに顔を歪めている
戦いに来たと言っていたフィーニョラズには嬉しい相手だろう


フィーニョラズ「その願い聞き入れよう」

アリア「ありがとうございます」


フィーニョラズの怒りも収まったようで一先ず安心か…


フィーニョラズ「ローヴェンダガラなら今も海岸で決闘者を待っているだろう」

あのおっさん昨日からずっと待っていたのか……
律儀なモノだな


フィーニョラズ「今すぐにでも片づけてやろう。貴様も見に来るか?」

アリア「そうですね……」


デミゴッド同士とはいえ神々の戦いと言っても差支えないだろう
生きる英雄ローヴェンダガラと黄金の魔人フィーニョラズ

これから一生掛っても見ることが出来ないであろう対戦カード
見せものではないことは分かっているが正直見てみたい

しかし大規模な戦闘になると私も巻き込まれるかもしれない

私は……



1、一人で見に行く
2、ガルムと見に行く
3、用心棒を連れていく
4、ガルムと用心棒を連れていく
5、自由安価

安価↓2

見に行きたいか皆に聞いてみて、行きたい人を連れて行こう


>>950選択:5、見に行きたいか皆に聞いてみて、行きたい人を連れて行こう



………折角だし全員に聞いてやろう
こんな機会滅多に無いんだ、見たいという奴もいるだろう


アリア「ちょっと待ってください、付き人を連れてまいります」

フィーニョラズ「付き人?……ああ、あの犬か」

アリア「はい、それ以外も付いてくるかもしれませんが」

フィーニョラズ「どういうことだ?」

アリア「と、とにかく海岸で待っていてください!お願いしますね!」


一方的に言い捨てて拠点に戻る
勿論わざと遠まわりをして尾行している者が居ないかも確認した





直下コンマ:ガルム
5以上で行きたいという
経験不足 +2


↓2コンマ:ミネア
5以上で行きたいという
危険 -3


↓3コンマ:鬼の男
5以上で行きたいという
用心棒+3


コンマ判定:6+2  行く
コンマ判定:2-3  行かない
コンマ判定:0     行く




アリア「と、いうことになったのであんた達の中で行きたい奴は居る?」

ガルム「行く行く!!オレ行きまーす!!」


ガルムが真っ先に声を上げる
予想通りだ

行きたくないと言った方がコイツにとってはおかしいだろう


鬼の男「俺もお嬢ちゃんの用心棒だしな、一応付いて行こう。べ、別に戦いが見たいとかそんなんじゃないからな!」


仕事(私情)の鬼の男も釣れた
コイツが来たいと言ってくれたのは私も助かる

もしもの時は盾になってもらおう


最後に残ったミネア

アリア「アンタは行かないの?」

ミネア「あんな危険と分かっている場所に行く神経が解らん」

アリア「そう?滅多に見れるもんじゃないと思うわよ?」

ミネア「遠慮しておく。大人しく留守番でもしてやるからさっさと行け」

シッシッ、と私達を追い出すように言う

ふむ、予想通りの展開過ぎて怖いが良しとしておこう


用心棒とガルムを連れてフィーニョラズの決闘の場である海岸に向かった


海岸



そこには退屈そうに木陰に座るフィーニョラズと
何故か仁王立ちしているローヴェンダガラが居た



アリア「お待たせしました」

フィーニョラズ「遅いぞ!!」

アリア「申し訳ありませんフィーニョラズ様」

フィーニョラズ「まぁよい。ローヴェンダガラ、さっさと始めようか?」

ローヴェンダガラ「気が利くな黄金の魔人よ!俺様もギャラリーが居た方が燃えるというモノだ!!」

フィーニョラズ「そこに関しては我も同意せざる終えないな。つくづくお前とは趣味が合いそうだ」


普通に会話しているようで遠くからでも分かるほどピリピリした威圧感が辺りを包んでいる

これから始まるんだ
英雄と魔人の決戦が

きっと私たちでは想像もつかないほどの規模の戦闘になるだろう

自分が戦うわけではないが思わず生唾を飲み込む
…鳥肌も立っている
興奮しているのか?それともこれから起こるであろう戦闘に恐怖しているのか?
私にも分からない


ガルム「楽しみだね!アンちゃん!」

私と違ってガルムは素直に嬉しさを表して興奮している


鬼の男「頑張れよ~!!おっさ~~~~ん!!!」

鬼の男は友の戦う姿を純粋に応援していた





※戦闘が開始されます

ローヴェンダガラ
強さ:9

コンマ表
1   ファンブル
23  失敗
4~9 成功
0   クリティカル

を使用します


戦闘能力

『デミゴッド』
耐久値2倍
負傷補正を受け付けない


『武神の血』
コンマ判定に常に+1
成功時更に判定+2
コンマ判定の上限無し


『衰え』
ファンブル時に発動


『神器(偽):剣』
クリティカル時に発動
次回コンマ判定に補正


フィーニョラズ=イニティウム・ベル・フェニクシア
強さ:10

コンマ表

1~4 失敗
5~8 成功
90  クリティカル

のコンマ表使用



戦闘能力


『フェニクシアゴッド』
耐久値2倍
-の補正を受け付けない


『神代の魔法(不完全)』
2ターン目以降5ターンの間戦闘補正+2


『魔法:エルフ』
相手が悪しき者である場合補正+2
相手が聖なる者である場合敵補正-2


『神器(偽):大剣』
クリティカル時に発動
次回コンマ判定相手の能力を消滅
更に相手が悪しき者であった場合成功以上で強制勝利


『黄金の魔人』
魔法の発動制限が無くなる
魔法による敵の+補正を消滅


お互いの能力値により耐久値減少

判定差:+13でフィーニョラズの勝利
判定差:-13でローヴェンダガラ勝利



フィーニョラズの能力修正

『フェニクシアゴッド』
耐久値2倍
-の補正を受け付けない
相手は逃げることが出来ない


『魔法:エルフ』
相手が悪しき者である場合補正+2
相手が聖なる者である場合敵補正-2
8以上のゾロ目で次回コンマ判定に補正






直下コンマ:フィーニョラズ戦闘判定
神代の魔法 +2

↓2コンマ:ローヴェンダガラ戦闘判定
武神の血 +1


コンマ判定:7+2    クリティカル
コンマ判定:8+1+2  特殊成功


9-11=-2

判定差:-2


フィーニョラズ『神器(偽):大剣』発動



フィーニョラズ「まずはこれだ!!」

戦闘開始と同時にフィーニョラズの体が光を輝く
彼の体に描かれている魔法陣を発動させた

上に羽織っていた布を脱ぎ去り、上半身裸になる
彼の体には所狭しと魔法陣が描かれていた

そのうちの一つに手を突っ込むとそこから剣が生えてきた


ローヴェンダガラ「フンッ!!!」

フィーニョラズが振りかぶった剣をいともたやすく圧し折る
その体に傷一つ付いていなかった



ローヴェンダガラ「どんな手品か知らんが脆いモノだな」

フィーニョラズ「当たり前だ、これは使い捨てだからな!!」

再び剣を創り出し切りかかる

だが、それら全てを避けること無く圧し折った


フィーニョラズ「フハハハハハ!!そうこなくてはな英雄よ!!」

ローヴェンダガラ「次は何を出してくれるんだ?」

挑発をするローヴェンダガラは余裕の笑みだ


フィーニョラズ「とっておきだぞ?」
フィーニョラズ「貴様には一度見せてもらったが今度は我の神器だ」


拳を胸に当て言葉を唱える

フィーニョラズ「光よ集え!!『エイブラハム』!!」

言葉と共に胸から剣の柄が現われそれを引きぬく

それは黄金に輝く巨大な剣
フィーニョラズの体を優に超える大きさだった


ローヴェンダガラ「なっ!!お主神器を持っていたのか!?」

フィーニョラズ「自作だがな!!」



直下コンマ:フィーニョラズ戦闘判定
神代の魔法 +2

↓2コンマ:ローヴェンダガラ戦闘判定
神器により補正消滅


コンマ判定:7+2
コンマ判定:9


9-9=0

判定差:-2




2メートルはあろうかという剣をローヴェンダガラに振り下ろす

絶対に受けるべきではないと判断し右方向に飛び込むようにそれを避ける

避け切ったと同時に轟音と共に『エイブラハム』が砕け散った


ローヴェンダガラ「な、なんと折れるだと!!…はっ、まさか!!」

ニヤリとフィーニョラズが口を歪ませる

フィーニョラズ「ああ、コイツも使い捨てだ」


ローヴェンダガラ「神器を使い捨てるなど罰当たりもほどがあるぞ!」

フィーニョラズ「我が創ったんだ、我の使い方が一番正しいに決まっている」
フィーニョラズ「さぁ、もう一本だ!!光よ集え『エイブラハム』!!」


再び体から剣を引き抜き切りかかる




直下コンマ:フィーニョラズ戦闘判定
神代の魔法 +2

↓2コンマ:ローヴェンダガラ戦闘判定
神器により補正消滅


コンマ判定:6+2
コンマ判定:8
※さっきからおっさんの出目良すぎィ!


8-8=0

判定差:-2



再び剣を振り下ろすフィーニョラズ


ローヴェンダガラ「ええい!!今度は見た目に騙されんぞ!!」

雄たけびと共に『エイブラハム』を殴る
ローヴェンダガラの予想通り黄金の巨剣は砕け散った



ローヴェンダガラ「貴様神器と言っておきながら脆すぎるぞ!!」

フィーニョラズ「ええい喧しい!!どれもこれも我を神と認めず神器を授けないジェランダルが悪い!!」

ローヴェンダガラ「父から借りればいいだろ!!」

フィーニョラズ「我の父の神器など扱えるか!!」

ローヴェンダガラ「というかさっきから剣といいお前といい無駄に眩しいぞ!!」

フィーニョラズ「キッサマァ!我の趣味を愚弄するかァ!!」


戦闘そっちのけでなぜか口喧嘩に発展していた





直下コンマ:フィーニョラズ戦闘判定
神代の魔法 +2

↓2コンマ:ローヴェンダガラ戦闘判定
武神の血 +1



コンマ判定:88     ゾロ目成功
コンマ判定:3+1+2 成功


8+2-6=4  ゾロ目により更に+2


判定差:+4


フィーニョラズ『魔法:混濁』発動



フィーニョラズ「我の…我の趣味をバカにする貴様は…貴様だけは絶対に許さん!!」


空に飛び上がり詠唱を告げる

フィーニョラズ「混沌の大渦、無限の引力」
フィーニョラズ「大きさとは是我が掌、小さき小さき無限の宇宙よ」
フィーニョラズ「全ては混ざり一つとなる!!」

フィーニョラズの手に黒い黒い魔力の奔流が出来上がりつつある
その魔力の奔流に空から何かが引き込まれている

いや、何かではなく星だった
星々がその魔力に引き込まれている


フィーニョラズ「これこそが森羅万象、全てを引きこむ災厄の奇跡だ!!」

フィーニョラズ「我を怒らせた自らを呪うがいい!!!」





直下コンマ:フィーニョラズ戦闘判定
神代の魔法 +2
魔法:混濁  次回コンマ2.5倍


↓2コンマ:ローヴェンダガラ戦闘判定
武神の血 +1


コンマ判定:8+2×2.5 特殊判定
コンマ判定:2+1 失敗


25-3=22

判定差:26  フィーニョラズ勝利



直下コンマ
5以上で???
??? +2

分かりづらかったですね



イベント判定
5以上で???
??? +2
直下コンマ


コンマ判定:0  イベント発生



フィーニョラズ「消えて無くなれええええええええええ!!!!」

魔力の渦をローヴェンダガラに放つ
今から真言を唱え神器を取り出す余裕もない

一つの宇宙を丸々収縮させたあの魔力に触れれば神の肉体といえど間違いなく質量に押しつぶされて死んでしまうだろう
辺りを飲み込みつき進むあの魔力を避ける術は無い

死を覚悟し目を瞑る

魔力の渦がローヴェンダガラに当たるその寸前


鬼の男「させるかあああ!!」

鬼の男が猛然とローヴェンダガラに走り寄る
その手には白鞘の刀が握られていた


鬼の男「お願いだ!間に合ってくれええええ!!」


刀を引き抜き魔力の渦に切りかかる

刀が魔力の渦に触れた瞬間、無限の質量が完全に霧散した


フィーニョラズ「なん…だと…」

鬼の男「…………ふぅ~~~、よかった~間に合って」


二人の男の姿は対照的だ
自分の絶対の力を込めて放った災厄の奇跡が霧散し、動揺を隠せないフィーニョラズ

かたやそれを切った?男は安堵し、ホッと息を吐く


鬼の男「大丈夫か?おっさん?」

ローヴェンダガラ「あっ…ああ」


ローヴェンダガラもまた動揺を隠せずにいた

ローヴェンダガラ「一体、どうやって…?」

鬼の男「あん?……なんでだろう、この刀ならおっさんを救える気がして」

ローヴェンダガラ「そ、そんな曖昧な気持ちでアレに斬りかかったのか?」

鬼の男「そう言うなって、助かったんだからさ」


鬼の男は不思議そうな風もなくローヴェンダガラの背中を叩き笑っている

だが、めでたしめでたしでは終わらない


フィーニョラズ「キッサマァアア!!」



フィーニョラズ「決闘に割って入るとは何を考えている!!」

鬼の男「それは悪かったと思ってるけどさ、殺すことは無いだろ?」

フィーニョラズ「殺し合いのゲームだぞ!何を寝ぼけたことを!!」

鬼の男「じゃあ言い方を変えるよ、ダチが死にそうな時に助けに入らねぇワケにはいかないだろ」


フィーニョラズ「一対一の決闘を怪我した罪、死んで詫びろ」

鬼の男「ハァ!ちょっと待てって…」



色々と展開が忙しくついていけないがあの男が余計な事をしたことだけははっきり分かる

どうしようか?




1、間に入って仲裁
2、ローヴェンダガラに仲裁を頼む
3、何もしない
4、自由安価

安価↓2

とくに重要な安価でも無いので>>988採用

>>988選択:2、ローヴェンダガラに仲裁を頼む


呆然としているおっさんになんとかしてもらおう


アリア「ローヴェンダガラさん、なんとかしてよ!!」

ローヴェンダガラ「お、おおそうだな」


心ここにあらずと言った雰囲気だったが
直ぐに顔を引き締め鬼の男達の仲裁に入る



ローヴェンダガラ「フィーニョラズ、俺様の負けだこの腕輪を持っていけ」
ローヴェンダガラ「だから、この馬鹿の命は助けてやってくれ」

深々と頭を下げて腕輪をフィーニョラズに献上する


鬼の男「おいおい、おっさんが頭を下げること無いって」

ローヴェンダガラ「ええい、お前も黙って頭を下げろ!」

フィーニョラズ「………フン、ローヴェンダガラお前は礼儀というモノが解っているようだな」
フィーニョラズ「そこの男と違ってな」

奪い取るように腕輪を手に取り、森の中に消えていった



ローヴェンダガラ「全く、余計な事をするな!」

鬼の男「いやいや、命の恩人だぜ俺」

ローヴェンダガラ「そういう問題ではない!!」


ガミガミとローヴェンダガラが鬼の男に説教をしている
それに正座をして大人しくしている鬼の男


神の子同士の戦い

ツッコミ所もあったが凄まじい戦闘だった
黄金の魔人の最後に放った魔法、アレを受けていれば確実にここら一帯は消え去っていただろう

だが鬼の男がそれを斬った

一体何者なんだあの男は?
いや、それよりも剣が凄いのか?
一体どういう代物なんだあの刀は?


あの戦闘が消え去るほどのインパクトを残した鬼の男

あの男は謎ばかりだ



今日はここまでです
次回は夜からの行動になります


実は少しだけフィーニョラズが負けるんじゃないかとヒヤヒヤしてましたが期待に応えてくれました
フィーニョラズ様強い(確信)

しかしそれ以上にインパクトを残した鬼の男さん
鬼の男一体何者なんだ………


お付き合いいただきありがとうございました


次スレ建てました
安価とコンマで1から物語作る   その4 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1391353665/)


明日までに埋まっていればいいなぁ……

>>1000のボーナスはどんなものでもかまいません
今回の話にこんなイベントしてくれだとか
今回の世界のフィーニスの様子だとかでもかまいませんよ

>>1000ならみんなに幸福が

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