キリト「俺様はテメーらみたいなど素人と違って、誰よりもアインクラッドの先を知っているんだァ!!」
キリト「雑魚共が群がってやっとの想いで倒した一層のボスだって俺様一人で余裕だったぜぇ!!」
キリト「俺様がボスを倒してこんな新しい装備を手にするのを横目に、テメーらみてぇな雑魚共は俺様の取りこぼした雑魚とでも遊んでな!」
キリト「じゃあな!! 俺様は先に行くから精々カスはカスらしくカス同士仲良く上がってきな!!」
キリト「カスの中の上澄み共ようやくこのダンジョンにたどり着いたのか! おっせぇおっせぇ!」
キリト「ほらよ! フルコンプしたダンジョンマップくれてやるよ!!」
キリト「出来る限り多くのカス共に伝えな! 三日後に俺様はボスを狩りに行く!」
キリト「おこぼれが欲しい貧乏人共は命を賭けてついて来やがれェ!!」
キリト「所詮はカスの命だ! おこぼれの方が価値があるがな!!」
キリト「おーおー!! こんな朝っぱらからダンジョンの前で集会なんか開いてご苦労なこった!!!」
キリト「何を話してたかは知らねェが、ラストアタックボーナスを俺様から奪いたけりゃ死ぬ気で働きなァ!!」
キリト「最もカス共の力じゃボスのライフの1ドットさえ削れねェけどなァ!!」
キリト「どうせそのうち死ぬんだ! 保身なんか考えず戦えカス共!!」
キリト「ほらカス共、さっさと行くぞオラァ!!!」
キリト「ほぅら! これが今回のラストアタックボーナスだ! こいつァ攻略に役立つぜェ!!」
キリト「つってもあと5層もしないうちにゴミになるんだけどなァ!」
キリト「こんなゴミのために飛び込んだハイエナが何匹死んだかなァ!? ざまァねーぜ!!」
キリト「もう分かっただろ、テメーらカス共はでしゃばらず雑魚共の相手してりゃ良いんだよ!!」
キリト「命が惜しけりゃすっこんでやがれってんだ!!」
キリト「あばよカス共! 3層のボスの前で待ってるぜ!!」
キリト「よォ、もう五日もボスの部屋の前で野宿しちまったよ」
キリト「あまりにテメーらがこねーからふっかふかのベッド探しにダンジョンから出た瞬間エンカウントするとか空気読めよ」
キリト「ふわぁあ……死にたきゃ勝手にボスと戦いな、俺様は明後日狩りに行く」
キリト「じゃあな」
キリト「……」
キリト「ほらよ、マップやる、今度こそじゃあな」
キリト「おー、もう集まってやがる」モチャモチャ
キリト「ところでこの中で料理スキルあるやついねェのかよ」モチャモチャ
キリト「流石にこの階層のは食い飽きたからなァ……」
キリト「え、こんなレベル帯なのにマジで料理スキル取った奴いんのかよ、馬鹿じゃねェか」
キリト「このボス狩ったらフレンド申請してやるよ、飯くれ」
キリト「さァて、飯のためにもさっさと狩るかァ」
キリト「クソがァ!!」
キリト「なんでよりによって料理スキルあるやつが死にそうになってんだァ!!」
キリト「お陰で雑魚まで殺したしついでに関西弁野郎も吹っ飛ばしちまったじゃねーか!!」
キリト「テメーらカス共は雑魚の相手さえも出来ねーのかよ! あぁ!_?」
キリト「テメーらが勝手に死ぬのは構わねェけどなァ! 人との約束があるやつがそれを果たさず死んで良いわけねぇだろーが!!」
キリト「飯作らせる前に死んだらどうすんだよ!」
キリト「おら来い! さっさと次の層で飯作れ!」
キリト「攻略組を自称してるカス共、テメーら今のレベル幾つだ?」
キリト「ひっく、レベリングくらいしろよ」
キリト「こいつの料理スキルのために必死でレベリングしてなァ、もうこいつはテメーらより5はレベル高いぜ」
キリト「ほらこいつをテメーらのトップにしろ、今までよりも効率良くなるからなァ」
キリト「あァ、なんかあったらそいつを通して連絡とかしろよ、飯がありゃ何か手を貸すかもしれねぇからなァ」
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